JP2000137638A - 情報記憶システム - Google Patents

情報記憶システム

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JP2000137638A
JP2000137638A JP10324543A JP32454398A JP2000137638A JP 2000137638 A JP2000137638 A JP 2000137638A JP 10324543 A JP10324543 A JP 10324543A JP 32454398 A JP32454398 A JP 32454398A JP 2000137638 A JP2000137638 A JP 2000137638A
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Japan
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storage control
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JP10324543A
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Yukihisa Kimura
恭久 木村
Takeshi Koide
雄 小出
Yasushi Saitsu
靖 才津
Mitsuo Nagasawa
光男 長澤
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Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Software Engineering Co Ltd
Hitachi Ltd
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザにとって期待する範囲内でのデータの
一貫性を保証・維持することにより、データの一貫性の
有為性を確保することにある。 【解決手段】 情報処理装置から書込データとその書込
時刻を転送される各正側情報記憶制御装置に、データセ
ット等データ一貫性保証単位毎に、未複写の各書込デー
タがもつ書込時刻の中で、最新・最古の時刻を適当な契
機で拾い上げ、かつ、その差を予め設定した一定時間と
比較する機能を与え、また、複写先の各副側情報記憶制
御装置に対しても、受領した最新の書込時刻とデータ一
貫性保証時刻を適当な契機で拾い上げるとともに、その
差を予め設定した一定時間と比較する機能を与え、上記
各正側と副側の装置において、前記の差が一定時間に到
達または超過した場合に、データ一貫性保証範囲にある
データの複写を中断、あるいは書込データ・複写データ
の流入制限を実施する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台以上からなる
情報記憶制御装置の間で、更新データを2次データとし
て自分自身または異なった制御装置に複写あるいは圧縮
保存する機能を有する情報記憶システムに関する。
【0002】
【従来の技術】特表平8―509565公報は、各々遠
隔地に存在する情報記憶制御装置間のデータの2重化に
関するものであり、ホストから一次データを一次データ
記憶装置に記憶した後、一次データと同一のコピーであ
る二次データを、一次データ記憶装置から地理的かつ物
理的に遠隔にある複写先である二次データ記憶装置に送
ることにより、書込レスポンス性能上の影響を与えない
非同期式のデータ2重化技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
表平8―509565公報では、一次データ記憶装置に
一次データ記憶システム制御装置が、二次データ記憶装
置に二次データ記憶システム制御装置が設けられ、一次
データ記憶装置から二次データ記憶装置への非同期な複
写処理が行われているが、非同期式のデータ2重化に関
して、一次データ記憶システム制御装置と二次データ記
憶システム制御装置では、常に一貫性のあるデータを確
保・保証することについての配慮はされていない。本発
明の目的は、データの一貫性を保証することはもちろ
ん、さらに、その保証限界を様々な尺度から保証する機
能を提供し、ユーザにとって期待する範囲内でのデータ
の一貫性を保証・維持することにより、データの一貫性
の有為性を確保することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】以上に述べた課題を解決
するため、本発明は、メモリと1台以上の情報記憶装置
を夫々が有する複数の情報記憶制御装置から構成される
情報記憶システムであって、前記複数の情報記憶制御装
置は、情報処理装置からのデータの書込要求を受け該書
込データを記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以
下、正側情報記憶制御装置という)と、正側情報記憶制
御装置から前記書込データを転送され記憶する一台以上
の情報記憶制御装置(以下、副側情報記憶制御装置とい
う)とからなり、前記正側情報記憶制御装置は、前記書
込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行し
た時刻である書込時刻を取得する手段と、前記書込デー
タ及び該書込時刻を前記一台以上の副側情報記憶制御装
置に転送する手段を有し、前記副側情報記憶制御装置
は、前記正側情報記憶制御装置から転送される書込デー
タ及び書込時刻を受け記憶する手段を有し、前記正側情
報記憶制御装置は、書込データの一貫性を保証する必要
のあるデータセット単位において、書込データ転送先で
ある前記副側情報記憶制御装置に転送すべき未転送の書
込データ群の中で、付加されている書込時刻の最新及び
最古の時刻の時間差が予め設定された一定時間以上に達
したとき、前記情報処理装置からの書込要求を制限、或
いは、書込データ転送先の前記副側情報記憶制御装置に
向けてのデータの書込みを制限または中断する手段を有
するようにしている。
【0005】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
書込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行
した時刻である書込時刻を取得する手段と、前記書込デ
ータ及び該書込時刻を前記一台以上の副側情報記憶制御
装置に転送する手段を有し、前記副側情報記憶制御装置
は、前記正側情報記憶制御装置から転送される書込デー
タ及び書込時刻を受け記憶する手段を有し、前記副側情
報記憶制御装置は、書込データの一貫性を保証する必要
のあるデータセット単位において、書込データ転送元で
ある前記正側情報記憶制御装置より転送された書込デー
タ群の中での最新の書込時刻とデータ一貫性保証時刻と
の時間差、或いは書込データ転送元である前記正側情報
記憶制御装置より転送された書込データ群の中での最新
の書込時刻と一貫性が未だ保証されないデータ群の中で
の最古時刻との時間差が予め設定された一定時間以上に
達したとき、前記情報処理装置からの書込要求を制限、
或いは、書込データ転送元である前記正側情報記憶制御
装置から書込データ転送先である該副側情報記憶制御装
置に向けての書込データの転送を制限または中断をする
手段を有するようにしている。
【0006】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
書込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行
した時刻である書込時刻を取得する手段と、前記1台以
上の副側情報記憶制御装置に向けて前記書込データ及び
書込時刻を転送し、あわせて書込データの一貫性の保証
を必要とするデータセット単位において、前記副側情報
記憶制御装置に向けて転送を完了していない書込データ
群の中での書込時刻の最新値を転送する手段を有し、前
記副側情報記憶制御装置が、書込データ転送元である前
記正側情報記憶制御装置より、前記書込データ及び書込
時刻を受け記憶する手段、及び書込データの一貫性の保
証を必要とされるデータセット単位に最新の書込時刻を
受領する手段とを有し、前記各副側情報記憶制御装置
は、各々書込データの一貫性の保証を必要とするデータ
セットの範囲において、書込データ転送元から最近受領
した前記最新書込時刻と、データ一貫性保証時刻との時
間差が予め設定された一定時間以上に達したとき、前記
情報処理装置からの書込要求を制限、或いは、書込デー
タ転送元である前記正側情報記憶制御装置から書込デー
タ転送先である該副側情報記憶制御装置に向けての書込
データの転送を制限または中断をする手段を有するよう
にしている。
【0007】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
書込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行
した時刻である書込時刻を取得する手段と、前記書込デ
ータ及び該書込時刻を前記一台以上の副側情報記憶制御
装置に転送する手段と、書き込みデータの一貫性の保証
を必要とするデータセット単位におけるデータ一貫性保
証時刻を書込データ転送先の1台以上の前記副側情報記
憶制御装置より受取る手段とを有し、前記副側情報記憶
制御装置は、書込データ転送元である前記正側情報記憶
制御装置より、前記書込データ及び書込時刻を受け記憶
する手段、及び書込データの一貫性の保証を必要とされ
るデータセット単位におけるデータ一貫性保証時刻を書
込データ転送元である前記情報記憶制御装置に送る手段
とを有し、前記正側情報記憶制御装置は、書込データの
一貫性の保証を必要とするデータセットにおいて、書込
データ転送先である前記副側情報記憶制御装置に向けて
転送を完了していない書込データ群の中での書込時刻の
最新値と、書込データの転送先である前記各副側情報記
憶制御装置より各々最近に受領したデータ一貫性保証時
刻のうち最古の時刻との時間差が予め設定された一定時
間以上に達したとき、前記情報処理装置からの書込要求
を制限、或いは、書込データ転送元である前記正側情報
記憶制御装置から書込データ転送先である該副側情報記
憶制御装置に向けての書込データの転送を制限または中
断をする手段を有するようにしている。
【0008】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
情報処理装置からのデータの書込要求を受け該書込デー
タを記憶する手段と、書込データの一貫性の保証を必要
とするデータセット範囲に対して、書込データ転送先で
ある1台以上からなる前記副側情報記憶制御装置に向け
て転送を完了していない書込データの残存量を算出する
算出手段と、前記算出手段で算出した量が予め設定され
た一定量(閾値)以上に達したとき、前記情報処理装置
からの書込要求を制限、或いは、書込データ転送先の前
記副側情報記憶制御装置に向けてのデータの書込みを制
限または中断する手段を有するようにしている。
【0009】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
書込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行
した時刻である書込時刻を取得する手段と、前記書込デ
ータ及び該書込時刻を前記一台以上の副側情報記憶制御
装置に転送する手段を有し、前記副側情報記憶制御装置
は、前記正側情報記憶制御装置から転送される書込デー
タ及び書込時刻を受け記憶する手段と、書込データの一
貫性の保証を必要とするデータセットの範囲において、
書込データ転送元より受領した書込データでデータ一貫
性保証時刻よりも新しい書込時刻をもつ全データの量を
算出する算出手段と、該算出手段で算出した量が予め設
定された一定量(閾値)以上に達したとき、前記情報処
理装置からの書込要求を制限、或いは、書込データ転送
先の前記副側情報記憶制御装置に向けてのデータの書込
みを制限または中断する手段を有するようにしている。
【0010】また、前記正側情報記憶制御装置は、前記
書込要求に含まれる前記情報処理装置が書込要求を発行
した時刻である書込時刻を取得する手段に代えて、前記
情報処理装置からの書込要求を受付けた時刻を計り、該
時刻を書込時刻として取得する手段を有するようにして
いる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明に対する実施例を以下に挙
げる。まず、第一の実施例を挙げる。図1は第一の実施
例における情報記憶システムの概略を表わした図であ
り、1台以上の情報処理装置100、1台の正側情報記
憶制御装置105、正側情報記憶制御装置105に接続
された1台以上からなる磁気ディスク装置110、ま
た、正側情報記憶装置105と情報転送路109によっ
て接続される副側情報記憶制御装置115及び、副側情
報記憶制御装置115に接続される1台以上からなる磁
気ディスク装置110から構成される情報記憶システム
である。本実施例において、処理装置100は、CPU
101、主記憶102、チャネル103より構成される
が、他の構成を取るようにしてもよい。例えば、CPU
の持つ機能の一部を他の装置(例えば、SVP)に持た
せて実行させてもよい。また、正側情報記憶制御装置1
05は、高速アクセスが可能なキャッシュメモリ106
及び制御用メモリ107を有しており、情報処理装置1
00からのデータ書込要求を受付け、磁気ディスク装置
110にデータを反映する。各メモリ106、107は
高信頼性を保証するために、不揮発メモリが搭載され、
さらに、多重化されることもある。
【0012】また、正側情報記憶制御装置105は、情
報処理装置を介して、各種情報設定や定義をしている
が、情報処理装置を介さずに各種情報設定や定義を手軽
に操作・実行できるサービスプロセッサ(SVP)10
8を搭載した構成としてもよい。さらに、ディスク装置
110については、図2に示すように複数のディスク装
置110にて、1台以上の論理ディスク201を定義す
るRAID構成のような場合も有り得る。また、磁気デ
ィスク装置110については、代わりに他の記憶媒体、
例えば、磁気テープ、光ディスク、半導体メモリによる
情報記憶装置が接続されることもある。副側情報記憶制
御装置115についても正側情報記憶制御装置105と
同様の構成をもつ。
【0013】情報処理装置100は、正側情報記憶制御
装置105に向けてデータ書込要求を行い、書込データ
120を転送する。各データ書込要求はその発行時刻、
すなわち書込時刻121をも含み、正側情報記憶制御装
置105に合わせて転送される。しかし、データ書込要
求に書込時刻を付加しないようにしてもよい。書込み時
刻121については、情報処理装置100が複数存在す
る場合、共通のクロックを用いてクロック同期をとり、
お互いの情報処理装置100間での書込時刻の新旧が認
識できるようになっている。書込時刻121について
は、特に情報処理装置100側で書込時刻を付加しない
場合には、例えば、書込要求を受付ける正側情報記憶制
御装置105側でその書込要求を受領した時刻等を代用
して付加するようにしてもよい。また、副側情報記憶制
御装置115は、正側情報記憶制御装置105が情報処
理装置100より受けた書込データ120のバックアッ
プ先に相当し、正側情報記憶制御装置105は書込デー
タ120を複写データとしてそのまま、あるいは圧縮し
て副側情報記憶制御装置115に転送する。
【0014】図3は正側情報記憶制御装置105内の制
御用メモリ107の具体的な内容を表わしている。書込
データ管理情報300は、各書込データの正側情報記憶
制御装置に接続されるディスク装置110に対する書込
アドレス(論理アドレス)301、(物理アドレス)3
02、キャッシュメモリ上の格納アドレス303、デー
タ長304、書込要求受付順に連続的にIDを割り振っ
た書込要求受付ID305、書込時刻306、及び副側
情報記憶制御装置115への複写が必要、即ち未転送で
ある書込データに対してセットする複写要フラグ307
等を含んでいる。なお、複写要フラグは正側情報記憶制
御装置の書込データ管理情報に含まれ、中間データ表示
フラグは副側情報記憶制御装置の書込データ管理情報に
含まれる。また、ペアグループ管理情報テーブル310
は、書込データの複写元(正側情報記憶制御装置105
側)と複写先(副側情報記憶制御装置115側)、例え
ば論理ディスク(または、論理デバイス)210の組
(ペア)があって、ペア1組以上からなり、データの一
貫性を保証する単位である1以上のペアグループ321
の登録有無、ないし当該ペアグループの現在の状態等を
教えるペアグループ統括情報320、及び各ペアグルー
プに属するペア334の情報(具体的には複写元の論理
デバイス番号331、複写先の副側情報記憶制御装置や
論理デバイス番号を格納する相手側情報332、及び、
当該ペアの現在の状態を表わすペア状態333等を含
む。)や当該ペアグループに依存する各種パラメータ、
具体的には正側情報記憶制御装置105に残留する当該
ペアグループに属する未複写データがもつ書込時刻のう
ち最も古い書込時刻に相当する最古書込時刻336、及
び最新の書込時刻に相当する最新書込時刻337、ある
時間超過で当該ペアグループに対する複写元から複写先
への複写処理を中断、または、複写元への上位装置から
のデータ転送の制限をするよう設定・格納されるデータ
残留許容時間335、さらに、当該ペアグループの現在
のデータ一貫性を保証する時刻、すなわち、データ一貫
性保証時刻338等を記憶するペアグループ別情報33
0からなる。ここで、正側情報記憶制御装置から副側情
報記憶制御装置にデータは順番を守って複写されなけれ
ばならないが、データの一貫性とはデータの順番が守ら
れていることであり、データ一貫性保証時刻とは、この
順番を守って最後に複写され、複写手続きが完了したデ
ータの書込時刻であり、この時刻までの複写されたデー
タがデータの一貫性を保証されていることになる。
【0015】正確なデータ一貫性保証時刻は本実施例に
おいては副側情報記憶制御装置115が、順番を守って
最後に複写され、複写手続きが完了したデータの書込時
刻として持つことになるため、正側情報記憶制御装置1
05は最近の一貫性保証時刻を副側情報記憶制御装置1
15から入手し、エリア338に格納する。また、制御
用メモリ107に含まれる情報はキャッシュメモリ上に
格納されることもある。また、副側情報記憶制御装置1
15にも同様の制御用メモリ107が存在し、副側情報
記憶制御装置115における各複写データの管理情報と
して書込データ管理情報300を、また、当該副側情報
記憶制御装置115に向けてデータを複写する全てのペ
ア及び、そのペアが属するペアグループに関する情報の
格納先として、ペアグループ情報310を割り当てる。
特に、副側情報記憶制御装置115側の書込データ管理
情報としてデータ一貫性保証時刻より新しい書込時刻を
もつ複写データ(以後、中間データと呼ぶ。中間データ
は未だデータの一貫性が保証されていない。)を表示す
るために、本実施例では中間データ表示フラグを設けて
いるが、設けないようにしてもよい。中間データは、対
象書込先に正式なデータとしてディスク装置110に反
映してはいけないデータである。
【0016】図4は、第一の実施例の流れの概略を表わ
している。まず、情報処理装置100または、サービス
プロセッサ108より、ペアグループ及び、データ残留
許容時間335を含むペアグループ依存各種パラメータ
を設定して、正側情報記憶制御装置105に転送し、正
側情報記憶制御装置105のデータ複写管理部402の
機能(ボックス412)にて制御メモリ107内のペア
グループ管理情報310に登録する(ステップ45
0)。続いて、情報処理装置100または、サービスプ
ロセッサ108より、ペアを定義して、正側情報記憶制
御装置105に転送し、データ複写管理部402の正側
情報記憶制御装置105の機能(ボックス414)を用
いて、制御メモリ107内のペアグループ管理情報31
0に登録する(ステップ452)。その際、これらの情
報は、対副側情報転送・指示発行部403を通じ、副側
情報制御装置115にも反映される(ステップ48
0)。また、正側情報記憶制御装置105はその応答待
ちを行う(ステップ482)。続いて、定義された各ぺ
アに対して、情報処理装置100より書込要求454が
発行されると、正側情報記憶制御装置105内のライト
データ制御部401にて、書込データを受領、キャッシ
ュメモリ106に格納する(ステップ460)。
【0017】次に、制御用メモリ107上に当該書込デ
ータの管理エリアを取得し、キャッシュメモリ上格納ア
ドレス303、論理・物理デバイス上の書込み位置30
1・302、書込データ長304、書込受付ID305
及び書込データに付加される書込時刻306、複写要フ
ラグ307をONに設定(ステップ462)、書込完了
報告を情報処理装置100に応答する(ステップ46
4)。引き続いて、制御用メモリ107上の当該ペアグ
ループ管理情報テーブル310の最新書込時刻337を
設定し、複写要フラグ=ONの書込データのうち最古書
込時刻336との差を求める(ステップ466)。ステ
ップ466にて求めた差とデータ残留許容時間335と
を比較し(ステップ468)、もし、許容時間以内であ
れば、ライトデータ制御部の処理は終了する。その後、
ある周期または、一定量の複写データが発生したタイミ
ングで、複写データ転送部404を呼んで、複写データ
を書込要求とは非同期に書込要求受付ID305順に副
側情報記憶制御装置115に向けて複写データを送信し
(ステップ490)、副側情報記憶制御装置115から
の複写データ受領報告を待ち(ステップ492)、ステ
ップ492における受領報告を受けたところで当該書込
データに対する複写要フラグ307をOFF(ステップ
494)、制御用メモリ107内の当該ペアグループ管
理情報310を参照し、残留データの中での最古書込時
刻を求め、最古書込時刻336を更新する(ステップ4
96)。もし、残留データがない場合は、当該ペアグル
ープへ新たに書込要求があった際に、その書込データに
付加される書込時刻を設定する。
【0018】一方、ステップ468で許容時間を超過し
ていたならば、データ複写当該ペアグループに対する複
写を中断(ステップ470)すべく、対副側情報転送・
指示発行部403を呼んで、副側情報記憶制御装置11
5に向け当該ペアグループに対する複写中断報告を行い
(ステップ484)、副側情報記憶制御装置115から
の受領報告を待つ(ステップ486)。ステップ486
における受領報告を受けると、次に複写管理部402を
呼んで、当該ペアグループ管理情報310に登録されて
いる全ペア334のペア状態333を「中断」に設定す
る(ボックス416)。また、最新書込み時刻337
と、対副側情報転送・指示発行部403のステップ48
4によって副側情報記憶制御装置115より最近入手し
たデータ一貫性保証時刻、即ち当該ペアグループのペア
グループ情報330内のデータ一貫性保証時刻338、
との差を求め、この差とデータ残留許容時間を比較する
ようにしてもよい。さらに、構成として、複数の正側情
報記憶制御装置105、複数の副側情報記憶制御装置1
15からなるシステム構成においても本実施例はそのま
ま適用できる。
【0019】次に、第二の実施例について説明する。第
二の実施例では、副側情報制御装置115にてデータ残
留許容判断を実施する。図5は第二の実施例の概略を表
わす。図5は、複数の正側情報記憶制御装置105と、
複数の副側情報記憶制御装置115にて構成される。
【0020】特に、本実施例ではデータ一貫性保証時刻
を管理する副側情報記憶制御装置115をマスタ、その
他の副側情報記憶制御装置をスレイブと呼ぶ。すなわ
ち、マスタには全ての複写データが正側情報記憶制御装
置から送られ、マスタは送られてきた全ての複写データ
に関するデータ一貫性保証時刻を管理し、最終的に複写
が行われる副側情報記憶制御装置がスレーブである場合
には、複写データをスレーブに送る。スレーブではデー
タ一貫性保証時刻の管理は行わない。図5では、複写デ
ータをすべてマスタに集める構成例が示されているが、
もちろん複写データは本来の複写先であるスレイブにも
送り、その書込時刻を直接正側情報記憶制御装置或いは
スレイブよりマスタに与える構成でも構わない。
【0021】マスタ副側情報記憶制御装置115は正側
情報記憶制御装置105より送られた複写データを受け
取ると、ライトデータ制御部501にて中間データとし
てマスタ内のキャッシュメモリ106に格納する(ステ
ップ560)。続いて、制御用メモリ107から、当該
中間データを管理する書込データ管理情報300のエリ
アを確保し、書込アドレス301、302には、正式デ
ータ化した際のディスク装置110への格納先を、また
キャッシュメモリ上格納アドレス303には、当該中間
データが格納されているキャッシュメモリ上のアドレス
を設定する。同時に書込データ長304、当該データを
共に転送される書込受付IDや書込時刻を各々エリア3
05、306に設定する。また、エリア307には中間
データ表示フラグをセットする(ステップ562)。本
発明においては、特に中間データ表示フラグを設けず、
中間データを特定のメモリ領域に集めたり、中間データ
をキュー状に管理しても構わない。当該中間データにお
ける書込データ管理情報300が確定すると、マスタ副
側情報記憶制御装置115は、正側情報記憶制御装置1
05に向けて、受領報告を行う(ステップ564)。そ
のあと、当該複写データの書込時刻を中間データにおけ
る最新書込時刻として、該当するペアグループに対する
副側のペアグループ別情報330の最新書込み時刻33
7に登録する(ステップ566)。
【0022】また、データ一貫性判定部503は、ある
周期で適当にデータ一貫性保証時刻を定め、各ペアグル
ープのペアグループ別情報内のエリア338(マスタ副
側情報記憶制御装置115のエリア)を更新する(ステ
ップ568)。ステップ568により新たにデータ一貫
性が保証されたデータに対しては中間データフラグをリ
セットするなどして、中間データ属性を一貫性保証デー
タ属性に変更する(ステップ570)。そのあと、各ペ
アグループに対する最新書込時刻337と最新のデータ
一貫性保証時刻338との差を求め、これをデータ残留
許容時間335と比較する(ステップ572)。なお、
エリア335の情報は、予め正側の情報処理装置100
やサービスプロセッサ108や、副側に接続されている
サービスプロセッサないし、情報処理装置100を介し
て与えられる。もし、指定された許容時間を超過してい
た場合は、当該ペアグループに対する複写処理を中断ま
たは制限する(ステップ574)。具体的には、制限す
る場合には、正側からの複写データの流入を拒否、或い
は制限し(ステップ576)、特に複写処理を中断する
場合は、副側における当該ペアグループに属するペア、
及び、ペアグループの状態(エリア333、322)を
「中断」状態に切り替える(ステップ578)。同時
に、当該ペアグループを含む各正側情報記憶制御装置1
05に副側状態変更を割り込み通知等によって通達する
(ステップ580)。
【0023】また、本実施例においては、図6にあるよ
うに、正側情報記憶制御装置から、最新書込時刻337
を書込データとは別に定期的に転送するか、書込データ
に正側の最新書込時刻337を付加して転送することに
より(ボックス650)、データ残留許容時間をより厳
密に保証できるようにし、或いは、第一の実施例と組み
合わせて正側でのデータ残留許容時間と副側でのデータ
残留許容時間の和を採ってデータ残留許容時間とし、正
側情報記憶制御装置105に入った最新の書込データの
最新書込時刻とデータ一貫性保証時刻とから得られるデ
ータ残留許容時間をより厳密に保証できるようになる。
【0024】次に、第三の実施例を挙げる。図7は第三
の実施例の概略を表わす。第三の実施例の処理の流れ
は、根本的には、第一の実施例の処理の流れと類似して
いるため、処理の流れについての詳細な説明は省略し、
特に、相違点のみについて説明する。本実施例では、書
込時刻ではなく、一回の書込要求を単位として、ある要
求数分のデータが残存した場合、当該ペアグループの複
写処理を中断または制限している。これによって、書込
時刻を特に必要とせず、本発明が解決しようとする課題
をクリアすることができる。ここでは、特にペアグルー
プ別情報330として、エリア335にデータ残留許容
時間の代わりにデータ残存許容閾値(一回のデータ書込
要求を1回と換算)を、またエリア336に最古書込時
刻の代わりに対副側未複写データ数を設定する。実際に
は、書込データをキャッシュメモリに格納し、書込デー
タ管理情報を確定、受領報告を行った後(ステップ76
0、762、764)、未複写データ残存数をフェッチ
し、当該書込要求分を加算して(ステップ766)、デ
ータ残留許容閾値と比較する(ステップ768)。その
結果、許容閾値を超過した場合、当該ペアグループに対
する複写を中断または制限する。本データ残存許容閾値
を利用した実施例は、時間単位として挙げた第二の実施
例にも、ほぼそのまま適用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は、1台以上からなる情報記憶制
御装置の間で、情報処理装置が発行する情報書込要求に
対する応答性能に影響を与えることがなく、非同期に更
新データを2次データとして自分自身または異なった制
御装置に複写あるいは圧縮保存する機能に関して、保存
データの一貫性を、ある条件内に保証・維持することが
できる。また、データの一貫性に関する有為性を失うこ
となく、データ回復の面からもその負担をある限度内に
押さえることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における情報記憶システムの構成例を示
す図である。
【図2】RAID構成にあるような複数の物理デバイス
に跨って定義される論理デバイスの概要を示した図であ
る。
【図3】制御用メモリに書き込まれる管理情報を具体的
に示す図である。
【図4】第一の実施例における処理フローを示す図であ
る。
【図5】第二の実施例における処理フローを示す図であ
る。
【図6】第二の実施例における他の処理フローを示す図
である。
【図7】第三の実施例における処理フローを示す図であ
る。
【符号の説明】
100 情報処理装置 101 CPU 102 主記憶 103 チャネル 105 正側情報記憶制御装置 106 キャッシュメモリ 107 制御用メモリ 108 サービスプロセッサ(SVP) 109 情報転送路(通信ケーブル) 110 ディスク装置 115 副側情報記憶制御装置 201 論理ディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小出 雄 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 (72)発明者 才津 靖 神奈川県横浜市中区尾上町6丁目81番地 日立ソフトウェアエンジニアリング株式会 社内 (72)発明者 長澤 光男 神奈川県小田原市国府津2880番地 株式会 社日立製作所ストレージシステム事業部内 Fターム(参考) 5B082 DE04 HA03 HA05

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段と、前記書込データ及び該書込時刻
    を前記一台以上の副側情報記憶制御装置に転送する手段
    を有し、 前記副側情報記憶制御装置は、前記正側情報記憶制御装
    置から転送される書込データ及び書込時刻を受け記憶す
    る手段を有し、 前記正側情報記憶制御装置は、書込データの一貫性を保
    証する必要のあるデータセット単位において、書込デー
    タ転送先である前記副側情報記憶制御装置に転送すべき
    未転送の書込データ群の中で、付加されている書込時刻
    の最新及び最古の時刻の時間差が予め設定された一定時
    間以上に達したとき、前記情報処理装置からの書込要求
    を制限、或いは、書込データ転送先の前記副側情報記憶
    制御装置に向けてのデータの書込みを制限または中断す
    る手段を有することを特徴とする情報記憶システム。
  2. 【請求項2】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段と、前記書込データ及び該書込時刻
    を前記一台以上の副側情報記憶制御装置に転送する手段
    を有し、 前記副側情報記憶制御装置は、前記正側情報記憶制御装
    置から転送される書込データ及び書込時刻を受け記憶す
    る手段を有し、 前記副側情報記憶制御装置は、書込データの一貫性を保
    証する必要のあるデータセット単位において、書込デー
    タ転送元である前記正側情報記憶制御装置より転送され
    た書込データ群の中での最新の書込時刻とデータ一貫性
    保証時刻との時間差、或いは書込データ転送元である前
    記正側情報記憶制御装置より転送された書込データ群の
    中での最新の書込時刻と一貫性が未だ保証されないデー
    タ群の中での最古時刻との時間差が予め設定された一定
    時間以上に達したとき、前記情報処理装置からの書込要
    求を制限、或いは、書込データ転送元である前記正側情
    報記憶制御装置から書込データ転送先である該副側情報
    記憶制御装置に向けての書込データの転送を制限または
    中断をする手段を有することを特徴とする情報記憶シス
    テム。
  3. 【請求項3】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段と、前記1台以上の副側情報記憶制
    御装置に向けて前記書込データ及び書込時刻を転送し、
    あわせて書込データの一貫性の保証を必要とするデータ
    セット単位において、前記副側情報記憶制御装置に向け
    て転送を完了していない書込データ群の中での書込時刻
    の最新値を転送する手段を有し、 前記副側情報記憶制御装置が、書込データ転送元である
    前記正側情報記憶制御装置より、前記書込データ及び書
    込時刻を受け記憶する手段、及び書込データの一貫性の
    保証を必要とされるデータセット単位に最新の書込時刻
    を受領する手段とを有し、 前記各副側情報記憶制御装置は、各々書込データの一貫
    性の保証を必要とするデータセットの範囲において、書
    込データ転送元から最近受領した前記最新書込時刻と、
    データ一貫性保証時刻との時間差が予め設定された一定
    時間以上に達したとき、前記情報処理装置からの書込要
    求を制限、或いは、書込データ転送元である前記正側情
    報記憶制御装置から書込データ転送先である該副側情報
    記憶制御装置に向けての書込データの転送を制限または
    中断をする手段を有することを特徴とする情報記憶シス
    テム。
  4. 【請求項4】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段と、前記書込データ及び該書込時刻
    を前記一台以上の副側情報記憶制御装置に転送する手段
    と、書き込みデータの一貫性の保証を必要とするデータ
    セット単位におけるデータ一貫性保証時刻を書込データ
    転送先の1台以上の前記副側情報記憶制御装置より受取
    る手段とを有し、 前記副側情報記憶制御装置は、書込データ転送元である
    前記正側情報記憶制御装置より、前記書込データ及び書
    込時刻を受け記憶する手段、及び書込データの一貫性の
    保証を必要とされるデータセット単位におけるデータ一
    貫性保証時刻を書込データ転送元である前記情報記憶制
    御装置に送る手段とを有し、 前記正側情報記憶制御装置は、書込データの一貫性の保
    証を必要とするデータセットにおいて、書込データ転送
    先である前記副側情報記憶制御装置に向けて転送を完了
    していない書込データ群の中での書込時刻の最新値と、
    書込データの転送先である前記各副側情報記憶制御装置
    より各々最近に受領したデータ一貫性保証時刻のうち最
    古の時刻との時間差が予め設定された一定時間以上に達
    したとき、前記情報処理装置からの書込要求を制限、或
    いは、書込データ転送元である前記正側情報記憶制御装
    置から書込データ転送先である該副側情報記憶制御装置
    に向けての書込データの転送を制限または中断をする手
    段を有することを特徴とする情報記憶システム。
  5. 【請求項5】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記情報処理装置からの
    データの書込要求を受け該書込データを記憶する手段
    と、 書込データの一貫性の保証を必要とするデータセット範
    囲に対して、書込データ転送先である1台以上からなる
    前記副側情報記憶制御装置に向けて転送を完了していな
    い書込データの残存量を算出する算出手段と、 前記算出手段で算出した量が予め設定された一定量(閾
    値)以上に達したとき、前記情報処理装置からの書込要
    求を制限、或いは、書込データ転送先の前記副側情報記
    憶制御装置に向けてのデータの書込みを制限または中断
    する手段を有することを特徴とする情報記憶システム。
  6. 【請求項6】 メモリと1台以上の情報記憶装置を夫々
    が有する複数の情報記憶制御装置から構成される情報記
    憶システムであって、 前記複数の情報記憶制御装置は、情報処理装置からのデ
    ータの書込要求を受け該書込データを記憶する一台以上
    の情報記憶制御装置(以下、正側情報記憶制御装置とい
    う)と、正側情報記憶制御装置から前記書込データを転
    送され記憶する一台以上の情報記憶制御装置(以下、副
    側情報記憶制御装置という)とからなり、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段と、前記書込データ及び該書込時刻
    を前記一台以上の副側情報記憶制御装置に転送する手段
    を有し、 前記副側情報記憶制御装置は、前記正側情報記憶制御装
    置から転送される書込データ及び書込時刻を受け記憶す
    る手段と、書込データの一貫性の保証を必要とするデー
    タセットの範囲において、書込データ転送元より受領し
    た書込データでデータ一貫性保証時刻よりも新しい書込
    時刻をもつ全データの量を算出する算出手段と、該算出
    手段で算出した量が予め設定された一定量(閾値)以上
    に達したとき、前記情報処理装置からの書込要求を制
    限、或いは、書込データ転送先の前記副側情報記憶制御
    装置に向けてのデータの書込みを制限または中断する手
    段を有することを特徴とする情報記憶システム。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項4または請求項6の
    いずれかの請求項記載の情報記憶システムにおいて、 前記正側情報記憶制御装置は、前記書込要求に含まれる
    前記情報処理装置が書込要求を発行した時刻である書込
    時刻を取得する手段に代えて、前記情報処理装置からの
    書込要求を受付けた時刻を計り、該時刻を書込時刻とし
    て取得する手段を有することを特徴とする情報記憶シス
    テム。
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