JP2558151B2 - 回転ヘッド式磁気記録再生装置における記録または再生方法 - Google Patents

回転ヘッド式磁気記録再生装置における記録または再生方法

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JP2558151B2 JP63209303A JP20930388A JP2558151B2 JP 2558151 B2 JP2558151 B2 JP 2558151B2 JP 63209303 A JP63209303 A JP 63209303A JP 20930388 A JP20930388 A JP 20930388A JP 2558151 B2 JP2558151 B2 JP 2558151B2
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、DAT用の磁気テープに記録される情報と同
じフォーマットの情報を8mmVTR用の磁気テープに記録し
あるいは記録されたものを再生する方法に関する。
〔従来の技術〕
第5図はDATに使用される磁気テープTDに情報が記録
された状態を示し、第6図は回転ヘッドドラム1によっ
て情報の記録あるいは再生が行なわれる状態を示してい
る。DAT用の磁気テープTDは幅寸法WDが約3.81mmであ
る。磁気テープTDは回転ヘッドドラム1に対して約90
度の角度だけ巻付けられ、一対の磁気ヘッドAならびに
Bによってヘリカルスキャン方式にて情報が記録され
る。DATでは、第5図に示すl1の長さが1トラックにな
り、この1トラックには196ブロック(1ブロックが288
ビット)が記録される。オーディオ用のフォーマットで
は、2トラックが1フレームとなり、情報の内容はPCM
データ、オートトラッキングコード、サブコードなどで
ある。
そして最近では、DAT用の磁気テープならびにDAT用の
磁気記録再生装置をコンピュータのデータ記録用として
使用することが考えられている。この場合、データのフ
ォーマットとしては、例えばオーディオ用のフォーマッ
トを基本として、これを応用してデータ領域を設け、こ
のデータ領域にコンピュータ用の情報を記録することが
考えられている。第6図に示すようにこのようなデータ
の記録に使用される場合にはヘッド方式のものが使用さ
れ、第7図に示すように回転ヘッドドラム1の90度回転
毎にAヘッドとBヘッドとによって記録される内容が
A′ヘッドとB′ヘッドによって直ちに再生されてモニ
ターされ、例えば記録すべき信号と再生された信号との
比較などが行なわれるようになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
この種のDAT用の磁気テープを使用した情報の記録ま
たは再生は、例えば固定磁気ディスクのバックアップ用
などとして使用されるものである。しかしながら、DAT
用磁気テープには当然に長さに限界があり、情報の記録
容量は1.3Gバイト程度(テープ長が約60mの場合)であ
る。また例えば、8mmVTR用の磁気テープのようにDAT用
の磁気テープよりも幅の広いものを使用すれば、トラッ
ク長(第5図に示すl1)を長くでき、情報の記録容量を
高くすることが可能である。しかしながらトラック長を
長くした場合には、情報の記録フォーマット自体を変更
する必要があり、DAT用の情報フォーマットと異なるフ
ォーマットを組む必要が生じ、また記録または再生用の
ソフトウエアも変更する必要が生じる。
本発明は上記課題を解決するものであり、DAT用の磁
気テープに記録される情報と同じフォーマットの情報を
8mmVTR用の磁気テープに対して記録しまたは再生できる
ようにし、DAT用と同じソフトウエアを使用でき、しか
も情報の記録容量を高くできるようにした回転ヘッド式
磁気記録再生装置における記録または再生方法を提供す
ることを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、テープ幅寸法が約3.81mmのDAT用の磁気テ
ープに記録される情報と同じフォーマットのディジタル
信号を、テープ幅寸法が約8mmの8mmVTR用の磁気テープ
に対して記録しまたは再生する方法であって、8mmVTR用
の磁気テープに対してひとつの磁気ヘッドが接触してか
ら離れるまでの走査過程においてその時間軸方向に対し
前記DAT用のフォーマットのディジタル信号を8mmVTR用
の磁気テープに対する記録波長に合わせて複数段に記録
してテープ走行方向に並ぶ情報トラックをテープ幅方向
に複段に配列し、このディジタル信号を8mmVTR用の磁気
記録再生装置を使用して記録しまたは再生することを特
徴とするものである。
〔作用〕
上記手段ではDAT用の磁気テープよりも幅寸法の大き
い8mmVTR用の磁気テープを使用して、この磁気テープに
対してDAT用の情報と同じフォーマットの情報を記録し
ている。そして8mmVTR用の磁気テープにおいてひとつの
磁気ヘッドが1回分走査する過程において複数のトラッ
クが記録されるようになっている。よって8mmVTR用の磁
気テープにはその幅方向に複数段のトラックが配置され
る状態になり、その段数だけ情報の記録容量を大きくで
きるようになる。また記録される情報の1トラックのフ
ォーマットはDAT用の磁気テープに記録される情報のフ
ォーマットと同じであるため、情報の記録または再生に
使用されるソフトウェアはDAT用の磁気テープを使用す
るものと共通にできる。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を第1図〜第4図の図面によって
説明する。
第1図と第2図は情報の記録順序ならびに記録された
ものを示す8mmVTR用テープを記録面側から見た平面図、
第3図はこのテープの情報の記録または再生に使用され
る磁気ヘッドドラムを示す平面図、第4図は記録されあ
るいは再生される情報の信号ブロックを示す説明図であ
る。
第1図に示すように、8mmVTR用の磁気テープTvは、幅
寸法Wvが約8mmである。また8mmVTR用の磁気記録再生装
置では、第3図に示す回転ヘッドドラム2の直径が40mm
であり、DAT用の回転ヘッドドラム1(第6図参照)の
直径30mmよりも大きくなっている。またテープのドラム
に対する巻付け角度も約221度である。よって第1図に
示すようにDAT用の情報と同じフォーマットの情報(ト
ラック長l1)を8mmVTR用の磁気テープTvに対して幅方向
に複数段に配列することが可能である。
ここで、DAT用の磁気テープの場合、前述のように1
トラックが196ブロックである。なおDAT用の磁気テープ
VDの場合には、ひとつの磁気ヘッドがテープに接触し
てから離れるまでの時間軸の長さ(1フィールド)にお
いて記録されるのは1トラックである。DAT用の磁気テ
ープにおいて最短記録波長(λmin)は0.67μmである
ため、1ブロック当り最大で178.96波長分となる。これ
と同じ情報フォーマットを第1図に示すように8mmVTR用
の磁気テープTvに記録する場合について計算する。8mmV
TR用の回転ヘッドドラム2の直径は40mmであり、このヘ
ッドドラムに設けられた磁気ヘッドがテープに接触して
から離れるまでの長さ(1フィールド長)Lは76.85mm
である。最短記録波長(λmin)を0.7μmとすると、1
フィールドには 76.85/0.0007=109785.7(波長) だけ入ることになる。DAT用の情報フォーマットでは、
1ブロック当り178.96波長であるから、8mmVTR用の磁気
テープでは1フィールドに 109785.7/178.96=613.465(ブロック) 入る。DAT用の情報トラックは1トラック当り196ブロッ
クであるため、 613.465/196=3.1299(トラック) となり、第1図においてトラック(1)〜(3)で示す
ようにトラックはテープ幅方向に3段にて配列できるこ
とになる。
次に第1図に示す情報を書込むための方法につて説明
する。
8mmVTR用の磁気テープに対しては第3図に示す回転ヘ
ッドドラム2によって情報の記録が行なわれる。この図
に示している回転ヘッドドラム2は8mmVTR用の磁気記録
再生装置に設けられているものと同じであり、前述のよ
うにドラム直径は40mmで、また磁気テープの巻付け角度
は221度である。なおAヘッドとBヘッドは記録用であ
り、A′ヘッドとB′ヘッドは再生モニタ用である。
8mmVTR用磁気テープTvに対する情報の書込みは磁気テ
ープを走行させ、回転ヘッドドラム2を回転させて、ト
ラック(1)から行なう。すなわちAヘッドが磁気テー
プに接触している工程の最初の約1/3の時間だけ情報の
書込みを行ない、続いてBヘッドによって同様に1/3の
時間だけ情報の書込みを行なう。これによってトラック
(1)に対して情報の記録が行なわれる。第4図では、
Aで示すブロックがAヘッドによる走査時間を示し、B
で示すブロックがBヘッドによる走査時間を示してい
る。各ヘッドの走査時間の最初の1/3の時間がトラック
(1)に対する記録時間であり、記録する信号であるこ
とをハッチングによって示している。またA′とB′ヘ
ッドによる再生モニタでは、第4図においてA′とB′
で示すブロックのうちハッチングにて示す時間だけ情報
が読取られる。上記の記録信号と再生モニタ信号が比較
されることによって、情報が適正に記録されているか否
かの確認が行なわれる。
テープ全長にわたって、トラック(1)の情報の記録
が完了したら、トラック(2)の記録を開始する。この
方法は例えば、トラック(1)の記録が完了した後に、
テープをリバース動作すなわちトラック(1)に対する
記録動作と同じ速度にて逆走行させ、トラック(1)の
記録のときと同じ方向に回転する回転ヘッドドラム2に
よって情報の書込みを行なう。すなわちトラック(2)
への書込み順序は、第2図においてβで示すようにトラ
ック(1)に対する方向(この場合はα方向)と逆方向
になる。このときAヘッドまたはBヘッドでは、第4図
において符号(2)で示すブロック(ヘッドの走査過程
の中央の1/3時間)において信号が供給される。これに
よりトラック(2)に対してトラック長l1の情報が記録
される。さらにトラック(2)の情報の記録が完了した
後には再度磁気テープをフォワード方向に走行させ、第
4図において符号(3)で示すブロックで示す時間だけ
ヘッドに信号を供給する。これによってトラック(3)
の情報の記録が行なわれる。
なお、上記においてトラック(1)の情報の記録が完
了した後に、一旦テープを全て巻戻し、それからフォワ
ード方向にテープを走行させてトラック(2)に情報を
記録することも可能である。
次に情報の再生は、AヘッドとBヘッドあるいはA′
ヘッドとB′ヘッドを使用し、ヘッドスイッチを第4図
に示す各ブロックA,Bにおいて(1)〜(3)の順に切
り替えることによって行なわれる。すなわちトラック
(1)の情報の再生を行なう場合には、第4図において
ハッチングで示す部分すなわち(1)のブロックの時間
だけヘッドがONになるようにスイッチングし、これによ
ってトラック(1)の情報が再生される。トラック
(2)またはトラック(3)の情報の再生を行なう場合
には、それぞれ第4図において(2)と(3)で示すブ
ロックの時間だけ、ヘッドスイッチをONにすることによ
って情報の再生が行なわれる。
次に、第1図に示すように記録された磁気テープでは
高速サーチによってトラック(1)〜トラック(3)を
同時にサーチすることが可能である。例えば第1図にて
矢印Sで示しているのはFF(テープの早送り走行)にお
いてサーチを行なう場合の磁気ヘッドの走査軌跡を示し
ている。このときのサーチにおける磁気ヘッドの走査軌
跡ではSで示すようにトラック(1)〜トラック(3)
全てを横断する状態になる。よってトラック(1)〜ト
ラック(3)の各々のトラックのサブコード部分にサー
チ信号を記録し、これを再生してサンプリングすること
によってトラック(1)〜トラック(3)のいずれの部
分であっても頭出しなどを行なうことが可能になる。
さらに、例えば再生動作において、Aヘッド、Bヘッ
ドまたはA′ヘッド、B′ヘッドのスイッチングを制御
することによって、トラック(1)の情報の読取りの途
中において他のトラック(2)または(3)の読取りを
行なうことなども可能である。
なお、図の実施例では、8mmVTR用の磁気テープに対し
てDAT用磁気テープ用のトラックを3段にて記録してい
るが、2段に記録することも可能である。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明では、DAT用の磁気テープに記
録する情報と同じフォーマットの情報を8mmVTR用の磁気
テープに記録しているので、8mmVTR用の磁気記録再生装
置にDAT用と同じ記録または再生用ソフトを接続するこ
とによって、DAT用の場合と同じ条件で情報の記録また
は再生を行なうことが可能になる。
また情報の記録密度はDAT用の磁気テープに対する場
合よりも最大3倍まで高くすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本発明の実施例を示すものであり、第
1図は8mmVTR用の磁気テープに対して情報が書込まれた
状態をテープの記録面側から示す平面図、第2図は同じ
く情報を順次書込む状態を示すテープを記録面側から見
た平面図、第3図は8mmVTR用の磁気記録再生装置におけ
る回転ヘッドドラムを示す平面図、第4図は情報の記録
あるいは再生の場合の信号を時間ブロックで示す説明
図、第5図はDAT用の磁気テープに情報が記録されてい
る状態をテープの記録面側から示す平面図、第6図はDA
T用の磁気記録再生装置における回転ヘッドドラムを示
す平面図、第7図はDAT用の磁気テープに対して情報を
記録しまたは再生する場合の信号を時間ブロックで示す
説明図である。 1……DAT用の回転ヘッドドラム、2……8mmVTR用の回
転ヘッドドラム、Tv……8mmVTR用の磁気テープ、TD…
…DAT用の磁気テープ、A,B,A′,B′……磁気ヘッド。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テープ幅寸法が約3.81mmのDAT用の磁気テ
    ープに記録される情報と同じフォーマットのディジタル
    信号を、テープ幅寸法が約8mmの8mmVTR用の磁気テープ
    に対して記録しまたは再生する方法であって、8mmVTR用
    の磁気テープに対してひとつの磁気ヘッドが接触してか
    ら離れるまでの走査過程においてその時間軸方向に対し
    前記DAT用のフォーマットのディジタル信号を8mmVTR用
    の磁気テープに対する記録波長に合わせて複数段に記録
    してテープ走行方向に並ぶ情報トラックをテープ幅方向
    に複段に配列し、このディジタル信号を8mmVTR用の磁気
    記録再生装置を使用して記録しまたは再生することを特
    徴とする回転ヘッド式磁気記録再生装置における記録ま
    たは再生方法。
JP63209303A 1988-08-22 1988-08-22 回転ヘッド式磁気記録再生装置における記録または再生方法 Expired - Lifetime JP2558151B2 (ja)

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