JP5366184B2 - データ記憶システム、データ記憶方法 - Google Patents

データ記憶システム、データ記憶方法 Download PDF

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Description

本発明は、データ記憶システム、データ記憶方法に関する。
ネットワークを介して接続された接続先のサーバに所定のデータを蓄積して記憶するシステムなどにおいて、サーバを二重化して、システムの信頼性を高めること(ホットスタンバイ)が知られている(例えば特許文献1)。
特開2006−146299号公報
しかし、サーバを二重化した場合であっても、双方のサーバに障害が発生する可能性があり、より信頼性の高いデータ記憶システムが求められている。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであって、データ記憶システムの信頼性を向上させることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るデータ記憶システムは、
各々がデータを記憶する記憶装置を備える第1のサーバ、第2のサーバ、及び第3のサーバと、それらのサーバを監視するための監視装置と、から構成され、それぞれがネットワークを介して接続されるデータ記憶システムであって、
前記第1から第3のサーバのうち予め定められた1のサーバであるプライマリサーバは、
ネットワークを介して前記記憶装置に記憶されるデータを更新するための更新データを受信する受信手段と、
前記更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第1の更新手段と、
前記更新データを他のサーバに転送する転送手段と、を備え、
前記第1から第3のサーバのうち前記プライマリサーバ以外のセカンダリサーバは、
前記プライマリサーバから転送された更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第2の更新手段を備え、
前記監視装置は、前記プライマリサーバの動作が停止した場合に、前記セカンダリサーバのいずれかをプライマリサーバに切り換える切換手段を備え
前記監視装置の切換手段により切り換えられたプライマリサーバは、前記転送手段が動作を停止したサーバに転送するはずの更新データを蓄積する送信蓄積手段を更に備え、
前記停止したサーバが動作を開始した場合、当該サーバの記憶装置に記憶されるデータを、前記送信蓄積手段に蓄積される更新データと、前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバの記憶装置に記憶されるデータと、に基づいて更新する復旧手段を備え、
前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバは、
前記復旧手段により前記記憶装置に記憶されるデータを更新する間に受信する更新データを蓄積する受信蓄積手段と、
前記復旧手段によるデータの更新が終了した後に、前記受信蓄積手段が蓄積する更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第3の更新手段と、を更に備える
ことを特徴とする。
本発明の第の観点に係るデータ記憶方法は、
各々がデータを記憶する記憶装置を備える第1のサーバ、第2のサーバ、及び第3のサーバと、それらのサーバを監視するための監視装置と、から構成され、それぞれがネットワークを介して接続されるデータ記憶システムにおけるデータ記憶方法であって、
前記第1から第3のサーバのうち予め定められた1のサーバであるプライマリサーバは、
ネットワークを介して前記記憶装置に記憶されるデータを更新するための更新データを受信し、
前記更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新し、
前記更新データを他のサーバに転送し、
前記第1から第3のサーバのうち前記プライマリサーバ以外のセカンダリサーバは、
前記プライマリサーバから転送された更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新し、
前記監視装置は、前記プライマリサーバの動作が停止した場合に、前記セカンダリサーバのいずれかをプライマリサーバに切り換え
前記監視装置の切換手段により切り換えられたプライマリサーバは、前記転送手段が動作を停止したサーバに転送するはずの更新データを蓄積し、
前記停止したサーバが動作を開始した場合、当該サーバの記憶装置に記憶されるデータを、前記蓄積される更新データと、前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバの記憶装置に記憶されるデータと、に基づいて更新し、
前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバは、
前記動作を停止したサーバの記憶装置に記憶されるデータを更新する間に、受信する更新データを蓄積し、
そのデータの更新が終了した後に、前記蓄積する更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する
ことを特徴とする。
本発明によれば、データ記憶システムの信頼性を向上することができる。
本発明の実施の形態にかかるデータ記憶システム100について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、データ記憶システム100は、複数の記憶サーバ10A〜Cと、監視サーバ20と、オンラインコントローラ30と、生産装置40と、から構成され、複数の記憶サーバ10A〜Cと、監視サーバ20と、オンラインコントローラ30と、はネットワーク50を介して接続される。データ記憶システム100は、生産装置40の稼働状況を記憶サーバ10A〜10Cにおいて、多重化して記憶するシステムである。このように記憶サーバ10を多重化することで、システムの信頼性を高めている。
図2に示すように、記憶サーバ10A〜10C(図中では記憶サーバ10)は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、通信部14、データベース15などから構成される。記憶サーバ10A〜10Cは専用のサーバである必要はなく、通常のコンピュータであってもよい。
CPU11は、記憶サーバ10(10A〜10C)の動作を制御する。ROM12には、コンピュータを記憶サーバ10として機能させるためのプログラムが格納され、CPU11が当該プログラムを読み込むことで、記憶サーバ10の機能を実現する。具体的には、オンラインコントローラ30を介して生産装置40から送信される更新データに基づいて、データベース15を更新する処理などが実行される。詳しい動作については後述する。RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。通信部14は、ネットワーク50に接続するためのインターフェースであって、記憶サーバ10は通信部14を介してネットワーク50に接続される。通信部14は、受信したデータを一時的に蓄積する受信キューと、送信するデータを一時的に蓄積する送信キューとを備える。データベース15は、ハードディスクドライブなどから構成される記憶装置である。データベース15は、制裁装置の稼働履歴を蓄積して記憶する。なお、図2では、記憶サーバ10の一般的な構成を示しているが、それぞれの記憶サーバ10A〜10C個別の構成を示す場合は、各構成に記憶サーバ10と同じアルファベットが付されるものとする。例えば、記憶サーバ10BのCPU10は、CPU10Bと表記する。
監視サーバ20は、記憶サーバ10の稼働状況を監視するサーバであり、記憶サーバ10と同様のCPU、ROM、RAM、通信部などを備える(図示せず)。監視サーバ20は専用のサーバである必要はなく、通常のコンピュータであってもよい。監視サーバ20のROMには、コンピュータを監視サーバ20として機能させるためのプログラムが格納され、監視サーバ20のCPUが当該プログラムを読み込むことで、監視サーバ20の機能を実現する。例えば、記憶サーバ10A〜10Cをネットワーク50を介して監視(モニタリング)し、記憶サーバ10A〜10Cに障害が発生しているか否かを判別する処理などを実行する。具体的には、記憶サーバ10A〜10Cに応答するように要求をする信号を送出し、応答があれば正常であると判別し、応答が無ければ異常であると判別する。
生産装置40は、所定の製品を生産する装置であって、例えば1日の稼働状況(生産した製品の数量など)を示す情報を、所定周期で(例えば24時間ごとで)オンラインコントローラ30に送信する。生産装置40は単独の装置であってもよいし、複数の装置であってもよい。
オンラインコントローラ30は、生産装置40から送信された情報を集計して記憶サーバに送信する。オンラインコントローラ30は、記憶サーバ10と同様のCPU、ROM、RAM、通信部などを備える(図示せず)。オンラインコントローラ30は専用のサーバである必要はなく、通常のコンピュータであってもよい。オンラインコントローラ30のROMには、コンピュータをオンラインコントローラ30として機能させるためのプログラムが格納され、オンラインコントローラ30のCPUが当該プログラムを読み込むことで、オンラインコントローラ30の機能を実現する。具体的には、生産装置40から受信した情報を集計し、記憶サーバ10のデータベース15を更新するための更新データを生成して、その更新データを記憶サーバ10(10A〜10Cのいずれか)に送信する。
ネットワーク50には、インターネットが使用される。また、ネットワーク50は、LAN(Local Area Network)やWAN(Wide Area Network)など、データ記憶システム100専用の専用線であってもよい。また、図1に示した接続構成は一例であって、例えば、監視サーバ20がネットワーク50とは異なるネットワークにより記憶サーバ10A〜10Cに接続されていてもよい。
続いて、データ記憶システム100の具体的な動作について説明する。図3は、本発明の実施の形態にかかるデータ記憶システム100の全体的な動作を示す図である。
先ず、生産装置40が所定のタイミングで生産装置40の稼働状況を示す生産情報をオンラインコントローラ30に送信する(ステップS11)。そして、オンラインコントローラ30が受信した生産情報を集計し、記憶サーバ10のデータベースを更新するための更新データを生成し、生成した更新データを記憶サーバ10A(プライマリサーバ)に送信する(ステップS12)。
ここでプライマリサーバとは、記憶サーバ10A〜10Cのうちの予め定められた1台のサーバであり、ここでは記憶サーバ10Aがプライマリサーバとなっている。なお、プライマリサーバ以外の記憶サーバ10をセカンダリサーバと称する。プライマリサーバは、ネットワークにおける論理アドレスが予め定められており、オンラインコントローラ30は、そのアドレスに更新データを送信するようになっている。即ち、オンラインコントローラ30は、どの記憶サーバ10がプライマリサーバであるかを意識せずに更新データをプライマリサーバに送信することができる。
記憶サーバ10Aが更新データを受信すると、データベース更新処理を開始する(ステップS13)。このデータベース更新処理では、更新データに基づいてデータベース15Aを更新する処理が実行される。また、プライマリサーバのデータベース更新処理においては、受信した更新データを各セカンダリサーバに転送する処理が実行される(ステップS14)。さらに、プライマリサーバのデータベース更新処理においては、データベース15Aの更新が完了すると、更新が完了したことを示す更新完了通知をオンラインコントローラ30に送信する(ステップS15)。なお、セカンダリサーバのデータベース更新処理においては、更新データに基づいてデータベース15B、15Cを更新する処理のみが実行される(S13)。以上のようにして、生産装置40の稼働状況を、記憶サーバ10A〜10Cにおいて多重化して記憶することができる。
次に、プライマリサーバである記憶サーバ10Aに異常が発生した際に、プライマリサーバを切り換える動作と、そのときの生産装置40の稼働状況を、記憶サーバ10B、10Cにおいて多重化して記憶する動作について図4を用いて説明する。なお、図4において図3の処理と同様の処理については同じステップ番号を付して説明は省略する。
図4に示すように、記憶サーバ10Aに異常が発生した場合、監視サーバ20がその異常を検出する。プライマリサーバに異常が発生したので、監視サーバ20はセカンダリサーバである記憶サーバ10Bをプライマリサーバに切り換えるため、プライマリ切換指示を記憶サーバ10Bに送信する(ステップT11)。このプライマリ切換指示の送信は、監視サーバ20が異常を検出したことに基づいて自動で送信するようにしてもよいし、監視サーバ20を使用するユーザが手動で送信してもよい。
プライマリ切換指示を受信した記憶サーバ10Bはプライマリサーバに切り換えるためのプライマリ切換処理を開始する(ステップT12)。この処理により、記憶サーバ10Bがプライマリサーバとなる。
記憶サーバ10Aに異常発生中に、オンラインコントローラ30が、更新データを記憶サーバ10A(プライマリサーバ)に送信すると(ステップS12)、通信エラーとなる。このとき、更新データの送信に失敗したことを検出して通信エラーであることを判別してもよいし、更新データ送信から所定時間経過するまでに更新完了通知を受信しなかった場合に通信エラーであると判別するようにしてもよい。
このように、通信エラーとなった場合、オンラインコントローラ30は更新データを再送する(ステップS21)。この再送の時点で記憶サーバ10Bのアドレスが、プライマリサーバのアドレスに切り換わっていれば、更新データは記憶サーバ10Bに送信される。記憶サーバ10Bが更新データを受信するとデータベース更新処理を開始する(ステップS13)。
このときに、更新データを記憶サーバ10Aに転送する処理が実行されるが(ステップS14)、送信エラーとなる。そこで、その更新データを後に再送できるように、その更新データを記憶サーバ10Bの通信部14Bが備える送信キューに蓄積する。記憶サーバ10Bがデータベース15Bの更新を完了すると、更新が完了したことを示す更新完了通知をオンラインコントローラ30に送信する(ステップS15)。
このように、記憶サーバ10Aに異常が発生した場合にも、生産装置40やオンラインコントローラ30の動作を止めることなく、生産装置40の稼働状況を記憶サーバ10B、10Cにおいて多重化して記憶することができる。
ここで、図3、図4におけるデータベース更新処理(ステップS13)、プライマリ切換処理(ステップT12)の詳細な動作について説明する。
図5は、データベース更新処理の動作を示すフローチャートである。各記憶サーバ10のCPU11は、所定周期でデータベース更新処理を実行する。そして、更新データの受信を検出すると(ステップS101;Yes)、当該更新データに基づいてデータベース15を更新する(ステップS102)。そして、RAM13の所定領域などに設けられたプライマリフラグがオンになっているか否かを判別する(ステップS103)。この処理により、CPU11は記憶サーバ10がプライマリサーバであるか否かを判別する。プライマリフラグがオフであれば(ステップS103;No)、処理を終える。プラマリフラグがオンであれば(ステップS103;Yes)、プライマリサーバ特有の処理を実行する。まず、CPU11は、更新データをセカンダリサーバに転送する(ステップS104)。そして、更新データのセカンダリサーバへの転送が成功したか否かを判別する(ステップS105)。転送が成功しなかった場合(ステップS105;No)、通信部14が備える送信キューに更新データを蓄積する(ステップS106)。更新データの転送が成功した場合や、送信キューに更新データを蓄積した後、オンラインコントローラ30に更新完了通知を送信して処理を終える。
図6は、プライマリ切換処理の動作を示すフローチャートである。各記憶サーバ10のCPU11は、所定周期でプライマリ切換処理を実行する。そして、プライマリ切換指示の受信を検出すると(ステップS201;Yes)、CPU11は、RAM13の所定領域に設けられるプライマリフラグをオンにセットする(ステップS202)。そして、ネットワーク50における論理アドレスをプライマリサーバのアドレスに変更して(ステップS203)、処理を終える。
次に、異常が発生した記憶サーバ10Aを復旧させるときの動作について図7、図8を用いて説明する。なお、図7、図8において図4において図3の処理と同様の処理については同じステップ番号を付して説明は省略する。
異常が発生して停止している記憶サーバ10Aの修理が完了し、ネットワーク50への接続が完了すると、ユーザが監視サーバ20を操作して、セカンダリサーバである記憶サーバ10Cに停止指示を送信する(ステップT13)。なお、記憶サーバ10Aのネットワーク50上でのアドレスはセカンダリサーバのものとして予め定められたアドレスとなる。また、記憶サーバ10Aのプライマリフラグはオフとなる。
記憶サーバ10Cが監視サーバから停止指示を受信すると、更新停止時処理を開始する(ステップT14)。図9は、更新停止時処理の動作を示すフローチャートである。CPU11Cは、所定周期でデータベース更新処理を実行する。そして、停止指示の受信を検出すると(ステップS301;Yes)、データベース更新処理を停止する(ステップS302)。即ち、所定周期で実行していた図5に示したデータベース更新処理の実行を停止する。そして、データベース更新処理の停止中に受信する更新データを受信キューに蓄積する準備をする(ステップS303)。これにより、この間に更新データを受信した場合、受信キューに蓄積されることとなる。その後、データベース15Cの記憶内容を修理が完了した記憶サーバ10Aのデータベース15Aにコピーする(ステップS304)。例えば、記憶サーバ10Aのアドレスにデータベース15Cの記憶内容を送信するようにすればよい。そして、記憶サーバ10Aの側では、その内容を受信した場合、データベース15Aにコピーする用に設定すればよい。ステップS304の後、更新停止時処理を終える。
記憶サーバ10Cのデータベース15Cから記憶サーバ10Aのデータベース15Aへのコピーが終了すると、ユーザが監視サーバ20を操作して、記憶サーバ10A及び10Cに起動指示を送信する(図8のステップT15)。記憶サーバ10A及び10Cは、起動指示を受信すると、図3に示したデータベース更新処理の実行を再開する。これにより、記憶サーバ10A及び10Cはセカンダリサーバとしての復旧することになる。異常から復旧した記憶サーバ10Aはプライマリサーバである記憶サーバ10Bに再開通知を送信する(ステップS31)。プライマリサーバが再開通知を受信すると、当該サーバの送信キューに蓄積された更新データを記憶サーバ10Aに送信する(ステップS32)。記憶サーバ10Aでは、その更新データに基づいてデータベース更新処理が開始される(ステップS13)。なお、この更新データにはすでに更新済みのデータも含まれるが、更新データの日付情報などにより特定可能である。このデータベース更新処理により、データベース15Aの記憶内容がプライマリサーバのデータベース15Bと同期することとなる。
一方、更新停止時処理(ステップT14)を実行した記憶サーバ10Cがセカンダリサーバとして復帰すると、受信キューに蓄積された更新データに基づいてデータベース更新処理を開始する(ステップS13)。このデータベース更新処理により、データベース15Cの記憶内容がプライマリサーバのデータベース15Bと同期することとなる。なお、図7、図8に示した記憶サーバ10Aを、記憶サーバ10C(稼働中のセカンダリサーバ)を使用して復旧させる処理を下記では復旧処理ともいう。
このように、記憶サーバ10A及び10Cをセカンダリサーバに復旧させることができる。また、復旧後に記憶サーバ10Bの送信キューや記憶サーバ10Cの受信キューに蓄積された更新データに基づいてデータベース更新処理が実行されることで、記憶サーバ10A〜10Cのデータベース15A〜15Cの記憶内容が自律的に同期する。さらに、記憶サーバ10A及び10Cをセカンダリサーバに復旧させるときにも、プライマリサーバは起動しているので、継続して生産装置40の稼働状況を記憶することができる。
次に、記憶サーバ10Dを追加したデータ記憶システム100の変形例について図10を参照しながら説明する。記憶サーバ10Dはネットワーク50を介して記憶サーバ10A〜10Cや、監視サーバ20(図10においては省略)、オンラインコントローラ30などと接続される。この記憶サーバ10Dは、基本的な構成は図2に示した記憶サーバ10A〜10Cと同様であるが、OS(Operating System)やソフトウェアの一部などがバージョンアップされた記憶サーバである。この変形例では、新バージョンの記憶サーバ10Dがデータ記憶システム100上で正常に動作するか否かを評価する。なお、記憶サーバ10Dのような新バージョンの記憶サーバを評価サーバとも称する。
まず、図7、図8に示した復旧処理と同一の動作により、セカンダリサーバ(記憶サーバ)10Cのデータベース15Cの記憶内容を、記憶サーバ10Dのデータベース15Dにコピーするなどの一連の処理を実行する(ステップS41)。データベース15C、15Dの記憶内容が他のデータベースと同期したら、記憶サーバ10Cにおいて、更新データ転送プロセスを起動する(ステップS42)。この転送プロセスは、更新データを受信したときに、その更新データを記憶サーバ10Dに転送する処理を実行するプロセスである。このプロセスにより、更新データが記憶サーバ10Dに転送される(ステップS43)。記憶サーバ10Dでは、転送された更新データに基づいてデータベース更新処理の実行が開始される(ステップS13)。
このような、記憶サーバ10Dの稼働状況を確認することで、新バージョンの記憶サーバ10Dがデータ記憶システム100で正常に動作するか否かをテストすることができる。一般に、システムにおいて新たなバージョンのOSなどを導入する場合には、システム全体を新たなバージョンのOSなどで構築してテストする必要があり非常に手間がかかる。しかし、この変形例によれば、既存のシステムに評価サーバ10Dを導入することで、実際の環境下でのテストが可能になる。また、実際の環境(データ記憶システム100)の動作を停止する必要もない。また、評価サーバ10Dが実際の環境下で正常に動作することが確認できたときには、既存の記憶サーバ10A〜10Cを順次評価サーバと入れ換える(例えば、プライマリサーバ10Aから直接記憶サーバ10Dに更新データを転送するようにして記憶サーバ10Dをセカンダリサーバとする。その後、セカンダリサーバの全てが新バージョンとなったら、図4と同様の動作によりプライマリサーバを記憶サーバ10Aから新バージョンの記憶サーバに切り換える。)ことで、システムを停止することなく、容易にシステム全体のバージョンアップをすることができる。
なお、この発明は上記実施形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。例えば、監視サーバ20により、記憶サーバ10A〜10Cのデータベース15A〜15Cの記憶内容が同期しているか否かを確認するようにしてもよい。この確認は、例えば、各記憶サーバ10A〜10Cのデータ更新処理の処理履歴を比較し、処理結果が同一であるか否かを確認することによって行う。仮に、処理結果が異なる記憶サーバがあった場合は、図7、図8で示した復旧処理と同一の動作により、処理結果が異なる記憶サーバをリカバリするようにすればよい。
上記実施形態では、CPU11が実行するプログラムは、予めROM12に格納されているものとして説明したが、外部記憶媒体や通信網を介してデータ記憶サーバ10の所定領域に格納されるものであってもよい。
データ記憶システムの構成を示す図である。 記憶サーバの構成を示すブロック図である。 データ記憶システムの動作を説明するための図である。 データ記憶システムの動作を説明するための図である。 データベース更新処理の動作を示すフローチャートである。 プライマリ切換処理の動作を示すフローチャートである。 データ記憶システムの復旧処理の動作を説明するための図である。 データ記憶システムの復旧処理の動作を説明するための図である。 更新停止時処理の動作を示すフローチャートである。 変形例のデータ記憶システムの動作を説明するための図である。
符号の説明
10(10A、10B、10C) 記憶サーバ
20 監視サーバ
30 オンラインコントローラ
40 生産装置
100 データ記憶システム

Claims (5)

  1. 各々がデータを記憶する記憶装置を備える第1のサーバ、第2のサーバ、及び第3のサーバと、それらのサーバを監視するための監視装置と、から構成され、それぞれがネットワークを介して接続されるデータ記憶システムであって、
    前記第1から第3のサーバのうち予め定められた1のサーバであるプライマリサーバは、
    ネットワークを介して前記記憶装置に記憶されるデータを更新するための更新データを受信する受信手段と、
    前記更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第1の更新手段と、
    前記更新データを他のサーバに転送する転送手段と、を備え、
    前記第1から第3のサーバのうち前記プライマリサーバ以外のセカンダリサーバは、
    前記プライマリサーバから転送された更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第2の更新手段を備え、
    前記監視装置は、前記プライマリサーバの動作が停止した場合に、前記セカンダリサーバのいずれかをプライマリサーバに切り換える切換手段を備え
    前記監視装置の切換手段により切り換えられたプライマリサーバは、前記転送手段が動作を停止したサーバに転送するはずの更新データを蓄積する送信蓄積手段を更に備え、
    前記停止したサーバが動作を開始した場合、当該サーバの記憶装置に記憶されるデータを、前記送信蓄積手段に蓄積される更新データと、前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバの記憶装置に記憶されるデータと、に基づいて更新する復旧手段を備え、
    前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバは、
    前記復旧手段により前記記憶装置に記憶されるデータを更新する間に受信する更新データを蓄積する受信蓄積手段と、
    前記復旧手段によるデータの更新が終了した後に、前記受信蓄積手段が蓄積する更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する第3の更新手段と、を更に備える
    ことを特徴とするデータ記憶システム。
  2. 前記プライマリサーバは、前記第1の更新手段により前記記憶装置に記憶されるデータの更新を終了したときに更新データの送信元にデータの更新を終了したことを示す更新完了通知を送信する更新完了通知送信手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項に記載のデータ記憶システム。
  3. 前記監視サーバは、前記第1から第3のサーバの異常を検出する異常検出手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のデータ記憶システム。
  4. データを記憶する記憶装置を備え前記第1から第3のサーバとは異なるバージョンの第4のサーバを更に備え、
    前記第1から第3のサーバのうち前記セカンダリサーバは、前記更新データを前記第4のサーバに転送する手段を更に備え、
    前記第4のサーバは、前記セカンダリサーバから転送される更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する手段を備える
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のデータ記憶システム。
  5. 各々がデータを記憶する記憶装置を備える第1のサーバ、第2のサーバ、及び第3のサーバと、それらのサーバを監視するための監視装置と、から構成され、それぞれがネットワークを介して接続されるデータ記憶システムにおけるデータ記憶方法であって、
    前記第1から第3のサーバのうち予め定められた1のサーバであるプライマリサーバは、
    ネットワークを介して前記記憶装置に記憶されるデータを更新するための更新データを受信し、
    前記更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新し、
    前記更新データを他のサーバに転送し、
    前記第1から第3のサーバのうち前記プライマリサーバ以外のセカンダリサーバは、
    前記プライマリサーバから転送された更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新し、
    前記監視装置は、前記プライマリサーバの動作が停止した場合に、前記セカンダリサーバのいずれかをプライマリサーバに切り換え、
    前記監視装置の切換手段により切り換えられたプライマリサーバは、前記転送手段が動作を停止したサーバに転送するはずの更新データを蓄積し、
    前記停止したサーバが動作を開始した場合、当該サーバの記憶装置に記憶されるデータを、前記蓄積される更新データと、前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバの記憶装置に記憶されるデータと、に基づいて更新し、
    前記セカンダリサーバのうち前記動作を停止したサーバではないセカンダリサーバは、
    前記動作を停止したサーバの記憶装置に記憶されるデータを更新する間に、受信する更新データを蓄積し、
    そのデータの更新が終了した後に、前記蓄積する更新データに基づいて前記記憶装置に記憶されるデータを更新する
    ことを特徴とするデータ記憶方法。
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