JP2003050720A - オンラインシステムにおける情報取得方法およびプログラムおよび該プログラムを記録した計算機で読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

オンラインシステムにおける情報取得方法およびプログラムおよび該プログラムを記録した計算機で読み取り可能な記録媒体

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JP2003050720A
JP2003050720A JP2001240079A JP2001240079A JP2003050720A JP 2003050720 A JP2003050720 A JP 2003050720A JP 2001240079 A JP2001240079 A JP 2001240079A JP 2001240079 A JP2001240079 A JP 2001240079A JP 2003050720 A JP2003050720 A JP 2003050720A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】外部記憶装置が持つ、遠隔地にある外部記憶装
置へ情報をコピーする機能を利用して、オンラインシス
テムの災害バックアップを実現する方式について、外部
記憶装置の更新順序保証を必要とせず、加えて転送する
データ量の削減を図る。 【解決手段】オンラインシステムが遠隔地での復旧作業
をする際に必要なメモリダンプ情報とログ情報につい
て、メモリダンプ情報をログ情報に混在してログ情報取
得用外部記憶装置に取得する。遠隔地へのコピー機能を
持つ外部記憶装置は、一個の装置内ではその更新順序が
保証されて遠隔地に反映されるため、更新順序の保証を
必要としない。また、メモリダンプ情報をログ情報取得
用外部記憶装置に混在取得する頻度を任意に指定するこ
とで、転送するメモリダンプ情報の量を削減することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はオンラインシステム
の災害バックアップ方式に係り、特に外部記憶装置の遠
隔外部記憶装置へのコピー機能を利用して災害バックア
ップを実現することに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、外部記憶装置の遠隔外部記憶装置
へのコピー機能を利用した災害バックアップ実現方式
は、特許第3149325に記載されているように、一
次側センタで発生した複数個の外部記憶装置への更新順
序を二次側センタでも保証する手段を用意する必要があ
った。
【0003】また、オンラインシステムが出力する全て
の情報を二次センタ側に転送することになり、一次側セ
ンタから二次側センタに転送する情報量が膨大となっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、一次
側センタで発生した複数個の外部記憶装置への更新を二
次側センタに反映する際、一次側センタの更新順序に従
って二次側センタで反映を行うことの必要性を無くする
ことにある。また、本発明の目的は、一次側センタから
二次側センタに転送する情報量を削減することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、オンラインシ
ステムが遠隔地での復旧作業に必要なログ情報とメモリ
ダンプ情報を一個の外部記憶装置に混在取得するもので
ある。遠隔地へのコピー機能を持つ外部記憶装置は、一
個の装置内ではその更新順序が保証されているので、複
数の情報を一個の外部装置に取得することで更新順序を
保証する処理が不要となる。
【0006】また、メモリダンプ情報を混在取得する頻
度を任意に指定することで、転送する情報量を削減する
ことができる。
【0007】本発明の目的は、オンラインシステムにお
ける情報取得方法を実現するプログラムであって、前述
のオンラインシステムに接続された計算機上で稼動する
プログラムが、メモリダンプ情報を記録し、前述のメモ
リダンプ情報を予め定められた間隔で記録し、前述のオ
ンラインシステムのログ情報を記録する際に、メモリダ
ンプ情報取得判断情報に基づいて抽出した前記メモリダ
ンプ情報の一部を前記ログ情報と同じファイル内に記録
することによって達成される。
【0008】尚、上述のプログラムは、計算機で読み取
り可能な記録媒体に格納し計算機にインストールして用
いても良いし、ネットワークを通じてアクセス可能な記
録媒体に格納して用いても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面で説明する。
【0010】図1は本発明によるオンラインシステムの
構成例である。一次側センタ10には、電子計算機11
があり、電子計算機11ではオンライン制御プログラム
12が動作している。また、外部記憶制御装置13と1
4が、各々メモリダンプ情報取得用外部記憶装置15と
ログ情報取得用外部記憶装置(一次側)16を制御して
いる。また、図示していないが、オンライントランザク
ションの処理の対象となるデータを格納したデータベー
スが計算機に接続されていてもよい。
【0011】オンライン制御プログラム12は、通常時
の取得処理と回復時の入力処理の性能を考慮して、メモ
リダンプ情報とログ情報を各々別の外部記憶装置に取得
している。
【0012】メモリダンプ情報の取得はメモリダンプ情
報取得処理17が、ログ情報の取得はログ情報取得処理
18が行っている。
【0013】メモリダンプ情報取得処理17は、メモリ
ダンプ情報取得判断情報19を有している。メモリダン
プ情報取得判断情報19は、予め作業者が格納しておい
ても良いし、オンライン処理実行中に変更しても良い。
【0014】尚、オンライン制御プログラム12、メモ
リダンプ情報取得処理17、ログ情報取得処理18は、
それぞれ別個のプログラムでもよいし、オンライン制御
プログラム中にメモリダンプ情報取得処理とログ情報取
得処理を備えてもよい。また、それぞれの処理は別プロ
グラムとして実装し、別の計算機で稼動してもよいし、
同一の計算機で稼動してもよい。
【0015】二次側センタ20には、電子計算機21が
ある。オンライン制御プログラム22は、通常は動作し
ていないが、一次側センタが被災等で使用できなくなっ
た場合に、電子計算機21上で動作させる。
【0016】また、二次側センタ20には、外部記憶制
御装置24があり、ログ情報取得用外部記憶装置(二次
側)26を制御している。
【0017】平常時、ログ情報取得用外部記憶装置(一
次側)16に取得された情報は、外部記憶制御装置14
により、外部記憶制御装置24に転送され、ログ情報取
得用外部記憶装置(二次側)26に反映される。なお、
この反映処理は一次側センタとは非同期に行われるた
め、多少のタイムラグ(反映遅延)が発生する。
【0018】オンライン制御プログラム12側の問題
で、オンライン制御プログラム12が異常終了した場
合、オンライン制御プログラム12は、メモリダンプ情
報取得用外部記憶装置15と、ログ情報取得用外部記憶
装置(一次側)16に取得されている情報を使用して回
復処理を行うので、回復処理に要する時間が従来と比べ
て長くなることはない。
【0019】本発明では、ログ情報取得用外部記憶装置
(一次側)16に対して、メモリダンプ情報取得用外部
記憶装置15に取得しているメモリダンプ情報(通番
A、B、C、…)を混在取得する。加えて、この混在取
得処理は任意の間隔(予め定められたもしくはユーザか
ら受け付けた間隔、回数もしくは頻度)で間欠的に実施
する。この間欠的に取得する制御は、メモリダンプ取得
処理17で実現する。図1の場合、外部記憶装置15に
格納されたメモリダンプ情報のうちAとCは取得してい
るが、BとDは取得していない。
【0020】(尚、外部記憶装置16に取得するメモリ
ダンプ情報は、予め一定時間ごとに取得するようにメモ
リダンプ情報取得プログラムで設定しても良いし、シス
テム管理者の操作によって取得するようにしても良い。
たとえば、1時間ごとにメモリダンプ情報を取得する場
合、0時の時点でのメモリダンプ情報を取得し、通番A
のメモリダンプ情報として格納し、1時の時点でのメモ
リダンプ情報を取得し通番Bとして格納する、というよ
うに処理しても良い。こうして取得した通番A、B、C
…のメモリダンプ情報から、いくつかのメモリダンプ情
報を選択して取得しても良い。)こうすると、全てのロ
グ情報と間欠的に取得したメモリダンプ情報が二次側セ
ンタに転送されることになり、従来は全てのログ情報と
メモリダンプ情報用取得用外部記憶装置15に取得され
た全てのメモリダンプ情報を二次側センタに転送してい
たのに比べて転送データ量を削減することができる。
【0021】オンラインシステムは、最新世代のメモリ
ダンプ情報取得用外部記憶装置(一番新しいメモリダン
プ情報取得要外部記憶装置)が障害になった場合を考慮
して、古い世代のメモリダンプ情報を使った回復処理が
できるようになっている。具体的には、存在する最新世
代のメモリダンプ情報を主記憶上に展開した後、以降の
ログ情報を使用した反映を行うことで、存在する最新の
ログ情報の時点にまでシステムを回復することができ
る。よって、このように間欠的にメモリダンプ情報を二
次側センタに転送した場合であっても(メモリダンプ情
報を取得する間隔、頻度もしくは回数を変更して記録し
た場合であっても)、二次側センタでの回復処理を行う
ことができる。
【0022】ログ情報取得用外部記憶装置(一次側)1
6に取得された情報は、ログ情報取得用外部記憶装置
(二次側)26に転送される。全てのメモリダンプ情報
をログ情報取得用外部記憶装置(一次側)16に取得し
ない理由は、二次センタに転送する情報量の削減と、ロ
グ情報取得用外部記憶装置(一次側)16の容量の削減
も目的としている。どれくらいの頻度でメモリダンプ情
報(ログ情報に混在したメモリダンプ情報)を二次側セ
ンタ20に転送するかは、二次側センタで回復処理を行
うことになった場合の回復処理に要する時間と、情報の
転送に要するコストの相関関係で任意に決定する。たと
えば、毎日午後11時に情報を転送してもよいし、シス
テムの入れ替え等がある場合にはシステムの入れ替えの
前に情報を転送するようにしても良い。
【0023】災害が発生する頻度が低いことと、災害後
の復旧には一日程度の時間を要しても許される場合が多
いことと、通常時にかかる転送コストを考えると、メモ
リダンプ情報をログ情報取得用外部記憶装置に取得する
頻度は、一日に一回程度で良い場合が多い。
【0024】一次側センタ10が被災した場合(もしく
は、何らかの理由で障害が発生し、一次側センタでの回
復ができない場合)、二次側センタ20において回復作
業を行う。
【0025】回復作業は、ログ情報取得用外部記憶装置
(二次側)26内に転送されているメモリダンプ情報
と、ログ情報を使用して行う。この回復処理の制御は、
回復処理27で実現する。
【0026】図2を使って、外部記憶装置14が、外部
記憶装置24に対してデータを転送する処理を説明す
る。(図2の四角と矢印はログ情報およびログ情報の流
れを示す。) 一次側センタ10の電子計算機11上で動作するオンラ
イン制御プログラム12が、外部記憶制御装置14に対
してログ情報の出力を行うと、外部記憶制御装置14内
のバッファ201がその情報を記憶する。その後、外部
記憶装置14はログ情報取得用外部記憶装置(一次側セ
ンタ)16にログ情報を出力する。さらにその後、外部
記憶制御装置14は、二次側センタ20にある外部記憶
制御装置24に対してログ情報を転送し、外部記憶制御
装置24はバッファ202を介して、ログ情報をログ情
報取得用外部記憶装置(二次センタ側)26に対して出
力する。以上のような処理により、遠隔地へのコピーが
実現される。
【0027】図3は、本発明によるオンラインシステム
が取得するメモリダンプ情報とログ情報を示すデータフ
ォーマット図である。
【0028】一個のデータ301は、メモリダンプ情報
であるのかログ情報情報であるのかを示す情報の種別3
02と、当該データがその情報群の先頭であるのか、中
間であるのか、最終であるのかを示すフラグ303と、
情報の欠落が無いことを確認するための通番304と、
メモリダンプ情報またはログ情報305で構成されてい
る。フラグ303は、オンライン制御プログラム12が
メモリダンプ情報を出力する際、その世代の先頭データ
と中間データと最終データに各々判別可能なフラグをセ
ットする。メモリダンプ情報またはログ情報305内に
は、情報を回復する主記憶上のアドレス情報306(オ
ンライン制御プログラムが稼動している計算機のメモリ
のアドレス情報)と、該アドレス情報に対応する具体的
に回復する内容307が複数個格納されている。
【0029】具体的な復旧作業の流れを、図1を用いて
説明する。図1は、オンラインシステム12がログ情報
取得用外部記憶装置16に対して、世代5(通番5)の
ログ情報を取得中に、一次側センタ10が被災した状態
を示している。この時二次側センタ20のログ情報取得
用外部記憶装置26には、世代4(通番4)のログ情報
の途中までが届いている。世代4(通番4)のログ情報
の途中までしか届いていない理由は、外部記憶制御装置
14から外部記憶制御装置24にデータを転送する際の
タイムラグによる。
【0030】オンライン制御プログラム22は回復処理
を開始すると、ログ情報取得用外部記憶装置26を最新
の情報から古い情報へ遡って参照する。そして、最新の
メモリダンプ情報である世代C(通番C)の先頭を検知
した時点で遡りを止め、メモリダンプ情報を順方向に入
力しながら電子計算機21上の主記憶装置に展開する。
【0031】メモリダンプ情報の主記憶装置への展開が
終了した後、ログ情報を順方向に入力しながらシステム
回復を実施する。これにより、ログ情報取得装置用外部
記憶装置26に届いている最新のログ情報の時点にま
で、システムを回復することができる。
【0032】タイムラグにより、ログ情報取得装置用外
部記憶装置26に届いていない情報の扱いについては、
届いている最新の情報の一次側センタにおける処理時間
から、届いていない情報が何であるのかを判断し、反映
処理を実施する。
【0033】図4は本発明による、メモリダンプ情報取
得処理17のフローチャート例である。
【0034】オンライン制御プログラム12のメモリダ
ンプ情報取得処理17は、ステップ401でメモリダン
プ情報をメモリダンプ情報取得用外部記憶装置15に取
得した後、ステップ402にて当該世代のメモリダンプ
情報を二次側センタ20に転送するかを判断する。判断
の結果、転送する場合は、ステップ403でログ情報取
得用外部記憶装置に対して取得する(ログ取得用バッフ
ァ601へ書き込み、ログ情報取得用外部記憶装置16
へ記録する。この詳細は図6で述べる。)。
【0035】ステップ402における転送するかどうか
を判断する基準(メモリダンプ情報をログ情報取得用外
部記憶装置に取得するか否かの判断基準)は、n回に一
度といった回数でも良いし、n時間に一度といった時間
でも良し、一日に一回ということでも良い。(この情報
は、メモリダンプ情報取得判断情報19として予め作業
者が格納しておいてもよいし、オンライン作業実行中に
変更しても良い。)このメモリダンプ情報取得処理は、
ステップ404により、トランザクションが一定件数処
理される毎に動作する。そして、ステップ405で、シ
ステムが終了でなければ、ステップ401からの処理を
繰り返し、システム終了の場合(もしくは、システム終
了又は中断の指示のコマンドを作業者から受け付けた場
合)には処理を終える。
【0036】メモリダンプ情報を取得する処理の間隔、
頻度、回数のいずれかの指定(メモリダンプ情報取得判
断情報の指定)は、予めメモリダンプ情報取得処理プロ
グラムの中で設定しておいてもよいし、システム管理者
や作業者(ユーザ等)から、メモリダンプ情報の取得の
頻度・回数の指定を受け付けて処理を行ってもよい。
(これらのメモリダンプ情報取得判断情報は、オンライ
ン実行中に作業者がコマンドで指定又は変更しても良
い。) たとえば、予め「メモリダンプ情報のうち、2世代に1
回ログ情報取得用外部記憶装置にも記録する」という設
定をした場合、図1のメモリダンプ情報取得用外部記憶
装置15に格納された情報を例として示すと、通番Aの
メモリダンプ情報を取得し、通番Bのメモリダンプ情報
は取得せず、通番Cのメモリダンプ情報を取得する…、
という処理を行ってもよい。
【0037】このように、「メモリダンプ情報に付され
た通番」又は「メモリダンプ取得判断情報」に基づいて
(もしくは、「メモリダンプ情報に付された通番」およ
び「メモリダンプ取得判断情報」に基づいて)、当該メ
モリダンプ情報をログ情報取得用外部記憶装置に取得す
るか否かを決定してもよい。
【0038】図5は本発明による、ログ情報取得処理の
フローチャート例である。
【0039】ステップ501で各種トランザクション処
理を実施する。ステップ502で、ログ情報取得処理プ
ログラム18がログ情報取得用装置(図1のログ情報取
得用外部記憶装置16)にログ情報を取得した後、ステ
ップ503でデータベースの更新を行う。(つまり、オ
ンライン制御プログラムが、処理対象であるデータベー
スのデータ参照・更新・削除処理等を行う。) 図6は本発明による、メモリダンプ情報とログ情報の混
在取得処理の概要を示している。
【0040】メモリダンプ情報取得処理17と、ログ情
報取得処理18は、各々出力する情報をログ情報取得用
バッファ601に対して出力する。(ログ情報取得用バ
ッファ601に対して、メモリダンプ情報取得処理17
とログ情報取得処理18とが書き込み等の操作を行うこ
とになるが、データ等の不整合が生じないよう、ロック
を用いる。) オンライン制御プログラム12は、ログ情報取得用バッ
ファ601が満杯になった時点で、外部記憶制御装置1
4に対してバッファ内のデータの出力処理を行う。外部
記憶制御装置14は、受信したデータをログ情報取得用
外部記憶装置16へ記録する。
【0041】なお、メモリダンプ情報取得処理に対し
て、メモリダンプ情報の取得間隔を指示する手段602
が用意されている。このメモリダンプ情報の取得間隔を
指示する手段602とは、システム管理者(ユーザ等)
からメモリダンプ情報取得処理17にコマンド指示を受
け付けさせるためのデバイスであっても良い。また、メ
モリダンプ情報取得処理17に対してメモリダンプ情報
取得の頻度又は回数又は間隔等の指示を与えるプログラ
ムを計算機上に起動させてメモリダンプ情報取得判断情
報19を変更しても良い。
【0042】図7は本発明による、回復処理を示すフロ
ーチャートである。
【0043】ステップ701でログ情報取得用外部記憶
装置の読込みを実施し、ステップ702で読込んだ情報
がメモリダンプ情報であるかを情報の種別302により
判断し、メモリダンプ情報でなければ次の情報を入力す
る。メモリダンプ情報であった場合、ステップ703で
メモリダンプ情報を回復する。ステップ704で全ての
回復が終了したかを判断し、未完了であった場合、再度
ステップ701のログ情報取得用外部記憶装置の読込み
を実施する。ステップ704で全てのメモリダンプ情報
の回復が終了したと判断した場合、ステップ705のロ
グ情報取得用外部記憶装置の読込みを行う。ステップ7
06で読込んだ情報がログ情報かを判断し、ログ情報で
なければ次の情報を入力する。ログ情報であった場合、
ステップ707でログ情報を回復する。ステップ708
で全てのログ情報を回復したかを判断し、未完了であっ
た場合、再度ステップ705のログ情報取得用外部記憶
装置の読込みを実施する。ステップ708で全てのログ
情報の回復が終了したと判断した場合、回復処理を終了
する。
【0044】本発明は、オンラインシステムが遠隔地で
の復旧作業に必要なログ情報とメモリダンプ情報を一個
の外部記憶装置に混在取得する。
【0045】遠隔地へのコピー機能を持つ外部記憶装置
は、一個の装置内(一個のファイル内)ではその更新順
序が保証されているので、複数の情報を一個の外部装置
(一個のファイル等)に取得することで更新順序を保証
する処理が不要となり、管理者の手間が省ける。
【0046】また、メモリダンプ情報を混在取得する頻
度、間隔又は回数を指定することで、転送する情報量を
削減することができ、転送時間を短くすることができ
る。
【0047】尚、メモリダンプ情報をどのように混在取
得するかは、取得する度に管理者が定めても良いし、予
め定められた時間ごと(もしくは、定められた情報量ご
と)にメモリダンプ情報を取得するようプログラムして
おいてもよいので、システムの稼動状況や回復の頻度に
応じた情報取得が可能となる。
【0048】本発明を実現するプログラムを、磁気テー
プやフロッピー(登録商標)ディスクやCD−ROM等
の計算機で読み取り可能な記録媒体に格納し、該プログ
ラムを該記録媒体から計算機へインストールして用いて
もよい。また、該プログラムをネットワークを経由して
アクセス可能な記録媒体に格納して用いても良い。
【0049】以上説明したように、本発明によれば、二
次側センタに転送する情報が、ログ情報とメモリダンプ
情報を混在取得しているデータであることから、転送情
報間の反映順序の整合性を図る必要が無い。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、メモリダンプ情報
をメモリダンプ取得判断情報に基づいて取得すること
で、一次側センタから二次側センタに転送する情報量の
削減が図られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるオンラインシステムの構成例を示
す図である。
【図2】本発明で使用している外部記憶制御装置が持
つ、遠隔地へのコピー機能を示す図である。
【図3】本発明によるオンラインシステムが取得するメ
モリダンプ情報とログ情報のデータフォーマットを示す
図である。
【図4】本発明によるオンラインシステムの、メモリダ
ンプ情報取得処理の処理フロー例を示す図である。
【図5】本発明によるオンラインシステムの、ログ情報
取得処理の処理フロー例を示す図である。
【図6】本発明によるオンラインシステムの、メモリダ
ンプ情報とログ情報を混在取得する処理の概要を示す図
である。
【図7】本発明によるオンラインシステムの、回復処理
の処理フロー例を示す図である。
【符号の説明】 10…一次側センタ 11…電子計算機 12…オンライン制御プログラム 13…外部記憶制御装置 14…外部記憶制御装置 15…メモリダンプ情報取得用外部記憶装置 16…ログ情報取得用外部記憶装置(一次側) 17…メモリダンプ情報取得処理 18…ログ情報取得処理 19…メモリダンプ情報取得判断情報 20…二次側センタ 21…電子計算機 22…オンライン制御プログラム 24…外部記憶制御装置 26…ログ情報取得用外部記憶装置(二次側) 27…回復処理プログラム

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】オンラインシステムにおける情報取得方法
    を実現するプログラムであって、 前記オンラインシステムに接続された計算機上で稼動す
    るプログラムは、メモリダンプ情報を記録し、 前記メモリダンプ情報を予め定められた間隔で記録し、 前記オンラインシステムのログ情報を記録する際に、メ
    モリダンプ情報取得判断情報に基づいて抽出した前記メ
    モリダンプ情報の一部を前記ログ情報と同じファイル内
    に記録することを特徴とするオンラインシステムにおけ
    る情報取得方法を実現するプログラム。
  2. 【請求項2】前記メモリダンプ情報取得判断情報とは、
    メモリダンプ情報を取得する間隔、頻度、回数のいずれ
    かであることを特徴とする請求項1記載のオンラインシ
    ステムにおける情報取得方法を実現するプログラム。
  3. 【請求項3】前記メモリダンプ情報取得判断情報を、予
    めプログラムに設定又は、ユーザから受け付けることを
    特徴とする請求項2記載のオンラインシステムにおける
    情報取得方法を実現するプログラム。
  4. 【請求項4】オンラインシステムにおける情報取得方法
    を実現するプログラムを格納した計算機で読み取り可能
    な記録媒体であって、 前記プログラムは、前記オンラインシステムに接続され
    た計算機上で稼動するプログラムは、メモリダンプ情報
    を記録し、 前記メモリダンプ情報を予め定められた間隔で抽出し、 前記オンラインシステムのログ情報を記録する際に、メ
    モリダンプ情報取得判断情報に基づいて抽出した前記メ
    モリダンプ情報の一部を前記ログ情報と同じファイル内
    に記録することを特徴とするオンラインシステムにおけ
    る情報取得方法を実現するプログラムを格納した計算機
    で読み取り可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】オンラインシステムにおける情報取得方法
    であって、 前記オンラインシステムに接続された計算機で、メモリ
    ダンプ情報を記録し、 前記メモリダンプ情報を予め定められた間隔で抽出し、 前記オンラインシステムのログ情報を記録する際に、メ
    モリダンプ情報取得判断情報に基づいて抽出した前記メ
    モリダンプ情報の一部を前記ログ情報と同じファイル内
    に記録することを特徴とするオンラインシステムにおけ
    る情報取得方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100812306B1 (ko) * 2004-11-19 2008-03-10 히다치 막셀 가부시키가이샤 전지팩
JP2014075123A (ja) * 2012-09-13 2014-04-24 Canon Inc 記録装置、記録装置の制御方法、プログラム

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