JPH0632458B2 - 磁気記録方式 - Google Patents
磁気記録方式Info
- Publication number
- JPH0632458B2 JPH0632458B2 JP60195464A JP19546485A JPH0632458B2 JP H0632458 B2 JPH0632458 B2 JP H0632458B2 JP 60195464 A JP60195464 A JP 60195464A JP 19546485 A JP19546485 A JP 19546485A JP H0632458 B2 JPH0632458 B2 JP H0632458B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- signal
- heads
- head
- track
- recording
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Signal Processing Not Specific To The Method Of Recording And Reproducing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、2種類の情報信号を斜め走査方式にて磁気記
録する方式に関する。
録する方式に関する。
(従来の技術とその問題点) NTSC信号を輝度信号(以下、Y信号と称す)とカラ
ー信号(以下、C信号と称す)に分離し、Y信号用ヘッ
ドとC信号用ヘッドにて磁気テープ上に分離記録する、
いわゆるコンポーネント記録方式によれば、画質の向上
を図ることができる。
ー信号(以下、C信号と称す)に分離し、Y信号用ヘッ
ドとC信号用ヘッドにて磁気テープ上に分離記録する、
いわゆるコンポーネント記録方式によれば、画質の向上
を図ることができる。
かかるコンポーネント記録方式においては、従来、斜め
走査方式によりY信号とC信号を交互に磁気テープ上に
記録している。しかるに、Y信号とC信号は信号の性質
が異なっているので、クロストークを少なくするため
に、YトラックとCトラック間に幅の大きなガードバン
ドを設ける必要がある。従って、磁気テープの記録密度
が小さいことから、記録時間が短くなってしまう欠点が
ある。
走査方式によりY信号とC信号を交互に磁気テープ上に
記録している。しかるに、Y信号とC信号は信号の性質
が異なっているので、クロストークを少なくするため
に、YトラックとCトラック間に幅の大きなガードバン
ドを設ける必要がある。従って、磁気テープの記録密度
が小さいことから、記録時間が短くなってしまう欠点が
ある。
Y信号とC信号をアジマス記録し、ガードバンドを小さ
くすることが考えられる。しかし、単にアジマス記録す
るだけでは、上述したように、Y信号とC信号の性質が
異なっているので、実際上はクロストークを減少させる
ことは難しく、従って、ガードバンド幅をそれほど小さ
くすることはできない。
くすることが考えられる。しかし、単にアジマス記録す
るだけでは、上述したように、Y信号とC信号の性質が
異なっているので、実際上はクロストークを減少させる
ことは難しく、従って、ガードバンド幅をそれほど小さ
くすることはできない。
Auto Scan Tracking機構又はAuto Follow Tracking機構
を用いてトラックを正確にトレースすることで、クロス
トークを減少させることは可能である。しかし、このた
めにはビデオテープレコーダに上記機構及び制御回路を
組み込む必要があるので、ビデオテープレコーダが高価
になってしまう。
を用いてトラックを正確にトレースすることで、クロス
トークを減少させることは可能である。しかし、このた
めにはビデオテープレコーダに上記機構及び制御回路を
組み込む必要があるので、ビデオテープレコーダが高価
になってしまう。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、このような点を解決するためになされたもの
で、少なくとも第1及び第2の情報信号を斜め走査にて
磁気記録する方式であって、回転ドラムの相対抗する角
度位置且つ同一高さ位置に相異なるアジマス角を有する
第1及び第2のヘッドY1,C2を取り付けると共に、
前記回転ドラムの相対抗する角度位置且つ同一高さ位置
で前記第1及び第2のヘッドに対し回転軸方向に離れた
上方位置に相異なるアジマス角を有する第3及び第4の
ヘッドC1,Y2を取り付け、前記第1及び第4のヘッ
ドY1,Y2を用いて前記第1の情報信号を磁気記録す
ると共に、前記第2及び第3のヘッドC2,C1を用い
て前記第2の情報信号を磁気記録することを特徴とする
磁気記録方式を提供するものである。
で、少なくとも第1及び第2の情報信号を斜め走査にて
磁気記録する方式であって、回転ドラムの相対抗する角
度位置且つ同一高さ位置に相異なるアジマス角を有する
第1及び第2のヘッドY1,C2を取り付けると共に、
前記回転ドラムの相対抗する角度位置且つ同一高さ位置
で前記第1及び第2のヘッドに対し回転軸方向に離れた
上方位置に相異なるアジマス角を有する第3及び第4の
ヘッドC1,Y2を取り付け、前記第1及び第4のヘッ
ドY1,Y2を用いて前記第1の情報信号を磁気記録す
ると共に、前記第2及び第3のヘッドC2,C1を用い
て前記第2の情報信号を磁気記録することを特徴とする
磁気記録方式を提供するものである。
(発明の実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1図には本発明に係る磁気記録方式に用いる回転ドラ
ム1が示され、第2図はこの回転ドラム1におけるヘッ
ドの配置位置を示している。
ム1が示され、第2図はこの回転ドラム1におけるヘッ
ドの配置位置を示している。
即ち、回転ドラムの周面にはY信号用ヘッドY1とC信
号用ヘッドC2が180°の間隔を保持して同一円上に
取付けられている。また、回転ドラム1の周面には、Y
信号用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2に対してドラム
1の回転軸方向に離間した上方位置に、C信号用ヘッド
C1とY信号用ヘッドY2がそれぞれ取付けられてい
る。Y信号用ヘッドY1とY2はそれぞれ逆アジマス角
を有して配設され、29μmの幅を有している。また、
C信号用ヘッドC1とC2も逆アジマス角を有して配設
され、29μmの幅を有している。そして、Y信号用ヘ
ッドY1とC信号用ヘッドC1及びY信号用ヘッドY2
とC信号用ヘッドC2の間隔T1は16μmに設定され
ている。
号用ヘッドC2が180°の間隔を保持して同一円上に
取付けられている。また、回転ドラム1の周面には、Y
信号用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2に対してドラム
1の回転軸方向に離間した上方位置に、C信号用ヘッド
C1とY信号用ヘッドY2がそれぞれ取付けられてい
る。Y信号用ヘッドY1とY2はそれぞれ逆アジマス角
を有して配設され、29μmの幅を有している。また、
C信号用ヘッドC1とC2も逆アジマス角を有して配設
され、29μmの幅を有している。そして、Y信号用ヘ
ッドY1とC信号用ヘッドC1及びY信号用ヘッドY2
とC信号用ヘッドC2の間隔T1は16μmに設定され
ている。
回転ドラム1のY信号用ヘッドY1に対する75°の先
行角度位置にはオーディオヘッドA2が取付けられてお
り、その180°離れた周面位置には他のオーディオヘ
ッドA1が取付けられている。これらのオーディオヘッ
ドA1、A2は27μmの幅を有し、Y信号用ヘッドY
1(又はC信号用ヘッドC2)の下端から離間間隔T2
は27.5μmに設定されている。
行角度位置にはオーディオヘッドA2が取付けられてお
り、その180°離れた周面位置には他のオーディオヘ
ッドA1が取付けられている。これらのオーディオヘッ
ドA1、A2は27μmの幅を有し、Y信号用ヘッドY
1(又はC信号用ヘッドC2)の下端から離間間隔T2
は27.5μmに設定されている。
ここで、上記回転ドラム1を用いたVHS方式における
磁気記録方式を説明する。
磁気記録方式を説明する。
先ず、標準モードでの磁気記録方式を説明すると、この
場合にはY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2にビ
デオ信号を供給すると共に、オーディオヘッドA1及び
A2にFMオーディオ信号を供給する。従って、磁気テ
ープ上には、第4図に示すように、Y信号用ヘッドY1
によりCh1のビデオトラック2が、又C信号用ヘッド
C2によりCh2のビデオトラック3が記録される。
場合にはY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2にビ
デオ信号を供給すると共に、オーディオヘッドA1及び
A2にFMオーディオ信号を供給する。従って、磁気テ
ープ上には、第4図に示すように、Y信号用ヘッドY1
によりCh1のビデオトラック2が、又C信号用ヘッド
C2によりCh2のビデオトラック3が記録される。
ところで、オーディオヘッドA2、A1は上記したよう
に、所定の先行角度75°を有して回転ドラム1のT2
高さ位置に取付けられている。従って、磁気テープ上に
は、Y信号用ヘッドY1によるCh1のビデオトラック
2の記録に先行して、オーディオヘッドA2によりCh
2の下方で深層記録される。また、磁気テープ上には、
C信号用ヘッドC2によるCh2のビデオトラック3に
先行して、オーディオヘッドA1によりCh1のFMオ
ーディオトラック5がビデオトラック3の下方で深層記
録される。
に、所定の先行角度75°を有して回転ドラム1のT2
高さ位置に取付けられている。従って、磁気テープ上に
は、Y信号用ヘッドY1によるCh1のビデオトラック
2の記録に先行して、オーディオヘッドA2によりCh
2の下方で深層記録される。また、磁気テープ上には、
C信号用ヘッドC2によるCh2のビデオトラック3に
先行して、オーディオヘッドA1によりCh1のFMオ
ーディオトラック5がビデオトラック3の下方で深層記
録される。
次いで、長時間モードでの磁気記録方式を説明すると、
この場合には同様にY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッ
ドC2にビデオ信号を供給すると共に、オーディオヘッ
ドA1、A2にFMオーディオ信号を供給し、磁気テー
プの走行速度を低下させる。従って、磁気テープ上に
は、第5図に示すように、Y信号用ヘッドY1によりC
h1のビデオトラック6が記録され、かつオーディオヘ
ッドA1によりCh1のFMオーディオトラック7が深
層記録される。また、磁気テープ上には、C信号用ヘッ
ドC2によりCh2のビデオトラック8が記録され、か
つオーディオヘッドA2によりCh2のFMオーディオ
トラック9が深層記録される。
この場合には同様にY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッ
ドC2にビデオ信号を供給すると共に、オーディオヘッ
ドA1、A2にFMオーディオ信号を供給し、磁気テー
プの走行速度を低下させる。従って、磁気テープ上に
は、第5図に示すように、Y信号用ヘッドY1によりC
h1のビデオトラック6が記録され、かつオーディオヘ
ッドA1によりCh1のFMオーディオトラック7が深
層記録される。また、磁気テープ上には、C信号用ヘッ
ドC2によりCh2のビデオトラック8が記録され、か
つオーディオヘッドA2によりCh2のFMオーディオ
トラック9が深層記録される。
さて、次に、本発明に係る磁気記録方式をコンポーネン
ト記録方式に応用した例を説明する。
ト記録方式に応用した例を説明する。
この場合には、Y信号用ヘッドY1及びY2にY信号を
供給すると共に、C信号用ヘッドC1及びC2にC信号
を供給する。そして、磁気テープの走行速度を増大し、
かつ下方に位置するY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッ
ドC2を、上方に位置するC信号用ヘッドC1とY信号
用ヘッドY2よりも先行して走査する。従って、磁気テ
ープ上には、第3図に示すように、Y信号用ヘッド
Y1、Y2によりCh1のYトラック10とCh2のY
トラック11が隣接してH並びし、又C信号用ヘッドC
1、C2によりCh1のCトラック12とCh2のCト
ラック13が隣接してH並びする。即ち、Y信号用ヘッ
ドY1、Y2とC信号用ヘッドC1、C2との間隔T1
は16μmに設定されているので、Yトラック10とC
トラック12及びYトラック11とCトラック13との
間のガードバンド14は従来同様16μmの幅になる。
これに対して、Y信号用ヘッドY1とY2は180°間
隔を有してT1間隔で配され、C信号用ヘッドC1とC
2も同様に配されているので、H並びしているCh1と
Ch2のYトラック10、11及びCh1とCh2のC
トラック12、13との間のガードバンド15は13μ
mの幅になる。よって、性質の同一のYトラック10、
11とCトラック12、13が小さなガードバンド15
で隣接してH並びするので、クロストークの影響を少な
くして高密度記録を行うことができる。また、上記実施
例ではY信号用ヘッドY1、Y2及びC信号用ヘッドC
1、C2をそれぞれ逆アジマス角で配しているので、Y
トラック10、11及びCトラック12、13はそれぞ
れ逆アジマス記録されている。従って、この点でもクロ
ストークを防止し得る。
供給すると共に、C信号用ヘッドC1及びC2にC信号
を供給する。そして、磁気テープの走行速度を増大し、
かつ下方に位置するY信号用ヘッドY1とC信号用ヘッ
ドC2を、上方に位置するC信号用ヘッドC1とY信号
用ヘッドY2よりも先行して走査する。従って、磁気テ
ープ上には、第3図に示すように、Y信号用ヘッド
Y1、Y2によりCh1のYトラック10とCh2のY
トラック11が隣接してH並びし、又C信号用ヘッドC
1、C2によりCh1のCトラック12とCh2のCト
ラック13が隣接してH並びする。即ち、Y信号用ヘッ
ドY1、Y2とC信号用ヘッドC1、C2との間隔T1
は16μmに設定されているので、Yトラック10とC
トラック12及びYトラック11とCトラック13との
間のガードバンド14は従来同様16μmの幅になる。
これに対して、Y信号用ヘッドY1とY2は180°間
隔を有してT1間隔で配され、C信号用ヘッドC1とC
2も同様に配されているので、H並びしているCh1と
Ch2のYトラック10、11及びCh1とCh2のC
トラック12、13との間のガードバンド15は13μ
mの幅になる。よって、性質の同一のYトラック10、
11とCトラック12、13が小さなガードバンド15
で隣接してH並びするので、クロストークの影響を少な
くして高密度記録を行うことができる。また、上記実施
例ではY信号用ヘッドY1、Y2及びC信号用ヘッドC
1、C2をそれぞれ逆アジマス角で配しているので、Y
トラック10、11及びCトラック12、13はそれぞ
れ逆アジマス記録されている。従って、この点でもクロ
ストークを防止し得る。
尚、第3図中、16はコントロールトラックを示してい
る。
る。
ところで、上記実施例において、下側に位置するY信号
用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2を、第6図に示すよ
うに、上側に位置するC信号用ヘッドC1とY信号用ヘ
ッドY2よりも0.5Hだけ先行して走査し、かつY信
号用ヘッドY1(Y2)とC信号用ヘッドC2(C1)
のずれ量を2Hに設定すると、Yトラック10、11若
しくはCトラック12、13のH飛び数は1.5Hとな
る。従って、Yトラック10、11相互及びCトラック
12、13相互の信号差は1フィールド+1.5Hにな
るので、これらYトラック10、11及びCトラック1
2、13は1.5Hの信号ずれでH並びするだけであ
る。
用ヘッドY1とC信号用ヘッドC2を、第6図に示すよ
うに、上側に位置するC信号用ヘッドC1とY信号用ヘ
ッドY2よりも0.5Hだけ先行して走査し、かつY信
号用ヘッドY1(Y2)とC信号用ヘッドC2(C1)
のずれ量を2Hに設定すると、Yトラック10、11若
しくはCトラック12、13のH飛び数は1.5Hとな
る。従って、Yトラック10、11相互及びCトラック
12、13相互の信号差は1フィールド+1.5Hにな
るので、これらYトラック10、11及びCトラック1
2、13は1.5Hの信号ずれでH並びするだけであ
る。
これに対して、第7図に示すように、上側のC信号用ヘ
ッドC1とY信号用ヘッドY2を下側のY信号用ヘッド
Y1とC信号用ヘッドC2よりも0.5Hだけ先行して
走査し、かつ同様にY信号用ヘッドY1(Y2)とC信
号用ヘッドC2(C1)のずれ量を2Hに設定すると、
Yトラック10、11若しくはCトラック12、13の
H飛び数は2.5Hとなる。従って、Yトラック10、
11相互及びCトラック12、13相互の信号差は1フ
ィールド+2.5Hになるので、これらYトラック1
0、11及びCトラック12、13は2.5Hの信号ず
れでH並びしてしまう。
ッドC1とY信号用ヘッドY2を下側のY信号用ヘッド
Y1とC信号用ヘッドC2よりも0.5Hだけ先行して
走査し、かつ同様にY信号用ヘッドY1(Y2)とC信
号用ヘッドC2(C1)のずれ量を2Hに設定すると、
Yトラック10、11若しくはCトラック12、13の
H飛び数は2.5Hとなる。従って、Yトラック10、
11相互及びCトラック12、13相互の信号差は1フ
ィールド+2.5Hになるので、これらYトラック1
0、11及びCトラック12、13は2.5Hの信号ず
れでH並びしてしまう。
以上のことから、下側のY信号用ヘッドY1とC信号用
ヘッドC2を先行して走査する場合には、Yトラック1
0、11及びCトラック12、13を小さな信号ずれで
H並びさせることが可能なことが明らかである。
ヘッドC2を先行して走査する場合には、Yトラック1
0、11及びCトラック12、13を小さな信号ずれで
H並びさせることが可能なことが明らかである。
さて、第2図の本発明の実施例では、下側のY信号用ヘ
ッドY1とC信号用ヘッドC2を0.5Hだけ先行して
走査するのが実際的には困難なので、第3図に示すよう
に、2Hだけ先行して走査し、かつY信号用ヘッドY1
(Y2)とC信号用ヘッドC2(C1)のずれ量を5.
5Hに設定している。従って、H飛び数は3.5Hとな
るので、Yトラック10、11相互及びCトラック1
2、13相互の信号差は1フィールド+3.5Hにな
る。よって、Yトラック10、11及びCトラック1
2、13は3.5Hの信号ずれでH並びするだけなの
で、上側のC信号用ヘッドC1とY信号用ヘッドY2を
同一条件で先行して走査する場合に比べてクロストーク
を更に確実に減少させることができる。
ッドY1とC信号用ヘッドC2を0.5Hだけ先行して
走査するのが実際的には困難なので、第3図に示すよう
に、2Hだけ先行して走査し、かつY信号用ヘッドY1
(Y2)とC信号用ヘッドC2(C1)のずれ量を5.
5Hに設定している。従って、H飛び数は3.5Hとな
るので、Yトラック10、11相互及びCトラック1
2、13相互の信号差は1フィールド+3.5Hにな
る。よって、Yトラック10、11及びCトラック1
2、13は3.5Hの信号ずれでH並びするだけなの
で、上側のC信号用ヘッドC1とY信号用ヘッドY2を
同一条件で先行して走査する場合に比べてクロストーク
を更に確実に減少させることができる。
上記実施例において、Yトラック10、11とCトラッ
ク12、13との間にガードバンド15を設けずにこれ
らトラックを記録してもよい。この場合には、T1間隔
を広くしてYトラック10、11とCトラック12、1
3をそれぞれ逆アジマス角で記録すればよい。
ク12、13との間にガードバンド15を設けずにこれ
らトラックを記録してもよい。この場合には、T1間隔
を広くしてYトラック10、11とCトラック12、1
3をそれぞれ逆アジマス角で記録すればよい。
尚、上記実施例ではコンポーネント記録方式に本発明を
適用したが、性質の異なる情報信号を高密度記録する場
合の全てに本発明を適用できるのは勿論である。また、
本発明は性質の異なる情報信号を記録再生するに際し、
同じ性質の情報信号同士を隣接させ記録することによ
り、クロストーク妨害を回避するものであるから、異な
る性質の映像信号にも適用でき、係る場合にも同じ性質
の映像信号同士は隣接記録されるのでクロストーク妨害
を回避できることは勿論である。
適用したが、性質の異なる情報信号を高密度記録する場
合の全てに本発明を適用できるのは勿論である。また、
本発明は性質の異なる情報信号を記録再生するに際し、
同じ性質の情報信号同士を隣接させ記録することによ
り、クロストーク妨害を回避するものであるから、異な
る性質の映像信号にも適用でき、係る場合にも同じ性質
の映像信号同士は隣接記録されるのでクロストーク妨害
を回避できることは勿論である。
(発明の効果) 本発明によれば、相異なるアジマス角を有する第1及び
第2のヘッドと相異なるアジマス角を有する第3及び第
4のヘッドとはそれぞれ同一高さ位置に配設されている
ので、従来の磁気記録方式と互換性のある磁気記録方式
を提供できる効果がある。
第2のヘッドと相異なるアジマス角を有する第3及び第
4のヘッドとはそれぞれ同一高さ位置に配設されている
ので、従来の磁気記録方式と互換性のある磁気記録方式
を提供できる効果がある。
また、本発明によれば、下方に位置する第1及び第2の
ヘッドを上方に位置する第3及び第4のヘッドに先行し
て走査し、第1及び第4のヘッドを用いて第1の情報信
号を磁気記録すると共に、第2及び第3のヘッドを用い
て第2の情報信号を磁気記録するので、第1の情報信号
相互及び第2の情報信号相互を隣接させて記録でき、第
1の情報信号相互及び第2の情報信号相互の時間的なず
れを小さくすることができ、更に、H並びをとりつつ記
録することもできる。従って、クロストークの影響を低
減し、記録媒体上の信号を高記録密度で記録することが
できる効果がある。
ヘッドを上方に位置する第3及び第4のヘッドに先行し
て走査し、第1及び第4のヘッドを用いて第1の情報信
号を磁気記録すると共に、第2及び第3のヘッドを用い
て第2の情報信号を磁気記録するので、第1の情報信号
相互及び第2の情報信号相互を隣接させて記録でき、第
1の情報信号相互及び第2の情報信号相互の時間的なず
れを小さくすることができ、更に、H並びをとりつつ記
録することもできる。従って、クロストークの影響を低
減し、記録媒体上の信号を高記録密度で記録することが
できる効果がある。
第1図は本発明に係る回転ドラムの平面図、第2図は第
1図の回転ドラムにおける各ヘッドの位置を示す配置展
開図、第3図は本発明の磁気記録方式により記録された
トラックパターンを示す図、第4図及び第5図は標準モ
ード及び長時間モードでの記録に兼用したトラックパタ
ーンを示す図、第6図及び第7図は下側のヘッドと上側
のヘッドとをそれぞれ先行して走査した場合の相違を説
明するためのトラックパターンを示す図である。 1…回転ドラム、 10、11…Yトラック、 12、13…Cトラック、 14、15…ガードバンド、 Y1、Y2…Y信号用ヘッド、 C1、C2…C信号用ヘッド、 A1、A2…オーディオヘッド。
1図の回転ドラムにおける各ヘッドの位置を示す配置展
開図、第3図は本発明の磁気記録方式により記録された
トラックパターンを示す図、第4図及び第5図は標準モ
ード及び長時間モードでの記録に兼用したトラックパタ
ーンを示す図、第6図及び第7図は下側のヘッドと上側
のヘッドとをそれぞれ先行して走査した場合の相違を説
明するためのトラックパターンを示す図である。 1…回転ドラム、 10、11…Yトラック、 12、13…Cトラック、 14、15…ガードバンド、 Y1、Y2…Y信号用ヘッド、 C1、C2…C信号用ヘッド、 A1、A2…オーディオヘッド。
Claims (3)
- 【請求項1】少なくとも第1及び第2の情報信号を斜め
走査にて磁気記録する方式であって、 回転ドラムの相対抗する角度位置且つ同一高さ位置に相
異なるアジマス角を有する第1及び第2のヘッドを取り
付けると共に、 前記回転ドラムの相対抗する角度位置且つ同一高さ位置
で前記第1及び第2のヘッドに対して回転軸方向に離れ
た上方位置に相異なるアジマス角を有する第3及び第4
のヘッドを取り付け、 第1の記録態様では、前記第1及び第4のヘッドを用い
て前記第1の情報信号を磁気記録すると共に前記第2及
び第3のヘッドを用いて前記第2の情報信号を磁気記録
し、 第2の記録態様では、前記第1及び第2のヘッド、又は
第3及び第4のヘッドを用いて第3の情報信号を磁気記
録することを特徴とする磁気記録方式。 - 【請求項2】前記第1及び第2の情報信号は輝度信号と
カラー信号であることを特徴とする特許請求の範囲第1
項に記載の磁気記録方式。 - 【請求項3】前記第1及び第2のヘッドを前記第3及び
第4のヘッドに対して夫々先行するよう回転ドラムに取
付け、且つ、第1及び第3のヘッド相互のアジマス角方
向と第2及び第4のヘッド相互のアジマス角方向とが夫
々一致することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の磁気記録方式。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195464A JPH0632458B2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 磁気記録方式 |
US06/899,544 US4725896A (en) | 1985-08-23 | 1986-08-22 | Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape |
EP86306580A EP0224321B1 (en) | 1985-08-23 | 1986-08-26 | Magnetic recording apparatus for recording two kinds of mutually different information signals on independent tracks of a magnetic tape |
DE8686306580T DE3679785D1 (de) | 1985-08-23 | 1986-08-26 | Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes. |
DE198686306580T DE224321T1 (de) | 1985-08-23 | 1986-08-26 | Magnetisches aufzeichnungsgeraet zur aufzeichnung zweier arten von unterschiedlichen informationssignalen auf unabhaengige spuren eines magnetbandes. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60195464A JPH0632458B2 (ja) | 1985-09-04 | 1985-09-04 | 磁気記録方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6256091A JPS6256091A (ja) | 1987-03-11 |
JPH0632458B2 true JPH0632458B2 (ja) | 1994-04-27 |
Family
ID=16341511
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60195464A Expired - Lifetime JPH0632458B2 (ja) | 1985-08-23 | 1985-09-04 | 磁気記録方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632458B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0797869B2 (ja) * | 1986-04-23 | 1995-10-18 | 松下電器産業株式会社 | 磁気記録再生方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6249794A (ja) * | 1985-08-29 | 1987-03-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 映像信号記録再生装置 |
-
1985
- 1985-09-04 JP JP60195464A patent/JPH0632458B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6256091A (ja) | 1987-03-11 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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EXPY | Cancellation because of completion of term |