JPH1029181A - ロボット制御システムにおけるデータ復旧方法およびロボット制御システム - Google Patents

ロボット制御システムにおけるデータ復旧方法およびロボット制御システム

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JPH1029181A
JPH1029181A JP20307896A JP20307896A JPH1029181A JP H1029181 A JPH1029181 A JP H1029181A JP 20307896 A JP20307896 A JP 20307896A JP 20307896 A JP20307896 A JP 20307896A JP H1029181 A JPH1029181 A JP H1029181A
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JP
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robot
control device
robot control
terminal
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JP20307896A
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Shuji Tanaka
修司 田中
Seiichi Tomita
誠一 富田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボットを制御するロボット用制御装置と、
このロボット用制御装置を遠隔操作する遠隔操作端末と
を具備するロボット制御システムにおいて、ロボット用
制御装置に設けられている主記憶装置と補助記憶装置と
に記憶されている両方のデータが故障する両系データ故
障が発生した場合、遠隔操作端末から、そのデータ復旧
を実行することができるロボット制御システムにおける
データ復旧方法およびロボット制御システムを提供する
ことを目的とするものである。 【解決手段】 ロボット用制御装置がバックアップデー
タとして管理する制御装置用データを、遠隔操作端末が
定期的に収集し、この収集された制御装置用データを遠
隔操作端末が蓄積するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボットを制御す
るロボット用制御装置と、このロボット用制御装置を遠
隔操作する遠隔操作端末とを具備するロボット制御シス
テムにおいて、ロボット用制御装置内のデータが故障し
たときに、遠隔操作端末からロボット用制御装置を復旧
する復旧方法およびロボット制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロボット制御システムは、ロボッ
トを制御するロボット用制御装置と、このロボット用制
御装置を遠隔操作する遠隔操作端末とを具備し、ロボッ
ト用制御装置に記憶されている制御装置用データが故障
したときに、その制御装置用データを復旧する処理を遠
隔操作端末から行う。
【0003】従来のロボット制御システムにおいて、ロ
ボット用制御装置の主記憶装置が記憶しているデータが
故障した場合、バックアップ処理とリカバリ処理とを実
行することによって、故障したデータを復旧することが
知られている。
【0004】図7は、従来のロボット制御システムCS
11を示すブロック図であり、そのバックアップ処理を
説明する図である。
【0005】従来のロボット制御システムCS11は、
ロボットを制御するロボット用制御装置CT11と、こ
のロボット用制御装置CT11を遠隔操作する遠隔操作
端末T11とを有する。ロボット用制御装置CT11
は、主記憶装置MMと、ハードディスク等の補助記憶装
置HDと、記憶装置MM、HDを制御する制御部C11
とを有する。
【0006】そして、ロボット制御システムCS11に
おいて、遠隔操作端末T11がロボットに作業させる作
業指示信号を送信し、この作業指示信号に応じた作業を
ロボットが実行し、この実行結果に対応する更新データ
を主記憶装置MMに記憶する。この主記憶装置MMに記
憶されているデータを更新すると同時に、補助記憶装置
HDに記憶されているバックアップデータも更新する。
また、制御部C11は、ロボットが作業を完了したこと
を示す作業完了信号を遠隔制御端末T11に送る。
【0007】図8は、上記従来例におけるリカバリ処理
を説明する図である。
【0008】ロボット用制御装置CT11において、そ
の主記憶装置MMに記憶されているデータが故障した場
合、遠隔操作端末T11が制御部C11にリカバリ指令
信号を送り、このリカバリ指令信号を受けた制御部C1
1は、補助記憶装置HDに記憶されているバックアップ
データを読み出し、この読み出されたデータを複写デー
タとして主記憶装置MMに送り、これによって、主記憶
装置MMで故障したデータが復旧される。
【0009】ところで、ロボット制御システムCS11
の1つとして、自動主配線装置(MDF)が知られ、こ
の自動主配線装置は、主記憶装置MMに記憶されている
データが故障した場合に備えて、バックアップ処理を予
め実行し、データが故障したときにリカバリ処理するこ
とによって、迅速に故障復旧できるようにし、顧客サー
ビスの信頼性を向上させている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、主記憶装置MMと補助記憶装置HDとの両系
データが同時に故障した場合には、迅速にデータを復旧
する手段がないので、ロボット制御システムの信頼性が
低いという問題がある。
【0011】すなわち、主記憶装置MM、補助記憶装置
HDのうちの一方のデータが故障する片系データ故障が
発生した場合、その片系データ故障を、遠隔操作端末T
11から検出することができ、また、データ故障を起こ
していない残りのデータの記憶装置からデータを読み出
し、この読み出されたデータを使用して、その復旧指示
を行うことができる。しかし、主記憶装置MM、補助記
憶装置HDの両方のデータが故障する両系データ故障が
発生した場合には、上記のようなリカバリ処理を実行す
ることができないので、ロボット用制御装置CT11が
設置されている遠隔地へサービスマン等が実際に出向く
必要があり、したがって、ロボット用制御装置CT11
がたとえば自動主配線装置のように離島に設置されてい
る場合には、データ復旧が完了するまでに、多くの時間
を費やすことになるという問題がある。
【0012】本発明は、ロボットを制御するロボット用
制御装置と、このロボット用制御装置を遠隔操作する遠
隔操作端末とを具備するロボット制御システムにおい
て、ロボット用制御装置に設けられている主記憶装置と
補助記憶装置とに記憶されている両方のデータが故障す
る両系データ故障が発生した場合、遠隔操作端末から、
そのデータ復旧を実行することができるロボット制御シ
ステムにおけるデータ復旧方法およびロボット制御シス
テムを提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、ロボットを制
御するロボット用制御装置と、このロボット用制御装置
を遠隔操作する遠隔操作端末とを具備するロボット制御
システムにおいて、ロボット用制御装置がバックアップ
データとして管理する制御装置用データを、遠隔操作端
末が定期的に収集し、この収集された制御装置用データ
を遠隔操作端末が蓄積するものである。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の一
実施例であるロボット制御システムCS1を示すブロッ
ク図である。
【0015】ロボット制御システムCS1は、ロボット
RMを制御するロボット用制御装置CT1と、このロボ
ット用制御装置CT1を遠隔操作する遠隔操作端末T1
とで構成されている。ロボット用制御装置CT1は、主
記憶装置MMと、ハードディスク等の補助記憶装置HD
と、記憶装置MM、HDを制御する制御部C1とを有す
る。
【0016】主記憶装置MMは、ロボット用制御装置C
T1が管理する各種情報である制御装置用データを記憶
するものであり、ハードディスクHDは、バックアップ
データとして上記制御装置用データを記憶するものであ
る。制御部C1は、ロボットRMに実行させるべき作業
を指示する作業指示データを遠隔操作端末T1から受
け、この受けた作業指示データをロボットRMに送り、
作業指示データに応じてロボットRMが作業した結果を
示す履歴データを受け、この受けた履歴データを遠隔操
作端末T1に送るものである。
【0017】また、遠隔操作端末T1は、主記憶装置M
Mと補助記憶装置HDとに記憶されている制御装置用デ
ータを、主記憶装置MMと補助記憶装置HDとから定期
的に収集し、遠隔操作端末T1の端末用メモリM1に蓄
積する。つまり、ロボット制御システムCS1において
は、ロボット用制御装置CT1内の主記憶装置MMと補
助記憶装置HDとに記憶されている制御装置用データが
故障した場合に備えて、遠隔操作端末T1がバックアッ
プ処理を行う。
【0018】なお、遠隔操作端末T1は、ロボット用制
御装置がバックアップデータとして管理する制御装置用
データを、定期的に収集する制御装置用データ収集手段
の例であり、また、ロボット用制御装置に作業指示デー
タを送信する作業指示データ送信手段の例である。さら
に、端末用メモリM1は、収集された制御装置用データ
を蓄積する制御装置用データ蓄積手段の例であり、ま
た、ロボット用制御装置が受信した作業指示データに応
じてロボットが作業した結果を示す履歴データを蓄積す
る履歴データ蓄積手段の例である。
【0019】次に、ロボット制御システムCS1の動作
について説明する。なお、ロボットRMが自動主配線装
置である場合を例にとって、ロボット制御システムCS
1の動作を説明する。
【0020】まず、ジャンパリングを実行するためのピ
ン打ち命令等の作業指示データを、遠隔操作端末T1か
らロボット用制御装置CT1に出すと、制御部C1を介
して、その作業指示データがロボットRMに送られ、ロ
ボットRMがその作業指示データに応じた作業を実行
し、ロボットRMが作業した結果を示す履歴データをロ
ボットRMが発生し、制御部C1に送る。つまり、ロボ
ットRMは、自動主配線装置においてジャンパリングに
必要な接続部品を搭載し、ロボット制御装置CT1の命
令によって、ピンの挿抜を実行し、また、その実行結果
をロボット制御装置CT1に返却するものである。
【0021】図2は、上記実施例におけるデータ更新処
理を示すフローチャートである。
【0022】まず、ロボット制御システムCS1を初期
導入した場合や(S1)、1ヵ月等のように定期的な期
間が経過したときに(S2)に、主記憶装置MMに記憶
されている制御装置用データ(ロボット用制御装置CT
1が管理すべき各種情報)を端末用メモリM1へ送信す
る(S3)。
【0023】上記初期導入時でもなく1ヵ月が経過して
いない場合で、ロボットRMが履歴データを発生すれば
(S4)、主記憶装置MMの制御用データを更新する
(S5)とともに、補助記憶装置HDの制御用データを
更新し(S6)、発生した履歴データを端末用メモリM
1へ送信する(S7)。端末用メモリM1では受けた履
歴データを端末用メモリM1に格納する。
【0024】図3は、上記実施例において、主記憶装置
MM、補助記憶装置HD、端末T1側のそれぞれが記憶
する内容を、時刻に応じて示した図である。
【0025】図3において、時刻t1、t2、t3、t
4、……、tmの順で経過するものとする。時刻t1に
おいて、遠隔端末装置T1とロボット用制御装置CT1
とが接続され、これによって、主記憶装置MM、補助記
憶装置HDに記憶される制御装置用データは、初期状態
を示すデータK0になるが、制御部C1が遠隔端末装置
T1に何も出力していないので、この時点では、端末用
メモリM1には、制御装置用データも履歴データも記憶
されない。
【0026】次の時刻t2は、1ヵ月毎の経過を測定す
る始期(初期導入時)であり、主記憶装置MMに記憶さ
れている制御装置用データK0が制御部C1を介して、
端末用メモリM1に送られ、端末用メモリM1に制御装
置用データとしてデータK0が記憶される。
【0027】そして、時刻t3において、ロボットRM
から1つ目の履歴データR1が発生し、主記憶装置MM
と補助記憶装置HDにおける制御装置用データが、履歴
データR1によってデータK1に更新され、その履歴デ
ータR1が遠隔操作端末T1に送信されるので、端末用
メモリM1に履歴データとしてデータR1が記憶され
る。しかし、この時点では、制御装置用データが制御装
置CT1側から遠隔操作端末T1に送られていないの
で、端末用メモリM1における制御装置用データはデー
タK0のままである。
【0028】時刻t4において、初期導入から1ヵ月が
経過し、主記憶装置MMに記憶されている制御装置用デ
ータK1が制御部C1を介して、端末用メモリM1に送
られ、端末用メモリM1の制御装置用データとしてデー
タK1が記憶される。この時点では、新たな履歴データ
が発生していないので、端末用メモリM1に記憶されて
いる履歴データはデータR1のままである。
【0029】時刻t5において、ロボットRMから2つ
目の履歴データR2が発生し、主記憶装置MMと補助記
憶装置HDとにおける制御装置用データが、履歴データ
R2によってデータK2に更新され、端末用メモリM1
における履歴データはデータR1+R2に更新される
が、端末用メモリM1における制御装置用データはデー
タK1のままである。
【0030】図示しないが時刻t6において、初期導入
から2ヵ月が経過し、主記憶装置MMに記憶されている
制御装置用データK2が制御部C1を介して、端末用メ
モリM1に送られ、端末用メモリM1の制御装置用デー
タとしてデータK2が記憶される。この時点では、新た
な履歴データが発生していないので、端末用メモリM1
に記憶されている履歴データはデータR1+R2のまま
である。
【0031】以下、上記と同様の更新を繰り返し、時刻
tmにおいて、初期導入からnヵ月が経過し、主記憶装
置MMに記憶されている制御装置用データKnが制御部
C1を介して、端末用メモリM1に送られ、端末用メモ
リM1の制御装置用データとしてデータKnが記憶され
る。この時点で、端末用メモリM1には履歴データとし
てデータR1+R2+………+Rnが既に記憶され、時
刻tmにおいては、新たな履歴データが発生していない
ので、端末用メモリM1に記憶されている履歴データは
データR1+R2+………+Rnのままである。
【0032】図4は、上記実施例におけるリカバリ処理
を示すフローチャートである。
【0033】まず、主記憶装置MMまたは補助記憶装置
HDに記憶されているデータが故障した場合、遠隔操作
端末T1が設置されている遠隔地からのリカバリが早急
には必要ない場合で(S11)、補助記憶装置HDのデ
ータが故障していなければ(S12)、補助記憶装置H
Dからのリカバリ処理が実行される(S13)。
【0034】一方、主記憶装置MMまたは補助記憶装置
HDに記憶されているデータが故障した場合で、遠隔操
作端末T1が設置されている遠隔地からリカバリを早急
に必要とすれば(S11)、遠隔操作端末T1からのリ
カバリ処理が実行される(S14)。遠隔操作端末T1
が設置されている遠隔地からのリカバリが早急には必要
でなくても(S11)、補助記憶装置HDのデータが故
障していれば(S12)、遠隔操作端末T1からのリカ
バリ処理が実行される(S14)。このように、遠隔操
作端末T1からのリカバリ処理が実行される点が、従来
例とは大きく異なる点である。
【0035】図5は、上記実施例におけるリカバリ処理
の説明図であり、図5(1)は、補助記憶装置HDから
のリカバリ処理を示す図であり、図5(2)は、遠隔操
作端末T1からのリカバリ処理を示す図である。
【0036】図5(1)に示す補助記憶装置HDからの
リカバリ処理においては、主記憶装置MMに記憶されて
いるデータが故障した旨を示す情報を遠隔操作端末T1
が得すると、リカバリ指令信号をロボット用制御装置C
T1の制御部C1に送る。これによって、制御部C1
は、補助記憶装置HDに記憶されているデータを複写す
べきデータとして読み出し、この複写データを主記憶装
置MMに転送し、リカバリ処理を終了する。
【0037】図5(2)に示す遠隔操作端末T1からの
リカバリ処理においては、この処理が必要になった場
合、端末用メモリM1に記憶されているバックアップデ
ータ(制御装置用データ、履歴データ)を制御部C1に
送り、制御部C1がそのバックアップデータを主記憶装
置MMに転送し、リカバリ処理を終了する。
【0038】図6は、上記実施例における遠隔操作端末
T1からのリカバリ処理(S14)をより具体的に示す
フローチャートである。
【0039】まず、端末用メモリM1に記憶してある制
御装置用データをロボット用制御装置CT1へ送信する
(S141)。そして、端末用メモリM1に記憶してあ
る制御装置用データの中の履歴データと、今までに発生
した履歴データとの差を演算し(S142)、その差が
0であれば、バックアップデータとして必要なデータは
全てロボット用制御装置CT1に送信されたことになる
ので、リカバリ処理が終了する。一方、端末用メモリM
1に記憶してある制御装置用データの中の履歴データ
と、今までに発生した履歴データとの差が0でなければ
(S142)、ロボット用制御装置CT1に送信した制
御装置用データの後に、履歴データが更新されているの
で、上記差に対応する履歴データを端末用メモリM1か
ら読み出し、この読み出された履歴データをロボット用
制御装置CT1に送信する(S143)。
【0040】上記のように、端末用メモリM1に記憶し
てある制御装置用データをロボット用制御装置CT1へ
送信した後に、上記差を演算し、その差が0以外である
場合に、その差に対応する履歴データをロボット用制御
装置CT1へ送信するようにすれば、バックアップデー
タを受け取ったロボット用制御装置CT1において、デ
ータ故障前のデータと同じ状態にデータを整理する作業
が容易である。なお、初期導入時以降に発生した全ての
履歴データを端末用メモリM1からロボット用制御装置
CT1が受け、この受けた全ての履歴データに基づい
て、データ故障前のデータと同じ状態に整理するように
してもよい。
【0041】上記実施例によれば、ロボット用制御装置
CT1は、主記憶装置MMのバックアップ装置として補
助記憶装置HDを持ち、ここでデータ保護ができ、ま
た、ロボット用制御装置CT1の外部の遠隔操作端末T
1にもバックアップ装置を持つことによって、別のロケ
ーションとしての2重のデータ保護が可能になる。これ
によって、ロボット用制御装置CT1側における全ての
制御装置用データ(主記憶装置MMと補助記憶装置HD
との両系の制御装置用データ)が故障した場合でも、リ
カバリが可能になり、システムの信頼性、保守性を向上
できる。たとえばロボット用制御装置CT1が災害等で
全損害になった場合でも、遠隔操作端末T1からリカバ
リすることができる。
【0042】上記実施例において、補助記憶装置HDが
ダウンしたときには、端末側をHDの代替機として利用
できる。
【0043】また、ロボット用制御装置CT1は、離島
等の遠隔地に設置されることが多く、主記憶装置MM等
の制御装置用データの故障時に、早急な復旧が必要な場
合、本体設置場所まで出向き、補助記憶装置HDから復
旧作業しなくても、遠隔操作端末T1の設置場所から復
旧作業を直ちに実施することができる。
【0044】つまり、上記実施例は、ロボットを制御す
るロボット用制御装置と、このロボット用制御装置を遠
隔操作する遠隔操作端末とを具備するロボット制御シス
テムにおいて、ロボット用制御装置がバックアップデー
タとして管理する制御装置用データを、遠隔操作端末が
定期的に収集する制御装置用データ収集段階と、この収
集された制御装置用データを、遠隔操作端末に蓄積する
制御装置用データ蓄積段階と、遠隔操作端末がロボット
用制御装置に作業指示データを送信する作業指示データ
送信段階と、ロボット用制御装置が受信した作業指示デ
ータに応じてロボットが作業した結果を示す履歴データ
を、遠隔操作端末が蓄積する履歴データ蓄積段階とを有
するロボット制御システムにおけるデータ復旧方法であ
る。
【0045】また、遠隔操作端末に蓄積されている制御
装置用データを、リカバリー時に、ロボット用制御装置
に送信するものであり、遠隔操作端末に蓄積されている
履歴データを、リカバリー時に、ロボット用制御装置に
送信するものである。
【0046】なお、1ヵ月以外の間隔で、主記憶装置M
Mの制御装置用データを定期的に、端末用メモリM1へ
送信するようにしてもよい。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、ロボットを制御するロ
ボット用制御装置と、このロボット用制御装置を遠隔操
作する遠隔操作端末とを具備するロボット制御システム
において、遠隔に設置されているロボット用制御装置の
データバックアップ、リカバリを、遠隔操作端末から実
行することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるロボット制御システム
CS1のブロック図である。
【図2】上記実施例におけるデータ更新処理を示すフロ
ーチャートである。
【図3】上記実施例において、主記憶装置MM、補助記
憶装置HD、端末T1側のそれぞれが記憶する内容を、
時刻の経過に従って示した図である。
【図4】上記実施例におけるリカバリ処理を示すフロー
チャートである。
【図5】上記実施例におけるリカバリ処理の説明図であ
る。
【図6】上記実施例における遠隔操作端末T1からのリ
カバリ処理(S14)をより具体的に示すフローチャー
トである。
【図7】従来のロボット制御システムCS11を示すブ
ロック図であり、そのバックアップ処理を説明する図で
ある。
【図8】上記従来例におけるリカバリ処理を説明する図
である。
【符号の説明】
CS1…ロボット制御システム、 T1…遠隔操作端末、 M1…端末用メモリ、 CT1…ロボット用制御装置、 MM…主記憶装置、 HD…補助記憶装置、 C1…制御部、 RM…ロボット。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットを制御するロボット用制御装置
    と、このロボット用制御装置を遠隔操作する遠隔操作端
    末とを具備するロボット制御システムにおいて、 上記ロボット用制御装置がバックアップデータとして管
    理する制御装置用データを、上記遠隔操作端末が定期的
    に収集する制御装置用データ収集段階と;この収集され
    た上記制御装置用データを、上記遠隔操作端末に蓄積す
    る制御装置用データ蓄積段階と;を有することを特徴と
    するロボット制御システムにおけるデータ復旧方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 上記遠隔操作端末に蓄積されている制御装置用データ
    を、リカバリー時に、上記ロボット用制御装置に送信す
    ることを特徴とするロボット制御システムにおけるデー
    タ復旧方法。
  3. 【請求項3】 ロボットを制御するロボット用制御装置
    と、このロボット用制御装置を遠隔操作する遠隔操作端
    末とを具備するロボット制御システムにおいて、 上記遠隔操作端末が上記ロボット用制御装置に作業指示
    データを送信する作業指示データ送信段階と;上記ロボ
    ット用制御装置が受信した作業指示データに応じて上記
    ロボットが作業した結果を示す履歴データを、上記遠隔
    操作端末が蓄積する履歴データ蓄積段階と;を有するこ
    とを特徴とするロボット制御システムにおけるデータ復
    旧方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 上記遠隔操作端末が上記ロボット用制御装置に作業指示
    データを送信する作業指示データ送信段階と;上記ロボ
    ット用制御装置が受信した作業指示データに応じて上記
    ロボットが作業した結果を示す履歴データを、上記遠隔
    操作端末が蓄積する履歴データ蓄積段階と;を有するこ
    とを特徴とするロボット制御システムにおけるデータ復
    旧方法。
  5. 【請求項5】 請求項3または請求項4において、 上記遠隔操作端末に蓄積されている履歴データを、リカ
    バリー時に、上記ロボット用制御装置に送信することを
    特徴とする.ロボット制御システムにおけるデータ復旧
    方法。
  6. 【請求項6】 ロボットを制御するロボット用制御装置
    と、このロボット用制御装置を遠隔操作する遠隔操作端
    末とを具備するロボット制御システムにおいて、 上記ロボット用制御装置がバックアップデータとして管
    理する制御装置用データを、上記遠隔操作端末が定期的
    に収集する制御装置用データ収集手段と;この収集され
    た上記制御装置用データを、上記遠隔操作端末に蓄積す
    る制御装置用データ蓄積手段と;を有することを特徴と
    するロボット制御システム。
  7. 【請求項7】 ロボットを制御するロボット用制御装置
    と、このロボット用制御装置を遠隔操作する遠隔操作端
    末とを具備するロボット制御システムにおいて、 上記遠隔操作端末が上記ロボット用制御装置に作業指示
    データを送信する作業指示データ送信手段と;上記ロボ
    ット用制御装置が受信した作業指示データに応じて上記
    ロボットが作業した結果を示す履歴データを、上記遠隔
    操作端末が蓄積する履歴データ蓄積手段と;を有するこ
    とを特徴とするロボット制御システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001252884A (ja) * 2000-03-06 2001-09-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd ロボット、ロボットシステムおよびロボットの制御方法
US6327516B1 (en) 1999-11-09 2001-12-04 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Operation terminal and remote operation system for a robot
WO2023286176A1 (ja) * 2021-07-13 2023-01-19 ファナック株式会社 教示操作盤、ロボットシステム、及びロボット制御装置

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