JP3063256B2 - 規準ディスク作成用磁気ヘッド装置 - Google Patents

規準ディスク作成用磁気ヘッド装置

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JP3063256B2
JP3063256B2 JP3201915A JP20191591A JP3063256B2 JP 3063256 B2 JP3063256 B2 JP 3063256B2 JP 3201915 A JP3201915 A JP 3201915A JP 20191591 A JP20191591 A JP 20191591A JP 3063256 B2 JP3063256 B2 JP 3063256B2
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばフロッピーディ
スクのドライブ装置の調整に用いられる規準ディスク作
成用磁気ヘッド装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えばフロッピーディスクのドライブ装
置の調整を行う場合に規準ディスクが用いられる。この
規準ディスクで例えばヘッドのアジマス角の調整を行う
ものにおいては、所定レベルの信号をアジマス角を−1
0°、−5°、0°、+5°、+10°のように少しず
つ変えたヘッドで順次記録したトラックが形成される。
そしてこのトラックを再生することにより、ドライブ装
置のヘッドのアジマス角に近いアジマス角で記録された
信号ほど高いレベルで再生信号が取り出され、この内の
0°の再生信号のレベルが最大となるように調整が行わ
れる。
【0003】そこでこのようなトラックを形成する場合
には、規準ディスク作成用磁気ヘッド装置においてその
アジマス角が可変となるように構成される。そしてこの
アジマス角を−10°、−5°、0°、+5°、+10
°に順次変更し、各アジマス角ごとにディスクを回転さ
せて、それぞれ所定のタイミングで所定レベルの信号の
記録を行う。なおこのような調整用信号は、例えば3.
5″フロッピーディスクでトラック密度が135TPI
のものでは、40番トラックに形成されるようになって
いる。
【0004】ところでフロッピーディスクでディスクの
両面が使用されるものにおいては、各面のトラックは互
いにオフセットを持って形成されている。すなわち例え
ば3.5″フロッピーディスクでトラック密度が135
TPIのものでは、サイド0に対してサイド1のトラッ
クが8トラック内周側に形成されている。そこでこのよ
うなフロッピーディスクのドライブ装置では、書込/読
出用の磁気ヘッド装置は図3に示すように、ディスク1
のサイド0用のヘッド30の記録ギャップ32に対し
て、ディスク1のサイド1用のヘッド31の記録ギャッ
プ33が8トラック内周側に設けられている。なおヘッ
ド30とヘッド31はディスク1を挟むように設けられ
た部材(図示せず)によって連結され、一体に駆動され
るようになっている。
【0005】一方、上述のアジマス角調整用のトラック
を形成する場合に、アジマス角の変更はヘッドの記録ギ
ャップの中心を軸として行わなければならない。ところ
が上述の磁気ヘッド装置を用いてトラックを形成しよう
とすると、上述のようにサイド0用のヘッド30に対し
てサイド1用のヘッド31が8トラック内周側に設けら
れているために、例えばヘッド30の記録ギャップ32
の中心を軸aとしてアジマス角を変更した場合に、ヘッ
ド31のアジマス角は正しく変更されないことになって
しまう。これに対してヘッド30とヘッド31のアジマ
ス角をそれぞれ独立に変更できるようにするのは、機構
が極めて複雑になる。そこで従来はヘッド30とヘッド
31の記録ギャップ32、33の中心(軸a、b)の間
の2等分点を軸cにしてアジマス角を変更するようにし
ているが、充分なアジマス角の精度を得ることができな
かった。
【0006】また上述の磁気ヘッド装置において、ヘッ
ド30とヘッド31への記録信号の供給ライン40、4
1は、図4に示すように信号回路2からの経路上で近接
して設けられ、ライン40、41間で若干のクロストー
クを持つことが避けられない。このため例えばサイド0
の40番トラックの形成中に、サイド1の40番トラッ
クにクロストークが記録され、サイド1の調整用信号の
品質が劣化されてしまう恐れがあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の装置では機構が極めて複雑になるか、充分
なアジマス角の精度を得ることができず、また調整用信
号の品質が劣化されてしまう恐れがあったというもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、サイド0用の
記録ギャップ12(ヘッド10)と、サイド1用の記録
ギャップ13(ヘッド11)とが、等しい位置に設けら
れたことを特徴とする規準ディスク作成用磁気ヘッド装
置である。
【0009】
【作用】これによれば、簡単な機構で充分なアジマス角
の精度を得ることができ、品質の劣化のない良好な調整
用信号を形成することができる。
【0010】
【実施例】図1において、10はディスク1に対するサ
イド0用のヘッド、11はディスク1に対するサイド1
用のヘッドである。そしてこれらのヘッド10の記録ギ
ャップ12とヘッド11の記録ギャップ13とが等しい
位置になるように、ヘッド10とヘッド11が設けられ
る。
【0011】従ってこの装置において、サイド0の調整
用信号を形成する場合には、ヘッド10がサイド0の4
0番トラックの位置に移動されて記録が行われる。また
サイド1の調整用信号を形成する場合には、ヘッド11
がサイド1の40番トラックの位置に移動されて記録が
行われる。これによってディスク1の両面の40番トラ
ックの位置に調整用信号の形成が行われる。
【0012】そしてこの場合に、ヘッド10とヘッド1
1とは記録ギャップ12、13が等しい位置になるよう
に設けられている。このため記録ギャップ12、13の
中心の位置が等しくなり、これを軸xとしてアジマス角
を変更した場合にそれぞれの記録ギャップ12、13の
アジマス角を高精度で変更することができる。
【0013】また図2に示すように、ヘッド10がサイ
ド0の40番トラックの位置に移動されて記録が行われ
ているときに、ヘッド11はサイド1の32番トラック
の位置にある。従ってこのヘッド11でクロストークの
記録が行われても、これによってサイド1の40番トラ
ックの調整用信号の品質が劣化されることがない。逆に
ヘッド11がサイド1の40番トラックの位置に移動さ
れて記録が行われているときに、ヘッド10はサイド0
の48番トラックの位置にある。従ってこのヘッド10
でクロストークの記録が行われても、これによってサイ
ド0の40番トラックの調整用信号の品質が劣化される
ことがない。
【0014】こうして上述の装置によれば、簡単な機構
で充分なアジマス角の精度を得ることができ、品質の劣
化のない良好な調整用信号を形成することができるもの
である。
【0015】なお上述の装置は、ディスクの回転中心を
移動してヘッド位置の調整用信号を形成するなど、この
他の調整用信号の形成にも使用することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、簡単な機構で充分な
アジマス角の精度を得ることができ、品質の劣化のない
良好な調整用信号を形成することができるようになっ
た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による規準ディスク作成用磁気ヘッド装
置の一例の構成図である。
【図2】その説明のための図である。
【図3】磁気ヘッド装置の構成図である。
【図4】その説明のための図である。
【符号の説明】 1 ディスク 10 サイド0用のヘッド 11 サイド1用のヘッド 12 ヘッド10の記録ギャップ 13 ヘッド11の記録ギャップ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 5/455 G11B 5/49 G11B 5/29

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイド0用の記録ギャップと、サイド1
    用の記録ギャップとが、等しい位置に設けられたことを
    特徴とする規準ディスク作成用磁気ヘッド装置。
JP3201915A 1991-08-12 1991-08-12 規準ディスク作成用磁気ヘッド装置 Expired - Fee Related JP3063256B2 (ja)

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DE102009018393B4 (de) 2009-04-22 2017-05-24 Atotech Deutschland Gmbh Verfahren, Haltemittel, Vorrichtung und System zum Transportieren eines flächigen Behandlungsgutes und Be- oder Entladeeinrichtung

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