JPH0355133Y2 - - Google Patents

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JPH0355133Y2
JPH0355133Y2 JP12620785U JP12620785U JPH0355133Y2 JP H0355133 Y2 JPH0355133 Y2 JP H0355133Y2 JP 12620785 U JP12620785 U JP 12620785U JP 12620785 U JP12620785 U JP 12620785U JP H0355133 Y2 JPH0355133 Y2 JP H0355133Y2
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁気録音再生装置に使用する磁気ヘ
ツド装置、詳しくは、磁気テープに対向して180
度回転し、対向する磁気テープの上下チヤンネル
を変更することができる回転型磁気ヘツド装置に
関する。
〔従来の技術〕
磁気テープに対向して180度回転し、対向する
磁気テープの上下チヤンネルを変更することがで
きる回転型磁気ヘツド装置は、オートリバース動
作を行なうテープレコーダに有効である。第2図
は4トラツク2チヤンネルのテープレコーダに使
用されている従来の回転型磁気ヘツド装置を示し
ているものである。この回転型ヘツド装置は、録
音再生ヘツドとして左右チヤンネル用の2個の録
音再生ヘツド21,22およびこれらの録音再生
ヘツド21,22に隣接対応して設けられている
消去ヘツド23を有し、これらのヘツド21〜2
3は回転体24に一体的に取り付けられている。
また、録音再生ヘツド21,22に隣接し、消去
ヘツド23と反対の側にはテープガイド25が配
設され、これによつて磁気テープ26が案内さ
れ、録音再生ヘツド21,22および消去ヘツド
23に摺接しながら移動するようになつている。
また、図示の位置においては、録音再生ヘツド2
1,22および消去ヘツド23は、磁気テープ2
6の下側の録音再生チヤンネルに対向し、この下
側チヤンネルに録音再生するようになつている
が、録音再生ヘツド21,22および消去ヘツド
23を回転体24とともに180度回転することに
よつて録音再生ヘツド21,22および消去ヘツ
ド23は磁気テープ26の上側の録音再生チヤン
ネルに対向し、この上側チヤンネルに録音再生し
得るものである。このような回転型磁気ヘツド装
置は、特にオートリバース動作用として磁気テー
プ26の一方のチヤンネルの終端部まで録音再生
動作が完了した場合に、回転型磁気ヘツド装置を
180度回転して他方のチヤンネルに連続的に録音
再生するために有効な磁気ヘツド装置である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところで、第2図に示すような従来の回転型磁
気ヘツド装置を有するテープレコーダにおいて磁
気テープのダビングを行なう場合には、録音再生
ヘツド21,22および消去ヘツド23が磁気テ
ープ26に対して一方のチヤンネル側にのみ対向
して設けられているため、磁気テープ26の上下
チヤンネルに対して別々の2回ダビング動作を行
なうことが必要であり、ダビング時間が長くかか
るという問題点がある。
本考案の目的は、テープレコーダに使用した場
合、磁気テープのダビング動作を短縮することが
できる磁気ヘツド装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するため、本考案の磁気ヘツ
ド装置は、磁気テープを幅方向に対称に複数のチ
ヤンネルに分割して録音再生を行なうテープレコ
ーダに使用する磁気ヘツド装置であつて、各チヤ
ンネル毎に設けられた録音再生ヘツドと、対称に
設けられたチヤンネルの一方に対応した一方の録
音再生ヘツドに対応して設けられた個別消去ヘツ
ドと、磁気テープのすべてのチヤンネルを覆うよ
うに磁気テープに対向して磁気テープの幅方向に
延出した幅広消去ヘツドと、前記各録音再生ヘツ
ドと、個別消去ヘツドおよび幅広消去ヘツドが一
体的に取り付けられていて、個別消去ヘツドおよ
び一方の録音再生ヘツドが一方のチヤンネルに対
向し、他方の録音再生ヘツドが他方のチヤンネル
に対向する第1の位置と個別消去ヘツドおよび一
方の録音再生ヘツドが他方のチヤンネルに対向
し、他方の録音再生ヘツドが一方のチヤンネルに
対向する第2の位置とに設定され得るように各録
音再生ヘツドおよび個別消去ヘツドを回転する回
転体とを有する。
〔作用〕
本考案による磁気ヘツド装置においては、各チ
ヤンネル毎に設けられた録音再生ヘツドと磁気テ
ープのすべてのチヤンネルを覆うように磁気テー
プの幅方向に延出した幅広消去ヘツドとによつて
すべてのチヤンネルに録音されている信号を同時
にダビングすることができるようになつていると
ともに、個別消去ヘツドは一方のチヤンネルに対
応して設けられているので、この個別消去トラツ
クと対応する録音再生ヘツドとによつて各チヤン
ネル毎に別々に録音再生動作を行なうことができ
る上、回転体によつて録音再生ヘツドおよび個別
消去ヘツドを180度回転することによりオートリ
バース動作を行なうこともできる。
〔実施例〕
以下、図面を用いて本考案の実施例を説明す
る。
第1図は、本考案の一実施例に係る磁気ヘツド
装置を示す図である。同図に示す磁気ヘツド装置
は、4トラツク2チヤンネルのテープレコーダに
使用しているものであり、磁気テープ1の幅方向
に4トラツクに対応して4個の録音再生ヘツド
2,3,4,5がそれぞれ設けられている。下側
に設けられている下側チヤンネル用の録音再生ヘ
ツド2,3はそれぞれステレオの左右チヤンネル
を構成し、また上側に設けられている上チヤンネ
ル用の録音再生ヘツド4,5も同様に左右チヤン
ネルを構成している。下側チヤンネル用の録音再
生ヘツド2,3には磁気テープ1の長手方向に隣
接して消去ヘツド6、すなわち個別消去ヘツド6
が配設され、この個別消去ヘツド6は録音再生ヘ
ツド2,3とともに下側チヤンネルに対向してい
る。
また、録音再生ヘツド2,3,4,5に隣接し
て個別消去ヘツド6と反対側にはテープガイド8
が設けられ、これによつて磁気テープ1の走行を
案内するようになつているとともに、このテープ
ガイド8の部分にはテープガイド8と同様に磁気
テープ1の幅方向に延出した幅広消去ヘツド9が
磁気テープ1に対向して設けられている。この幅
広消去ヘツド9は少なくとも4トラツクを覆い、
4トラツクを同時に消去できるように磁気テープ
1のほぼ幅一杯に延出している。
上記録音再生ヘツド2,3,4,5、個別消去
ヘツド6、テープガイド8および幅広消去ヘツド
9は、回転体7に一体的に取り付けられている。
この回転体7はその回転中心が磁気テープ1の幅
方向の中央部に位置しており、この回転中心を中
心として図示しない機構により180度回転し得る
ように構成されている。この結果、回転体7は、
図示のように録音再生ヘツド2,3および個別消
去ヘツド6が下側チヤンネルに対向し、録音再生
ヘツド4,5が上側チヤンネルに対向する第1の
位置と、この第1の位置から回転体7が180度回
転して録音再生ヘツド2,3および個別消去ヘツ
ド6が上側チヤンネルに対向し、録音再生ヘツド
4,5が下側チヤンネルに対向する第2の位置と
を取り得るようになつていて、これにより回転型
磁気ヘツド装置を構成している。この回転型磁気
ヘツド装置の構成は、オートリバース動作を行な
うのに適しているものである。すなわちオートリ
バース動作において磁気テープ1の一方のチヤン
ネル、例えば下側チヤンネルに対して録音再生ヘ
ツド2,3および個別消去ヘツド6によつて録音
再生動作が完了した後、磁気テープ1の終端部で
回転体7を180度回転することにより同様に録音
再生ヘツド2,3および個別消去ヘツド6によつ
て上側チヤンネルに対して連続的に録音再生する
ことができるのである。
以上のように構成された磁気ヘツド装置におい
ては、録音再生ヘツド2,3および個別消去ヘツ
ド6を使用して上下チヤンネル毎に通常の録音再
生動作を行なうことができるとともに、この場合
には、上述したように回転体7を180度回転する
ことによつてオートリバース動作も行なうことが
できる。
また、4個の録音再生ヘツド2,3,4,5お
よび幅広消去ヘツド9を使用することによりダビ
ング動作を上下チヤンネル同時に短時間で、すな
わち従来の半分の時間で行なうことができる。こ
の場合、幅広消去ヘツド9も回転体7に一体的に
取り付けられて180度回転することができるので、
磁気テープ1が正逆いずれの方向に走行する場合
にもダビング動作を行なうことができる。
すなわち、録音再生ヘツド2〜5および図示の
ように録音再生ヘツド2〜5の左側に位置してい
る状態の幅広消去ヘツド9を使用することにより
磁気テープ1を図において左方向に走行させなが
ら上下チヤンネルの4トラツク同時にダビングす
ることができ、また回転体7が図示の位置から
180度回転して録音再生ヘツド2〜5の右側に幅
広消去ヘツド9が位置した場合には磁気テープ1
を図において右方向に走行させながら4トラツク
同時にダビングすることができるのである。
なお、幅広消去ヘツド9はテープガイド8の部
分に設けられているので、特別にスペースを必要
とせず磁気ヘツド装置全体を小型化している。
上記実施例においては、4トラツク2チヤンネ
ルの場合について説明したが、これに限定される
ものでなく、各トラツクおよびチヤンネルが磁気
テープの幅方向に対称に設けられ、対称となる一
方と他方とが前記回転体を回転することにより入
れ替られるものである限りにおいては、例えば8
トラツク4チヤンネルのような他の複数の構成の
ものにも適用し得るものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば、録音再
生ヘツドは磁気テープの各チヤンネル毎に設けら
れるとともに、磁気テープのすべてのチヤンネル
を覆うように磁気テープの幅方向に延出した幅広
消去ヘツドが設けられているので、この録音再生
ヘツドと幅広消去ヘツドとによつてすべてのチヤ
ンネルを同時にダビングすることができ、ダビン
グ時間を従来の半分の時間に短縮することができ
る。また、録音再生ヘツドのいずれか一方に対応
して個別消去ヘツドが設けられ、これらの各ヘツ
ドは回転体に取り付けられ、180度回転すること
により両チヤンネルのいずれにも対応し得るもの
であるため、各チヤンネル毎に通常の録音再生動
作を行なうことができる上、オートリバース動作
も行なうことができる。
なお、幅広消去ヘツドは回転体に録音再生ヘツ
ドおよび個別消去ヘツドとともに取り付けられて
いるため、磁気ヘツド装置を小型に形成すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す磁気ヘツド装
置の平面図、第2図は従来の磁気ヘツド装置の平
面図である。 図において、1……磁気テープ、2,3,4,
5……録音再生ヘツド、6……個別消去ヘツド、
7……回転体、8……テープガイド、9……幅広
消去ヘツドである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 磁気テープを幅方向に対称に複数のチヤンネ
    ルに分割して録音再生を行なうテープレコーダ
    に使用する磁気ヘツド装置において、各チヤン
    ネル毎に設けられた録音再生ヘツドと、対称に
    設けられたチヤンネルの一方に対応した一方の
    録音再生ヘツドに対応して設けられた個別消去
    ヘツドと、磁気テープのすべてのチヤンネルを
    覆うように磁気テープに対向して磁気テープの
    幅方向に延出した幅広消去ヘツドと、前記各録
    音再生ヘツド、個別消去ヘツドおよび幅広消去
    ヘツドが一体的に取り付けられていて、個別消
    去ヘツドおよび一方の録音再生ヘツドが一方の
    チヤンネルに対向し、他方の録音再生ヘツドが
    他方のチヤンネルに対向する第1の位置と個別
    消去ヘツドおよび一方の録音再生ヘツドが他方
    のチヤンネルに対向し、他方の録音再生ヘツド
    が一方のチヤンネルに対向する第2の位置とに
    設定され得るように各録音再生ヘツドおよび個
    別消去ヘツドを回転する回転体とを有すること
    を特徴とする磁気ヘツド装置。 (2) 前記複数のチヤンネルは2チヤンネルで構成
    され、各チヤンネルは左右チヤンネル用の2ト
    ラツクで構成され、前記各録音再生ヘツドは左
    右チヤンネル用の2個の録音再生ヘツドで構成
    されていることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第1項記載の磁気ヘツド装置。
JP12620785U 1985-08-19 1985-08-19 Expired JPH0355133Y2 (ja)

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JP12620785U JPH0355133Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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JP12620785U JPH0355133Y2 (ja) 1985-08-19 1985-08-19

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JPS6236429U JPS6236429U (ja) 1987-03-04
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