JP2619482B2 - 回転磁気ヘッド装置 - Google Patents

回転磁気ヘッド装置

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JP2619482B2 JP63145771A JP14577188A JP2619482B2 JP 2619482 B2 JP2619482 B2 JP 2619482B2 JP 63145771 A JP63145771 A JP 63145771A JP 14577188 A JP14577188 A JP 14577188A JP 2619482 B2 JP2619482 B2 JP 2619482B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、VTR特にカメラ一体型に使用される小径回
転シリンダを採用するVTRに係り、9ヘッド等の多ヘッ
ドタイプのチャンネル間クロストークを抑えるに好適な
回転磁気ヘッド装置に関し、詳しくはヘッドとロータリ
トランスの接続方法に関する。
〔従来の技術〕
従来の装置は、実開昭59−82314号公報に記載の様
に、270゜強の角度範囲に亘って磁気テープが巻回さ
れ、4個のヘッドが夫々90゜等角度間隔で取付けられ
て、180゜位置にあるものを対とするヘッドのロータリ
トランスへの接続はショートリングを境に、互いに隣接
して使用するというものであり、特開昭59−91782号公
報に記載する如く、270゜の回転期間のみ3個のヘッド
を選択的に使用するスイッチング素子を介して、その効
果を得るものである。
又特公昭63−9843号公報に記載される例は、180゜位
置にある対となるヘッドのロータリトランスへの接続は
上記の実開昭59−82314号公報に記載のものと同様に、
互いに隣接させて使用するというものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、使用する磁気ヘッドの数が2〜5個
等の少ない場合は、確かに系全体で評価する時、最もク
ロストークの影響を少なくさせ得る有効な手段である
が、磁気ヘッドの数が8〜9個と多くなる場合の配慮が
なされていないものであった。
VHSの様なVTRの統一規格により回転ドラム外径には制
限が有り、特に実開昭59−91782号公報に示される様な
前記規格と互換性を持たせた小型ドラム(VHS−C規
格)内に9個もの磁気ヘッドを配する様な場合、単純に
従来例と同様な方法を採用した場合、ロータリトランス
における隣接チャンネル間のクロストークが大幅に劣化
し画面上にノイズとして現われ、実用に供し得ないとい
う問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
180゜以上の角度範囲に亘って磁気テープが固定ドラ
ムの案内面に沿って巻回されて、4個のヘッドが各々90
゜等角度間隔又は略90゜角度間隔で取付けられたものを
一組として、更に前記各ヘッドに近接する如く夫々90゜
等角度間隔又は略90゜角度間隔でもう一組以上取付けら
れている回転ヘッド装置において、180゜位置にあるも
のを一対とする時、上記目的は下記の構成を成す事によ
り、達成される。
(1) 各組の対となるヘッドが接続されるロータリト
ランスのコイルは、同一空隙を介するロータリトランス
内では、隣接する事なく他の組の対となるヘッドを接続
するトランスコイルと隣接させる。
(2) 対となるヘッドが接続されるロータリトランス
のコイルは、同一空隙を介するトランス内に配される事
なく、他の空隙を介するトランスとの両方に配されると
共に、同一空隙を介するロータリトランス内において、
同一組のヘッドが接続されるトランスコイルとは隣接し
ない。
(3) 同一空隙を介するロータリトランス内のコイル
に、対となるヘッドを接続する時、これらのトランスコ
イル間に少くとも1つのショートリングを配すると共
に、同一組のヘッドが接続されるトランスコイルとは隣
接しない。
(4) 前記第(1)項及び第(2)項記載の内容を同
時に満足させる。
(5) 前記第(1)項〜第(4)項記載の内容を各々
満足し、一組のヘッドが記録及び再生動作を行う時、他
の組のヘッドが接続されるロータリトランスにおけるス
テータコイル端が、選択的にスイッチング素子等によ
り、電気的に短絡させる。
〔作用〕
180゜以上の角度範囲に亘って磁気テープが巻回さ
れ、複数個のヘッドが取付けられて、磁気テープに当接
し、磁気テープ上に統一規格によって決められたフォー
マットに依る磁化パターンの記録再生を行う場合、主信
号を記録・再生する磁気ヘッドから出入りする信号レベ
ルに対して、同時に磁気テープと当接する磁気ヘッド
に、出入りする信号(ノイズ)を出来得る限り少く抑え
る必要がある。
実開昭59−82314号公報に示される例は、270゜強の角
度範囲に亘って、磁気テープが巻回されて、A〜Dの4
個のヘッドが各々90゜等角度間隔に取付けられており、
第3図に示される様な規格化された磁化パターンを、小
型回転ドラムにより形成させる例を示し、この記録時に
ついて説明すると、以下の如くなる。
ヘッドAが磁気テープ上を走査し始めたものとする
と、ヘッドAに依る走査軌跡が描かれ始め、その軌跡
が、下から1/3程度の長さに来た所で、回転方向に対し
て90゜後行する位置にあるヘッドDがテープと接触を始
める。更にヘッドAが軌跡の2/3程度の長さを記録する
時点に来ると、ヘッドCがテープと接触を始める。更に
ヘッドAの軌跡が形成され終る時点で、ヘッドBがテー
プに接触し始める。こうしてヘッドAによる軌跡が描か
れた後にヘッドBが軌跡を描く様になる。
従ってヘッドAによる軌跡を描こうとすると、ヘッド
B、C、Dもテープに当接している関係上これらヘッド
に信号が漏れ込まない様にして、ヘッドAに依る軌跡が
形成された時点でヘッドBがそれに変わる様にすれば良
い事となる。
換言すれば、ヘッドAに主信号を加えている間、ヘッ
ドB、C、Dに漏洩する信号レベルを低く抑えないとヘ
ッドAによる軌跡の上に漏洩信号が重ね記録され、主信
号を弱めてしまう事となる。実開昭59−82314号公報の
例においては、ロータリトランス内のクロストークを防
止する意味で、ヘッドAとヘッドCの180゜位置にあり
対となるものを隣接させ、ヘッドB、Dとはショートリ
ングを間に介在させている。この為ヘッドAからの信号
はショートリングに依りヘッドB、Dへのクロストーク
は小さくなるが、ヘッドCに対しては、使用するロータ
リトランスの外内径等の要素により異なるが、ヘッドB
及びDに対するレベルより大きなクロストークが存在す
る事となる。
特公昭63−9843号公報に示される様に、180゜位置に
あるヘッドに接続するチャンネルをロータリトランス内
で隣接させる事は、その系において、最小のクロストー
クとなる配置である。
しかし、実用的には、最もクロストークが悪い所が、
いかに画質面で問題となり得るかどうかであり、系全体
のクロストークを低く抑える事が重要な問題とはならな
い。
再生時についても、記録時と同様に、主信号を出力す
るヘッドのみを、順次切替えて使用すれば良い事とな
る。ロータリトランス内でのクロストークは記録時同
様、主信号切替時における、ヘッドAがテープより離
れ、ヘッドBがテープに接触し始める時のわずかな期間
のみ問題となりうるが、基本的には、記録時と同様に、
クロストークが最も悪い所が、許容レベルにあるかどう
かである。実開昭59−82314号公報に示す例の様に系全
体で4個程度のヘッドを使用する時は、ロータリトラン
ス内に配する溝はショートリング用溝も加えて4〜5個
程度で良く、隣接するチャンネル間のクロストークも−
20dB程度で、実用上、画質に影響を与えるか与えないか
の臨界レベルのものであった。
本発明の如き、多ヘッドを配する回転磁気ヘッド装置
においては、従来の例に示されるロータリトランス内
に、これら全てのヘッドに対応する数の溝を設ける事
は、物理的に不可能ではないが、1チャンネル当りの対
向面積が減少する事となり、伝送ロスの著しい低下をも
たらし、更に隣接チャンネル間のクロストークも−10〜
−15dBと大幅に劣化する事となる。
よって、伝送ロス及び隣接チャンネル間クロストーク
を劣化させない具体的手段として、別の空隙を介するロ
ータリトランスを設置し、これら2つの系のロータリト
ランス間に、上記多ヘッドの数に対応する溝を設け、ク
ロストークの劣化を防止したものである。又単にロータ
リトランスを2系統設けただけでは、従来と同様なヘッ
ドとの接続形態を採用するだけで新規性のないものであ
るが、実質的には、従来の2倍程度のヘッドを配しそれ
らとロータリトランス間の接続や、増加したロータリト
ランス分のスペースを、従来と同一なドラム径の中に収
納させる為には、以上の様な物理的理由からも、ロータ
リトランスとしては小型化されるのが一般的であり、こ
の為にロータリトランスとしては、チャンネル当りの伝
送ロスも低下し、又クロストークも劣化する事となる。
よって、従来例においても記した様に、隣接チャンネ
ル間クロストークも当然臨界レベルを割る事になり、実
用的に問題が生じる事となる。
この問題に対して、コイルの配置を2つの系のロータ
リトランス間に割振り下記の様にする事により解決し
た。
(a) 隣接するチャンネルは、同一組のヘッドに接続
されるトランスコイルではなく、他の組のヘッドに接続
されるトランスコイルとする。
又、隣接させる場合でも、ショートリングが少くとも
介在する。
こうする事により、同一組内のチャンネルについての
隣接チャンネル間距離を大きくする事が出来る。
(b) 他の組のヘッドが接続されるチャンネルをステ
ータコイル側で短絡させる事により、実効的にショート
リングとして作用させられる。
〔実施例〕
本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図は、回転磁気ヘッド装置の半断面図を示し、1
は玉軸受、2は固定ドラム、3は回転軸を示し、固定ド
ラム2に回転自在に支持されている。回転軸3の上端部
にはディスク4を嵌合固定している。ディスク4にはヘ
ッド5が固定された回転ドラム6が固定され、又ディス
ク4の側面にロータリトランス(以下R/Tと略す)要素
のロータコア7が回転軸3と同軸状に接着固定されてい
る。一方R/T要素のステータコア8、9は固定ドラム2
に回転軸3と同軸状に固定されている。
又、回転軸3の下部には駆動用のロータマグネット10
が固定されており、コイルが巻かれたステータコイル11
に依り駆動力(回転力)が得られる構造となっている。
R/T要素について、第1図の実施例は、ステータコア
8、9の間に、ロータコア7を同軸状に対向配置する。
ステータコア8との対向側を7aステータコア9との対向
側を7bとする様に円筒状コア両面に溝を配し、従来に比
べ約2倍のチャンネル数を、3個のR/T要素で構成する
構造となっている。第2図は他の実施例を示し、平板型
R/Tを2個使用し、R/Tの構成要素4個で、従来に比べ約
2倍のチャンネル数に対応する形態をとっている。第2
図に依る実施例は上部に設けるステータコア9の支持体
12を設ける必要がある。
第3図は回転ドラム2に取付けられるヘッド5の位置
関係を示し、回転ドラム6の直径Dは磁気テープ20が18
0゜強に亘って巻回され、回転ドラム上に180゜等角度間
隔に取付けられた2個のヘッド5に依り、記録再生を行
うVHS規格等の2ヘッドヘリカルスキャニング方式のVTR
の回転ドラムの直径に対して2/3倍の値に選定されてお
り、映像信号のフィールド周波数に関連した回転数で反
時計方向に回転せしめられる。
この回転ドラム6には、記録再生用磁気ヘッドEP1〜E
P4、SP1〜SP4が夫々90゜の等角度間隔で取付固定されて
いる。(θ=90゜) 添字No.1、3のヘッドは夫々同一のアジマス角度のギ
ャップを有し、又、添字2、4のヘッドも夫々同一のア
ジマス角度のギャップを有すが、添字No.1、3のヘッド
とは異なる角度のギャップを有する。回転ドラム6の外
周側面には磁気テープ20が、ガイドポスト21、22に依り
案内されて、270゜にオーバーラップ記録分の角度を加
えた270゜強の角度に亘って巻回された例を示す。
EPなる記号で示す組のヘッドのトラック幅はW1、SPな
る記号で示す組のヘッドのトラック幅はW2となってお
り、W2≒n×W1(n=整数)なる関係となっている。
又、SPなるヘッドとEPなるヘッドとは、各々一定の間隔
を保って配されている。
更に本例では、編集や継ぎ撮り時に画面にノイズが発
生し難い様に、既に記録している磁化パターンを直前に
消去する。消去ヘッドFEも配された9ヘッドの例を示し
ている。
第1図と第3図に示される9ヘッドの実施例の場合の
ヘッド5とR/T要素との接続形態を第4図に示す。ステ
ータコア8の円筒形の外周面に溝を5個設け、この溝に
はショートリング13を中央にして、SP1、EP2のヘッドの
信号を伝達するトランスコイルと、SP3、EP4のヘッドの
信号を伝達するトランスコイルが巻回される。ステータ
コア9の円筒形の内周面に溝を7個設け、この溝にS
P4、EP3、SP2、EP1、FEのヘッドの信号を伝達するトラ
ンスコイルが巻回され、ロータコア7の外周溝に配され
るショートリング13に対応するステータコア9側の溝は
空き溝となっている。
ロータコア7の円筒形の内外周面に各々ステータコア
8及び9と、対向する如く各ステータコアと同数の溝が
設けられ、ロータコア7aにはEP4、SP3、EP2、SP1のヘッ
ドに接続されるトランスコイルが巻回される。ロータコ
ア7bには、SP4、EP3、SP2、EP1、FEのヘッドと接続され
るトランスコイルが巻回され、ショートリング13も配さ
れる。
ステータコイル側には、モード切替連動回路50が接続
され、EP及びSPの各モードの時、他のモードで使用する
トランスコイル端を短絡させる様になっており、隣接チ
ャンネルに配される他の組(モード)のヘッドに信号が
漏れないか又は漏れても極めて微小となる(クロストー
クとしては−35〜−40dBの値となる。) 尚、磁気ヘッド5とロータコア7内に配するトランス
コイルとの接続は、中継基板15を介して行なわれるが、
第1図及び第2図には省略してあり、又ステータコア8
及び9より出るトランスコイル端の信号線も、前記同様
省略されている。
第2図には、第1図に示す様なショートリング13がFE
ヘッド用に隣接する所以外は取り除かれた例を示すもの
であり、第5図の(b)に相当する。
第5図は、他の実施例を示すものであり、(a)はR/
T要素のロータコア7bとステータコア9における配置を
第4図に対して、EP1とEP3のモードを替えたもので、回
転ドラム6において隣接するヘッド5同志がR/T要素内
でも、隣接しない様にしたものである。(b)はFEヘッ
ド用に隣接する所以外のショートリングを取り除いた例
で、ステータコイル端に、モード切替連動回路50を設け
てあれば、各モード(組)間の接続クロストークは、前
記回路の働きにより、他の組のヘッドが接続されるトラ
ンスコイルがステータコイル側で短絡される事となり、
ショートリング効果により、極めて低く抑制される。
(c)は前記(a)、(b)と異なり、回転ドラム6
上で180゜位置にある対となるヘッドのR/T内での配置
を、同一空隙を介するR/T内に配さない例を示す。第1
図に示す円筒状R/Tにおいて、ロータコア7の様に円周
及び外周に溝を設け、コア本体を共有するものでも、ス
テータ8とロータ7a、ステータ9とロータ7bの各々のR/
T間でのクロストークは、同一空隙内のR/Tにおけるショ
ートリングを介した場合のクロストークと同様に−30〜
−40dB程度の値となっている。
(d)は、図示はしていないが、第1図において、ス
テータコア9の外周に更に溝を設け、これを9bとした
時、これと対向するロータコア14を、回転ドラム6に配
した場合−換言すれば、3つの空隙を有するR/T要素を
配する場合の、13個のヘッドを接続する例を示す。
本発明は、第3図において180゜以上のテープの巻回
に対して有効であり、θ=90゜に限定されるものではな
い。
〔発明の効果〕
本発明に依れば、R/T内でのクロストークは同一モー
ドで使用するチャンネルを隣接させて配置させないで、
他のモードのチャンネルと隣接させる事により、同一モ
ード間内のチャンネル間の物理的距離を大きくする事が
出来る。よって、他のモードのチャンネルのステータコ
イル端を短絡させなくても、クロストーク値を−20〜−
25dB程度の値とする事が出来る。
また、隣接するチャンネルが、他のモードのチャンネ
ルである為、他のモードのチャンネルを短絡させる事に
より、ショートリングとして作用させる事となり、同一
モード間での隣接チャンネル間のクロストークを−30〜
−40dB程度の値とする事が出来る。また、同一の空隙を
介するR/T要素内における、チャンネル配置において
も、回転ドラム内で180゜位置にあるチャンネル間にシ
ョートリングを配する事により上記と同じ様なクロス
トーク値とする事が出来、又隣接するチャンネルが他モ
ードのチャンネルであっても、接続される回路に左右さ
れる事のないクロストーク値となる。多ヘッドとなった
場合においても、他の空隙を介するR/T要素間に、同一
モードのチャンネルを相互に配すことが出来る事、又、
同一空隙内に存在するチャンネル数が増え、実質的にR/
T内の隣接クロストークが劣化しても、隣接チャンネル
に他のモードのチャンネルを配する事の組合せにより、
前記と同様の効果を得る事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の回転磁気ヘッド装置の半断面図、第2
図は他の実施例を示す回転磁気ヘッド装置の半断面図、
第3図は本発明による9個のヘッドにおける回転ドラム
上での位置関係を示す平面図、第4図は第3図に示すヘ
ッドとR/T要素との接続を示す結線図、第5図は他の実
施例を示す結線図、(d)図は13ヘッドの接続を示す結
線図である。 2……固定ドラム、5……磁気ヘッド、6……回転ドラ
ム、7……ロータコア、8〜9……ステータコア、13…
…ショートリング、50……モード切替連動回路、20……
磁気テープ、EP……長時間記録再生用磁気ヘッド、SP…
…標準時間記録再生用磁気ヘッド、FE……消去用ヘッ
ド。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高岡 秀夫 福島県いわき市平中神谷字十二所河原50 番地 福島東海電子工業株式会社いわき 工場内 (56)参考文献 特開 昭62−76003(JP,A) 特開 昭59−92405(JP,A) 特開 昭62−57101(JP,A) 特開 昭62−65201(JP,A) 実開 昭59−82314(JP,U) 実公 昭63−9843(JP,Y1)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外周表面において、磁気テープを270゜以
    上の角度範囲で巻回し、所定の位置又は方向に案内する
    円筒状の固定ドラム、 前記固定ドラム上に対向して設けられ、前記固定ドラム
    によって固定される回転軸を中心に回転する円筒状の回
    転ドラム、 前記回転ドラムの外周の縁の互いに180゜対向する位置
    に固定された2個の磁気ヘッドからなる磁気ヘッド対2
    組で構成され、前記磁気テープ面上を走査して、第1の
    記録再生モードに対応した第1の磁化パターンを記録再
    生する第1の磁気ヘッド群、 前記回転ドラムの外周の縁の互いに180゜対向する位置
    に固定された2個の磁気ヘッドからなる磁気ヘッド対2
    組で構成され、前記磁気テープ面上を走査して、第2の
    記録再生モードに対応した第2の磁化パターンを記録再
    生する第2の磁気ヘッド群、及び 前記回転ドラム側に少なくとも1つ以上設けられたロー
    タコアと、前記固定ドラム側に該ロータコアと同心状に
    対向して設けられるステータコアを有し、この両者の間
    で再生または記録信号の伝送を行うわずかな空隙が2つ
    以上存在するロータリートランスを備えた回転磁気ヘッ
    ド装置であって、 前記ロータリートランス内の同一の空隙において互いに
    隣接する前記ロータリートランスの各コイルは、互いに
    異なる磁化パターンを記録再生する異なる種類の磁気ヘ
    ッドに接続されることを特徴とする回転磁気ヘッド装
    置。
  2. 【請求項2】前記磁気ヘッド対を構成する2個の磁気ヘ
    ッドが接続される前記ロータリートランスの2つのコイ
    ルは、前記ロータリートランス内の異なる2つの空隙に
    分けて配されることを特徴とする請求項1に記載の回転
    磁気ヘッド装置。
  3. 【請求項3】前記磁気ヘッド対を構成する2個の磁気ヘ
    ッドが接続される前記ロータリートランスの2つのコイ
    ルが、前記ロータリートランス内の同一の空隙で隣接す
    る場合、これらの隣接するコイル間に少なくとも1つの
    ショートリングが配されることを特徴とする請求項1に
    記載の回転磁気ヘッド装置。
  4. 【請求項4】前記第1の磁気ヘッド群と前記第2の磁気
    ヘッド群とに分かれて記録再生の動作を行う回転磁気ヘ
    ッド装置であって、記録再生の動作をしない磁気ヘッド
    群の磁気ヘッドに接続される前記ロータリートランスの
    ステータコイル端が電気的に短絡されることを特徴とす
    る請求項1ないし3に記載の回転磁気ヘッド装置。
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JPS5992405U (ja) * 1982-12-10 1984-06-22 三洋電機株式会社 ア−ムリフタ装置
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