JP4790283B2 - ストレージサブシステム及びストレージシステム - Google Patents

ストレージサブシステム及びストレージシステム Download PDF

Info

Publication number
JP4790283B2
JP4790283B2 JP2005045949A JP2005045949A JP4790283B2 JP 4790283 B2 JP4790283 B2 JP 4790283B2 JP 2005045949 A JP2005045949 A JP 2005045949A JP 2005045949 A JP2005045949 A JP 2005045949A JP 4790283 B2 JP4790283 B2 JP 4790283B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
data
storage
timing
written
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005045949A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006235737A (ja
Inventor
弘治 荒井
幸司 永田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2005045949A priority Critical patent/JP4790283B2/ja
Priority to US11/081,698 priority patent/US7343449B2/en
Priority to EP20050254648 priority patent/EP1693756B1/en
Priority to DE200560002342 priority patent/DE602005002342T2/de
Priority to EP07003301A priority patent/EP1783612A1/en
Publication of JP2006235737A publication Critical patent/JP2006235737A/ja
Priority to US11/987,459 priority patent/US7734870B2/en
Priority to US12/767,896 priority patent/US7921269B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4790283B2 publication Critical patent/JP4790283B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/14Error detection or correction of the data by redundancy in operation
    • G06F11/1402Saving, restoring, recovering or retrying
    • G06F11/1446Point-in-time backing up or restoration of persistent data
    • G06F11/1456Hardware arrangements for backup
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F11/00Error detection; Error correction; Monitoring
    • G06F11/07Responding to the occurrence of a fault, e.g. fault tolerance
    • G06F11/16Error detection or correction of the data by redundancy in hardware
    • G06F11/20Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements
    • G06F11/2053Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant
    • G06F11/2056Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant by mirroring
    • G06F11/2071Error detection or correction of the data by redundancy in hardware using active fault-masking, e.g. by switching out faulty elements or by switching in spare elements where persistent mass storage functionality or persistent mass storage control functionality is redundant by mirroring using a plurality of controllers
    • G06F11/2074Asynchronous techniques
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2201/00Indexing scheme relating to error detection, to error correction, and to monitoring
    • G06F2201/84Using snapshots, i.e. a logical point-in-time copy of the data

Description

本発明は、データの記憶制御技術に関し、具体的には、データのコピー技術に関する。
論理ボリュームを搭載することができるストレージサブシステムや、複数のストレージサブシステムを備えたストレージシステムが知られている。ストレージシステムでは、例えば、多世代のデータを複数のストレージサブシステムで保存し、障害が発生した場合には、これらの保存されたデータを用いてリストアを行うことができる(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−242011号公報
ところで、複数のストレージサブシステムに、互いに通信可能に接続された第一と第二のストレージサブシステムが含まれているとする。少なくとも第一のストレージサブシステムには、書込み要求と書込み対象データとを送信することのできるホスト装置が接続されているとする。
この場合において、第一のストレージサブシステムは、キャッシュメモリを備えており、書込み要求と書き込み対象データとをホスト装置から受信し、受信した書き込み対象データをキャッシュメモリに保存し、受信した書込み要求に従って、キャッシュメモリに保存された書き込み対象データを第一の論理ボリュームに書き込むことができる。更に、第一のストレージサブシステムは、リモートコピーと呼ばれる処理を実行することができる。具体的には、例えば、第一のストレージサブシステムは、キャッシュメモリに保存されたその書込み対象データを、第二のストレージサブシステムに転送することにより、第二のストレージサブシステムに存在する第二の論理ボリュームにその書き込み対象データを書き込むことができる。第一のストレージサブシステムは、ホスト装置からの書込み要求を処理した場合に、所定のタイミングで、書込み完了通知をホスト装置に送信することができる。
リモートコピーには、ホスト装置からの書込み対象データが第一の論理ボリュームだけでなく第二の論理ボリュームにも書き込まれた場合に書込み完了通知が送信される同期型のリモートコピーと、書き込み対象データが第二の論理ボリュームに書き込まれる前に書き込み通知が送信され、その後に書き込み対象データの第二の論理ボリュームへの書込みが行われる非同期型のリモートコピーとがある。
同期型のリモートコピーでは、書込み要求を受けてから書込み完了通知を送信するまでの時間がなるべく短い方が好ましいと考えられる。しかし、その時間を短くすることは、第一のストレージサブシステムのデータ処理能力が高くないと(例えば、CPUの処理速度が高くないと)難しい。
そのため、非同期型のリモートコピーが採られることがある。非同期型のリモートコピーでは、書込み完了通知が送信されてから書き込み対象データが第二の論理ボリュームに書き込まれるまでの時間がなるべく短い方が好ましいと考えられる。しかし、その時間を短くするためには、第一のストレージサブシステムのデータ処理能力を高めたり(例えば、第一のストレージサブシステムに処理速度の高いCPUを搭載する或いは搭載するCPUの数を増やしたり)、第一のストレージサブシステムと第二のストレージサブシステムとの間のデータ転送速度を速めたりする(例えば、通信回線を太くする)等の措置が必要になると考えられる。
また、非同期型のリモートコピーにおいて、第一の論理ボリュームに書き込まれる更新後のデータ或いは第一の論理ボリュームに書かれていた更新前のデータ等をキャッシュメモリに書き込むことで、更新前後のデータ管理を行う方法が採られる場合、データの更新が行われる都度に、キャッシュメモリに書かれるデータが増えていく。これを防ぐためには、キャッシュメモリを増やすという方法が考えられるが、それでは、コスト高になる。また、別法として、第一の論理ボリュームを有するディスク型記憶装置に更新前或いは更新後のデータを書くという方法も考えられるが、ディスク型記憶装置に対するデータの読み書きはキャッシュメモリに対するデータの読み書きよりも遅いので、非同期型リモートコピーの処理速度の劣化につながると考えられる。
従って、本発明の一つの目的は、効率的な非同期型のリモートコピーを提供することになる。
本発明の他の目的は、後述の説明から明らかになるであろう。
本発明の第一の側面に従うストレージサブシステムは、第一の記憶デバイスを備える第一のストレージサブシステムと、第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムとを備えたストレージシステムの前記第一のストレージサブシステムである。前記第一のストレージサブシステムは、書込み対象データを送信するホスト装置と前記第二のストレージサブシステムとに通信可能に接続することができる。前記第一のストレージサブシステムは、前記ホスト装置からの書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込む手段と、前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する更新前データ記憶域とを備える。前記第一のストレージサブシステムは、更新前データ書込み手段と、スナップショット更新手段と、リモートコピー手段、タイミング発生手段とを備える。前記更新前データ書込み手段は、或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記更新前データを前記更新前データ記憶域に書き込む。前記スナップショット更新手段は、前記或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記或るタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新する。前記リモートコピー手段は、前記或るタイミングよりも後のタイミングで、前記後のタイミングにおける更新後の前記スナップショット管理情報に基づいて、前記或るタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記更新前データ記憶域と前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記或るタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築する。前記タイミング発生手段は、前記或るタイミングを繰り返し発生させる。
記憶デバイス及び記憶域は、物理的な記憶資源であっても良いし、その物理的な記憶資源上に設けられる論理的な記憶資源であっても良い。物理的な記憶資源としては、例えば、ハードディスク、磁気ディスク、光ディスク、磁気テープ、或いは半導体メモリであっても良い。論理的な記憶資源としては、論理ボリュームとすることができる。
一つの実施態様では、第一のストレージサブシステムは、再度前記或るタイミングになった場合に、前記更新前データ記憶域に記憶されている全ての更新前データを消去する手段を更に備えることができる。
一つの実施態様では、前記更新前データ記憶域は、前記第一の記憶デバイスとペアを構成することができる第三の記憶デバイスとすることができる。前記第一のストレージサブシステムは、前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとのペア状態が第一の状態の場合に、前記第一の記憶デバイスだけでなく前記第三の記憶デバイスにも前記書込み対象データを書き込むローカルコピー手段とを備えることができる。前記タイミング発生手段が、前記ペア状態を繰り返し第二の状態にすることにより、前記或るタイミングを繰り返し発生させることができる。
一つの実施態様では、前記第一のストレージサブシステムは、物理的な記憶デバイスに設けられ、特定の属性が設定されていない第一種の論理ボリュームと、物理的な記憶デバイスに設けられ、特定の属性が設定された複数の第二種の論理ボリュームとを備えることができる。前記第一の記憶デバイス及び前記第二の記憶デバイスは、前記第一種の論理ボリュームであるとすることができる。前記第三の記憶デバイスは、少なくとも一つの前記第二種の論理ボリュームによって構成される仮想的な論理ボリュームであるとすることができる。前記ローカルコピー手段は、前記複数の第二種の論理ボリュームのうち空きの領域を有する第二種の論理ボリュームに前記書込み対象データを書き込むことにより、前記仮想的な論理ボリュームに前記書込み対象データを書き込むことができる。
一つの実施態様では、前記第一のストレージサブシステムが、前記ホスト装置と前記第一の記憶デバイスとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリを備えることができる。前記更新前データ記憶域を、前記キャッシュメモリに設けることができる。
一つの実施態様では、前記更新前データ記憶域が第一の記憶デバイス(例えばハードディスク)に設けられていてもよい。ここで言う第一の記憶デバイスは、ホストからの書き込み対象データが書かれる記憶デバイスであっても良いし、それとは別の記憶デバイス(例えば、ホストからの書き込み対象データがかかれるのではなく、このストレージサブシステムを制御するための制御情報が書かれる記憶デバイス)であっても良い。
一つの実施態様では、前記第一のストレージサブシステムが、前記ホスト装置と前記第一の記憶デバイスとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリを備えてもよい。前記スナップショット記憶域が、前記スナップショット管理情報の全部又は一部が、前記キャッシュメモリと第一の記憶デバイスとの少なくとも一方(例えば両方)に記憶されてもよい。なお、ここで言う「スナップショット管理情報」は、後述する実施形態のスナップショット管理情報251とすることができる。この場合、スナップショット管理情報251の全部又は一部とは、後述する差分ビットマップ202、アドレステーブル203及びスナップショット管理テーブル204の少なくとも一つとすることができる。また、ここで言う第一の記憶デバイスも、ホストからの書き込み対象データが書かれる記憶デバイスであっても良いし、それとは別の記憶デバイス(例えば、ホストからの書き込み対象データがかかれるのではなく、このストレージサブシステムを制御するための制御情報が書かれる記憶デバイス)であっても良い。
一つの実施態様では、前述した各手段を、ハードウェア、コンピュータプログラム又はそれらの組み合わせにより実現することができる。
例えば、前記第一のストレージサブシステムが、書き込み要求と書き込み対象データとを送信するホスト装置と前記第一の論理ボリュームとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、少なくとも一つのコンピュータと、前記少なくとも一つのコンピュータに読み込まれることにより前記少なくとも一つのコンピュータを動作させる一以上のコンピュータプログラムを記憶したプログラム記憶域とを備えることができる。前記更新前データ記憶域を、前記キャッシュメモリ上に設けることができる。前記一以上のコンピュータプログラムを読み込んだ前記少なくとも一つのコンピュータは、
(1)前記ホスト装置から書き込み要求と書き込み対象データとを受信し、
(2)前記受信した書込み要求に従って、前記受信した書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書込み、
(3)前記或るタイミング以降、前記(1)の処理を行う都度に、前記(2)の処理に加えて、以下の(4)乃至(7)の処理を繰り返し、
(4)前記更新前データを前記キャッシュメモリに書込み、
(5)前記書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込むことによる前記第一の記憶デバイスの更新に基づいて、前記或るタイミングにおける前記スナップショットを表す情報に前記スナップショット管理情報を更新し、
(6)前記或るタイミングよりも後のタイミングで、前記スナップショット管理情報に基づいて、前記或るタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記キャッシュメモリと前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記或るタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築し、
(7)前記或るタイミングを繰り返し発生させる、
を実行することができる。更に、前記少なくとも一つのコンピュータが、再び前記或るタイミングになったときに、前記キャッシュメモリから全ての更新前データを消去することができる。コンピュータは、例えば、CPU等のプロセッサであっても良いし、プロセッサを搭載した回路基板であっても良いし、複数のハードウェア資源(例えば、CPU、メモリ、キー等の入力装置及び表示装置等の出力装置)を備えたコンピュータ装置(例えば、パーソナルコンピュータ、PDA(Personal Digital Assistants)、或いは携帯電話機)であっても良い。
一つの実施態様では、前記タイミング発生手段は、或るタイミングが生じるためのイベントを定期的に又は不定期的に実行することができる。
本発明の第二の側面に従うストレージシステムは、第一の記憶デバイスを備える第一のストレージサブシステムと、第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムとを備える。
前記第一のストレージサブシステムが、書込み対象データを送信するホスト装置と前記第二のストレージサブシステムとに通信可能に接続することができる。前記第一のストレージサブシステムは、前記ホスト装置からの書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込む手段と、前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する更新前データ記憶域とを備える。前記第一のストレージサブシステムは、更新前データ書込み手段と、スナップショット更新手段と、送信する手段と、タイミング発生手段とを備える。前記更新前データ書込み手段は、或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記更新前データを前記更新前データ記憶域に書き込む。前記スナップショット更新手段は、前記或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記或るタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新する。前記送信する手段は、前記或るタイミングよりも後のタイミングで、前記後のタイミングにおける更新後の前記スナップショット管理情報に基づいて、前記或るタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記更新前データ記憶域と前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信する。前記タイミング発生手段は、前記或るタイミングを繰り返し発生させる。
前記第二のストレージサブシステムが、前記第一のストレージサブシステムから受信したデータを前記第二の記憶デバイスに書き込むことにより、前記或るタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築する手段を備える。
一つの実施態様では、前記第二のストレージサブシステムが、前記第二の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表す別のスナップショット管理情報を記憶する別のスナップショット記憶域と、前記第一のストレージサブシステムからのデータによって更新される前のデータであり前記第二の記憶デバイスに書かれていたデータである別の更新前データを記憶する別の更新前データ記憶域と、前記第一のストレージサブシステムからのデータが前記第二の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記別の更新前データを前記別の更新前データ記憶域に書き込む更新前データ書込み手段と、前記第一のストレージサブシステムからのデータが前記第二の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を更新する別のスナップショット更新手段とを備えることができる。
本発明の第三の側面に従う方法は、第一の記憶デバイスを備える第一のストレージサブシステムと、第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムとを備えたストレージシステムにおいて実現される記憶制御方法である。前記第一のサブストレージサブシステムが、書込み対象データを送信するホスト装置と前記第二のストレージサブシステムとに通信可能に接続することができる。前記第一のストレージサブシステムが、前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する更新前データ記憶域とを備えている。この場合、前記記憶制御方法は、以下のステップ、
或るタイミング以降に前記ホスト装置から送信された書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込み、
前記或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記書込み対象データの前記更新前データを前記更新前データ記憶域に書き込み、
前記或るタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記或るタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新し、
前記或るタイミングよりも後のタイミングで、前記後のタイミングにおける更新後の前記スナップショット管理情報に基づいて、前記或るタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記更新前データ記憶域と前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記或るタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築し、
前記或るタイミングを繰り返し発生させる、
を有する。
本発明によれば、効率的な非同期型のリモートコピーを提供することができる。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムを示す。
第一のストレージサブシステム1Aは、ディスクコントローラ10及び複数(又は一つ)のディスク型記憶装置20を備える。また、第一のストレージサブシステム1Aは、ホスト装置3、管理装置5及び第二のストレージサブシステム1Bに接続されている。具体的には、例えば、第一のストレージサブシステム1Aは、SAN(Storage Area Network)2を介してホスト装置3及び第二のストレージサブシステム1Bに接続され、LAN(Local Area Network)4を介して管理装置5に接続されている。
ホスト装置3は、例えば、CPU、メモリ及び表示装置等のハードウェア資源を備えるコンピュータ装置(例えばパーソナルコンピュータ)である。ホスト装置3は、第一のストレージサブシステム1Aに対して、読出し対象データの読出し要求や、書込み要求及び書き込み対象データを送信することができる。
管理装置5は、例えば、CPU、メモリ及び表示装置等のハードウェア資源を備えるコンピュータ装置(例えばパーソナルコンピュータ)である。管理装置5では、例えば、図示しない管理プログラムが動作することができ、該管理プログラムによってストレージサブシステム1の動作状態を把握し、第一のストレージサブシステム1Aの動作を制御することができる。なお、管理装置5では、webブラウザ等のクライアントプログラムも動作することができ、第一のストレージサブシステム1AからCGI(Common Gateway Interface)等によって供給される管理プログラムによって、第一のストレージサブシステム1Aの動作を制御することもできる。
第一のストレージサブシステム1Aには、共通のネットワークを介してホスト装置3、管理装置5及び第二のストレージサブシステム1Bが接続されても良いし、それぞれ専用線を介してホスト装置3、管理装置5及び第二のストレージサブシステム1Bに接続されても良い。第一のストレージサブシステム1Aと第二のストレージサブシステム1Bの少なくとも一方を、RAID(Redundant Array of Independent Disks)システムとすることができる。
ディスクコントローラ10は、ディスク型記憶装置(例えばハードディスクドライブ)20に対するデータの入出力を制御する。ディスクコントローラ10には、例えば、CPU101、メモリ102、データ転送コントローラ104、フロントエンドインターフェース105、バックエンドインターフェース106、キャッシュメモリ107、及びLANインターフェース108が設けられている。
メモリ102は、種々の情報を記憶することができる。具体的には、例えば、メモリ102は、CPU101に読み込まれる種々のコンピュータプログラム(図示せず)や、後述する論理ボリュームを管理するためのボリューム管理テーブルを記憶することができる。
キャッシュメモリ107には、フロントエンドインターフェース105とバックエンドインターフェース106との間で送受信されるデータ(換言すれば、ホスト装置3とディスク型記憶装置20との間でやり取りされるデータ)が一時的に記憶される。
フロントエンドインターフェース105は、SAN2に対するインターフェースであって、例えば、ファイバチャネルプロトコルによって、ホスト3との間でデータや制御信号を送受信する。
バックエンドインターフェース106は、ディスク型記憶装置20に対するインターフェースであって、例えば、ファイバチャネルプロトコルによって、ディスク型記憶装置20との間でデータや制御信号を送受信する。
データ転送コントローラ104は、CPU101、フロントエンドインターフェース105、バックエンドインターフェース106、及びキャッシュメモリ107の間でのデータの転送を制御する。例えば、データ転送コントローラ104は、SAN4を介してディスク型記憶装置20に読み書きされるデータを、インターフェース105、106間で、キャッシュメモリ107を介して転送する。
LANインターフェース108は、LAN4に対するインターフェースであって、例えば、TCP/IPプロトコルによって、管理装置5との間でデータや制御信号を送受信することができる。
複数のディスク型記憶装置20には、論理的な記憶デバイスである複数(又は一つ)の論理ボリューム21が設定される。
CPU101は、メモリ102に記憶されているコンピュータプログラムを呼び出して実行することにより、各種処理を実行することができる。例えば、ホスト装置3から読出し要求が受信された場合、CPU102は、論理ボリューム21に書き込まれている読出し対象データを一時キャッシュメモリ107に読み出し、その後、その読出し対象データをキャッシュメモリ107から読み出してホスト装置3に送信することができる。また、例えば、ホスト装置3から書込み要求と書き込み対象データとが受信された場合、書込み対象データはキャッシュメモリ107に一時格納され、CPU101は、その書込み要求に従って、キャッシュメモリ107に格納された書込み対象データを、論理ボリューム21に書き込むことができる。また、CPU101は、後述するクイック内部コピー処理や、スナップショット更新処理や、リモートコピー処理等を実行することもできる。
第二のストレージサブシステム1Bは、第一のストレージサブシステム1Aと同様のハードウェア構成であっても異なるハードウェア構成であっても良い。第二のストレージサブシステム1Bも、一又は複数の論理ボリューム31を備えることができる。
以上が、本実施形態に係るストレージシステムの概要である。以下、そのストレージシステムについて詳細に説明する。
図2Aは、メモリ102に記憶される情報の一例を示す。
メモリ102には、例えば、後述するクイック内部コピー処理及びスナップショット更新処理を実行するクイック内部コピー実行プログラム131、リモートコピー処理を実行するリモートコピー実行プログラム133、クイック内部コピー実行プログラム131とリモートコピー実行プログラムを制御するクイック/リモート制御プログラム135、及び、複数の論理ボリューム21に関する情報が記述される第一のボリューム管理テーブル(テーブル形式でなくても良い)137が記憶される。
クイック内部コピー実行プログラム131、リモートコピー実行プログラム133及びクイック/リモート制御プログラム135がCPU101に読み込まれることにより、後述の図4を参照して説明する一連の処理流れを実現することができる。
図2Bは、ボリューム管理テーブル137の構成例を示す。
ボリューム管理テーブル137には、複数の論理ボリューム21の各々について、論理ボリューム(以下、「VOL」と略記することあり)を識別するためのVOL−IDと、その論理ボリュームへのアクセスパスを表すパス情報と、その論理ボリュームの種類(以下、VOL種類)と、その論理ボリュームがプールVOLであるか否かを表すフラグ(以下、プールVOLフラグ)と、その論理ボリュームを含んだVOLペアに関する情報(以下、ペア情報)とが記録される。ボリューム管理テーブル137に記録される情報のうちの少なくとも一つの情報要素(例えば、VOL−ID、VOL種類、プールVOLフラグの設定)は、管理装置5又はホスト装置3等の外部装置から入力することができる。
VOL種類としては、例えば、「プライマリ」と、「セカンダリ」(図示せず)と、「プール」(図示しないがプールVOLフラグが「1」になっているもの)とがある。「プライマリ」という種類のVOL(以下、プライマリVOL)は、所定のコピー処理(例えばリモートコピー処理)において、コピー元となるVOLである。「セカンダリ」という種類のVOL(以下、セカンダリVOL)は、所定のコピー処理(例えばリモートコピー処理)において、コピー先となり、プライマリVOLと同じ記憶容量になるVOLである。プライマリVOLもセカンダリVOLも、パス情報は定義されている。それに対し、「プール」という種類のVOL(以下、プールVOL)は、パス情報が未定義である。プールVOLについては、後に詳述する。
プールVOLフラグは、それに対応する論理ボリューム21がプールVOLであるか否かを表す情報である。具体的には、例えば、プールVOLフラグが「1」であれば(つまり立っていれば)、それに対応する論理ボリューム21はプールVOLであることがわかり、プールVOLフラグが「0」であれば(つまり倒れていれば)、それに対応する論理ボリューム21はプールVOLではないことがわかる。
ペア情報には、例えば、ペア相手情報やペア状態が含まれている。ペア相手情報には、例えば、ペア相手となる論理ボリューム(以下、ペア相手VOL)に関する情報として、ペア相手VOLを有するストレージサブシステムのID、ペア相手VOLのVOL−ID及びパス情報等を含めることができる。ペア状態としては、例えば、ペア相手VOLがリザーブされた状態(例えば、ペア相手VOLに対してアクセスが禁止された状態)である準備状態や、リザーブされたペア相手VOLにペア元のVOL内のデータを複製することを表すコピー状態や、ペア相手VOLとペア元VOLとを論理的に分離してペア元VOLの更新前後の差分データのみをペア相手VOLにコピーすることを表すスプリット状態等がある。
CPU101は、上記のようなボリューム管理テーブル137を参照することにより、アクセス対象となるVOL21の種類やペア情報を特定することができる。また、CPU101は、プールVOL21Cが後述のバーチャルVOLに割り当てられた場合には、そのプールVOL21Cへのパスを表す情報を定義し、定義されたパス情報をボリューム管理テーブル137に登録することができる。また、CPU101は、割り当てがされなくなったプールVOLについてパス情報を消去することにより、プールVOLを未使用状態にすることができる。CPU101は、各プールVOLについて、パス情報が登録されているか否かにより、各プールVOLが使用中であるか未使用状態であるかを判別することができる。
図3は、本実施形態に係るストレージシステムにおいて行われる非同期型のリモートコピーの説明図である。
まず、その処理流れを説明する前に、構成や機能を説明する。
第一のストレージサブシステム1Aに、プライマリVOL21A、バーチャルVOL22、複数のプールVOL21C及びスナップショット管理情報251が存在する。
バーチャルVOL22は、プライマリVOL21A(及び/又は後述するセカンダリVOL31A)とペアになることができる。バーチャルVOL22は、仮想的に用意された論理ボリュームであり、所定の物理的な記憶資源、例えば、キャッシュメモリ107上に論理的に用意される(ディスク型記憶装置20に用意されても良い)。CPU101は、バーチャルVOL22に、複数のプールVOL21Cの中から一以上のプールVOL21C(例えば、どのVOLに対応付けられていない未使用のプールVOL21C)を選択し、選択された一以上のプールVOL21CをバーチャルVOL22に割り当てることができる。CPU101は、バーチャルVOL22にデータを書き込んだ場合、そのデータを、割り当てられたプールVOL21Cに書き込んでも良いし、プールVOL21Cに書き込まずにバーチャルVOL22Cのみで保存しても良い。CPU101は、バーチャルVOL22に割り当てられるプールVOL21Cの数を、一以上のプールVOL21Cによって提供される記憶資源の消費状況に応じて、適宜に増減することで、使用可能な記憶容量を増減することができる。
スナップショット管理情報251は、所定の記憶資源、例えば、キャッシュメモリ107に保存される。スナップショット管理情報251は、或るタイミング(換言すれば或る時点)におけるプライマリVOL21A内のデータ群(換言すれば、プライマリVOL21Aのイメージ)のスナップショットを表す。CPU101は、スナップショット管理情報251を参照することにより、或るタイミングにおける上記データ群を構成する各データ毎に、そのデータがバーチャルVOL22(又はプールVOL21C)とプライマリVOL21Aとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得することにより、或るタイミングにおける上記データ群を所定の記憶資源(例えばプライマリVOL21A或いは別のVOL21)に復元することができる。
なお、スナップショット管理情報251の全部又は一部が、キャッシュメモリ107に代えて又は加えて、ディスク型記憶装置20(例えば、プライマリVOL21A、或いは、第一のストレージサブシステム1Aを制御するための情報が書かれるいわゆるシステムVOL)に書かれても良い。スナップショット管理情報251には、後述するように、例えば、差分ビットマップ202、アドレステーブル203及びスナップショット管理テーブル204が含まれているが、それらの情報要素202、203及び203の少なくとも一つが、キャッシュメモリ107に代えて又は加えて、ディスク型記憶装置20に記憶されても良い。具体的には、例えば、第一のストレージサブシステム1A(例えばCPU101)は、ディスク型記憶装置20に記憶されているスナップショット管理情報251の全部又は一部を、キャッシュメモリ107にコピーすることもできるし、逆に、キャッシュメモリ107に記憶されているスナップショット管理情報251の全部又は一部を、ディスク型記憶装置20にコピーすることもできる。また、例えば、第一のストレージサブシステム1A(例えばCPU101)は、更に、一方のスナップショット管理情報251の全部又は一部(例えば、キャッシュメモリ107上の情報251の全部又は一部)を更新した場合には、所定のタイミング(例えば、更新直後、又は、定期的に或いは不定期的に)、更新後のスナップショット管理情報251の全部又は一部を、他方のスナップショット管理情報251の全部又は一部(例えば、ディスク型記憶装置20上の情報251の全部又は一部)に反映する(例えば全部又は差分をコピーする)ことができる。このように、スナップショット管理情報251の全部又は一部を、2つ備えることにより、一方から読み出し不可能になっても(例えばキャッシュメモリ107で障害があっても)、他方から読み出すことができる。
CPU101は、バーチャルVOL22(又はプールVOL21C)及びプライマリVOL21Aのうちの少なくとも一方に存在するデータを読み出して第二のストレージサブシステム1Bに転送する(具体的には、例えば、そのデータと、そのデータを書込み対象とした書込み要求とを送信する)ことができる。
第二のストレージサブシステム1Bは、CPU801や、キャッシュメモリ807や、セカンダリVOL31Aや、或るタイミングにおけるセカンダリVOL31Aのデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報252や、セカンダリVOL31AとペアになることができるバーチャルVOL32を備える。スナップショット管理情報252やバーチャルVOL32は、キャッシュメモリ807上に用意することができる。
第一のストレージサブシステム1Aからのデータは、CPU801により、セカンダリVOL31Aに書き込まれる。また、セカンダリVOL31Aの更新前後の差分を表すデータが、CPU801により、バーチャルVOL32に書き込むことができる。また、その際、CPU801は、スナップショット管理情報252を、或るタイミングにおけるセカンダリVOL31Bのデータ群を表すスナップショットを表す情報に更新することができる。すなわち、CPU801は、CPU101と同様の処理を実行することができる。
CPU101は、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態をコピー状態にすることができる。これは、例えば、管理装置5或いはホスト装置3等の外部装置からの指示に従って行うこともできるし、そのような指示を受けることなく能動的に行うこともできる。CPU101は、上記コピー状態の場合、通常コピー処理を実行することができる。具体的には、例えば、CPU101は、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とがコピー状態になっているときに、プライマリVOL21Aに書込み対象データが書き込まれた場合、それに同期して(又は非同期にして)、バーチャルVOL22又はそれに割り当てられたプールVOL21Cに、その書込み対象データを書き込む。
また、CPU101は、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態をスプリット状態にすることができる。これは、例えば、管理装置5或いはホスト装置3等の外部装置からの指示に従って行うこともできるが、本実施形態では、そのような指示を受けることなく第一のストレージサブシステム1A(例えばCPU101)が能動的に行うこともできる。CPU101は、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態をスプリット状態にされた以降、プライマリVOL21Aが更新された場合に、読み込まれたクイック内部コピー実行プログラム131により、クイック内部コピー処理及びスナップショット更新処理を実行する。
プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態がスプリット状態の場合に、書込み対象データ及び書込み要求がホスト装置3から送信された場合、本実施形態に係るストレージシステムは以下の処理を行うことができる。
すなわち、第一のストレージサブシステム1Aが、ホスト装置3から書き込み要求と書き込み対象データとを受信し(ステップS21)、書込み対象データがキャッシュメモリ107に書き込まれる(S22)。第一のストレージサブシステム1Aは、キャッシュメモリ107(又はプライマリVOL21A)に書込み対象データが書き込まれた場合に、書込み完了通知をホスト装置3に送信する(S23)。
CPU101は、キャッシュメモリ107に書き込まれた書込み対象データを読出し、その書込み対象データをプライマリVOL21Aに書き込む(S24)。その際、CPU101は、クイック内部コピー処理を実行する。例えば、CPU101は、書込み対象データによって更新される前のデータでありプライマリVOL21Aに書かれていたデータである更新前データを、プライマリVOL21AからバーチャルVOL22にコピーさせる(例えば移動させる)(S25)。この処理により、スプリット状態にされた時点(換言すれば、上記通常コピー処理が停止された時点)におけるプライマリVOL21Aのデータ群を構成する複数のデータが、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とに分散される。CPU101は、バーチャルVOL22にコピーされた更新前データを、割り当てられたプールVOL21Cに格納することもできるが、本実施形態では、更新前データを、プールVOL21Cに移すことなくキャッシュメモリ107で保存する。その方が、リモートコピー処理において、プールVOL21Cが存在するディスク型記憶装置20からよりもキャッシュメモリ107からの方が更新前データを早く取得することができるためである。
また、クイック内部コピー処理の際に、CPU101は、スナップショット更新処理を実行する。具体的には、CPU101は、書込み対象データをプライマリVOL21Aに書き込むことによるプライマリVOL21Aの更新に基づいて、スプリット状態にされた時点(換言すれば、上記通常コピーの停止状態)におけるプライマリVOL21Aのデータ群のスナップショットを表す情報に、スナップショット管理情報251を更新する(S26)。換言すれば、スナップショット管理情報251が更新されることにより、バーチャルVOL21Aで、スプリット時点におけるプライマリVOL21Aのイメージを論理的に持つことができる。
CPU101は、上記スプリット状態において、S21が行われた場合には、その都度に、S22乃至S26の処理を繰り返し実行する。
CPU101は、上記スプリット状態において、スプリット状態にされた時点(以下、スプリット時点)よりも後の所定の又は任意のタイミングで、読み込まれたクイック/リモート制御プログラム135により、リモートコピー実行プログラム133を実行することで、リモートコピー処理を実行する。具体的には、例えば、クイック/リモート制御プログラム135の制御により、クイック内部コピー実行プログラム131が、スナップショット管理情報151をリモートコピー実行プログラム133に渡す。そのスナップショット管理情報151は、スプリット状態にされた時点のプライマリVOL21Aのデータ群を復元するための情報、具体的には、例えば、スプリット時点にプライマリVOL21Aに存在していたデータがどこに存在するかや、スプリット時点以降にプライマリVOL21Aのどこが更新されたかを表す。リモートコピー実行プログラム133は、渡されたスナップショット管理情報151に基づいて、スプリット時点における上記データ群を構成するデータがバーチャルVOL22とプライマリVOL21Aとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して第二のストレージサブシステム1Bに送信する(S27)。これにより、スプリット時点における上記データ群が、セカンダリVOL31Aに格納され、結果として、上記スプリット時点における上記データ群がセカンダリVOL31A内に構築される。
第二のストレージサブシステム1Bは、第一のストレージサブシステムからデータを受信後、所定の又は任意のタイミング(例えば、データがキャッシュメモリ807又はセカンダリVOL31Aに書かれた時点で)で、書込み完了を通知することができる(S28)。
以後、第二のストレージサブシステム1BのCPU801は、第一のストレージサブシステム1Aからデータを受信し、受信したデータをセカンダリVOL31Aに書き込む場合、そのデータによって更新される前のデータでありセカンダリVOL31Aに書かれていたデータである別の更新前データをバーチャルVOL32に書き込むことができる(S29)。また、その際、CPU801は、スナップショット管理情報252を、セカンダリVOL31A内のデータ群のスナップショット(例えば上記スプリット時点におけるセカンダリVOL31A内のイメージ)を表す情報に更新することができる。
図4は、本実施形態の一つの要部に係る処理流れの一例の説明図である。
プライマリVOL21AもセカンダリVOL31Aも、第一のブロック領域と第二のブロック領域とを含んだ複数のブロック領域から構成されているとする。
例えば、時刻t0は、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とがスプリット状態にされた(例えば、スプリット状態にするためのコマンドが発行された)時点である。この時刻t0におけるプライマリVOL21Aのイメージを、「イメージT0」とする。イメージT0は、プライマリVOL21Aは、第一のブロック領域に、データブロックAが格納されているイメージとする。この時刻t0の時点では、バーチャルVOL22に、更新前データは格納されていない。スナップショット管理情報251は、イメージT0を復元するための情報になっている。
時刻t1で(つまり、スプリット状態の期間中に)、プライマリVOL21Aの第一のブロック領域に、データブロックBが上書きされた場合、プライマリVOL21Aのイメージが、イメージT0からイメージT1に変化する。この場合、クイック内部コピー実行プログラム131は、更新前のデータブロックAをプライマリVOL21AからバーチャルVOL22に書き込む。その際、クイック内部コピー実行プログラム131は、スナップショット管理情報251を、プライマリVOL21Aの第一のブロック領域で更新があり、その第一のブロック領域に存在していた更新前のデータブロックAがバーチャルVOL22に格納されたことを表す情報に更新する。
また、時刻t1で、ローカル/リモート制御プログラム135が、リモートコピー処理の実行をリモートコピー実行プログラム133に命じ、更新後のスナップショット管理情報251をリモートコピー実行プログラム133に渡す(或いは、その情報251が存在する場所をリモートコピー実行プログラム133に教える)。リモートコピー実行プログラム133は、更新後のスナップショット管理情報251を参照することにより、イメージT0を構成するデータブロックAがバーチャルVOL22に存在することを特定し、バーチャルVOL22からデータブロックAを取得し、取得されたデータブロックAを第二のストレージサブシステム1Bに送信する。
時刻t2は、リモートコピー処理が完了した時点である。この結果、時刻t0におけるプライマリVOL21AのイメージT0が、セカンダリVOL31Aに複製される。
また、時刻t2で(つまり、スプリット状態の期間中に)、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域に、データブロックCが書かれた場合、プライマリVOL21Aのイメージが、イメージT1からイメージT2に変化する。この場合、クイック内部コピー実行プログラム131は、スナップショット管理情報251を、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域で更新があったことを表す情報に更新する。
例えば、時刻t2の後であって時刻t3の前に、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域に、データブロックDが上書きされた場合、プライマリVOL21Aのイメージが、イメージT2からイメージT3(第一ブロック領域にデータブロックBが存在し、第二ブロック領域にデータブロックDが存在するイメージ)に変化する。この場合、クイック内部コピー実行プログラム131は、更新前のデータブロックCをプライマリVOL21AからバーチャルVOL22に書き込む。その際、クイック内部コピー実行プログラム131は、スナップショット管理情報251を、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域で更新があり、その第二のブロック領域に存在していた更新前のデータブロックCがバーチャルVOL22に格納されたことを表す情報に更新する。
その後、プライマリVOL21Aの更新が行われる前に、時刻t3で、再び、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とがスプリット状態にされたとする。例えば、一つのコマンドによって、スプリット状態の解除が行われて再びスプリット状態にされても良いし(つまり、スプリット状態の解除と開始が実質的に同時に行われても良いし)、第一のコマンドによってスプリット状態が一旦解除された後に第二のコマンドによって再びスプリット状態にされても良い。
この時刻t3の時点で、換言すれば、上記スプリット状態にされた場合に、CPU101(例えばクイック内部コピー実行プログラム131)は、その時刻t3におけるプライマリVOL21AのイメージT3をバーチャルVOL22で論理的に持つために、バーチャルVOL22に保存されている全ての更新前データを消去する。これにより、バーチャルVOL22から更新前データがなくなり、キャッシュメモリ107の空き容量を増やすことができる。なお、プールVOL21Cに更新前データが存在することがスナップショット管理情報251から判別された場合には、CPU101は、プールVOL21Cから更新前データを消去することができる。CPU101は、更新前データが消去されたプールVOL21Cを未使用状態(割り当て可能状態換言すれば選択可能状態)にすることもできる。
また、CPU101は、スナップショット管理情報251を、イメージT0を復元するための情報からイメージT3を復元するための情報に更新する。具体的には、例えば、時刻t3の時点ではプライマリVOL21Aにおいて更新が未だ何ら行われていない状態なので、CPU101は、スナップショット管理情報251を、プライマリVOL21Aで更新が行われていないことを表す情報に更新する。
時刻t4で、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域に、データブロックEが上書きされた場合、プライマリVOL21Aのイメージが、イメージT3からイメージT4に変化する。この場合、クイック内部コピー実行プログラム131は、更新前のデータブロックDをプライマリVOL21AからバーチャルVOL22に書き込む。その際、クイック内部コピー実行プログラム131は、スナップショット管理情報251を、プライマリVOL21Aの第二のブロック領域で更新があり、その第二のブロック領域に存在していた更新前のデータブロックDがバーチャルVOL22に格納されたことを表す情報に更新する。
時刻t4で、リモートコピー処理が行われるとする。リモートコピー実行プログラム133は、更新後のスナップショット管理情報251を参照することにより、プライマリVOL21Aの第一ブロック領域で更新が無いので、イメージT3を構成するデータブロックBがプライマリVOL21Aに存在することを特定し、プライマリVOL21Aの第二ブロック領域で更新があったので、イメージT3を構成する別のデータブロックDがバーチャルVOL22に存在することを特定することができる。リモートコピー実行プログラム133は、プライマリVOL21AからデータブロックBを取得し、バーチャルVOL22からデータブロックDを取得し、取得されたデータブロックB及びDを第二のストレージサブシステム1Bに送信する。
時刻t5は、そのリモートコピー処理が完了した時点である。この結果、セカンダリVOL31AにおけるイメージT0が、時刻t3におけるプライマリVOL21AのイメージT3に更新される。具体的には、セカンダリVOL31Aの第一ブロック領域のデータブロックAに、データブロックBが上書きされ、第二ブロック領域に、データブロックDが書き込まれる。なお、これ以降、次のスプリット時点t6のイメージT6を構成するデータを受信するまで、第二のストレージサブシステム1Bにおいて、イメージT3を保存することができる。
以後、時刻t3乃至時刻t5において行われた上記処理が繰り返される。
すなわち、第一のストレージサブシステム1Aでは、定期的に又は不定期的に、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とがスプリット状態にされる。また、そのスプリット状態にされている期間中であって、次にスプリット状態にされる時点までに(換言すれば、クイック内部コピー処理及びスナップショット更新処理に並行して)、リモートコピー処理が実行される。そのリモートコピー処理が完了した時点以降に、再び、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とがスプリット状態にされ、その時、スナップショットの管理結果が破棄される(例えば、バーチャルVOL22から更新前データが消去される)。このような処理が繰り返されることにより、定期的に又は不定期的になされたスプリット状態開始時(換言すれば、スプリット状態にされた離散した各時点)のプライマリVOL21Aにおけるイメージ(図4の例では、時刻t0におけるイメージT0、時刻t3におけるイメージT3、時刻t6におけるイメージT6)を、バーチャルVOL22で論理的に保持し、そのイメージをセカンダリVOL31Aにコピーすることができる。
図5は、本実施形態におけるスナップショット管理方法の説明図である。
この図5は、図4において、プライマリVOL21AのイメージがイメージT3からイメージT4に変わり、バーチャルVOL22によって、イメージT3が論理的に持たれる様子を例に採り示している。
スナップショット管理情報251には、例えば、差分ビットマップ202、アドレステーブル203及びスナップショット管理テーブル204が含まれている。
差分ビットマップ202は、キャッシュメモリ107に設けられており、プライマリVOL21Aの複数のブロック領域(例えば、1ブロック領域は64kバイト)にそれぞれ対応する複数のビットを有する。例えば、イメージT3からイメージT4に変わる場合、図示の通り、プライマリVOL21Aの第一のブロック領域は更新されないので、その第一のブロック領域に対応したビットは「0」のままであり、第二のブロック領域のデータブロックDにデータブロックDが上書きされるので、その第二のブロック領域に対応するビットが「0」から「1」に変更される。
アドレステーブル203は、プライマリVOL21Aの複数のブロック領域にそれぞれ対応したアドレス領域を有する。或るブロック領域に対応した更新前データ(換言すれば差分データ)が有れば、その或るブロック領域に対応したアドレス領域には、そのアドレス領域に対応したアドレスであって、スナップショット管理テーブル204上の領域のアドレスが記録される。
スナップショット管理テーブル204は、例えば、バーチャルVOL22(或いはプールVOL21C)の複数のブロック領域にそれぞれ対応した管理領域が設けられている。各管理領域には、バーチャルVOL22のブロック領域に対応する位置に記録された更新前データがどの世代のスナップショットのデータであるかが記録される。それに基づいて管理領域を辿ることによって、複数世代の更新前データを取得することができる。なお、スナップショット管理テーブル204の使用されていない領域は、空きキューとすることができる。空きキューは、キャッシュメモリ107に設けられた空きキューカウンタ205によって管理することができる。
バーチャルVOL22によって、スナップショット作成時点におけるプライマリVOL21Aのイメージが論理的に複写することができる。そして、バーチャルVOL22内のデータがどの世代の更新前データであるかは、スナップショット管理テーブル204によって特定することができる。
図6は、本実施形態に係るストレージシステムにおいて行われる全体的な処理流れの一例を示す。
CPU101が、内部的にスプリット状態開始のためのコマンドを発行することにより、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とをスプリット状態にし、その旨をボリューム管理テーブル137に登録することができる。それによってスプリット状態が開始され(S51でYES)、その後、プライマリVOL21Aに新たなデータが書かれた場合(S52でYES)、その新たなデータによって既存のデータが更新されたならば、前述したクイック内部コピー処理及びスナップショット更新処理が行われる(S53)。
このS52でYES及びS53の処理は、少なくとも、S51でYES以降のスプリット状態の期間中にリモートコピー処理が実行されるまで繰り返される(S54でNO)。
その期間中に、リモートコピー処理を実行することになれば(例えば、所定の時刻になれば、或いは、ホスト装置3等の外部装置からリモートコピー実行命令を受けたならば)(S54でYES)、スナップショット管理情報251に基づいてリモートコピー処理が実行される(S55)。
リモートコピー処理の完了後(例えば、リモートコピー処理の対象となるデータを第二ストレージサブシステム1Bに転送してそのサブシステム1Bから書込み完了通知を受けた後)、再びスプリット状態が開始されたならば(S56でYES)、バーチャルVOL22(及び/又はプールVOL21C)に格納されている全ての更新前データが破棄され、且つ、スナップショット管理情報251の更新結果も破棄される(S57)。すなわち、バーチャルVOL22もスナップショット管理情報251も、再びスプリット状態が開始された時点におけるプライマリVOL21Aのイメージを表す内容となる。
以後、S52乃至S57の処理が繰り返される。すなわち、点線枠888に示されるループができる。このループにおいて、例えば、スプリット状態が解除された場合、このループから抜けてS51が開始される。点線枠888のループにおける処理内容の一例を表したものが、前述した図4である。
S51において、スプリット状態が開始されておらず(S51でNO)、例えば、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態がコピー状態であれば(S58でYES)、プライマリVOL21Aの更新に従って(S59でYES)、前述した通常コピー処理が実行される(S60)。
また、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態がスプリット状態でもコピー状態でも無い場合には(S51でNO及びS58でNO)、そのときのペア状態に応じた処理が行われる(S61)。
上述した実施形態によれば、プライマリVOL21AのバーチャルVOL22とがスプリット状態にされた以降に、プライマリVOL21Aに新たにデータが書き込まれる場合、その都度、その新たなデータによって既存のデータが更新されるならば、その更新前のデータ(つまり既存のデータ)がバーチャルVOL22に書かれ、且つ、プライマリVOL21Aのどこで更新があったかや、更新前のデータがどこに存在するか等がスナップショット管理情報251に書かれる。すなわち、プライマリVOL21AのバーチャルVOL22とがスプリット状態にされた以降に、プライマリVOL21Aにどれだけ新たなデータが書き込まれても、そのスプリット状態開始時点におけるプライマリVOL21Aのイメージが、第一のストレージサブシステム1Aにおいて保持される。そして、スプリット状態開始時のイメージ(換言すればスナップショット)を表すスナップショット管理情報251から、スプリット状態開始時のイメージを構成するデータがプライマリVOL21AとバーチャルVOL22のどちらに存在するかが判別され、判別された方からデータが読み出されて第二のストレージサブシステム1Bに転送され、その転送されたデータが、そこに備えられるセカンダリVOL21Bに格納される。スプリット状態開始が定期的に又は不定期的に繰り返されることにより、以上の処理が繰り返される。これにより、プライマリVOL21Aの全てのイメージではなく、スプリット状態開始時のイメージのみが第一のストレージサブシステム1Aに保持され、その保持されたイメージが第二のストレージサブシステム1Bに複製される。従って、スナップショットの作成や非同期型のリモートコピーのための負荷を抑えられるので、第一のストレージシステム1Aにおいて記憶資源(例えばキャッシュメモリ)の容量やプロセッサの性能があまりなくても、第一のストレージサブシステム1A全体の処理速度の劣化を抑えることができる。
また、上述した実施形態によれば、N(例えばN≧1)回目のスプリット状態開始時以降にバーチャルVOL22に保存された全ての更新前データが、N+1回目のスプリット状態開始時に、バーチャルVOL22から消去される。これにより、キャッシュメモリ101における消費記憶容量を節約することができる。
また、上述した実施形態によれば、リモート側において、セカンダリVOL31AとペアになることができるバーチャルVOL32が用意され、セカンダリVOL31Aの更新前のデータがバーチャルVOL32に格納される。また、スナップショット管理情報252により、セカンダリVOL31Aのイメージが管理される。これにより、例えば、データの順序に保証が無いデータ転送でリンクエラーが生じ、セカンダリVOL内のデータが使えなくなっても、スナップショット管理情報252及びバーチャルVOL32に基づいて、セカンダリVOL31Aのイメージを復元できるので、障害回避が可能となる。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、これは本発明の説明のための例示であって、本発明の範囲をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施することが可能である。
例えば、第一のストレージサブシステム1Aは、プライマリVOL21Aの各更新時点の時刻(例えば年月日日時分秒)と、各更新時点での種々の状況(例えば、プライマリVOL21AとバーチャルVOL22とのペア状態、エラーの有無、エラーの内容等)とが対応付けられた履歴を所定の記憶域(例えばメモリ102或いはキャッシュメモリ107)で保持し、その履歴を、第一のストレージサブシステム1Aに通信可能に接続されている外部装置(例えば、管理装置5又はホスト装置3)に提供することができる。それにより、その外部装置が備えるディスプレイ画面上で、その履歴を閲覧することができる。
また、例えば、上記スプリット状態の期間中、更新前データは、バーチャルVOL22からプールVOL21Cに移され、バーチャルVOL22から削除されても良い。
また、例えば、第一のストレージサブシステム1Aも第二のストレージサブシステム1Bも、それぞれ上記のハードウェア構成に限定する必要なく、別の構成が採用されても良い。具体的には、例えば、フロントエンドインターフェース105と同様の機能を有するアダプタや、バックエンドインターフェース106と同様の機能を有するアダプタが、それぞれ複数個設けられ、各アダプタ毎に、そのアダプタの動作を制御する一又は複数のマイクロプロセッサが搭載されてもよい。
また、例えば、CPU101は、スプリット状態開始時だけでなく、リモートコピー完了時(例えば時刻t5の時点)で、バーチャルVOL22(及び/又はプールVOL22)に格納されている全ての更新前データを消去しても良い。
また、例えば、前述したかもしれないが、ペア状態の変更は、CPU101が、自主的に行うこともできるし、外部装置(例えばホスト装置3又は管理装置5)からの指示に従って行うこともできる。
また、例えば、図4において、スプリット状態が開始される時刻t0、t3、t6、…の間隔は、一定であってもなくても良い。また、スプリット状態開始タイミングとリモートコピー実行開始タイミングとのスケジュールを表したスケジュール情報を所定の記憶域(例えばメモリ102)に登録しておき、CPU101が、そのスケジュール情報に基づいて、スプリット状態開始時とリモートコピー実行時とをそれぞれいつにするかを制御しても良い。スケジュール情報に登録されるタイミング情報は、例えば、時刻であっても良いし、前回(例えば直前の回)にスプリット状態が開始されてからの経過時間長であっても良い。
また、例えば、第一ストレージサブシステム1A及び第二ストレージサブシステム1Bの少なくとも一方は、自分が保持する論理ボリュームを外部装置(例えばホスト装置又は管理装置)に対してどのように見せるかの制御を行っても良い。例えば、第一ストレージサブシステム1Aは、プライマリVOL21Aのイメージを外部装置(例えばホスト装置3)に表示させるが、バーチャルVOL22のイメージは表示させないといった制御を行っても良い。
また、例えば、同一のスプリット状態期間中に、スナップショット作成タイミング(例えば、スナップショット作成コマンドの発行)と、リモートコピー処理期間(開始してから終了するまでの期間)とが繰り返されても良い。
図1は、本発明の一実施形態に係るストレージシステムを示す。 図2Aは、メモリ102に記憶される情報の一例を示す。図2Bは、ボリューム管理テーブル137の構成例を示す。 図3は、本実施形態に係るストレージシステムにおいて行われる非同期型のリモートコピーの説明図である。 図4は、本実施形態の一つの要部に係る処理流れの一例の説明図である。 図5は、本実施形態におけるスナップショット管理方法の説明図である。 図6は、スプリット状態開始時とリモートコピー実行時とを含んだ全体的な流れを示す。
符号の説明
1A…第一のストレージサブシステム 1B…第二のストレージサブシステム 2…SAN 3…ホスト装置 4…LAN 5…管理装置 10…ディスクコントローラ 20…ディスク 21、31…論理ボリューム 101…CPU 102…メモリ 104…データ転送コントローラ 105…フロントエンドインターフェース 106…バックエンドインターフェース 107…キャッシュメモリ 108…LANインターフェース 251…スナップショット管理情報

Claims (11)

  1. 第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムと書込み対象データを送信するホスト装置とに通信可能に接続される第一のストレージサブシステムにおいて、
    第一の記憶デバイスと、
    前記ホスト装置からの書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込む手段と、
    前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、
    書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する記憶域であって、前記第一の記憶デバイスとペアを構成することができる第三の記憶デバイスと、
    第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記更新前データを前記第三の記憶デバイスに書き込む更新前データ書込み手段と、
    前記第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記第一のタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新するスナップショット更新手段と、
    前記第一のタイミングよりも後の第二のタイミングで、前記第二のタイミングにおける前記スナップショット管理情報に基づいて、前記第一のタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記第三の記憶デバイスと前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記第一のタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築するリモートコピー手段と
    前記第一のタイミングを繰り返し発生させるタイミング発生手段と
    を備え、
    前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとのペア状態として、前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとを論理的に分離して前記第一の記憶デバイスの更新前のデータのみを前記第三の記憶デバイスに移すことを表す状態であるスプリット状態があり、
    前記タイミング発生手段が、前記ペア状態を繰り返しスプリット状態にすることにより、前記第一タイミングを繰り返し発生させる、
    ストレージサブシステム。
  2. 前記タイミング発生手段は、前記ペア状態を定期的にスプリット状態にする、
    請求項1記載のストレージサブシステム。
  3. 再度前記第一のタイミングになった場合に、前記第三の記憶デバイスに記憶されている全ての更新前データを消去する手段を更に備える、
    請求項1又は2記載のストレージサブシステム。
  4. 物理的な記憶デバイスに設けられ第一種の論理ボリュームと、
    物理的な記憶デバイスに設けられ複数の第二種の論理ボリュームと
    を備え、
    前記第一の記憶デバイス及び前記第二の記憶デバイスは、前記第一種の論理ボリュームであり、
    前記第三の記憶デバイスは、仮想的な論理ボリュームであり、
    前記更新前データ書込み手段は、前記複数の第二種の論理ボリュームのうち空きの領域を有する第二種の論理ボリュームに前記書込み対象データを書き込むことにより、前記第三の記憶デバイスに前記更新前データを書き込む、
    請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載のストレージサブシステム。
  5. 前記ホスト装置と前記第一の記憶デバイスとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリ
    を備え、
    前記第三の記憶デバイスが前記キャッシュメモリに設けられている、
    請求項1乃至4のうちのいずれか1項に記載のストレージサブシステム。
  6. 前記ホスト装置と前記第一の記憶デバイスとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリ
    を備え、
    前記スナップショット管理情報の全部又は一部が、前記キャッシュメモリと前記第一の記憶デバイスとの少なくとも一方に記憶される、
    請求項1乃至5のうちのいずれか1項に記載のストレージサブシステム。
  7. 前記ホスト装置と前記第一の論理ボリュームとの間でやり取りされる前記書込み対象データを一時的に記憶するキャッシュメモリと、
    少なくとも一つのコンピュータと、
    前記少なくとも一つのコンピュータに読み込まれることにより前記少なくとも一つのコンピュータを動作させる一以上のコンピュータプログラムを記憶したプログラム記憶域と
    を備え、
    前記第三の記憶デバイスは前記キャッシュメモリ上に設けられており、
    前記一以上のコンピュータプログラムを読み込んだ前記少なくとも一つのコンピュータが、
    (1)前記ホスト装置から書き込み要求と書き込み対象データとを受信し、
    (2)前記受信した書込み要求に従って、前記受信した書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書込み、
    (3)前記第一のタイミング以降、前記(1)の処理を行う都度に、前記(2)の処理に加えて、以下の(4)乃至(7)の処理を繰り返し、
    (4)前記更新前データを前記キャッシュメモリに書込み、
    (5)前記書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込むことによる前記第一の記憶デバイスの更新に基づいて、前記第一のタイミングにおける前記スナップショットを表す情報に前記スナップショット管理情報を更新し、
    (6)前記第一のタイミングよりも後の第二のタイミングで、前記スナップショット管理情報に基づいて、前記第一のタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記キャッシュメモリと前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記第一のタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築し、
    (7)前記第一のタイミングを繰り返し発生させる、
    請求項1記載のストレージサブシステム。
  8. 前記少なくとも一つのコンピュータが、再び前記第一のタイミングになったときに、前記キャッシュメモリから全ての更新前データを消去する、
    請求項記載のストレージサブシステム。
  9. 第一の記憶デバイスを備える第一のストレージサブシステムと、第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムとを備え、前記第一のストレージサブシステムが、書込み対象データを送信するホスト装置と前記第二のストレージサブシステムとに通信可能に接続されたストレージシステムにおいて、
    前記第一のストレージサブシステムが、
    前記ホスト装置からの書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込む手段と、
    前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、
    書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する記憶域であって、前記第一の記憶デバイスとペアを構成することができる第三の記憶デバイスと、
    第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記更新前データを前記第三の記憶デバイスに書き込む更新前データ書込み手段と、
    前記第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記第一のタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新するスナップショット更新手段と、
    前記第一のタイミングよりも後の第二のタイミングで、前記第二のタイミングにおける更新後の前記スナップショット管理情報に基づいて、前記第一のタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記第三の記憶デバイスと前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信する手段と、
    前記第一のタイミングを繰り返し発生させるタイミング発生手段と
    を備え、
    前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとのペア状態として、前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとを論理的に分離して前記第一の記憶デバイスの更新前のデータのみを前記第三の記憶デバイスに移すことを表す状態であるスプリット状態があり、
    前記タイミング発生手段が、前記ペア状態を定期的にスプリット状態にすることにより、前記第一タイミングを定期的に発生させ、
    前記第二のストレージサブシステムが、
    前記第一のストレージサブシステムから受信したデータを前記第二の記憶デバイスに書き込むことにより、前記第一のタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築する手段を備える、
    ストレージシステム。
  10. 前記第二のストレージサブシステムが、
    前記第二の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表す別のスナップショット管理情報を記憶する別のスナップショット記憶域と、
    前記第一のストレージサブシステムからのデータによって更新される前のデータであり前記第二の記憶デバイスに書かれていたデータである別の更新前データを記憶する記憶域であって、前記第二の記憶デバイスとペアを構成することができる第四の記憶デバイスと、
    前記第一のストレージサブシステムからのデータが前記第二の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記別の更新前データを前記第四の記憶デバイスに書き込む更新前データ書込み手段と、
    前記第一のストレージサブシステムからのデータが前記第二の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を更新する別のスナップショット更新手段と
    を備える、
    請求項記載のストレージサブシステム。
  11. 第一の記憶デバイスを備える第一のストレージサブシステムと、第二の記憶デバイスを備える第二のストレージサブシステムとを備え、前記第一のストレージサブシステムが、書込み対象データを送信するホスト装置と前記第二のストレージサブシステムとに通信可能に接続されたストレージシステムにおいて実現される記憶制御方法であって、
    前記第一のサブストレージサブシステムが、
    前記第一の記憶デバイス内のデータ群のスナップショットを表すスナップショット管理情報を記憶するスナップショット記憶域と、
    書込み対象データによって更新される前のデータであり前記第一の記憶デバイスに書かれていたデータである更新前データを記憶する記憶域であって、前記第一の記憶デバイスとペアを構成することができる第三の記憶デバイス
    を備えている場合、以下のステップ、
    第一のタイミング以降に前記ホスト装置から送信された書込み対象データを前記第一の記憶デバイスに書き込み、
    前記第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記書込み対象データの前記更新前データを前記第三の記憶デバイスに書き込み、
    前記第一のタイミング以降に、書込み対象データが前記第一の記憶デバイスに書き込まれた場合、前記スナップショット管理情報を前記第一のタイミングの前記スナップショットを表す情報に更新し、
    前記第一のタイミングよりも後の第二のタイミングで、前記第二のタイミングにおける更新後の前記スナップショット管理情報に基づいて、前記第一のタイミングにおける前記データ群を構成するデータが前記第三の記憶デバイスと前記第一の記憶デバイスとのうちのどちらに存在するかを判別し、判別された方からデータを取得して前記第二のストレージサブシステムに送信することにより、前記第一のタイミングにおける前記データ群を前記第二の記憶デバイス内に構築し、
    前記第一のタイミングを繰り返し発生させる、
    を有し、
    前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとのペア状態として、前記第一の記憶デバイスと前記第三の記憶デバイスとを論理的に分離して前記第一の記憶デバイスの更新前のデータのみを前記第三の記憶デバイスに移すことを表す状態であるスプリット状態があり、
    前記第一タイミングを繰り返し発生させるステップでは、前記ペア状態を定期的にスプリット状態にすることにより、前記第一タイミングを定期的に発生させる、
    記憶制御方法。
JP2005045949A 2004-03-22 2005-02-22 ストレージサブシステム及びストレージシステム Expired - Fee Related JP4790283B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005045949A JP4790283B2 (ja) 2005-02-22 2005-02-22 ストレージサブシステム及びストレージシステム
US11/081,698 US7343449B2 (en) 2004-03-22 2005-03-17 Storage subsystem and storage system
DE200560002342 DE602005002342T2 (de) 2005-02-22 2005-07-26 Speicher-Teilsystem und Speichersystem
EP07003301A EP1783612A1 (en) 2005-02-22 2005-07-26 Storage subsystem and storage system
EP20050254648 EP1693756B1 (en) 2005-02-22 2005-07-26 Storage subsystem and storage system
US11/987,459 US7734870B2 (en) 2004-03-22 2007-11-30 Storage subsystem and storage system
US12/767,896 US7921269B2 (en) 2004-03-22 2010-04-27 Storage subsystem and storage system for updating snapshot management information

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005045949A JP4790283B2 (ja) 2005-02-22 2005-02-22 ストレージサブシステム及びストレージシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006235737A JP2006235737A (ja) 2006-09-07
JP4790283B2 true JP4790283B2 (ja) 2011-10-12

Family

ID=35149145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005045949A Expired - Fee Related JP4790283B2 (ja) 2004-03-22 2005-02-22 ストレージサブシステム及びストレージシステム

Country Status (3)

Country Link
EP (2) EP1693756B1 (ja)
JP (1) JP4790283B2 (ja)
DE (1) DE602005002342T2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5031341B2 (ja) * 2006-11-30 2012-09-19 株式会社日立製作所 記憶システム及びデータ管理方法
US7856419B2 (en) * 2008-04-04 2010-12-21 Vmware, Inc Method and system for storage replication
JP6455898B2 (ja) * 2014-07-15 2019-01-23 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド データ複製の方法、一次データストレージコントローラ、装置、システム、及びプログラム

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1115604A (ja) * 1997-06-25 1999-01-22 Hitachi Ltd データ多重化方法
US6131148A (en) * 1998-01-26 2000-10-10 International Business Machines Corporation Snapshot copy of a secondary volume of a PPRC pair
US6253295B1 (en) * 1998-07-20 2001-06-26 International Business Machines Corporation System and method for enabling pair-pair remote copy storage volumes to mirror data in another pair of storage volumes
DE69938378T2 (de) * 1998-08-20 2009-04-30 Hitachi, Ltd. Kopieren von Daten in Speichersystemen
JP3726559B2 (ja) * 1999-06-01 2005-12-14 株式会社日立製作所 ダイレクトバックアップ方法および記憶装置システム
JP4078039B2 (ja) * 2001-03-21 2008-04-23 株式会社東芝 スナップショットイメージの世代管理方法及び世代管理装置
US7346623B2 (en) * 2001-09-28 2008-03-18 Commvault Systems, Inc. System and method for generating and managing quick recovery volumes
US6948089B2 (en) 2002-01-10 2005-09-20 Hitachi, Ltd. Apparatus and method for multiple generation remote backup and fast restore
JP2003345525A (ja) * 2002-05-24 2003-12-05 Hitachi Ltd 計算機システム及びレプリケーション方法
JP3896077B2 (ja) * 2002-09-11 2007-03-22 株式会社東芝 計算機システムおよびファイル管理方法
JP4199993B2 (ja) * 2002-11-27 2008-12-24 株式会社日立製作所 スナップショット取得方法
JP4255699B2 (ja) * 2003-01-20 2009-04-15 株式会社日立製作所 記憶デバイス制御装置の制御方法、及び記憶デバイス制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
EP1693756B1 (en) 2007-09-05
JP2006235737A (ja) 2006-09-07
EP1783612A1 (en) 2007-05-09
EP1693756A1 (en) 2006-08-23
DE602005002342D1 (de) 2007-10-18
DE602005002342T2 (de) 2008-05-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4800031B2 (ja) ストレージシステム及びスナップショット管理方法
JP4993913B2 (ja) 記憶制御装置及びそのデータ管理方法
US7921269B2 (en) Storage subsystem and storage system for updating snapshot management information
JP4800056B2 (ja) ストレージシステム及びその制御方法
JP5037811B2 (ja) 遠隔コピー方法及び遠隔コピーシステム
JP4800046B2 (ja) ストレージシステム
JP4439960B2 (ja) ストレージ装置
US6643671B2 (en) System and method for synchronizing a data copy using an accumulation remote copy trio consistency group
US8255647B2 (en) Journal volume backup to a storage device
US7461201B2 (en) Storage control method and system for performing backup and/or restoration
KR100734817B1 (ko) 싸이트간 데이타 미러링을 위한 방법, 시스템, 및 기록 매체
JP2007188267A (ja) 記憶制御装置及びその制御方法
JP2009009333A (ja) 非同期リモートコピーシステムの制御方法及び非同期リモートコピーシステム
JP2006023889A (ja) リモートコピーシステム及び記憶装置システム
US8266400B2 (en) Computer system remote copying system and computer system
JP2004258944A (ja) ストレージ装置およびその管理方法
JP4508798B2 (ja) ストレージリモートコピー方式
JP2004005358A (ja) 複製ボリューム間でのバックアップ・リストア管理方法およびこの方法に用いる記憶制御装置
JP4937863B2 (ja) 計算機システム、管理計算機及びデータ管理方法
JP4790283B2 (ja) ストレージサブシステム及びストレージシステム
JP2006048300A (ja) ディスクアレイ装置群およびそのコピー処理方法
JP2002297427A (ja) データのバックアップのための方法、装置、システム、プログラム及び記憶媒体
US8131958B2 (en) Storage system, storage device, and data updating method using a journal volume
JP2005215940A (ja) ストレージシステム、サーバ装置及び先行コピーデータ生成方法
JP2007148520A (ja) 情報通知方法及び計算機システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100730

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100817

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110719

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110720

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4790283

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees