JP5037811B2 - 遠隔コピー方法及び遠隔コピーシステム - Google Patents

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Description

0001 本発明はストレージシステムに関係し、また詳細にはこのシステムにおいてデータ保護に対するサービスの質の保証されるレベルを提供することに関係する。
0002 今では、世界中の大きな組織は、毎日分類され、保存され、アクセスされ、および転送される膨大な量の文書、映像、グラフィック、およびオーディオ情報を含む何百万もの処理に関わっている。この情報の分量は拡大し続ける。この大量の情報を管理するための一つの技術はストレージシステムの使用である。従来のストレージシステムは、このデータを記録し、ミラーリングし、遠隔バックアップし、および再生するためのいろいろな制御手法の元で動作する多数のディスクドライブを含むことができる。この急激に増大するデータは、ほとんどの企業にその情報技術システムで注意深くデータを管理することを要求する。
0003 このようなデータの管理における一つの共通な出来事は、ストレージシステムの障害の場合の保護としてデータのコピーを備える必要性である。データのコピーは従来“ミラーリング”と呼ばれるオペレーションでストレージシステム自身内に作成される場合がある。これは部分障害の場合には信頼性を有する。データのコピーはまたしばしば遠隔コピーオペレーションを使用して遠隔地に作成され保存される。遠隔地におけるこのデータの保存は一次ストレージシステムの障害、または一次ストレージシステムの場所の自然災害発生の際にデータの保護を提供する。このような状況で、遠隔コピーオペレーションによるデータは二次ストレージシステムから取り出され、組織による使用のために回復され、それによってデータの喪失を防止する。
0004 ユーザは多くの異なった種類のデータを有し、組織に対するデータの価値も異なる。オペレーションのトータルコストを低減するためにデータの価値に依存してデータ保護に対するサービスの質(QoS:Quality of Service)の異なったレベルを有することが望ましい。この様なシステムでは、QoSレベルの一つの基準はリカバリポイントオブジェクティブ(RPO:Recovery Point Objective)として知られる。RPOは、例えば、高い価値のデータには最小のデータ喪失にして、低い価値のデータにはより大きい喪失を許容することによって、データ喪失の範囲を特定する。
0005 ストレージシステムに遠隔コピーオペレーションを備える一つの技術は、同一出願人による“Data Processing System Including Storage System”、米国特許出願NO.10/603,076、2003年6月23日出願に記載されている。他の自己の米国特許出願NO.10/022,306、2003年6月19日出願で表題が“Remote Storage System and Method”では、最も高い優先順位のデータはその優先順位をベースに遠隔サイトにいつもコピーされるシステムについて記述している。
0006 米国特許6,487,562は、異なった優先順位を有するデータがコピーされる遅延時間の公式が用いられる遠隔コピーオペレーションについて記述している。そこで記述されているシステムは、ジャーナル情報ではなく特定のボリュームの各軌跡をベースにしたコピー機能を提供している。本発明では、遠隔コピーは、遅延時間、軌跡、またはボリュームではなく、コピー比率とジャーナルデータをベースにしている。
米国特許出願第10/603,076号 米国特許出願第10/022,306号 米国特許第6,487,562号
0007 このようなシステムで起こる一つの課題は、ストレージシステムが優先順位をベースにデータを遠隔サイトにコピーできることである。高い優先順位を有するデータはより速く遠隔サイトにコピーでき、より低い優先順位を有するデータは後でコピーされる。結果として、より低い優先順位を有するデータはデータの量と使用可能な処理能力に依存して長い時間遠隔サイトにコピーされない場合がある。従って、いくつかの状況では、コピーオペレーションの処理能力と高い価値のデータの大きさに依存して、より低い優先順位のデータは遠隔の場所にコピーされない場合がある。必要とされることは、優先順位の異なったレベルまたはサービスの異なった質を使用して、一次の保存場所から遠隔の場所へのデータのコピーを可能にするためのシステムである。
0008 本発明は、一次サイトにおける優先順位とは異なる優先順位を使用し、ユーザの望むサービスの質に依存して、一次サイトから遠隔サイトへのジャーナルデータの保存を提供する。一つの実施例では、一次ストレージシステムは、ジャーナルとして知られるデータに作られる更新の履歴の形式で、一次ディスクアレイに保存されるデータを更新するための情報を保存する。ジャーナルはデータを更新するために使用されるデータのコピーを含み、典型的にはまた、アドレス情報、データ長、および他の管理機能を特定するメタデータを含む。一次ストレージシステムはこのジャーナル情報を二次ストレージシステムに転送するように構成される。その応答で、二次ストレージシステムは、典型的にはハードディスクドライブのアレイによって提供されるそのメモリに保存されるデータを更新する。しかし、二次ストレージシステムはユーザの望むサービスの質に依存する優先順位を使用してジャーナルデータを書き込む。
0009 ユーザはいろいろな測定方法、例えば、リカバリポイントオブジェクティブまたはリカバリタイムオブジェクティブを使用して望まれるサービスの質を特定できる。その応答で、ストレージシステムの一つの内のコピーマネージャはいろいろな一次および二次ボリュームの容量を決定し、使用可能なコピー比率を決定する。次にコピーマネージャはディスクアレイに書き込める遠隔サイトにジャーナルデータをコピーする。
0010 ストレージシステムは一次ストレージシステムおよび二次ストレージシステムを有する。一次ストレージシステムは一次ストレージシステムに保存されるデータに作られる変更の記録を生成する。この変更の記録は二次ストレージシステムに送られ、そこで記録される。次に、システムのユーザによって特定される優先順位に依存する書き込み順序を使用して、それは再び保存される。
本発明は、一次サイトにおける優先順位とは異なる優先順位を使用し、ユーザの望むサービスの質に依存して、一次サイトから遠隔サイトへのジャーナルデータの保存を提供する。
0025 典型的なストレージシステムにおいて、ユーザは、いろいろな価値の保存される、多くの異なる種類とタイプのデータを有するだろう。いろいろなユーザデータの保護に対するサービスの質(QoS:Quality of Service)のレベルは、ユーザの望むQoSをベースとするいろいろなデータの価値に依存するように選択できる。例えば、ユーザはリカバリポイントオブジェクティブ(RPO:Recovery Point Objective)またはリカバリタイムオブジェクティブ(RTO:Recovery Time Objective)をベースに、オペレーションのトータルコストを最少にするように望む場合がある。RPOは、データ保護の発生の間の時間の測定方法である。この測定方法は、例えば最後の遠隔コピーオペレーション以来生成された新しいデータであるので、失われるリスクのあるデータの量に変換する。従って、もしもコピーオペレーションが5分ごとに実行されると、最後の5分に対するユーザデータはシステムが障害になると失われることがある。RTOはユーザがデータの喪失を起こす出来事から回復する時間の測定方法である。言い換えると、これは、システムデータが使用不可またはアクセス不可であり結果として正常なオペレーションを妨げる程度を反映する“サービスに復帰する”ために必要な時間の長さの測定方法である。
0026 本発明の実施例によると、QoSのレベルは五つのクラスに分割され、優先順位1は最高位であり優先順位5は最低位である。このクラス分割は多少任意であり、より多いまたはより少ないクラスも使用できる。しかし、好適な本実施例では、優先順位は下記に示すように設定される。
優先順位1:データは業務に決定的に重要なビジネス情報である
優先順位2:データは重大なビジネス情報である
優先順位3:データは重要なビジネス情報である
優先順位4:データはビジネス生産性に重要である
優先順位5:データは継続されるビジネスオペレーションに重要ではない
0027 明らかに、例えば優先順位1の、高い価値のデータは最小のデータ喪失を必要とし、一方低い価値のデータは高い価値のそれに比べて最小のデータ喪失を必要としない。典型的なストレージエリアネットワークの手法では、システム管理者は遠隔サイトにおいて一次サイトからデータを複製し、結果として被害からの回復を可能にする。従って、たとえ一次サイトが予期せぬ出来事のためにサービスができなくても、ユーザは遠隔サイトにおいてそのビジネスを継続できる。
0028 図1は本発明によって実施される典型的なシステム構成を示すブロック構成図である。図1に示すように、二つのストレージシステムが備えられ、一つは一次サイト101にあり、一つは二次サイト102にある。もちろん、望むならば、追加のサイトを追加できる。典型的には、一次サイト101は企業または大きな組織に対する主たるデータセンタに対応し、一方二次サイトは被害の回復の目的のために備えられる。二次サイトは通常第一のサイトから離れて配置され、従って自然災害、広域電源障害、または他の出来事が両方のサイトには影響しない。もちろん、二次サイトは、もし望むならば、一次サイトに接近して配置できる。
0029 一次サイトにおいて、ホスト103は、典型的にはサーバであるが、CPU105、アプリケーションソフトウエア110、およびコピーマネージャクライアント111を含む。ホスト103はコミュニケーションリンク113を経由して一次ストレージシステム114に接続され、コミュニケーションリンク106を使用して二次サイトのホスト104に接続される。一次サイトのアプリケーションソフトウエア110とコピーマネージャクライアント111は典型的には一次ホスト103内のメモリの中、または磁気ディスク上に保存される。CPU105はアプリケーションソフトウエア110とコピーマネージャクライアント111を実行する。二次サイトにおいて、ホスト104内のCPU117はコピーマネージャクライアント112を実行する。
0030 アプリケーション110は一次ストレージシステム114のデータストレージを制御するためのソフトウエアである。アプリケーション110は典型的には一次サイト内のいろいろなストレージボリュームへのデータの書き込みを制御する。これは以下でさらに論じられるであろう。
0031 コピーマネージャクライアント111はQoSテーブル109とデータベース107を含む。一次サイト101のコピーマネージャクライアント111は二次サイト102のコピーマネージャクライアント112とコミュニケーションを行う。一つの実施例では、ユーザは、例えばウエブブラウザまたはユーザのコンピュータ上の他のソフトウエアを使用して、一次サイトに接続されるローカルエリアネットワークを経由してコピーマネージャクライアント111を制御できる。典型的には、このユーザは企業または組織でのストレージシステムのオペレーションの全体を管理する専門の管理者であろう。
0032 図1において、一次ストレージシステム114はコントローラ130と論理ストレージボリューム134を含む。論理ボリュームは、一次ボリューム135および一次ジャーナルボリューム136をそれに関連付けている。アプリケーション110は一次ボリューム135にデータを書き込むことになる。二次ストレージシステム116はコントローラ132、ボリューム134、二次ボリューム139、および二次ジャーナルボリューム138を含む。これらのボリュームと関連するコミュニケーションリンクは、以下で論じるように、一次サイトと二次サイトの間の遠隔コピー能力を提供する。重要なことに、QoSはテーブル109のデータによって優先順位をつけられ、これも以下で論じられる。
0033 データベース107はコピーマネージャクライアント111に関連する。このデータベースはストレージシステムのオペレーションの全体を制御するいろいろな構成テーブルを保持する。同様な方法で、二次ストレージシステムに関連するデータベース108はそのシステムのオペレーションを制御するテーブルを保持する。
0034 一次ストレージシステムはまたコピーマネージャ120を含む。このコピーマネージャはジャーナルコピーキュー119とデータベース122を含む。このコピーマネージャ120はホストのコピーマネージャクライアント111および二次ストレージシステムのコピーマネージャ121とコミュニケーションを行う。コピーマネージャ120はジャーナルコピーキュー119を使用して一次サイトから二次サイトにジャーナルデータをコピーする。
0035 二次サイト内において、コピーマネージャ121はデータベース115を含む。コピーマネージャ121は、ジャーナルコピーオペレーションを提供するためにコピーマネージャ120にジャーナル読み取りコマンドを発行できる。マネージャ121はクライアント112およびマネージャ120とコミュニケーションを行う。同様な方法で、二次サイトのコピーマネージャ121は、いろいろな構成テーブルと容量テーブルをそこに保存するデータベース115を有する。
0036 一次ストレージシステム内において、コントローラ130はコピーマネージャ120およびジャーナルバックアップ126を実行する。それはまたホスト103からの入力/出力オペレーションを処理する。同様な方法で、二次ストレージシステムのコントローラ132はコピーマネージャ121とジャーナルリストア127を実行する。
0037 一次および二次システムのコントローラは、高い信頼性を確保するために、ハードディスクドライブのアレイ、例えばRAID構成、に通常備えられるストレージボリュームと相互に情報をやり取りする。図1の底部を横切って、一次および二次サイト両方に対するディスクアレイが示されている。一次サイト内で、ボリューム134が示されており、これは論理ボリュームである。ボリューム134は一次ホスト上の点線133内に配置された多くの物理ボリュームを表している。一次ボリューム135はホストから書き込みを受け取り、一方ボリューム136はジャーナルデータを提供する。上記に述べたように、ジャーナルデータは、コマンドのリストおよびそれらのコマンドが実行されるとストレージボリュームの状態に変化を起こすそのコマンドに関連するデータと考えられることができる。ジャーナルボリューム136はボリューム135の書き込みデータまたは初期コピーデータからジャーナルを取得し、少なくとも一時的にボリューム136内にそれらを保存する。CPU131はコピーマネージャ120とジャーナルバックアップ126を実行し、一方CPU125はコピーマネージャ121とジャーナルリストア127を実行する。
0038 コピーマネージャ120のジャーナルコピーキュー119は、情報がそのディスクドライブにコピーされる比率を含む、ボリューム136に関する情報を保存する。コピーマネージャ120は、ジャーナルコピーキュー119を使用して、二次ボリューム138にジャーナルをコピーする。データベース122は下記に論じられるこれらのオペレーションに関連するいろいろなテーブルを保持する。
0039 ジャーナルバックアッププログラム126はコントローラ130によって実行される。このプログラムはボリューム135の書き込みデータまたは初期コピーデータからジャーナルを取得する。ジャーナルは一時的にボリューム136に保存される。二次サイトのジャーナルリストアプログラム127はコントローラ132によって実行され、データを回復するためにボリューム138からボリューム139にジャーナルを適用する。
0040 二次サイト上のディスクアレイ内で、二次ボリューム139は一次ボリューム135の複製である。ボリューム135からボリューム139へのコピーの方法は以下の通りである。ボリューム135に対する書き込みデータがジャーナルバックアッププログラム126によってジャーナルの形式でボリューム136に保存される。次にコピーマネージャ120は一次ジャーナルを二次ジャーナルボリューム138にコピーする。次にジャーナルリストアプログラム127はデータを回復するために二次ボリューム139にジャーナルを適用する。処理が完了すると、二次ボリューム139は一次ボリューム135と同じになるであろう。
0041 一般的に、点線133はジャーナルグループを囲っている。全てのコピーオペレーションが完了すると、一次ボリュームと二次ボリュームのデータは一致するであろう。一次サイトと二次サイトは一次および二次ストレージシステムの間に示されるジャーナルの概念137によって接続されている。ジャーナルはジャーナルデータとメタデータで構成される。ジャーナルデータは一次ホスト103からの書き込みデータと同じである。メタデータは望ましくは書き込みの時刻、ボリューム135内の書き込みデータのアドレス、ボリューム136内のデータのアドレス、およびデータ長を含むであろう。一次サイトのストレージ情報128と二次サイトのストレージ情報124は典型的にはデータが保存される実際の物理的位置、その位置の容量、使用された容量の大きさ、それをアクセスするためのポート等に関する情報を含む。図に示されるように、この情報はストレージシステムのメモリ129と140内に存在する。
0042 ストレージシステム構成部分の間およびストレージシステム自身の間のリンク106、113、および123は典型的にはファイバチャネルまたはイーサネット(登録商標)リンクである。
0043 一次ストレージシステムのデータベース122はまたコピー比率118に関する情報を含む。これは以下にさらに論じられるが、一般的には各優先順位に対するサイクル当たりのコピーの割合に関する情報である。(優先順位は上記に論じられた。)コピーマネージャ120はこのテーブル内の情報に対応する容量を使用してサイクル当たりのコピーするジャーナルの数を決定する。実際には、コピー比率は各ジャーナルグループ133に対する最小の処理能力を保証する。三つのジャーナルグループに対するコピー比率はA+B+Cと考えることができ、ジャーナルグループAに対するコピー比率は三つのグループ全部に対する比率の合計でグループAに対する比率を割ったものである。コピー比率にサイクル当たりのコピー処理の容量を掛けることによって、システムに対するコピー処理のサイクル当たりの最大容量に関する情報が提供される。特定のコピー比率は以下に論じられる。
0044 図2は遠隔コピーオペレーションにおいて図1に表されるシステムのオペレーションの概観を示すフローチャートである。図2の列は特定のステップを実行する実体を示すために分類表示されており、システムのその特定の部分によって実行されるステップの図表的な表現を含む。オペレーションは、コピーマネージャクライアント111が一次サイトのストレージ情報128からLDEV情報を、また二次サイトから同様なストレージ情報124を取得して開始する。一般的に、ストレージシステム内の論理装置にはLDEV番号が割り付けられる。これらの番号は、ディスクコントローラの観点から、ストレージシステムのボリュームのそれぞれをユニークに特定する。
0045 図3aは特定のストレージボリュームに関連するLDEV番号、およびこれらのボリュームについての関連情報を示すテーブルである。図3aにおいて、容量303はその特定の論理ボリュームの容量であり、ポート304はそのLDEVがマッピングされるポート名であり、“使用中”フラグ305はそのLDEVが使用中かそうでないかを示す。使用済容量の列306は、そのLDEVの容量のどれだけの部分が以前のオペレーションで既に使用されたかを示す。コピーマネージャクライアント111はこの情報をユーザ201に表示する。(下記にさらに論じるように、図3bは後の時刻のこの同じテーブルを示す。)
0046 図2に戻って、ステップ203において、ユーザはLDEV情報からオペレーションに使用される特定のボリュームを指定する。この指定は、例えば図1に関しては、ボリューム135とボリューム139であろう。この処理に応じて、コピーマネージャクライアント111は、ジャーナルグループの構成とジャーナルのオーバフローの場合に取られる処理を示す、図4に示されるようなテーブルにデータを提供することになる。図4において、ペアの列401がボリューム135と139のペアリングを指定し、一方ではユーザはジャーナルグループ133を指定する、ということに注意願いたい。もしもユーザがジャーナルグループ1の三つのペア全部が使用されると指定すると、コピーマネージャクライアント111はペア1、2、および3のペアからジャーナルグループ133に対してそれらの中の一つを割り当てる。ユーザはまた、図4の列402で示されるようにジャーナルのオーバフローに対する処理として“オン”を指定し、列403に示されるようにジャーナルのオーバフローに対する残りの容量のスレッシュホールドを指定することができる。ユーザはまた、コピー比率のスケール404と図4の列405で示されるようにボリューム136の戻りスレッシュホールドを指定することができる。オンであるジャーナルのオーバフローに対する処理は、もしもボリューム136のフリースペースがスレッシュホールド値403より小さくなると、コピーマネージャ120が自動的にスケール404によってコピー比率118を増やすことを意味する。これはボリュームのより有効な利用を可能にする。
0047 ジャーナルのオーバフローに対する処理402をオフに設定することは、ボリューム136がフルまたはフルに近い場合には、ホスト103がデータを書き込む時に、データ書き込みオペレーションが遅延させられることを意味する。これは増加スペースの必要性を引き起こす場合があり、このケースでペア2と3がジャーナルグループ1に追加されるであろう。戻りスレッシュホールド405は、ボリューム138の空き容量がスレッシュホールドより小さい場合に、コピーマネージャ120がいつコピー比率118を元のコピー比率118で置き換えるかを定義する。
0048 クライアント111はテーブル109を使用してQoS604を示す。(QoS604は図6に示されるテーブルのエントリに含まれる。)RPO605とRTO606の値はデータに優先順位をつけるために使用される参照値である。これは、ユーザがより明確に相対的な重要性を定義するために設定されるいろいろなデータの優先順位の間のよりすぐれた制御を有することを可能にする。一度このデータが設定されると、コピーマネージャ120は図3bに示される情報で図3aに示されるテーブルを完成する。そこで示されるように、LDEV IDとジャーナルグループ設定は完成される。
0049 図2に戻って、ステップ204で、コピーマネージャクライアント111はユーザが選択したQoS604をベースにしてジャーナルグループ133に対する比率118を決定する。図6のコピー比率テーブルはこの目的に使用される。そこに示されるように、いろいろな優先順位ならびに関連するRPOとRTOの値のユーザの選択はコピー比率118を決定するシステムとなる。クライアントはまた、図7に示されるように、優先順位とコピー比率をベースにサイクル当たりの最大容量を決定する。次に、そのデータを使用して、クライアントは図8に示されるテーブルを生成する。図7に示される値はデータベース122に保存されるデフォルト値であり、一方図8のそれはユーザの設定を反映する。
0050 次に、図2のステップ205で、コピーマネージャクライアント111は特定のボリュームに対する容量比率を決定する。ジャーナルボリュームに対する容量比率603(図6を参照)はボリューム136とボリューム138に対する容量比率である。図5に示されるように、グループ1のボリューム136に対する容量比率は3000GBであり、ジャーナルグループ2のそれは2000GBである。ユーザまたはコピーマネージャクライアント111は、もしも望むならば、容量比率とは独立に固定の容量を割り付けることができる。一度これが完了すると、クライアント111は、図3aからの情報を使用して、図3bのテーブルを生成する。結果のテーブルはデータベース107、122、108、および115に保存される。図4に示されるテーブルはデータベース107および122に保存される。
0051 次に、図2に戻って、容量テーブルはステップ206で生成される。容量テーブルの例が図5に示され、これは図3と図4のテーブルに関係してオーバフローモニタリングまたは容量モニタリングに対して使用できる。システムが動作する時に、コピーマネージャ120は使用された容量を反映するために図5に示されるテーブルを定期的に更新するであろう。図5に示されるように、使用済容量501とトータル容量502はボリューム136の使用可能性を反映する。このテーブルはデータベース122に保存される。クライアント111はまたボリューム138のオーバフローモニタリングに対して使用される、図12に示される容量テーブルを生成し、定期的にこのテーブルも更新する。
0052 図2に戻って、ステップ207でコピーマネージャ120は図5に示されるテーブルを定期的にチェックすることによって、ボリューム136の容量モニタリングを開始する。もしもボリューム136の容量が図4において設定されるスレッシュホールド403より小さくなると、コピーマネージャ120は図4によりコピー比率118を変更するであろう。次に、コピーマネージャ120はステップ208に示されるようにデータをコピーするためにジャーナルグループ133に優先順位を与える。このステップでデータはアプリケーション110から各ボリューム135に書かれる。ステップ209でジャーナルバックアップ126は、ユーザがジャーナルグループ133を生成した後に各書き込み要求に対するジャーナルを受け取る。バックアップ126は初期コピーが終了するかをチェックする。もしもそうでなければ、ステップ211で示されるように初期コピーに対するジャーナルを取得し処理を繰り返す。他方、ボリューム138の容量は、ステップ218で示されるように、モニタリングされている。それは、図12に示されるテーブルの定期的なチェックでモニタリングされる。一度ボリュームがほとんどフルになると、コピーマネージャ121はマネージャ120にコマンドを発行しないであろう。容量の望まれる大きさとこの処理を引き起こすタイミングはコピーマネージャ121内の設定値によって制御される。
0053 ステップ212で、コピーマネージャ121はジャーナルデータをコピーすることを要求する。マネージャ121はジャーナルリストア情報を有するこれらのコピー要求を定期的に送付する。ジャーナルリストア情報はボリューム136からボリューム138にすでにコピーされたジャーナルの最後のコピーシーケンス番号、およびボリューム138からボリューム139に回復されたジャーナルの最後のリストアシーケンス番号で構成される。最後のコピーシーケンス番号はコピーマネージャがコピーすべきジャーナルを決定するために使用される。同様に、最後のリストアシーケンス番号はコピーマネージャ120が削除すべきジャーナルを決定するために使用される。
0054 ステップ213で、コピーマネージャ120はジャーナル情報をコピーキュー119に登録する。この情報はジャーナルグループ#133、ボリューム136のLDEV IDおよび追加情報を含む。この情報を示すテーブルの例は図10として示される。そこに示されるように、キュー#の番号1に対して、ジャーナルグループ#は番号1であり、LDEV IDは00−10であり、情報はまたメタデータのアドレス1003、ジャーナルの容量1004、およびジャーナルシーケンス番号1005を含む。この特定のオペレーションはジャーナル情報がコピーキューに登録される図2のステップ213に関連しており、図11に関係して論じられるであろう。
0055 このオペレーションに続いてジャーナルはステップ214に示されるように遠隔にコピーされる。このステップでコピーマネージャ120はコピーキューの順番にジャーナルをコピーする。ジャーナルがコピーされると、それらはキューから取り除かれる。これが起きている時、図2のステップ215で示されるように、二次サイトのリストアオペレーションが起きる。リストアオペレーションはボリューム138からボリューム139にジャーナルを回復する。リストアオペレーションは回復されなかったジャーナルをチェックし、もしもどれかがあると、システムはボリューム139にデータを適用し、ボリューム135に一致するようにそれを回復する。ステップ216とステップ217に示されるように、回復されたジャーナルも、コピーされたジャーナルも削除する。この処理は全部がコピーされ全部が回復されるまで続く。
0056 図11は、コピーマネージャ120がジャーナル情報をコピーキュー119に登録する方法を示すより詳細なフローチャートである。第一のステップ1115において、コピーマネージャ120は、コピーマネージャ121によって送付されるジャーナルの最後の登録シーケンス番号1302(図13を参照)を設定する。次に、ステップ1101で、コピーマネージャは全てのカウントを0に設定する。カウントは、一サイクルの中でコピーされるジャーナルの容量である。ブロック1101に示されるフラグはジャーナルグループ133のジャーナルがあるかを示すフラグである。コピーマネージャは全てのフラグを1に設定する。これはジャーナルグループ133内にジャーナルがないことを意味する。0はいくつかのジャーナルがあることを意味する。最大フラグは、カウントが図7aで設定され示される一サイクル当たりの最大容量を超えるかについてのフラグを示す。
0057 次に、ステップ1116でコピーマネージャ120はチェックフラグを0に設定し、ジャーナル読み取りコマンドに対する目標のジャーナルを有する第一のジャーナルグループ番号にRを設定する。次にステップ1102でコピーマネージャはチェックフラグを1に設定し、処理はステップ1103に移動する。そのステップでコピーマネージャ120は、R番のジャーナルグループの未登録の目標のジャーナルがあるかをチェックする。もしもあると、システムはステップ1104に移り、もしもないと、ステップ1110に移る。ステップ1104でコピーマネージャはフラグを0に設定し、ステップ1105でR番のカウントが最大のカウントに等しいかまたは大きいかを決定する。もしもそうならば、システムはステップ1111に移り、もしもそうでないと、ステップ1106に移る。ステップ1106でいくつかの処理が行われ、グループの一つのジャーナルがコピーキュー119に登録され、カウントにはジャーナルの容量が加算される。コピーマネージャはまたジャーナルの最後の登録シーケンス番号を1だけ増やし、次にステップ1108で残っているグループがあるかをチェックする。もしも残っているグループがあると、ステップ1102からステップ1108の処理フローは繰り返される。もしもないと、次にステップ1112に示されるように、サイクルが完了したかのチェックが行われる。もしも完了していると、システムはステップ1101に戻る。もしも完了していないと、システムはステップ1102に移動する。
0058 本発明は三つまたはそれ以上のデータセンタが使用される環境にも適用できる。そのような構成ではジャーナルをコピーする各サイトはここで述べられるような一次サイトの機能を有する必要がある。この実施例では、例えば、図11において、S番のジャーナルグループは、NoJNL=1およびMaxFlag=0を有するR番のジャーナルグループの代わりにS番の最大カウントおよびR番の最大カウントを使用できる。コピーマネージャクライアント111は、三つのグループ全部のI/O比率の合計で割ったグループAのI/O比率である、ジャーナルグループAに対するコピー比率を決定できる。コピーマネージャクライアント111はまた、グループAに対するPJVOL136の容量が三つのグループ全部に対するPJVOL136の合計で割られる、ジャーナルグループAに対するコピー比率を決定できる。これはコピー比率118が動的に変更されることを可能にする。
0059 図9はデータベース122に保存される、容量によるコピー比率モニタリングテーブルである。これは図11のオペレーションを示す。以下を仮定する:
ジャーナルグループ1のPJVOL136は001−0005086から001−0005095の10個のジャーナルを有し、ジャーナルの容量は1MBである。
ジャーナルグループ2のPJVOL136は002−0000390から002−0000419の30個のジャーナルを有し、ジャーナルの容量は1.5MBである。
ジャーナルグループ3のPJVOL136は003−0000049から003−0000053の5個のジャーナルを有し、ジャーナルの容量は240KBである。
目標のジャーナルは、コピーマネージャ121がJournal Read CommandによってSJVOL138にコピーすることを要求するジャーナルである。
仮定:
ジャーナルグループ1の目標のジャーナルは001−0005086から001−0005095である。
ジャーナルグループ2の目標のジャーナルは002−0000390から002−0000410である。
ジャーナルグループ3の目標のジャーナルは003−0000049から003−0000054である。
およびジャーナルグループ1のサイクル当たりの最大容量701は30MBあり、ジャーナルグループ2では3MBあり、ジャーナルグループ3では1200KBであると仮定する。
このケースに対して、図11の処理は以下のように動作する。
ステップ1115:コピーマネージャ120はジャーナルグループ1に対する最後の登録シーケンス番号を001−0005085に、ジャーナルグループ2に対する最後の登録シーケンス番号を002−0000389に、およびジャーナルグループ3に対する最後の登録シーケンス番号を003−0000048に設定する。
ステップ1101:コピーマネージャ120は全てのカウントと最大フラグを0に、および全てのNoJNLを1に設定する。
ステップ1116:コピーマネージャ120は全てのチェックフラグを0に、Rを1に設定する。
ステップ1102:コピーマネージャ120は第一のチェックフラグを1に設定する。
ステップ1103:ジャーナルグループ1のSJVOL138は001−0005086から001−0005095を有する。ジャーナルグループ1の目標のジャーナルは001−0005086から001−0005095である。ジャーナルグループ1に対する最後の登録シーケンス番号は001−0005085である。SJVOL138に未登録の目標のジャーナルがある。故に、はい、ステップ1104に進む。ステップ1103から1108のループは目標のジャーナルを有する各ジャーナルグループ133を処理する。
ステップ1104:コピーマネージャ120は第一のNoJNLを0に設定する。
ステップ1105:第一のカウントは0であり、第一の最大カウントは30MBであり、第一のカウントは第一の最大カウントより小さい。故に、いいえ、ステップ1106に進む。
ステップ1106:コピーマネージャ120は001−0005086をジャーナルコピーキュー119に登録する。コピーマネージャ120は第一のカウントを1MBに設定する。ジャーナルグループ1のサイクル当たりの現在の容量901は1MBである。コピーマネージャ120はジャーナルグループ1に対するジャーナルの最後の登録シーケンス番号を001−0005086に設定する。
ステップ1108:コピーマネージャ120は全てのチェックフラグをチェックする。第一のチェックフラグは1であり、第二および第三のフラグは0である。コピーマネージャ120はジャーナルグループ2および3が目標のジャーナルを有するかをチェックする。ジャーナルグループ2および3は目標のジャーナルを有する。故に、はい、ステップ1109に進む。
ステップ1109:コピーマネージャ120はRを2に設定する。
ステップ1102:コピーマネージャ120は第二のチェックフラグを1に設定する。
ステップ1103:ジャーナルグループ2のSJVOL138は002−0000390から002−0000419を有する。ジャーナルグループ2の目標のジャーナルは002−0000390から002−0000410である。ジャーナルグループ2に対する最後の登録シーケンス番号は002−0000389である。SJVOL138に未登録の目標のジャーナルがある。故に、はい、ステップ1104に進む。
ステップ1104:コピーマネージャ120は第二のNoJNLを0に設定する。
ステップ1105:第二のカウントは0である。第二の最大カウントは3MBである。第二のカウントは第二の最大カウントより小さい。故に、いいえ、ステップ1106に進む。
ステップ1106:コピーマネージャ120は002−0000390をジャーナルコピーキュー119に登録する。コピーマネージャ120は第二のカウントを1.5MBに設定する。ジャーナルグループ2のサイクル当たりの現在の容量901は1.5MBである。コピーマネージャ120はジャーナルグループ2に対する最後の登録シーケンス番号を002−0000390に設定する。
ステップ1108:第一と第二のチェックフラグは1であり、第三のフラグは0である。コピーマネージャ120はジャーナルグループ3が目標のジャーナルを有するかをチェックする。ジャーナルグループ3は目標のジャーナルを有する。故に、はい、ステップ1109に進む。
ステップ1109:コピーマネージャ120はRを3に設定する。
ステップ1102:コピーマネージャ120は第三のチェックフラグを1に設定する。
ステップ1103:ジャーナルグループ3のSJVOL138は003−0000049から003−0000053を有する。ジャーナルグループ3の目標のジャーナルは003−0000049から003−0000054である。ジャーナルグループ3に対する最後の登録シーケンス番号は003−0000048である。SJVOL138に未登録の目標のジャーナルがある。故に、はい、ステップ1104に進む。
ステップ1104:コピーマネージャ120は第三のNoJNLを0に設定する。
ステップ1105:第三のカウントは0である。第三の最大カウントは1200KBである。第三のカウントは第三の最大カウントより小さい。故に、いいえ、ステップ1106に進む。
ステップ1106:コピーマネージャ120は003−0000049をジャーナルコピーキュー119に登録する。コピーマネージャ120は第三のカウントを240KBに設定する。ジャーナルグループ3のサイクル当たりの現在の容量901は240KBである。コピーマネージャ120はジャーナルグループ3に対する最後の登録シーケンス番号を003−0000049に設定する。
ステップ1108:第一、第二、および第三のチェックフラグは1である。このループに目標のジャーナルを有するジャーナルグループがない。故に、いいえ、ステップ1112に進む。
ステップ1112:第一、第二、および第三の最大フラグは0である。故に、一つのサイクルが完了しない。ステップ1102に進む。
ステップ1102:コピーマネージャ120はRを1に設定する。次に、001−0005087、002−0000391、003−0000050、および001−0005088はジャーナルコピーキュー119に登録される。
ステップ1105:R=2、および第二のカウントは3MBである。第二の最大カウントは3MBである。第二のカウントは第二の最大カウントに等しい。故に、はい、ステップ1111に進む。
ステップ1111:コピーマネージャ120は第二の最大フラグ=1に設定する。このサイクルで、ジャーナルグループ2のジャーナルはこのステップの後では登録されない。次に、003−0000050から001−0005091はジャーナルコピーキュー119に登録される。
ステップ1103:R=3、およびジャーナルグループ3のSJVOL138は003−0000049から003−0000053を有する。ジャーナルグループ3の目標のジャーナルは003−0000049から003−0000054である。ジャーナルグループ3に対する最後の登録シーケンス番号は003−0000054である。SJVOL138に未登録の目標のジャーナルはない。故に、いいえ、ステップ1110に進む。
ステップ1110:コピーマネージャ120は第三のNoJNLを1に設定する。このサイクルで、ジャーナルグループ3はこのステップの後では登録されない。
0060 図11aは本発明の他の実施例を示す。図11aにおいて、コピーマネージャ120はサイクル当たり最大容量の代わりに秒当たり最大容量751を使用する。サイクル当たりの情報は図7aに示され、秒当たりの情報は図7bに示される。図7bで秒当たりのデフォルト値はコピーマネージャがジャーナルグループをコピーするための秒当たり容量を示す。言い換えれば、秒当たり容量751は各ジャーナルグループに対する最大処理能力である。次に図11aに示される処理はステップ1162と1163においてこのデータに依存する。ステップ1163に一秒待ちのステップ1164を含む一サイクルがあり、次にステップ1162でコピーマネージャ120は一秒が必要だったかをチェックし、次にその結果によって、フローチャートの前の部分のステップに戻る。他の方法では、コピー比率情報の代わりに、コピーマネージャは各ジャーナルグループに対して入力/出力の比率または、ボリューム136のジャーナル容量を利用することが出来る。
0061 図14はジャーナルデータの記録における優先順位の使用を示す図である。図の上の部分は優先順位が特定されない場合のキューイングを示す。このケースにおいて、コピーマネージャ120は、グループ133内で見つかる順番で各ジャーナルグループ133の一つのジャーナルをコピーする。従って、第一のステップはジャーナルグループAから情報をコピーする、次にBから、次にCから、次に再びAから、再びBから、等。対照的に、ジャーナルグループAは、グループCより高い優先順位を有するグループBより高い優先順位を有すると仮定する。結果は図14の下の部分に示され、ここではコピーオペレーションは最も高い優先順位のデータに優先順位を与えるように再配置される。
0062 上記は本発明の好適な実施例である。添付の特許請求の範囲で明かになるように、本発明の範囲から離れずに本発明内で数多くの変更が実施されることが出来ることは理解されるであろう。
図1は一次および二次ストレージサイトのシステム構成の全体を示すブロック構成図である。 図2は好適な実施例の全体を示すフローチャートである。 図3aは構成テーブルを示す。 図3bは構成テーブルを示す。 図4はジャーナルグループに対する構成テーブルを示す。 図5は容量テーブルを示す。 図6はコピー比率と容量比率テーブルを示す。 図7aはデフォルト値のテーブルを示す。 図7bはデフォルト値のテーブルを示す。 図8はコピー比率のテーブルを示す。 図9はサイクル当たり容量のテーブルを示す。 図9aはサイクル当たり容量のテーブルを示す。 図9bはサイクル当たり容量のテーブルを示す。 図10はジャーナルシ-ケンス番号のテーブルを示す。 図11はコピーマネージャがキューに情報を登録する方法を示すフローチャートである。 図11aはコピーマネージャがキューに情報を登録する方法を示すフローチャートである。 図12は他の容量テーブルを示す。 図13はジャーナルチェックテーブルを示す。 図14は異なった優先順位に対する二つのキューイング順序を示す。
符号の説明
101 一次サイト
102 二次サイト
103 P−host
104 S−host
105 CPU
107 DB
108 DB
109 QoSテーブル
110 アプリケーション
111 コピーマネージャクライアント
112 コピーマネージャクライアント
114 一次ストレージシステム
115 DB
116 二次ストレージシステム
117 CPU
118 コピー比率
119 ジャーナルコピーキュー
120 コピーマネージャ
121 コピーマネージャ
122 DB
124 ストレージ情報
125 CPU
126 JNLバックアップ
127 JNLリストア
128 ストレージ情報
129 メモリ
130 コントローラ
131 CPU
132 コントローラ
134 VOL
135 PVOL
136 PJVOL
137 ジャーナル
138 SJVOL
139 SVOL
140 メモリ

Claims (12)

  1. 一次CPU及び一次メモリを有する一次コントローラと、複数の一次ボリュームと、複数の一次ジャーナルボリュームとを有する一次ストレージシステムと、
    二次CPU及び二次メモリを有する二次コントローラと、複数の二次ジャーナルボリュームと、複数の二次ボリュームとを有する二次ストレージシステムと
    を有し、
    複数のジャーナルグループがあり、
    前記複数のジャーナルグループの各々が、前記一次ボリュームと、その一次ボリュームに格納されるデータの更新履歴でありそのデータを含んだジャーナルが格納される前記一次ジャーナルボリュームと、その一次ジャーナルボリュームとペアを構成しその一次ジャーナルボリュームに格納された前記ジャーナルの複製先である前記二次ジャーナルボリュームと、その二次ジャーナルボリュームに格納されたジャーナルに含まれているデータが格納され前記一次ボリュームとペアを構成する前記二次ボリュームとで構成される、
    ストレージシステム、
    において行われる遠隔コピー方法であって、
    前記ジャーナルグループに含まれる一次ジャーナルボリュームの残り空き容量の閾値である一次残り容量閾値と、その一次ボリュームの残り空き容量が前記一次残り容量閾値より小さい場合に採用されるコピー比率スケールと、ジャーナルグループ毎に含んだ情報が前記一次メモリに格納され、
    前記複数のジャーナルグループの各々において、
    (a)前記一次CPUが、前記一次ボリュームにデータを記録するステップと、
    (b)前記一次CPUが、そのデータを含んだジャーナルを前記一次ジャーナルボリュームに保存するステップと、
    (c)前記一次CPUが、前記一次ジャーナルボリュームから前記二次ジャーナルボリュームへのジャーナルの転送を、前記複数のジャーナルグループの各々のコピー比率に対応する一サイクル当たりの最大転送量に従って行うステップと、
    (d)前記二次CPUが、前記二次ジャーナルボリュームに記録されたジャーナルを前記二次ボリュームに記録するステップと、
    (k)前記一次ジャーナルボリュームの残り空き容量がそのジャーナルグループに対応する前記一次残り容量閾値より小さい場合、前記一次CPUが、そのジャーナルグループのコピー比率そのジャーナルグループに対応するコピー比率スケールに従い変更し、それにより、そのジャーナルグループに対応する前記一サイクル当たりの最大転送量を変更するステップと、
    を有することを特徴とする遠隔コピー方法。
  2. 請求項1記載の遠隔コピー方法であって、
    前記複数のジャーナルグループの各々に、前記二次ジャーナルボリュームの残り空き容量の閾値である二次残り容量閾値を定義する情報が前記一次メモリに格納され、さらに
    (j)前記(k)での前記一次ジャーナルボリュームを含んだジャーナルグループ内の前記二次ジャーナルボリュームの残り空き容量がそのジャーナルグループに対応する前記二次残り容量閾値より小さい場合、前記一次CPUが、そのジャーナルグループのコピー比率を変更前の元のコピー比率に戻し、それにより、そのジャーナルグループに対応する前記一サイクル当たりの最大転送量を変更前の元の最大転送量に戻すステップ、
    を有することを特徴とする遠隔コピー方法。
  3. 請求項1又は2記載の遠隔コピー方法であって、
    前記一次メモリにおいて、前記(k)を行うか否かが、ジャーナルグループ別に設定される、ことを特徴とする遠隔コピー方法。
  4. 請求項1乃至3のうちのいずれか1項に記載の遠隔コピー方法であって、
    前記複数のジャーナルグループ各々に定義されるコピー比率は、複数のQoSレベルのうちの指定されたQoSレベルの優先順位に対応するコピー比率である、ことを特徴とする遠隔コピー方法。
  5. 請求項4記載の遠隔コピー方法であって、
    前記QoSレベルは、RPO(Recovery Point Objective)又はRTO(Recovery Time Objective)で定義される、ことを特徴とする遠隔コピー方法。
  6. 請求項1乃至5のうちのいずれか1項の遠隔コピー方法であって、
    前記一次CPUが、前記複数のジャーナルグループの各々に、前記(c)において、前記一次ジャーナルボリュームから前記二次ジャーナルボリュームへの転送のために前記ジャーナルの書き込み処理を制御するためキューを使用する、ことを特徴とする遠隔コピー方法。
  7. 一次CPU及び一次メモリを有する一次コントローラと、複数の一次ボリュームと、複数の一次ジャーナルボリュームとを有する一次ストレージシステムと、
    二次CPU及び二次メモリを有する二次コントローラと、複数の二次ジャーナルボリュームと、複数の二次ボリュームとを有する二次ストレージシステムと
    を有し、
    複数のジャーナルグループがあり、
    前記複数のジャーナルグループの各々が、前記一次ボリュームと、その一次ボリュームに格納されるデータの更新履歴でありそのデータを含んだジャーナルが格納される前記一次ジャーナルボリュームと、その一次ジャーナルボリュームとペアを構成しその一次ジャーナルボリュームに格納された前記ジャーナルの複製先である前記二次ジャーナルボリュームと、その二次ジャーナルボリュームに格納されたジャーナルに含まれているデータが格納され前記一次ボリュームとペアを構成する前記二次ボリュームとで構成され、
    記ジャーナルグループに含まれる一次ジャーナルボリュームの残り空き容量の閾値である一次残り容量閾値と、その一次ジャーナルボリュームの残り空き容量が前記一次残り容量閾値より小さい場合に採用されるコピー比率スケールとを、ジャーナルグループ毎に含んだ情報が前記一次メモリに格納され、
    前記複数のジャーナルグループの各々において、
    (a)前記一次CPUが、前記一次ボリュームにデータを記録し、
    (b)前記一次CPUが、そのデータを含んだジャーナルを前記一次ジャーナルボリュームに保存し、
    (c)前記一次CPUが、前記一次ジャーナルボリュームから前記二次ジャーナルボリュームへのジャーナルの転送を、前記複数のジャーナルグループの各々のコピー比率に対応する一サイクル当たりの最大転送量に従って行い、
    (d)前記二次CPUが、前記二次ジャーナルボリュームに記録されたジャーナルを前記二次ボリュームに記録し、
    (k)前記一次ジャーナルボリュームの残り空き容量がそのジャーナルグループに対応する前記一次残り容量閾値より小さい場合、前記一次CPUが、そのジャーナルグループのコピー比率そのジャーナルグループに対応するコピー比率スケールに従い変更し、それにより、そのジャーナルグループに対応する前記一サイクル当たりの最大転送量を変更する、
    ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
  8. 請求項7記載の遠隔コピーシステムであって、
    前記複数のジャーナルグループの各々に、前記二次ジャーナルボリュームの残り空き容量の閾値である二次残り容量閾値を定義する情報が前記一次メモリに格納され、さらに
    (j)前記(k)での前記一次ジャーナルボリュームを含んだジャーナルグループ内の前記二次ジャーナルボリュームの残り空き容量がそのジャーナルグループに対応する前記二次残り容量閾値より小さい場合、前記一次CPUが、そのジャーナルグループのコピー比率を変更前の元のコピー比率に戻し、それにより、そのジャーナルグループに対応する前記一サイクル当たりの最大転送量を変更前の元の最大転送量に戻す、
    ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
  9. 請求項7又は8記載の遠隔コピーシステムであって、
    前記一次メモリにおいて、前記(k)を行うか否かが、ジャーナルグループ別に設定される、ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
  10. 請求項7乃至9のうちのいずれか1項に記載の遠隔コピーシステムであって、
    前記複数のジャーナルグループ各々に定義されるコピー比率は、複数のQoSレベルのうちの指定されたQoSレベルの優先順位に対応するコピー比率である、ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
  11. 請求項10記載の遠隔コピーシステムであって、
    前記QoSレベルは、RPO(Recovery Point Objective)又はRTO(Recovery Time Objective)で定義される、ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
  12. 請求項7乃至11のうちのいずれか1項の遠隔コピーシステムであって、
    前記一次CPUが、前記複数のジャーナルグループの各々に、前記(c)において、前記一次ジャーナルボリュームから前記二次ジャーナルボリュームへの転送のために前記ジャーナルの書き込み処理を制御するためキューを使用する、ことを特徴とする遠隔コピーシステム。
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