JP4719802B2 - ストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステム - Google Patents

ストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステム Download PDF

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Description

本発明は、ストレージデバイスをグループ化し、グループ内のストレージデバイス間でユーザデータの分散や冗長化を行なわせるストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムに関する。
従来、複数のストレージデバイスをグループ化し、グループ内のストレージデバイス間でデータの分散や冗長化を行なうことでストレージシステムの信頼性やアクセス速度を向上する技術が利用されてきた。
かかるストレージシステムとして、例えば、ストレージデバイスにハードディスクを用いるRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)が知られている。RAIDは、複数台のハードディスクを組み合わせることで仮想的な1台のハードディスクとして運用する技術であり、RAID0〜RAID6の7種類のレベルが定義されている。RAID0〜RAID6のうち、特にRAID0、RAID1、RAID5、RAID6がよく利用される。
RAID0は、複数台のハードディスクに、データを分散して読み書きし、高速化したものである。RAID1は、複数台のハードディスクに同時に同じ内容を書き込むミラーリングを行なってデータを冗長化し、耐障害性を向上したものである。RAID5は、複数のハードディスクに誤り訂正符号データと共にデータを分散させて記録することで、耐障害性とアクセス性能を共に向上したものである。RAID6は、RAID5の信頼性を更に向上したものであり、冗長データを2種類作成して2つのディスクに記録することで、2重障害に対応でき、同時に2ドライブが故障しても復元できる。
RAID1、RAID5、RAID6では、一部のハードディスクが故障しても論理ディスクは稼動できる。そして故障が発生した場合、論理ディスクを稼働させたまま故障したハードディスクを取り外して代わりのハードディスクに交換することにより装置を停止することなく運用を続けることができる。装置が稼働中に接続しなおして、即座に利用できるよう設けられた予備用のディスクがスペアディスクである。
なお、ストレージシステムが複数のグループを構成し、各グループをそれぞれ仮想的なディスクとして取り扱う場合、スペアディスクはグループ間で共用することができる。
また、RAIDグループを動作させつつ、新たなディスクを追加して同一のRAIDレベルのままでグループ全体のディスク容量を増加させる構成変更や、RAIDレベルを変更する構成変更を行なう、所謂LDE(Logical Device Expansion)も知られている。
特開2004−213064号公報 特開2007−323251号公報 特開2007−323252号公報 特開2003−108316号公報
ストレージグループの構成変更を行なう場合、旧構成に基づいて論理ディスクからデータを読み出し、読み出したデータを一時的にバッファ上に格納してから、新構成に基づいて論理ディスクにデータを書き込む。この読み出してから書込みが終了するまでの間に、一時的にバッファ上にしかデータが存在しない状況が発生する。
具体的には、バッファから新構成の論理ディスクへの書き込みの処理中には、実際のディスクにどこまで書き込まれたかが不明であるため、書き込み処理対象であるディスク上のデータは信頼できない状態となっている。
そのため、バッファとして使用しているメモリの故障や、停電時にバッテリーバックアップが機能しない状態などが発生した場合に、バッファ上のデータが消失する可能性があるという問題点があった。
また、従来の技術では、ストレージグループの構成変更を一旦開始すると、処理途中で構成変更を中止し、元の構成に戻すことができなかった。そのため、オペレーションミスやシステム運用条件の変更などで構成変更の取り消しが求められる場合に対応することができないという問題点があった。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、構成変更中のデータ消失の防止や、構成変更を中断して元の構成に復旧することができるストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムを提供することを目的とする。
本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムは、ストレージデバイスのグループの構成変更を行なう場合に、ストレージデバイスにおける障害発生時に使用するスペアストレージを構成変更用に確保し、グループの構成変更処理にかかるデータを確保したスペアストレージに書き込み、グループの構成変更が中断した場合にはスペアストレージに書き込んだデータを用いてグループの構成変更の継続もしくはグループの変更開始前の状態への復旧を行なう。
本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムの一つの態様によれば、構成変更中のデータ消失の防止や、構成変更を中断して元の構成に復旧することができるストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムを得ることができるという効果を奏する。
図1は、実施例にかかるストレージシステムの概要構成を示す概要構成図である。 図2は、RAIDグループの構成変更処理におけるバッファの利用について説明する説明図である。 図3は、RAID管理テーブル12aの具体例について説明する説明図である。 図4は、ディスク管理テーブル12bの具体例について説明する説明図である。 図5は、バッファ管理テーブル12cの具体例について説明する説明図である。 図6は、構成変更の開始処理について説明するフローチャートである。 図7は、構成変更の実行中にディスク故障が発生した場合のストレージコントローラの処理動作を説明するフローチャートである。 図8は、構成変更の具体例について説明する説明図である。(その1) 図9は、構成変更の具体例について説明する説明図である。(その2) 図10は、構成変更の具体例について説明する説明図である。(その3)
以下に、本願の開示するストレージ管理装置、ストレージ管理方法およびストレージシステムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例によりこの発明が限定されるものではない。
図1は、実施例にかかるストレージシステムの概要構成を示す概要構成図である。図1に示したストレージシステムは、ストレージ管理装置であるストレージコントローラ10,20,30,40を有する。ストレージコントローラ10は、ユーザデータを格納するストレージデバイス、所謂ストレージとして機能するディスクD11〜18と接続している。同様に、ストレージコントローラ20は、ディスクD21〜28と接続し、ストレージコントローラ30は、ディスクD31〜38と接続し、ストレージコントローラ40は、ディスクD41〜48と接続している。
ストレージコントローラ10は、その内部に主制御部11とメモリ12を有する。さらに主制御部11は、その内部にアクセス処理部13、冗長性復旧処理部14、ディスク管理部15およびRAID構成変更処理部16を有する。主制御部11が有する各処理部は、それぞれワイヤードロジックやPLD(Programmable Logic Device)などで実現してもよいし、主制御部11をCPU(Central Processing Unit)などの演算装置で実現し、各処理をソフトウェアで実現してもよい。
アクセス処理部13は、図示しないホスト、ホストからのストレージに対するアクセス要求を処理する。また、ストレージコントローラ10は、配下のディスクD11〜18、および他のストレージコントローラと接続している。アクセス処理部13は、ストレージコントローラ10に接続されたディスクに限らず、他のストレージコントローラに接続されたディスクにもアクセス可能である。
ここで、ストレージシステムが有するディスクD11〜18,D21〜28,D31〜38,D31〜38は、RAIDグループとしてグループ化されている。図1では、一例として、ディスクD11,D21,D31,D41の4つのディスクが1つのRAIDグループG1を構成している。
したがって、ホストは、グループG1に属するディスクを1つの仮想的なストレージと認識してアクセスすることになる。
ディスク管理部15は、ディスクとRAIDグループとを管理する。ディスク管理部15は、RAIDグループについてはグループの状態と所属するディスクなどを管理する。またディスク部15は、各ディスクについてディスクの状態、すなわちRAIDグループに属しているか、スペアディスクとして設定されているか、などを管理する。詳細については後述する。
アクセス処理部13は、ディスク管理部15によって管理されたRAIDグループの状態を参照し、ホストからの論理ストレージへのアクセスを物理ストレージであるディスクへのアクセスに変換して処理する。
冗長性復旧処理部14は、冗長性のあるRAIDグループ内で稼働中のディスクに障害が発生して冗長性が低下した、もしくは失われた場合に、障害が発生したディスクとスペアディスクとして設定されたディスクとを置き換えてRAIDグループの冗長性を復旧する。
RAID構成変更処理部16は、RAIDグループのディスクの増減やRAIDレベルを変更する、所謂LDEを行なう処理部である。例えば、RAID構成変更処理部16は、RAIDグループを動作させつつ、すなわちホストからのアクセスを受け入れつつ、新たなディスクを追加して同一のRAIDレベルのままでグループ全体のストレージ容量を増加させる構成変更や、RAIDレベルを変更する構成変更を行なう。
ここで、RAID構成変更処理部16は、RAIDグループの構成変更を実行する際に、旧構成のディスクから読み出したデータを未使用のスペアディスクに格納することでRAIDグループの構成変更処理にかかるデータを冗長化する。
この構成変更にかかるデータの冗長化を実現するため、RAID構成変更処理部16は、スペアディスク確保部16a、変更処理冗長化部16bおよび変更処理復旧処理部16cを有する。
スペアディスク確保部16aは、RAIDグループの構成変更を開始する際に、スペアディスクとして設定され、かつ使用されていないディスクを構成変更処理の冗長化用に確保する。
変更処理冗長化部16bは、旧構成から読み出され、バッファ上に書き込まれたデータ、すなわちRAIDグループの構成変更処理にかかるデータをスペアディスク確保部16aが確保したスペアディスクに書き込むことで、構成変更処理を冗長化する。
変更処理復旧処理部16cは、RAIDグループの構成変更が中断した場合に、スペアディスクに書き込んだデータを用いてRAIDグループの構成変更の継続、もしくはRAIDグループの変更開始前の状態への復旧を行なう。
メモリ12は、ストレージコントローラ10が内部で使用する各種データを保持する記憶部であり、その内部にRAID管理テーブル12a、ディスク管理テーブル12b、バッファ管理テーブル12c、第1バッファ12d、第2バッファ12eを記憶している。なお、ここではRAID管理テーブル12a、ディスク管理テーブル12b、バッファ管理テーブル12c、第1バッファ12d、第2バッファ12eを全てメモリ12内に保持する構成を例示しているが、各々の情報は専用の記憶部を設けてもよいし、適宜組み合わせて複数の記憶部に分散して保持してもよい。
RAID管理テーブル12aは、ディスク管理部15がRAIDグループの管理に使用するテーブルであり、ディスク管理テーブル12bは、同じくディスク管理部15がディスクの管理に使用するテーブルである。
バッファ管理テーブル12cは、RAID構成変更処理部16がRAIDグループの構成変更時に使用するバッファを管理するテーブルであり、第1バッファ12dと第2バッファ12eが構成変更時にバッファとしてデータが書き込まれる領域である。
ストレージコントローラ20,30,40は、ストレージコントローラ10と同一の構成であるので、ストレージコントローラ20,30,40の構成については説明を省略する。
つぎに図2を参照し、RAIDグループの構成変更処理におけるバッファの利用について説明する。図2に示した例は、RAID5(3+1)からRAID5(4+1)への変更である。
RAID5(3+1)は、4本のディスクのうち、3本分の容量をデータ保存用に使用して、1本分の容量を冗長化データの保存に使用する。同様にRAID5(4+1)は、5本のディスクのうち、4本分の容量をユーザデータ保存用に使用して、1本分の容量を冗長化データの保存に使用する。そして、RAID5では、ユーザデータについても、冗長化データについても各ディスクに分散して保存する。
より詳細には、ディスクに対するアクセス単位を各ディスクから1単位ずつ取得したものが1ストライプであり、RAIDグループに対する読み書きの単位となる。そして、各ストライプには1つずつ冗長化データが存在し、いずれのディスクが冗長化データを保持しているかはストライプごとに異なる。なお、RAID5での冗長化データには排他的論理和によるパリティを用いることが一般的であるので、以降、RAID5での冗長化データをパリティとして説明する。また、ディスクに対するデータの読み書きの説明については、上述した読み書き単位をデータ1つ分として説明する。
RAID5(3+1)からRAID5(4+1)に構成を変更する場合、旧構成であるRAID5(3+1)からユーザデータを読み出して一旦バッファに格納する。この旧構成からの読み出しは旧構成のストライプ単位で行なう。そして読み出しは冗長化データであるパリティを除いたユーザデータに対して行なう。したがって、旧構成がRAID5(3+1)であればディスクから読み出されるデータ数は3の倍数(読み書き単位3つ分の倍数のデータ)となる。
バッファに格納したユーザデータは、その後、ディスクを1本追加した新構成RAID5(4+1)に書き戻され、新構成でのパリティが計算される。この新構成への書き戻しは新構成のストライプ単位で行なう。そのため新構成がRAID5(4+1)であればディスクに書き込むデータは、アクセス単位4つ分のユーザデータにアクセス単位1つ分のパリティを加えたアクセス単位5つ分の倍数のデータとなる。
このように、旧構成からの読み出しは旧構成のストライプ単位で行ない、新構成への書き込みは新構成のストライプ単位で行なう。そのため、旧構成から読み出してバッファに格納するデータ数、またバッファから新構成に書き戻すデータ数を、旧構成の1ストライプ内のデータ数と新構成の1ストライプ内のデータ数との公倍数とすることが好ましい。
例えば、RAID5(3+1)からRAID5(4+1)に構成変更する場合、旧構成の1ストライプ内のデータ数である3と新構成の1ストライプ内のデータ数である4との公倍数である12を用い、旧構成から4ストライプ分のデータを読み出して新構成に3ストライプ分のデータを書き込むようにすれば、読み書きのデータ数を揃えることができる。
なお、RAIDグループに対する1回のアクセスでのデータ数にも上限があるので、旧構成の1ストライプ内のデータ数と新構成の1ストライプ内のデータ数との公倍数のうち、1アクセスでの上限以下の最大の値を用いることが好適である。
つぎにメモリ12に格納する各種データの具体例について説明する。図3は、RAID管理テーブル12aの具体例について説明する説明図である。図3に示した管理テーブル12aは、「RAIDグループ番号」、「RAIDレベル」、「RAIDグループステータス」、「メンバーディスク数」、「メンバーディスク」、「構成変更モード」、「構成変更優先度」の各項目を有する。
「RAIDグループ番号」は、ストレージシステム内でRAIDグループを識別する番号であり、「RAIDレベル」はそのRIADグループのRAIDレベルを、「RAIDグループステータス」は、そのRAIDグループの状態を示す。RAIDグループステータスの値としては、正常な状態を示すAvailable、ディスク故障によって冗長性が失われた状態を示すExposed、RAIDグループが使用できない状態を示すBroken、データ復元中の状態を示すRebuild、などがある。
「メンバーディスク数」は、RAIDグループに所属するディスクの数を示す値であり、「メンバーディスク」は、RAIDグループに所属する各ディスクの番号である。
「構成変更モード」は、RAID構成変更処理部16が構成変更を行なう際のスペアディスクの扱いを設定する項目であり、可逆変換保証、サルベージ保証、スペア不使用のいずれかの値を取る。この値は、RAIDグループの作成時に選択することができ、また構成変更の実行中以外であれば随時変更可能である。
可逆変換保証は、構成変更にかかるデータの全てをスペアディスクに保持する、すなわち実施中の構成変更が完了するまでは新構成に書き戻されたデータについても保持することで、旧構成への差し戻しを可能とする。この可逆変換保証の構成変更では、RAIDグループ内のデータを全て保持するだけの容量のスペアディスク本数が必要となる。
サルベージ保証は、仕掛かり中領域のデータを1本のスペアディスクに保持することで、メモリ故障やバックアップ失敗による揮発性バッファ上のデータロストに対応するものである。このサルベージ保証の構成変更では、旧構成から読み出されたデータは、新構成に書き戻されるまではスペアディスク上に保持する。
スペア不使用は、スペアディスクを使用せず、構成変更にかかるデータを冗長化しない、従来の構成変更と同じ処理を実行することを示す。
すなわち、構成変更モードは、構成変更における冗長化の程度を示すものであり、構成変更の信頼度を3段階のレベルとして定義したものである。
「構成変更優先度」は、構成変更の冗長化にスペアディスクを使用している状態で、ディスク故障が発生した場合に、構成変更の信頼度レベルの維持を優先するか、ディスク故障対応、すなわち、RAIDグループの冗長性復旧を優先するかを示す項目である。
具体的には、構成変更優先度の項目は、構成変更優先、自グループのディスク故障対応優先、ディスク故障対応優先、のいずれかの値を取る。この値は、RAIDグループの作成時に選択することができ、また構成変更の実行中以外であれば随時変更可能である。
構成変更優先度の項目に構成変更優先を設定したRAIDグループは、構成変更が完了するまではスペアディスクを保持し、ディスク故障が発生した場合であってもスペアディスクをリビルド動作に使用しない。
構成変更優先度の項目に自グループのディスク故障対応優先を設定したRAIDグループは、構成変更中に自グループ内でディスク故障が発生した場合には、構成変更を冗長化するために使用していたスペアディスクを解放し、自グループ内のディスク故障対応を優先してRAIDグループの冗長性を復旧させる。しかし、他のグループでディスク故障が発生した場合ではスペアディスクを解放しない。
構成変更優先度の項目にディスク故障対応優先を設定したRAIDグループは、構成変更中にディスク故障が発生した場合には、故障が発生したディスクが他のグループであっても構成変更の冗長化に使用していたスペアディスクを解放し、RAIDグループの冗長性を復旧させる。
図4は、ディスク管理テーブル12bの具体例について説明する説明図である。図4に示したディスク管理テーブル12bは、「ディスク番号」、「ディスクステータス」、「付加情報ビット」、「所属RAIDグループ」の各項目を有する。なおここでは、付加情報をビットで管理しているが、付加情報はフラグなど任意の方法で管理することができる。
「ディスク番号」は、ストレージシステム内でディスクを識別する番号であり、「ディスクステータス」は、ディスクの状態を示す。ディスクステータスの値としては、正常な状態を示すAvailable、故障状態を示すBroken、RAIDグループに所属していない状態を示すPresent、データ復元中の状態を示すRebuild、スペアディスクに設定されていることを示すSpareなどがある。
「付加情報ビット」は、ディスクステータスに付加することでディスクの状態をさらに詳細に示すものであり、EnableIOビット、SMARTビット、LDEビット、QFビット、LDE_HSビットの5ビットである。
EnableIOビットは、アクセス処理部13からのアクセスを受付か可能であるか否かを示すビットである。SMARTビットは、ディスク単体での異常が発生しているか否かを示すビットである。LDEビットは、構成変更を実施中であるか否かを示すビットであり、例えば構成変更を実施中である場合に1、構成変更を実施中で無い場合に0の値をとる。QFビットは、フォーマットを実施中であるか否かを示すビットである。そして、LDE_HSビットは、構成変更の冗長化に使用中であるか否かを示すビットである。
したがって、ディスクステータスの値がSpareであるディスクについて、LDE_HSビットを確認すれば、そのスペアディスクが構成変更の冗長化に使われておらず、そのままRAIDグループの冗長化復旧に使用可能な状態であるのか、構成変更の冗長化に使用中でRAIDグループの冗長化復旧に使用するためには構成変更との競合解消が必要であるのかを判別することができる。
「所属RAIDグループ」は、そのディスクが所属するRAIDグループ番号である。スペアディスクである場合など、RAIDグループに所属していない場合には、この項目の値はブランクとする。
図5は、バッファ管理テーブル12cの具体例について説明する説明図である。図5に示したバッファ管理テーブル12cは、バッファアドレスと実アドレス、バッファグループを対応付け、さらにバッファ全体に対して使用中先頭アドレスと使用中最終アドレスの値を有する。
バッファアドレスは、構成変更時に旧構成から読み出したデータを新構成に書き戻すまでの間保持するバッファの仮想的なアドレスであり、実アドレスが仮想アドレスのメモリ上での実際の位置を規定している。そして仮想バッファは、リングバッファであり、使用中先頭アドレスが使用中の先頭位置を、使用中最終アドレスが使用中の最終位置を示している。
また、構成変更時にはバッファを第1バッファと第2バッファに分けて使用するので、バッファグループの値によって仮想のバッファアドレスと実アドレスが第1バッファとして使用中であるのか、第2バッファとして使用中であるのかを示している。なお、使用中最終アドレスから使用中先頭アドレスまでの間は使用していないアドレス範囲であるので、バッファグループの値はブランクである。
つぎに、構成変更の開始について説明する。図6は、構成変更の開始処理について説明するフローチャートである。RAID構成変更処理部16は、RAIDグループの構成変更を行なう場合にRAID管理テーブル12aを参照し、対象となるRAIDグループの構成変更モードが可逆変換保証であるか否かを判定する(S101)。
構成変更モードが可逆変換保証である場合(S101,Yes)、スペアディスク確保部16aは、構成変更前のRAID構成から可逆変換保証に使用するスペアディスクの本数を算出する(S102)。なお、構成変更モードが設定されたタイミングで、予めテーブル上に必要なスペアディスク数を記憶させておいてもよい。さらに、スペアディスク確保部16aは、ディスク管理テーブル12bを参照し、使用可能なスペアディスク数を求める(S103)。具体的には、スペアディスク確保部16aは、ディスクステータスがspareで、かつ付加情報ビットが構成変更を実施中でないことを示しているディスクの数を集計する。そして、使用可能なスペアディスクの数が必要な数以上であれば(S104,Yes)、RAID構成変更部16は可逆変換保証の構成変更を開始する(S105)。
一方、構成変更モードが可逆変換保証で無い場合(S101,No)、RAID構成変更処理部16は、RAID管理テーブル12aを参照し、対象となるRAIDグループの構成変更モードがサルベージ保証であるか否かを判定する(S106)。
構成変更モードがサルベージ保証である場合(S106,Yes)、スペアディスク確保部16aは、ディスク管理テーブル16bを参照し、使用可能なスペアディスクを検索する(S107)。使用可能なスペアディスクがあれば(S108,Yes)、RAID構成変更部16はサルベージ保証の構成変更を開始する(S109)。
そして、構成変更モードがスペア不使用である場合(S106,No)、構成変更モードが可逆変換保証であって使用可能なスペアディスクの数が必要な数に満たない場合(S104,No)、および構成変更モードがサルベージ保証であって使用可能なスペアディスクが無い場合(S108,No)、RAID構成変更部16は、スペア不使用の構成変更を開始する(S110)。
つぎに、構成変更の冗長化とRAIDグループの冗長性復旧との競合解消について説明する。図7は、構成変更の実行中にディスク故障が発生した場合のストレージコントローラの処理動作を説明するフローチャートである。
構成変更の実行中にディスク故障が発生すると、ストレージコントローラ10内部の冗長性復旧処理部14は、ディスク管理テーブル12bを参照し、冗長性復旧に使用可能なスペアディスク、すなわち、スペアディスクに設定されており、かつ構成変更の冗長化に使用されていないスペアディスクがストレージシステム内に存在するか否かを判定する(S201)。使用可能なスペアディスクが存在する場合(S201,Yes)、冗長性復旧処理部14は、使用可能なスペアディスクを使用して冗長性復旧処理を開始する(S207)。
使用可能なスペアディスクが無い場合(S201,No)、冗長性復旧処理部14は、RAID管理テーブル12aを参照し、故障したディスクが所属するRAIDグループがスペアディスクを使用した構成変更を実行中であるか否かを判定する(S202)。
故障したディスクが所属するRAIDグループがスペアディスクを使用した構成変更を実行中である場合(S202,Yes)、冗長性復旧処理部14はRAID管理テーブル12aの構成変更優先度を確認し、そのグループがスペアディスクを解放可能であるか否かを判定する(S203)。ここでは構成変更中のRAIDグループ内でディスク故障が発生しているので、構成変更優先度が自グループのディスク故障対応優先、もしくはディスク故障対応優先である場合にスペアディスク解放可能となる。
同一グループでスペアディスクを解放可能であれば(S203,Yes)、RAID構成変更処理部16は、構成変更前の旧構成がRAID1であるか否かを判定する(S204)。
旧構成がRAID1である場合(S204,Yes)、スペアディスク確保部16aが確保しているスペアディスクは1本であるので、スペアディスク確保部16aは、確保していたスペアディスクを解放し、変更処理冗長化部16bは、スペア不使用の構成変更として処理を継続する(S208)。
一方、旧構成がRAID1で無ければ(S204,No)、変更処理冗長化部16bは、仕掛かり中の拡張範囲、すなわち、旧構成から読み出してバッファ上に存在するデータを使用中のスペアディスクのうちの1本に格納する(S205)。その後、スペアディスク確保部16aは、バッファデータを格納したスペアディスク以外のスペアディスクを解放し、変更処理冗長化部16bは、サルベージ保証の構成変更として処理を継続する(S206)。そして、冗長性復旧処理部14は、スペアディスク確保部16aが解放したスペアディスクを使用して冗長性復旧処理を開始する(S207)。
そして、故障したディスクが属するRAIDグループがスペアディスクを使用した構成変更を実施中ではない場合(S202,No)、故障したディスクが属するRAIDグループの構成変更優先度からスペアディスクの解放ができない場合(S203,No)、冗長性復旧処理部14は、RAID管理テーブル12aを参照し、ストレージシステム内にスペアディスクを使用した構成変更を実行中のRAIDグループがあるか否かを判定する(S209)。
故障したディスクが所属するRAIDグループ以外にスペアディスクを使用した構成変更を実行中のRAIDグループが存在する場合(S209,Yes)、冗長性復旧処理部14はRAID管理テーブル12aの構成変更優先度を確認し、スペアディスクを使用した構成変更中のRAIDグループが、他のグループに対してスペアディスクを解放可能であるか否かを判定する(S210)。ここでは構成変更中のRAIDグループ外でディスク故障が発生していることになるので、構成変更優先度がディスク故障対応優先である場合にスペアディスク解放可能となる。
他のRAIDグループに解放可能なスペアディスクがある場合(S210,Yes)、RAID構成変更処理部16は、スペアディスクを解放可能なRAIDグループに、構成変更前の旧構成がRAID1以外のものがあるか否かを判定する(S211)。
RAID1以外の構成からスペアディスクを解放できる場合(S211,Yes)、変更処理冗長化部16bは、そのRAIDグループの仕掛かり中の拡張範囲、すなわち、旧構成から読み出してバッファ上に存在するデータを、使用中のスペアディスクのうちの1本に格納する(S205)。その後、スペアディスク確保部16aは、バッファデータを格納したスペアディスク以外のスペアディスクを解放し、変更処理冗長化部16bは、サルベージ保証の構成変更として処理を継続する(S206)。そして、冗長性復旧処理部14は、スペアディスク確保部16aが解放したスペアディスクを使用して冗長性復旧処理を開始する(S207)。
一方、スペアディスクを解放できるRAIDグループの旧構成がRAID1である場合(S211,No)、確保しているスペアディスクは1本であるので、スペアディスク確保部16aは、確保していたスペアディスクを解放し、変更処理冗長化部16bは、スペア不使用の構成変更として処理を継続する(S208)。そして、冗長性復旧処理部14は、スペアディスク確保部16aが解放したスペアディスクを使用して冗長性復旧処理を開始する(S207)。
つぎに、ストレージコントローラ10による構成変更の具体例について説明する。ここでは、RAID(3+1)からRAID(4+1)にサルベージ保証で構成変更する場合を例示する。旧構成のRAID(4+1)は、ディスクD11,21,31,41からなる。この構成に新たにディスクDxを加えてRAID(4+1)とする。また、構成変更にかかるデータの一時的な保持にはバッファBfを用いる。さらに、スペアディスク確保部16は、構成変更の開始時点にスペアディスクとしてディスクDsを確保している。
まず、図8に示したように、RAID構成変更処理部16は、旧構成から2ストライプ分のデータを読み出してバッファBfに格納する。ここで、ディスクD41の一つ目のデータとディスクD31の2つ目のデータはパリティであるので読み出さず、旧構成から読み出すデータ数は6となる。RAID構成変更処理部16は、読み出したデータをバッファBfに格納し、格納した領域を第1バッファ12dとする。
バッファBfへの格納は、より詳細には、必要なバッファの数だけバッファ管理テーブル12cの使用中最終アドレスを加算する。この加算において、最終アドレスに達した場合には続きはバッファアドレス「0」からカウントする。この加算によって使用中最終アドレスが使用中先頭アドレスを追い越さなければバッファの獲得が成功する。RAID構成変更処理部16は、獲得したバッファのバッファグループの値を第1バッファとし、獲得した第1バッファに旧構成から読み出したデータを格納する。
つぎに、変更処理冗長化部16bが、第1バッファ12dから4つ分のデータを読み出してディスクDsに書き込むことで第1バッファ12dのデータを冗長化し、RAID構成変更処理部16は旧構成から2ストライプ分のデータを読み出してバッファBfに第2バッファ12eとして格納する。
このように、第1バッファからスペアディスクへの書き込みと旧構成から第2バッファへの読み出しとを並行して行なうことで、バッファからスペアディスクへの冗長化を行なわない構成変更処理に対して処理遅延が発生することを防ぐことができる。
また、バッファからディスクDsへの書き込みを行なうデータ数を4としたのは、新構成への書き戻しが1ストライプ分、すなわちデータ数が4であることに対応したものである。
つづいて、図9に示したように、RAID構成変更処理部16はバッファBfの第1バッファ12dから新構成の1ストライプ分に相当する4つ分のデータを読み出して新構成のディスクD11,21,31,41に書き戻すとともに、パリティを計算してディスクDxに書き込む。
旧構成から読み出すデータ数と新構成に書き戻すデータ数とを一致させることができる場合、すなわち、旧構成の1ストライプあたりのデータ数と新構成の1ストライプあたりのデータ数との公倍数にRAIDグループアクセスの上限以下の値がある場合には、第1バッファの全てを一度に書き戻すことができる。
しかし、図9で示した例では、旧構成からの読み出しデータ数が6、新構成への書き戻しデータ数が4で一致していない。そのため、新構成への書き戻しを行なった後、第1バッファ12dにデータが2つ分残ることとなる。変更処理冗長化部16bは、第1バッファ12dからの書き戻し後に残されたデータを第2バッファ12eの先頭部分とするバッファ調整を行なったうえで、第1バッファ12dを解放する。バッファの解放は、バッファ管理テーブル12cにおいて、使用中先頭アドレスを加算することで行なう。この加算において、最終アドレスに達した場合には続きはバッファアドレス「0」からカウントする。使用中先頭アドレスは、使用中開始アドレスに一致することはあるが、追い越すことは無い。
つづいて、図10に示したように、変更処理冗長化部16bが、第2バッファ12eから4つ分のデータを読み出してディスクDsに書き込むことで第2バッファ12eのデータを冗長化し、RAID構成変更処理部16は旧構成から2ストライプ分のデータを読み出してバッファBfに第1バッファ12dとして格納する。なお、バッファBfとスペアディスクDsはリング状に使用しており、記憶領域の終端まで書き込んだ後は次のデータを先頭から書き込んでいく。
その後、RAID構成変更処理部16はバッファBfの第2バッファ12eから新構成の1ストライプ分に相当する4つ分のデータを読み出して新構成のディスクD11,21,31およびDxに書き戻すとともに、パリティを計算してディスクD41に書き込む。そして、変更処理冗長化部16bは、第2バッファ12eからの書き戻し後に残されたデータを第1バッファ12dの先頭部分とするバッファ調整を行なったうえで、第2バッファ12eを解放する。
以降、RAID構成変更処理部16は、第2バッファへの読み出しと第1バッファの冗長化、第1バッファの書き戻しとバッファ調整、第1バッファへの読み出しと第2バッファの冗長化、第2バッファの書き戻しとバッファ調整、を繰り返すことで構成変更を進めていく。
上述してきたように、本実施例では、RAIDグループの構成変更を行なう場合に、旧構成から読み出したデータをバッファ上に置いた上で、データをスペアディスクに書き込んで冗長化する。このとき構成変更実施中のデータはRAIDグループを構成するディスク、スペアディスクおよびバッファ上に存在している。その後、データを新構成としてRAIDグループを構成するディスクに書き戻すので、新構成への書き込み中にバッファ上のデータに異常が生じた場合も、変更処理復旧処理部16cがスペアディスクからデータを読み出して変更処理の継続が可能となる。また、十分な数のスペアディスクを確保して構成変更にかかるデータを全て保持する可逆変換保証では、変更処理復旧処理部16cがスペアディスクからデータを読み出して旧構成として書き戻すことにより、任意のタイミングで構成変更を中止して旧構成に戻すことができる。
また、構成変更処理に使用するバッファを2つの群に分け、旧構成から読み出したデータをバッファの一方に書き込んでいる間に他方のバッファからスペアディスクへの書き込みを行なうことで、スペアディスクへの書き込み処理が追加されることによる処理遅延の影響を抑制している。
さらに、RAIDグループにおける冗長性確保用に用意したスペアディスクを構成変更処理の冗長化に用いるとともに、RAIDグループにおける冗長性確保と構成変更処理の冗長化との間の優先関係を規定することによって、システム構築に要するコストを上昇させることなく構成変更中のデータ消失を防止し、また、構成変更を中断して元の構成に復旧することができる。
なお、本実施例ではハードディスクをストレージデバイスとして用いるRAIDシステムを例に説明を行なったが、開示の技術はこれに限定されるものではなく、任意の記録媒体を用いて実施することができるものである。
以上の各実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)ユーザデータを格納するデータストレージと、前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージとを管理するストレージ管理装置であって、
前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なうグループ管理部と、
前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理部と、
前記データストレージのグループの構成変更を行なう構成変更処理部と
を備え、
前記構成変更処理部は、
前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保部と、
前記グループの構成変更処理にかかるデータを前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化部と、
前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理部と
を備えたことを特徴とするストレージ管理装置。
(付記2)前記構成変更部は、前記グループの構成変更を行なう場合に、構成変更前のデータストレージから読み出した前記ユーザデータを第1バッファと第2バッファに交互に書き込み、前記変更処理冗長化部は、第2バッファに対する書き込み処理中に前記第1バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込み、前記第1バッファに対する書き込み処理中に前記第2バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込むことを特徴とする付記1に記載のストレージ管理装置。
(付記3)前記スペアストレージ確保部は、前記グループの構成変更において当該グループに属するデータストレージから読み出す全ユーザデータを格納可能な1以上のスペアストレージを確保することを特徴とする付記1または2に記載のストレージ管理装置。
(付記4)前記スペアストレージ確保部は、前記グループの構成変更において当該グループに属するデータストレージから読み出したユーザデータを構成変更後のデータストレージに書き戻すまで格納可能なスペアストレージを確保することを特徴とする付記1または2に記載のストレージ管理装置。
(付記5)前記スペアストレージ確保部による前記スペアストレージの確保中に前記データストレージに障害が発生した場合、前記スペアストレージ確保部が少なくとも1つのスペアストレージを解放して前記データストレージ復旧処理部に提供し、前記変更処理冗長化部は使用するスペアストレージの数が少ない冗長化処理動作に変更して冗長化処理を継続することを特徴とする付記1〜4のいずれか一つに記載のストレージ管理装置。
(付記6)前記グループ管理部は、前記グループの各々について前記構成変更処理部によるグループの構成変更と前記データストレージ復旧処理部によるスペアストレージの割り当て処理との優先関係を設定し、前記グループ管理部は、いずれかのグループに属するデータストレージに障害が発生した場合に各グループの前記優先関係からいずれのグループからスペアストレージを解放するかを決定することを特徴とする付記5に記載のストレージ管理装置。
(付記7)前記構成変更処理部は、前記変更処理冗長化部が使用するスペアストレージを減少させた後に前記スペアストレージの解放を行なうことを特徴とする付記6に記載のストレージ管理装置。
(付記8)ユーザデータを格納するデータストレージと、前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージとを管理するストレージ管理方法であって、
前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なわせるグループ管理ステップと、
前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理ステップと、
前記データストレージのグループの構成変更を行なう構成変更処理ステップと
を含み、
前記構成変更処理ステップは、
前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保ステップと、
前記グループの構成変更処理にかかるデータを前記スペアストレージ確保ステップで確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化ステップと、
前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理ステップと
をさらに含んだことを特徴とするストレージ管理方法。
(付記9)ユーザデータを格納するデータストレージと、
前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージと、
前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なわせるグループ管理部と、
前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理部と、
前記データストレージのグループの構成変更を行なう構成変更処理部と
を備え、
前記構成変更処理部は、
前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保部と、
前記グループの構成変更処理にかかるデータを前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化部と、
前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理部と
を備えたことを特徴とするストレージシステム。
10,20,30,40 ストレージコントローラ
11 主制御部
12 メモリ
12a RAID管理テーブル
12b ディスク管理テーブル
12c バッファ管理テーブル
12d 第1バッファ
12e 第2バッファ
13 アクセス処理部
14 冗長性復旧処理部
15 ディスク管理部
16 RAID構成変更処理部
16a スペアディスク確保部
16b 変更処理冗長化部
16c 変更処理復旧処理部
D11〜18,D21〜28,D31〜38,D41〜48
G1 RAIDグループ

Claims (6)

  1. ユーザデータを格納するデータストレージと、前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージとを管理するストレージ管理装置であって、
    前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なうグループ管理部と、
    前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理部と、
    前記データストレージのグループの構成変更を行なう場合に、構成変更前のデータストレージから読み出したデータであるユーザデータを第1バッファと第2バッファに交互に書き込む構成変更処理部と
    を備え、
    前記構成変更処理部は、
    前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保部と、
    前記第2バッファに対する書き込み処理中に前記第1バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込み、前記第1バッファに対する書き込み処理中に前記第2バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化部と、
    前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理部と
    を備えたことを特徴とするストレージ管理装置。
  2. 前記スペアストレージ確保部は、前記グループの構成変更において当該グループに属するデータストレージから読み出す全ユーザデータを格納可能な1以上のスペアストレージを確保することを特徴とする請求項1記載のストレージ管理装置。
  3. 前記スペアストレージ確保部は、前記グループの構成変更において当該グループに属するデータストレージから読み出したユーザデータを構成変更後のデータストレージに書き戻すまで格納可能なスペアストレージを確保することを特徴とする請求項1記載のストレージ管理装置。
  4. 前記スペアストレージ確保部による前記スペアストレージの確保中に前記データストレージに障害が発生した場合、前記スペアストレージ確保部が少なくとも1つのスペアストレージを解放して前記データストレージ復旧処理部に提供し、前記変更処理冗長化部は使用するスペアストレージの数が少ない冗長化処理動作に変更して冗長化処理を継続することを特徴とする請求項1〜のいずれか一つに記載のストレージ管理装置。
  5. ユーザデータを格納するデータストレージと、前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージとを管理するストレージ管理方法であって、
    前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なわせるグループ管理ステップと、
    前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理ステップと、
    前記データストレージのグループの構成変更を行なう場合に、構成変更前のデータストレージから読み出したデータであるユーザデータを第1バッファと第2バッファに交互に書き込む構成変更処理ステップと
    を含み、
    前記構成変更処理ステップは、
    前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保ステップと、
    前記第2バッファに対する書き込み処理中に前記第1バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保ステップで確保したスペアストレージに書き込み、前記第1バッファに対する書き込み処理中に前記第2バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保ステップで確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化ステップと、
    前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理ステップと
    をさらに含んだことを特徴とするストレージ管理方法。
  6. ユーザデータを格納するデータストレージと、
    前記データストレージにおける障害発生時に使用するスペアストレージと、
    前記データストレージをグループ化し、同一グループに属するデータストレージ間で前記ユーザデータの分散および/または冗長化を行なわせるグループ管理部と、
    前記データストレージに障害が発生した場合に、前記スペアストレージを代替のデータストレージとして割り当てるデータストレージ復旧処理部と、
    前記データストレージのグループの構成変更を行なう場合に、構成変更前のデータストレージから読み出したデータであるユーザデータを第1バッファと第2バッファに交互に書き込む構成変更処理部と
    を備え、
    前記構成変更処理部は、
    前記スペアストレージを確保するスペアストレージ確保部と、
    前記第2バッファに対する書き込み処理中に前記第1バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込み、前記第1バッファに対する書き込み処理中に前記第2バッファに書き込まれたユーザデータを読み出して前記スペアストレージ確保部が確保したスペアストレージに書き込む変更処理冗長化部と、
    前記グループの構成変更が中断した場合に前記スペアストレージに書き込んだデータを用いて前記グループの構成変更の継続もしくは前記グループの変更開始前の状態への復旧を行なう変更処理復旧処理部と
    を備えたことを特徴とするストレージシステム。
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