JP3170927B2 - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JP3170927B2
JP3170927B2 JP01724893A JP1724893A JP3170927B2 JP 3170927 B2 JP3170927 B2 JP 3170927B2 JP 01724893 A JP01724893 A JP 01724893A JP 1724893 A JP1724893 A JP 1724893A JP 3170927 B2 JP3170927 B2 JP 3170927B2
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淳 竹内
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気記録再生装置にお
ける隣接ヘリカルトラックや編集時の消し残しの影響の
少ない磁気ヘッド配置を有すると共にヘリカルトラック
数の異なる磁気記録フォーマット間で機械的な互換性を
保つことのできる磁気記録再生装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録を利用した記録再生装置
はVTR等に幅広く使用され、その傾向として、ディジ
タル化等による信号量の増加のため、ヘッドドラム装置
は従来と比較して機械的には高速回転化、短波長記録、
狭トラック化が進みつつある。一方、信号的には多チャ
ンネル化が進み、2チャンネル記録、さらには4チャン
ネル以上の信号を扱うもの、機能としては、磁気記録ヘ
ッドと磁気再生ヘッドを持ち、同時再生が可能なもの等
がある。
【0003】一般的には、複数の磁気再生ヘッドの配置
は、第1の磁気記録フォーマットで4チャンネルを例に
して説明すれば、図5に示される磁気ヘッド配置を有す
る。図5において、1,2,3,4は1群となる第1,
2,3,4のヘリカルトラック、18は編集時に生じた
消し残し、13,14,15,16は第1,2,3,4
ヘリカルトラック1,2,3,4を再生する磁気再生ヘ
ッドである。磁気再生ヘッド13,14,15,16は
それぞれを再生するヘリカルトラック1,2,3,4に
対して中心位置になるように設置されるのが通常取られ
る手段である。編集点においては、消し残し18を発生
する可能性があり、本例においては、第1の磁気再生ヘ
ッド13でこの消し残し18を再生してしまう可能性が
ある。
【0004】一方、第1の磁気記録フォーマットを再生
する磁気記録再生装置において、第2の磁気記録フォー
マットを再生するときの磁気再生ヘッド13,14,1
5,16とヘリカルトラックの関係を図5に示す。図6
は、これらの磁気再生ヘッド13,14,15,16の
内、磁気再生ヘッド13,14を用いて、第2の磁気記
録フォーマットのヘリカルトラック9,10を再生する
のであるが、第2の磁気記録フォーマットは2本のヘリ
カルトラック9,10を1群とし編集点においては、消
し残しトラック18を発生している可能性があるため
に、その消し残しを再生してしまう可能性がある。な
お、第1の磁気記録フォーマットと第2の磁気記録フォ
ーマットとは、磁気テープ速度が2倍の関係にあり、ヘ
リカルトラック1,2,3,4,9,10は同一のトラ
ック幅となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の構成では、第1あるいは第2の磁気記録フォーマ
ットの再生時には、編集点での隣接ヘリカルトラックの
消し残し部分の再生、隣接の記録トラックを再生し、再
生信号に消し残しの信号が混じり再生信号が劣化すると
言う問題点を有していた。
【0006】本発明は、前記従来の各種問題点を解決す
るもので、第1の磁気記録フォーマットの磁気記録再生
装置に於て良好な再生出力を得ると共に、前記磁気記録
再生装置において、第2の磁気記録フォーマットの再生
においても良好な再生出力を得ることの出来る磁気記録
再生装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の磁気記録再生装置は、隣接するヘリカルト
ラックのアジマス角度が異なる複数のヘリカルトラック
を1群とする第1の磁気記録フォーマットを再生する複
数の各々の磁気再生ヘッド幅をヘリカルトラック幅より
大とすると共に、磁気再生ヘッド群の幅を複数のヘリカ
ルトラックの1群の幅で略規制する、あるいは、隣接す
るヘリカルトラックのアジマス角度が異なる複数の隣接
するヘリカルトラックを1群とする第2の磁気記録フォ
ーマットと、隣接するヘリカルトラックのアジマス角度
が異なる第2の磁気記録フォーマットの整数倍の複数の
隣接するヘリカルトラックを1群とする第1の磁気記録
フォーマットとを再生可能な磁気記録再生装置の第1の
磁気記録フォーマットを再生する複数の磁気ヘッド幅を
ヘリカルトラック幅より大とすると共に、磁気再生ヘッ
ド群の幅を前記複数のヘリカルトラックの1群の幅で略
規制しかつ、複数の磁気ヘッド群の配置の中に、少なく
ともの第2磁気記録フォーマットの1群の幅で略規制さ
れる磁気再生ヘッド群の配置を含んでいる。
【0008】
【作用】本発明は上記の構成により、第1の磁気記録フ
ォーマットを再生する複数の磁気再生ヘッドは、両端の
磁気ヘッドの両端間が複数のヘリカルトラックの幅で規
制されているために、編集点での消し残しを再生するこ
とがないので、さらにそれら磁気再生ヘッドの中に、第
2の磁気フォーマットを再生する磁気ヘッド配置が含ま
れるために、第1の磁気記録フォーマットおよび第2の
磁気記録フォーマットのそれぞれ隣接ヘリカルトラック
の影響や消し残し部分の再生を少なくできる。
【0009】
【実施例】本発明の請求の範囲第1項の実施例を図1を
基に説明する。図1は本発明の実施例を示すヘリカルト
ラックと磁気再生ヘッドの模式図である。図1におい
て、1,2,3,4は第1の磁気記録フォーマットでの
4トラックで1群のヘリカルトラックとなる第1,2,
3,4のヘリカルトラック、5,6,7,8は第1,
2,3,4のヘリカルトラックを再生する第1,2,
3,4の磁気再生ヘッドである。
【0010】図2は第2の磁気記録フォーマットを示す
ヘリカルトラックと磁気再生ヘッドの模式図である。図
2においては、9,10は第1の磁気記録フォーマット
で1群のヘリカルトラックとなる第1,2のヘリカルト
ラック、11,12は第1,2のヘリカルトラックを再
生する第1,2の磁気ヘッドである。例えば、本実施例
においては、編集時の消し残りの影響を除くために、第
1の磁気ヘッド11,12は、ペアとなる第1および第
2のヘリカルトラック9,10に隣接するヘリカルトラ
ックを走査しないよう、両端が1群のトラック内に入る
ように設定している。
【0011】第2の磁気記録フォーマットに対して第1
の磁気記録フォーマットは前述のごとく、磁気テープの
走行速度を2倍に設定しているために、第1の磁気記録
フォーマットの2本のヘリカルトラックに対して第2の
磁気記録フォーマットは4本のヘリカルトラックが1群
となり、それぞれのヘリカルトラックはトラック幅が同
一である。
【0012】図1に示す模式図のヘッド配置は磁気再生
ヘッド5,6のペアと磁気再生ヘッド7,8のペアは両
端がそれぞれ、第1の磁気記録フォーマットの1群とな
るヘリカルトラックの範囲内にあり、第1の磁気再生ヘ
ッド11,12のヘッド配置を持たしている。また、第
2の磁気記録フォーマットでの消し残し18の影響を除
くために、第1の磁気再生ヘッド5の下端と第4の磁気
再生ヘッド8の上端はヘリカルトラック1,2,3,4
群の幅に合わせている。
【0013】第2の磁気記録フォーマットをこれらの図
1に示す磁気ヘッド5,6,7,8を用い、選択的に磁
気再生ヘッド5,6で再生するとそれぞれの磁気再生ヘ
ッド5,6はヘリカルトラック9,10にオントラック
し、再生可能である。また、両端の磁気再生ヘッド5,
6は1群のヘリカルトラック9,10外を走査しないの
で、編集時の消し残しを走査しない。
【0014】また、図1に示す磁気再生ヘッド5,6,
7,8内に配置を持たせているために、第1の磁気記録
フォーマットを再生する時と同様に、選択的に磁気ヘッ
ド5,6のペアを使用して、第2の磁気記録フォーマッ
トを再生可能である。この様子を図3に示す。この時、
隣接の消し残し18は磁気再生ヘッド6の外側になり、
消し残し18を再生しない。
【0015】この磁気再生ヘッド1,2,3,4の高さ
計算を図4を用いて説明する。図4において、X1,X
2,X3は第2,3,4の磁気再生ヘッド6,7,8の
第1の磁気ヘッド5からの水平方向距離、H1は第1の
磁気再生ヘッド5の下端から第2の磁気再生ヘッド6の
上端までの距離、H2は第1の磁気再生ヘッド5の下端
から第3の磁気ヘッド7の下端までの距離、H3は第1
の磁気再生ヘッド5の下端から第4の磁気再生ヘッド8
の上端までの距離、θ1は磁気再生ヘッドの回転方向
(スチル方向)とヘリカルトラック9,10との角度
差、θ2はスチル方向とヘリカルトラック1,2,3,
4との角度である。
【0016】ヘリカルトラック幅をPとして、以下に関
係式を示す。第2の磁気再生フォーマットのヘリカルト
ラック9,10を再生するために、第2の磁気再生ヘッ
ド6の上端をヘリカルトラック10の上端に一致させる
ので、第2の磁気再生ヘッド6の上端の高さH1は、 H1=2xP−X1xtan(θ1) 第1の磁気記録フォーマットのヘリカルトラック1,
2,3,4を再生するために、第4の磁気再生ヘッド8
の上端はヘリカルトラック4の上端に一致させるので、
第4の磁気再生ヘッド8の上端の高さH3は、 H3=4xP−X3xtan(θ2) 第3の磁気再生ヘッド7の下端までの高さH2は、ヘリ
カルトラック3のみを再生すれば良いので、 H2=2xP−X2xtan(θ2) でそれぞれ表される。この式にしたがって、磁気再生ヘ
ッドの位置関係を決めれば、2磁気記録フォーマット共
良好な再生出力が得られる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明は、ヘリカルトラッ
ク本数の異なる磁気記録フォーマットの磁気テープを容
易に再生することが出来その実用的効果は非常に大き
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略図
【図2】本発明の対象となる第2の磁気記録フォーマッ
トの磁気ヘッド配置概略図
【図3】本発明の実施例での第2の磁気記録フォーマッ
ト再生概略図
【図4】本発明の実施例での位置関係を示す概略図
【図5】従来の第1の磁気記録フォーマットでの磁気ヘ
ッド配置概略図
【図6】従来の第1の磁気記録フォーマットでの磁気ヘ
ッド配置例での、第2の磁気記録フォーマット再生概略
【符号の説明】
1 第1の磁気記録フォーマットの第1のヘリカルトラ
ック 2 第1の磁気記録フォーマットの第2のヘリカルトラ
ック 3 第1の磁気記録フォーマットの第3のヘリカルトラ
ック 4 第1の磁気記録フォーマットの第4のヘリカルトラ
ック 5 第1の磁気記録フォーマットの第1の磁気ヘッド 6 第1の磁気記録フォーマットの第2の磁気ヘッド 7 第1の磁気記録フォーマットの第3の磁気ヘッド 8 第1の磁気記録フォーマットの第4の磁気ヘッド 9 第2の磁気記録フォーマットの第1のヘリカルトラ
ック 10 第2の磁気記録フォーマットの第2のヘリカルト
ラック 11 第2の磁気記録フォーマットの第1の磁気ヘッド 12 第2の磁気記録フォーマットの第2の磁気ヘッド 13 第1の磁気記録フォーマットの第1の磁気ヘッド 14 第1の磁気記録フォーマットの第2の磁気ヘッド 15 第1の磁気記録フォーマットの第3の磁気ヘッド 16 第1の磁気記録フォーマットの第4の磁気ヘッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/52 - 5/53 G11B 5/02 - 5/09

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接するヘリカルトラックのアジマス角
    度が異なる複数のヘリカルトラックを1群とする第1磁
    気記録フォーマットを再生する複数の各々の磁気再生ヘ
    ッド幅をヘリカルトラック幅より大とすると共に、前記
    磁気再生ヘッド群の幅を前記複数のヘリカルトラックの
    1群の幅で規制したことを特徴とする磁気記録再生装
    置。
  2. 【請求項2】 隣接するヘリカルトラックのアジマス角
    度が異なる複数の隣接するヘリカルトラックを1群とす
    る第2の磁気記録フォーマットと、前記第2の磁気記録
    フォーマットの整数倍の隣接するヘリカルトラックのア
    ジマス角度が異なる複数の隣接するヘリカルトラックを
    1群とする第1の磁気記録フォーマットとを再生可能な
    磁気記録再生装置の前記第1の磁気記録フォーマットを
    再生する複数の磁気ヘッド幅をヘリカルトラック幅より
    大とすると共に、前記磁気再生ヘッド群の幅を前記複数
    のヘリカルトラックの1群の幅で規制しかつ、複数の磁
    気ヘッド群の配置の中に、少なくとも第2の磁気記録フ
    ォーマットの1の幅で規制される磁気再生ヘッド群の配
    が含まれていることを特徴とする磁気記録再生装置。
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