JPH0528021A - 二元配置データの管理方法 - Google Patents

二元配置データの管理方法

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JPH0528021A
JPH0528021A JP3203209A JP20320991A JPH0528021A JP H0528021 A JPH0528021 A JP H0528021A JP 3203209 A JP3203209 A JP 3203209A JP 20320991 A JP20320991 A JP 20320991A JP H0528021 A JPH0528021 A JP H0528021A
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JP3203209A
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Teruo Udagawa
照夫 宇田川
Akio Mukai
明男 向井
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、二元配置データの管理方法に関
し、通信リンク切断後の回復時に行うファイル内のデー
タ更新処理を、他の装置のデータが更新された場合にの
み行うことにより、むだな処理をなくすことを目的とす
る。 【構成】 マスタ装置MA及び各スレーブ装置SLで
は、ファイルMF、SL内のデータが更新された場合
に、データ管理部11が、更新管理情報メモリ12に、
データ更新時刻等の更新管理情報を記録しておく。通信
リンク切断後の回復時には、マスタ判定処理部13が、
他の装置からの更新管理情報を収集して自装置内の情報
と比較する。この比較結果により、通信リンク切断時に
データ更新のあったファイルを持つ装置を、マスタ装置
と決定し、このマスタ装置のファイルからデータを再収
集して、ファイル内のデータの不整合を解消するように
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビル管理システ
ム、計測管理システム等に用いられる二元配置データの
管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図5〜図7は、従来例を示し図であり、
図5はオンラインシステムの概略構成図、図6はデータ
更新処理のタイムチャート(1)、図7は、データ更新
処理のタイムチャート(2)である。
【0003】図中、MAはマスタ装置、SL−1、SL
−2はスレーブ装置、MFはマスタ装置側のファイル、
SLF1 、SLF2 はスレーブ装置側のファイルを示
す。従来、例えばビル管理システム等の小規模なオンラ
インシステムにおいては、マスタ側の装置とスレーブ側
の装置とに、データを二元配置することが行われてい
た。その1例を図5で示す。
【0004】図5の例では、1台のマスタ装置MAに対
して、複数のスレーブ装置SL−1、SL−2、が通信
回線を介して接続されている。そして、マスタ装置MA
には、データを格納するためのファイルMFを設け、ス
レーブ装置SL−1、SL−2には、それぞれデータを
格納するためのファイルSLF1 、SLF2 を設ける。
【0005】上記のスレーブ装置SL−1、SL−2
は、2台のみを図示してあるが、実際には、1台のマス
タ装置MAに対して、N台のスレーブ装置が接続された
オンラインシステムとなっている。
【0006】そして、データは、マスタ装置のファイル
MFと、各スレーブ装置(SL−1、SL−2)のファ
イルSLF1 、SLF2 に二元配置されており、全ての
ファイルMF、SLF1 、SLF2、・・・内のデータ
は、常に同一のデータAとなるように制御される。
【0007】例えば、マスタ装置MAにおいてオペレー
タによりファイルMF内のデータAを更新したとする。
更新したデータを、データBとすると、このデータB
は、図5に示したのルートで各スレーブ装置SL−
1、SL−2へ送り、ファイルSLF1 、SLF2 内の
データを更新する。
【0008】前記のデータ更新により、ファイルMF及
びファイルSLF1、SLF2 ・・・内のデータは、全
てデータBに更新される。このようにして、二元配置さ
れた各ファイル内のデータは、常に同じデータとなる。
【0009】また、例えばスレーブ装置SL−2におい
て、オペレータによりファイルSLF2 内のデータが更
新されたとする。この時は、図5ので示したルートに
より、更新したデータをマスタ装置MAと、他のスレー
ブ装置SL−1へ送り、ファイル内のデータを更新す
る。
【0010】このようにして、マスタ装置MA及び各ス
レーブ装置SLF1、SLF2 ・・・の内、いずれか1
台の装置において、ファイルのデータを更新した場合に
は、他の装置のファイルのデータを更新し、常に全ての
ファイル内のデータを同じにする。
【0011】ところで、上記のデータ更新は、マスタ装
置及び各スレーブ装置がオンラインシステムとして正常
に運用されている場合に行われるが、マスタ装置あるい
はスレーブ装置の運転を停止させた場合には、次のよう
にしてファイル内のデータ更新を行う。
【0012】(例1)・・・図6参照 この例は、スレーブ装置停止などによるリンク切断モー
ド時の例である。例えばスレーブ装置SL−1の運転を
停止させた場合には、該スレーブ装置SL−1はオンラ
インシステムとして運転できなくなる(オフラインとな
る)。
【0013】このような場合、マスタ装置MA、及び他
のスレーブ装置はオンラインシステムとして運転を継続
しており、ファイルのデータも変更されることがある。
しかし、スレーブ装置SL−1のファイルSLF1 はデ
ータを更新できないため、他のファイルのデータと異っ
たものになる。
【0014】そこで、スレーブ装置SL−1が回復した
場合には、先ず、スレーブ装置SL−1からマスタ装置
MAに対してファイルMFのデータ収集要求を出す(無
条件要求)。
【0015】前記データ収集要求を受け付けたマスタ装
置MAでは、ファイルMFの先頭からデータを読み出
し、スレーブ装置SL−1へ送る。スレーブ装置SL−
1ではマスタ装置MAから送られてきたデータにより、
ファイルSLF1 内のデータを更新する。このようにし
て、スレーブ装置SL−1では、マスタ装置MAのファ
イルMFからデータを収集して、自装置のファイルSL
1 内のデータを更新する。
【0016】(例2)・・・図7参照 この例は、マスタ装置の停止等によるリンク切断モード
時の例である。マスタ装置MAが運転を停止した場合
に、例えばスレーブ装置SL−1でファイルSLF1
データ更新があったとする。
【0017】この場合は、マスタ装置MAの回復時に、
スレーブ装置SL−1では、マスタ装置MAに対して無
条件でファイルMFのデータ収集要求を出す。マスタ装
置MAで前記データ収集要求を受け付けると、マスタ装
置MAでは、ファイルMFの先頭からデータを読み出し
てスレーブ装置SL−1へ送る。
【0018】スレーブ装置SL−1では、マスタ装置M
Aから送られてきたデータにより、自装置のファイルS
LF1 のデータを更新する。このデータ更新は自動的、
かつ無条件に行われるので、上記のように、ファイルS
LF1 のデータがマスタ装置の停止中に更新されていた
場合には、そのデータは失われる。
【0019】スレーブ装置SL−1のデータ収集は上記
のようにして行われるが、他のスレーブ装置SL−2、
・・・においても上記と同様にしてデータ収集を行い、
自装置のファイルのデータを更新する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) スレーブ装置の停止などによるリンク切断モードと
なった場合、スレーブ装置の回復後該スレーブ装置で、
マスタ装置のファイルからデータ収集を行ってファイル
のデータ更新を行う。
【0021】このようなデータ更新処理は、無条件で行
っており、スレーブ装置の停止中に、マスタ装置のファ
イルのデータが更新された場合には有効であるが、更新
されなかった場合には無駄な処理となる。
【0022】(2) スレーブ装置の停止などによるリンク
切断モードとなった場合、スレーブ装置停止中に、マス
タ装置のファイルデータが更新されるのはレアケースで
あるにもかかわらず、スレーブ装置回復の度に、データ
更新を無条件で行っている。このため、各装置内のCP
Uの負荷や回線負荷を増大させている。また、スレーブ
装置回復時の立ち上げ時間が長くなる。
【0023】(3) マスタ装置停止などによるリンク切断
モードとなった場合には、マスタ装置の回復後、スレー
ブ装置側で、マスタ装置のファイルからデータ収集を行
って、ファイルのデータ更新を行う。このようなデータ
更新は無条件で行っており、マスタ装置の停止中に、ス
レーブ装置のファイルのデータが更新された場合には、
そのデータは失われてしまう。
【0024】本発明は、このような従来の課題を解決
し、通信リンク切断後の回復時に行うファイル内のデー
タ更新処理を、他の装置のデータが更新された場合にの
み行うことにより、無駄な処理をなくすことを目的とす
る。
【0025】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理図で
あり、図中、図5と同符号は同一のものを示す。また、
11はデータ管理部、12は更新管理情報メモリ、13
はマスタ判定処理部を示す。本発明は上記の課題を解決
するため、次のように構成した。
【0026】(1) 通信回線に接続された1台の装置をマ
スタ装置MA、他の複数台の装置をスレーブ装置SLと
し、マスタ装置のファイルMFと、各スレーブ装置のフ
ァイルSLFとに、ユーザが動的に更新可能なデータを
二元配置したオンラインシステムにおける二元配置デー
タの管理方法であって、前記各装置MA、SLに、ファ
イル内のデータに対する更新管理情報を格納するメモリ
12を設けて、データを管理し、前記各装置間の通信リ
ンク切断後の回復時に、各装置において、他の装置から
更新管理情報を収集して、自装置内の情報と比較するこ
とにより、通信リンク切断時に、データ更新のあったフ
ァイルを持つ装置を決定し、前記データ更新のあったフ
ァイルのデータのみを再収集して、ファイル内のデータ
の不整合を解消するようにした。
【0027】(2) 上記構成(1) において、更新管理情報
として、ファイル内の各レコードの最終更新時刻を用
い、前記最終更新時刻が最新の時刻であった方のファイ
ルを持つ装置をマスタ装置と決定し、前記マスタ装置の
ファイルから、レコード単位でデータを再収集して、フ
ァイル内のデータの不整合を解消するようにした。
【0028】(3) 上記構成(1) において、更新管理情報
として、ファイル内の各レコードの最終更新時刻を用
い、前記最終更新時刻が同じ時刻であった場合には、両
方の装置をマスタ装置と決定し、ファイル内のデータの
再収集を行わないようにした。
【0029】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1を参照
しながら説明する。オンラインシステムを構成するマス
タ装置MAとスレーブ装置SLには、それぞれ二元配置
されたデータを格納するファイルMF、SLFが設けて
ある。
【0030】これらの各ファイル内のデータは、ユーザ
により動的に更新可能であり、更新された場合は、デー
タ管理部11により、データ管理が行われる。このデー
タ管理用の情報として、更新管理情報が用いられ、更新
管理情報メモリ12に格納されている。
【0031】上記装置で運転停止があったような場合に
は、各装置間の通信リンクが切断され、オフライン化さ
れる。このような場合、前記装置の運転が再開されて、
通信リンクが開設されると、データ更新処理を行う。
【0032】この処理では、先ず、マスタ判定処理部1
3により他の装置から、ファイル内の更新管理情報を収
集するが、この情報として、例えばファイル内のレコー
ドの最終更新時刻を用い、図1の〜の処理でデータ
更新を行う。
【0033】例えばスレーブ装置SLでは、マスタ装置
MAに対して、ファイル内のレコードRの最終更新時
刻収集要求を出す。その後、この要求に対する最新更
新時刻の応答を得る。
【0034】また、マスタ装置MAでは、スレーブ装置
SLに対して、ファイル内のレコードRの最終更新時
刻収集要求を出す。その後この要求に対する最終更新
時刻の応答を得る。
【0035】これらの各処理により、マスタ装置MAと
スレーブ装置SLでは、他の装置からの情報収集ができ
たので、この情報を、自装置の情報と比較することによ
り、データ更新用の新たなマスタ装置を決定する。
【0036】上記の比較処理において、最終更新時刻が
最新のものをもつ装置を、マスタ装置と決定するが、両
方の装置の最終更新時刻が同じ時刻であった場合には、
両方の装置をマスタ装置と決定する。
【0037】両方の装置がマスタ装置と決定された場合
には、両装置とも、データの再収集を行わない。しか
し、いずれか一方の装置がマスタ装置と決定し、他方の
装置がスレーブ装置となった場合には、スレーブ装置
は、マスタ装置からファイル内のレコード単位でデータ
を収集し、自装置内のファイルのデータを、レコード単
位で更新する。
【0038】この場合、最終更新時刻の比較により決定
したスレーブ装置から、マスタ装置に対してレコード
Rのデータ収集要求を出す。その後、前記マスタ装置か
らスレーブ装置に対して、レコードRの内容の通知を
出す。
【0039】この通知を受けたスレーブ装置では、自装
置内のファイルのレコードRを更新する。なお、これら
のマスタ装置とスレーブ装置は、レコードRに対するも
のであって、他のレコードに対しては別である。
【0040】以上の処理を各レコードについて全て行う
ことにより、ファイル内のレコードの不整合を解消す
る。このようにすれば、レコードが更新された場合にだ
けデータの更新を行えばよいから、CPUや回線の無駄
がなくなる。また、通信リンク切断後の装置立ち上げ時
間も短縮できる。
【0041】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 (実施例の説明)図2〜図4は、本発明の実施例を示し
た図であり、図2はオンラインシステムの構成図、図3
は更新管理情報の具体例、図4はマスタ判定処理部の処
理フローチャートである。
【0042】図中、図1、図5と同符号は同一のものを
示す。また、14は時計、15は通信処理部を示す。こ
の実施例は、図5に示したようなオンラインシステムに
適用した例であり、図2にその一部の構成を示す。図2
ではマスタ装置MAとスレーブ装置SLとが回線に接続
された例を示す。
【0043】マスタ装置MA及びスレーブ装置SLに
は、それぞれ、データ管理部11、更新管理情報メモリ
12、マスタ判定処理部13、時計14、通信処理部1
5等が設けてある。
【0044】また、マスタ装置MA及びスレーブ装置S
Lには、データ格納用のファイルMF、SLFが設けて
ある。時計14はオンラインシステムを構成する各装置
間で、全て同一時刻となるように調整されており、デー
タ管理部11が時刻管理(月、日、時、分)を行う。
【0045】データ管理部11は、ファイルMF、SL
Fのデータを管理するものであるが、このデータ管理に
おいて、時計14を参照しながら、更新管理情報メモリ
12に、必要とする各種の管理情報を記録する。
【0046】更新管理情報メモリ12内の更新管理情報
の具体例としては、図3のようなものである。図3Aは
更新管理情報、図3Bはレコード管理情報を示す。更新
管理情報は、図示のように、ファイル番号、更新回数
(モジュロ1024)、更新時刻(月、日、時、分)、
レコード管理用ポインタ(レコード無しの場合はa11
0)等から成る。
【0047】また、レコード管理用ポインタで示される
レコード管理情報としては、レコード管理数、レコード
通番、更新回数、更新時刻、などである。このような更
新管理情報(レコード管理情報を含む)は、データ管理
部11によって記録され、かつ管理されるものである。
【0048】次に、図4の処理フローチャートに基づ
き、マスタ判定処理部の処理を説明する。なお、図4の
各処理番号はカッコ内に示す。マスタ判定処理部13で
は、先ず他の装置からの更新管理情報の収集(S1)を
行い、メモリに一時格納しておく(S2)。その後、収
集した前記情報と自装置の情報とを比較(S3)するこ
とにより、自装置が、データ更新用のマスタ装置か否か
を判定する(S4)。
【0049】もし自装置がマスタ装置と判定した場合に
は、データの収集を行わず、スレーブ装置と判定された
場合にのみデータ収集要求(S5)を出す。更に具体的
には、次のように処理を行う。先ず、マスタ装置MAと
スレーブ装置SL間のリンク切断後、両装置間のリンク
が回復した時、上記のマスタ判定処理を行う。
【0050】例えばスレーブ装置SLがマスタ装置MA
に対して、レコードRの最終更新時刻の収集要求を出
す。この要求に対する応答として、マスタ装置MAから
スレーブ装置SLへ、レコードRの最新更新時刻情報を
送る。これにより、スレーブ装置SLでは、マスタ判定
用のデータの収集ができたので、自装置内にあるレコー
ドRの最終更新時刻と比較する。
【0051】前記比較により、レコードRに対する最新
の更新時刻を持つ装置を、レコードRに対するマスタ装
置として決定する。例えば、マスタ装置MAの更新時刻
よりも、スレーブ装置SLの更新時刻の方が新しけれ
ば、スレーブ装置SLを、レコードRに対するマスタ装
置として決定する。
【0052】また、前記比較により、両者が同一時刻で
あった場合には、両装置をレコードRに対するマスタ装
置と決定して、その後のデータ収集を行わない。また、
マスタ装置MAでも、上記処理と同様にして、スレーブ
装置SLからレコードRの最終更新時刻を収集して、レ
コードRに対するマスタ装置の判定を行う。
【0053】上記のようにして、両装置MA、SLがそ
れぞれレコードRに対するマスタ装置を決定し、マスタ
装置と判定されれば、データ更新は行わず、スレーブ装
置と決定した時だけ、データ更新を行う。データ更新を
行う際は、マスタ判定処理部13からデータ管理部11
に対して判定結果の情報を送ることにより、データ管理
部11が処理する。
【0054】先ず、レコードRに対するスレーブ装置か
ら、マスタ装置に対して、レコードRのデータ収集要求
を出す。この要求に対して、マスタ装置からスレーブ装
置に対して、レコードRの内容を通知する。この通知を
受けたスレーブ装置では、自装置内のファイルのレコー
ドRを更新する。
【0055】上記の処理は、オンラインシステムに接続
されている全装置で行い、各装置で管理されている全レ
コードについて行う。この場合、すべてのデータを、レ
コード単位で取り扱い、更新されたレコード単位のデー
タ毎にファイルの更新を行う。
【0056】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実行可能である。 (1) マスタ判定処理において用いる更新管理情報とし
て、最新更新時刻の外、データの更新回数を同時に収集
して比較してもよい。 (2) ファイル内のデータ更新を行う際、片方向へのみ行
う場合は、ファイル単位で行ってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) 他の装置で更新されたデータのみを収集してファイ
ル内のデータ更新を行うので、無駄な処理がなくなる。
このため、CPUや回線の負荷が軽くなる。
【0058】(2) 通信リンク回復時において、他の装置
でデータ更新がなければ、データの更新を行わずに済む
ので、その分、装置の立ち上げ時間が短縮できる。また
装置の処理性能が向上する。
【0059】(3) ファイル内のデータ管理は、レコード
単位で管理するので、データを自由に配置できる。従っ
て、データはレコード単位で保証でき、データの紛失の
際も最少限で済む。 (4) ファイルのデータを自由配置できるため、メモリ資
源の重複使用はあるが、システム全体の性能向上、及び
システム構築の柔軟性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理図である。
【図2】本発明の実施例におけるオンラインシステムの
構成図である。
【図3】更新管理情報の具体例である。
【図4】マスタ判定処理部の処理フローチャートであ
る。
【図5】従来のオンラインシステムの概略構成図であ
る。
【図6】従来のデータ更新処理のタイムチャート(1)
である。
【図7】従来のデータ更新処理のタイムチャート(2)
である。
【符号の説明】
MA マスタ装置 SL スレーブ装置 11 データ管理部 12 更新管理情報メモリ 13 マスタ判定処理部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線に接続された1台の装置をマス
    タ装置(MA)、他の複数台の装置をスレーブ装置(S
    L)とし、 マスタ装置のファイル(MF)と、各スレーブ装置のフ
    ァイル(SLF)とに、 ユーザが動的に更新可能なデータを二元配置したオンラ
    インシステムにおける二元配置データの管理方法であっ
    て、 前記各装置(MA、SL)に、ファイル内のデータに対
    する更新管理情報を格納するメモリ(12)を設けて、
    更新データを管理し、 前記各装置間の通信リンク切断後の回復時に、 各装置において、他の装置から更新管理情報を収集し
    て、自装置内の情報と比較することにより、 通信リンク切断時に、データ更新のあったファイルを持
    つ装置を決定し、 前記データ更新のあったファイルのデータのみを再収集
    して、ファイル内のデータの不整合を解消することを特
    徴とした二元配置データの管理方法。
  2. 【請求項2】 上記更新管理情報として、 ファイル内の各レコードの最終更新時刻を用い、 前記最終更新時刻が最新の時刻であった方のファイルを
    持つ装置を、マスタ装置と決定し、 前記マスタ装置のファイルから、レコード単位でデータ
    を再収集して、ファイル内のデータの不整合を解消する
    ことを特徴とした請求項1記載の二元配置データの管理
    方法。
  3. 【請求項3】 上記更新管理情報として、 ファイル内の各レコードのの最終更新時刻を用い、 前記最終更新時刻が同じ時刻であった場合には、両方の
    装置をマスタ装置と決定し、 ファイル内のデータの再収集を行わないことを特徴とし
    た請求項1記載の二元配置データの管理方法。
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