JPH0531683Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0531683Y2 JPH0531683Y2 JP1986064658U JP6465886U JPH0531683Y2 JP H0531683 Y2 JPH0531683 Y2 JP H0531683Y2 JP 1986064658 U JP1986064658 U JP 1986064658U JP 6465886 U JP6465886 U JP 6465886U JP H0531683 Y2 JPH0531683 Y2 JP H0531683Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- recording
- reproducing
- erasing
- mode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000007774 longterm Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、回転シリンダに記録再生ヘツドと消
去ヘツドを配したヘリカルスキヤン方式のビデオ
テープレコーダに関するものである。
去ヘツドを配したヘリカルスキヤン方式のビデオ
テープレコーダに関するものである。
[従来技術]
従来、長時間記録再生モード(LPモードと言
う)をもつビデオテープレコーダにはLP用にト
ラツク幅の狭いヘツドを用いる必要があり、これ
は標準速記録再生モード(SPモードと言う)用
ヘツドをLPに用いると、第5図で示す様に同じ
ヘツドで重ね書きされる部分がでる為である。そ
こで現在LPモードをもつビデオテープレコーダ
のヘツド構成は、特殊再生用のヘツドを設ける場
合を別としてLPとSPの為に4つの記録再生ヘツ
ドをもつか、LP用の2個のヘツドをもつかの2
通りである。
う)をもつビデオテープレコーダにはLP用にト
ラツク幅の狭いヘツドを用いる必要があり、これ
は標準速記録再生モード(SPモードと言う)用
ヘツドをLPに用いると、第5図で示す様に同じ
ヘツドで重ね書きされる部分がでる為である。そ
こで現在LPモードをもつビデオテープレコーダ
のヘツド構成は、特殊再生用のヘツドを設ける場
合を別としてLPとSPの為に4つの記録再生ヘツ
ドをもつか、LP用の2個のヘツドをもつかの2
通りである。
[考案が解決しようとする問題点]
しかしながら、上記構成において、LP用の2
個のヘツドでSPモード記録をすると第6図で示
すように、磁気テープ上の記録トラツクに記録さ
れない部分いわゆるガードバンドができるという
問題点があつた。
個のヘツドでSPモード記録をすると第6図で示
すように、磁気テープ上の記録トラツクに記録さ
れない部分いわゆるガードバンドができるという
問題点があつた。
本考案は、上記問題点を解決したビデオテープ
レコーダを提供することを目的とする。
レコーダを提供することを目的とする。
[問題点を解決する為の手段]
本考案はSP用の記録再生ヘツドを用いてSPお
よびLPモードに対応できるよう、回転シリンダ
に2個の標準速用の記録再生ヘツドと消去ヘツド
を配設し、消去ヘツドを標準速用の記録再生ヘツ
ドの一つより角度θ°先行した位置に設けるように
したものである。
よびLPモードに対応できるよう、回転シリンダ
に2個の標準速用の記録再生ヘツドと消去ヘツド
を配設し、消去ヘツドを標準速用の記録再生ヘツ
ドの一つより角度θ°先行した位置に設けるように
したものである。
[作用]
回転シリンダに設けられた2個の標準速用記録
再生ヘツドと消去ヘツドとにより標準および長時
間記録再生が行なえる。
再生ヘツドと消去ヘツドとにより標準および長時
間記録再生が行なえる。
[実施例]
次に、本考案に係るビデオテープレコーダの実
施例について図面に基づいて説明する。
施例について図面に基づいて説明する。
先ず、第1図のヘツド位置平面図および第2図
の記録パターン図で示すように、本考案において
は2個の標準速用記録再生ヘツドa,bと、一つ
の記録再生ヘツドaより角度θ°だけ先行するよう
回転シリンダ1上に消去ヘツド(フライングイレ
ーズヘツドと言う)Eを第1図で示すよう配置す
る。ここで2は磁気テープである。
の記録パターン図で示すように、本考案において
は2個の標準速用記録再生ヘツドa,bと、一つ
の記録再生ヘツドaより角度θ°だけ先行するよう
回転シリンダ1上に消去ヘツド(フライングイレ
ーズヘツドと言う)Eを第1図で示すよう配置す
る。ここで2は磁気テープである。
このとき、消去ヘツドEのヘツド幅はLPモー
ド時のトラツク幅をTとして2T、ヘツド高さは
記録再生ヘツドaに対してT×θ/180だけ高く
なるよう配設し、消去ヘツドEをLPモード時だ
け作動させるようにすると、LPモード時には記
録しようとする記録トラツク(ビデオトラツク)
は先行する消去ヘツドEで消去されるので、同一
ヘツドによる重ね書きをなくした状態で記録でき
るものである。
ド時のトラツク幅をTとして2T、ヘツド高さは
記録再生ヘツドaに対してT×θ/180だけ高く
なるよう配設し、消去ヘツドEをLPモード時だ
け作動させるようにすると、LPモード時には記
録しようとする記録トラツク(ビデオトラツク)
は先行する消去ヘツドEで消去されるので、同一
ヘツドによる重ね書きをなくした状態で記録でき
るものである。
尚、再生時は第2図で示すように記録再生ヘツ
ドa,bのヘツド幅がトラツク幅Tに対して3T
よりも小さければ隣接クロストークなしに再生で
きるものである。
ドa,bのヘツド幅がトラツク幅Tに対して3T
よりも小さければ隣接クロストークなしに再生で
きるものである。
次に、本考案の他の実施例を第3図および第4
図に基づいて説明する。
図に基づいて説明する。
第3図、第4図において示すように、回転シリ
ンダ1上に配された消去ヘツドEは記録再生ヘツ
ドaより0°〜90°の範囲の角度θ°先行した位置に配
設した構成とされ、このとき、消去ヘツドEのヘ
ツド幅はSPモード時のトラツクピツチの2倍と
し、θ°先行する消去ヘツドEがテープ2上で記録
再生ヘツドaと同じ位置を走査する為には、消去
ヘツドEのヘツド取付け高さは記録再生ヘツドa
よりもT×θ/180だけ高くなされている。ここ
でTは記録パターン上のトラツクピツチである。
ンダ1上に配された消去ヘツドEは記録再生ヘツ
ドaより0°〜90°の範囲の角度θ°先行した位置に配
設した構成とされ、このとき、消去ヘツドEのヘ
ツド幅はSPモード時のトラツクピツチの2倍と
し、θ°先行する消去ヘツドEがテープ2上で記録
再生ヘツドaと同じ位置を走査する為には、消去
ヘツドEのヘツド取付け高さは記録再生ヘツドa
よりもT×θ/180だけ高くなされている。ここ
でTは記録パターン上のトラツクピツチである。
これはLPモードはSPモードよりもトラツクピ
ツチが狭い為、消去ヘツドEのヘツド高さをLP
モードにあわせるとSPモードのテープ上の記録
パターンは記録再生ヘツドbのトラツクが一部消
されてガードバンドができるためであり、また消
去ヘツドEの高さをSPモードにあわせるとLPモ
ードの記録再生ヘツドaは一部重ね書きとなるた
めである。
ツチが狭い為、消去ヘツドEのヘツド高さをLP
モードにあわせるとSPモードのテープ上の記録
パターンは記録再生ヘツドbのトラツクが一部消
されてガードバンドができるためであり、また消
去ヘツドEの高さをSPモードにあわせるとLPモ
ードの記録再生ヘツドaは一部重ね書きとなるた
めである。
そこで、角度θ°を小さくするとSPモードとLP
モードの消去ヘツドEのヘツド高さの差は小さく
なり、従つて消去ヘツドEのヘツド高さをLPモ
ードに対応する高さにし、その時のSPモード記
録パターンにおける記録再生ヘツドbの記録トラ
ツクの消去幅がヘツドの段差許容量よりも小さく
なるようθを設定すると、1つの消去ヘツドE
(フライングイレーズヘツド)でSPモード/LP
モードの両方に対応できる。
モードの消去ヘツドEのヘツド高さの差は小さく
なり、従つて消去ヘツドEのヘツド高さをLPモ
ードに対応する高さにし、その時のSPモード記
録パターンにおける記録再生ヘツドbの記録トラ
ツクの消去幅がヘツドの段差許容量よりも小さく
なるようθを設定すると、1つの消去ヘツドE
(フライングイレーズヘツド)でSPモード/LP
モードの両方に対応できる。
すなわち、回転シリンダ上で同一の高さにある
ヘツドは記録パターン上で高さが変わり180°で1
トラツク分の差ができ、記録再生ヘツドaよりθ°
先行している消去ヘツドEは記録パターン上では
T×θ/180だけ低い位置を走査することになり
記録再生ヘツドbのトラツク消去分は(Tsp−
TLp)×θ/180 ここで Tsp:SPモードの記録パターン TLp:LPモードの記録パターン である。
ヘツドは記録パターン上で高さが変わり180°で1
トラツク分の差ができ、記録再生ヘツドaよりθ°
先行している消去ヘツドEは記録パターン上では
T×θ/180だけ低い位置を走査することになり
記録再生ヘツドbのトラツク消去分は(Tsp−
TLp)×θ/180 ここで Tsp:SPモードの記録パターン TLp:LPモードの記録パターン である。
従つて、例えば8ミリビデオテープレコーダに
おいて倍の長時間再生をする場合は、Tsp=20.5
ミクロン、TLp=10.25ミクロンなので、θ=10°
(ヘツドギヤツプ間距離3.490ミリメートル)とす
ると、記録再生ヘツドbのトラツクの消去分はト
ラツク幅0.57ミクロンとなり、ヘツド段差許容量
よりも小さくなつているものである。
おいて倍の長時間再生をする場合は、Tsp=20.5
ミクロン、TLp=10.25ミクロンなので、θ=10°
(ヘツドギヤツプ間距離3.490ミリメートル)とす
ると、記録再生ヘツドbのトラツクの消去分はト
ラツク幅0.57ミクロンとなり、ヘツド段差許容量
よりも小さくなつているものである。
[効果]
従つて、以上の構成からなる本考案のビデオテ
ープレコーダによれば、標準速用のビデオヘツド
と1個の消去ヘツドを用いて標準/長時間記録再
生が行なえるものである。
ープレコーダによれば、標準速用のビデオヘツド
と1個の消去ヘツドを用いて標準/長時間記録再
生が行なえるものである。
第1図は本考案の実施例を示すシリンダの平面
図、第2図はその記録パターン図、第3図は他の
実施例を示すシリンダの平面図で第4図はその記
録パターンであり、第5図、第6図は従来例とし
て示した記録パターン図である。 1……シリンダ、2……テープ、a,b……記
録再生ヘツド、E……消去ヘツド、T……トラツ
ク幅。
図、第2図はその記録パターン図、第3図は他の
実施例を示すシリンダの平面図で第4図はその記
録パターンであり、第5図、第6図は従来例とし
て示した記録パターン図である。 1……シリンダ、2……テープ、a,b……記
録再生ヘツド、E……消去ヘツド、T……トラツ
ク幅。
Claims (1)
- ヘリカルスキヤン方式のビデオテープレコーダ
において、回転シリンダに記録再生用ヘツド、消
去ヘツドが配設され、該記録再生用ヘツドは標準
速用のヘツドであり、該消去ヘツドは該記録再生
用ヘツドの一つより角度θ°先行した位置で、その
トラツク幅を長時間モード時のトラツク幅Tの2
倍とし、一つの記録再生用ヘツドに対してヘツド
高さをTXθ/180だけ高く位置させて配設し、該
消去ヘツドを長時間モード時だけ作動させるよう
にして、該標準速用の記録再生用ヘツドと該消去
ヘツドとにより標準及び長時間記録再生を行うよ
う構成したことを特徴とするビデオテープレコー
ダ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064658U JPH0531683Y2 (ja) | 1986-04-29 | 1986-04-29 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986064658U JPH0531683Y2 (ja) | 1986-04-29 | 1986-04-29 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62180304U JPS62180304U (ja) | 1987-11-16 |
JPH0531683Y2 true JPH0531683Y2 (ja) | 1993-08-16 |
Family
ID=30901013
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986064658U Expired - Lifetime JPH0531683Y2 (ja) | 1986-04-29 | 1986-04-29 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0531683Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3161712B2 (ja) * | 1989-07-12 | 2001-04-25 | 株式会社日立製作所 | 磁気記録再生装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130206A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-12 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic recording system |
-
1986
- 1986-04-29 JP JP1986064658U patent/JPH0531683Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57130206A (en) * | 1981-02-02 | 1982-08-12 | Victor Co Of Japan Ltd | Magnetic recording system |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62180304U (ja) | 1987-11-16 |
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