JP2006023889A - リモートコピーシステム及び記憶装置システム - Google Patents

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Abstract

【課題】複数経路でストレージシステムのリモートコピー経路が設定されている場合に、各経路で同期したフェイルオーバの実現を目的とする。
【解決手段】複数の第1記憶装置システムと、第1記憶装置システムの各々に接続される複数の第2記憶装置システムとを有し;各第2記憶装置システムは、第1記憶装置システムの第1論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される第2論理ボリュームを有し;第2論理ボリュームに格納されるデータの更新前に格納されていた更新前データ、及び、第2論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を格納する更新前データ記憶部を有し;各第2記憶装置システムは、更新前データ記憶部に格納される時刻情報に基づいて設定される回復時刻以前の更新前データを更新前データ記憶部から取得し、更新前データを、時刻情報の新しい順に第2論理ボリュームに書き込んで、第2論理ボリュームのデータを回復する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、計算機が使用するデータの複製を複数の記憶装置システム(ストレージシステム)で保持するリモートコピーシステムに関し、特に、複数の記憶装置システム間で同期してロールバックする技術に関する。
近年の計算機システムでは、使用されるデータの容量が増大し、データの更新頻度も高くなっている。このデータをどのようにバックアップし、また障害発生時にどれだけ迅速に正常稼働状態に復旧できるかが、ストレージ技術における重要課題となっている。これに対する一つの解決策として、磁気ディスクアレイを搭載した記憶サブシステム(外部記憶装置)を遠隔地に複数台設置して、それらの間を通信パスで接続し、一方の記憶サブシステムで更新されたデータを、ホスト計算機を経由せずに、自動的に他の記憶サブシステムにコピーする、リモートコピー技術がある(例えば、特許文献1参照。)。
また、正ストレージと副ストレージとの間でデータの整合を図る技術として、ライト時刻を用いるものが提案されている。すなわち、正ホスト(primary host)からライトデータを受領した正ストレージシステム(primary storage system)は、ライトデータ受領後直ちに、ライトデータの受領完了を、正ホストに報告するが、このあと正ホストはライトデータのコピーを、正ストレージシステムから読み出す。このライトデータには、ライト要求が発行された時刻であるライト時刻が付与されている。正側のホストがライトデータを読み出す際には、ライト時刻も正側のホストに送られる。さらに正ホストはライトデータとライト時刻を副ホスト(secondary host)に転送する。
ライトデータとライト時刻を受け取った副ホストは、ライト時刻などの情報を副ストレージシステム(secondary storage system)の制御用のボリュームに書き込む。さらに、各ライトデータに付与されたライト時刻を参照して、ライト時刻順にライトデータを副側のストレージシステムに書き込む。ライト時刻順にライトデータを副ストレージシステムに書き込むことによって、常に副ストレージシステムに整合性のあるデータを保持することができる(例えば、特許文献2参照。)。
特開2004−13367号公報 欧州特許第0671686号明細書
前述した従来技術では、ホストがデータの転送および反映の処理を常時継続して行うため、ホストが常時起動している必要がある。さらに、前述した処理を実行するソフトウェアが常時動作している必要があり、前記ホストに処理負荷が常時発生する。
また、複数のストレージシステムが複数経路で接続されている場合に、ストレージシステム間のデータの非同期コピーは任意のタイミングで行われるので、各経路間のストレージシステム間でデータの更新時点が異なる。よって、フェイルオーバ時には、各経路間のストレージシステムに格納されるデータが整合しないことがある。これでは、副サイトによるサービスの提供に支障がある。
本発明は、複数経路でストレージシステムのリモートコピー経路が設定されている場合に、各経路で同期したフェイルオーバの実現を目的とする。
本発明は、複数の記憶装置システム間でデータを複写するリモートコピーシステムであって、計算機からデータが入出力される複数の第1記憶装置システムと、前記第1記憶装置システムの各々に接続される複数の第2記憶装置システムとを有し;前記各第1記憶装置システムは、前記入出力されるデータが格納される第1論理ボリュームを有し、前記各第2記憶装置システムは、前記第1論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される第2論理ボリュームを有し;前記第2論理ボリュームに格納されるデータの更新前に格納されていた更新前データ、及び、前記第2論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を格納する更新前データ記憶部を有し;前記各第2記憶装置システムは、前記更新前データを前記更新前データ記憶部に格納した後、前記第1記憶システムから転送されたライトデータが前記第1記憶装置に書き込まれた順に、前記ライトデータを前記第2論理ボリュームに格納し、前記更新前データ記憶部に格納される最新時刻情報のうち最も過去のものと、最古時刻情報のうち最も新しいものとの間で設定される回復時刻以前の更新前データを、前記更新前データ記憶部から取得し、前記更新前データを、前記時刻情報の新しい順に、前記第2論理ボリュームに書き込んで、前記第2論理ボリュームのデータを前記回復時刻まで回復する。
また、本発明では、前記更新前データ記憶部は、さらに、前記第2論理ボリュームに格納される更新後データを格納し、前記各第2記憶装置システムは、前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報と、前記回復時刻とを比較し、前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より新しいときは、前記回復時刻以後の更新前データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新前データを前記時刻情報の新しい順に前記第2論理ボリュームに書き込み、前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より古いときは、前記回復時刻以前の更新後データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新後データを前記時刻情報の古い順に前記第2論理ボリュームに書き込む。
また、本発明では、前記第2記憶装置システムに接続される第2計算機を有し、前記第2計算機は、前記更新前データ記憶部に格納される時刻情報を、前記各第2記憶装置システムから取得し、最も過去の最新時刻情報と最も新しい最古時刻情報を、前記取得した時刻情報から抽出し、前記抽出された最も過去の最新時刻情報と、前記抽出された最も新しい最古時刻情報の間で回復時刻を決定し、前記決定された回復時刻までのデータの回復を、前記各第2記憶装置システムに対して指示する。
また、本発明では、前記第2計算機は、前記第2論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を、前記各第2記憶装置システムから取得し、前記第2論理ボリュームに格納されるデータの最新時刻情報のうち、最も過去の時刻情報を削除許可時刻に決定し、前記決定された削除許可時刻を、前記各第2記憶装置システムに通知し;前記各第2記憶装置システムは、前記通知された削除許可時刻より古い前記更新前データを、前記更新前データ記憶部から削除する。
すなわち、本発明の実施の形態では、正ストレージシステムは、ライト要求に付与されているライト時刻を前記データとともに副ストレージシステムに転送する。副ストレージシステムは、複製されたデータに転送されたデータを反映する前に、更新前データをジャーナルとして取得し、格納されているデータを更新前データに回復できるようにする。各副ストレージシステムは、正ストレージシステムから受領したデータを適当なタイミングで反映する。
そして、障害発生時は、管理プログラムが各副ストレージシステムからどのライト時刻までデータを反映したかの情報を収集して、データの反映の整合がとれた時点までのロールバックを指示する。副ストレージシステムがロールバックを実行することによって、各副ストレージシステムで整合がとれたデータを回復することができる。
また、管理ソフトは所定のタイミングで各副ストレージシステムからどのライト時刻のデータまで反映したかの情報を収集する。そして、データの反映の整合がとれた時点までのジャーナルの破棄を、副ストレージシステムに指示する。
本発明によると、正ストレージシステム及び副ストレージシステムが複数存在し、非同期リモートコピーで動作する場合でも、正ストレージシステムのI/O処理の負荷及びホストの負荷を増大させることはない。また、障害発生時に、複数ストレージシステム間でのデータの整合性を保持することができる。よって、大規模なディザスタリカバリシステムで有効である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、第1実施形態の計算機システムのブロック図である。
本計算機システムは、複数台の記憶装置(正ストレージシステム)A100、複数台の記憶装置(副ストレージシステム)B190、ホスト計算機A600、ホスト計算機B690から構成される。ホスト計算機A600及びホスト計算機B690は、CPU、メモリを有するコンピュータ装置である。ホスト計算機A600は、通常運用に供され、ホスト計算機B690は、通常時は待機状態にあるスタンバイ系である。
各記憶装置A100とホスト計算機A600とはI/Oパス900で接続されている。さらに、各記憶装置B190とホスト計算機B690とはI/Oパス900で接続されている。各記憶装置A100、各記憶装置B190、ホスト計算機A600及びホスト計算機B690はネットワーク920で接続されている。
また、ホスト計算機A600及びホスト計算機B690には、オペレーションシステム(OS)610とアプリケーションプログラム(APP)620が動作している。APP620には、データベースマネジメントシステム等のソフトウェアが含まれる。
ホスト計算機A600のAPP620は、OS610を介してI/O要求を発行する。発行されたI/O要求は、I/Oパス900を介して記憶装置A100に転送される。同様に、ホスト計算機B690のAPP620は、OS610を介してI/O要求を発行する。発行されたI/O要求は、I/Oパス900を介して記憶装置B190に転送される。
記憶装置A100は、制御部200、制御用メモリ300、キャッシュ400及び論理ボリューム500を備える。
制御部200は、ライトデータ受領部A210及びライトデータ転送部A220を備える。制御部200は、制御用メモリ300にアクセスして、制御用メモリ300に格納されている情報を用いて後述する処理を実行する。
制御用メモリ300は、グループ管理情報310、相手論理ボリューム情報320及びライトデータ管理情報330を備える。
キャッシュ400は、リードデータやライトデータを格納する高速なメモリである。記憶装置A100は、キャッシュ400にデータを一時的に格納することによって、高いI/O処理性能を実現することができる。
なお、記憶装置A100の各部は、耐障害性、可用性のために二重化され、バックアップ電源が用意されていることが望ましい。
同じく、記憶装置B190は、制御部200、制御メモリ300、キャッシュ400及び論理ボリューム500を備える。
制御部200は、ライトデータ受領部B211、ライトデータ反映部240及びジャーナル処理部B260を備える。制御メモリ300とキャッシュ400の機能は前述の記憶装置A100の説明と同様である。
記憶装置A100と記憶装置B190は、ホスト計算機A600及びホスト計算機B690に対し、データの記憶領域として論理ボリューム500を提供する。一つの論理ボリューム500は物理的に一つの装置によって構成されている必要はなく、例えば複数のディスクドライブに分散した記憶領域の集合であってもよい。また、論理ボリュームは、例えばミラー構成や、パリティデータを付加したRAID構成などの冗長性を持たせた構成であってもよい。
記憶装置A100と記憶装置B190は、転送パス910で接続されている。記憶装置A100と記憶装置B190は後述するように、一方の論理ボリュームの内容の複製を、他方の論理ボリュームに格納することができる。本実施の形態では、記憶装置A100の論理ボリューム500の内容の複製が、記憶装置B190の論理ボリューム500に格納される。すなわち、記憶装置A100の論理ボリューム500の更新内容は、転送パス910を介して記憶装置B190に送られる。そして、その更新内容が記憶装置B190の論理ボリューム500に格納される。
この記憶装置A100から記憶装置B190へ転送されたデータは、任意のタイミングで、論理ボリューム500へ格納される。よって、各記憶装置B190に格納されたデータが記憶装置A100に書き込まれたライト時刻は同一ではないタイミングが存在する。すなわち、記憶装置A100に同時に書き込まれたデータが、ある記憶装置B190では論理ボリュームに反映されているが、他の記憶装置B190では論理ボリュームに反映されていない場合がある。
後述するように、記憶装置A100と記憶装置B190は、データの複製について論理ボリューム間の関係を示す管理情報を有する。この管理情報を用いて前述した複製データが記憶装置B190の論理ボリューム500に格納される。論理ボリューム500間の関係及び後述する論理ボリュームグループの関係は、ユーザによって必要に応じて設定される。
なお、記憶装置A100と記憶装置B190は一対一で接続されていなくてもよい。すなわち、正側(ソース)と副側(ターゲット)で、各論理ボリューム及び論理ボリュームグループが対応していれば、正側と副側の論理ボリュームや論理ボリュームグループが、接続されている記憶装置A100と記憶装置B190との間で、同数でなくてもよい。
記憶装置B190には、ジャーナル700が記憶されている。ジャーナル700は、論理ボリューム500とは別の記憶領域を設けてもよいが、論理ボリューム500の記憶領域の一部に設けてもよい。また、ジャーナル700を、記憶装置B190内ではなく、記憶装置B190とは別に設けてもよい。
ジャーナル700には、図8に示すように、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ反映される前の更新前データと、そのデータの管理情報が記憶されている。また、図13に示す変形例では、更新前データ及び管理情報の他、記憶装置B190の論理ボリューム500へ格納される更新後データ(ライトデータ)も記憶されている。
なお、前述した構成では、ホストB690と記憶装置A100とは直接接続されていないが、ホストB690と記憶装置A100とがI/Oパス(図示省略)で接続されていてもよい。この場合、ホストB690は、ホスト計算機A600や記憶装置C180に障害が発生した場合に、記憶装置A100の論理ボリューム500の記憶内容を用いて、ホスト計算機A600が実行していた業務を引き継ぐことができる。
また、前述した構成では、管理ソフトB890はホストB690にて実行されているが、管理ソフトB890はホストB690、記憶装置A100又は記憶装置B190のいずれで実行されていてもよい。また、記憶装置A100及び記憶装置B190に接続されている図示されていない他の計算機で実行されていてもよい。
図2は、論理ボリュームグループの概念図である。
本実施の形態では、論理ボリューム間の関係はグループ化されている。図2において、破線は論理ボリューム500間又は論理ボリュームグループ間の複製関係、すなわち、正側(ソース)と副側(ターゲット)との対応関係を示している。本実施形態ではこのような複数の論理ボリュームを有する論理ボリュームグループの単位で、記憶装置間のライトデータの転送、及び記憶装置B190におけるデータの反映を管理している。また、前述したような処理に必要なリソースは、論理ボリュームグループ単位で割り当てられている。
仮に、個々の論理ボリューム毎に、これらの複製関係を管理したり、リソースを割り当てると、管理対象が多く管理が煩雑になる。また、処理対象が多いため、処理に必要なリソースが増大する可能性がある。
一方、記憶装置A100全体を一つの単位とすると、論理ボリューム500の特質に対応した管理が困難となる。特に、論理ボリューム500に対して要求される性能が異なるホスト(例えば、メインフレームホストとオープンシステムホスト)を別のグループに分けて、それぞれのグループでライトデータを処理する。また、これらのライトデータの転送処理に対するユーザからの操作やチューニング条件の設定などを別々に受けられるようにすることが好ましい。
このような論理ボリュームグループを設けることで、ユーザや業務の必要に対応した、柔軟な複製処理及び論理グループの管理を提供することができる。
図3は、複製を作成している論理ボリューム500(ソースとなる論理ボリューム)に対して、記憶装置A100がホスト計算機A600からライト要求を受領した場合の処理のフローチャートであり、ライトデータ受領部A210によって実行される。
ライトデータ受領部A210は、ホスト計算機A600からライト要求を受領する(ステップ1000)。
そして、ライトデータをキャッシュ400に格納する(ステップ1001)。その後、グループ管理情報310を参照してシーケンシャル番号を与えてライトデータ管理情報330を作成する(ステップ1002)。
最後に、ホスト計算機A600にライト完了を報告する(ステップ1003)。
以上説明したライト要求受領処理には、キャッシュ400に格納されたライトデータを論理ボリューム500の物理的記録媒体(ディスクドライブ)へ書き込む処理や、記憶装置B190へライトデータを転送する処理等の時間のかかる処理は含まれない。これらの処理はライト要求受領処理の終了後に適当なタイミングで、ライトデータの受領と非同期に実行される。よって、ライトデータ受領部A210がライト要求を受領してからライト完了を報告するまでの時間は短くてよく、ホスト計算機A600に対する高速な応答を実現することができる。
図4は、各論理ボリュームグループのグループ管理情報310の構成図である。
グループ管理情報310には、論理ボリュームグループの構成を管理する情報が定義されており、グループID311、シーケンシャル番号312、論理ボリューム数313、論理ボリュームID314、相手記憶装置ID315及び相手グループID316が含まれている。
グループID311は、記憶装置A100において論理ボリュームグループを特定するための符号である。
シーケンシャル番号312は、当該論理ボリュームグループに属する論理ボリュームに対するライトデータに連続的に与えられる番号である。シーケンシャル番号の初期値は、例えば、”0”で、順次1ずつ増やした番号がライトデータに与えられる。
論理ボリューム数313は、当該論理ボリュームグループに属している論理ボリュームの数である。
論理ボリュームID314は、当該論理ボリュームグループに属している論理ボリュームを、記憶装置A100において、一意に特定する符号である。
相手記憶装置ID315は、当該論理ボリュームグループと対となる論理ボリュームグループを有する記憶装置を特定する符号である。例えば本実施形態では、相手記憶装置ID315に記憶装置B190のシリアル番号を用いることによって、当該論理ボリュームグループに属する論理ボリュームの内容の複製を格納する記憶装置を特定する。
相手グループID316は、当該論理ボリュームグループの対となる論理ボリュームグループが属する論理ボリュームグループを、相手記憶装置(記憶装置B190)において、一意に特定する符号である。すなわち、相手グループID316によって、当該論理ボリュームグループに属する論理ボリュームの内容の複製を格納している論理ボリューム500(相手論理ボリューム)が属する論理ボリュームグループが特定される。
図5は、各論理ボリュームの相手論理ボリューム情報320の構成図である。
相手論理ボリューム情報320には、ソース側とターゲット側の論理ボリュームの対の情報が定義されており、論理ボリュームID321、相手記憶装置ID322及び相手論理ボリュームID323が含まれている。
論理ボリュームID321は、ソース側の論理ボリューム(記憶装置A100の論理ボリューム500)を特定する符号である。
相手記憶装置ID322は、論理ボリュームID321で特定される論理ボリュームと対となっている論理ボリューム(相手論理ボリューム)を有する記憶装置(記憶装置B190)を特定する符号である。例えば本実施形態では、相手記憶装置ID322に記憶装置B190のシリアル番号を用いることによって、当該論理ボリュームに格納されるデータの複製を格納する記憶装置が特定される。
相手論理ボリュームID323は、相手記憶装置(記憶装置B190)において、相手論理ボリュームを特定する符号である。すなわち、相手論理ボリュームID323によって、論理ボリュームに格納されるデータの複製を格納するターゲット側の論理ボリューム500が特定される。
図6は、各ライトデータを管理するためのライトデータ管理情報330の構成図である。
ライトデータ管理情報330には、論理ボリュームに格納されたライトデータを管理する情報が定義されており、論理ボリュームID331、ライトアドレス332、ライトデータ長333、ライトデータポインタ334、シーケンシャル番号335、ライト時刻336、及び転送必要ビット337が含まれている。
論理ボリュームID331は、ライトデータが格納される論理ボリュームを一意に特定する符号である。
ライトアドレス332は、前記論理ボリュームにおける当該ライトデータのライト開始アドレスである。
ライトデータ長333は、当該ライトデータの長さである。
ライトデータポインタ334は、キャッシュ400における当該ライトデータの格納領域の開始アドレスである。
シーケンシャル番号334は、ライトデータが書き込まれる論理ボリュームが属する論理ボリュームグループにおいて、ライトデータに連続的に与えられている番号である。
ライト時刻335は、ホストAがライト要求630を発行した時刻650である。
転送必要ビット336は、当該ライトデータを記憶装置B190に転送する必要があるか否かを示す情報である。ライトデータ受領部A210が、ライトデータを受領してライトデータ管理情報330を作成する際に、転送必要ビット336を設定する。
ライトデータ管理情報330は、例えば、論理ボリュームグループ毎にリスト形式で作成され、管理される。
図7は、記憶装置A100から記憶装置B190へのライトデータの転送処理のフローチャートである。この転送処理は、記憶装置A100のライトデータ転送部A220と記憶装置B190のライトデータ受領部B211によって実行される。
まず、ライトデータ転送部A220は、ライトデータ管理情報330を参照して、転送が必要なライトデータを特定する。その後、ライトデータ管理情報330、グループ管理情報310及び相手論理ボリューム情報320を参照して、記憶装置B190へ転送されるライトデータに関する情報を作成する(ステップ1100)。
ステップ1100で作成されるライトデータ情報には、ライトデータ管理情報330から取得したライトアドレス332、ライトデータ長333、シーケンシャル番号335、ライト時刻336が含まれる。また、作成されるライトデータ情報には、相手論理ボリューム情報320から取得した相手記憶装置ID322、相手論理ボリュームID323が含まれる。さらに、作成されるライトデータ情報には、論理ボリュームID331を用いてグループ管理情報310から参照した相手グループ番号が含まれる。
次に、ライトデータ転送部A220は、ライトデータ及びステップ1100で作成した情報を記憶装置B190に転送する(ステップ1101)。
その後、記憶装置Bのライトデータ受領部B211は、受信したライトデータと情報をキャッシュ400に格納する(ステップ1102)。そして、受信した情報からライトデータ管理情報330を作成する(ステップ1103)。
最後に、ライトデータ受領部B211は、ライトデータ転送部A220にライトデータ受領完了を報告する(ステップ1104)。この完了報告を受信した記憶装置A100のライトデータ転送部A220は、ライトデータ受領完了の報告に対応するライトデータについて、ライトデータ管理情報330の転送必要ビットを未設定状態にクリアする。この時点で記憶装置A100は、記憶装置B190への転送用に保持していた転送済のライトデータをキャッシュ400から破棄することができる。
記憶装置B190のライトデータ管理情報330には、記憶装置A100のライトデータ管理情報330と同一項目の情報が含まれている。以上の点で、記憶装置A100のライトデータ管理情報330とは異なるが、他は同じデータが格納される。
なお、論理ボリュームID331は、複製を格納するターゲット側の論理ボリューム500を識別する符号である。ライトデータポインタ334は、記憶装置B190のキャッシュ400におけるライトデータの格納領域の開始アドレスである。転送必要ビット337は常に未設定状態である。
記憶装置B190はグループ管理情報310を保有する。記憶装置B190のグループ管理情報310には、記憶装置A100のグループ管理情報310と同一項目の情報が含まれている。なお、グループID311は、複製を格納するターゲット側の論理ボリューム500が属する論理ボリュームグループを特定するIDである。相手記憶装置ID315は、ソースとなる記憶装置(記憶装置A100)を特定する符号である。相手グループID316は、相手記憶装置(記憶装置A100)の相手論理ボリューム(ソースとなる論理ボリューム500)が属する論理ボリュームグループを特定する符号である。
記憶装置B190は相手論理ボリューム情報320を保有する。記憶装置B190の相手論理ボリューム情報320には、記憶装置A100の相手論理ボリューム情報320と同一項目の情報が含まれている。なお、論理ボリュームID321は、複製を格納する論理ボリューム500を特定する符号である。相手記憶装置ID322は、ソースとなる記憶装置(記憶装置A100)を特定する符号である。相手論理ボリュームID323は、相手記憶装置(記憶装置A100)の相手論理ボリューム(ソースとなる論理ボリューム500)を特定するIDである。
なお、前述したライトデータ転送処理では、最初にライトデータ転送部A220がライトデータ受領部B211にライトデータを転送する(ステップ1101)。しかし、ライトデータ受領部B211がライトデータ転送部A220にライトデータの転送要求を発行し、この要求を受領したライトデータ転送部A220がライトデータ受領部B211にライトデータを転送してもよい。先にライトデータの転送要求を発行させることによって、記憶装置B190の処理の状況や負荷、ライトデータの蓄積量等に応じて、ライトデータの転送のタイミングを制御することができる。
また、前述したライトデータ転送処理では、ライトデータ受領部B211がライトデータをキャッシュ400に格納する(ステップ1102)。しかし、キャッシュ400とは別に、ライトデータ格納用の論理ボリューム500を用意して、ライトデータ格納用論理ボリューム500にライトデータを格納してもよい。一般に、論理ボリューム500はキャッシュ400より大容量であるため、より多くのライトデータを蓄積することができる。
図8は、記憶装置B190におけるライトデータの反映処理のフローチャートである。
この反映処理は、ライトデータ反映部B240によって実行され、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ格納される。
まず、ライトデータ反映部B240は、ライトデータ管理情報を参照し、ライト時刻順かつシーケンシャル番号順にライトデータ管理情報を選択する。この処理によって、ライトデータを論理ボリューム500へ格納する順序が定められる(ステップ1200)。
その後、選択したライトデータ管理情報を参照して、論理ボリュームID、ライトアドレス及びライトデータ長を特定して、ライトデータを格納する論理ボリューム500の領域を特定する(ステップ1201)。
次に、ステップ1201で特定されたライト領域に格納されていたデータを論理ボリューム500から読み出し、ジャーナル700に格納する(ステップ1202)。そして、新たに論理ボリューム500に格納したライトデータのライト時刻をジャーナル管理情報の最新ライト時刻361に登録する。さらに、追加されたジャーナルの格納位置に基づいてジャーナル格納終了位置366を更新する(ステップ1203)。
最後に、選択したライト管理情報に対応するライトデータを、ステップ1201で特定されたライト領域に格納する(ステップ1204)。
以上の処理によって、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ反映される。また、ロールバック処理(図11)で使用されるジャーナル700に、記憶装置B190の論理ボリューム500に記憶されていた過去のデータが格納される。
図9は、各論理ボリュームグループのジャーナル管理情報360の構成図である。
ジャーナル管理情報360には、ジャーナル700を管理する情報が定義されており、グループID361、最新ライト時刻362、最古ライト時刻363、削除許可ライト時刻364、ジャーナル格納開始位置365、及びジャーナル格納終了位置366が含まれている。
グループID361は、論理ボリュームグループを一意に特定する符号である。
最新ライト時刻362及び最古ライト時刻363は、記録されているジャーナルの範囲である。具体的には、最新ライト時刻362は、どこまでのジャーナルが記録されているかを示し、最古ライト時刻363は、どこからのジャーナルが記録されているかを示す。
削除許可ライト時刻364は、どこまでのジャーナルを削除してよいかを示す情報である。削除許可ライト時刻364は、ジャーナルの領域が不足した場合に、ジャーナルを削除するときに使用される。
ジャーナル格納開始位置365及びジャーナル格納終了位置366は、論理ボリューム上のジャーナルの格納位置である。
図10は、記憶装置B190のジャーナル700の構成図である。
ジャーナル700には、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ反映される前のデータと、そのデータの管理情報が記憶されている。ジャーナル700には、シーケンシャル番号701、ライト時刻702、ジャーナルデータ長703、論理ボリュームID704、ライトアドレス705、ライトデータ長706、及び反映前データ707が含まれている。
シーケンシャル番号701は、ジャーナル700に格納された反映前データを特定する符号であり、例えば”0”から”1”ずつ加算するように定められる。
ライト時刻702は、反映されるライトデータのライト時刻である。ジャーナルデータ長703は、シーケンシャル番号701から反映前データ707までの全てのデータの長さを示す。
論理ボリュームID704は、当該反映前データ707が格納されていた論理ボリューム500のIDである。ライトアドレス705は、当該反映前データ707が格納されていた論理ボリューム500のアドレスである。ライトデータ長706は、当該反映前データ707のデータ長である。
以上説明したシーケンシャル番号701からライトデータ長706が反映前データ707に付されて、一つのジャーナルデータを構成している。そして、ジャーナル700には、複数のジャーナルが含まれている。
図11は、記憶装置B190において論理ボリュームの内容の整合性を回復するロールバック処理のフローチャートである。
まず、管理ソフトB890は、ジャーナル700に格納されている最新ライト時刻及び最古ライト時刻を、全ての記憶装置B190に要求する(ステップ1300)。
記憶装置B190が最新ライト時刻及び最古ライト時刻の送信要求を受信すると、ジャーナル処理部B260は、各論理ボリュームグループのジャーナル管理情報360から最新ライト時刻361及び最古ライト時刻362を読み出して、当該記憶装置B190に格納されているジャーナルの範囲を報告する(ステップ1301)。
その後、管理ソフトB890は、全ての記憶装置B190から、最新ライト時刻及び最古ライト時刻が報告されたかを確認する(ステップ1302)。
そして、最新ライト時刻及び最古ライト時刻が全ての記憶装置B190から報告されていれば(ステップ1303)、管理ソフトB890は、各記憶装置B190の最新ライト時刻のうち、最も過去のライト時刻を抽出する(ステップ1304)。さらに、管理ソフトB890は、各記憶装置B190の最古ライト時刻のうち、最も新しいライト時刻を抽出する(ステップ1305)。
その後、管理ソフトB890は、抽出された最も過去の最新ライト時刻と、最も新しい最古ライト時刻の間で、回復ライト時刻を決定する(ステップ1306)。すなわち、抽出された最も過去の最新ライト時刻と、最も新しい最古ライト時刻の間は、全ての記憶装置B190でジャーナルデータが格納されている。よって、その間の時刻であれば、全ての記憶装置B190で同期して過去の時点のデータに戻して整合性を回復することができる。なお、通常は、最新かつ整合性のとれた時刻まで回復することが望まれるので、ステップ1304で抽出された最も過去の最新ライト時刻が回復ライト時刻とすることが望ましい。
その後、管理ソフトB890は、回復ライト時刻までのデータの回復を、全記憶装置B190に指示する(ステップ1307)。
記憶装置B890がデータの回復指示を受信すると、ジャーナル処理部B260は、ジャーナル700を参照して、ライト時刻702とは逆順(ライト時刻の新しい順)に反映前データを論理ボリューム500に書き込んで、回復ライト時刻まで論理ボリューム500の内容を書き戻す(ステップ1308)。
ジャーナル処理部B260は、論理ボリューム500の書き戻しが終了すると、管理ソフトB890に回復完了を報告する(ステップ1309)。
その後、管理ソフトB890は、全ての記憶装置B190から回復完了が報告されたかを確認する(ステップ1310)。
そして、全記憶装置B190で回復が完了していれば(ステップ1311)、管理ソフトB890は、ホストB690のOS610及びアプリケーションプログラム620に、記憶装置B190の論理ボリューム500が使用可能であることを通知する(ステップ1312)。
以上説明したようにロールバック処理においては、抽出された最も過去の最新ライト時刻と、最も新しい最古ライト時刻との間で回復ライト時刻を定める。そして、全ての記憶装置B190が、同期して、該回復ライト時刻にデータを回復させる。
図12は、記憶装置B190に格納されたジャーナルの削除処理のフローチャートである。
まず、管理ソフトB890は、ジャーナル700に格納されている最新ライト時刻を、全ての記憶装置B190に要求する(ステップ1400)。
記憶装置B190が最新ライト時刻の送信要求を受信すると、ジャーナル処理部B260は、各論理ボリュームグループのジャーナル管理情報360から最新ライト時刻361を読み出して、当該記憶装置B190に格納されているジャーナルの最新ライト時刻を報告する(ステップ1401)。
その後、管理ソフトB890は、全ての記憶装置B190から、最新ライト時刻が報告されたかを確認する(ステップ1402)。
そして、最新ライト時刻が全ての記憶装置B190から報告されていれば(ステップ1403)、管理ソフトB890は、各記憶装置B190の最新ライト時刻のうち、最も過去のライト時刻を抽出する。そして、抽出された最も過去の最新ライト時刻を削除許可ライト時刻に決定する(ステップ1404)。すなわち、抽出された最も過去の最新ライト時刻までは、全ての記憶装置B190でライトデータの論理ボリューム500への格納が完了している。よって、最も過去の最新ライト時刻までのジャーナル700はロールバック処理(図11)に用いられることがない。
その後、管理ソフトB890は、決定した削除許可ライト時刻を、全記憶装置B890に通知する(ステップ1405)。
記憶装置B190が削除許可ライト時刻を受信すると、ジャーナル処理部B260は、通知された削除許可ライト時刻をジャーナル管理情報の削除許可ライト時刻364に記録する(ステップ1406)。
そして、記憶装置B190のジャーナル処理部B260は、ジャーナルのデータ量が増加し、予め定められたジャーナル格納領域が不足した場合は、ジャーナル管理情報360を参照して、最古ライト時刻から削除許可ライト時刻までのジャーナルの全部又は一部を削除する。これに伴い、格納されているジャーナルの最新のライト時刻をジャーナル管理情報の最新ライト時刻361に登録する。さらに、削除されたジャーナルの格納位置に基づいて、ジャーナル格納開始位置365及び/又はジャーナル格納終了位置366を更新する(ステップ1407)。
以上説明したジャーナル削除処理は、所定のタイミングで(例えば、定期的に)、通常処理のバックグラウンドで実行される。また、記憶装置B190がジャーナルのデータ量を監視し、データ量が所定値より多くなった場合に、ジャーナル処理部B260が管理ソフトB890に要求することによって、このジャーナル削除処理を実行してもよい。
以上説明したようにジャーナル削除処理においては、抽出された最も過去の最新ライト時刻を削除許可ライト時刻と定める。そして、削除許可ライト時刻より過去のジャーナルデータは、記憶装置B190のデータ回復に必要がないため、記憶装置B190が必要に応じて削除する。
図13は、記憶装置B190におけるライトデータの反映処理の変形例のフローチャートである。
このライトデータ反映処理の変形例は、前述したライトデータ反映処理(図8)と比較して、ライトデータ自体もジャーナルに格納する点が異なる。
まず、ライトデータ反映部B240は、ライトデータ管理情報330を参照し、ライト時刻順かつシーケンシャル番号順にライトデータ管理情報を選択する。この処理によって、ライトデータを論理ボリューム500へ格納する順序が定められる(ステップ1500)。
その後、選択したライトデータ管理情報を参照して、論理ボリュームID、ライトアドレス及びライトデータ長を特定して、ライトデータを格納する論理ボリューム500の領域を特定する(ステップ1501)。
次に、ステップ1501で特定されたライト領域に格納されていたデータを論理ボリューム500から読み出す。そして、読み出したデータとライトデータをジャーナル700に格納する(ステップ1502)。そして、ジャーナル管理情報の最新ライト時刻361及びジャーナル格納終了位置366を更新する(ステップ1503)。
最後に、選択したライト管理情報に対応するライトデータを、ステップ1501で特定されたライト領域に格納する(ステップ1504)。
以上の処理によって、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ反映される。また、ロールバック処理(図15)で使用されるジャーナル700に、記憶装置B190の論理ボリューム500に記憶されていた過去のデータ、及び当該論理ボリューム500に書き込まれるデータが格納される。
図14は、ライトデータ反映処理の変形例(図13)の場合の、ジャーナル700の構成図である。
ジャーナル700には、記憶装置A100から転送されたライトデータが記憶装置B190の論理ボリューム500へ反映される前のデータ、記憶装置B190の論理ボリューム500へ格納されるデータ(ライトデータ)、及びこれらのデータの管理情報が記憶されている。
この変形例のジャーナルには、シーケンシャル番号701、ライト時刻702、ジャーナルデータ長703、論理ボリュームID704、ライトアドレス705、ライトデータ長706、反映前データ707、及び反映後データ(ライトデータ)708が含まれている。なお、反映後データ708以外のデータは前述したジャーナル(図10)と同じなので、その詳細な説明は省略する。
また、この変形例のジャーナルの上位アドレス側には、シーケンシャル番号701、ライト時刻702、及びジャーナルデータ長703が格納されている。この反映後データの上位アドレス側に格納される管理情報701、702、703は、ジャーナル700をアドレスの上位から検索する場合に用いられる。すなわち、ジャーナル700をアドレスの上位から検索する場合に、一単位のジャーナルの最初の部分(ライト時刻及びジャーナルデータ長)を読み出せば、このジャーナルデータが必要かが分かり、効率的に次のジャーナルのデータを読むことができる。
図15は、ライトデータ反映処理の変形例(図13)の場合の、記憶装置B190において論理ボリューム500の内容の整合性を回復するロールバック及びロールフォワード処理のフローチャートである。
まず、管理ソフトB890は、ジャーナル700に格納されている最新ライト時刻及び最古ライト時刻を、全ての記憶装置B190に要求する(ステップ1600)。
記憶装置B190が最新ライト時刻及び最古ライト時刻の送信要求を受信すると、ジャーナル処理部B260は、各論理ボリュームグループのジャーナル管理情報360から最新ライト時刻361及び最古ライト時刻362を読み出して、当該記憶装置B190に格納されているジャーナルの範囲を報告する(ステップ1601)。
その後、管理ソフトB890は、全ての記憶装置B190から、最新ライト時刻及び最古ライト時刻が報告されたかを確認する(ステップ1602)。
そして、最新ライト時刻及び最古ライト時刻が全ての記憶装置B190から報告されていれば(ステップ1603)、管理ソフトB890は、各記憶装置B190の最新ライト時刻のうち、最も過去のライト時刻を抽出する(ステップ1604)。さらに、管理ソフトB890は、各記憶装置B190の最古ライト時刻のうち、最も新しいライト時刻を抽出する(ステップ1605)。
その後、管理ソフトB890は、回復ライト時刻を、抽出された最も過去の最新ライト時刻と、最も新しい最古ライト時刻の間の時刻に決定する(ステップ1606)。すなわち、抽出された最も過去の最新ライト時刻と、最も新しい最古ライト時刻の間は、全ての記憶装置B190でジャーナルデータが格納されている。よって、その間の時刻であれば、全ての記憶装置B190で同期して過去のデータに回復することができる。なお、通常は、最新かつ整合性のとれた時刻まで回復することが望まれるので、ステップ1604で抽出された最も過去の最新ライト時刻が回復ライト時刻となる。
その後、管理ソフトB890は、回復ライト時刻までのデータの回復を、全記憶装置B190に指示する(ステップ1607)。
記憶装置B890がデータの回復指示を受信すると、ジャーナル処理部B260は、ジャーナル管理情報360を参照して、指示された回復ライト時刻は、回復済みライト時刻より前か後かを判定する(ステップ1608)。この回復済みライト時刻は、このロールバック及びロールフォワード処理(図15)の実行前に、他のロールバック処理(図11)又はロールバック及びロールフォワード処理(図15)が実行された際に、回復したライト時刻として記録されたものである。
この判定の結果、指示された回復ライト時刻が回復済みライト時刻より前であれば、ジャーナル処理部B260は、ジャーナル700を参照して、ライト時刻702とは逆順(ライト時刻の新しい順)に反映前データを論理ボリューム500に書き込んで、回復ライト時刻まで論理ボリューム500の内容を書き戻す(ステップ1609)。その後、ステップ1611に進む。
一方、指示された回復ライト時刻が回復済みライト時刻より後であれば、ジャーナル処理部B260は、ジャーナル700を参照して、ライト時刻702順(ライト時刻の古い順)に反映後データを論理ボリューム500に書き込んで、回復ライト時刻まで論理ボリューム500の内容を反映する(ステップ1610)。その後、ステップ1611に進む。
ジャーナル処理部B260は、論理ボリューム500の書き戻しが終了すると、管理ソフトB890に回復完了を報告する(ステップ1611)。
その後、管理ソフトB890は、全ての記憶装置B190から回復完了が報告されたかを確認する(ステップ1612)。
そして、全記憶装置B190で回復が完了していれば(ステップ1613)、管理ソフトB890は、ホストBのOS610及びアプリケーション620に、記憶装置B190の論理ボリューム500が使用可能であることを通知する(ステップ1614)。
以上説明したようにロールバック処理の変形例においては、回復ライト時刻が回復済みライト時刻より前であれば、反映前データを用いて、回復ライト時刻までにデータを書き戻す。また、回復ライト時刻が回復済みライト時刻より後であれば、反映後データを用いて、回復ライト時刻にデータを反映する。よって、任意のライト時刻にデータを回復することができる。
前述した各種処理において、記憶装置A100や記憶装置B190と管理ソフトB890との間の各種の指示、報告及び情報の送受信は、I/Oパス900を経由しても、ネットワーク920を経由してもよい。
図16は、第2実施の形態の計算機システムのブロック図である。
第2実施形態の計算機システムと前述した第1実施形態の計算機システムとの相違は、ホスト計算機A600は複数の記憶装置C180各々にI/Oパス900を介して接続しており、複数の記憶装置C180は転送パス910を介して複数の記憶装置A100に接続している点である。
すなわち、第2実施形態の計算機システムでは、記憶装置は、記憶装置C180、記憶装置A100及び記憶装置B190の3段階が設けられている。記憶装置A100は記憶装置C180の比較的近く(例えば、数km)に設けられている。また、記憶装置B190は記憶装置A100の遠隔地(例えば、数百km)に設けられている。各記憶装置は、記憶装置C180、記憶装置A100、記憶装置B190の順に直列的に接続(カスケード接続)されている。
第2実施形態では、記憶装置C180の論理ボリューム500に格納されているデータの複製を記憶装置A100の論理ボリューム500に格納する。この記憶装置C180から記憶装置A100へのデータの複製は、同期コピー処理で実行される。
また、さらに記憶装置A100の論理ボリューム500に格納されているデータの複製を記憶装置B190の論理ボリューム500に格納する。この記憶装置A100から記憶装置B190へのデータの複製は、第1実施形態で説明したと同様の非同期コピー処理で実行される。
すなわち、第2実施形態では、記憶装置C180の論理ボリューム500に格納されているデータの複製が記憶装置A100と記憶装置B180に格納される。この処理を実現するために、記憶装置C180は第1実施形態で説明した記憶装置A100と同様の構成や各種情報等を備える。
なお、第2実施形態の記憶装置A100及び記憶装置B190は、第1実施形態の記憶装置A100及び記憶装置B190と同様の構成及び機能を有するので、その詳細な説明は省略する。
記憶装置C180は、ホスト計算機A600から論理ボリューム500へのライト要求を受領すると、受領したライトデータを記憶装置C180内の論理ボリューム500に格納する。さらにライトデータ転送部C222が、受領したライトデータとライト時刻を記憶装置A100のライトデータ受領部A210に転送する。
このとき、前述したように、記憶装置C180から記憶装置A100へのデータ転送処理は、同期バックアップ処理によって行われる。具体的には、記憶装置C180は、ライトデータ受領部A210からの受領完了通知を待って、ホスト計算機A600にライト完了通知を送る。これによって、記憶装置C180はライト要求をしたライトデータの複製が記憶装置A100に存在することを保証する。
よって、例えば、記憶装置C180や転送パス910に障害が発生して、記憶装置A100にデータが転送できない場合に、ホスト計算機A600は、記憶装置A100に転送されなかったライトデータは書込処理が完了していないと認識する。また、記憶装置A100に受領されたライトデータは、記憶装置A100にも確実に格納されているので、予定される複製が記憶装置A100に存在する。さらに、記憶装置A100が受領したライトデータを、記憶装置B190に全て転送した後は、記憶装置B190にも予定される複製が存在するので、ホスト計算機A600が実行していた処理が中断した時点において、ホストB690は、ホスト計算機A600が書き込み済みだと認識しているデータと同じデータを用いて業務を引き継ぐことができる。
さらに、第1実施形態と同様の処理によって、記憶装置A100の論理ボリューム500に格納されているデータの複製を、記憶装置B190の論理ボリューム500に格納する。この処理によって、例えば、記憶装置C180や転送パス910に障害が発生し記憶装置A100にデータが転送できなくなったとしても、ホスト計算機A600が処理を中断した際、ホストB690は、記憶装置C180に格納されているデータと同じ内容のデータを記憶装置B190から得ることができるので、このデータを用いて業務を引き継ぐことができる。
第1実施形態の計算機システムのブロック図である。 論理ボリュームグループの概念図である。 記憶装置Aがライト要求を受領した場合の処理のフローチャートである。 グループ管理情報の構成図である。 相手論理ボリューム情報320の構成図である。 ライトデータ管理情報330の構成図である。 記憶装置Aから記憶装置Bへのライトデータの転送処理のフローチャートである。 記憶装置Bにおけるライトデータの反映処理のフローチャートである。 ジャーナル管理情報の構成図である。 ジャーナルの構成図である。 記憶装置Bにおいて論理ボリュームの内容の整合性を回復するロールバック処理のフローチャートである。 記憶装置Bに格納されたジャーナルの削除処理のフローチャートである。 記憶装置Bにおけるライトデータの反映処理の変形例のフローチャートである。 図13の場合の、ジャーナル700の構成図である。 図13の場合の、記憶装置Bにおいて論理ボリューム500の内容の整合性を回復するロールバック及びロールフォワード処理のフローチャートである。 第2実施の形態の計算機システムのブロック図である。
符号の説明
100 記憶装置A
180 記憶装置C
190 記憶装置B
200 制御部
210 ライトデータ受領部A
211 ライトデータ受領部B
212 ライトデータ受領部C
220 ライトデータ転送部A
222 ライトデータ転送部C
240 ライトデータ反映部B
260 ジャーナル処理部B
300 制御用メモリ
310 グループ管理情報
320 相手論理ボリューム管理情報
330 ライトデータ管理情報
360 ジャーナル管理情報
400 キャッシュ
500 論理ボリューム
600 ホスト計算機A
610 OS
620 アプリケーションプログラム(APP)
630 ライト要求
640 ライトデータ
650 ライト時刻
690 ホスト計算機B
890 管理ソフトB
900 I/Oパス
910 転送パス
920 ネットワーク

Claims (18)

  1. 複数の記憶装置システム間でデータを複写するリモートコピーシステムであって、
    計算機からデータが入出力される複数の第1記憶装置システムと、前記第1記憶装置システムの各々に接続される複数の第2記憶装置システムとを有し;
    前記各第1記憶装置システムは、前記入出力されるデータが格納される第1論理ボリュームを有し、
    前記各第2記憶装置システムは、前記第1論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される第2論理ボリュームを有し;
    前記第2論理ボリュームに格納されるデータの更新前に格納されていた更新前データ、及び、前記第2論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を格納する更新前データ記憶部を有し;
    前記各第2記憶装置システムは、
    前記更新前データを前記更新前データ記憶部に格納した後、前記第1記憶システムから転送されたライトデータが前記第1記憶装置に書き込まれた順に、前記ライトデータを前記第2論理ボリュームに格納し、
    前記更新前データ記憶部に格納される最新時刻情報のうち最も過去のものと、最古時刻情報のうち最も新しいものとの間で設定される回復時刻以前の更新前データを、前記更新前データ記憶部から取得し、
    前記更新前データを、前記時刻情報の新しい順に、前記第2論理ボリュームに書き込んで、前記第2論理ボリュームのデータを前記回復時刻まで回復するリモートコピーシステム。
  2. 前記時刻情報は、前記第1記憶装置システムにデータが入力された時刻である請求項1に記載のリモートコピーシステム。
  3. 前記回復時刻は、前記各第2論理ボリュームに記憶されたデータの時刻情報の最新の時刻情報のうち、最も過去のものである請求項1に記載のリモートコピーシステム。
  4. 前記更新前データ記憶部は、さらに、前記第2論理ボリュームに格納される更新後データを格納し、
    前記各第2記憶装置システムは、
    前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報と、前記回復時刻とを比較し、
    前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より新しいときは、前記回復時刻以後の更新前データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新前データを前記時刻情報の新しい順に前記第2論理ボリュームに書き込み、
    前記第2論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より古いときは、前記回復時刻以前の更新後データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新後データを前記時刻情報の古い順に前記第2論理ボリュームに書き込む請求項1に記載のリモートコピーシステム。
  5. 前記第1記憶装置システムに接続される第1計算機と、前記第2記憶装置システムに接続される第2計算機と、を有し;
    前記各第2記憶装置システムは、前記更新前データ記憶部を有し;
    前記第1計算機は、前記第1記憶装置システムに対してデータを入出力し;
    前記第2計算機は、
    前記更新前データ記憶部に格納される時刻情報を、前記各第2記憶装置システムから取得し、
    最も過去の最新時刻情報と最も新しい最古時刻情報を、前記取得した時刻情報から抽出し、
    前記抽出された最も過去の最新時刻情報と、前記抽出された最も新しい最古時刻情報の間で回復時刻を決定し、
    前記決定された回復時刻までのデータの回復を、前記各第2記憶装置システムに対して指示する請求項1に記載のリモートコピーシステム。
  6. 前記第2計算機は、
    前記第2論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を、前記各第2記憶装置システムから取得し、
    前記第2論理ボリュームに格納されるデータの最新時刻情報のうち、最も過去の時刻情報を削除許可時刻に決定し、
    前記決定された削除許可時刻を、前記各第2記憶装置システムに通知し;
    前記各第2記憶装置システムは、前記通知された削除許可時刻より古い前記更新前データを、前記更新前データ記憶部から削除する請求項5に記載のリモートコピーシステム。
  7. 複数の記憶装置システム間でデータを複写するリモートコピーシステムであって、
    計算機からデータが入出力される複数の第1記憶装置システムと、前記第1記憶装置システムの各々に接続される複数の第2記憶装置システムと、前記第2記憶装置システムの各々に接続される複数の第3記憶装置システムとを有し;
    前記各第1記憶装置システムは、前記入出力されるデータが格納される第1論理ボリュームを有し、
    前記各第2記憶装置システムは、前記第1論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される第2論理ボリュームを有し、
    前記各第3記憶装置システムは、前記第2論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される第3論理ボリュームを有し;
    前記第3論理ボリュームに格納されるデータの更新前に格納されていた更新前データ、及び、前記第3論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を格納する更新前データ記憶部を有し;
    前記各第3記憶装置システムは、
    前記更新前データを前記更新前データ記憶部に格納した後、前記第2記憶システムから転送されたライトデータが前記第1記憶装置に書き込まれた順に、前記ライトデータを前記第3論理ボリュームに格納し、
    前記更新前データ記憶部に格納される最新時刻情報のうち最も過去のものと、最古時刻情報のうち最も新しいものとの間で設定される回復時刻以前の更新前データを、前記更新前データ記憶部から取得し、
    前記更新前データを、前記時刻情報の新しい順に、前記第3論理ボリュームに書き込んで、前記第3論理ボリュームのデータを前記回復時刻まで回復するリモートコピーシステム。
  8. 前記時刻情報は、前記第1記憶装置システムにデータが入力された時刻である請求項7に記載のリモートコピーシステム。
  9. 前記回復時刻は、前記各第2論理ボリュームに記憶されたデータの時刻情報の最新の時刻情報のうち、最も過去のものである請求項7に記載のリモートコピーシステム。
  10. 前記更新前データ記憶部は、さらに、前記第3論理ボリュームに格納される更新後データを格納し、
    前記各第3記憶装置システムは、
    前記第3論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報と、前記回復時刻とを比較し、
    前記第3論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より新しいときは、前記回復時刻以後の更新前データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新前データを前記時刻情報の新しい順に前記第3論理ボリュームに書き込み、
    前記第3論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より古いときは、前記回復時刻以前の更新後データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新後データを前記時刻情報の古い順に前記第3論理ボリュームに書き込む請求項7に記載のリモートコピーシステム。
  11. 前記第1記憶装置システムに接続される第1計算機と、前記第3記憶装置システムに接続される第2計算機と、を有し;
    前記各第3記憶装置システムは、前記更新前データ記憶部を有し;
    前記第1計算機は、前記第1記憶装置システムに対してデータを入出力し;
    前記第2計算機は、
    前記更新前データ記憶部に格納される時刻情報を、前記各第2記憶装置システムから取得し、
    最も過去の最新時刻情報と最も新しい最古時刻情報を、前記取得した時刻情報から抽出し、
    前記抽出された最も過去の最新時刻情報と、前記抽出された最も新しい最古時刻情報の間で回復時刻を決定し、
    前記決定された回復時刻までのデータの回復を、前記各第3記憶装置システムに対して指示する請求項7に記載のリモートコピーシステム。
  12. 前記第2計算機は、
    前記第3論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を、前記各第3記憶装置システムから取得し、
    前記第3論理ボリュームに格納されるデータの最新時刻情報のうち、最も過去の時刻情報を削除許可時刻に決定し、
    前記決定された削除許可時刻を、前記各第3記憶装置システムに通知し、
    前記各第3記憶装置システムは、前記通知された削除許可時刻より古い前記更新前データを、前記更新前データ記憶部から削除する請求項11に記載のリモートコピーシステム。
  13. 複数の正記憶装置システムに格納されているデータを複写する複数の副記憶装置システムであって、
    前記各正記憶装置システムは、計算機から入出力されるデータが格納される正論理ボリュームを有し、
    前記各副記憶装置システムは、前記正論理ボリュームに格納されるデータの複製が格納される副論理ボリュームを有し;
    前記副論理ボリュームに格納されるデータの更新前に格納されていた更新前データ、及び、前記副論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を格納する更新前データ記憶部を有し;
    前記更新前データを前記更新前データ記憶部に格納した後、前記正記憶装置システムから転送されたライトデータが前記正記憶装置に書き込まれた順に、前記ライトデータを前記副論理ボリュームに格納し、
    前記更新前データ記憶部に格納される最新時刻情報のうち最も過去のものと、最古時刻情報のうち最も新しいものとの間で設定される回復時刻以前の更新前データを、前記更新前データ記憶部から取得し、
    前記更新前データを、前記時刻情報の新しい順に、前記副論理ボリュームに書き込んで、前記副論理ボリュームのデータを前記回復時刻まで回復する記憶装置システム。
  14. 前記時刻情報は、前記正記憶装置システムにデータが入力された時刻である請求項13に記載の記憶装置システム。
  15. 前記回復時刻は、前記各副論理ボリュームに記憶されたデータの時刻情報の最新の時刻情報のうち、最も過去のものである請求項13に記載の記憶装置システム。
  16. 前記更新前データ記憶部は、さらに、前記副論理ボリュームに格納される更新後データを格納し、
    前記副論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報と、前記回復時刻とを比較し、
    前記副論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より新しいときは、前記回復時刻以後の更新前データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新前データを前記時刻情報の新しい順に前記副論理ボリュームに書き込み、
    前記副論理ボリュームに現在格納されている最新のデータの時刻情報が前記回復時刻より古いときは、前記回復時刻以前の更新後データを前記更新前データ記憶部から取得し、前記取得した更新後データを前記時刻情報の古い順に前記副論理ボリュームに書き込む請求項13に記載の記憶装置システム。
  17. 前記更新前データ記憶部に格納される時刻情報を、前記各副記憶装置システムから取得し、
    最も過去の最新時刻情報と最も新しい最古時刻情報を、前記取得した時刻情報から抽出し、
    前記抽出された最も過去の最新時刻情報と、前記抽出された最も新しい最古時刻情報の間で回復時刻に決定し、
    前記決定された回復時刻までのデータを回復する請求項13に記載の記憶装置システム。
  18. 前記副論理ボリュームに格納されるデータの時刻情報を、前記各副記憶装置システムから取得し、
    前記副論理ボリュームに格納されるデータの最新時刻情報のうち、最も過去の時刻情報を削除許可時刻に決定し、
    前記決定された削除許可時刻を、前記他の副記憶装置システムに対して通知し、
    前記決定された削除許可時刻より古い前記更新前データを、前記更新前データ記憶部から削除する請求項17に記載の記憶装置システム。
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