JPH0414874Y2 - - Google Patents

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JPH0414874Y2
JPH0414874Y2 JP1986025210U JP2521086U JPH0414874Y2 JP H0414874 Y2 JPH0414874 Y2 JP H0414874Y2 JP 1986025210 U JP1986025210 U JP 1986025210U JP 2521086 U JP2521086 U JP 2521086U JP H0414874 Y2 JPH0414874 Y2 JP H0414874Y2
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locking piece
locking
housing
fixing
circuit board
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気コネクタレセプタクルの技術分野
において利用され、特にプリント回路基板に係止
するための係止片を備えたものについての係止構
造に関する。
(従来の技術及びその問題点) 従来、この種の電気コネクタレセプタクルをプ
リント回路基板に係止するものとしては、実開昭
第59−31783号あるいは実開昭第59−110982号に
開示されているものが知られており、コネクタレ
セプタクルの基板への取付面の側にスリ割を有す
る仮止め用の突起を設け、該突起を回路基板の取
付孔に嵌挿して基板に仮止めし、その状態で上記
コネクタの各接触子と回路基板の回路導体とを半
田付けして電気的に接続がなされる。しかしこの
ような従来の突起には次のような問題点があつ
た。
基板に仮止めした突起は、ハウジングと一体
に合成樹脂で成形されているため各接触子を半
田付けする際に、半田の熱で変形してバネ性が
なくなり、コネクタレセプタクルの基板への係
止力が弱まつて、半田付け時にコネクタレセプ
タクルが基板より浮き上がつたり、外れたりす
るという不具合があつた。
実開昭第59−31738号のものにあつては、突
起の方向によつて仮止めの面が定まつてしまう
ので、仮止めの面が異なるものについてはその
方向に突起を有するハウジングを別途用意せね
ばならなかつた。
実開昭第59−110982号のものでは、上記の
問題は解消されるが、二方向に突起(仮止め用
支持柱)を設けねばならないので、それだけ成
形金型が複雑になつていた。さらに上記突起は
コネクタレセプタクルの側面における突出量は
比較的大きいために、該コネクタレセプタクル
を複雑個近接して配置したり、あるいは他の部
品を密に配する際に支障をきたしていた。
ハウジングに嵌着せしめる支持金具に係止片
を設けたものが、実公昭57−43341に開示され
ており、また、係止片に弾性を有する脚部を設
けたものが実公昭55−25512に開示されている。
しかしながら、これらのものは、係止片あるい
は脚部が所定の長さを要する場合、支持金具は
固定部に少なくとも係止片あるいは脚部の長さ
を加えた寸法のものとなり大型化してしまう。
(問題点を解決するための手段及びその作用) 本考案は、上述の問題点を解決するために、以
下のごとく構成される。
すなわち、本考案に係わる電気コネクタレセプ
タクルは、基板と係止するための係止片を備えて
いる。
一方、コネクタレセプタクルのハウジングに
は、係止片を挿入するために、両側面に細溝状の
挿入部を有している。
係止片は、ばね性を有する金属板よりプレス等
で成形され、ハウジングの挿入部に嵌挿入される
固定部と、この固定部より上記嵌挿入の方向に対
して直角な方向に延出して基板の係止孔に嵌挿さ
れる脚部とを備えている。該脚部の基部は、固定
部の領域内にまで挿入する切込溝によつて形成さ
れている。
係止片は、さらに、この係止片をハウジングの
挿入部に摺動可能に案内するエンボスと、係止片
が所定位置にまで案内されたとき、係止片をその
位置に掛止しておくための、固定部の側縁に設け
られ該固定部が挿入部に圧入せられた際に挿入部
の内壁面の一部に食い込む爪とを備えている。
また、上記ハウジングは挿入部にエンボスを摺
動可能に係合する案内溝が形成されている。
本考案に係わる電気コネクタレセプタクルは、
係止片が金属製であるため接触子の半田付けの際
の熱によつてもこの係止片のバネ性は何ら劣化す
ることなく、その係止力は低下しない。また、ハ
ウジング及び係止片は、案内溝とエンボスをそれ
ぞれ備えているため、係止片をハウジングの側面
に沿つて挿入部内に滑入させるだけで、簡単且つ
迅速に係止片はハウジングに挿着され、また爪に
より確実に固定される。
上記係止片は、固定部と脚部とを同一平面で平
板状とされているので、エンボス、爪を含め一工
程プレスにより容易に形成可能となる。
係止片を左右対称として固定部を脚部の両側に
設けるならば、共通の係止片をハウジングの両側
の挿入部に使用することができ、生産性及び作業
性が向上する。
(実施例) 以下添付図面に基づいて本考案の実施例を説明
する。
第1図は本考案の一実施例の電気コネクタレセ
プタクルの分解斜視図である。
本実施例の電気コネクタレセプタクル1は、プ
ラスチツク材料にて成形されたほぼ直方体状の絶
縁ハウジング10と該絶縁ハウジング10内に配
設される複数の接触子15とを備えている。
絶縁ハウジング10は、その前面に開口し相手
プラグを受け入れる結合空所(図示されていな
い)を有し、またその両側面11,11には後述
する係止片20の固定部を該絶縁ハウジング10
に嵌挿かつ固定するための挿入部12を備えてい
る。挿入部12をおおう壁面には、挿入部12に
沿つて細長い案内溝13が形成されている。
各接触子15は、ばね性のある単一の導電性金
属ワイヤまたはストリツプにて形成され、絶縁ハ
ウジング10の結合空所内で、その一端側は相手
プラグの挿入方向に傾斜して曲げられ、そして他
端側は絶縁ハウジング10の結合空所と対応する
背面より結線部16として突出している。
係止片20は、ばね性のある平坦な金属シート
材でプレス等によつて成形され、固定部21と該
固定部の左側下方位置で横方向に延出する一対の
脚部22とを有している。該脚部22は、その基
部が固定部21の領域内に大きく進入する切込溝
22Aにより形成され、係止片20の全体の高さ
寸法に対して脚部22の割合を大きくしてその限
られた寸法内で十分な弾性を確保している。
固定部21には、第3図に図示されているよう
に突部としての一対のエンボス23が形成されて
いる。このエンボス23の突側は、第4図に図示
されているように、比較的角ばっている。これ
は、ハウジング10の側面に設けられた溝13に
確実に嵌り合うようにするためである。係止片2
0の固定部21の頂部の側縁には上述した掛止機
構の他方の構成要素である爪24が設けられてい
る。この爪24は、二点鎖線で図示されているよ
うに係止片20の固定部21が挿入部12内に圧
入されたとき、爪24が挿入部12の内壁面の一
部に食い込むことによつて段部を形成して、係止
片20が挿入部12から抜け出ないようになる。
一方、一対の脚部22の先端部には、プリント
基板30と係止する係止用突部25が形成されて
いる。図示された実施例では、係止片20は第3
図の中心線に対して左右対称に形成されている。
これにより、共通の係止片20を互いに向い合わ
せた状態で両側の挿入部に嵌挿することが可能と
なる。
さらに絶縁ハウジング10の下側位置には、プ
リント基板30が配されている。該プリント基板
30には係止片20の脚部22を挿入して係止す
るための係止穴31と、絶縁ハウジング10の底
面より突出している接触子15の結線部16を挿
入するための結線孔32が設けられている。
このように構成された電気コネクタレセプタク
ルのプリント基板への係止は、次の要領で行われ
る。
先ず、係止片20を第1図に示される方向に
脚部22を設定した状態で、該係止片20の固
定部21を絶縁ハウジング10の挿入部12に
圧入する。このとき固定部のエンボス23また
は舌片44は、ハウジング10の側面11に形
成された案内用の溝13に沿つて案内される。
係止片20が、第2図の二点鎖線の位置まで挿
入されると、第3図及び第4図に図示された係
止片20では爪24がハウジング10の挿入部
12の壁面に食い込まれ段部14を形成するこ
とによつて、係止片はその位置に掛止される。
次に絶縁ハウジング10の下側にプリント基
板30を用意し、接触子15の結線部16をプ
リント基板の結線孔32に挿入すると共に係止
片20の脚部22をプリント基板の係止穴31
に挿入する。かくして電気コネクタレセプタク
ル1はプリント基板30に仮止めされる。
そして最後にプリント基板30の裏面をフラ
ツクス液に浸漬後半田液浴槽に浸漬して接触子
のプリント基板への半田付けが完了する。
(考案の効果) 以上のような本考案によるならば、次のような
効果を得ることができる。
係止片は金属板で作られるために、接触子の
半田付けの際半田の温度の影響を受けず、仮止
めの保持力は所定値を維持し良好な半田付けが
できる。
係止片をハウジングの両側面に設けられた挿
入部に、側面に沿つて滑り込ませるだけで、簡
単且つ迅速に係止片をハウジングに固定するこ
とができる。
係止片は、ハウジングの挿入部に嵌挿するこ
とができ、組立後、ハウジングと係止片との間
のガタ付を完全に排除することができる。
ハウジング全体が、コンパクトにまとまり、
且つ外側に突出する部品がないため、コネクタ
レセプタクル同士あるいは他の部品を近接して
配置することができ、装置の小型化に貢献す
る。
限られた寸法の係止片であつても、脚部に十
分なる長さを確保できるので、製品の小型化に
効果がある。
係止片は平板状で作られているために、一工
程プレスで成形でき、加工がきわめて簡単とな
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
を適用した電気コネクタレセプタクルの分解状態
の斜視図、第2図は第1図の−線断面図、第
3図は、第1図の電気コネクタレセプタクルに使
用される係止片の正面図、第4図は、第3図の
−線断面図である。 1……電気コネクタレセプタクル、10……ハ
ウジング、11……側面、12……挿入部、13
……案内溝、20……係止片、21……固定部、
22……脚部、22A……切込溝、23……エン
ボス、24……爪、30……基板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 基板と係止するための係止片を備える電気コネ
    クタレセプタクルであつて、 コネクタのハウジングは両側面に細溝状の挿入
    部を有し、 係止片はばね特性を有する金属板よりほぼ平板
    状に成形されると共に、上記挿入部に嵌挿されて
    固定される固定部と、該固定部より、上記嵌挿の
    方向に対し直角な方向に延出して基板の係止孔に
    挿入・係止される脚部とを備えており、 上記脚部の基部は、固定部の領域内にまで進入
    する切込溝によつて形成され、 上記係止片は、さらに該係止片の固定部の少な
    くとも一部をハウジングの挿入部に摺動可能に案
    内するエンボスと、該係止片が所定の位置にまで
    案内されたとき、該係止片をその位置に掛止して
    おくための、固定部の側縁に設けられ該固定部が
    挿入部に圧入せられた際に挿入部の内壁面の一部
    に食い込む爪を備えており、 上記ハウジングは挿入部にエンボスを摺動可能
    に係合する案内溝が形成されている、 ことを特徴とする電気コネクタレセプタクルの基
    板係止構造。
JP1986025210U 1986-02-25 1986-02-25 Expired JPH0414874Y2 (ja)

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JP1986025210U JPH0414874Y2 (ja) 1986-02-25 1986-02-25

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JPS62137583U JPS62137583U (ja) 1987-08-29
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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0511662Y2 (ja) * 1986-08-19 1993-03-23
JPH0637588Y2 (ja) * 1990-01-31 1994-09-28 日本航空電子工業株式会社 六角ナット付きコネクタ
JP5419439B2 (ja) * 2008-12-24 2014-02-19 矢崎総業株式会社 コネクタ

Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525512U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19
JPS5743341U (ja) * 1980-08-26 1982-03-09

Patent Citations (2)

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JPS5525512U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19
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