JP2002297427A - データのバックアップのための方法、装置、システム、プログラム及び記憶媒体 - Google Patents

データのバックアップのための方法、装置、システム、プログラム及び記憶媒体

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JP2002297427A
JP2002297427A JP2001100593A JP2001100593A JP2002297427A JP 2002297427 A JP2002297427 A JP 2002297427A JP 2001100593 A JP2001100593 A JP 2001100593A JP 2001100593 A JP2001100593 A JP 2001100593A JP 2002297427 A JP2002297427 A JP 2002297427A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】適切なバックアップスケジュールを自動的に決
定する。 【解決手段】ホスト計算機、バックアップ元記憶装置及
びバックアップ先記憶装置に通信回線を介して接続さ
れ、バックアップ処理のスケジュールを記録しておくた
めのバックアップスケジュール表記憶手段を有するバッ
クアップ装置により、ホスト計算機からの要求に応じ
て、バックアップ対象データの重要度及び該データを保
持する記憶装置の信頼度を基に、バックアップスケジュ
ール表を作成及び/又は編集し、このバックアップスケ
ジュール表に記録されたスケジュールに従ってバックア
ップ処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ディスク記憶装
置内のデータをバックアップする技術に係り、特に、複
数の計算機が接続される複合計算機システムにおけるバ
ックアップシステム及び装置と、該システムに用いられ
るバックアップ方法と、該方法を用いたプログラムと、
該プログラムを保持する記憶媒体とに関する。
【0002】
【従来の技術】磁気ディスク記憶装置などの記憶装置に
保持されているデータは、事故、災害、故障などにより
一旦破壊されてしまうと、回復・修復するのに多大な労
力と費用を要することが多い。そこで、重要なデータに
ついては、破壊されても即座に現状を回復することがで
きるよう、あらかじめ磁気テープ装置など他の記憶装置
にデータをコピーして保存しておくことが一般に行われ
ている。通常、このデータ保護手順を「バックアップ」
と呼び、他の記憶装置にコピーして保存されたデータを
「バックアップデータ」と呼ぶ。
【0003】一般的なバックアップ操作では、オペレー
タが手作業によりバックアップ元のデバイスとバックア
ップ先のバックアップ装置(磁気テープドライブ又は磁
気テープライブラリ装置など)を指定し、所定の時刻に
バックアップ処理を起動して、バックアップ元からバッ
クアップデバイスへとデータ(ファイルなど)をコピー
する。なお、これを発展させて、シェルスクリプトなど
で記述した定期的に特定のデバイス上のデータをバック
アップするバッチ処理を実行する方法もある。
【0004】また近年、複数のホスト計算機と複数の記
憶装置とを相互に接続し、いわゆる一つのネットワーク
にまとめる動きが盛んになっている。一般に、複数の計
算機をイーサネット(登録商標)(Ethernet
(登録商標))などのネットワークで接続したLAN(L
ocal Area Network)に対して、このような記憶装置のネ
ットワークをSAN (Storage Area Network)と呼ぶ。
【0005】SANでは、通常、ファイバチャネル(Fib
re Channel)という光ケーブル又は銅線の伝送路を用い
て計算機と記憶装置とが接続される。このネットワーク
には、記憶装置に対して複数の計算機が共通にアクセス
できるという大きな利点がある。このネットワークを用
いれば、複数の計算機で記憶装置やバックアップ装置を
共用することができるため、複数の計算機に保持された
データを、一台のバックアップ装置によってそれぞれバ
ックアップすることができるため、比較的高価なテープ
ライブラリ装置や高速なテープ記憶装置などを計算機や
磁気ディスク装置の台数分用意する必要がなく、システ
ム構築のコストを削減することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このようなSANによ
るバックアップ装置の共有環境では、バックアップ装置
が行うべきバックアップ処理は、バックアップ対象が多
いことから、非共有環境に比べて高負荷になる。通常、
バックアップ処理は、高負荷なトランザクション処理な
どが行われない深夜など、ごく限られた時間帯に、所定
の時間内で実施しなければならない。しかし、バックア
ップ装置が共有される環境では、1台のバックアップ装
置により複数の記憶装置のデータをバックアップするた
め、処理時間が長くなる。したがって、処理量の多いシ
ステムでは、所定の時間内にバックアップ処理が終了し
ないといった問題が生じる場合がある。
【0007】この問題を回避するため、例えば、重要な
データや信頼度の低い記憶装置に保持されたデータにつ
いては1日1回、更新の少ないデータや信頼度の高い記
憶装置に保持されたデータについては週1〜2回といっ
たように、バックアップの頻度をバックアップ対象の記
憶装置やデータの種類、該データを用いるアプリケーシ
ョンの種類などに応じて変えることにより、システム全
体のバックアップ時間の短縮を図ることができる。しか
し、このようにする場合には、システム管理者がそれぞ
れのデータについてバックアップの頻度及びスケジュー
ルを適切に決定する必要があり、大規模システムにおい
ては非常に複雑なスケジューリングを要するため、この
方法を採ることは困難なことが多い。
【0008】そこで本発明は、このようなシステム管理
における手間を軽減するため、データの重要度や記憶装
置の信頼度などから、適切なバックアップスケジュール
を自動的に決定するためのバックアップ方法と、該方法
を用いたバックアップ装置、バックアップシステム及び
バックアッププログラムと、該プログラムを保持する記
憶媒体とを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明では、ホスト計算機、バックアップ元記憶装
置及びバックアップ先記憶装置に通信回線を介して接続
され、バックアップ処理のスケジュールを記録しておく
ためのバックアップスケジュール表記憶手段を有するバ
ックアップ装置により、ホスト計算機からの要求に応じ
て、バックアップ対象データの重要度及び該データを保
持する記憶装置の信頼度を基に、バックアップスケジュ
ール表を作成及び/又は編集するステップと、バックア
ップスケジュール表に記録された上記スケジュールに従
ってバックアップ処理を実行するステップとを備えるバ
ックアップ方法が提供される。また、本発明では、この
本発明のバックアップ方法を用いたバックアップ装置、
バックアップシステム及びバックアッププログラムと、
該プログラムを保持する記憶媒体とが提供される。
【0010】なお、本発明では、バックアップ装置に、
バックアップ元記憶装置の動作状況を監視する手段、及
び、バックアップ元記憶装置の動作状況の変化(縮退、
回復などの装置の変化)を検出するとバックアップスケ
ジュール表を作成及び/又は編集する手段をさらに設け
ることが望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のバックアップシステム
は、1台以上のホスト計算機と、1台以上の記憶システ
ムと、バックアップ装置とが、相互に接続された計算機
システムである。本発明のシステムでは、記憶システム
はそれぞれ、記憶媒体として一つ又は複数のボリューム
を有し、バックアップ装置は、ホスト計算機が上記ボリ
ューム上に格納したデータのバックアップを共通に取得
する。この本発明のバックアップシステムは、ホスト計
算機からのバックアップ要求に応じて、記憶システム上
に保持するそれぞれのデータに対するバックアップの順
序と頻度とを決定する手段(バックアップジョブ管理
部)を有する。
【0012】なお、このバックアップジョブ管理部は、
例えばバックアップ装置に設けることができ、バックア
ップジョブ管理部へのバックアップ要求は、ホスト計算
機のいずれか1台が備えるバックアップ要求手段が行う
ようにしてもよい。また、ホスト計算機のうちの1台
に、バックアップジョブ管理部を設けてもよい。
【0013】バックアップジョブ管理部は、それぞれの
データに対するバックアップの順序及び頻度を決定した
後、ホスト計算機から別のバックアップ要求を受け付
け、すでに決定したバックアップの順序及び頻度を変更
する手段を有することが望ましい。
【0014】ホスト計算機からの要求には、バックアッ
プ対象データの重要度、及び、バックアップ処理を実行
する時間帯に関する情報の少なくともいずれかを含むこ
とが望ましい。
【0015】また、記憶システムの有する一つ又は複数
のボリュームは、1台以上の磁気ディスク記憶装置から
構成された論理ボリュームとすることができる。この場
合、論理ボリュームに格納されたデータは、記憶システ
ムにおける複数の記憶媒体(磁気ディスクなど)に多重
化されて格納されてもよい。さらに、論理ボリュームに
格納されたデータは、記憶システムにおける複数の記憶
媒体(磁気ディスクなど)に分散されて格納されてもよ
い。このように分散して格納する場合、データには誤り
訂正符号を付加することが望ましい。
【0016】本発明のバックアップシステムでは、複数
のホスト計算機のうちいずれか少なくとも1台が、バッ
クアップ装置へのバックアップ要求を行うことができ
る。また、バックアップ装置がバックアップ処理の管理
を行い、システム全体のバックアップスケジュールを決
定する。それぞれのホスト計算機はバックアップ処理を
管理する計算機(バックアップ装置)に、バックアップ
時間帯及びデータの重要度を指定する。バックアップ処
理を管理する計算機は、この情報や、バックアップ対象
データを保持する記憶装置の信頼度をもとに、それぞれ
のデータのバックアップ頻度を決定し、適切な時間帯に
バックアップ処理を実行できるようにスケジュールを決
定する。
【0017】さらに、バックアップ対象のデータが増え
ると、当初設定していたスケジュールでは、決められた
時間内にバックアップが終わらない可能性が出てくる。
本実施例のバックアップシステムでは、このような場
合、データの重要度などの要素から、バックアップの必
要性が比較的低いデータについてバックアップ頻度を減
らす、あるいはバックアップの時間帯をずらすなどし
て、バックアップスケジュールを変更する。
【0018】以下、発明の実施例を、図面を用いて説明
する。
【0019】A.システム構成 (1)全体構成 本実施例のバックアップシステムは、図1に示すよう
に、ホスト計算機100、バックアップ管理装置(バッ
クアップ装置)200、磁気ディスク記憶装置300、
及び、磁気テープライブラリ記憶装置400とを備え
る。
【0020】これらの装置100,200,300及び
400は、それぞれ、CPU(中央処理装置)、メモリ
(主記憶装置)、外部記憶装置、入力装置及び出力装置
を有する情報処理装置であり、これらの装置100〜4
00における各種ソフトウエア/アプリケーションは、
外部記憶装置により記憶媒体から読み込まれるなどして
メモリに保持され、CPUにより実行される。
【0021】なお、本実施例では、ホスト計算機100
及び磁気ディスク記憶装置300がそれぞれ1台設けら
れているが、複数台設けてもよい。また、磁気ディスク
記憶装置の代わりに、光ディスク記憶装置や光磁気ディ
スク記憶装置など、他の記憶装置を用いてもよく、これ
らを併用してもよい。また、本実施例ではバックアップ
データを保存する記憶装置として磁気テープライブラリ
装置を用いるが、本発明はこれに限られるものではな
く、他の記憶装置を用いてもよく、また、記憶媒体も磁
気テープでなくてもよい。ただし、バックアップデータ
の保存先には、大容量の記憶装置を用いることが好まし
い。
【0022】(2)ホスト計算機 ホスト計算機100は、ブロックデバイスI/F(イン
タフェース)101と、ネットワークI/F108と、
バックアップ管理装置200と連携して動作するホスト
側ソフトウエア110と、入力装置107とを備える。
【0023】ブロックデバイスI/F101は、バック
アップ管理装置200、磁気ディスク記憶装置300及
び磁気テープライブラリ記憶装置400の間のデータ転
送を行う。ブロックデバイスI/F101によるデータ
転送には、ファイバチャネル、又は、SCSI(Small
Computer System Interface)デバイスなどのSCSI
プロトコルを用いるデバイスが用いられる。
【0024】ネットワークI/F108は、バックアッ
プ管理装置200と磁気ディスク記憶装置300との間
のデータ通信を行う。ネットワークI/F108による
データ通信には、イーサネットやFDDI(Fiber Dist
ributed Data Interface)等が用いられ、LAN600
経由して行われる。
【0025】ホスト側ソフトウエア110は、バックア
ップ対象のデータを保持するデータベース105、バッ
クアップ管理装置200からバックアップ要求が発生し
た際にデータベースアプリケーション105と連携して
一連のバックアップを行うジョブ登録部106、バック
アップされるデバイスファイル名とポート(Port)
番号及び論理ユニット番号(LUN)とを変換するポー
ト番号・LUN−デバイスファイル対応表104、外部
記憶装置の磁気ディスクを外部から制御するディスクア
レイ外部制御部102、並びに、データベースアプリケ
ーション105又はディスク外部制御部102からのブ
ロックデバイス命令をSCSIデバイスコマンドで生成
するSCSIコマンド発行部103を備える。
【0026】なお、本発明では、バックアップ対象のデ
ータを管理するアプリケーションとして、DBMS(デ
ータベース管理システム)であるデータベースアプリケ
ーション105を用いているが、別の応用ソフトウエア
でもよい。また、本実施例ではバックアップ対象のデー
タをデータベースの保持するデータとしたが、本発明は
これには限られず、ファイルなどに保持されたデータで
あっても構わない。
【0027】ポート番号・LUN−デバイスファイル対
応表104は、メモリ及び/又は外部記憶装置に確保さ
れた記憶領域であり、図5に示すように、ブロックデバ
イスネットワーク内の磁気ディスク記憶装置300の識
別子であるポート番号5002、及び、磁気ディスク記
憶装置300が提供する論理ボリュームのLUN500
3の、ホスト計算機100のオペレーティングシステム
(OS)内で利用されるディスク識別ファイルであるデ
バイスファイル5001に関連付けて保持する。
【0028】(3)バックアップ管理装置 バックアップ管理装置200は、バックアップ操作を行
うとともに、そのスケジューリングを行うバックアップ
装置であり、図1に示すように、バックアップ管理装置
200の動作管理をする制御部220と、制御部220
が利用するデータを保管するストレージ部210と、S
CSIコマンド発行部202と、ブロックデバイスI/
F201と、ネットワークI/F203部とを備える。
【0029】SCSIコマンド発行部202は、制御部
220から磁気ディスク記憶装置300及び磁気テープ
ライブラリ記憶装置400に対して要求されるデータ転
送命令と、ブロックデバイスネットワーク500に接続
される機器の構成情報を取得するための命令とを発行す
る。
【0030】ブロックデバイスI/F201は、ファイ
バチャネル又はSCSIデバイスなどのSCSIプロト
コルデバイスを用いて、磁気ディスク記憶装置300、
磁気テープライブラリ記憶装置400等のブロックデバ
イスとの間でのデータの転送を行う。
【0031】ネットワークI/F203は、制御部22
0と外部の装置と間の、LAN600を経由した通信の
ためのインタフェースである。
【0032】バックアップ管理装置200内の制御部2
20は、磁気ディスク記憶装置300の動作状況を把握
する装置管理情報収集部225と、バックアップジョブ
の追加と削除を行うバックアップジョブ管理部221
と、磁気テープライブラリ記憶装置400内のテープ動
作状況を後述のテープライブラリ管理表212で管理す
るテープライブラリ管理部222と、バックアップジョ
ブ管理部221で作成されたバックアップスケジュール
を処理するバックアップジョブ処理部223と、データ
ベース211,214を管理するためのDBMS(図示
せず)とを備える。
【0033】バックアップ管理装置200内のストレー
ジ部210は、メモリ及び/又は外部記憶装置に確保さ
れた記憶領域であり、制御部220が取り扱うデータを
保持する。ストレージ部210は、磁気テープライブラ
リ記憶装置400のテープ稼動状況を記載したテープラ
イブラリ管理表212と、バックアップジョブ管理部に
よって決められた1週間のバックアップのスケジュール
を記載したバックアップスケジュール表213と、リソ
ースDB(データベース)211と、システム構成DB
214と、バックアップ周期表215とを備える。
【0034】リソースDB211は、バックアップされ
るボリュームの磁気ディスク記憶装置300内の構成情
報と、データを保管する磁気テープライブラリ記憶装置
400のポート番号及びLUNと、バックアップ対象デ
ータの重要度とを、アプリケーショングループという単
位で管理するデータベースである。
【0035】なお、本実施例では、バックアップ対象デ
ータの重要度(データ重要度)は、ホスト計算機100
の入力装置107を介してユーザによって入力される。
すなわち、各アプリケーショングループに対して、バッ
クアップされるデータが入った複数のボリュームがLU
Nによって指定され、アプリケーショングループ毎のデ
ータ重要度6010が指定される。
【0036】なお、データ重要度は、本実施例では図6
に示すように3段階で規定される。第1段階はバックア
ップが望ましいグループ6011、第2段階はバックア
ップが必要とされるグループ6012、第3段階はバッ
クアップが必須なグループ6013である。つまり、デ
ータ重要度6010は値が大きいほど重要度が高いこと
を示し、本実施例では「1」が最低、「3」が最高とな
っている。このデータ重要度6010は、磁気ディスク
記憶装置300内のデータを保持するボリュームのディ
スクの冗長度と併せることで、後述するバックアップ周
期表215に基づいてバックアップを行う間隔であるバ
ックアップ周期を決定するのに使われる。
【0037】DB211の構造を、図2に示す。リソー
スDB211は、バックアップの単位であるアプリケー
ショングループ1001と、バックアップ対象データの
重要度や最終バックアップバック開始時間と終了時間を
記したバックアップメタ情報1010と、磁気ディスク
記憶装置300内の物理位置情報やターゲットとなるテ
ープの割当を記載したバックアップ対象データ情報部1
020とを備える。
【0038】リソースDB211内のバックアップメタ
情報部1010は、バックアップ対象データの重要度1
011と、最終バックアップ開始時刻1012と、そし
て最終バックアップ終了時刻1013とを有する。バッ
クアップ対象データ情報部1020には、アプリケーシ
ョングループ1001に所属するデータのブロックデバ
イスネットワーク上でのポート番号1021と、ディス
ク内のLUN番号1022と、テープライブラリ管理装
置よりアプリケーショングループへ割り当てられたテー
プ割当1023とが記載されている。なお、テープ割当
1023には複数のテープ番号が記載されていてもよ
い。
【0039】システム構成DB214は、磁気ディスク
記憶装置300内の各物理デバイスに対する構成情報
を、ポート番号、LUN及びLU冗長度として保持する
データベースであり、図3に示すように、磁気ディスク
記憶装置のポート番号2001と、LUN2002と、
PDEV番号(物理デバイス番号)2003と、各物理
デバイス(PDEV)のディスク構成2004と、LU
(論理ユニット)のボリュームの冗長度2005(LU
冗長度)とを保持する。本実施例のシステムでは、この
システム構成DB214により、ユーザが意識すること
なく自動的に、論理ユニット番号を物理デバイス番号へ
変換することができる。
【0040】バックアップ周期表215は、1週間の内
に行われるバックアップの間隔(周期)を決定するため
に用いられるデータベースであり、図7に示すように、
ユーザによって指定されたデータ重要度7020と、前
述のLUの冗長度7010とを保持する。なお、本実施
例では、バックアップ周期はデータ重要度7020及び
LU冗長度7010の2種類のデータに基づいて決定さ
れるが、本発明はこれには限られず、バックアップ時
間、バックアップ管理装置200の性能等のパラメータ
を追加してバックアップ周期表215を拡張してもよ
い。
【0041】バックアップスケジュール表213は、図
8に示すように、1週間の各曜日8020に対応して、
バックアップ処理実行時間枠8001ごとに、バックア
ップ対象のアプリケーショングループ名8011と、磁
気テープライブラリ装置400においてそのバックアッ
プに使用されるテープの番号8012とを保持する。
【0042】テープライブラリ管理表212は、磁気テ
ープライブラリ記憶装置400内に存在するテープの使
用状況を管理するための表であり、図4に示すように、
テープごとに、該テープのテープ番号4001及び使用
状況4002を保持する。なお、テープ番号は、磁気テ
ープライブラリ記憶装置400内の磁気テープ記憶媒体
と1対1対応しており、ここでは、磁気テープライブラ
リ記憶装置400に磁気テープ記憶媒体がN本用意され
ているものとする。また、使用状況は「0」であれば未
使用、「1」であれば使用中であることを示す。
【0043】(4)磁気ディスク記憶装置 磁気ディスク記憶装置300は、図1に示すように、デ
ータを保持するための記憶媒体として、磁気ディスク3
10を有する。また、磁気ディスク装置300は、ディ
スク310を制御するディスクドライブ制御部304,
305と、複数のディスクを統合制御するディスク制御
部320と、ホスト計算機100及びバックアップ管理
装置200からの磁気ディスク記憶装置310の管理を
可能にするための制御デバイス307と、ブロックデバ
イスI/F308と、ネットワークI/F306と、デ
ィスクの部品の障害状況を監視する障害検出部305
と、磁気ディスク記憶装置300の動作に必要な電源を
供給する電源部301とを備える。
【0044】ブロックデバイスI/F308は、ファイ
バチャネル、又は、SCSIデバイスなどのSCSIプ
ロトコルデバイスを用いて、ホスト100、バックアッ
プ管理装置200又は磁気テープライブラリ記憶装置4
00と磁気ディスク記憶装置300との間のデータ転送
を行う。
【0045】ネットワークI/F306は、磁気ディス
ク記憶装置300と、ホスト計算機100又はバックア
ップ管理装置200との間のLAN600を経由した通
信を行う。ディスク制御部320は、このネットワーク
I/F306を介して、ホスト計算機100及びバック
アップ管理装置200との間で管理情報の交換を行う。
【0046】ディスク制御部320は、磁気ディスク記
憶装置300の動作を決定する。ディスク制御部320
は、ホスト計算機100やバックアップ管理装置200
などのイニシエータ装置からのSCSIプロトコル命令
を受信するSCSIコマンド受信部324と、制御デバ
イスに要求を監視する制御デバイス監視部323と、S
CSIコマンド受信部324及び制御デバイス監視部3
23により命令された論理ボリュームへの処理及びボリ
ュームの読み書き操作を行う論理ボリューム制御部32
5と、装置の各種構成要素に関する情報を取得し、これ
を管理する装置構成要素管理部322と、装置構成要素
管理部322で取得した情報をバックアップ管理装置2
00等の外部装置に公開する装置管理情報提供部321
とを備える。装置構成要素管理部322の管理対象に
は、電源部301の動作状態、物理ディスクの動作状
態、並びに、磁気ディスク記憶装置300のポート番号
及びLUNなどのディスク構成要素が挙げられる。
【0047】(5)磁気テープライブラリ 磁気テープライブラリ記憶装置400は、図1に示すよ
うにテープ内のデータを読み書きするテープドライブ部
401、バックアップデータを保管するための記憶媒体
である磁気テープ402と、アクセス対象の磁気テープ
402を変更するチェンジャ部403と、磁気テープ内
のデータの読み書き動作を制御するテープドライブ制御
部404と、チェンジャ部403及びテープドライブ制
御部404の動作を管理するライブラリ管理部405
と、外部のバックアップ管理装置200からの命令(デ
ータ転送命令など)を受信するSCSIコマンド受信部
406と、コマンドを送受信するブロックデバイスI/
F407とを備える。
【0048】(6)ネットワーク ホスト計算機100、バックアップ管理装置200、磁
気ディスク記憶装置300及び磁気テープライブラリ記
憶装置400は、それぞれ、ブロックデバイスI/F1
01,201,301,401を介してブロックデバイ
スネットワーク500に接続されている。ブロックデバ
イスネットワーク500は、ファイバチャネル、SCS
Iプロトコルなどに基づくネットワークである。各装置
100〜400のブロックデバイスI/Fから送受信さ
れるコマンド及びデータは、このブロックデバイスネッ
トワーク500を介して転送される。
【0049】また、ホスト計算機100、バックアップ
管理装置200及び磁気ディスク記憶装置300は、ネ
ットワークI/F108,203,306を介してLA
N600に接続されている。このLAN600は、イー
サネット、FDDI等に基づくネットワークであり、各
装置間でこのLAN600は、管理情報を交換するため
に使われる。
【0050】B.処理の流れ つぎに、本実施例のバックアップシステムにおけるバッ
クアップ動作について説明する。
【0051】(1)全体の流れ 本実施例のバックアップシステムでは、バックアップ管
理装置200により、バックアップ対象LUのアプリケ
ーショングループの登録が受け付けられる。バックアッ
プ管理装置200は、このバックアップ対象の登録が行
われた後、バックアップスケジュールの作成依頼を受け
ると、登録されたアプリケーショングループのデータ重
要度を基に、バックアップスケジュール表213を作成
し、これをホスト計算機100に通知する。この通知を
受けたホスト計算機100は、通知された表213を出
力装置の表示画面に表示する。
【0052】図17に示すように、ここで表示されるス
ケジュール提示画面1700は、バックアップスケジュ
ール表213の内容を示すスケジュール表領域1701
と、編集の指示を受け付けるためのボタン(選択領域)
1702と、スケジュールの承認の入力を受け付けるた
めのボタン(選択領域)1703と、終了指示を受け付
けるためのボタン(選択領域)1704とを有する。
【0053】ここで、入力装置107を介して編集ボタ
ン1702の選択(クリック)が入力されると、ホスト
計算機100は、スケジュール表213の編集画面を表
示し、編集指示の入力を受け付けて、入力された内容を
バックアップ管理装置200に通知し、編集指示を表2
13の内容に反映させ、修正後のスケジュール表213
の内容を用いて、再度スケジュール提示画面1700を
表示する。入力装置107を介して承認ボタン1703
の選択が入力されると、バックアップ管理装置300
は、スケジュール表213の内容に基づきバックアップ
操作を実行する。また、入力装置107を介して終了ボ
タン1704の選択が入力されると、ホスト計算機10
0は、処理を終了する。
【0054】さらに、本実施例のバックアップ管理装置
300は、システムの稼動中にシステム構成が変更され
ると、システム構成を把握した後、再びバックアップス
ケジュールを作成する。
【0055】この本実施例のシステムにおけるバックア
ップ動作の詳細について、以下に順次説明する。
【0056】(2)アプリケーショングループの登録 初めに、ホスト計算機100によるバックアップ管理装
置200へのアプリケーショングループの登録処理を、
図9を用いて説明する。
【0057】ホスト計算機100のジョブ登録部106
は、バックアップ対象デバイスファイルの記憶媒体(本
実施例では論理ボリューム)のボリューム名をあらかじ
め保持している。なお、このジョブ登録部106の保持
するバックアップ対象デバイスファイル名は、例えば、
入力装置107を介してユーザからのバックアップ対象
デバイスファイルの指定の入力を受け付けるようにして
もよく、データベースアプリケーションが自動的にファ
イル名を指定し、ジョブ登録部106に通知するように
してもよい。アプリケーショングループの登録処理で
は、まず、ホスト計算機100のジョブ登録部106
が、この保持しているデバイスファイルのボリューム名
を、ポート・LUN−デバイスファイル対応表104を
参照して、SCSIプロトコルで使用されるポート番号
及びLUNに変換する(ステップ9001)。
【0058】次にホスト計算機100のジョブ登録部1
06は、アプリケーショングループをリソースDB21
1に登録するために、アプリケーショングループ名、バ
ックアップボリュームのポート番号及びLUN並びにア
プリケーショングループのデータ重要度を通知して、バ
ックアップ管理装置200へ登録要求を発行する(ステ
ップ9002)。
【0059】これを受けたバックアップ管理装置200
内のバックアップジョブ管理部221は、ステップ90
02で要求されたアプリケーショングループを確認し
(ステップ9003)、同一のアプリケーショングルー
プが存在すればステップ9006へ処理を進め、存在し
なければホスト計算機100へエラーであることを通知
する(ステップ9005)。
【0060】ステップ9004においてバックアップジ
ョブ管理部221は、ステップ9002で与えられたポ
ート番号、LUN番号及びデータ重要度と、ステップ9
003で確認されたアプリケーショングループとを基
に、バックアップ対象のアプリケーショングループに関
するレコードであるリソースレコードを作成し、リソー
スDB211に登録する。なお、リソースレコードは、
アプリケーショングループごとに作成され、図2に示す
リソースDB211の各行211aにあたる。
【0061】(3)登録の削除 続いて、登録されたアプリケーショングループのリソー
スレコードをリソースDB211より解放(削除)する
処理について、図10を用いて説明する。
【0062】バックアップ対象アプリケーショングルー
プの登録を削除する必要が生じた場合(すなわち、上述
の例に倣えば、ユーザ又はデータベースアプリケーショ
ンからの登録解除要求があった場合)、ホスト計算機1
00のジョブ登録部106は、削除を指示されたアプリ
ケーショングループのリソースレコードをリソースDB
211から削除するために、バックアップ管理装置20
0へ削除の要求を発行する(ステップ10001)。
【0063】これを受けたバックアップ管理装置200
内のバックアップジョブ管理部221は、ステップ10
001で要求されたアプリケーショングループの存在を
確認し(ステップ10002)、要求されたアプリケー
ショングループが存在すれば処理をステップ10003
へ進め、存在しなければホスト計算機100へエラーで
あることを通知する(ステップ10008)。
【0064】ステップ10003において、バックアッ
プジョブ管理部221は、要求されたアプリケーション
グループが現在バックアップ処理中か否か確認し、バッ
クアップ処理中であれば、ホスト計算機100へエラー
であることを通知する(ステップ10008)。一方、
バックアップ処理中でなければ、バックアップジョブ管
理部221は、リソースDB211を参照して、登録を
削除するアプリケーショングループに対して割り当てら
れたテープを検出し、この検出したテープを、テープラ
イブラリ管理部222によって解放する(ステップ10
004)。
【0065】続いてバックアップジョブ管理部221
は、バックアップスケジュール表213及びリソースD
B211から、ステップ10001で登録削除を要求さ
れたアプリケーショングループに対応するレコードを削
除して(ステップ10005,6)、 アプリケーショ
ングループを解放した結果をホスト計算機100に戻す
(ステップ10007)。
【0066】(4)バックアップスケジュール表の作成 次に、ホスト計算機100がバックアップスケジュール
表213の作成の依頼をバックアップ管理装置200へ
発行し、リソースDB211中のアプリケーショングル
ープからバックアップスケジュール表213を作成する
手順について、図11を用いて説明する。
【0067】入力装置107を介してバックアップスケ
ジュール表213の作成指示が入力された場合や、装置
構成の変化を検出した場合、ホスト計算機100のジョ
ブ登録部106は、バックアップ管理装置200に、1
日のうちのバックアップ処理を行うことができる時間で
あるバックアップウインドウWを通知して、バックアッ
プスケジュール表213の作成を依頼する(ステップ1
1001)。
【0068】この依頼を受けたバックアップ管理装置2
00の制御部220は、リソースDB211を参照し
て、バックアップ対象アプリケーショングループのリソ
ースレコードをデータの重要度順に一つ呼び出す(ステ
ップ11002)。
【0069】ステップ11002で未処理レコードが呼
び出せれば(ステップ11003)、制御部220は、
当該呼び出したリソースレコードの内容をバックアップ
スケジュール表213へ登録し(ステップ1100
4)、登録できなければ、その旨をホスト計算機100
へ通知する。これを受けたホスト計算機100のジョブ
登録部106は、テープが割り当てられなかったことを
表示画面に表示して(ステップ11005)、処理を終
了する。
【0070】一方、ステップ11004において登録処
理が成功すればバックアップするテープの割り当てをテ
ープライブラリ管理部222に依頼する(ステップ11
006)。ここでテープの割り当てに失敗した場合、制
御部220は、その旨をホスト計算機100へ通知す
る。これを受けたホスト計算機100のジョブ登録部1
06は、テープが割り当てられなかったことを表示画面
に表示して(ステップ11007)、処理を終了する。
【0071】ステップ11006においてテープの割り
当てが成功した場合、制御部220は、バックアップス
ケジュール表213の所定の位置(図8では括弧内80
12として図示)に割り当てたテープのテープ番号を格
納し、処理をステップ11002へ戻して次のリソース
レコードについての処理を行う。ステップ11002に
おいて未処理レコードを呼び出せなければ(ステップ1
1003)、制御部220はバックアップスケジュール
表213の内容をホスト計算機100へ通知する。
【0072】この通知を受けたホスト計算機100のジ
ョブ登録部106は、通知された表213の内容を、出
力装置の表示画面に表示し(図17)、ボタン1702
〜1704の選択を受け付け(ステップ11008)、
終了ボタン1704が選択されると(ステップ1100
9)、処理を終了する。
【0073】また、承認ボタン1703が選択されると
(ステップ11009)、ホスト計算機100のジョブ
登録部106は、バックアップ管理装置200の制御部
220にバックアップ処理の実行を指示し、これを受け
た制御部220は、バックアップスケジュール表213
に基づいたバックアップ処理の実行を開始する(ステッ
プ11010)。
【0074】編集ボタン1702が選択されると(ステ
ップ11009)、ホスト計算機100のジョブ登録部
106は、編集内容の指示入力を受け付けて(ステップ
11011)、バックアップ管理装置200の制御部2
20へ通知する。これを受けた制御部220は、指示の
内容に応じてバックアップスケジュール表213の内容
を編集し(ステップ11012)、編集後の表213の
内容をホスト計算機100へ通知する。これを受けたホ
スト計算機100のジョブ登録部106は、ステップ1
1008以降の処理を繰り返す。
【0075】なお、本実施例では、バックアップスケジ
ュールがユーザによって承認された場合にのみバックア
ップ処理の実行が開始されるが、バックアップスケジュ
ール表の作成に伴って自動的に実行を開始するようにし
てもよく、他の何らかの要件に応じて実行を開始するよ
うにしてもよい。
【0076】(5)スケジュールの登録 つぎに、上述のステップ11004におけるアプリケー
ショングループのリソースレコードのバックアップスケ
ジュール表213への登録手順について、図12を用い
て説明する。
【0077】ステップ11004において、まず、制御
部220は、図7に示したバックアップ周期表215に
保持されたデータの重要度7020と磁気ディスク記憶
装置300内のLUの冗長度7010とを用い、バック
アップ周期を決定する(ステップ12001)。ただ
し、複数のLUが存在し、かつ、冗長度が異なる場合に
は、冗長度が最低値のものを選んでバックアップ周期を
決定する。
【0078】次に、制御部220は、与えられるアプリ
ケーショングループのすべてのLUをバックアップした
時のバックアップ処理時間を予測し(ステップ1200
2)、予測されたバックアップ処理時間を1時間単位で
正規化した後(12003)、既にスタックされている
バックアップスケジュールの最後尾に、与えられたアプ
リケーショングループのバックアップジョブを積む(ス
テップ12004)。
【0079】続いて、制御部220は、登録されている
すべてのバックアップジョブの実行に要する時間がバッ
クアップウインドウWより短く、かつ、再割り当てが行
われていない(すなわちF=0)場合(ステップ120
05)、登録処理は成功したとして処理を上述のステッ
プ11005に進める。なお、本実施例では、ジョブの
再割り当ての有無を示すパラメータとして「F」を用い
る。Fの初期値は0であり、再割り当てが行われると1
が格納される。
【0080】また、ステップ12005において、すべ
てのバックアップジョブの実行に要する時間がバックア
ップウインドウWを超過しているか、又は、再割り当て
がすでに行われている(すなわちF=1)場合、制御部
220は、同じ重要度のアプリケーショングループのバ
ックアップ周期が一週間に1回として(ステップ120
06)、アプリケーショングループのジョブを空き時間
に再び割り当てた後(ステップ12007)、バックア
ップウインドウに空き時間があるか否か判定する(ステ
ップ12008)。
【0081】ここで、空き時間がなければ、制御部22
0は、登録に失敗したとして処理を上述のステップ11
006に進める。また、ステップ12008において空
き時間があれば、制御部220は、パラメータFに再割
り当て済みを示す「1」を格納し(ステップ1200
9)、登録に成功したとして処理を上述のステップ11
005に進める。
【0082】なお、本実施例では、再割り当ての有無を
示すパラメータ「F」を用いて、後続アプリケーション
グループのデータの重要度が逆転するのを防いでいる。
すなわち、ステップ12005においてFの値を検査
し、F=1であれば、後続のアプリケーショングループ
もバックアップ周期を7日に1回にする。
【0083】(6)バックアップ処理 次に、バックアップ管理装置200のバックアップジョ
ブ処理部223の動作について、図13を用いて説明す
る。バックアップジョブ処理部223は、バックアップ
スケジュール表213に登録されたスケジュールに従っ
て、バックアップ処理を行う。
【0084】まず、バックアップジョブ処理部223
は、バックアップスケジュール表213に従ってジョブ
レコードを取り出し(ステップ13001)、ホスト計
算機100へバックアップの事前処理を依頼する。依頼
を受けたホスト計算機100のジョブ登録部106は、
「バックアップ事前処理」を実行し、ミラーボリューム
の管理番号及びLUNをバックアップ管理装置200へ
通知する(ステップ13002)。なお、ステップ13
001において処理すべきジョブレコードがなければ、
バックアップジョブ処理部223は処理を終了する。
【0085】この通知を受けたバックアップジョブ処理
部223は、通知されたバックアップボリュームのミラ
ーボリュームのLUNにより、ターゲットボリュームを
オープンし(ステップ13003)、バックアップスケ
ジュール表213に記述されているターゲットテープを
オープンする(ステップ13004)。なお、ミラーと
は、磁気ディスク記憶装置300内に存在するボリュー
ムを別ボリューム(ミラーボリューム)へ常時複製する
機能を意味する。
【0086】続いてバックアップジョブ処理部223
は、ターゲットボリュームからターゲットテープへ、1
0ブロック分のデータを転送した後(ステップ1300
5)、他の処理からの割り込みがあれば(ステップ13
006)「割り込み処理」を行う(ステップ1300
7)という一連の処理(ステップ13005〜1300
7)を、バックアップが終了するまで、すなわち、ター
ゲットボリュームに転送すべきブロックが存在しなくな
るまで繰り返す(ステップ13008)。なお、ステッ
プ13005における転送ブロック数は、システムによ
って適宜変更することができる。
【0087】ターゲットボリュームに転送ブロックが存
在しなければ、ステップ13002より渡されるミラー
管理番号を用いてミラーボリュームを解放した後(ステ
ップ13009)、処理をステップ13001へ戻し、
バックアップ実施日のジョブがすべて終了するまで、ス
テップ13001〜13009の処理を繰り返す。
【0088】(7)割り込み処理 前述の「割り込み処理」(ステップ13007)は、バ
ックアップ管理装置200のバックアップジョブ処理部
221が動作中の場合に、割り込みを入れて実行され
る。この「割り込み処理」の詳細な処理手順を、図15
を用いて以下に説明する。
【0089】まず、バックアップジョブ処理部221
が、バックアップ処理によりアクセス中のテープ物理位
置情報T_Pとボリューム物理位置情報V_Pとを、不揮発性
記憶装置(例えば磁気ディスク記憶装置300)内に一
時退避し(ステップ15001)、ホスト計算機100
へバックアップ事前処理を依頼する。依頼を受けたホス
ト計算機100のジョブ登録部106は、「バックアッ
プ事前処理」を実行し、ミラーボリュームの管理番号及
びLUNをバックアップ管理装置200へ通知する(ス
テップ15002)。
【0090】通知を受けたバックアップジョブ処理部2
21は、現在バックアップ処理中のテープを退避し、磁
気テープライブラリ記憶装置400に割り込み処理対象
のジョブレコードで指定されたテープを充填してオープ
ンし(ステップ15003)、当該ジョブレコードで指
定されたボリュームをオープンして(ステップ1500
4)、全ボリュームデータをテープへバックアップした
後(ステップ15005)、ステップ15002におい
て通知されたミラー管理番号を用いてミラーボリューム
を解放する(ステップ15006)。
【0091】最後にバックアップジョブ処理部221
は、ステップ15003で退避したバックアップ中のテ
ープを装填し(ステップ15007)、ステップ150
01で退避したテープ物理位置情報T_P並びにボリュー
ム位置情報V_Pを復元する(ステップ15008)。
【0092】(8)バックアップ事前処理 前述のホスト計算機100における「バックアップ事前
処理」(ステップ13002,15002)について、
図14を用いて説明する。
【0093】ホスト計算機100のジョブ登録部106
は、バックアップジョブ処理部223から、バックアッ
プ時の条件であるバックアップターゲットのポート番号
及びLUNを取得し(ステップ14001)、磁気ディ
スク記憶装置300のボリューム複製機能(ミラー機
能)のホスト計算機100による外部制御を可能にする
ために、ディスクアレイ外部制御部102で制御管理番
号を定義する(ステップ14002)。
【0094】次に、ジョブ登録部106は、磁気ディス
ク記憶装置300のミラー機能をディスク外部制御部1
02経由で、バックアップターゲットLUNのボリュー
ムのミラーボリュームを作成して(ステップ1400
3)、データベーステーブルのバックアップを行うため
にデータベース105をホットバックアップモードに切
り替える(ステップ14004)。ホットバックアップ
モードに切り替えることにより、テーブルにバックアッ
プ時のチェックポイントが指定されるため、オンライン
中にバックアップしたとしても、チェックポイントにお
いて指定時刻でのテーブルが保存される。
【0095】続いてジョブ登録部106は、ディスク外
部制御部102を使用してミラーボリュームを分割する
(ステップ14005)。分割することによりミラー機
能は停止される。その後、ジョブ登録部106は、ホッ
トバックアップモードにされたデータベース105を通
常動作であるオンラインモードに切り替え(ステップ1
4006)、バックアップ管理装置200へミラー管理
番号とバックアップボリュームのLUNとを渡す(ステ
ップ14007)。
【0096】(9)システム構成変更時処理 次に、磁気ディスク記憶装置300が、縮退動作又は縮
退回復した時の、バックアップ管理装置の装置管理情報
部225におけるデータ重要度変更処理について、図1
6を用いて説明する。
【0097】装置管理情報部225は、磁気ディスク記
憶装置の動作状況をネットワーク600経由で取得する
処理(ステップ16001)を、縮退又は縮退からの回
復動作を検出するまで(ステップ16002)、一定間
隔で繰り返すことにより、常時、磁気ディスク記憶装置
の動作状況を監視している。
【0098】ステップ16002において縮退又は縮退
からの回復動作を検出すると、装置管理情報部225
は、システム構成DB214により各LUの冗長度を取
得し(ステップ16003)、得られた冗長度を用いて
バックアップスケジュール表213を作成して(ステッ
プ16004)、作成した表213をホスト計算機10
0へ通知する。
【0099】この通知を受けたホスト計算機100のジ
ョブ登録部106は、通知された表213の内容を、出
力装置の表示画面(図17)に表示し(ステップ160
05)、ボタン1702〜1704の選択を受け付け
(ステップ16007)、終了ボタン1704が選択さ
れると(ステップ11009)、処理をステップ160
01へ戻す。
【0100】また、承認ボタン1703が選択されると
(ステップ16007)、ジョブ登録部106は、バッ
クアップ管理装置200の制御部220にバックアップ
処理の実行を指示し、これを受けた制御部220は、ス
テップ16004において新たに作成されたバックアッ
プスケジュール表213に基づいたバックアップ処理の
実行を開始する(ステップ16008)。
【0101】編集ボタン1702が選択されると(ステ
ップ16007)、ホスト計算機100のジョブ登録部
106は、編集内容の指示入力を受け付けて(ステップ
16009)、制御部220へ通知する。これを受けた
制御部220は、指示の内容に応じてバックアップスケ
ジュール表213の内容を編集し(ステップ1601
0)、編集後の表213の内容をホスト計算機100へ
通知する。これを受けたホスト計算機100のジョブ登
録部106は、ステップ16005以降の処理を繰り返
す。
【0102】C.本実施例の効果 本実施例では、バックアップ管理装置300が、バック
アップの時間帯やデータの重要度の通知を受けて、これ
らの情報や記憶装置の信頼度をもとに、それぞれのデー
タのバックアップ頻度を決定し、適切な時間帯にバック
アップが取れるようにスケジュールを決定する。また、
データの重要度などの要素から、バックアップの必要性
が比較的低いデータに関しては、バックアップ頻度を減
らして、バックアップスケジュールを変更する。
【0103】
【発明の効果】本発明によれば、データの重要度や記憶
装置の信頼度などから、最適なバックアップスケジュー
ルを自動的に決定することができるため、システム管理
の負荷を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例におけるバックアップシステムの構成
図である。
【図2】 実施例におけるバックアップリソースDB2
11の内部構造を示す説明図である。
【図3】 実施例におけるシステム構成DB214の内
部構造を示す説明図である。
【図4】 実施例におけるテープライブラリ管理表21
2の内部構造を示す説明図である。
【図5】 実施例におけるLUN、ポート番号-デバイ
スファイル対応表104の内部構造を示す説明図であ
る。
【図6】 実施例におけるバックアップ対象データ重要
度を示す説明図である。
【図7】 実施例におけるバックアップ周期表215を
示す説明図である。
【図8】 実施例におけるバックアップスケジュール表
213の関係を示す説明図である。
【図9】 実施例におけるリソースDB211にアプリ
ケーショングループを登録する処理の流れ図である。
【図10】 実施例におけるバックアップジョブ処理部
220の動作の流れ図である。
【図11】 実施例におけるバックアップジョブ管理部
211でのバックアップスケジュール作成処理の流れ図
である。
【図12】 実施例におけるバックアップアプリケーシ
ョンのレコードをバックアップスケジュール表213へ
登録処理の流れ図である。
【図13】 実施例におけるバックアップジョブ処理部
220の処理の流れ図である。
【図14】 実施例におけるホスト計算機100のバッ
クアップ事前処理の流れ図である。
【図15】 実施例におけるバックアップジョブ処理部
220の割り込み処理の流れ図である。
【図16】 実施例における新規縮退時、縮退回復時の
装置情報情報収集部225の動作を示す流れ図である。
【図17】 実施例における出力画面例を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
100…ホスト計算機、102…ディスク外部制御部、
103…SCSIコマンド発行部、104…デバイスフ
ァイル対応表、105…データベースアプリケーショ
ン、106…ジョブ登録部、107…ユーザ入力、11
0…ホスト側ソフトウエア、200…バックアップ管理
装置、201…ブロックデバイスI/F部、202…S
CSIコマンド発行部、210…ストレージ部、212
…テープライブラリ管理表、213…バックアップスケ
ジュール、213…バックアップスケジュール表、21
5…バックアップ周期表、220…制御部、221…バ
ックアップジョブ管理部、222…テープライブラリ管
理部、223…バックアップジョブ処理部、223…バ
ックアップジョブ処理部、223…バックアップ処理
部、225…装置管理情報収集部、300…バックアッ
プ管理装置(磁気ディスク記憶装置)、301…電源
部、303…ディスクドライブ制御部、304…ディス
クドライブ制御部、305…障害検出部、306…ネッ
トワークI/F、307…制御デバイス、308…ブロ
ックデバイスI/F、310…ディスク、320…ディ
スク制御部、321…装置管理情報提供部、322…装
置構成要素管理部、323…制御デバイス監視部、32
4…コマンド受信部、325…論理ボリューム制御部、
400…磁気テープライブラリ記憶装置、401…テー
プドライブ部、402…テープ、403…チェンジャ
部、404…テープドライブ制御部、405…ライブラ
リ管理部、406…コマンド受信部、500…ブロック
デバイスネットワーク、600…LAN、1700…表
示画面、1701…バックアップスケジュール表、17
02…編集ボタン、1703…承認ボタン、1704…
終了ボタン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B018 GA04 HA03 MA12 QA20 5B082 DE06 5B085 AA08 AC03 AC16

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト計算機、バックアップ元記憶装置及
    びバックアップ先記憶装置に通信回線を介して接続さ
    れ、バックアップ処理のスケジュールを記録しておくた
    めのバックアップスケジュール表記憶手段を有するバッ
    クアップ装置により、 上記ホスト計算機からの要求に応じて、バックアップ対
    象データの重要度と該データを保持する記憶装置の信頼
    度とを基に、上記バックアップスケジュール表を作成及
    び/又は編集するステップと、 上記バックアップスケジュール表に記録された上記スケ
    ジュールに従って、上記バックアップ処理を実行するス
    テップとを備えるバックアップ方法。
  2. 【請求項2】通信回線を介して接続されたホスト計算
    機、バックアップ元記憶装置、バックアップ先記憶装置
    及びバックアップ装置を有し、 上記ホスト計算機は、 上記バックアップ装置に対して、上記バックアップ元記
    憶装置から上記バックアップ先記憶装置へのデータのバ
    ックアップを行うスケジュールを記録しておくためのバ
    ックアップスケジュール表の作成及び/又は編集を要求
    する手段と、 上記バックアップ装置に対して、上記バックアップの実
    行を要求する手段とを備え、 上記バックアップ装置は、 上記バックアップスケジュール表を保持するための記憶
    手段と、 上記ホスト計算機からの要求に応じて、バックアップ対
    象データの重要度及び該データを保持する上記バックア
    ップ元記憶装置の信頼度を基に、上記バックアップスケ
    ジュール表を作成及び/又は編集する手段と、 上記バックアップスケジュール表に記録された上記スケ
    ジュールに従って、上記バックアップを実行する手段と
    を備えるバックアップシステム。
  3. 【請求項3】ホスト計算機、バックアップ元記憶装置及
    びバックアップ先記憶装置に通信回線を介して接続さ
    れ、 上記バックアップ元記憶装置から上記バックアップ先記
    憶装置へのデータのバックアップを行うスケジュールを
    記録しておくためのバックアップスケジュール表記憶手
    段と、 上記ホスト計算機からの要求に応じて、バックアップ対
    象データの重要度及び該データを保持する上記バックア
    ップ元記憶装置の信頼度を基に、上記バックアップスケ
    ジュール表を作成及び/又は編集する手段と、 上記バックアップスケジュール表に記録された上記スケ
    ジュールに従って、上記バックアップを実行する手段と
    を備えるバックアップ装置。
  4. 【請求項4】上記バックアップ元記憶装置の動作状況を
    監視する手段と、 上記バックアップ元記憶装置の動作状況の変化を検出す
    ると上記バックアップスケジュール表を作成及び/又は
    編集する手段とをさらに備える請求項3記載のバックア
    ップ装置。
  5. 【請求項5】上記動作状況の変化は、縮退又は回復を含
    む請求項4記載のバックアップ装置。
  6. 【請求項6】データのバックアップ処理を実行するため
    に、コンピュータを、 上記バックアップ処理のスケジュールを記録しておくた
    めのバックアップスケジュール表記憶手段、 ホスト計算機からの要求に応じて、バックアップ対象デ
    ータの重要度と該データを保持する記憶装置の信頼度と
    を基に、上記バックアップスケジュール表を作成及び/
    又は編集する手段、及び、上記バックアップスケジュー
    ル表に記録された上記スケジュールに従って、上記バッ
    クアップ処理を実行する手段として機能させるためのバ
    ックアッププログラム。
  7. 【請求項7】請求項6記載のバックアッププログラムを
    記録したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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