JPH08328989A - 入出力制御装置の管理方式 - Google Patents

入出力制御装置の管理方式

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JPH08328989A
JPH08328989A JP7131782A JP13178295A JPH08328989A JP H08328989 A JPH08328989 A JP H08328989A JP 7131782 A JP7131782 A JP 7131782A JP 13178295 A JP13178295 A JP 13178295A JP H08328989 A JPH08328989 A JP H08328989A
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JP7131782A
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Takeshi Sakuma
毅 佐久間
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】システム稼働中の入出力制御装置の交換を簡単
な構成を付加するのみで効率良く行うことを可能とする
入出力制御装置の管理方式を提供する。 【構成】入出力制御装置の交換要求を発行する交換要求
装置14と、この交換要求を検出する交換要求検出部1
3と、プロセッサ側へこの交換要求を通知する交換要求
通知部12と、入出力制御装置9それぞれの稼働状況の
監視及び新たに接続された入出力制御装置の認識を行う
入出力制御装置監視部4と、交換要求を受信し検出する
交換要求検出部8と、代替経路への切り替えを行って該
入出力制御装置をシステム構成から切り離すとともに、
入出力制御装置監視部4が新たに入出力制御装置の接続
を認識したときに、この入出力制御装置をシステム構成
に組み入れて、代替されていた経路をこの入出力制御装
置を経由する入出力経路に回復させるシステム構成管理
部3とを具備してなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プロセッサと周辺装置
との間に介在して設けられ、このプロセッサと周辺装置
間のデータの入出力制御を行う入出力制御装置を複数備
えることにより、プロセッサと周辺装置とのデータの入
出力経路を複数確保したコンピュータシステムに適用し
て好適な入出力制御装置の管理方式に係り、特にシステ
ム稼働中の入出力制御装置の交換を簡単な構成を付加す
るのみで効率的に行うことを可能とする入出力制御装置
の管理方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のコンピュータシステムにおいて
は、周辺装置と入出力制御装置との接続形態として、主
に以下の二通りの形態が採用されている。第1の形態
は、一つの入出力制御装置に複数の周辺装置を接続した
形態であり、第2の形態は、周辺装置に対して複数の入
出力制御装置を設けて接続した形態である。この第2の
形態の場合は、周辺装置それぞれに対して複数の入出力
経路を確保することが可能となるため、フォールトトレ
ラントを実現する上で有効な形態である。
【0003】このような入出力構成をもつコンピュータ
システムにおいて、入出力制御装置に故障が発生した場
合、自動的に該入出力制御装置のシステムからの切り離
しが行われるが、この後に発生した該入出力制御装置に
接続されている周辺装置への入出力要求に対しては、上
述した第1の形態の場合、リカバリ処理が不可能なため
要求者にエラーを返答する。一方、第2の形態の場合に
は、該入出力制御装置を経由して入出力要求を処理して
いた周辺装置について他の入出力制御装置を経由する代
替経路を選択して該入出力要求を処理するといったリカ
バリ処理を行うことにより、入出力処理の継続が可能で
ある。
【0004】また、一旦切り離された入出力制御装置を
交換してシステムに組み込むためには、コマンド入力
等、オペレーションによるシステム構成の再構築が必要
となっていた。
【0005】従って、運用保守等の目的により稼働中の
入出力制御装置を交換するような場合であっても、上述
した処理が適用されてしまい、あたかも交換対象の入出
力制御装置が故障したかのごとくシステムから切り離さ
れるとともに、上述のような入出力要求のリカバリ処理
がなされ、交換が完了した後にシステムへ再度組み込む
ためのコマンド入力等のコンソールオペレーションを必
要としてしまう。
【0006】また、この入出力制御装置の切り離しの際
に、該入出力制御装置は故障と見做されることにより、
該入出力制御装置内で処理されていた入出力要求は一旦
破棄されてしまい、さらに、上述した入出力リカバリ手
段により代替経路が存在する場合は代替経路の選択がな
されるが、代替経路が存在しないような周辺装置に対す
る入出力要求に対しては、入出力要求を行った要求者に
対して即座にエラー返答がされてしまうため、何等かの
エラー処理若しくはオペレーションの介在を必要とする
といった問題がある。
【0007】さらに、入出力制御装置を交換する際に行
われるシステムリカバリ処理において自動的に行われる
システム構成の変更や入出力要求等のリカバリについて
も、交換によりシステム構成の変更を必要としない場合
には、システム切り離し、及び組み込みの度に動作する
システム再構築処理が不要であり、この場合は交換処理
中に、システム構成を一時的に保留できる手段を選択で
きることが望ましい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、プロ
セッサと周辺装置との間に介在して設けられ、このプロ
セッサと周辺装置間のデータの入出力制御を行う入出力
制御装置を複数備えることにより、プロセッサと周辺装
置とのデータの入出力経路を複数確保したコンピュータ
システムであって、入出力制御装置の切り離しや入出力
要求のリカバリ処理等のフォールトトレラント機能を有
するコンピュータシステムにおいては、システムの稼働
中に入出力制御装置の交換を行う場合に、あたかも入出
力制御装置が故障したかのような認識がされてしまい、
故障発生時にのみ行われるべきオペレーションや入出力
要求のリカバリ処理等、不要な動作が行われてしまうと
いった問題があった。
【0009】本発明は、上記実情に鑑みなされたもので
あり、稼働中の入出力制御装置の交換に際して、適切な
システム構成管理と入出力要求のリカバリ処理を行うよ
うな入出力制御装置の管理方式を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、プロセッサと
周辺装置との間に介在して設けられ、上記プロセッサと
周辺装置間のデータの入出力制御を行う入出力制御装置
を複数備えることにより、上記プロセッサと周辺装置と
のデータの入出力経路を複数確保したコンピュータシス
テムにおいて、上記入出力制御装置それぞれに設けら
れ、オペレータの操作等により該入出力制御装置の交換
要求を発行する交換要求装置と、この交換要求装置によ
り発行された交換要求を検出する交換要求検出手段と、
この交換要求検出手段が交換要求を検出した際に、上記
プロセッサ側へ該入出力制御装置の交換要求を通知する
交換要求通知手段と、上記プロセッサ側に設けられ、上
記入出力制御装置それぞれの稼働状況の監視及び新たに
接続された入出力制御装置の認識を行う入出力制御装置
監視手段と、上記交換要求通知手段からの入出力制御装
置の交換要求を受信し検出するプロセッサ側交換要求検
出手段と、このプロセッサ側交換要求検出手段により上
記入出力制御装置の交換要求を検出した際に、該入出力
制御装置を経由する入出力経路を代替経路に切り替えて
該入出力制御装置をシステム構成から切り離すととも
に、上記入出力制御装置監視手段が該入出力制御装置の
設置されていた箇所に新たに入出力制御装置の接続を認
識したときに、この入出力制御装置をシステム構成に組
み入れて、代替されていた入出力経路をこの入出力制御
装置を経由する入出力経路に回復させるシステム構成管
理手段とを具備し、システムの稼働中における入出力制
御装置の交換等を効率的に行うことを特徴とする。
【0011】また、本発明は、上記入出力制御装置に、
さらに上記交換要求検出手段が上記交換要求を検出した
後、該入出力制御装置を入出力経路とする周辺機器すべ
ての仕掛中の入出力要求が完了したときに、上記交換要
求通知手段に上記プロセッサ側に対して入出力要求の完
了を通知させる入出力要求制御手段を設け、上記プロセ
ッサ側に、さらに上記プロセッサ側交換要求検出手段に
より上記入出力制御装置の交換要求を検出した後に、上
記システム構成管理手段に上記入出力要求の完了が通知
されるまで、該入出力制御装置をシステム構成から切り
離すことを待機させるプロセッサ側入出力要求制御手段
を設けたことを特徴とする。
【0012】また、本発明は、上記プロセッサ側入出力
要求制御手段が、さらに上記システム構成管理手段が入
出力制御装置をシステム構成から切り離した後に、代替
経路が確保されない周辺機器への入出力要求が発生した
ときに、該入出力制御装置の交換が完了し入出力経路が
再度確立されるまで、この入出力要求を保留する手段を
具備してなることを特徴とする。
【0013】また、本発明は、上記プロセッサ側に、さ
らに上記プロセッサ側交換要求検出手段により上記入出
力制御装置の交換要求を検出した際に、該入出力制御装
置を経由する入出力経路に関するシステム構成の設定を
変更しないで保留するシステム構成保留手段を設け、こ
の保留中に該入出力制御装置を入出力経路とする周辺機
器への入出力要求が発生したときに、上記プロセッサ側
入出力要求制御手段が、該入出力制御装置の交換が完了
し入出力経路が再度確立されるまで、この入出力要求を
保留する手段を具備してなることを特徴とする。
【0014】
【作用】本発明によれば、運用保守等の目的で、システ
ム稼働中に入出力制御装置の交換を行う場合、まず、オ
ペレータは、交換対象の入出力制御装置に設けられた交
換要求装置により該入出力制御装置の交換要求を発行さ
せる。この交換要求装置により発生された交換要求は、
交換要求検出手段により検出される。また、この交換要
求検出手段により交換要求が検出されると、交換要求通
知手段が、プロセッサ側へ該入出力制御装置の交換要求
を通知する。
【0015】一方、プロセッサ側では、この交換要求の
通知をプロセッサ側交換要求検出手段によって受信し検
出する。また、プロセッサ側交換要求検出手段によって
該入出力制御装置の交換要求が受信され検知されると、
システム構成管理手段が、該入出力制御装置を経由した
入出力経路をとっていた周辺機器に対する入出力要求
を、他の入出力制御装置を経由する代替入出力経路に切
り替え、該入出力制御装置をシステム構成から切り離
す。そして、オペレータは、この切り離しが行われた後
に、入出力制御装置の交換作業を実施することになる。
【0016】この後、入出力制御装置監視手段が該入出
力装置の設置されていた箇所への新たな入出力装置の接
続を確認した際に、システム構成管理手段が、この入出
力制御装置をシステム構成に組み入れて、代替されてい
た入出力経路を該入出力制御装置を経由する入出力経路
に回復させる。
【0017】これにより、故障発生時の交換との区別を
明確にでき、故障発生時のエラー処理やオペレーション
等の実施を抑止できるため、システムの稼働中における
入出力制御装置の交換等を効率的に行うことが可能とな
る。
【0018】また、この交換要求が発行されたときに、
入出力制御装置側において、入出力要求制御手段が、配
下に接続された周辺機器に対する仕掛中の入出力要求が
すべて完了するのを待機し、その完了が確認された際
に、交換要求通知手段を介してその旨をプロセッサ側に
通知する。
【0019】一方、プロセッサ側では、プロセッサ側入
出力要求制御手段が、この通知が受信されるまで該入出
力制御装置をシステム構成から切り離すのを待機させ
る。これにより、交換要求発生時に仕掛中であった入出
力要求についても問題なく処理されることとなる。
【0020】また、交換対象の入出力制御装置にのみ接
続された周辺機器が存在する場合、代替入出力経路を確
保することができないため、交換作業中の入出力要求を
処理することができなくなるが、この場合、エラー返答
を行わずにプロセッサ側入出力要求制御手段がこの入出
力要求を保留し、交換作業が完了した時点で処理を再開
することにより対処する。
【0021】また、システム構成保留手段が、入出力制
御装置の交換要求発生時に、該入出力制御装置を経由す
る入出力経路に関するシステム構成の変更を保留すると
ともに、プロセッサ側入出力要求制御手段が、交換作業
中に発生した該入出力要求を保留することにより、交換
作業終了後のシステム再構築のオペレーション等を不要
とする。
【0022】
【実施例】以下図面を参照して本発明の一実施例を説明
する。図1は同実施例に係る入出力制御装置の管理方式
を適用してなるコンピュータシステムの機能ブロック図
である。
【0023】図1に示すように、同実施例のコンピュー
タシステムは、プロセッサ1側に、入出力要求経路識別
部2、システム構成管理部3、入出力制御装置監視部
4、システム構成保留部5、入出力要求経路選択部6、
入出力要求制御部7、及び交換要求検出部8を備え、入
出力制御装置9側に、入出力制御装置管理部10、入出
力制御装置入出力要求制御部11、交換要求通知部1
2、交換要求検出部13、及び交換要求装置14を備え
てなる。
【0024】入出力要求経路識別部2は、各入出力制御
装置を経由する各周辺装置に対する全ての入出力経路に
関する情報を識別するとともに、新たに入出力制御装置
がシステムに組み込まれた際に、該入出力制御装置を使
用できるように周辺装置に対する入出力経路を確立する
ものであり、周辺装置に対する入出力要求時に、各周辺
装置の入出力経路に関する経路情報を取り出すことが出
来るものである。
【0025】システム構成管理部3は、故障が発生した
入出力制御装置及び交換対象である入出力制御装置を切
り離してシステム稼働を継続させるとともに、新たにシ
ステムに接続された入出力制御装置をシステム構成中に
組み込むものであり、入出力制御装置の交換の際に交換
要求検出部8より通知を受けて、システム構成から該入
出力制御装置の切り離しを行うとともに、入出力制御装
置監視部4から通知を受けて新たにシステムに接続され
た入出力制御装置をシステム構成に組み込む処理を行う
ものである。
【0026】入出力制御装置監視部4は、システムに接
続されている入出力制御装置の稼働状況の監視及び新た
にシステムに接続された入出力制御装置の認識を行うも
のであり、入出力制御装置に異常が発生した場合の認識
や交換後の新たに組み込まれた入出力制御装置の存在を
認識するものである。
【0027】システム構成保留部5は、入出力制御装置
から通知された交換要求を検出した後に、該入出力制御
装置に関するシステム構成を変更しないで保留しておく
ものであり、システム構成管理部3に対して通常のシス
テム構成変更処理を行わないように依頼するものであ
る。
【0028】入出力要求経路選択部6は、入出力要求経
路識別部2によって識別される各入出力経路上の入出力
制御装置がシステムから切り離された場合に、周辺装置
に対する入出力経路を別の入出力装置を使用するように
変更するとともに、新たに入出力制御装置がシステムに
組み込まれた場合に、該入出力制御装置を使用できるよ
うに周辺装置に対する入出力経路を選択するものであ
り、入出力要求制御部15による指示と入出力要求経路
識別部2からの情報を元に周辺装置に対する入出力経路
を選択するものである。また、入出力要求経路識別部2
に対してシステム構成情報の提供も行う。
【0029】入出力要求制御部7は、入出力制御装置か
ら通知された交換要求を検出した後に、該入出力制御装
置に既に発行された入出力要求の完了するまで、該入出
力制御装置の切り離しを待ち合わせるとともに、その間
発生する周辺装置への入出力要求に対して該入出力制御
装置を経路として選択しないように入出力要求経路選択
部6に指示するものである。また、入出力制御装置から
通知された交換要求を検出した後に、該入出力制御装置
を切り離すことにより代替する経路が消失するような入
出力要求が存在する場合、該入出力制御装置の交換が完
了して経路が確立するまで要求を保留させておくような
ものある。さらに、該入出力制御装置の交換が完了して
システムに組み込まれた後に該入出力制御装置に対する
全ての保留されていた入出力要求を再開させるものであ
り、交換時における該入出力制御装置への入出力要求を
制御する。
【0030】交換要求検出部8は、入出力制御装置から
通知された交換要求を受け付けるものであり、システム
構成管理部3に該入出力制御システムの切り離しを依頼
し、さらに入出力要求制御部7に対して入出力要求のリ
カバリ処理を依頼する。
【0031】入出力制御装置管理部10は、入出力制御
装置に接続された周辺装置の認識及び入出力制御装置の
装置診断を行うものであり、入出力制御装置の交換後に
入出力制御装置内部の診断を行うとともに接続されてい
る周辺装置の認識、プロセッサ側へのシステム組み込み
可能通知を行うものである。
【0032】入出力制御装置入出力要求制御部11は、
交換要求を検出した後に、該入出力制御装置において処
理中の入出力要求が全て完了させ、プロセッサ側に入出
力要求の完了の通知を行うものであり、交換要求検出部
13からの依頼を受けて該入出力制御装置内で処理中の
全ての入出力要求が完了したことを交換要求通知部12
を用いてプロセッサ側に通知するものである。
【0033】交換要求通知部12は、入出力制御装置か
らプロセッサ側に対して交換要求を通知するためのもの
で、交換要求検出部13の依頼を受けてプロセッサ側に
交換要求がなされたことを通知するとともに、入出力制
御装置入出力要求制御部11からの依頼を受けて入出力
制御装置内で処理中の全ての入出力要求が完了したこと
をプロセッサ側に通知するものである。
【0034】交換要求検出部13は、入出力制御装置に
存在して交換要求がされたのを検出するものであり、入
出力制御装置入出力要求制御部11に交換処理制御を依
頼するとともに、交換要求通知部12に対してプロセッ
サ側への通知を依頼するものである。
【0035】交換要求装置14は、入出力制御装置毎に
設けられ、外部からの交換要求を受け付ける装置であ
り、交換要求検出部13に対して交換要求を通知するも
のである。
【0036】図2は、同実施例に係る入出力制御装置の
管理方式を適用してなるコンピュータシステムの概略構
成を示す図である。図2に示すように、本実施例におけ
るコンピュータシステムは、プロセッサ21及びメモリ
22がシステムバス23を介して複数の入出力制御装置
24a〜24bと接続されている。
【0037】入出力制御装置24aは、入出力バス28
aを介して複数のバスインタフェース27a及び27c
と接続され、入出力制御装置24bは、入出力バス28
bを介して複数のバスインタフェース27b及び27d
と接続されている。各バスインタフェース27a〜27
dは、それぞれ入出力制御装置24a〜24bにより管
理されている。また、バスインタフェース27a〜27
bには周辺装置26bが接続され、バスインタフェース
27c〜27dには周辺装置26cが接続されている。
【0038】また、入出力制御装置24aには、入出力
バス28cを介して周辺装置26aが接続され、入出力
制御装置24bには、入出力バス28dを介して周辺装
置26dが接続されている。さらに、入出力制御装置2
4aには、交換要求装置25aが備えられ、入出力制御
装置24bには、交換要求装置25bが備えられてい
る。
【0039】この構成において、例えば周辺装置26b
に対する入出力経路は、入出力制御装置24a〜入出力
バス28a〜バスインタフェース27a〜周辺装置26
bと、入出力制御装置24b〜入出力バス28b〜バス
インタフェース27b〜周辺装置26bの2通りが存在
する。これは、周辺装置26cについても同様である。
一方、周辺装置26aについては、入出力制御装置24
b〜入出力バス28c〜周辺装置28aの1通りしか存
在しない。これは、周辺装置26dについても同様であ
る。
【0040】図1に示す入出力要求経路識別部2、シス
テム構成管理部3、入出力制御装置監視部4、システム
構成保留部5、入出力要求経路選択部6、入出力要求制
御部7、及び交換要求検出部8は、プロセッサ21上で
実現される。
【0041】また、メモリ22中には、図1に示す各部
によって扱われる情報、即ち、システム構成情報が格納
される。また、図1に示す入出力制御装置管理部10、
入出力制御装置入出力要求制御部11、交換要求通知部
12、及び交換要求検出部13については、入出力制御
装置24a〜24b上で実現され、入出力制御装置管理
部10で扱われる周辺装置構成情報も、入出力制御装置
24a〜25b上に格納される。
【0042】次に、図3乃至図5を参照して同実施例の
動作を説明する。ここでは、システム稼働中に入出力制
御装置24aの交換を行う場合を例に、入出力制御装置
の交換に伴うシステム構成管理と入出力要求のリカバリ
処理について説明する。
【0043】まず、入出力制御装置側の動作を図3を参
照して説明する。オペレータは、まず最初に、交換要求
装置25aを使用して入出力制御装置24aの交換要求
を発行する。この交換要求の発行は、交換要求検出部1
3により検出され(図3のステップC1)、交換要求通
知部12を介してプロセッサ21側に入出力制御装置2
4aの交換要求がなされたことが通知される(図3のス
テップC2)。また、入出力制御装置入出力要求制御部
11は、入出力制御装置24a内で処理中の入出力要求
が存在するか否かのチェックを行い(図3のステップC
3)、入出力制御装置24a内の全ての入出力要求が完
了したことを確認した後に(図3のステップC4)、交
換要求通知部12を介してプロセッサ21側に入出力制
御システム内の全ての入出力要求が完了したことを通知
し(図3のステップC5)、交換がなされるまで待機す
る(図3のステップC6)。
【0044】オペレータによる交換作業が完了すると
(図3のステップC7)、新たに接続された入出力制御
装置についての内部診断が入出力制御装置管理部10に
よって行われる(図3のステップC8)。
【0045】この内部診断の結果が正常である場合には
(図3のステップC8のY)、接続されている周辺装置
をチェックし(図3のステップC10)、周辺装置構成
情報を作成した後(図3のステップC11)、プロセッ
サ21側に正常に立ち上がったことを通知し待機する
(図3のステップC12)。
【0046】次に、プロセッサ側の動作を図4及び図5
を参照して説明する。プロセッサ21側では、交換要求
検出部8によって交換要求の受付けが行われると(図4
のステップA1)、入出力要求制御部7が、以降に発生
する入出力制御装置24aを対象とした入出力要求を一
旦保留にする(図4のステップA2)。
【0047】その後、入出力制御装置24a上の入出力
制御装置入出力要求制御部11により発行される入出力
要求完了通知を待ち合わせ(図4のステップA3)、シ
ステム構成管理部3により該入出力制御装置のシステム
からの切り離し、及び切り離しの通知を行う(図4のス
テップA4)。さらに、交換中、システム構成を保留す
るか否かを判断し(図4のステップA5)、保留しない
場合は(図4のステップA5のN)、通常どおりシステ
ム構成の再構築を行い、メモリ上のシステム構成情報を
更新する(図4のステップA6)。また同時に、入出力
要求制御部7によって入出力要求経路の再構成を行って
おく(図4のステップA8)。一方、保留を行う場合に
は(図4のステップA5のY)、システム構成保留部8
によりシステムを構成保留状態にし(図4のステップA
7)、入出力要求制御部8にたいしてその旨を通知して
おく。
【0048】その後、入出力制御装置24aに対する保
留入出力要求が存在するか否かチェックし(図4のステ
ップA9)、システム構成保留状態ならば(図4のステ
ップA10のY)再度入出力要求を交換完了まで保留状
態にする(図4のステップA13)。一方、保留状態で
はない場合は(図4のステップA10のN)、例えば周
辺装置26bのように入出力制御装置24bを使用した
代替経路が存在するものに対してはその経路で入出力要
求を発行し(図4のステップA12)、周辺装置26a
のように代替経路が存在しないものについては再度保留
を行う(図4のステップA13)。
【0049】また、交換作業が終了した後、新たに接続
された入出力制御装置24aからの通知は、入出力制御
装置監視部4により認識され、入出力制御装置24aの
システム組み込みが行われる。
【0050】この場合、まず最初に、システム構成保留
部5によりシステム構成保留状態か否かをチェックする
(図5のステップB1)。保留状態である場合は(図5
のステップB1のY)、周辺装置構成情報を採取し(図
5のステップB2)、以前と構成が変更されているか否
か比較する(図5のステップB3)。同一構成である場
合には(図5のステップB3のN)、システム構成保留
状態を解除する(図5のステップB6)。もし、周辺装
置の構成が変更されていた場合には(図5のステップB
3のY)、通常通り、システム構成の再構成と入出力要
求経路の再構成が行われる(図5のステップB4〜ステ
ップB5)。その後、入出力制御装置24aに対する保
留入出力要求が存在するか否かをチェックし(図5のス
テップB7)、存在する場合には(図5のステップB7
のY)、保留入出力要求の再発行を行い(図5のステッ
プB8)、以後通常通りシステム稼働を継続させる。こ
れにより、システム稼働中における入出力制御装置の交
換を効率良く実施することができる。
【0051】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、シ
ステムの稼働中における入出力制御装置の交換を故障発
生時の交換と明確に区別することにより、故障発生時に
行われるエラー処理やオペレーション等の実施を抑止し
て、入出力制御装置の交換作業を効率的に行うことが可
能となる。また、仕掛中の入出力要求や交換作業中に発
生する入出力要求に支障を与えることもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る入出力制御装置の管理方
式を適用してなるコンピュータシステムの機能ブロック
図。
【図2】同実施例に係る入出力制御装置の管理方式を適
用してなるコンピュータシステムの概略構成を示す図。
【図3】同実施例に係る入出力制御装置の管理方式の動
作を説明するためのフローチャート。
【図4】同実施例に係る入出力制御装置の管理方式の動
作を説明するためのフローチャート。
【図5】同実施例に係る入出力制御装置の管理方式の動
作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】 1…プロセッサ、2…入出力要求経路識別部、3…シス
テム構成管理部、4…入出力制御装置監視部、5…シス
テム構成保留部、6…入出力要求経路選択部、7…入出
力要求制御部、8…交換要求検出部、9…入出力制御装
置、10…入出力制御装置管理部、11…入出力制御装
置入出力要求制御部、12…交換要求通知部、13…交
換要求検出部、14…交換要求装置、21…プロセッ
サ、22…メモリ、23…システムバス、24a,24
b…入出力制御装置、25a,25b…交換要求装置、
26a,26b,26c,26d…周辺装置、27a,
27b,27c,27d…バスインタフェース、28
a,28b,28c,28d…入出力バス。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プロセッサと周辺装置との間に介在して
    設けられ、上記プロセッサと周辺装置間のデータの入出
    力制御を行う入出力制御装置を複数備えることにより、
    上記プロセッサと周辺装置とのデータの入出力経路を複
    数確保したコンピュータシステムにおいて、 上記入出力制御装置それぞれに設けられ、オペレータの
    操作等により該入出力制御装置の交換要求を発行する交
    換要求装置と、この交換要求装置により発行された交換
    要求を検出する交換要求検出手段と、この交換要求検出
    手段が交換要求を検出した際に、上記プロセッサ側へ該
    入出力制御装置の交換要求を通知する交換要求通知手段
    と、 上記プロセッサ側に設けられ、上記入出力制御装置それ
    ぞれの稼働状況の監視及び新たに接続された入出力制御
    装置の認識を行う入出力制御装置監視手段と、上記交換
    要求通知手段からの入出力制御装置の交換要求を受信し
    検出するプロセッサ側交換要求検出手段と、このプロセ
    ッサ側交換要求検出手段により上記入出力制御装置の交
    換要求を検出した際に、該入出力制御装置を経由する入
    出力経路を代替経路に切り替えて該入出力制御装置をシ
    ステム構成から切り離すとともに、上記入出力制御装置
    監視手段が該入出力制御装置の設置されていた箇所に新
    たに入出力制御装置の接続を認識したときに、この入出
    力制御装置をシステム構成に組み入れて、代替されてい
    た入出力経路をこの入出力制御装置を経由する入出力経
    路に回復させるシステム構成管理手段とを具備し、シス
    テムの稼働中における入出力制御装置の交換等を効率的
    に行うことを特徴とする入出力制御装置の管理方式。
  2. 【請求項2】 上記入出力制御装置に、さらに上記交換
    要求検出手段が上記交換要求を検出した後、該入出力制
    御装置を入出力経路とする周辺機器すべての仕掛中の入
    出力要求が完了したときに、上記交換要求通知手段に上
    記プロセッサ側に対して入出力要求の完了を通知させる
    入出力要求制御手段を設け、 上記プロセッサ側に、さらに上記プロセッサ側交換要求
    検出手段により上記入出力制御装置の交換要求を検出し
    た後に、上記システム構成管理手段に上記入出力要求の
    完了が通知されるまで、該入出力制御装置をシステム構
    成から切り離すことを待機させるプロセッサ側入出力要
    求制御手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の入
    出力制御装置の管理方式。
  3. 【請求項3】 上記プロセッサ側入出力要求制御手段
    は、さらに上記システム構成管理手段が入出力制御装置
    をシステム構成から切り離した後に、代替経路が確保さ
    れない周辺機器への入出力要求が発生したときに、該入
    出力制御装置の交換が完了し入出力経路が再度確立され
    るまで、この入出力要求を保留する手段を具備してなる
    ことを特徴とする請求項2記載の入出力制御装置の管理
    方式。
  4. 【請求項4】 上記プロセッサ側に、さらに上記プロセ
    ッサ側交換要求検出手段により上記入出力制御装置の交
    換要求を検出した際に、該入出力制御装置を経由する入
    出力経路に関するシステム構成の設定を変更しないで保
    留するシステム構成保留手段を設け、この保留中に該入
    出力制御装置を入出力経路とする周辺機器への入出力要
    求が発生したときに、上記プロセッサ側入出力要求制御
    手段が、該入出力制御装置の交換が完了し入出力経路が
    再度確立されるまで、この入出力要求を保留する手段を
    具備してなることを特徴とする請求項2記載の入出力制
    御装置の管理方式。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012146207A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Mitsubishi Electric Corp 制御用計算機および情報処理システムおよび制御方法およびプログラム
US9864717B2 (en) 2011-04-13 2018-01-09 Hewlett Packard Enterprise Development Lp Input/output processing

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JP2012146207A (ja) * 2011-01-13 2012-08-02 Mitsubishi Electric Corp 制御用計算機および情報処理システムおよび制御方法およびプログラム
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