JP3306949B2 - 磁気記録方法 - Google Patents

磁気記録方法

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JP3306949B2
JP3306949B2 JP01724993A JP1724993A JP3306949B2 JP 3306949 B2 JP3306949 B2 JP 3306949B2 JP 01724993 A JP01724993 A JP 01724993A JP 1724993 A JP1724993 A JP 1724993A JP 3306949 B2 JP3306949 B2 JP 3306949B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置にお
ける異なるフォーマット仕様の2フォーマット間の機械
的な互換性を保つことに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録を利用した記録再生装置
はVTR等に幅広く使用され、その傾向として、ディジ
タル化等による信号量の増加のため、ヘッドドラム装置
は従来と比較して機械的には高速回転化、短波長記録、
狭トラック化が進みつつある。一方、信号的には多チャ
ンネル化が進み、2チャンネル記録、さらには4チャン
ネル以上の信号を扱うもの、機能としては、記録ヘッド
と再生ヘッドを持ち、同時再生が可能なもの等がある。
【0003】また映像信号としては、コンポジット信号
とコンポーネント信号があり、それぞれユーザの好みに
よって、例えば3/4インチテープ用においては、同一
カセットを用いて、VTRの互換性のないコンポジット
用D2フォーマットとコンポーネント用D1フォーマッ
トが選択され使用されている。
【0004】図2がD1フォーマットの概略図を示して
いる。3/4インチ幅の磁気テープ30上に少なくとも
映像信号(および音声信号)が記録されたヘリカルトラ
ック33とコントロール(以下CTLと略す)信号が記
録されたCTLトラック31が構成されている。テープ
端からの基準位置33は基準位置高さ34で規定されて
いる。図3がD2フォーマットの概略図であり、アジマ
ス角度の異なる2本のヘリカルトラック36,37がペ
アとなり、テープ端からの基準位置38は基準位置高さ
39で規定されている。それぞれCTL信号の位置は別
途独立に定められている。即ち、D1フォーマットとD
2フォーマットの基準位置33,38はそれぞれのCT
L信号との間には何の相関性もなく、独立に決められて
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来のD1,D2のフォーマット構成では、磁気記録再
生装置に要求されるメカニズムの寸法が異なること及び
同一のカセットを用いるが機械的な諸条件が異なるため
に、一つの磁気記録再生装置ではそれぞれのフォーマッ
トを再生できないと言う問題点を有していた。
【0006】本発明は、従来の課題を解決するもので、
磁気記録フォーマットの異なる場合でも、例えば、ヘリ
カルトラック数が4本のコンポーネント方式の磁気記録
再生装置でありながら、ヘリカルトラック数が2本のコ
ンポジット方式の再生もできる磁気テープフォーマット
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の磁気記録方法は、複数の隣接するヘリカル
トラックを1群とする第1の記録フォーマットまたは第
2の記録フォーマットで磁気テープ上に信号を記録する
とともに、磁気テープ端部のコントロールトラックにコ
ントロール信号を記録する磁気記録方法であって、第1
の記録フォーマットは、少なくとも前記ヘリカルトラッ
クの磁気テープ基準端からの基準高さおよびコントロー
ルトラックまでの距離の基準となる第1基準位置を有
し、第2の記録フォーマットは、第1の記録フォーマッ
トのヘリカルトラックと同一のトラック幅を有し、かつ
第1の記録フォーマットの2倍以上の整数倍の隣接する
ヘリカルトラックを1群とし、少なくとも前記ヘリカル
トラックの磁気テープ基準端からの基準高さおよび前記
コントロールトラックまでの距離の基準となる第2基準
位置を有し、第2の記録フォーマット時におけるスチル
軌跡上に第1基準位置を配置したことを特徴とする磁気
記録方法、としたものである。
【0008】
【作用】本発明は上記した構成により、第1および第2
の磁気記録再生フォーマットを記録再生する磁気記録再
生装置のCTLヘッドの位置が同一位置に設定でき、そ
れぞれの磁気記録フォーマット再生時に、テープ端から
の基準位置のあるヘリカルトラックを再生する。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を図1を基に説明する。図1
2本のヘリカルトラックを持つ第1の磁気記録フォーマ
ットと4本のヘリカルトラックを持つ第2の磁気記録フ
ォーマットの関係を示す模式図である。図1において、
13は磁気テープ、14は第2の磁気記録フォーマット
のビデオ基準位置、15は磁気テープ下端からの高さ、
17はCTL信号、16はビデオ基準位置14からCT
L信号17までの距離、18はCTLヘッド、19は第
1の磁気記録フォーマットのビデオ基準位置、20は磁
気テープ下端からのビデオ基準位置19までの高さ、2
1はビデオ基準位置19からCTL信号17までの距
離、22は基準となる第1のヘリカルトラック1,9の
中心位置のスチル軌跡、40,41,42,43はヘッ
ドドラム装置に組み込まれた磁気記録ヘッドである。
【0010】第2の磁気記録フォーマットは第1の磁気
記録フォーマットに対して磁気テープ速度が2倍に設計
され、第1の磁気記録フォーマットの2本のヘリカルト
ラック9,10群に対して第2の磁気記録フォーマット
は4本のヘリカルトラック1,2,3,4群を配置させ
ている。ヘリカルトラック1,3はヘリカルトラック9
と同一のアジマス角度を有し、ヘリカルトラック2,4
はヘリカルトラック10と同一のアジマス角度を有して
いる。第1の磁気記録フォーマットでは第1のヘリカル
トラック9の中心位置をビデオ基準位置19とし、CT
L信号17の位置からそのビデオ基準位置までの距離2
1を有している。従って、第1の磁気記録フォーマット
を再生するためには、この位置にCTLヘッド18が設
置されてなければならない。第2の磁気記録フォーマッ
トでは第1と第2のヘリカルトラック1,2を走査する
ヘッド40,41を用いて第1の磁気記録フォーマット
を再生するために、ヘリカルトラック1を基準トラック
とし、ヘリカルトラック1の中心線上に設定されたビデ
オ基準位置14はスチルの軌跡22上に設定されてい
る。
【0011】一般的にヘリカルトラック群は磁気記録テ
ープテープ13上の所定の範囲に記録される必要があ
り、ビデオ基準位置15,19は、信号の配列から決ま
り、機械的な位置だけで任意には設定できない。従って
磁気記録フォーマットを決めるに当たっては、ビデオ基
準位置14,19の高さ15,20が最初に決められ
る。距離16,21は任意設定項目である。本発明は第
1の磁気記録フォーマットのビデオ基準位置19を通る
スチル軌跡22上に第2の磁気記録フォーマットのビデ
オ基準位置14を設定している。従って、CTL信号1
7は第1および第2の磁気記録フォーマットとも共通で
ある。従って、CTLヘッド18は第1および第2の磁
気記録フォーマットを有するテープを走行させる上で同
一位置で、第2の磁気記録フォーマットを記録再生する
磁気記録再生装置で容易に第1の磁気記録フォーマット
をCTLヘッド18の位置を変更することなしに再生す
ることが可能となる。
【0012】本文中では特に説明しなかったが、少なく
とも構成されるスチル角度を決めるリードおよび磁気記
録再生ヘッドを有するヘリカルドラム装置のドラム直径
およびリード角度、リードからの磁気記録再生ヘッドの
位置およびCTLヘッドとヘリカルドラム装置との機械
的な位置を磁気記録フォーマットに従って決めれば良い
のは言うまでもない。
【0013】本実施例においては、第2の磁気記録フォ
ーマットで第1のヘリカルトラックを基準としたが、第
3、第4のヘリカルトラックを第1の磁気記録フォーマ
ットのヘリカルトラック9,10と対応させるときは基
準位置を第3のヘリカルトラック上に設定しても良いこ
とは言うまでもない。また、第2の磁気記録フォーマッ
トの第2あるいは3あるいは4のヘリカルトラックに基
準を移す場合は、ヘリカルトラックの傾きと高さを補正
してやれば良いと言うことは言うまでもない。
【0014】また、本実施例において本文中では説明し
なかったが、第1の磁気記録フォーマットと第2の磁気
記録フォーマットの対応するヘリカルトラックのアジマ
ス角度が一致していることは言うまでもない。
【0015】
【発明の効果】以上のように本発明は、磁気記録フォー
マットの異なる磁気テープを容易に再生することが出来
その実用的効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における磁気記録フォーマット
概略図
【図2】従来のD1フォーマット概略図
【図3】従来のD2フォーマット概略図
【符号の説明】
1 第2の磁気記録フォーマットの第1のヘリカルトラ
ック 2 第2の磁気記録フォーマットの第2のヘリカルトラ
ック 3 第2の磁気記録フォーマットの第3のヘリカルトラ
ック 4 第2の磁気記録フォーマットの第4のヘリカルトラ
ック 9 第1の磁気記録フォーマットの第1のヘリカルトラ
ック 10 第1の磁気記録フォーマットの第2のヘリカルト
ラック 13 磁気記録テープ 14 第2の磁気記録フォーマットのビデオ基準位置 19 第1の磁気記録フォーマットのビデオ基準位置 17 CTL信号 18 CTLヘッド 22 第1のヘリカルトラック1,9のスチルの軌跡
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−42468(JP,A) 特開 平6−203481(JP,A) 特開 平3−207058(JP,A) 特開 平2−63296(JP,A) 特開 昭61−160803(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/7826 G11B 20/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の隣接するヘリカルトラックを1群
    とする第1の記録フォーマットまたは第2の記録フォー
    マットで磁気テープ上に信号を記録するとともに、前記
    磁気テープ端部のコントロールトラックにコントロール
    信号を記録する磁気記録方法であって、 前記第1の記録フォーマットは、少なくとも前記ヘリカ
    ルトラックの前記磁気テープ基準端からの基準高さおよ
    び前記コントロールトラックまでの距離の基準となる第
    1基準位置を有し、 前記第2の記録フォーマットは、前記第1の記録フォー
    マットのヘリカルトラックと同一のトラック幅を有し、
    かつ前記第1の記録フォーマットの2倍以上の整数倍の
    隣接するヘリカルトラックを1群とし、少なくとも前記
    ヘリカルトラックの磁気テープ基準端からの基準高さお
    よび前記コントロールトラックまでの距離の基準となる
    第2基準位置を有し、 前記第2の記録フォーマット時におけるスチル軌跡上に
    前記第1基準位置を配置したことを特徴とする磁気記録
    方法。
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