JPH0528451B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0528451B2
JPH0528451B2 JP10737186A JP10737186A JPH0528451B2 JP H0528451 B2 JPH0528451 B2 JP H0528451B2 JP 10737186 A JP10737186 A JP 10737186A JP 10737186 A JP10737186 A JP 10737186A JP H0528451 B2 JPH0528451 B2 JP H0528451B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
positioning pin
contact
case
mold
contact plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP10737186A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62264516A (ja
Inventor
Masahito Kobayashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP10737186A priority Critical patent/JPS62264516A/ja
Publication of JPS62264516A publication Critical patent/JPS62264516A/ja
Publication of JPH0528451B2 publication Critical patent/JPH0528451B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、TV・VTR・カセツトデツキ等の
各種入力装置に使用される押釦スイツチのケース
の成形方法の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来にあつて、上記押釦スイツチのケース1
を、第3図Aに示す中央固定接点2aと両側固定
接点2b,2bを有するフープ状の接点板2を伴
つて、同図Bに示す状態に一体成形する場合に
は、第4図に示す如く、接点板2を上部固定金型
11と下部可動金型12間に配置して、該上下の
金型11,12を型締めした後、成形機13内で
溶融されたポリブチレンテレフタレート(PBT)
又はポリエチレンテレフタレート(PET)等の
樹脂を、スプルー14、ランナー15を経て、下
部可動金型12の横位置に形成されているサブマ
リンゲート16から、下部可動金型12のキヤビ
テイ内に射出することにより成形するのが一般的
である。
然し乍ら、斯る成形方法にあつては、溶融樹脂
の射出時に、接点板2の固定接点中、特に両側の
固定接点2b,2bと下部可動金型12間に樹脂
が侵入して、固定接点2bの成形位置が変動して
しまうので、これによりスイツチを組み立てた際
に、クリツク時点とスイツチのオン時点がズレる
等して、確実な動作が得られないという問題点を
有していた。
この為、通常は、第5図に示す如く、上部固定
金型11から位置決めピン17を固定接点2b側
に突出させて、該位置決めピン17の先端部で各
固定接点2bを下部可動金型12面に押し付ける
状態を得て、溶融樹脂を射出する方法が採用され
ている。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、斯る成形方法にあつては、位置決め
ピン17の先端部で固定接点2bを下部可動金型
12面に強制的に押し付けるので、該固定接点2
bの成形位置を位置決めできる利点を有する反
面、図示する如く、該位置決めピン17の先端部
は他の部分と同径を呈して、固定接点2bと面接
触する状態となつているので、型開きにより得ら
れるケース1の底面には、第6図に示す如く、当
然に位置決めピン17の径に応じた大きな孔3が
空いてしまう。
この為、スイツチケース1をプリント基板(図
示せず)等に半田付けするような場合には、該大
きな孔3からフラツクスが上昇侵入し、接点に付
着して接点不良を引き起こす問題点を、新たに招
来する結果となつた。
(問題点を解決するための手段) 而して、本発明は上記問題点を有効に解決する
ために開発されたもので、固定接点を有する接点
板を上下の金型間に配置し、該接点板の固定接点
を位置決めピンで一方の金型面に押し付けた後、
溶融樹脂を上下の金型キヤビテイ内に射出するこ
とにより、接点板と一体に押釦スイツチのケース
を成形する成形方法を前提として、位置決めピン
の先端部を先細り形状となす構成を採用した。
(作用) 依つて、本発明にあつても、成形されたスイツ
チケースの底面に位置決めピンの孔が空けられる
が、該位置決めピンの先端部は先細り形状となつ
ているので、該ピンと固定接点は点接触するだけ
であるから、孔の径は従来と比し頗る小さくなつ
て、該孔からフラツクスが侵入することを有効に
防止できることとなる。
(実施例) 以下、本発明を図示する一実施例に基づいて詳
述すれば、該実施例に係る成形方法も、基本的に
は、中央固定接点2aと両側固定接点2b,2b
を有するフープ状の接点板2を、上部金型11と
下部金型12間に配置し、該接点板2の固定接点
2bを位置決めピンで下部金型12面に押し付け
た後、成形機13内で溶融された樹脂を上下金型
11,12のキヤビテイ内に射出して、ケース2
1を接点板2と一体に成形するものであるが、特
徴とするところは、第1図に示す如く、位置決め
ピン27の先端部27aを尖鋭な先細り形状とな
して、該尖鋭先細り先端で接点板2の両側固定接
点2bを下部金型12面に押し付けるように構成
したものである。
依つて、斯る位置決めピン27を使用して、ス
イツチケース21を成形する場合にも、従来と同
様に、上部固定金型11から位置決めピン27を
固定接点2b側に突出させて、該位置決めピン2
7の先端部27aで各固定接点2bを下部可動金
型12面に押し付ける状態を得て、溶融樹脂を上
下の金型11,12のキヤビテイ内に射出すれ
ば、両側固定接点2bの常に正しい成形位置が保
障された押釦スイツチのケース21が成形される
こととなる。
又、成形されたケース21の底面に、位置決め
ピン27の孔23が空けられることも従来と同様
であるが、本実施例にあつては、記述した如く、
位置決めピン27の先端部27aを尖鋭な先細り
形状となして、該尖鋭先細り先端と固定接点2b
の点接触状態を得て、下部金型12面に押し付け
るものであるから、第2図に示す如く、少なくと
も固定接点2b直下の孔径は、尖鋭先細り先端部
27aの形状に応じて頗る小径となるので、これ
によりフラツクスの侵入を有効に防止できること
となる。
(発明の効果) 以上の如く、本発明は、固定接点を有する接点
板を上下の金型間に配置し、該接点板の固定接点
を位置決めピンで一方の金型面に押し付けた後、
溶融樹脂を上下の金型キヤビテイ内に射出するこ
とにより、接点板と一体に押釦スイツチのケース
を成形する成形方法において、位置決めピンの先
端部を先細り形状となしたことを特徴とするもの
であるから、成形されたスイツチケースの底面に
孔が空けられるとしても、該孔の径は従来と比し
頗る小さくなるので、フラツクスが侵入すること
を有効に防止できることとなる。
従つて、本発明にあつては、最終的には信頼性
に富んだ押釦スイツチが提供できることとなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るケースの成形方
法を示す要部拡大断面図、第2図は本方法により
成形されたケースを示す拡大断面図、第3図Aは
ケースと一体に成形される接点板を示す要部平面
図、同図Bは接点板とケースを一体に成形した状
態を示す要部平面図、第4図は従来のケースの成
形装置を示す断面図、第5図は従来の成形装置に
おいて位置決めピンを使用した状態を示す要部拡
大断面図、第6図は従来方法により成形されたケ
ースを示す拡大断面図である。 2……接点板、2……中央の固定接点、2b…
…両側の固定接点、11……上部金型、12……
下部金型、21……押釦スイツチのケース、27
……位置決めピン、27a……先細り先端部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定接点を有する接点板を上下の金型間に配
    置し、該接点板の固定接点を位置決めピンで一方
    の金型面に押し付けた後、溶融樹脂を上下の金型
    キヤビテイ内に射出することにより、接点板と一
    体に押釦スイツチのケースを成形する成形方法に
    おいて、上記位置決めピンの先端部を先細り形状
    となしたことを特徴とする押釦スイツチケースの
    成形方法。
JP10737186A 1986-05-10 1986-05-10 押釦スイツチケ−スの成形方法 Granted JPS62264516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737186A JPS62264516A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 押釦スイツチケ−スの成形方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10737186A JPS62264516A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 押釦スイツチケ−スの成形方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62264516A JPS62264516A (ja) 1987-11-17
JPH0528451B2 true JPH0528451B2 (ja) 1993-04-26

Family

ID=14457402

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JP10737186A Granted JPS62264516A (ja) 1986-05-10 1986-05-10 押釦スイツチケ−スの成形方法

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JPS62264516A (ja) 1987-11-17

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