JPS62234815A - 電子機器の筐体の成形方法 - Google Patents
電子機器の筐体の成形方法Info
- Publication number
- JPS62234815A JPS62234815A JP19577286A JP19577286A JPS62234815A JP S62234815 A JPS62234815 A JP S62234815A JP 19577286 A JP19577286 A JP 19577286A JP 19577286 A JP19577286 A JP 19577286A JP S62234815 A JPS62234815 A JP S62234815A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- fixed contact
- housing
- molding
- synthetic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 title 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 15
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 14
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
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- 239000012778 molding material Substances 0.000 description 6
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 2
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- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Manufacture Of Switches (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、固定接点及び端子等を一体に形成した導体条
を合成樹脂にインサート成形した、押釦スイッチ等の如
き電子機器の筐体の成形方法に関する。
を合成樹脂にインサート成形した、押釦スイッチ等の如
き電子機器の筐体の成形方法に関する。
第1図は薄形の押釦スイッチの一例を示す断面図で、合
成樹脂より成る筐体1内に固定接点2.2.3及び可動
接点4が配設され、押釦5の抑圧により、接点2.3が
閉じてスイッチがONとなるものであるが、特にその筐
体1について第、2図を併用して説明すると、筐体1の
底壁14内には2組の導体条6.7がインサート成形番
こよって埋設されており、固定接点2.2は導体条6と
一体に形成され、筐体1の外壁に突出した部分は端子8
.8となりている。同様に固定接点3と端子9.9は導
体条7と一体に形成されたものである。第3図は筐体1
の成形の際における金型の配置を示す要部断面図で、1
1は下型、12は上型を示す。
成樹脂より成る筐体1内に固定接点2.2.3及び可動
接点4が配設され、押釦5の抑圧により、接点2.3が
閉じてスイッチがONとなるものであるが、特にその筐
体1について第、2図を併用して説明すると、筐体1の
底壁14内には2組の導体条6.7がインサート成形番
こよって埋設されており、固定接点2.2は導体条6と
一体に形成され、筐体1の外壁に突出した部分は端子8
.8となりている。同様に固定接点3と端子9.9は導
体条7と一体に形成されたものである。第3図は筐体1
の成形の際における金型の配置を示す要部断面図で、1
1は下型、12は上型を示す。
この状態で成形用の合成樹脂が注入されると、固定接点
2の下面は金型の何れの部分にも支持されていないので
、下方に移動し易い状態にあり、成形過程において固定
接点2の高さが幾分降下し上型との間に若干の間隙を生
ずることがあり、この間隙に成形材料が侵入し、固定接
点の上面を被覆するために、固定接点2の表面の導電性
が阻害される等の欠点がある。
2の下面は金型の何れの部分にも支持されていないので
、下方に移動し易い状態にあり、成形過程において固定
接点2の高さが幾分降下し上型との間に若干の間隙を生
ずることがあり、この間隙に成形材料が侵入し、固定接
点の上面を被覆するために、固定接点2の表面の導電性
が阻害される等の欠点がある。
第4図は上記の欠点を除去するために、下型11にピン
13を突設し、該ピン13と上型12との間に固定接点
2が挟持されて、成形中に固定接点2が上下に移動しな
いようにして成形するための金型の配置を示すものであ
る。併しながら、この成形方法では第5図の如く筐体1
下面に穿孔10が形成されるので、スイッチ等を組立て
た後に、自動半田付装置によって該スイッチの端子を印
刷配線板上に半田付を行う際、噴出状態で下面より吹付
けられた半田付用のフラックスが穿孔10より侵入し、
筐体1の内部まで侵入するという欠点があり、これを防
止するために、穿孔10の内部に接着剤等を注入して予
め閉塞しておく等の予防処置が必要であった。
13を突設し、該ピン13と上型12との間に固定接点
2が挟持されて、成形中に固定接点2が上下に移動しな
いようにして成形するための金型の配置を示すものであ
る。併しながら、この成形方法では第5図の如く筐体1
下面に穿孔10が形成されるので、スイッチ等を組立て
た後に、自動半田付装置によって該スイッチの端子を印
刷配線板上に半田付を行う際、噴出状態で下面より吹付
けられた半田付用のフラックスが穿孔10より侵入し、
筐体1の内部まで侵入するという欠点があり、これを防
止するために、穿孔10の内部に接着剤等を注入して予
め閉塞しておく等の予防処置が必要であった。
本発明は狭止の欠点を除去するためのもので、以下その
実施例の筐体の成形工程を、第6図以下について説明す
ると、第6図はスイッチの構造を示し、第1図と共通の
部分は同一番号で示してあり、筐体1の底壁14に形成
された穿孔15の最奥部16と固定接点2との間には、
若干の薄肉部17が形成されている。なお、該薄肉部1
7の厚みは任意であるが、例えば0.5順内外にすれば
よい。
実施例の筐体の成形工程を、第6図以下について説明す
ると、第6図はスイッチの構造を示し、第1図と共通の
部分は同一番号で示してあり、筐体1の底壁14に形成
された穿孔15の最奥部16と固定接点2との間には、
若干の薄肉部17が形成されている。なお、該薄肉部1
7の厚みは任意であるが、例えば0.5順内外にすれば
よい。
筐体1の平面図は前記第2図と同様なので、導体条6.
7の構造を同図を用いて説明すると、導体条6.7は何
れも筐体1の底壁14中に埋設されて、その各々が別個
の電気回路を形成しており、更にその各々が筐体1の側
面に突出した部分は端子8.8および9.9となってい
る。一方の導体条6は1対の分岐条5a、 5aの終端
において上方に屈曲され、固定接点2.2として底壁1
4の表面に露出し、また、他方の導体条7は1個の分岐
条7aの終端において上方に屈曲され、中央接点3とし
て底壁14の表面に露出している。
7の構造を同図を用いて説明すると、導体条6.7は何
れも筐体1の底壁14中に埋設されて、その各々が別個
の電気回路を形成しており、更にその各々が筐体1の側
面に突出した部分は端子8.8および9.9となってい
る。一方の導体条6は1対の分岐条5a、 5aの終端
において上方に屈曲され、固定接点2.2として底壁1
4の表面に露出し、また、他方の導体条7は1個の分岐
条7aの終端において上方に屈曲され、中央接点3とし
て底壁14の表面に露出している。
次に、前記筐体1の成型工程について説明すると、第7
図は成形前における射出成形用金型の配置状態を示す要
部断面図で、11及び12はそれぞれ金型の下型及び上
型で、金型を閉塞した際には、下型11の突設したピン
18の先端と、埋設せらるべき導体条の固定接点2の部
分との間には間隙りが存在するように構成されている。
図は成形前における射出成形用金型の配置状態を示す要
部断面図で、11及び12はそれぞれ金型の下型及び上
型で、金型を閉塞した際には、下型11の突設したピン
18の先端と、埋設せらるべき導体条の固定接点2の部
分との間には間隙りが存在するように構成されている。
かかる状態に閉塞された成形金型の側方に設けた射出用
のランナー19を経由して、溶融状態の成形材料がキャ
ビティー20内に射出されると、第8図に示す如く成形
材料は矢印のように流入し、ピン18と固定接点2との
間隙りを持つ挟小部21を通過するとき、成形材料の流
路が狭小されるために、成形材料の圧力が高くなる。従
って固定接点2は上型12の方向に押圧され、従って固
定接点2と上型12との間に間隙を生ずることがなく成
形工程が完了する。なお、図示していないが他の固定接
点2.3の部分の金型の構造は倒れも前記と同様になっ
ている。
のランナー19を経由して、溶融状態の成形材料がキャ
ビティー20内に射出されると、第8図に示す如く成形
材料は矢印のように流入し、ピン18と固定接点2との
間隙りを持つ挟小部21を通過するとき、成形材料の流
路が狭小されるために、成形材料の圧力が高くなる。従
って固定接点2は上型12の方向に押圧され、従って固
定接点2と上型12との間に間隙を生ずることがなく成
形工程が完了する。なお、図示していないが他の固定接
点2.3の部分の金型の構造は倒れも前記と同様になっ
ている。
狭止の如く本発明によると、筐体1はその内部底面1a
の表面に固定接点2.2.3が露出され、筐体1の底部
底面1bより前記固定接点2.2.3の下面に近接する
まで穿孔15・・・が形成されると共に、該穿孔15の
最奥部16と固定接点2.2.3の下面との間に筐体底
壁14と連続した薄肉部17を介在させることとなり、
かかる構造を備えたことにより、導体条6.7を筐体1
番こインサート成形する工程において、固定接点2.2
.3は内部底面1aから常に一定の高さで露出するよう
に埋設され、また筐体1に可動接点等を組込んで組立て
た電子部品を、印刷配線板等に自動半田等によって取付
ける際に、フラックスの侵入を防止することができる等
の顕著な効果を奏するものであろうなお、前記実施例に
おいて、四角形状の筐体について述べたが、該筐体は多
角形状でもよく、また固定接点は同一平面に対向させて
もよいが、これを段差を設けて配設してもよい。また埋
設せらるべき導体条も単に2回路に限定されるものでは
なく、必要に応じ3回路以上を段差を設けて筐体底壁中
にインサート成形することも可能であり、この様な筐体
の成形方法も本発明の特許請求の範囲に属すること勿論
である。
の表面に固定接点2.2.3が露出され、筐体1の底部
底面1bより前記固定接点2.2.3の下面に近接する
まで穿孔15・・・が形成されると共に、該穿孔15の
最奥部16と固定接点2.2.3の下面との間に筐体底
壁14と連続した薄肉部17を介在させることとなり、
かかる構造を備えたことにより、導体条6.7を筐体1
番こインサート成形する工程において、固定接点2.2
.3は内部底面1aから常に一定の高さで露出するよう
に埋設され、また筐体1に可動接点等を組込んで組立て
た電子部品を、印刷配線板等に自動半田等によって取付
ける際に、フラックスの侵入を防止することができる等
の顕著な効果を奏するものであろうなお、前記実施例に
おいて、四角形状の筐体について述べたが、該筐体は多
角形状でもよく、また固定接点は同一平面に対向させて
もよいが、これを段差を設けて配設してもよい。また埋
設せらるべき導体条も単に2回路に限定されるものでは
なく、必要に応じ3回路以上を段差を設けて筐体底壁中
にインサート成形することも可能であり、この様な筐体
の成形方法も本発明の特許請求の範囲に属すること勿論
である。
第1図は従来の電子部品の構造を示す断面図、第2図は
筐体の平面図、第3図は金型の要部断面図、第4図は他
の従来例における金型の要部断面図、第5図は第4図の
金型による筐体の要部断面図、第6図以下は本発明に係
り、第6図は本発明に係る電子部品の構造を示す断面図
、第7図及び第8図は金型の要部断面図である。 ■・・・筐体 1a・・・内部底面 1b・・・外部底面 2.3・・・固定接点 6.7・・・導体条 8.9・・・端子 14・・・筐体底壁 15・・・穿孔 16・・・最奥部 17・・・薄肉部 特許出願人 アルプス電気株式会社 代表者 片間 勝太良
筐体の平面図、第3図は金型の要部断面図、第4図は他
の従来例における金型の要部断面図、第5図は第4図の
金型による筐体の要部断面図、第6図以下は本発明に係
り、第6図は本発明に係る電子部品の構造を示す断面図
、第7図及び第8図は金型の要部断面図である。 ■・・・筐体 1a・・・内部底面 1b・・・外部底面 2.3・・・固定接点 6.7・・・導体条 8.9・・・端子 14・・・筐体底壁 15・・・穿孔 16・・・最奥部 17・・・薄肉部 特許出願人 アルプス電気株式会社 代表者 片間 勝太良
Claims (1)
- 固定接点および端子を一体に成形した導体条の固定接点
の上面に金型の上型を当接させると共に、金型の下型に
突設したピンの先端と前記固定接点の下面との間に間隙
をもって前記下型を固定接点の下方に配置し、前記金型
によって形成されるキャビティ内に合成樹脂を射出して
前記間隙を流れる合成樹脂の圧力により前記固定接点を
前記上型に押付け、前記固定接点の上面に合成樹脂が浸
入しないように前記導体条を合成樹脂より成る筐体内に
インサート成形することを特徴とする電子機器の筐体の
成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19577286A JPS62234815A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 電子機器の筐体の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19577286A JPS62234815A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 電子機器の筐体の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62234815A true JPS62234815A (ja) | 1987-10-15 |
Family
ID=16346706
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19577286A Pending JPS62234815A (ja) | 1986-08-21 | 1986-08-21 | 電子機器の筐体の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62234815A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015222660A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | アルプス電気株式会社 | プッシュスイッチ |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55121226A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-18 | Alps Electric Co Ltd | Housing for electronic device with stationary contact and method of forming same |
-
1986
- 1986-08-21 JP JP19577286A patent/JPS62234815A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55121226A (en) * | 1979-03-12 | 1980-09-18 | Alps Electric Co Ltd | Housing for electronic device with stationary contact and method of forming same |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015222660A (ja) * | 2014-05-23 | 2015-12-10 | アルプス電気株式会社 | プッシュスイッチ |
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