JP2010079588A - 仮想ボリュームを有する記憶制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記憶制御装置が管理する仮想ボリューム内のデータをバックアップ先ストレージ装置にバックアップすることに要する時間を短くする。
【解決手段】複数のプライマリ仮想領域で構成されているプライマリ仮想ボリューム(外部装置からのI/O先となる仮想的な論理ボリューム)に対し、第一プライマリ仮想領域と同数の記憶領域で構成されたセカンダリボリュームが作成される。第一プライマリ仮想領域とは、実領域が割り当てられているプライマリ仮想領域である。プライマリ仮想ボリュームからセカンダリボリュームへのデータコピーが行われる。バックアップ先ストレージ装置へのバックアップの際には、セカンダリボリュームからバックアップ先ストレージ装置へのデータバックアップが行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、記憶制御装置が管理する仮想ボリューム内のデータのバックアップに関する。
容量拡張技術が知られている(例えば特許文献1)。容量拡張技術では、仮想ボリューム内の或る仮想領域に対してライトが発生する場合に、プール内の未割当ての実領域が、ライト先の仮想領域に割当てられ、その実領域に、ライト対象のデータ要素が書き込まれる。
論理ボリューム内のデータを、ボリューム単位でバックアップすることができる。ここで、仮想ボリューム内のデータをボリューム単位でバックアップすることになると、全ての仮想領域に対して読出しが発生するため、実領域が割当てられていない仮想領域に対しても、読出しが発生する。これは、無駄な読出しである。
また、その読出しにより得られた無意味なデータ要素(例えばヌルデータ要素)が、有意なデータ要素(仮想ボリュームに割当てられている実領域からリードされたデータ要素)と共にバックアップされることになる。このため、バックアップ先では、無意味なデータ要素が保存されることになるため、無駄に記憶容量が消費されてしまう。
更に、仮想ボリューム内のデータのリストアでは、有意なデータ要素だけでなくその無意味なデータ要素もリストアされることになり、故に、リストアされた仮想ボリュームを構成する全ての仮想領域に実領域が割当てられることになる。従って、バックアップ時点で仮想ボリュームに割当てられていた実領域よりも多くの実領域が消費されることになり、また、リストアに長い時間を要する。
以上のような問題を鑑みて、例えば特許文献2に開示の技術が考案されている。
特開2003−15915号公報 特開2008−181271号公報
ところで、記憶制御装置が管理する仮想ボリューム内のデータを、バックアップ先のストレージ装置にバックアップすることがある。バックアップに要する時間を短くすることが望ましい。
そこで、本発明の目的は、記憶制御装置が管理する仮想ボリューム内のデータをバックアップ先ストレージ装置にバックアップすることに要する時間を短くすることにある。
第一外部装置からのI/Oコマンドに従うI/O先として、複数のプライマリ仮想領域で構成されているプライマリ仮想ボリュームがある。いずれかのプライマリ仮想領域に対してライトが発生する場合に、ライト先のプライマリ仮想領域に、プール内の未割当ての実領域が割当てられ、割当てられた実領域に、ライト対象のデータ要素が書き込まれる。
このようなプライマリ仮想ボリュームに対し、記憶制御装置は、第一プライマリ仮想領域と同数の記憶領域で構成されたセカンダリボリュームを作成する。セカンダリボリュームは、例えば、セカンダリの仮想的な論理ボリュームであり、記憶領域は、セカンダリ仮想記憶領域である。第一プライマリ仮想領域とは、実領域が割り当てられているプライマリ仮想領域である。
記憶制御装置は、プライマリ仮想ボリュームからセカンダリボリュームへのデータコピーを行う。このため、プライマリ仮想ボリュームに割り当てられている各実領域に記憶されている各データ要素が、セカンダリボリューム(例えば、セカンダリ仮想ボリュームに割り当てられた各実領域)に書き込まれることになる。
第一外部装置は、例えば、計算機であるが、それに限らず、別のストレージ装置であっても良い。
記憶制御装置は、例えば、プールの基になっている物理記憶媒体を備えたストレージ装置であっても良いし、物理記憶媒体を有するストレージ装置の上位に存在する装置(例えばスイッチ装置)であっても良い。
バックアップ先ストレージ装置へのバックアップの際には、コントロールモジュールが、セカンダリボリュームからバックアップ先ストレージ装置へのデータバックアップを行う。コントロールモジュールは、例えば、下記(1)及び(2)のいずれかの第二外部装置、
(1)バックアップ先ストレージ装置、又は、
(2)バックアップ先ストレージと記憶制御装置とに接続されているバックアップサーバ、
のいずれかに備えられる。コントロールモジュールは、例えば、第二外部装置内のCPUでコンピュータプログラムが実行されることにより実現される。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。なお、以下の説明では、説明が冗長になることを防ぐために、適宜、コンピュータプログラムを主語にして処理を説明するが、実際には、その処理は、コンピュータプログラムを実行するプロセッサによって行われる。
図1は、本発明の一実施形態に係る計算機システムの構成例を示す。
業務サーバ1、バックアップサーバ3及び1次ストレージ9は、ストレージエリアネットワークを構成するFC−SW(Fibre Channel Switch)7に接続されている。バックアップサーバ3が、通信ネットワーク或いは専用線などを介して、2次ストレージ25に接続されている。なお、業務サーバ1、バックアップサーバ3、及び1次ストレージ9は、LAN(Local Area Network)等の他種の通信ネットワークに接続されていても良いし、専用線などで互いに接続されても良い。
業務サーバ1、及びバックアップサーバ3は、例えば、CPU(Central Processing Network)やメモリ等の情報処理資源を備えた計算機であり、例えば、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、メインフレーム等である。本実施形態では、業務サーバ1は、1つのみ記載したが、それより多くても差し支えない。
バックアップサーバ3のメモリには、そのサーバ3内のCPUで実行されるコンピュータプログラムとして、例えば、バックアップ及びリストアを制御するためのコンピュータプログラム(以下、便宜上「B/Rソフトウェア」と言う)5が記憶されている。B/Rソフトウェア5は、点線矢印で示すように、種々のコマンドを、1次ストレージ9が提供するAPI(Application Programming Interface)23に発行する。また、B/Rソフトウェア5は、1次ストレージ9から2次ストレージ25へのデータ転送の中継を行ったり、2次ストレージ25から1次ストレージ9へのデータ転送の中継を行ったりする。
2次ストレージ25は、複数(又は一つ)のテープ31と、テープ31の移動を行うロボット27と、テープ31にデータを書き込んだり読み出したりするテープドライブ29とを備える。2次ストレージ25が、バックアップ先のストレージ装置である。なお、2次ストレージ25は、図示のようないわゆるテープライブラリ装置に限らず、他種のストレージ装置、例えば1次ストレージと同様の構成を有するストレージ装置であっても良い。
FC−SW7は、業務サーバ1、バックアップサーバ3、及び1次ストレージ9を相互に接続させる。
1次ストレージ9のハードウェア構成を、例えば図19に示す。1次ストレージ9は、コントローラ10と複数のHDD(Hard Disk Drive)90とを備えたストレージ装置である(HDD90に代えて、他種の物理記憶媒体(例えばフラッシュメモリ)が採用されても良い)。コントローラ10は、複数のポート105と、メモリ107と、転送LSI(Large Scale Integration)103と、プロセッサ103と、ディスクI/F108とを有する。複数のポート105には、業務サーバ1からI/O(Input/Output)コマンドを受け付けるポートもあれば、バックアップサーバ3からコマンドを受け付けるポートもある。I/Oコマンドは、所定のプロトコル(例えば、FC(Fibre Channel)プロトコル)で受け付けられ、バックアップサーバ3からのコマンドは、それと同じ或いは別のプロトコル(例えばIP(Internet Protocol))で受け付けられる。メモリ107は、キャッシュ領域を有し、キャッシュ領域は、業務サーバ1とHDD90との間でやり取りされるデータ、或いは、HDD90とバックアップサーバ3との間でやり取りされるデータが一時的に記憶する。転送LSI103は、コントローラ10内での各要素間のやり取りを制御する。ディスクI/F108は、HDD90に対するインタフェースである。
再び図1を参照する。コントローラ10(厳密にはメモリ107)が、バックアップPG11と、リストアPG13と、各種テーブル15とを有する(「PG」は、プログラムの略である)。バックアップPG11及びリストアPG13のAPI23が用意されている。また、1次ストレージ9は、プライマリ仮想ボリューム17と、プール群21とを備える。バックアップPG11及びリストアPG13についての説明は後述する。プール群21は、複数の実領域で構成されている。
本実施形態では、プライマリ仮想ボリューム17内のデータがバックアップサーバ3に転送されるのではなく、プライマリ仮想ボリューム17内のデータのコピー先となるセカンダリ仮想ボリューム19が作成され、そのセカンダリ仮想ボリューム19内のデータが、バックアップサーバ3に転送されることにある。そして、作成されるセカンダリ仮想ボリューム19の記憶容量は、プライマリ仮想ボリューム17と同じ記憶容量ではなく、プライマリ仮想ボリューム17に割り当てられている一以上の実領域分の記憶容量である。
B/Rソフトウェア5が、実線矢印で示すように、作成されたセカンダリ仮想ボリューム19から2次ストレージ25内のテープ31へのデータバックアップを行う。そのデータバックアップでは、例えばローデータコピーが行われる。「ローデータコピー」とは、いわゆるRawモードでのデータコピーのことであり、HDD内のセクタから直接データを読み出す込み機能を用いたデータコピー(すなわち、トラック単位或いはファイル単位のコピーとは異なるコピー)である。
以下、プライマリ仮想ボリュームを「PVOL」と言い、セカンダリ仮想ボリュームを「SVOL」と言う。
図2は、PVOL17及びSVOL19の構成と、PVOL17及びSVOL19に対する実領域の割当ての例を示す。
プール群21が、プール#01とプール#02を含んだ複数のプールで構成されている。プール21Aは、RAIDグループ(RG#01)を基に形成されている論理ボリューム(プールボリューム)23Aで構成されており、プール21Bは、プール21Aの基になっているRG#01とは別のRAIDグループ(RG#02)を基に形成されているプールボリューム23Bで構成されている。各プールボリューム23A、23Bは、複数の実領域で構成されている。各RAIDグループは、複数のHDD90で構成されており、所定のRAID(Redundant Array of Independent (or Inexpensive) Disks)レベルでデータを記憶する。
PVOL17は、複数のセグメント(仮想領域)で構成されている。セグメント及び実領域は、それぞれ所定の記憶容量である。一つのセグメントの容量は、例えば、一つの実領域の容量と同じである。
図2の例によれば、複数のセグメントのうち、セグメント#01、#04及び#09に、プール#01内の実領域#09、#07及び#05が割り当てられている。実領域#09に、データ要素Cが記憶され、実領域#07に、データ要素Bが記憶され、実領域#05に、データ要素Aが記憶されているとする。具体的には、例えば、コントローラ10が、セグメント#01のアドレス(例えばLBA(Logical Block Address))を指定したライトコマンドを業務サーバ1から受信した場合、セグメント#01に実領域が未割当てであれば、セグメント#01に、プール#01における未割当ての実領域#09を割り当て、割り当てた実領域#09に、受信したライトコマンドに従うライト対象のデータ要素Cを書き込む。
この時点において、PVOL17に対応したSVOL19が作成された場合、SVOL19を構成するセグメントの数は、3である。なぜなら、PVOL17内の割当てセグメントの数も3であるからである。割当てセグメントとは、複数のセグメントのうち実領域が割当てられているセグメントである。以下、PVOL17内のセグメントを「セグメントP」と言い、SVOL19内のセグメントを「セグメントS」と言う。
PVOL17からSVOL19へのデータコピーが行われる。割当てセグメントPとセグメントSとが1対1で対応する。図2によれば、割当てセグメントP#01とセグメントS#00とが対応し、割当てセグメントP#04とセグメントS#01とが対応し、割当てセグメントP#09とセグメントS#02とが対応する。対応するセグメント間で、割当てセグメントPからセグメントSへのデータコピーが実行される。その際、セグメントSには、PVOL17に割当てられ得る実領域を有するプール#01とは別のプール#02から実領域が割当てられる。RG#01に障害が発生しても、SVOL17にコピーされたデータが無くならないようにするためである。図2によれば、セグメントS#00に、プール#02内の実領域#01が割当てられ、割当てセグメントP#01からセグメントS#00へのデータ要素Cのコピーにより、プール#02内の実領域#01に、データ要素Cが書き込まれる。また、セグメントS#01に、プール#02内の実領域#11が割当てられ、割当てセグメントP#04からセグメントS#01へのデータ要素Bのコピーにより、プール#02内の実領域#11に、データ要素Bが書き込まれる。また、セグメントS#02に、プール#02内の実領域#05が割当てられ、割当てセグメントP#09からセグメントS#02へのデータ要素Aのコピーにより、プール#02内の実領域#05に、データ要素Aが書き込まれる。
SVOL19から2次ストレージ25にデータがバックアップされる。すなわち、SVOL19を構成するセグメント#00〜#02に割当てられている、プール#02内の実領域#01、#11及び#05から、データ要素C、B、Aが読み出され、データ要素C、B、Aが、バックアップサーバ3経由で、2次ストレージ25にバックアップされる。ここでは、SVOL19を構成する全てのセグメントSには実領域が割当てられているので、SVOL19の先頭アドレスから終端アドレスへとシーケンシャルにリードが行われることで、バックアップ対象の全てのデータ要素が読み出される。
図1に示した各種テーブル15としては、例えば、仮想ボリューム管理テーブル、セグメント管理テーブル、実領域管理テーブル、及びSVOL管理テーブルがある。以下、各種テーブルについて説明する。
図3は、仮想ボリューム管理テーブル41の構成例を示す。
仮想ボリューム管理テーブル41は、仮想ボリューム毎に用意されるテーブルであり、仮想ボリュームに関する情報を管理するためのテーブルである。仮想ボリューム管理テーブル41には、例えば、ボリュームID、容量情報及び仮想ボリューム情報が記録される。
ボリュームIDは、このテーブル41に対応する仮想ボリューム(以下、図3の説明において、「対象仮想ボリューム」と言う)の識別子である。対象仮想ボリュームは、例えば、PVOL17又はSVOL19である。
容量情報は、対象仮想ボリュームの容量を表す情報であり、その容量は、例えば、仮想ボリュームを構成するセグメントの数とセグメントの容量との乗数(セグメント数×セグメント容量)である。
仮想ボリューム情報は、対象仮想ボリュームを構成する各セグメントの番号やLBA(Logical Block Address)を含む情報である。
図4は、セグメント管理テーブル43の構成例を示す。
セグメント管理テーブル43は、仮想ボリューム毎に用意されるテーブルであり、仮想ボリュームの各セグメントに関する情報を管理するためのテーブルである。セグメント管理テーブル43には、例えば、ボリュームIDが記録され、且つ、セグメント毎に、セグメント番号、割当て情報及び差分情報が記録される。
ボリュームIDは、このテーブル43に対応する仮想ボリューム(以下、図4の説明において、「対象仮想ボリューム」と言う)の識別子である。
セグメント番号は、対象仮想ボリュームを構成するセグメントに割当てられている識別番号である。
割当て情報は、どのセグメントにどの実領域が割り当てられているのかを示す情報である。例えば、割当て情報は、割当てフラグと、割当てられている実領域を特定するための情報(例えば実領域番号)とを含む。割当てフラグ「1」は、このフラグに対応するセグメントに実領域が割り当てられていることを意味し、割当てフラグ「0」は、このフラグに対応するセグメントに実領域が割り当てられていないことを示す。割当てフラグが「1」の場合に、割当てられている実領域を特定するための情報が書かれる。
差分情報は、PVOL17からSVOL19への直前回のデータコピー以降にセグメントに更新(ライト)が発生したか否かを表す情報である(別の言い方をすれば、差分情報は、セグメントに割当てられている実領域に記憶されているデータ要素が差分データ要素であるかどうかを示す情報である)。差分情報は、例えば1ビットの差分フラグで構成される。差分フラグ「1」は、このフラグに対応するセグメントは、直前回のデータコピー以降に更新が発生したことを意味し、差分フラグ「0」は、このフラグに対応するセグメントは、直前回のデータコピー以降に更新が発生していないことを意味する。以下、差分フラグ「1」に対応したセグメントを、「差分セグメント」と言う。差分セグメントは、割当てセグメントでもあるが、割当てセグメントは、必ずしも差分セグメントではない。割当てセグメントに、データコピー後に更新が発生した場合、その割当てセグメントが差分セグメントになる。また、割当てセグメントではないセグメントに、データコピー後に更新が発生した場合、そのセグメントは差分セグメントになる。
このテーブル43は、いずれかのセグメントに対して実領域が割当てられたときや、データコピー後に或るセグメントに初めて更新が発生した場合などのときに、コントローラ10によって更新される。
図18は、実領域管理テーブル71の構成例を示す。
実領域管理テーブル71は、各実領域について割当て済みか未割当てかを管理するためのテーブルである。実領域管理テーブル71は、例えば、プール毎に用意されている。テーブル71には、プール番号が記録され、また、実領域毎に、プールボリュームID、実領域番号及びステータス情報が記録される。プール番号は、このテーブル71に対応するプールの識別番号である。プールボリュームIDは、実領域が存在するプールボリュームのIDであり、実領域番号は、その実領域の識別番号であり、ステータス情報は、その実領域が仮想ボリュームに割り当て済み(例えば「1」)か未割当て(例えば「0」)かを表す。
このテーブル71は、いずれかの実領域がセグメントに割当てられたときや、いずれからのセグメントから実領域の割り当てが解除されたときに、コントローラ10によって更新される。
図5は、SVOL管理テーブル45の構成例を示す。
SVOL管理テーブル45は、PVOL17からSVOL19へのデータコピーに関する情報を管理するためのテーブルである。このテーブル45は、PVOL17毎に用意され、一つのPVOL17について作成された全てのSVOL19に関する情報を保持する。
SVOL管理テーブル45には、このテーブル45に対応するPVOL(以下、図5の説明において「対象PVOL」と言う)17のボリュームIDが記録される。また、このテーブル45には、対象PVOL17に対応したSVOL毎(つまり、対象PVOLからSVOLへのデータコピー毎)に、SVOLのボリュームID、日時情報、バックアップ種別情報、コピー先VOLサイズ情報、コピー元セグメント情報、コピー先セグメント情報、及びリストア対象情報が記録される。以下、これらの情報について、対象PVOLに対応した一つのSVOL(以下、図5の説明において「対象SVOL」と言う)を例に採り説明する。
日時情報は、対象PVOLから対象SVOLへのデータコピーが行われた日時を表す情報である。
バックアップ種別情報は、対象SVOLに対応したバックアップ種別を表す情報である。バックアップ種別としては、フルバックアップと差分バックアップがある。フルバックアップとは、対象PVOLにおける全ての割当てセグメントP内のデータをバックアップすることである。差分バックアップとは、対象PVOLにおける複数の割当てセグメントPのうちの差分セグメントP内のデータをバックアップすることである。フルバックアップが指定された場合には、バックアップ種別情報として「full」が記録され、差分バックアップが指定された場合には「diff」が記録される。
コピー先VOLサイズ情報は、対象SVOLのサイズ(容量)を表す情報である。対象SVOLのサイズは、例えば、対象SVOLを構成するセグメントの数で表される。
コピー元セグメント情報は、対象PVOL内のデータコピー元の割当てセグメントPを表す情報(例えばセグメント番号)である。
コピー先セグメント情報は、対象SVOL内のデータコピー先のセグメントSを表す情報(例えばセグメント番号)である。
リストア対象情報は、対象SVOLがリストア対象なのか否かを示す情報である。対象SVOLがリストア対象である場合には、リストア対象情報として「1」が記録され、対象SVOLがリストア対象ではない場合には、「0」が記録される。
図6は、フルバックアップの概念を示す。
フルバックアップでは、前述したように、PVOL17内の割当てセグメントPの数と同数のセグメントSで構成されたSVOL(以下、F−SVOL)19Fが作成される。そして、全ての割当てセグメントPから全てのセグメントSへのデータコピーが行われる。これにより、3つの割当てセグメントPに割当てられている3つの実領域(プール#01内の実領域)に記憶されているデータ要素A〜Cが、F−SVOL19Fを構成する3つのセグメントSに割当てられた3つの実領域(プール#02内の実領域)にコピーされる。このF−SVOL19Fから全てのデータ要素A〜Cが読み出され、読み出されたデータ要素A〜Cが、2次ストレージ25内のテープ31にバックアップされる。具体的には、例えば、F−SVOL19Fからテープ31へのローデータコピーが行われる。
このバックアップによれば、PVOL17のうちの割当てセグメントPに対応した割当てセグメントSのみで構成されたF−SVOL19Fが作成され、そのF−SVOL19Fからデータバックアップが行われる。このため、無駄な読出し及びデータ転送の生じない高速なバックアップが期待できる。
なお、F−SVOL19Fからテープ31へのバックアップが完了した後、F−SVOL19Fは削除されても良い。
図7は、差分バックアップの概念を示す。
差分バックアップでは、前述したように、PVOL17内の割当てセグメントPのうちの差分セグメントPの数と同数のセグメントSで構成されたSVOL(以下、D−SVOL)19Dが作成される。そして、全ての差分セグメントPから全てのセグメントSへのデータコピーが行われる。これにより、4つの割当てセグメントPのうちの2つの差分セグメントPに割当てられている2つの実領域(プール#01内の実領域)に記憶されているデータ要素C´及びDが、D−SVOL19Dを構成する2つのセグメントSに割当てられた2つの実領域(プール#02内の実領域)にコピーされる。このD−SVOL19Dから全てのデータ要素C´及びDが読み出され、読み出されたデータ要素C´及びDが、2次ストレージ25内のテープ31にバックアップされる。具体的には、例えば、D−SVOL19Dからテープ31へのローデータコピーが行われる。
このバックアップによれば、割当てセグメントPのうちの差分セグメントPに対応した割当てセグメントSのみで構成されたD−SVOL19Dが作成され、そのD−SVOL19Dからデータバックアップが行われる。このため、フルバックアップよりも読出し回数及びデータ量の少ないより高速なバックアップが期待できる。
なお、D−SVOL19Dからテープ31へのバックアップが完了した後、D−SVOL19Dは削除されても良い。
図8は、リストアの概念例を示す。
11月17日23時00分時点のPVOLがリストア対象とする。そして、そのリストア時点に対応するSVOLが、D−SVOL19D5であったとする。
D−SVOL19D5は、差分バックアップの際に作成されたSVOLであるため、2次ストレージ25内のテープ31からD−SVOL19D5がリストアされ、D−SVOL19D5からリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われても、11月17日23時00分時点のPVOLはリストアされない。
そこで、この場合には、下記(1)及び(2)のSVOL、
(1)11月17日23時00分よりも過去且つ直近に作成されたF−SVOL19F、
(2)F−SVOL19Fに対応したデータコピー日時とリストア時点“11月17日23時00分”との間にデータコピーが行われた他のD−SVOL19D1〜19D4、
がリストアされる。そして、データコピー日時が古いSVOLから先に、SVOLからリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われる。具体的には、まず、F−SVOL19Fからリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われ、その後で、データコピー日時が古い順に、D−SVOL19D1〜19D5からリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われる。この一連の処理により、リストア先のPVOL17´内のデータが、11月17日23時00分時点のPVOL内のデータとなる。
なお、リストア先のPVOL17´は、例えば、初期的には(つまり、F−SVOL19Fからのデータコピーが行われる前は)、割当てセグメントPを有しないPVOLである(つまり、実領域が割当てられていないセグメントのみで構成されているPVOLである)。
また、図8の例は、リストア時点に対応するSVOLがD−SVOLの場合の例であるが、リストア時点に対応するSVOLが、例えば図示のF−SVOL19Fである場合には、テープ31からF−SVOL19Fがリストアされ、F−SVOL19Fからリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われるだけで、リストア時点のPVOLのリストアが完了する。
すなわち、この実施形態では、フルバックアップのみが実行された場合、リストアでは、一つのF−SVOL19Fがリストアされその一つのF−SVOL19Fからリストア先のPVOL17´へのデータコピーが行われれば良いので、高速なリストアが期待できる。一方、フルバックアップに加えて差分バックアップが実行された場合、バックアップ時に消費される実領域の数や転送されるデータの量は、フルバックアップの場合に比べて少なくできる。
以下、図9〜図16を参照して、本実施形態で行われる処理の流れを説明する。なお、図9〜図16では、「ステップ」を「S」と略記している。
図9は、F−SVOL19Fの作成の処理フローを示す。
S11では、業務サーバ1が、I/Oコマンドの発行を停止する(例えば、バックアップ対象のPVOLをアンマウントする)。これは、例えば、バックアップサーバ3からの指令に応答して行われる。なお、このステップでは、バックアップ対象となるPVOL17を指定したI/Oコマンドのみの発行が停止され、他の論理ボリュームを指定したI/Oコマンドの発行は行われても良い。業務サーバ1でのI/O停止が行われたことは、例えば、業務サーバ1からバックアップサーバ3に通知される。
S12では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、業務サーバ1でのI/O停止に応答して、1次ストレージ9のAPI23に対し、SVOL作成コマンドを送信する。そのSVOL作成コマンドでは、例えば、バックアップ種別として“フルバックアップ”であることと、バックアップ対象のボリュームIDとしてPVOL(プライマリの仮想ボリューム)17のIDとが指定される(以下、図9及び図10の説明において、そのPVOLを「対象PVOL」と言う)。SVOL作成コマンドをAPI23が受け付けると、バックアップPG11が呼び出され、SVOL作成コマンドを受領する。
S13では、バックアップPG11が、SVOL作成コマンドでバックアップ種別“フルバックアップ”が指定されていることを検出し、F−SVOLに必要な実容量(実記憶領域の数)を算出する。実容量は、「(一つのセグメントの記憶容量)×(割当てセグメントPの数)」で算出される。割当てのセグメントPがどのセグメントPであるかは、セグメント管理テーブル43の割当て情報を参照することで、特定される。
S14では、バックアップPG11が、SVOLに対応したプール#02に、S13で算出された実容量分の空き容量があるか否かを判断する。空き容量は、例えば、「(一つの実領域の記憶容量)×(未割当ての実領域の数)」で算出される。なお、変形例として、S13及びS14で、割当てセグメントPの数と同数の未割当ての実領域がプール#02に存在するか否かが判断されても良い。
S14の判断の結果が否定的の場合(S15でNO)、エラーがバックアップサーバ3に返される。
S14の判断の結果が肯定的の場合(S15でYES)、S16で、バックアップPG11が、割当てセグメントPと同数のセグメントSで構成されたF−SVOL19Fを作成し、対象PVOL17内の割当てセグメントPからF−SVOL19Fへのデータコピーを行う。また、バックアップPG11は、対象PVOL17に対応したSVOL管理テーブル45を更新する。具体的には、SVOL管理テーブル45に、コピー先のボリュームIDとして、F−SVOL19FのボリュームIDを含んだレコードが追加される。その追加されたレコード内に、
(1)日時情報として、このデータコピーの実行日時を表す情報が記録され、
(2)バックアップ種別として「full」が記録され、
(3)コピー先VOLサイズとして、F−SVOL19Fを構成するセグメントSの数が記録され、
(4)各割当てセグメントPのセグメント情報が記録され、
(5)各割り当てセグメントPからのコピー先となる各セグメントSのセグメント情報が記録される。
S17では、バックアップPG11が、バックアップサーバ3に対し作成終了通知を送信する。
S18では、バックアップサーバ3が、1次ストレージ9から作成終了通知を受信する。
S19では、業務サーバ1でのI/O停止が解除され、I/Oコマンドの発行が再開可能となる。I/O停止の解除は、作成終了通知を受けたバックアップサーバ3内のB/Rソフトウェア5からの指令に応答して行われる。
図10は、1次ストレージ内のF−SVOLから2次ストレージへのバックアップの処理フローを示す。
この処理の間、業務サーバ1は、対象PVOL17を指定したライトコマンドを発行することができる。
S22では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、図9のS16で作成されたF−SVOL19Fを認識する。具体的には、例えば、B/Rソフトウェア5が、図9のS12で発行されたSVOL作成コマンドに応答して作成されたF−SVOL19Fに関する情報(例えばボリュームIDや記憶容量など)を問い合せることで、F−SVOL19Fを認識する。
S23では、B/Rソフトウェア5が、例えば管理者から、F−SVOL19Fからテープ31へのバックアップの指示を受け付ける。
S24では、B/Rソフトウェア5が、F−SVOL19Fからテープ31へのローデータコピーを実行する。具体的には、例えば、B/Rソフトウェア5が、F−SVOL19Fを指定したリードコマンドを送信することで、F−SVOL19F(具体的には、F−SVOL19Fに割当てられている実領域)からデータを読出し、読み出したデータをライト対象としたライトコマンドを2次ストレージ25に発行する。その際、B/Rソフトウェア5は、F−SVOL19FのボリュームIDと、書込み先情報(例えば、テープ31の番号及びLBA範囲)とを対応付けたバックアップ管理情報を、バックアップサーバ3内の記憶資源(例えばメモリ)に書き込むことができる。
S25では、B/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9のAPI23に対し、SVOL管理テーブル45の取得コマンドを送信する。
S26では、バックアップPG11が、その取得コマンドに応答して、SVOL管理テーブル45の情報(例えばそのテーブル45の複製)を、API23経由でバックアップサーバ3へ送信する。
S27では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、SVOL管理テーブル45の情報を受信し、その情報を、サーバ3内の記憶資源(例えばメモリ)に格納する。
図11は、2次ストレージ25から1次ストレージ9へのF−SVOL19Fのリストアの処理フローを示す。
S31では、例えば業務サーバ1で障害が発生した場合に、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、SVOLのリストア指示を例えば管理者から受け付ける。そのリストア指示の際に、リストア情報の指定が受け付けられる。リストア情報は、例えば、どの時点のPVOLをリストアするかであるリストア日時、又は、ボリュームIDである。ボリュームIDは、PVOLのIDであっても良いし、SVOLのIDであっても良い。ボリュームIDは、例えば、バックアップサーバ3内のメモリに記憶されているSVOL管理テーブルの情報の中から選択されたIDである。
S32では、B/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9のAPI23に対し、リストア用SVOLの作成コマンドを送信する。そのコマンドでは、例えば、リストア情報に該当するF−SVOL19F(以下、図11の説明において対象SVOL19F)のボリュームIDと、対象SVOL19Fの容量(セグメントSの数)を表す情報とが含まれる。その記憶容量は、例えば、SVOL管理テーブルの情報における、対象SVOL19Fに対応するコピー先VOLサイズから特定される。その作成コマンドをAPI23が受け付けると、リストアPG13が呼び出され、リストアPG13が、その作成コマンドを受領する。
S33では、リストアPG13が、PVOL用のプールとは異なるプールに対応した実領域管理テーブル71(図18参照)を基に、F−SVOL19Fの容量分の空き容量があるか否かを判断する。
S33の判断の結果が否定的の場合、エラーがバックアップサーバ3に返される。
S33の判断の結果が肯定的の場合(S34でYES)、S35では、リストアPG13が、対象SVOL19Fと同容量のリストア用SVOLを作成し、バックアップサーバ3に対し、作成終了通知を送信する。リストア用SVOLを構成するセグメントSの数は、対象SVOL19Fを構成するセグメントSと同数である。また、リストア用SVOLには、例えば、リストア対象のF−SVOL19FのボリュームIDと同じボリュームIDが付与される。また、リストア用SVOLを構成するセグメントSの番号も、リストア対象のF−SVOL19Fを構成するセグメントSの番号と同じとされる。また、リストア用SVOLは、実領域が割当てられていないセグメントSのみで構成されるが、作成の際に、リストア用SVOLを構成する全てのセグメントSに、実領域が割り当てられても良い。
S36では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、上記作成終了通知を受信する。
S37では、B/Rソフトウェア5が、上記作成終了通知に応答して、S35で作成されたリストア用SVOLを認識する。
S38では、B/Rソフトウェア5が、テープ31から、S33で作成されたリストア用SVOLへのデータコピー(リストア)を実行する。具体的には、例えば、B/Rソフトウェア5は、前述したバックアップ管理情報を参照して、対象SVOL19Fからバックアップされたデータがどのテープ31のどこにあるかを特定し、特定された場所を指定したリードコマンドを2次ストレージ25に送信する。B/Rソフトウェア5は、それにより2次ストレージ25から読み出されたデータ(対象SVOL19Fに記憶されていたデータ)をライト対象として、S37で認識したリストア用SVOLを指定したライトコマンドを1次ストレージ9に発行する。
図12は、リストア用SVOL(リストアされたF−SVOL)からリストア先のPVOLへのリストアの処理フローを示す。
S41では、B/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9に対し、バックアップサーバ3内のメモリに記憶されている、SVOL管理テーブル45の情報を送信する。
S42では、リストアPG13が、SVOL管理テーブル45の情報を受信し、その情報をメモリ107に格納する。
S43では、リストアPG13が、バックアップサーバ3に対し格納終了通知を送信する。
S44では、B/Rソフトウェア5が、上記格納終了通知を受信する。
S45では、B/Rソフトウェア5が、リストアPG13に対し、リストア用SVOLからリストア先PVOL17´へのデータコピーの指示であるリストアコマンドを送信する。そのリストアコマンドでは、例えば、リストア用SVOLとリストア先PVOL17´の少なくとも一方のボリュームIDが指定される。
S46では、リストアPG13が、上記リストアコマンドに応答し、SVOL管理テーブル45の情報を参照し、リストア用SVOLからリストア先PVOL17´へのデータコピーを行う。その際、データのコピー元は、SVOL管理テーブル45の情報から特定される、データコピー先のセグメントSであり、データのコピー先は、そのセグメントSに対応したセグメントP(SVOL管理テーブル45の情報から特定される、データコピー元のセグメントP)である。データコピーに伴い、セグメントPに実領域が割当てられ、その実領域に、コピー元セグメントSに割当てられている実領域内のデータ要素が書き込まれる。その際、リストアPG13は、リストア先PVOL17´に対応したセグメント管理テーブル43を更新する。
S47では、リストアPG13が、バックアップサーバ3に対しリストア終了通知を送信する。
S48では、B/Rソフトウェア5が、上記リストア終了通知を受信する。
S49では、業務サーバ1が、リストア先のPVOL17´をマウントする。それ故、そのリストア先のPVOL17´を指定したI/Oコマンドを業務サーバ1から送信することが可能となる。
図13は、D−SVOL19Dの作成の処理フローを示す。なお、以下の説明では、図9〜12の説明との相違点を主に説明し、共通点については説明を簡略する。
S51では、業務サーバ1が、I/Oコマンドの発行を停止する。
S52では、B/Rソフトウェア5が、業務サーバ1でのI/O停止に応答して、1次ストレージ9のAPI23に対し、SVOL作成コマンドを送信する。そのSVOL作成コマンドでは、例えば、バックアップ種別として“差分バックアップ”であることと、バックアップ対象のボリュームIDとしてPVOL17のIDとが指定される(以下、図13及び図14の説明において、そのPVOLを「対象PVOL」と言う)。
S53では、バックアップPG11が、SVOL作成コマンドでバックアップ種別“差分バックアップ”が指定されていることを検出し、D−SVOLに必要な実容量(実記憶領域の数)を算出する。実容量は、「(一つのセグメントの記憶容量)×(差分セグメントPの数)」で算出される。差分セグメントPがどのセグメントPであるかは、セグメント管理テーブル43の差分情報を参照することで、特定される。
S54では、バックアップPG11が、SVOLに対応したプール#02に、S53で算出された実容量分を空き容量があるか否かを判断する。
S54の判断の結果が肯定的の場合(S55でYES)、S56で、バックアップPG11が、差分セグメントPと同数のセグメントSで構成されたD−SVOL19Dを作成する。また、バックアップPG11が、対象PVOL17内の差分セグメントPからD−SVOL19Dへのデータコピーを行う。また、バックアップPG11は、対象PVOL17に対応したSVOL管理テーブル45を更新する。具体的には、SVOL管理テーブル45に、コピー先のボリュームIDとして、D−SVOL19DのボリュームIDを含んだレコードが追加される。その追加されたレコード内に、
(1)日時情報として、このデータコピーの実行日時を表す情報が記録され、
(2)バックアップ種別として「diff」が記録され、
(3)コピー先VOLサイズとして、D−SVOL19Dを構成するセグメントSの数が記録され、
(4)各差分セグメントPのセグメント情報が記録され、
(5)各差分セグメントPからのコピー先となる各セグメントSのセグメント情報が記録される。
S57では、バックアップPG11が、SVOL管理テーブル45における全ての差分情報をリセットする(つまり、全ての値を“0”に更新する)。
S58では、バックアップPG11が、バックアップサーバ3に対し、作成終了通知を送信する。
S59では、バックアップサーバ3が、作成終了通知を受信する。
S60では、業務サーバ1でのI/O停止が解除され、I/Oコマンドの発行が再開可能となる。
図14は、1次ストレージ内のD−SVOLから2次ストレージへのバックアップの処理フローを示す。
この処理の間、業務サーバ1は、対象PVOL17を指定したライトコマンドを発行することができる。
S62では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、図13のS57で作成されたD−SVOL19Dを認識する。
S63では、B/Rソフトウェア5が、例えば管理者から、D−SVOL19Dからテープ31へのバックアップの指示を受け付ける。
S64では、B/Rソフトウェア5が、D−SVOL19Dからテープ31へのローデータコピーを実行する。その際、B/Rソフトウェア5は、D−SVOL19DのボリュームIDと、書込み先情報(例えば、テープ31の番号及びLBA範囲)とを対応付けたバックアップ管理情報を、バックアップサーバ3内の記憶資源(例えばメモリ)に書き込むことができる。
S65では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9のAPI23に対し、SVOL管理テーブル45の取得コマンドを送信する。
S66では、バックアップPG11が、その取得コマンドに応答して、SVOL管理テーブル45の情報(例えばそのテーブル45の複製)を、API23経由でバックアップサーバ3へ送信する。
S67では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、SVOL管理テーブル45の情報を受信し、その情報を、サーバ3内の記憶資源(例えばメモリ)に格納する。
図15は、2次ストレージから1次ストレージへのD−SVOL及びF−SVOLのリストアの処理フローを示す。
S71では、例えば業務サーバ1で障害が発生した場合に、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、SVOLのリストア指示を例えば管理者から受け付ける。そのリストア指示の際に、リストア情報の指定が受け付けられる。リストア情報は、例えば、どの時点のPVOLをリストアするかであるリストア日時、又は、ボリュームIDである。
S72では、B/Rソフトウェア5が、SVOL管理テーブル45の情報を参照し、リストア情報から特定されるリストア時点より過去且つ直近の、バックアップ種別“full”に対応した日時情報を検索する(つまり、リストア時点より過去且つ直近のF−SVOLを検索する)。
S73では、B/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9のAPI23に対し、リストア用SVOLの作成コマンドを送信する。そのコマンドでは、例えば、特定された日時情報に対応するコピー先VOLサイズ(つまり、対象SVOLの容量(セグメントSの数))を表す情報と、その日時情報に対応する対象SVOLのボリュームIDとが含まれる。その作成コマンドをAPI23が受け付けると、リストアPG13が呼び出され、リストアPG13が、その作成コマンドを受領する。なお、対象SVOLは、S72の直後であれば、F−SVOLであるし、S80の直後であれば、D−SVOLである。
S74では、リストアPG13が、PVOL用のプールとは異なるプールに対応した実領域管理テーブル71(図18参照)を基に、対象SVOLの容量分の空き容量があるか否かを判断する。
S74の判断の結果が肯定的の場合(S75でYES)、S76で、リストアPG13が、対象SVOLと同容量のリストア用SVOLを作成し、バックアップサーバ3に対し、作成終了通知を送信する。
S77では、バックアップサーバ3のB/Rソフトウェア5が、上記作成終了通知を受信する。
S78では、B/Rソフトウェア5が、上記作成終了通知に応答して、S74で作成されたリストア用SVOLを認識し、テープ31から、S74で作成されたリストア用SVOLへのデータコピー(リストア)を実行する。また、B/Rソフトウェア5は、SVOL管理テーブルの情報における、対象SVOLに対応したリストア対象情報を「1」に更新する。
S79では、B/Rソフトウェア5が、リストア時点までの全SVOLがリストアされたかどうかを判断する。具体的には、例えば、B/Rソフトウェア5は、SVOL管理テーブルの情報を参照し、リストア時点より過去且つ直近のF−SVOL(以下、直近F−SVOL)に対応したリストア対象情報が「1」であるだけでなく、リストア時点に対応したD−SVOL(以下、最新D−SVOL)と、直近F−SVOLに対応したコピー日時と最新D−SVOLに対応したコピー日時との間がコピー日時である他の全てのD−SVOLとに対応したリストア対象情報が「1」であるかどうかを判断する。
S79の判断の結果が否定的である場合(S79でNO)、S80で、B/Rソフトウェア5は、次のD−SVOLを特定する。「次のD−SVOL」とは、直近F−SVOLに対応したコピー日時に最も近いコピー日時に対応したD−SVOLであって、リストア対象情報が「0」であるD−SVOLである。
なお、この処理フローによれば、対象SVOLに対応したリストア用SVOLを作成する都度に、S74が実行されるが、それに代えて、例えば、S74は一度行われるだけでも良い。具体的には、例えば、B/Rソフトウェア5が、全ての対象SVOLの容量を計算してそれをリストアPG13に通知し、リストアPG13が、その容量分の空き容量があるかどうかを判断しても良い。
図16は、リストア用SVOL(リストアされたF−SVOL及びD−SVOL)からリストア先のPVOLへのリストアの処理フローを示す。
S81では、B/Rソフトウェア5が、1次ストレージ9に対し、バックアップサーバ3内のメモリに記憶されている、SVOL管理テーブル45の情報を送信する。リストアPG13が、その情報を受信し、メモリ107に格納する。
S82では、B/Rソフトウェア5が、リストアPG13に対し、リストア用SVOLからリストア先PVOL17´へのデータコピーの指示であるリストアコマンドを送信する。そのリストアコマンドでは、例えば、図15の処理で作成された全てのリストア用SVOLのボリュームIDとリストア先PVOL17´とのうちの少なくとも一方が指定される。
S83では、リストアPG13が、上記リストアコマンドに応答して、直近F−SVOLに対応したリストア用SVOLを、S81で受信したSVOL管理テーブル45の情報を用いて特定する。
S84では、リストアPG13が、SVOL管理テーブル45の情報を参照し、特定されたリストア用SVOLからリストア先PVOL17´へのデータコピーを行う。ここで「特定されたリストア用SVOL」とは、S83の直後であれば、直近F−SVOLに対応したリストア用SVOLであり、S90の直後であれば、D−SVOLに対応したリストア用SVOLである。
S85では、リストアPG13が、図15の処理で作成された全てのリストア用SVOLからリストア先PVOL17´へのデータコピーが終了したか否かを判断する。
S85の判断の結果が否定的であれば(S85でNO)、S86で、リストアPG13は、次のリストア用SVOLを特定する。「次のリストア用SVOL」とは、直近F−SVOLに対応したコピー日時に最も近いコピー日時に対応するD−SVOLに対応したリストア用SVOLであって、S84でのデータコピーの済んでないリストア用SVOLである。
S87では、リストアPG13が、バックアップサーバ3に対しリストア終了通知を送信する。
S88では、B/Rソフトウェア5が、上記リストア終了通知を受信する。
S89では、業務サーバ1が、リストア先のPVOL17´をマウントする。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、この実施形態に限定されるものでなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば、計算機システムとして、図17に示す計算機システムが採用されても良い。すなわち、バックアップサーバ3が無く、B/Rソフトウェア5が、2次ストレージ25´に備えられても良い。
また、差分は、直前回のデータコピーとの差分に限らず、直前回のフルバックアップに対応したデータコピーとの差分であっても良い。言い換えれば、上述の実施形態では、差分バックアップについてのデータコピー(PVOLからD−SVOLへのデータコピー)が完了した後、セグメントPに更新が発生しなければ、そのセグメントPは差分セグメントPでは無いが、直前回のフルバックアップについてのデータコピーが完了した後に一度でもそのセグメントPに更新が発生したのであれば、差分バックアップについてのデータコピーが完了した後にそのセグメントPに更新が発生していなくても、そのセグメントPは差分セグメントPのままであっても良い。
本発明の一実施形態に係る計算機システムの構成例を示す。 PVOL17及びSVOL19の構成と、PVOL17及びSVOL19に対する実領域の割当ての例を示す。 仮想ボリューム管理テーブルの構成例を示す。 セグメント管理テーブルの構成例を示す。 SVOL管理テーブルの構成例を示す。 フルバックアップの概念を示す。 差分バックアップの概念を示す。 リストアの概要を示す。 F−SVOLの作成の処理フローを示す。 1次ストレージ内のF−SVOLから2次ストレージへのバックアップの処理フローを示す。 2次ストレージから1次ストレージへのF−SVOLのリストアの処理フローを示す。 リストア用SVOL(リストアされたF−SVOL)からリストア先のPVOLへのリストアの処理フローを示す。 D−SVOLの作成の処理フローを示す。 1次ストレージ内のD−SVOLから2次ストレージへのバックアップの処理フローを示す。 2次ストレージから1次ストレージへのD−SVOL及びF−SVOLのリストアの処理フローを示す。 各リストア用SVOL(リストアされたF−SVOL及びD−SVOL)からリストア先のPVOLへのリストアの処理フローを示す。 図1に示す計算機システムの変形例を示す。 実領域管理テーブル71の構成例を示す。 1次ストレージ9のハードウェア構成例を示す。
符号の説明
9…1次ストレージ

Claims (17)

  1. ライトコマンド又はリードコマンドであるI/O(Input/Output)コマンドを第一外部装置から受け付ける記憶制御装置であって、
    複数のプライマリ仮想領域で構成されている仮想的な論理ボリュームであるプライマリ仮想ボリュームと、
    前記プライマリ仮想ボリューム内のプライマリ仮想領域のアドレスを指定したライトコマンドを前記外部装置から受信した場合、そのライトコマンドで指定されているアドレスに対応したプライマリ仮想領域に実領域が未割当てであれば、そのプライマリ仮想領域に、物理記憶媒体を基に形成されており複数の実領域で構成されているプールにおける未割当ての実領域を割り当て、割り当てた実領域に、前記受信したライトコマンドに従うライト対象のデータ要素を書き込むコントローラと
    を備え、
    前記コントローラが、セカンダリボリュームを作成し、前記プライマリ仮想ボリュームから前記セカンダリボリュームへのデータコピーを行い、
    前記セカンダリボリュームは、前記プライマリ仮想ボリュームに対応した論理ボリュームであり、
    前記セカンダリボリュームを構成する記憶領域の数は、第一プライマリ仮想領域の数と同数であり、
    前記第一プライマリ仮想領域は、実領域が割り当てられているプライマリ仮想領域である、
    記憶制御装置。
  2. 前記プールを有し、
    前記コントローラがメモリを有し、
    前記メモリは、どのプライマリ仮想領域に実領域が割り当てられているかを表す情報である仮想領域管理情報を記憶し、
    前記コントローラが、
    (2−1)前記仮想領域管理情報を参照して、前記複数のプライマリ仮想領域のうちのどれが第一プライマリ仮想領域であるかを特定し、
    (2−2)前記セカンダリボリュームとして、特定された第一プライマリ仮想領域と同数のセカンダリ仮想領域で構成されたセカンダリ仮想ボリュームを作成し、
    (2−3)前記プライマリ仮想ボリュームから前記セカンダリ仮想ボリュームへのデータコピーを行い、そのデータコピーでは、第一プライマリ仮想領域に割当てられている実領域に記憶されているデータ要素を、その第一プライマリ仮想領域のコピー先のセカンダリ仮想領域に割り当てた実領域に書込み、
    (2−4)前記セカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域に割り当てられている各実領域からバックアップ対象のデータ要素を読み出し、読み出されたデータ要素を、サーバ又はバックアップ先ストレージ装置である第二外部装置に送信する、
    請求項1記載の記憶制御装置。
  3. 前記コントローラが、
    (3−1)どのプライマリ仮想領域からどのセカンダリ仮想領域へのデータコピーが行われるかを表すセカンダリボリューム管理情報を作成し、
    (3−2)前記(2−4)でのデータの送信先である前記第二外部装置に前記セカンダリボリューム管理情報を送信する、
    請求項2記載の記憶制御装置。
  4. 前記コントローラが、
    (4−1)どの時点のプライマリ仮想ボリュームをリストアするかを表すリストア情報を受け付け、
    (4−2)前記リストア情報から特定されるセカンダリ仮想ボリュームであるリストア対象のセカンダリ仮想ボリュームを構成するセカンダリ仮想領域の数を特定し、
    (4−3)前記リストア対象のセカンダリ仮想ボリュームのリストア先となるリストア用セカンダリ仮想ボリュームを作成し、
    (4−4)前記リストア対象のセカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域に割当てられていた各実領域に記憶されていた各データ要素を前記第二外部装置から受信し、
    (4−5)前記第二外部装置から受信した各データ要素を、前記リストア用セカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域に割当てた実領域に書込み、前記リストア用セカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域は、前記リストア対象のセカンダリ仮想ボリューム各セカンダリ仮想領域に対応しており、
    (4−6)前記セカンダリボリューム管理情報を参照し、前記リストア用セカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域から、各セカンダリ仮想領域に対応する、リストア先のプライマリ仮想ボリューム内の各プライマリ仮想領域へのデータコピーを行い、そのデータコピーでは、各セカンダリ仮想領域に割当てられている各実領域に記憶されている各データ要素を、対応する各プライマリ仮想領域に割当てた実領域に書き込み、
    前記リストア用セカンダリ仮想ボリュームを構成するセカンダリ仮想領域の数は、対応するリストア対象のセカンダリ仮想ボリュームを構成するセカンダリ仮想領域の数と同数である、
    請求項3記載の記憶制御装置。
  5. 前記仮想領域管理情報は、プライマリ仮想ボリュームからセカンダリ仮想ボリュームへのデータコピーの後に更新されたプライマリ仮想領域である第二プライマリ仮想領域がどれであるかを表す差分管理情報を含み、
    前記セカンダリボリューム管理情報は、前記プライマリ仮想ボリュームについて作成されたセカンダリ仮想ボリューム毎に、データコピーが行われた日時を示す情報とバックアップ種別を示す情報とを含み、
    前記バックアップ種別として、フルバックアップと、差分バックアップとがあり、
    フルバックアップでは、作成されるセカンダリ仮想ボリュームを構成するセカンダリ仮想領域の数は、第一プライマリ仮想領域の数と同数であり、
    前記コントローラは、
    プライマリ仮想ボリュームからセカンダリ仮想ボリュームへのデータコピーの後に、ライトコマンドを前記第一外部装置から受信した場合、前記仮想領域管理情報を、そのライトコマンドで指定されているプライマリ仮想領域が第二プライマリ仮想領域であることを示す情報に更新し、
    差分バックアップにおいて、
    (5−1)前記仮想領域管理情報を参照して、前記複数のプライマリ仮想領域のうちのどれが第二プライマリ仮想領域であるかを特定し、
    (5−2)特定された第二プライマリ仮想領域と同数のセカンダリ仮想領域で構成された新たなセカンダリ仮想ボリュームを作成し、
    (5−3)各第二プライマリ仮想領域から前記新たなセカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域へのデータコピーを行い、
    (5−4)前記セカンダリボリューム管理情報に、前記新たなセカンダリ仮想ボリュームについて、どの第二プライマリ仮想領域からどのセカンダリ仮想領域へのデータコピーが行われるかを表す情報と、バックアップ種別として差分バックアップを表す情報と、データコピーが行われた日時を示す情報とを含め、
    (5−5)前記新たなセカンダリ仮想ボリューム内の各セカンダリ仮想領域に割り当てられている各実領域からバックアップ対象のデータ要素を読み出し、読み出されたデータ要素を前記第二外部装置に送信し、
    (5−6)前記(5−4)での更新後の前記セカンダリボリューム管理情報を前記第二外部装置に送信し、
    前記コントローラは、前記差分管理情報を、フルバックアップ及び差分バックアップにおける前記データコピーの都度、又は、フルバックアップにおける前記データコピーの都度にリセットする、
    請求項4記載の記憶制御装置。
  6. 前記リストア情報から特定されるセカンダリ仮想ボリュームが、差分バックアップに対応したセカンダリ仮想ボリュームである場合、下記(A)及び(B)のセカンダリ仮想ボリュームを含んだ複数のセカンダリ仮想ボリュームの各々が、前記リストア対象のセカンダリ仮想ボリュームであり、
    (A)前記リストア情報に該当するセカンダリ仮想ボリューム、
    (B)前記リストア情報に該当するセカンダリ仮想ボリュームについてのデータコピー日時よりも過去且つ直近のデータコピー日時にフルバックアップでのデータコピーが行われたセカンダリ仮想ボリューム、
    前記複数のリストア対象のセカンダリボリュームにおいて、前記(A)のセカンダリ仮想ボリュームが、最新であり、前記(B)のセカンダリ仮想ボリュームが、最古であり、
    前記コントローラが、前記複数のリストア対象のセカンダリボリュームの各々について、前記(4−2)乃至(4−6)を実行し、その際、前記(4−6)を、古いリストア対象のセカンダリボリュームから順に実行する、
    請求項5記載の記憶制御装置。
  7. 前記プールとして、第一及び第二プールを含む複数のプールがあり、
    前記第一プールの基になっている物理記憶媒体は、前記第二プールの基になっている物理記憶媒体は異なっており、
    前記プライマリ仮想領域には、前記第一プール内の実領域が割り当てられ、
    前記セカンダリ仮想領域には、前記第二プール内の実領域が割り当てられる、
    請求項6記載の記憶制御装置。
  8. 前記コントローラが、プライマリ仮想ボリュームからセカンダリボリュームへのデータコピーを行い、そのデータコピーでは、第一プライマリ仮想領域に割当てられている実領域に記憶されているデータ要素を、その第一プライマリ仮想領域のコピー先の記憶領域に書込み、
    コントロールモジュールが、前記セカンダリボリュームを認識した後に、前記セカンダリ仮想ボリュームからバックアップ先ストレージ装置内の物理記憶媒体へのデータバックアップを行う、
    請求項1記載の記憶制御装置。
  9. 前記コントローラが、どのプライマリ仮想領域からどの記憶領域へのデータコピーが行われるかを表すセカンダリボリューム管理情報を作成し、前記コントロールモジュールに、前記セカンダリボリューム管理情報を送信し、
    前記コントロールモジュールが、前記コントローラから受信されたセカンダリボリューム管理情報を管理する、
    請求項8記載の記憶制御装置。
  10. 前記コントローラが、
    (10A)前記コントロールモジュールからどの時点のプライマリ仮想ボリュームをリストアするかを表すリストア情報を受け付け、
    (10B)前記リストア情報から特定されるセカンダリボリュームであるリストア対象のセカンダリボリュームのリストア先となるリストア用セカンダリボリュームを作成し、
    前記コントロールモジュールが、
    (10a)前記リストア用セカンダリボリュームを認識した後に、前記リストア対象のセカンダリボリューム内のデータを記憶している、前記バックアップ先ストレージ装置内の物理記憶媒体から、前記リストア用セカンダリボリュームに、データをコピーし、
    (10b)前記セカンダリボリューム管理情報を前記コントローラに送信し、
    前記コントローラが、
    (10C)前記セカンダリボリューム管理情報に記載の、記憶領域とプライマリ仮想領域との対応関係を基に、前記リストア用セカンダリボリュームからリストア先のプライマリ仮想ボリュームへのデータコピーを行い、
    前記リストア用セカンダリボリュームを構成する記憶領域の数は、対応するリストア対象のセカンダリボリュームを構成する記憶領域の数と同数である、
    請求項9記載の記憶制御装置。
  11. プライマリ仮想ボリュームからセカンダリボリュームへのデータコピーの後に更新されたプライマリ仮想領域である第二プライマリ仮想領域がどれであるかを表す差分管理情報を保持する記憶資源を備え、
    前記コントローラは、プライマリ仮想ボリュームからセカンダリボリュームへのデータコピーの後に、ライトコマンドを前記第一外部装置から受信した場合、前記差分管理情報を、そのライトコマンドで指定されているプライマリ仮想領域が第二プライマリ仮想領域であることを示す情報に更新し、
    コントロールモジュールが、フルバックアップと差分バックアップのいずれかのバックアップを指示し、
    (X)前記コントローラがフルバックアップの指示を受けた場合、作成されるセカンダリ仮想ボリュームを構成するセカンダリ仮想領域の数は、第一プライマリ仮想領域の数と同数であり、
    (Y)前記コントローラが差分バックアップの指示を受けた場合、前記コントローラが、
    (11−1)前記差分管理情報を参照して、前記複数のプライマリ仮想領域のうちのどれが第二プライマリ仮想領域であるかを特定し、
    (11−2)特定された第二プライマリ仮想領域と同数の記憶領域で構成された新たなセカンダリボリュームを作成し、
    (11−3)前記プライマリ仮想ボリューム内の各第二プライマリ仮想領域から前記新たなセカンダリボリューム内の各記憶領域へのデータコピーを行い、
    前記コントロールモジュールが、前記新たなセカンダリボリュームを認識した後に、前記新たなセカンダリボリュームからバックアップ先ストレージ装置内の物理記憶媒体へのデータバックアップを行う、
    請求項1、8乃至10のうちのいずれかに記載の記憶制御装置。
  12. 前記データバックアップは、ローデータコピーである、
    請求項8又は11記載の記憶制御装置。
  13. 前記コントローラが、
    (13−4)どのプライマリ仮想領域からどの記憶領域へのデータコピーが行われるかを表すセカンダリボリューム管理情報を作成し、その際、そのセカンダリボリューム管理情報に、前記新たなセカンダリボリュームについて、どの第二プライマリ仮想領域からどの記憶領域へのデータコピーが行われるかを表す情報と、バックアップ種別として差分バックアップを表す情報と、データコピーが行われた日時を示す情報とを含め、
    (13−5)前記(13−4)での更新後の前記セカンダリボリューム管理情報を前記コントロールモジュールに送信する、
    請求項11記載の記憶制御装置。
  14. 前記コントローラが、前記コントロールモジュールからどの時点のプライマリ仮想ボリュームをリストアするかを表すリストア情報を受け付け、
    前記リストア情報から特定されるセカンダリボリュームが、差分バックアップに対応したセカンダリボリュームである場合、下記(1)及び(2)のセカンダリボリュームを含んだ複数のセカンダリボリュームの各々が、前記リストア対象のセカンダリボリュームであり、
    (1)前記リストア情報に該当するセカンダリボリューム、
    (2)前記リストア情報に該当するセカンダリボリュームについてのデータコピー日時よりも過去且つ直近のデータコピー日時にフルバックアップでのデータコピーが行われたセカンダリボリューム、
    前記複数のリストア対象のセカンダリボリュームにおいて、前記(1)のセカンダリボリュームが、最新であり、前記(2)のセカンダリボリュームが、最古であり、
    前記複数のリストア対象のセカンダリボリュームの各々について、
    (14A)前記コントローラが、リストア対象のセカンダリボリュームのリストア先となるリストア用セカンダリボリュームを作成し、
    (14B)前記コントロールモジュールが、前記リストア用セカンダリボリュームを認識した後に、前記リストア対象のセカンダリボリューム内のデータを記憶している、前記バックアップ先ストレージ装置内の物理記憶媒体から、前記リストア用セカンダリボリュームに、データをコピーし、
    (14C)前記コントローラが、前記セカンダリボリューム管理情報に記載の、記憶領域とプライマリ仮想領域との対応関係を基に、前記リストア用セカンダリボリュームからリストア先のプライマリ仮想ボリュームへのデータコピーを行い、
    前記(14C)が、古いリストア対象のセカンダリボリュームから順に実行され、
    各リストア用セカンダリボリュームを構成する記憶領域の数は、各対応するリストア対象のセカンダリボリュームを構成する記憶領域の数と同数である、
    請求項13記載の記憶制御装置。
  15. 前記コントロールモジュールは、前記バックアップ先ストレージ装置に接続されているサーバ、又は、前記バックアップ先ストレージ装置に備えられている、
    請求項8乃至14のうちのいずれかに記載の記憶制御装置。
  16. 前記セカンダリボリュームは、仮想的な論理ボリュームであるセカンダリ仮想ボリュームであり、
    前記記憶領域は、セカンダリ仮想領域である、
    請求項8乃至15のうちのいずれかに記載の記憶制御装置。
  17. 複数のプライマリ仮想領域で構成されているプライマリ仮想ボリューム内のプライマリ仮想領域のアドレスを指定したライトコマンドを外部装置から受信した場合に、そのライトコマンドで指定されているアドレスに対応したプライマリ仮想領域に実領域が未割当てであれば、そのプライマリ仮想領域に、物理記憶媒体を基に形成され複数の実領域で構成されているプール内の未割当ての実領域を割り当て、割り当てた実領域に、受信したライトコマンドに従うライト対象のデータ要素を書き込む記憶制御装置、における前記プライマリ仮想ボリューム内のデータのバックアップ方法であって、
    前記複数のプライマリ仮想領域のうちのどれが、実領域が割当てられているプライマリ仮想領域である第一プライマリ仮想領域であるかを特定し、
    特定された第一プライマリ仮想領域と同数の記憶領域で構成されたセカンダリボリュームを作成し、
    前記プライマリ仮想ボリュームから前記セカンダリボリュームへのデータコピーを行い、そのデータコピーでは、第一プライマリ仮想領域に割当てられている実領域に記憶されているデータ要素を、その第一プライマリ仮想領域のコピー先の記憶領域に書込み、
    前記セカンダリボリュームからバックアップ先ストレージ装置内の物理記憶媒体へのデータバックアップを行う、
    バックアップ方法。
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