JPS613306A - 回転消去ヘツド付磁気記録再生装置 - Google Patents
回転消去ヘツド付磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPS613306A JPS613306A JP59122462A JP12246284A JPS613306A JP S613306 A JPS613306 A JP S613306A JP 59122462 A JP59122462 A JP 59122462A JP 12246284 A JP12246284 A JP 12246284A JP S613306 A JPS613306 A JP S613306A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- head
- recording
- signal
- erasing
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/02—Recording, reproducing, or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
- G11B5/024—Erasing
Landscapes
- Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は回転ヘッド型磁気記録再生装置に関する。
従来例の構成とその問題点
従来１回転ヘッドを用いたビデオテープレコーダでは固
定の全幅消去ヘッドが用いられてきた。
定の全幅消去ヘッドが用いられてきた。
その理由は以下のようである。ヘリカルスキャン方式ビ
デオテープレコーダの記録パターンは第１図に示したよ
うに、回転ヘッドで記録されるビデオ信号トラック（１
）がテープの中央部にあり、テ−プの両端部には音声信
号トラック（２）、コントロール信号トラック（３）が
あり、トラック（２） （３）は固定ヘッドで記録され
る。一般に、回転ヘッドはテープ端部のトラック（２）
Ｃ３）の領域ではテープに当接せず、回転消去ヘッド
のみではテープの全体を消去できない。従って、テープ
全体を消去しようとするとどうしても固定の消去ヘッド
が必要になる。
デオテープレコーダの記録パターンは第１図に示したよ
うに、回転ヘッドで記録されるビデオ信号トラック（１
）がテープの中央部にあり、テ−プの両端部には音声信
号トラック（２）、コントロール信号トラック（３）が
あり、トラック（２） （３）は固定ヘッドで記録され
る。一般に、回転ヘッドはテープ端部のトラック（２）
Ｃ３）の領域ではテープに当接せず、回転消去ヘッド
のみではテープの全体を消去できない。従って、テープ
全体を消去しようとするとどうしても固定の消去ヘッド
が必要になる。
しかしながら、固定ヘッドで消去するビデオテープレコ
ーダでは、アセンブルｍ集（既に記録されているテープ
の途中から新たな信号を継ぎたしで記録する方式）やイ
ンサート編集（既に記録されているテープの途中の１部
に別の信号を新たに挿入する方式）の場合には編集の始
めや終りがきれいに継がらないため、補助的に回転消去
ヘッドが併用される。回転消去ヘッドをつけるためには
２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式ＶＴＲの場合には２ケの
回転消去ヘッドを追加するため装置のコスト上昇の原因
になり、民生用の機器にぽ採用されておらず、厳密なア
センブル編朶、インサート編集を必要とする業務用のビ
デオテープレコーダのみに採用されているのが現状であ
る。
ーダでは、アセンブルｍ集（既に記録されているテープ
の途中から新たな信号を継ぎたしで記録する方式）やイ
ンサート編集（既に記録されているテープの途中の１部
に別の信号を新たに挿入する方式）の場合には編集の始
めや終りがきれいに継がらないため、補助的に回転消去
ヘッドが併用される。回転消去ヘッドをつけるためには
２ヘツドヘリ力ルスキヤン方式ＶＴＲの場合には２ケの
回転消去ヘッドを追加するため装置のコスト上昇の原因
になり、民生用の機器にぽ採用されておらず、厳密なア
センブル編朶、インサート編集を必要とする業務用のビ
デオテープレコーダのみに採用されているのが現状であ
る。
発明の目的
本発明はビデオ信“号、音声信号、トラッキング用パイ
ロット信号などを総て回転ヘッドによって記録し再生す
るようなビデオテープレコーダのように固定ヘッドを用
いずに回転ヘッドのみによって情報信号を記録再生する
装置に使用する回転消去ヘッドの好適な構成を提供する
ことを目的とする。
ロット信号などを総て回転ヘッドによって記録し再生す
るようなビデオテープレコーダのように固定ヘッドを用
いずに回転ヘッドのみによって情報信号を記録再生する
装置に使用する回転消去ヘッドの好適な構成を提供する
ことを目的とする。
発明の構成
本発明の回転消去ヘッド付磁気記録再生装置は、ｎ個（
ｎは２以上の整数）の回転ヘッドによって磁気テープ上
に斜めの記録トラックを順次形成し、テレビジョン信号
あるいは音声信号などの情報信号を記録、再生するよう
構成すると共に、記録時に回転ヘッドシリンダの一回転
ごとに前記回転ヘッドによって形成される全トラック巾
ｎＴｐ（Ｔｐはトラックピッチ）よりも少なくとも広い
巾の記録直前の領域を消去できるヘッド巾の回転消去へ
ラドを設けたことを特徴とする。
ｎは２以上の整数）の回転ヘッドによって磁気テープ上
に斜めの記録トラックを順次形成し、テレビジョン信号
あるいは音声信号などの情報信号を記録、再生するよう
構成すると共に、記録時に回転ヘッドシリンダの一回転
ごとに前記回転ヘッドによって形成される全トラック巾
ｎＴｐ（Ｔｐはトラックピッチ）よりも少なくとも広い
巾の記録直前の領域を消去できるヘッド巾の回転消去へ
ラドを設けたことを特徴とする。
実施例の説明
以下、本発明の一実施例を第２図〜第６図に基づいて説
明する。なお、ここでは必須の信号（ビデオ信号、音声
信号、トラッキング用パイロット信号）が総て回転ヘッ
ドで記録される８ミリビデオシステムを例にとって説明
する。
明する。なお、ここでは必須の信号（ビデオ信号、音声
信号、トラッキング用パイロット信号）が総て回転ヘッ
ドで記録される８ミリビデオシステムを例にとって説明
する。
８ミリビデオにおける基本的テープ走行経路は第２図の
ようであり、テープ上の記録軌跡は第３図のようである
。第２図のようにテープ（４）は回転ヘッドシリンダ（
５）のまわりに約２２１°巻きつけられており、１８０
°の位相差で取付けられた ２つのヘッドＡ、Ｂ で順
次記録トラックが形成され、第３図のような記録パター
ンが形成される。第３図において、領域（６）にはビデ
オ信号とＦＭ変調音声信号とトラッキング用のパイロッ
ト信号とが周波数多重記録されている。また領域（７）
には時間圧縮されたＰＣＭ音声信号が記録される。テー
プ両端部のトラック（８） （９）のうち、トラック（
８）には固定ヘッドオーディオ、トラック（９）にはキ
ュー信号がそれぞれ必要に応じて記録される。テープの
両端部の固定ヘッドトラック（８） （９）を使用しな
い装置では総ての情報を回転ヘッドＡ、Ｂで記録できる
ようになっており、従って薄くて鏡面になった高密度テ
ープの走行時にテープ走行系の摩擦を小さくでき走行系
の調整が行ないやすく安定な走行ができるという利点を
有している。
ようであり、テープ上の記録軌跡は第３図のようである
。第２図のようにテープ（４）は回転ヘッドシリンダ（
５）のまわりに約２２１°巻きつけられており、１８０
°の位相差で取付けられた ２つのヘッドＡ、Ｂ で順
次記録トラックが形成され、第３図のような記録パター
ンが形成される。第３図において、領域（６）にはビデ
オ信号とＦＭ変調音声信号とトラッキング用のパイロッ
ト信号とが周波数多重記録されている。また領域（７）
には時間圧縮されたＰＣＭ音声信号が記録される。テー
プ両端部のトラック（８） （９）のうち、トラック（
８）には固定ヘッドオーディオ、トラック（９）にはキ
ュー信号がそれぞれ必要に応じて記録される。テープの
両端部の固定ヘッドトラック（８） （９）を使用しな
い装置では総ての情報を回転ヘッドＡ、Ｂで記録できる
ようになっており、従って薄くて鏡面になった高密度テ
ープの走行時にテープ走行系の摩擦を小さくでき走行系
の調整が行ないやすく安定な走行ができるという利点を
有している。
このように回転ヘッドで総ての必須の情報を記録できる
装置においては、１つの回転消去ヘッドによって必須情
報を総てて消去することが可能となる。
装置においては、１つの回転消去ヘッドによって必須情
報を総てて消去することが可能となる。
第４図は回転消去ヘッドと記録再生用の２つの回転ヘッ
ドとの配置関係の具体例を説明するための図であり、第
５図はテープ上での関係を説明するための図である。
ドとの配置関係の具体例を説明するための図であり、第
５図はテープ上での関係を説明するための図である。
第４図（ａ）において１回転ヘッドシリンダ（５）上に
２つのヘッドＡ、Ｂが設けられており、ヘッドＡより回
転方向にθだけ先行した位置に回転消去ヘッドＥ を設
ける。これら３つのヘッドＡ、Ｉ３゜Ｅのヘッド巾及び
高さ関係は例えば第４図（ｂ）に示したように、ヘッド
Ａ、Ｂのトラック巾Ｔ ｗ＋を記録トラックピッチＴ、
に対して’ｒｗ１＝ｉ、ｓ・ＴＰとしたとき、 回転消
去ヘッドＥのトラック巾Ｔｗ２を（２Ｔ、＋α）とする
。またヘッドＥをヘッドＡ、Ｂの高さに対してテープ上
で先行した位置を消去するようにα＝（θ／ １８０）
Ｔ ｐ＋βだけずらせて取りつける。（８ミリビデオ
の場合には（０／１８０） Ｔ 、＋βだけヘッドＡ、
Ｂ に対して高い位置に取りつける。）ここにαは
、回転消去ヘッドが２トラックピッチ分より若干広めに
消去するためのもので２〜３μｍ程度でよい。またβは
、ヘッドＥのフリンジング磁界によって消去直前に記録
されたトラックの有効部分が消去されることを避けるた
めのものでありこのβの値も通常２μｍ程度あればよい
。
２つのヘッドＡ、Ｂが設けられており、ヘッドＡより回
転方向にθだけ先行した位置に回転消去ヘッドＥ を設
ける。これら３つのヘッドＡ、Ｉ３゜Ｅのヘッド巾及び
高さ関係は例えば第４図（ｂ）に示したように、ヘッド
Ａ、Ｂのトラック巾Ｔ ｗ＋を記録トラックピッチＴ、
に対して’ｒｗ１＝ｉ、ｓ・ＴＰとしたとき、 回転消
去ヘッドＥのトラック巾Ｔｗ２を（２Ｔ、＋α）とする
。またヘッドＥをヘッドＡ、Ｂの高さに対してテープ上
で先行した位置を消去するようにα＝（θ／ １８０）
Ｔ ｐ＋βだけずらせて取りつける。（８ミリビデオ
の場合には（０／１８０） Ｔ 、＋βだけヘッドＡ、
Ｂ に対して高い位置に取りつける。）ここにαは
、回転消去ヘッドが２トラックピッチ分より若干広めに
消去するためのもので２〜３μｍ程度でよい。またβは
、ヘッドＥのフリンジング磁界によって消去直前に記録
されたトラックの有効部分が消去されることを避けるた
めのものでありこのβの値も通常２μｍ程度あればよい
。
このようなヘッド配置によってテープ上の消去、記録の
状態を説明すると第５図のようになる。
状態を説明すると第５図のようになる。
Ｖｔはテープ（４）の走行方向、ＶＨは回転ヘッドシリ
ンダ（５）の回転方向である。ドツト部分は旧信号の記
録されている部分（もちろん未記録であつラックＡ、１
．ＢｎとＡｎ＋□の１部分に相当する２ＴＰ＋αの巾が
消磁され、そして消去ヘッドＥからθだけ遅れた位置に
あるヘッドＡによって新しい信号がトラックＡｎに記録
される（トラックＢ、、にもかかる）。またトラックＢ
、、−□にはヘッドＢによって新しい信号が記録されて
おり、このヘラ下Ｂによって記録された信号はトラック
Ａ６にも亘って記録されており、このヘッドＢによって
トラックＡＴｌに記録された信号は消去ヘッドＥによっ
てほぼ消去され、巾βの部分が残り、このβの部分はヘ
ッドＡによってオーバーライド（重ね記録）される。そ
して次にヘッドＢでトラックＢ□に信号が記録される。
ンダ（５）の回転方向である。ドツト部分は旧信号の記
録されている部分（もちろん未記録であつラックＡ、１
．ＢｎとＡｎ＋□の１部分に相当する２ＴＰ＋αの巾が
消磁され、そして消去ヘッドＥからθだけ遅れた位置に
あるヘッドＡによって新しい信号がトラックＡｎに記録
される（トラックＢ、、にもかかる）。またトラックＢ
、、−□にはヘッドＢによって新しい信号が記録されて
おり、このヘラ下Ｂによって記録された信号はトラック
Ａ６にも亘って記録されており、このヘッドＢによって
トラックＡＴｌに記録された信号は消去ヘッドＥによっ
てほぼ消去され、巾βの部分が残り、このβの部分はヘ
ッドＡによってオーバーライド（重ね記録）される。そ
して次にヘッドＢでトラックＢ□に信号が記録される。
このときヘッドＢはヘッドＡによって１〜ラツクＢ９に
亘って記録された信号の、上にオーバーライドによって
新しい信号が記録され、このヘッドＢによって記録され
た信号はトラックＡｎ＋１ にも亘って記録される。こ
のようにして１回転して消去、記録された後、再び次の
１回転で消去、記録が繰り返えされる。このようにオー
ツベーライトされた部分については先に記録された信号
が完全に消去されるわけではないが、ヘッドＡ。
亘って記録された信号の、上にオーバーライドによって
新しい信号が記録され、このヘッドＢによって記録され
た信号はトラックＡｎ＋１ にも亘って記録される。こ
のようにして１回転して消去、記録された後、再び次の
１回転で消去、記録が繰り返えされる。このようにオー
ツベーライトされた部分については先に記録された信号
が完全に消去されるわけではないが、ヘッドＡ。
Ｂはへラドギャップ角度が互”いに逆方向に傾いたアジ
マス記録されていること、およびカラー信号については
クロストーク除去のできる信号処理がなされるためほと
んど悪影響は及ぼさない。
マス記録されていること、およびカラー信号については
クロストーク除去のできる信号処理がなされるためほと
んど悪影響は及ぼさない。
このようにヘッドギャップ角度がトラックに直角な方向
から互いに逆方向に傾いた２つのヘッドで記録再生する
装置において使用する消去ヘッドのギャップ角度として
は、トラックに直角方向のギャップを有するもの（アジ
マスＯ’）のものが好ましい（消去ヘッドによる消去信
号が磁気テープ上に残留したとしても、両ヘッドＡ、Ｂ
によって再生されるレベルはアジマス損失によって同等
に減衰するため）。
から互いに逆方向に傾いた２つのヘッドで記録再生する
装置において使用する消去ヘッドのギャップ角度として
は、トラックに直角方向のギャップを有するもの（アジ
マスＯ’）のものが好ましい（消去ヘッドによる消去信
号が磁気テープ上に残留したとしても、両ヘッドＡ、Ｂ
によって再生されるレベルはアジマス損失によって同等
に減衰するため）。
さて、消去信号については、輝度信号ＦＭキャリヤーそ
のものを用いてもよく、あるいはそれと同等又は若干高
目の周波数信号を用いることが一般的に考えられるが、
記録されている信号の消去率はその記録信号の周波数成
分によって異なり、またテープの種類によっても大きく
異なるものである。
のものを用いてもよく、あるいはそれと同等又は若干高
目の周波数信号を用いることが一般的に考えられるが、
記録されている信号の消去率はその記録信号の周波数成
分によって異なり、またテープの種類によっても大きく
異なるものである。
消去率の周波数依存性に関しては、高周波の短波長信号
は消去率を大きく取るのは容易であるが低周波の長波長
信号になるほど消去率を大きく取ることは難しくなる。
は消去率を大きく取るのは容易であるが低周波の長波長
信号になるほど消去率を大きく取ることは難しくなる。
またテープの種類と消去率との関係は、蒸着テープのよ
うに磁性層厚の゛薄いテープでは消去率は大きく取りや
すいが、塗布形テープのように磁性層厚の厚いテープで
は大きく取ることが困難になる。例えば、８ミリビデオ
の場合において、ヘッドＡ、Ｂと同じギャップ長の消去
ヘッドでヘッドＡ、Ｂの記録磁界強度と同じ磁界強度の
消去磁界で、ＦＭキャリヤー上限周波数に相当する消去
信号で消磁した場合の消磁効果は蒸着テープ、塗布形テ
ープについてそれぞれ第６図のようになる。第６図の意
味するところは回転消去ヘッドを用いずにオーバーライ
ドしたときの旧信号の消え残り状態を示しているのと同
じである。このとき、ＦＭ変調された高周波の輝度信号
領域は両テープともかなりよく消えておりあま゛ り問
題はないが、カラー信号領域７５０ Ｋ Ｈｚ近辺での
消え残りが問題になり再生画面上で色信号にビート妨害
を及ぼす。また１００ Ｋ Ｈｚ〜１６０ Ｋ Ｈｚの
低周波領域に記録されているトラッキング用のパイロッ
ト信号は消え残りが大きく（特に塗布形テープで）、ト
ラッキング状態が着干不安定になるという問題がある。
うに磁性層厚の゛薄いテープでは消去率は大きく取りや
すいが、塗布形テープのように磁性層厚の厚いテープで
は大きく取ることが困難になる。例えば、８ミリビデオ
の場合において、ヘッドＡ、Ｂと同じギャップ長の消去
ヘッドでヘッドＡ、Ｂの記録磁界強度と同じ磁界強度の
消去磁界で、ＦＭキャリヤー上限周波数に相当する消去
信号で消磁した場合の消磁効果は蒸着テープ、塗布形テ
ープについてそれぞれ第６図のようになる。第６図の意
味するところは回転消去ヘッドを用いずにオーバーライ
ドしたときの旧信号の消え残り状態を示しているのと同
じである。このとき、ＦＭ変調された高周波の輝度信号
領域は両テープともかなりよく消えておりあま゛ り問
題はないが、カラー信号領域７５０ Ｋ Ｈｚ近辺での
消え残りが問題になり再生画面上で色信号にビート妨害
を及ぼす。また１００ Ｋ Ｈｚ〜１６０ Ｋ Ｈｚの
低周波領域に記録されているトラッキング用のパイロッ
ト信号は消え残りが大きく（特に塗布形テープで）、ト
ラッキング状態が着干不安定になるという問題がある。
実験によれば、カラー信号の消え残り成分は一４０ｄＢ
以下、パイロット信号の消え残り成分は一２５ｄＢ以下
程度になれば実用上問題がないことがわかった。蒸着テ
ープの場合消去ヘッドで第６図の程度消去し、その上に
新しい信号をオーバーライドすれば十分な消去効果が得
られることがわかる。しかしながら塗布形テープの場合
には上記条件ではカラー信号、パイロット信号ともに許
容レベルに達しないことがわかる。
以下、パイロット信号の消え残り成分は一２５ｄＢ以下
程度になれば実用上問題がないことがわかった。蒸着テ
ープの場合消去ヘッドで第６図の程度消去し、その上に
新しい信号をオーバーライドすれば十分な消去効果が得
られることがわかる。しかしながら塗布形テープの場合
には上記条件ではカラー信号、パイロット信号ともに許
容レベルに達しないことがわかる。
塗布形テープで消去効果を得るためには消去ヘッドのギ
ャップ長を長くして磁性層の深くまで強い消去磁界を及
ぼすようにすることが効果がある。
ャップ長を長くして磁性層の深くまで強い消去磁界を及
ぼすようにすることが効果がある。
また、消去電流を大きく長くして消去磁界を強くするこ
とも必要である。
とも必要である。
また他の方法として、１つの消去ヘッドでトラック巾を
広くして２度消去する方法も効果がある。
広くして２度消去する方法も効果がある。
このときの消去ヘッドトラック巾はＴｗ＝４Ｔ、＋αと
なる。
なる。
さて、上述のようにトラックピッチの２倍又は４倍のト
ラック巾の消去ヘッドで消去する場合の一つの問題はイ
ンサート編集の場合、編集の終りの部分で消去終了と同
時に記録終了にすると２トラツクまたは４トラツク消去
されて無記録のブランク部分が残ることになる。この問
題を解決するためにはインサート終了の指令によって消
去動作を停止し、この時点で先行的に消去されている２
トラツクまたは４トラツクの部分に新しい信号をヘッド
Ａ、Ｂで記録し終った時点で記録を停止すればよい。こ
のときインサート終了指令時点よりも２トラツクまたは
４トラツク遅れた時点で終了することになり厳密なタイ
ミングでのインサートはできないが、２トラツク（１／
３０秒）あるいは４トラツク（１／１５秒）程度の誤差
であり実用上問題はな塾１゜ 上記実施例では８ミリビデオの場合を例にとって説明し
たが、８ミリビデオのように２ヘツドヘリ力ルスキヤン
方式ＶＴＲにかぎらず、回転ヘッドのみで最低限必要な
総ての信号を記録再生するような装置で、３ヘツド、４
ヘツドあるいはそれ以上のヘッドによって記録再生する
ような装置に利用して大いに効果のあるものである。例
えば回転シリンダ上に４つの記録ヘッドを有している場
合にも一つの回転消去ヘッドを設け、この消去ヘッドの
トラック巾−Ｔ、をＴｗ＝４’ｒ、＋β（’ｒ ｐは信
号の記録トラックピッチ）とすればよい（２度消去する
場合はＴＷ＝８’ｒ、十βにすればよい）。
ラック巾の消去ヘッドで消去する場合の一つの問題はイ
ンサート編集の場合、編集の終りの部分で消去終了と同
時に記録終了にすると２トラツクまたは４トラツク消去
されて無記録のブランク部分が残ることになる。この問
題を解決するためにはインサート終了の指令によって消
去動作を停止し、この時点で先行的に消去されている２
トラツクまたは４トラツクの部分に新しい信号をヘッド
Ａ、Ｂで記録し終った時点で記録を停止すればよい。こ
のときインサート終了指令時点よりも２トラツクまたは
４トラツク遅れた時点で終了することになり厳密なタイ
ミングでのインサートはできないが、２トラツク（１／
３０秒）あるいは４トラツク（１／１５秒）程度の誤差
であり実用上問題はな塾１゜ 上記実施例では８ミリビデオの場合を例にとって説明し
たが、８ミリビデオのように２ヘツドヘリ力ルスキヤン
方式ＶＴＲにかぎらず、回転ヘッドのみで最低限必要な
総ての信号を記録再生するような装置で、３ヘツド、４
ヘツドあるいはそれ以上のヘッドによって記録再生する
ような装置に利用して大いに効果のあるものである。例
えば回転シリンダ上に４つの記録ヘッドを有している場
合にも一つの回転消去ヘッドを設け、この消去ヘッドの
トラック巾−Ｔ、をＴｗ＝４’ｒ、＋β（’ｒ ｐは信
号の記録トラックピッチ）とすればよい（２度消去する
場合はＴＷ＝８’ｒ、十βにすればよい）。
発明の詳細
な説明したように、本発明の回転消去ヘッド付磁気記録
再生装置によると次のような効果が得られる。
再生装置によると次のような効果が得られる。
■固定の消去ヘッドを用いないため、記録済テープに新
しい信号を記録する場合、固定ヘッド消去の場合のよう
に記録始めに非消去部分ができないまため記録始めから
ビードのない優れた記録ができる。。
しい信号を記録する場合、固定ヘッド消去の場合のよう
に記録始めに非消去部分ができないまため記録始めから
ビードのない優れた記録ができる。。
■固定の消去ヘッドが不要なため、薄手、鏡面テープの
場合にも摩擦抵抗を少くすることができ、テープ走行が
容易になる。
場合にも摩擦抵抗を少くすることができ、テープ走行が
容易になる。
■８ミリビデオのようにテープテンションが非常に低い
場合（シリンダー入り側でのテンション１０ｇｒ＋Ｃｍ
〜１５ｇｒ＋ｃＩＩ）テープのカールが大きいと固定へ
ッドイレースの場合には部分的にスペースロスで消去不
十分となることがあるが、回転イレースの場合にはテー
プカールの影響は受けない。
場合（シリンダー入り側でのテンション１０ｇｒ＋Ｃｍ
〜１５ｇｒ＋ｃＩＩ）テープのカールが大きいと固定へ
ッドイレースの場合には部分的にスペースロスで消去不
十分となることがあるが、回転イレースの場合にはテー
プカールの影響は受けない。
■１つの回転消去ヘッドでフルイレース動作とインサー
ト編集、アセンブル編集に対応することができる。
ト編集、アセンブル編集に対応することができる。
■ビデオ信号、音声信号、トラッキングパイロット信号
を総て回転ヘッドで記録するような装置において、固定
の消去ヘッドを用いず、ただ−個の回転消去ヘッドを用
いて上記のような優れた効果が得られ、かつ回転消去ヘ
ッドは一つだけであるためコスト的にも安価にできるも
の、である。
を総て回転ヘッドで記録するような装置において、固定
の消去ヘッドを用いず、ただ−個の回転消去ヘッドを用
いて上記のような優れた効果が得られ、かつ回転消去ヘ
ッドは一つだけであるためコスト的にも安価にできるも
の、である。
第１図は従来のビデオテープレコーダの記録パターン図
、第２図は８ミリビデオテープレコーダのテープ走行経
路の説明図、第３図は８ミリビデオテープレコーダの記
録パターン図、第４図は本発明における回転消去ヘッド
の配置説明図、第５図は本発明における回転消去ヘッド
によるテープ上の消去状態の説明図、第６図はテープの
種類による消去レベル−周波数特性図である。 （４）・・・テープ、（５）・・回転ヘッドシリンダ、
Ａ。 Ｂ・・・記録用回転ヘッド、Ｅ・・回転消去ヘッド代理
人 森 本 義 弘 第１図 第２図 第４図 第２図 周襖裂（）１．り
、第２図は８ミリビデオテープレコーダのテープ走行経
路の説明図、第３図は８ミリビデオテープレコーダの記
録パターン図、第４図は本発明における回転消去ヘッド
の配置説明図、第５図は本発明における回転消去ヘッド
によるテープ上の消去状態の説明図、第６図はテープの
種類による消去レベル−周波数特性図である。 （４）・・・テープ、（５）・・回転ヘッドシリンダ、
Ａ。 Ｂ・・・記録用回転ヘッド、Ｅ・・回転消去ヘッド代理
人 森 本 義 弘 第１図 第２図 第４図 第２図 周襖裂（）１．り
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １、ｎ個（ｎは２以上の整数）の回転ヘッドによって磁
気テープ上に斜めの記録トラックを順次形成しテレビジ
ョン信号あるいは音声信号などの情報信号を記録、再生
するよう構成すると共に、記録時に回転ヘッドシリンダ
の一回転ごとに前記回転ヘッドによって形成される全ト
ラック巾ｎＴｐ（Ｔｐはトラックピッチ）よりも少なく
とも広い巾の記録直前の領域を消去できるヘッド巾の回
転消去ヘッドを設けた回転消去ヘッド付磁気記録再生装
置。 ２、回転消去ヘッドのヘッド巾を、回転シリンダの一回
転ごとにｎ個の回転磁気ヘッドによって形成される全ト
ラック巾（ｎ・Ｔｐ）のほぼ２倍の巾の記録直前の領域
を消去できるように設定したことを特徴とする特許請求
の範囲第１項記載の回転消去ヘッド付磁気記録再生装置
。 ３、一区切りの記録の終了時に回転消去ヘッドに流す消
去電流が停止してから回転消去ヘッドの一回転で先行的
に消去された領域に相当する領域に、ｎ個の回転ヘッド
によって情報信号を記録し終る時点までｎ個の回転ヘッ
ドを記録状態に保持するよう構成したことを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の回転消去ヘッド付磁気記録
再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59122462A JPS613306A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 回転消去ヘツド付磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59122462A JPS613306A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 回転消去ヘツド付磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS613306A true JPS613306A (ja) | 1986-01-09 |
Family
ID=14836451
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59122462A Pending JPS613306A (ja) | 1984-06-14 | 1984-06-14 | 回転消去ヘツド付磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS613306A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62277602A (ja) * | 1986-05-24 | 1987-12-02 | Sony Corp | フライングイレ−ス式ビデオテ−プレコ−ダ |
| US4772967A (en) * | 1985-11-13 | 1988-09-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Magnetic recording apparatus in a helical scan system |
| US4821132A (en) * | 1985-10-31 | 1989-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotary head type recording apparatus using rotary erasing head |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942606A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
-
1984
- 1984-06-14 JP JP59122462A patent/JPS613306A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5942606A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-09 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 磁気記録再生装置 |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4821132A (en) * | 1985-10-31 | 1989-04-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Rotary head type recording apparatus using rotary erasing head |
| US4772967A (en) * | 1985-11-13 | 1988-09-20 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Magnetic recording apparatus in a helical scan system |
| JPS62277602A (ja) * | 1986-05-24 | 1987-12-02 | Sony Corp | フライングイレ−ス式ビデオテ−プレコ−ダ |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR900006307B1 (ko) | 다중 기록형 자기 기록 재생 장치 | |
| JPH0263243B2 (ja) | ||
| JPH0210500B2 (ja) | ||
| KR860000091B1 (ko) | 자기 녹화 재생장치 | |
| US5585973A (en) | Magnetic recorder and/or reproducer of eliminating crosswalk interference in both a long time record mode and a standard record mode | |
| JPS613306A (ja) | 回転消去ヘツド付磁気記録再生装置 | |
| JPH0973617A (ja) | 回転ヘッド装置 | |
| JPS63263605A (ja) | 磁気記録装置 | |
| EP0736869B1 (en) | Method and apparatus for recording digital signals | |
| JPH0263242B2 (ja) | ||
| JPH05910B2 (ja) | ||
| JP4010074B2 (ja) | 磁気記録再生方法及び装置 | |
| JP2936705B2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US5067038A (en) | Rotary magnetic head device having two different kinds of heads | |
| JP2574533B2 (ja) | 回転磁気ヘッド装置 | |
| JPH087521Y2 (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS6114566B2 (ja) | ||
| JPH03187011A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPS6356817A (ja) | 磁気記録用の多層テ−プ | |
| JP3227740B2 (ja) | 回転ヘッド装置および回転トランス | |
| KR100335073B1 (ko) | 디지탈/아날로그영상신호의동시기록재생방법 | |
| JPS62149001A (ja) | 磁気記録再生方法 | |
| JPH054721B2 (ja) | ||
| JPH046601A (ja) | 磁気記録装置 | |
| JPH0536019A (ja) | 回転ヘツド装置 |