JPH073683B2 - 信号記録装置 - Google Patents
信号記録装置Info
- Publication number
- JPH073683B2 JPH073683B2 JP60246275A JP24627585A JPH073683B2 JP H073683 B2 JPH073683 B2 JP H073683B2 JP 60246275 A JP60246275 A JP 60246275A JP 24627585 A JP24627585 A JP 24627585A JP H073683 B2 JPH073683 B2 JP H073683B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- rotary
- transformer
- recording
- feh
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の回転記録ヘツドと回転消去ヘツドと
を具える信号記録装置に関するものである。
を具える信号記録装置に関するものである。
第5図は従来のビデオテープレコーダ(VTR)に於ける
各回転磁気記録ヘツドとフライングイレーズ(回転消
去)ヘツド(以下FEHという)の回転ドラム1上の配置
を示す図、第6図は第5図の配置に対応するテープ上に
於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第7図は第5図の
配置に対応する各ヘツドに対する電流供給タイミングを
示す図、第8図は従来を各ヘツド用トランス部のロータ
リトランスにおける配置を示す断面図である。
各回転磁気記録ヘツドとフライングイレーズ(回転消
去)ヘツド(以下FEHという)の回転ドラム1上の配置
を示す図、第6図は第5図の配置に対応するテープ上に
於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第7図は第5図の
配置に対応する各ヘツドに対する電流供給タイミングを
示す図、第8図は従来を各ヘツド用トランス部のロータ
リトランスにおける配置を示す断面図である。
第5図及び第6図において、L,Rは記録用の回転磁気ヘ
ツド、Eは回転消去ヘツドである。又、第7図に於て
(a)はヘツドLに供給される電流、(b)はヘツドR
に供給される電流、(c)はFEHに供給される電流を夫
々示す。更に第8図に於て2R,2R′はヘツドR用トラン
ス部、2L,2L′はヘツドL用トランス部、2E,2E′はFEH
用トランス部を夫々示す。そしてFEHとヘツドLとのク
ロストークが発生する期間は第7図のように、FEHとヘ
ツドRとの位相差O2に対応する期間になる。これは回転
ドラム1に対する磁気テープの巻付け角が180゜であ
り、ヘツドLとヘツドRとの位相差が180゜であること
に基づいている。
ツド、Eは回転消去ヘツドである。又、第7図に於て
(a)はヘツドLに供給される電流、(b)はヘツドR
に供給される電流、(c)はFEHに供給される電流を夫
々示す。更に第8図に於て2R,2R′はヘツドR用トラン
ス部、2L,2L′はヘツドL用トランス部、2E,2E′はFEH
用トランス部を夫々示す。そしてFEHとヘツドLとのク
ロストークが発生する期間は第7図のように、FEHとヘ
ツドRとの位相差O2に対応する期間になる。これは回転
ドラム1に対する磁気テープの巻付け角が180゜であ
り、ヘツドLとヘツドRとの位相差が180゜であること
に基づいている。
尚、FEHのトラツク幅は記録トラツクピツチ(第6図にT
Pで示す)の2倍以上となる。又、各ヘツド用トランス
部は第8図(a)のように面対向に、あるいは同図
(b)のように周対向に配置している。
Pで示す)の2倍以上となる。又、各ヘツド用トランス
部は第8図(a)のように面対向に、あるいは同図
(b)のように周対向に配置している。
上記のように構成された従来の装置においては、前述し
たO2に対応する期間に、FEH用トランス部とヘツドL用
トランス部でクロストークが発生し、ヘツドLの記録信
号が劣化する。また、第7図に於て(180−O2)゜で示
す期間(FEHとヘツドLとの位相差に対応)には、ヘツ
ドR用トランス部とFEH用トランス部間でクロストーク
が発生し、これに伴いヘツドRの記録信号も劣化すると
いう問題点があつた。
たO2に対応する期間に、FEH用トランス部とヘツドL用
トランス部でクロストークが発生し、ヘツドLの記録信
号が劣化する。また、第7図に於て(180−O2)゜で示
す期間(FEHとヘツドLとの位相差に対応)には、ヘツ
ドR用トランス部とFEH用トランス部間でクロストーク
が発生し、これに伴いヘツドRの記録信号も劣化すると
いう問題点があつた。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、FEHの消去電流の各回転記録ヘツドの記録電流に対
するクロストークによる記録信号の劣化を減少させるこ
とのできる信号記録装置を得ることを目的とする。
で、FEHの消去電流の各回転記録ヘツドの記録電流に対
するクロストークによる記録信号の劣化を減少させるこ
とのできる信号記録装置を得ることを目的とする。
この発明に係る信号記録装置は前記回転消去ヘツドの回
転位相を、前記複数の回転記録ヘツドのいずれか1つの
回転位相に対して近づけて設け、かつ、この位相を近づ
けた回転記録ヘツド用のトランス部は前記回転消去ヘツ
ド用トランス部に対し、他の回転記録ヘツド用のトラン
ス部に比しロータリートランス上で距離を隔てて配置し
たものである。
転位相を、前記複数の回転記録ヘツドのいずれか1つの
回転位相に対して近づけて設け、かつ、この位相を近づ
けた回転記録ヘツド用のトランス部は前記回転消去ヘツ
ド用トランス部に対し、他の回転記録ヘツド用のトラン
ス部に比しロータリートランス上で距離を隔てて配置し
たものである。
この発明においては、上述の如く構成することにより、
FEHに対して、位相角を近づけた回転記録ヘツドの記録
信号に消去電流によるクロストークの発生する期間は長
くなるがロータリートランス上でのこれら2つのヘツド
用トランス部の距離が互いに離れているのでクロストー
クの影響は極めて少くでき、かつ他の回転記録ヘツドの
記録信号に消去信号によるクロストークの発生する期間
は短くなるため、クロストークによる記録信号の劣化は
減少するものである。
FEHに対して、位相角を近づけた回転記録ヘツドの記録
信号に消去電流によるクロストークの発生する期間は長
くなるがロータリートランス上でのこれら2つのヘツド
用トランス部の距離が互いに離れているのでクロストー
クの影響は極めて少くでき、かつ他の回転記録ヘツドの
記録信号に消去信号によるクロストークの発生する期間
は短くなるため、クロストークによる記録信号の劣化は
減少するものである。
第1図はこの発明の一実施例としてのVTRの回転記録ヘ
ツドL,Rと回転消去ヘツドEの回転ドラム11上の取付位
相を示す図、第2図は第1図のヘツド配置に対応するテ
ープ上に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第3図は
第1図の配置に対応する各ヘツドへの消去電流、及び記
録信号の供給タイミングを示す図、第4図は各ヘツド用
トランス部のロータリートランス上の配置を示す断面
図、なお、第1図乃至第4図に於いて第5図乃至第8図
と同一符号は同一または相当部分を示す。いま第1図に
示すように、回転記録ヘツドRに対してFEHの回転位相
を近づけて配置し、そして第4図のようにロータリート
ランス上では各回転記録ヘツドL,R用のトランス部を面
対向、FEH用のトランス部を周対向に配設する。そし
て、FEH用トランス部と前記ヘツドR用のトランス部と
は最も距離が隔たるようになつている。それによつて、
消去電流のヘツドRの記録信号に対するクロストークは
極めて小さい。又、消去電流のヘツドLの記録信号に対
するクロストークが発生する期間は、FEHとヘツドRの
回転位相差をO1とした時、第3図のO1に示す如く極めて
短期間となる。そのためヘツドLの記録信号に対しても
大きな悪影響は及ぼさないものである。
ツドL,Rと回転消去ヘツドEの回転ドラム11上の取付位
相を示す図、第2図は第1図のヘツド配置に対応するテ
ープ上に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第3図は
第1図の配置に対応する各ヘツドへの消去電流、及び記
録信号の供給タイミングを示す図、第4図は各ヘツド用
トランス部のロータリートランス上の配置を示す断面
図、なお、第1図乃至第4図に於いて第5図乃至第8図
と同一符号は同一または相当部分を示す。いま第1図に
示すように、回転記録ヘツドRに対してFEHの回転位相
を近づけて配置し、そして第4図のようにロータリート
ランス上では各回転記録ヘツドL,R用のトランス部を面
対向、FEH用のトランス部を周対向に配設する。そし
て、FEH用トランス部と前記ヘツドR用のトランス部と
は最も距離が隔たるようになつている。それによつて、
消去電流のヘツドRの記録信号に対するクロストークは
極めて小さい。又、消去電流のヘツドLの記録信号に対
するクロストークが発生する期間は、FEHとヘツドRの
回転位相差をO1とした時、第3図のO1に示す如く極めて
短期間となる。そのためヘツドLの記録信号に対しても
大きな悪影響は及ぼさないものである。
尚、上述のO1に対応する期間のFEHの消去電流を適宜減
少させることにより、前記ヘツドLの記録信号に対する
クロストーク成分を更に低減することができる。
少させることにより、前記ヘツドLの記録信号に対する
クロストーク成分を更に低減することができる。
この発明は以上説明したとおり、回転消去ヘツドの消去
電流の各回転記録ヘツドの記録電流に対するクロストー
クによる記録信号の劣化を減少させることができる信号
記録装置を得られるという効果がある。
電流の各回転記録ヘツドの記録電流に対するクロストー
クによる記録信号の劣化を減少させることができる信号
記録装置を得られるという効果がある。
第1図はこの出願の発明の一実施例としてのVTRの回転
記録ヘツドと回転消去ヘツドの回転ドラム上の取付位相
を示す図、第2図は第1図のヘツド配置に対応するテー
プ上に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第3図は第
1図の配置に対応する各ヘツドへの消去電流及び記録信
号の供給タイミングを示す図、第4図はこの発明の一実
施例の各ヘツド用トランス部のロータリートランスにお
ける配置を示す断面図、第5図は従来のVTRの回転記録
ヘツドと回転消去ヘツドの回転ドラム上の取付位相を示
す図、第6図は第5図のヘツド配置に対応するテープ上
に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第7図は第5図
のヘツド配置に対応する各ヘツドの消去電流及び記録信
号の供給タイミングを示す図、第8図は従来の各ヘツド
用トランス部のロータリートランスにおける配置を示す
断面図である。 図において、L,Rは夫々回転記録ヘツド、Eは回転消去
ヘツド2L,2Rは夫々回転記録ヘツド用トランス部、2Eは
回転消去ヘツド用トランス部である。
記録ヘツドと回転消去ヘツドの回転ドラム上の取付位相
を示す図、第2図は第1図のヘツド配置に対応するテー
プ上に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第3図は第
1図の配置に対応する各ヘツドへの消去電流及び記録信
号の供給タイミングを示す図、第4図はこの発明の一実
施例の各ヘツド用トランス部のロータリートランスにお
ける配置を示す断面図、第5図は従来のVTRの回転記録
ヘツドと回転消去ヘツドの回転ドラム上の取付位相を示
す図、第6図は第5図のヘツド配置に対応するテープ上
に於ける各ヘツドの位置関係を示す図、第7図は第5図
のヘツド配置に対応する各ヘツドの消去電流及び記録信
号の供給タイミングを示す図、第8図は従来の各ヘツド
用トランス部のロータリートランスにおける配置を示す
断面図である。 図において、L,Rは夫々回転記録ヘツド、Eは回転消去
ヘツド2L,2Rは夫々回転記録ヘツド用トランス部、2Eは
回転消去ヘツド用トランス部である。
Claims (1)
- 【請求項1】複数の回転記録ヘツドと回転消去ヘツドと
を備えた信号記録装置において、前記複数の回転記録ヘ
ツドのいずれか1つに対して前記回転消去ヘツドの回転
位相を近づけ、かつ、この位相を近づけた回転ヘツド用
のトランス部は他の回転ヘツド用のトランス部に比し、
前記回転消去ヘツド用のトランス部に対しロータリトラ
ンス上で距離を隔てて配置したことを特徴とする信号記
録装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246275A JPH073683B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 信号記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60246275A JPH073683B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 信号記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62107402A JPS62107402A (ja) | 1987-05-18 |
JPH073683B2 true JPH073683B2 (ja) | 1995-01-18 |
Family
ID=17146112
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60246275A Expired - Lifetime JPH073683B2 (ja) | 1985-11-05 | 1985-11-05 | 信号記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH073683B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5860406A (ja) * | 1981-10-07 | 1983-04-09 | Hitachi Ltd | フライングイレ−ズヘツドを持つたビデオテ−プレコ−ダ |
-
1985
- 1985-11-05 JP JP60246275A patent/JPH073683B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62107402A (ja) | 1987-05-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH073683B2 (ja) | 信号記録装置 | |
JPH0553004B2 (ja) | ||
JPS5850625A (ja) | 回転ヘッド型磁気録画再生装置 | |
JPH073682B2 (ja) | 回転ヘツド装置 | |
JP3000575B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JPH0528561Y2 (ja) | ||
JPS61180901A (ja) | 情報信号の記録装置 | |
JPH07107722B2 (ja) | 磁気記録装置 | |
JP3153944B2 (ja) | 回転ヘッド型ディジタル信号記録装置 | |
JPH0244503A (ja) | 回転ヘッドドラム装置 | |
JP2769740B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2625115B2 (ja) | 映像信号再生装置 | |
JPS61142880A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
JP2654244B2 (ja) | 磁気ヘッド調整用ディスク | |
JPH0355134Y2 (ja) | ||
JP3846009B2 (ja) | ディジタルvtrの磁気記録再生装置及び磁気記録再生方法 | |
JPH0648522B2 (ja) | 磁気デイスク装置 | |
JPS58197973A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
JP2521946B2 (ja) | 回転磁気ヘッドによる消去方法 | |
JPH06150274A (ja) | 回転ヘッド型記録再生装置 | |
JPH01109501A (ja) | 磁気記録装置 | |
JPH05109033A (ja) | 回転ヘツド装置および回転トランス | |
JPS6288104A (ja) | 回転ヘツド型磁気記録再生装置 | |
JPH06139519A (ja) | 複合磁気ヘッド | |
JPH0785282B2 (ja) | 磁気記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |