JPH0439611Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0439611Y2 JPH0439611Y2 JP1985155915U JP15591585U JPH0439611Y2 JP H0439611 Y2 JPH0439611 Y2 JP H0439611Y2 JP 1985155915 U JP1985155915 U JP 1985155915U JP 15591585 U JP15591585 U JP 15591585U JP H0439611 Y2 JPH0439611 Y2 JP H0439611Y2
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- JP
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- box
- flux
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- terminal
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- Expired
Links
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- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 11
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 3
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- 238000010186 staining Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
- Contacts (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
イ 産業上の利用分野
本考案は、端子取付函体の成形と同時に端子を
函体にインサート成形した電気機器の端子インサ
ート部の構造に関する。
函体にインサート成形した電気機器の端子インサ
ート部の構造に関する。
ロ 考案の概要
端子を暖気機器の函体成形に際してインサート
成形した場合、函体内の端子の基部面が露出して
接点等の電気的接触面となる。このような端子構
造を有する電気機器においては、端子リード線等
を半田付けする場合、端子金具の函体への挿入部
位からフラツクスが侵入して接触不良を起こすこ
とがあるが、本考案はこのようなフラツクスの侵
入があつても、電気的接触面がフラツクスによつ
て汚れないようにしたものである。
成形した場合、函体内の端子の基部面が露出して
接点等の電気的接触面となる。このような端子構
造を有する電気機器においては、端子リード線等
を半田付けする場合、端子金具の函体への挿入部
位からフラツクスが侵入して接触不良を起こすこ
とがあるが、本考案はこのようなフラツクスの侵
入があつても、電気的接触面がフラツクスによつ
て汚れないようにしたものである。
ハ 従来技術
従来技術を、第4図及び第5図に例示する。
(この図では、スイツチの開閉機構は省略してあ
る。)第4図において、1は合成樹脂で成形した
函体で、端子の取付本体である。2は端子金具
で、脚端3は函体側部から外方へ突き出されてい
る。4は函体底内面5へ露出した端子金具2の基
部面で、固定接点等の電気的接触面となる。この
端子金具2は合成樹脂函体1を射出成形する時同
時に、函体1にインサート成形される。ところで
以上の構造は、第5図に示すように、基部面4と
底内面の合成樹脂材料との境界、即ち基部面4が
函体側板の内面に接する境界A、基部面4の両側
辺での境界B,B基部面4の内端での境界Cが端
子金具が函体側板を貫通している部分と通じてい
るため、端子金具の脚部3をプイリント基板に挿
入して半田付けすると、前記接触面に微小ギヤツ
プがあると、これよりフラツクスが侵入して、境
界A,B,Cの一部、或いは全部から滲出して基
部面4に至り、基部面を汚し、これを固定接点等
として用いた場合、接触不良を起こすことがあつ
た。
(この図では、スイツチの開閉機構は省略してあ
る。)第4図において、1は合成樹脂で成形した
函体で、端子の取付本体である。2は端子金具
で、脚端3は函体側部から外方へ突き出されてい
る。4は函体底内面5へ露出した端子金具2の基
部面で、固定接点等の電気的接触面となる。この
端子金具2は合成樹脂函体1を射出成形する時同
時に、函体1にインサート成形される。ところで
以上の構造は、第5図に示すように、基部面4と
底内面の合成樹脂材料との境界、即ち基部面4が
函体側板の内面に接する境界A、基部面4の両側
辺での境界B,B基部面4の内端での境界Cが端
子金具が函体側板を貫通している部分と通じてい
るため、端子金具の脚部3をプイリント基板に挿
入して半田付けすると、前記接触面に微小ギヤツ
プがあると、これよりフラツクスが侵入して、境
界A,B,Cの一部、或いは全部から滲出して基
部面4に至り、基部面を汚し、これを固定接点等
として用いた場合、接触不良を起こすことがあつ
た。
ニ 考案が解決しようとする問題点
本考案は、前記従来例の問題点に着目してなさ
れたもので、函体の底内面に露出して電気的接触
面となる端子金具の基部面が、端子脚部における
回路配線との半田付けに際して、フラツクスの滲
出があつてもフラツクスが実際の電気的接触面ま
で到達できないような端子インサート部の構造を
提供することを目的とする。
れたもので、函体の底内面に露出して電気的接触
面となる端子金具の基部面が、端子脚部における
回路配線との半田付けに際して、フラツクスの滲
出があつてもフラツクスが実際の電気的接触面ま
で到達できないような端子インサート部の構造を
提供することを目的とする。
ホ 問題点を解決するための手段
本考案は、第1図乃至第3図に例示するよう
に、基部周側面が合成樹脂製の函体の底部に埋込
まれ、基部面4が函体内底面5に露出して電気的
接触面となるように合成樹脂函体1に端子金具2
をインサート成形する場合、基部面4と函体底内
面の合成樹脂材料面との境界A,B,Cから内方
の基部面に全境界或は一部境界に沿つてフラツク
ス阻止溝を形成して、問題点の解決手段とした。
に、基部周側面が合成樹脂製の函体の底部に埋込
まれ、基部面4が函体内底面5に露出して電気的
接触面となるように合成樹脂函体1に端子金具2
をインサート成形する場合、基部面4と函体底内
面の合成樹脂材料面との境界A,B,Cから内方
の基部面に全境界或は一部境界に沿つてフラツク
ス阻止溝を形成して、問題点の解決手段とした。
ヘ 作用
前記の構造において、端子金具2の脚部3をプ
リント基板に挿入して、脚部3をプリント回路に
半田付けすると、端子金具2の函体1へのインサ
ート部に微小なギヤツプがあれば、これより熱溶
融した半田のフラツクスが侵入して、境界A,
B,Cから滲出してくるが、この滲出フラツクス
はフラツクス阻止溝6,8等に入つて溜まり、基
部面4の中央要部には至らないので、同基部面中
央を固定接点とした場合、接触不良が発生しな
い。
リント基板に挿入して、脚部3をプリント回路に
半田付けすると、端子金具2の函体1へのインサ
ート部に微小なギヤツプがあれば、これより熱溶
融した半田のフラツクスが侵入して、境界A,
B,Cから滲出してくるが、この滲出フラツクス
はフラツクス阻止溝6,8等に入つて溜まり、基
部面4の中央要部には至らないので、同基部面中
央を固定接点とした場合、接触不良が発生しな
い。
ト 実施例1
第1図、第2図によつて実施例1を説明する。
1は合成樹脂で成形した有底の函体で、スイツチ
等電気機器の端子取付本体となる。ここで函体と
は底部に対し、周囲に部分的に立上りがあればよ
く完全な函体であることを要しない。2は金属板
から打抜き形成した端子金具で函体1の下方側部
へインサート成形され、脚部3が外方へ突出し、
下方へ曲成され、端子金具2の基部周側面が合成
樹脂製の函体1の底部に埋込まれ、基部面4が函
体内底内面5において露出している。6は、第2
図に詳しく示すように合成樹脂よりなる函体側板
7の壁内面と基部面4との境界Aより内方におい
て基部面4を横断する形で同面に下方へ突曲させ
て形成したフラツクス阻止溝である。このA部分
から函体外へかけて、合成樹脂材料と端子との接
触面の経路が短いので、フラツクスが侵入し易
く、そのため第3図に示すように境界Aに沿つて
フラツクス阻止溝6を、基部面4の両側辺におけ
る合成樹脂材料面との境界B,Bに沿つて内寄り
の基部面上に阻止溝8を凹設してある。このこと
により、端子金具2のインサート部分の上面、側
面、下面からのフラツクス侵入分が、境界A,B
から出て阻止溝6,8に溜まることになる。基部
面4の長さを大きくしておくと、境界Cからのフ
ラツクスの滲出はないから、このCに沿う阻止溝
は不要である。但し、基部面4の長さが小である
ときは、境界Cに沿つて阻止溝を設けるとよい。
1は合成樹脂で成形した有底の函体で、スイツチ
等電気機器の端子取付本体となる。ここで函体と
は底部に対し、周囲に部分的に立上りがあればよ
く完全な函体であることを要しない。2は金属板
から打抜き形成した端子金具で函体1の下方側部
へインサート成形され、脚部3が外方へ突出し、
下方へ曲成され、端子金具2の基部周側面が合成
樹脂製の函体1の底部に埋込まれ、基部面4が函
体内底内面5において露出している。6は、第2
図に詳しく示すように合成樹脂よりなる函体側板
7の壁内面と基部面4との境界Aより内方におい
て基部面4を横断する形で同面に下方へ突曲させ
て形成したフラツクス阻止溝である。このA部分
から函体外へかけて、合成樹脂材料と端子との接
触面の経路が短いので、フラツクスが侵入し易
く、そのため第3図に示すように境界Aに沿つて
フラツクス阻止溝6を、基部面4の両側辺におけ
る合成樹脂材料面との境界B,Bに沿つて内寄り
の基部面上に阻止溝8を凹設してある。このこと
により、端子金具2のインサート部分の上面、側
面、下面からのフラツクス侵入分が、境界A,B
から出て阻止溝6,8に溜まることになる。基部
面4の長さを大きくしておくと、境界Cからのフ
ラツクスの滲出はないから、このCに沿う阻止溝
は不要である。但し、基部面4の長さが小である
ときは、境界Cに沿つて阻止溝を設けるとよい。
チ 考案の効果
本考案は、以上のごときもので、函体底内面に
露出するインサート端子の基部面と、合成樹脂材
料面との境界から内方の基部面に、全境界或いは
一部境界に沿つてフラツクス阻止溝を形成したか
ら、端子の半田付け時のフラツクスがインサート
部から侵入して前記境界から基部面上に滲出しよ
うとしてもフラツクスが阻止溝に溜まつてしま
い、基部面中央の電気的接触を不良にすることが
ないのである。
露出するインサート端子の基部面と、合成樹脂材
料面との境界から内方の基部面に、全境界或いは
一部境界に沿つてフラツクス阻止溝を形成したか
ら、端子の半田付け時のフラツクスがインサート
部から侵入して前記境界から基部面上に滲出しよ
うとしてもフラツクスが阻止溝に溜まつてしま
い、基部面中央の電気的接触を不良にすることが
ないのである。
第1図は本考案の実施例1の斜視図、第2図は
同上の要部の側断面図、第3図は実施例1の要部
の上面図、第4図は従来例の斜視図、第5図は従
来例の問題点を示す要部の上面図である。
同上の要部の側断面図、第3図は実施例1の要部
の上面図、第4図は従来例の斜視図、第5図は従
来例の問題点を示す要部の上面図である。
Claims (1)
- 脚部が半田付け部となり、基部周囲面が合成樹
脂製の函体の底部に埋込まれ、基部の上面が上記
函体内の底面に露出するようにインサート成形さ
れた端子金具の上記基部上面の露出部を固定接点
とし、同基部上面の函体側壁内面に沿うA部およ
び両側辺Bに沿つてフラツクス阻止溝を形成して
成る電気回路開閉機器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985155915U JPH0439611Y2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985155915U JPH0439611Y2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265729U JPS6265729U (ja) | 1987-04-23 |
JPH0439611Y2 true JPH0439611Y2 (ja) | 1992-09-17 |
Family
ID=31077049
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985155915U Expired JPH0439611Y2 (ja) | 1985-10-12 | 1985-10-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0439611Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2579209B2 (ja) * | 1989-01-09 | 1997-02-05 | ナイルス部品株式会社 | スイッチの極盤及びその製造装置 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5272076U (ja) * | 1975-11-25 | 1977-05-30 |
-
1985
- 1985-10-12 JP JP1985155915U patent/JPH0439611Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6265729U (ja) | 1987-04-23 |
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