JPS62200621A - 押釦スイツチケ−スの成形方法 - Google Patents

押釦スイツチケ−スの成形方法

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JPS62200621A
JPS62200621A JP4127086A JP4127086A JPS62200621A JP S62200621 A JPS62200621 A JP S62200621A JP 4127086 A JP4127086 A JP 4127086A JP 4127086 A JP4127086 A JP 4127086A JP S62200621 A JPS62200621 A JP S62200621A
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JP
Japan
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contact
case
mold
fixed
molding
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Pending
Application number
JP4127086A
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English (en)
Inventor
雅人 小林
松井 保夫
賀川 和義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、TV−VTR・カセットデツキ等の各種入力
装置に使用される押釦スイッチのケースの成形方法の改
良に関するものである。
(従来の技術) 従来にあって、上記押釦スイッチのケース1を、第4図
Aに示す中央の固定接点2aと両側の固定接点2b・2
bを備えるフープ状の接点板2を伴って、同図Bに示す
状態に一体成形する場合の基本的な成形法は、第5図に
示す如く、上記接点板2を上部固定金型11と下部可動
金型12間にセットして、該上下の金型11・12を型
締めした後、成形機13内で溶融されたポリブチレンテ
レフタレート(P B T)又はポリエチレンテレフタ
レート(PET)の樹脂を、スプルー14・ランナー1
5を経て、下部可動金型12の横位置に形成されている
サブマリンゲート16から、下部可動金型12のキャビ
ティ内に射出することにより成形するものである。
又、斯る成形法に立脚する従来の成形過程にあっては、
溶融樹脂の”射出時に、接点板2の固定接点中、特に両
側の固定接点2b・2bと下部可動金型12間に樹脂が
侵入して、固定接点2bの成形位置が変動することを防
止するために、特に第6図に示す如く、上部固定金型1
1から支持ピン17を固定接点2b側に突出させて、該
支持ピン17で各固定接点2bを下部可動金型12面に
押し付ける状態を得て、溶融樹脂を射出するのが一般的
であった。
然し、近年は操作パネル自体の小型化・薄型化の要請に
より、各種押釦スイッチ自体も小型化が強く要求されて
いるので、従前の如き一辺が101程度の比較的大きな
ケースを成形する場合には、上記支持ピン17の使用は
十分に可能であったが、近年の一辺が4.5mm程度の
小さなケースには。
該支持ピン17を使用することができなかった。
即ち、−辺が4.5m程度の小さなケースの場合には、
成形後支持ピン17を取り外した際に形成される孔の存
在により、該孔から半田付は用のフラックスがケース1
内部に侵入して、該フラックスが固定接点2a・2bに
付着してしまい、接点の動作不良を引き起こす要因とな
るからである。
この為、特に−辺が4.51程度の小さなケースを成形
する場合には、単に溶融樹脂を下部可動金型12の横位
置に形成されているサブマリンゲ−1〜16から射出す
るだけで、押釦スイッチのケース1を成形しているのが
実情である。
(発明が解決しようとする問題点) 然し乍ら、斯る従来の成形方法にあっては、溶融樹脂の
射出時に、特に固定接点2bと下部可動金型12間に樹
脂が当然に侵入して、各固定接点2bの成形位置が変動
することは否定できないので、以下の如き技術的に問題
点が招来されていた。
即ち、通常一般に使用される押釦スイッチは、第7図A
に示す如く、ケース1内に露出する両側の固定接点2b
・2b上に湾曲する可動接点3を配置して、ステム4の
抑圧操作で可動接点3を反転させて、該可動接点3を固
定接点2a・2bに接触させることにより、スイッチを
オンする構造となっているものであるが、溶融樹脂の侵
入等で固定接点が変動して1例えば同図Bに示す如く、
両側の固定接点2b・2bが下がり過ぎると、可動接点
3が完全に反転しない状態で、中央の固定接点2aと接
触してしまうので、クリック感が少なくなってしまうと
言う問題が生じ、又逆に同図Cに示す如く、両側の固定
接点2b・2bが上がり過ぎると、今度は可動接点3は
完全に反転するが、反転後もステム4を一定量下方に押
圧しなければ、可動接点3と中央の固定接点2aが接触
しないので、クリック感は得られても、該クリック時と
スイッチのオン時がズレると言う問題が生じて、信頼性
のある押釦スイッチを提供することができなかった。
(問題点を解決するための手段) 而して、本発明は上記従来の問題点を有効に解決するた
めに開発されたもので、上下の金型内に溶融樹脂を射出
して、該上下の金型キャビティ内で、固定接点を有する
接点板と一体に押釦スイッチのケースを成形する成形方
法を前提として、上記接点板の固定接点と対向する金型
部にピンポイントゲートを形成し、該ピンポイントゲー
トから溶融樹脂を固定接点方向に射出し、該射出溶融樹
脂により固定接点を位置決めして、ケースを接点板と一
体に成形する構成を採用した。
(作用) 依って、本発明にあっては、上下の金型間にセットされ
た接点板の固定接点と対向するピンポイントゲートから
、溶融樹脂が該固定接点方向に射出されるものであるか
ら、該射出樹脂により固定接点は常に金型面に強制的に
押し付けられて、該固定接点と金型面に樹脂が侵入する
ことが全くなくなるので、常に固定接点の正しい成形位
置が保障されることとなる。
(実施例) 以下、本発明を図示する一実施例に基づいて詳述すれば
、該実施例に係る成形方法も、基本的には、中央の固定
接点2aと両側の固定接点2b・2bを備えるフープ状
の接点板2を上部金型と下部金型間にセットした後、成
形機内で溶融された樹脂を上下金型のキャビティ内に射
出して、ケース1を接点板2と一体に成形するものであ
るが。
特徴とするところは、以下の構成にある。
即ち、第1図に示す如く、プラテン21側に取付板22
を介して上部金型23を固定すると共に、該上部金型2
3の下方に下部金型24を可動自在に配設する一方、上
部金型23の少なくとも上記接点板2の両側固定接点2
bと対向する部分に、二叉状のピンポイントゲート25
・25を形成して、成形機26で加熱溶融された樹脂を
、スプルー27・ランナー28を経て、該各ピンポイン
トゲート25から両側固定接点2b方向に射出する構成
となしたものである。
依って、斯る構成装置の下で、例えば−辺が4.5m程
度の小さな押釦スイッチケース1を成形する場合には、
第2図に示す如く、接点板2を上部金型23と下部金型
24間にセットして、上下金型23・24の型締めを行
なった後、成形機26内で溶融された樹脂をスプルー2
7・ランナー28を経て、ピンポイントゲート25・2
5からキャビティ内に射出すると、該各ピンポイントゲ
ート25は、接点板2の両側固定接点2bと対向してい
るので、各固定接点2bは該射出樹脂により、下部金型
24面に強制的に押し付けられることとなる。
従って、射出樹脂は、各固定接点2bと下部金型24面
間に不用意に侵入することなく、キャビティ内に充填さ
れるので、冷却後型開きを行ない突出部材で突き出せば
、両側固定接点2bの常に正しい成形位置が保障された
押釦スイッチのケース1が成形できることとなる。尚1
図面では上下金型23・24のキャビティを−っしか示
していないが、実際には接点板2の寸法に応じて複数個
連設されているものである。
又、成形樹脂としては、従来のポリブチレンテレフタレ
ート(P B T)  ・ポリエチレンテレフタレート
(PET)を使用できることは勿論である−が、本実施
例は、特にポリフェニレンサルファイド(pps)を使
用するものとする。
尚、ポリフェニレンサルファイドを使用した場合には、
第3図に示す如く、上記方法で成形されたケース1内に
、可動接点3・ステム4を組み付けて、押釦スイッチを
構成した後、ケース1がら突出することとなる各端子2
cをプリント基板5に自動半田付けする際に、プリント
基板5の裏面に塗布されているフラックスが各端子2c
に沿って上昇し、該端子2cとケース1間にフラックス
が侵入しようとしても、該ポリフェニレンサルファイド
は熱に強いため、フラックスがケース1内の固定接点2
a・2bにまで到達して、接点の動作不良を引き起こす
心配が全くない。
(発明の効果) 以上の如く、本発明は、接点板の固定接点と対向する金
型部にピンポイントゲートを形成し、該ピンポイントゲ
ートから溶融樹脂を固定接点方向に射出し、該射出溶融
樹脂により固定接点を位置決めして、ケースを接点板と
一体に成形することを特徴とするものであるから、固定
接点は射出樹脂により常に金型面に強制的に押し付けら
れて、該固定接点と金型面に樹脂が侵入することが全く
なくなるので、常に固定接点の正しい成形位置が保障さ
れることとなる。
従って、従来にあっては支持ピンの使用が不可能であっ
た一辺が4.5am程度の小型なスイッチケースを成形
する場合にも、固定接点の正しい成形位置が保障された
ケースが初めて成形できるので、最終的には信頼性に富
んだ押釦スイッチが提供できることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係るケースの成形方法を実施
する装置を示す断面図、第2図は同要部拡大断面図、第
3図は成形されたケースを用いて押釦スイッチを組み立
てプリント基板に半田付けした状態を示す要部断面図、
第4図Aはケースと一体に成形される接点板を示す要部
平面図、同図Bは接点板とケースを一体に成形した状態
を示す断面図、第5図は従来のケースの成形装置を示す
断面図、第6図は従来の成形装置において支持ピンを使
用した状態を示す要部拡大断面図、第7図Aは接点板の
各固定接点の正常成形位置を示す断面図、同図B−Cは
不良成形位置の例を示す断面図である。 1・・・スイッチケース、2・・・接点板、2a・・・
中央の固定接点、2b・・・両側の固定接点、23・・
・上部金型、24・・・下部金型、25・・・ピンポイ
ントゲート。 第1図 第2図 どD   2G   2b

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 上下の金型内に溶融樹脂を射出して、該上下の金型キャ
    ビティ内で、固定接点を有する接点板と一体に押釦スイ
    ッチのケースを成形する成形方法において、上記接点板
    の固定接点と対向する金型部にピンポイントゲートを形
    成し、該ピンポイントゲートから溶融樹脂を固定接点方
    向に射出し、該射出樹脂により固定接点を位置決めして
    、ケースを接点板と一体に成形するように構成したこと
    を特徴とする押釦スイッチケースの成形方法。
JP4127086A 1986-02-26 1986-02-26 押釦スイツチケ−スの成形方法 Pending JPS62200621A (ja)

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JPS62200621A true JPS62200621A (ja) 1987-09-04

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