JP2006107351A - データ移行方法、記憶装置及びプログラム - Google Patents

データ移行方法、記憶装置及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、データ移行方法、記憶装置及びプログラムに関し、切り離し対象の記憶部のデータ移行の際に、データ喪失をより確実に防止することを目的とする。
【解決手段】 記憶装置内の切り離し対象の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行するデータ移行方法において、第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを第2の記憶部へ移行し、データの移行が失敗したデータ領域については、第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを第2の記憶部へ移行するように構成する。
【選択図】 図8

Description

本発明は、データ移行方法、記憶装置及びプログラムに係り、特に故障又は故障が予測される記憶部を記憶装置から切り離す際に、切り離し対象の記憶部に保存されたデータを別の記憶部に移行するデータ移行方法、そのようなデータ移行方法を採用する記憶装置、及びコンピュータにそのようなデータ移行を行わせるプログラムに関する。
ハードディスクドライブ(HDD)等の記憶部が故障したり故障が予測されると、HDDを交換する必要がある。故障又は故障が予測されるHDDをディスク装置等の記憶装置から切り離す際には、切り離し対象のHDDに保存されたデータを別のHDDに移行する必要がある。
第1の従来方法では、HDD交換によるHDD間のデータ移行が生じた際、ディスク装置からの切り離し対象のHDD(移行元)から別のHDD(移行先)にデータ移行が行われる。しかし、データ移行中に移行元HDDの異常を検出した場合には、移行元HDDはディスク装置から切り離される。このような場合には、移行対象の全データを移行先HDDへ移行できないため、データ喪失が発生してしまう。
第2の従来方法では、切り離し対象のHDDを、データ移行開始前にディスク装置から切り離し、別のHDDに冗長化されたデータを用いてデータ移行を行う。この場合、移行対象の全データは、ブロックや領域等の特定単位に分割して移行される。移行データに関する情報は、例えば先頭ブロックから順次実行されるデータ移行処理がどのブロックまで進んだかを示す進捗状況を管理対象とする。しかし、データ移行における失敗ブロックの有無、又は、移行処理の成否については、情報管理を行っていない。
尚、装置立ち上げ後の不良ディスク装置による障害を未然に回避する方法としては、特許文献1に記載されている方法が知られている。
特開平5−166287号公報
上記第2の従来方法では、故障又は故障が予測されるHDDのデータ移行は、対象HDDの切り離しを行い、別のHDDに冗長化されたデータを用いてデータ移行を行う。このため、冗長化されたデータから移行するべきデータを構築する際、冗長化されたデータを格納する別のHDDに媒体エラー等が発生して移行するべきデータの構築が失敗すると、データ喪失の要因となってしまう。
又、第3の従来方法では、切り離し対象のHDDから移行するデータを読み出し、別のHDDへ複写(リダンダントコピー)することで、冗長性を保ちつつデータ移行を行う。しかし、データ移行の際に切り離し対象HDDの異常を検出した場合、データ移行が未完了の状態でもディスク装置から切り離し対象のHDDの切り離しを実施する。この場合、別のHDDに冗長化されていたデータから移行するべきデータを構築するため、上記第2の従来方法の場合と同様に、データ喪失が発生する可能性がある。
このように、従来方法では、切り離し対象のHDDのデータ移行の際に、データ喪失を確実に防止できないという問題があった。
そこで、本発明は、切り離し対象の記憶部のデータ移行の際に、データ喪失をより確実に防止できるデータ移行方法、記憶装置及びプログラムと提供することを目的とする。
上記の課題は、記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行するデータ移行方法であって、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行する第1のステップと、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行する第2のステップとを含むことを特徴とするデータ移行方法によって達成できる。
上記の課題は、第1、第2及び第3の記憶部と、該第1、第2及び第3の記憶部間のデータ移行を制御する制御手段とを備え、該制御手段は、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行し、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている該第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行することを特徴とする記憶装置によっても達成できる。
上記の課題は、コンピュータに、記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行させるプログラムであって、該コンピュータに、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行させる第1の手順と、該コンピュータに、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行させる第2の手順とを含むことを特徴とするプログラムによっても達成できる。
本発明によれば、切り離し対象の記憶部のデータ移行の際に、データ喪失をより確実に防止できるデータ移行方法、記憶装置及びプログラムを実現することができる。
本発明では、HDD等の記憶部の交換による記憶部間のデータ移行が生じた際、切り離し対象の記憶部から可能な限り全てのデータ移行を行う。データ移行中に移行元記憶部の異常を検出した場合、その記憶部はデータ移行が完了するまでの間はディスク装置等の記憶装置から切り離さない。
移行データに関する情報管理について、データ移行の進捗状況はもとより、移行されたブロック又は領域の移行成否又は有無を管理する。データ移行の進捗状況を管理することで、データ移行の完了後に切り離し対象の記憶部を記憶装置から切り離す。情報管理については、記憶装置又は記憶部の機能として管理を行う。
このように、記憶部間のデータ移行において、移行元記憶部を移行処理の完了まで記憶装置から切り離すことなく、移行処理を行う。又、データ移行の成否について情報管理を行い、複数の記憶部からの移行処理に対し漏れ無く記憶部間の移行処理を行う。従って、切り離し対象の記憶部のデータ移行の際に、データ喪失をより確実に防止できる。
本発明になるデータ移行方法の一実施例を、図1〜図5と共に説明する。図1〜図5は、データ移行方法の本実施例を説明する図である。本実施例では、本発明が複数のHDDを備えた磁気ディスク装置に適用されている。図1〜図5において、磁気ディスク装置1は、複数のHDD2−1〜2−Nからなり、説明の便宜上、HDD2−2は、故障又は故障が予測されるHDD、即ち、切り離しの対象のHDDであるものとする。故障又は故障が予測されるHDDは、例えばそのHDDに対するアクセスリトライ回数が所定値を超えたことを検出したり、一定期間内でのアクセスリトライ回数が規定数を超えたことを検出する周知の方法で検出可能である。
図1は、HDD2−2の運用中に、このHDD2−2に故障等の異常が発生した状態を説明する図である。
図2は、異常を検出したHDD2−2に保存されているデータを読み出し、読み出したデータを予備HDD2−Nへ書き込むデータ移行を説明する図である。データ移行の開始にあたり、データ移行の進捗状況を管理するデータ移行管理テーブル3を磁気ディスク装置1又はホスト装置内に準備する。データ移行管理テーブル3は、HDD2−2内の各データ領域D00〜Dnに対して、データ移行が未完了(失敗)であるか完了(成功)であるかを含むデータ移行の進捗状況を記録している。図2〜図5中、データ移行管理テーブル3は、各図の右側に示されている。図2に示すデータ移行管理テーブルは、データ移行処理の開始時点のものである。
図3は、データ移行の成否情報の管理を説明する図である。同図では、説明の便宜上、HDD2−2のデータ移行は、データ領域D01については成功、データ領域D02については失敗、データ領域D03については成功、…、データ領域nについては失敗であるものとする。データ移行が成功であるか失敗であるかは、随時データ移行管理テーブル3へ反映される。図3に示すデータ移行管理テーブルは、HDD2−2からHDD2−Nへ移行可能なデータのデータ移行処理が完了した時点のものである。
図4は、データ移行の失敗領域の救済を説明する図である。切り離し対象のHDD2−2のデータ移行が全て完了すると、データ移行管理テーブル3に基づいてデータ移行が未完了であるデータ領域D01,...を検出し、同じデータが冗長化されているHDD2−1からデータを読み出して予備HDD2−Nへ書き込む。冗長化されたデータをHDD2−1から予備HDD2−Nへ書き込むことにより実質的にデータ移行を行った結果は、随時データ移行管理テーブル3へ反映される。図4に示すデータ移行管理テーブルは、HDD2−1からのデータの読み出し/移行が開始される前の時点でのものである。
図5は、切り離し対象のHDD2−2の切り離しを説明する図である。データ移行管理テーブル3にデータ移行が未完了であるデータ領域がなくなると、即ち、全てのデータ領域のデータ移行が完了すると、切り離し対象のHDD2−2に保存されていた全てのデータの予備HDD2−Nへの移行が完了しているので、切り離し対象のHDD2−2を磁気ディスク装置1から切り離す。その後、必要に応じて新たなHDDをディスク装置1に接続する。
このように、本実施例では、移行するデータを基本的には切り離し対象のHDD2−2から読出し、予備の(即ち、別の)HDD2−Nへ書き込む。この際、移行データに関する情報管理をデータ移行管理テーブル3により行う。書き込み(データ移行)が成功したデータ領域については、データ移行管理テーブル3へ成功を示す記録を行う。切り離し対象のHDD2−2からの読み出しに失敗する等により書き込み(データ移行)が失敗したデータ領域については、データ移行管理テーブル3へ失敗を示す記録を行う。この様な手順で、読み出し可能な全ての移行データを切り離し対象のHDD2−2から別のHDD2−Nへ移行する。データ移行時においては、切り離し対象のHDD2−2に異常を検出場合においても切り離し処理は実施しない。移行に失敗したデータ領域については、データ移行管理テーブル3の管理情報に基づいて、冗長用のHDD2−1に冗長化されているデータを用いて移行データを構築し、移行先のHDD2−Nへ書き込みを行う。データ移行に失敗した領域に対して行われる、冗長化されたデータを活用したデータ構築とデータ移行処理は、切り離し対象のHDD2−2からのデータの読み出しが失敗した時点、若しくは、切り離し対象のHDD2−2から読み出し可能なデータの読み出しが全て完了した時点のどちらのタイミングで実施しても良い。
従って、本実施例によれば、磁気ディスク装置1内で保存するデータの冗長性をHDD2−1,2−N間で可能な限り維持しつつ、HDD2−2,2−N間のデータ移行を行うことができる。
図6は、本発明になる記憶装置の一実施例の要部を示すブロック図であり、図7は、HDDのデータ領域を示す図である。記憶装置の本実施例では、本発明が磁気ディスク装置に適用されており、データ移行方法の上記実施例を採用するものとする。
図6に示すディスク装置1は、ホスト装置(又は、サーバ)11に接続されている。ホスト装置11は、例えば汎用のコンピュータにより構成されている。ディスク装置1は、ホスト入出力(I/O)インタフェース21、HDD制御部22、マイクロプログラム制御部23、HDDインタフェース24、HDD2−1〜2−N、データ移行管理テーブル3及び媒体欠陥テーブル31からなる。ホストI/Oインタフェース21は、磁気ディスク装置1とホスト装置11との間のインタフェースを司る。HDDインタフェース24は、磁気ディスク装置1の本体とHDD2−1〜2−Nとの間のインタフェースを司る。HDD制御部22は、ホスト装置11からのアクセス命令に基づいて、HDD2−1〜2−Nに対するアクセス要求を制御する。マイクロプログラム制御部23は、データ移行管理テーブル3及び媒体欠陥テーブル31の管理を司る。
データ移行管理テーブル3は、磁気ディスク装置1からHDDを切り離す際のデータ移行の進捗を管理するもので、HDD2−1〜2−Nのうち少なくとも1つのHDD、又は、他の記憶部に格納される。本実施例では、データ移行管理テーブル3は、切り離し対象のHDD2−2の各データ領域D00〜D05についてのデータ移行の進捗状況を示す。媒体欠陥テーブル31は、磁気ディスク装置1に接続されているHDD2−1〜2−Nの媒体欠陥箇所を管理するもので、HDD2−1〜2−Nのうち少なくとも1つのHDD、又は、他の記憶部に格納される。本実施例では、媒体欠陥テーブル31は、各HDD2−1,2−2,2−3,2−4,...の各データ領域D00〜D05における媒体エラーの検出回数を示す。データ移行管理テーブル3及び媒体欠陥テーブル31が格納される記憶部は、同じであって異なるものであっても良い。
HDD制御部22からのHDDアクセス要求に対し、アクセスしたHDDにて媒体エラーを検出された場合、マイクロプログラム制御部23は、検出された媒体エラー箇所を媒体欠陥箇所として媒体欠陥テーブル31に登録する。媒体欠陥テーブル31は、発生箇所、即ち、データ領域と、発生回数に応じて随時更新される。媒体欠陥テーブル31は、論理ブロックアドレス、若しくは、複数ブロックをひとまとめにしたデータ領域を一単位とする管理体系を採用可能である。
データ移行管理テーブル3は、マイクロプログラム制御部23の管理下で、移行データを論理ブロックアドレス、若しくは、特定データ領域毎に区分し、当該区分におけるデータ移行の成否を含む進捗状況を管理する。
HDD2−1〜2−Nに保存されるデータは、冗長性を維持すべくRAID(Redundant Arrays of Independent (Inexpensive) Disks)グループと呼ばれる複数のHDDで構成された保存領域に格納される。例えば、RAIDグループが2台のHDD2−1,2−2にて構成される場合、両HDD2−1,2−2には同一データをそれぞれのHDDへ格納する。また、データの更新が生じた場合、それぞれのHDD2−1,2−2は同様に更新される。
図7では、HDD2−1とHDD2−2が1つのRAIDグループを形成しており、RAID1が想定されている。RAID1は、2つのHDDに同一のデータを同時に書き込むミラーリングを行う方式である。ホスト装置11によるアクセス要求(読み出し処理)が発生した場合は、冗長化されたデータの片側だけにアクセスを行う。そのため、RAIDグループが2台のHDD2−1,2−2で構成される場合は、片方のHDDにだけアクセス要求が生じる。図7の場合、HDD2−1とHDD2−2は同一RAIDグループに属し、夫々のHDD2−1,2−2で同一データを保存しているため、読み出し処理に対しては、HDD2−1又はHDD2−2のどちらかにアクセスが行なわれる。読み出し処理において、例えばアクセスを行ったHDD2−2の媒体エラー等によってアクセスが失敗した場合には、同一データを保存している別のHDD2−1に対して読み出し処理が行われる。
尚、図6及び図7では、6つのデータ領域D00〜D05が示されているが、データ領域の数は任意に設定可能である。
ホスト装置11からの命令に基づいて、例えばHDD2−2に保存されているデータに対する読み出しアクセス要求がHDD制御部22から発生すると、マイクロプログラム制御部23は、ディスク装置1により冗長化されたデータを含めた関連HDD2−1に対する媒体欠陥テーブル31の内容を事前に参照する。又、マイクロプログラム制御部23は、参照したエラー履歴から必要とするデータ領域のエラー履歴と回数を冗長化されたデータ毎、又は、それを構成するHDD毎に比較する。マイクロプログラム制御部23は、上記の如き比較結果を踏まえ、エラー履歴が無いか、又は、エラー発生回数の少ないデータ若しくはHDDを活用し、必要とするデータを読み出すためのスケジュールを構築する。HDD制御部22は、マイクロプログラム制御部23により構築された上記スケジュールに従い、HDDに保存された必要とするデータを読み出す。
例えばデータを保存しているHDD2−2を故障等により交換する場合、交換対象のHDD2−2から予備HDD2−Nへ保存データを移行するデータ移行処理が行われる。マイクロプログラム制御部23は、データ移行管理テーブル3に対してデータ移行結果(成否)を含む進捗状況を随時更新して管理する。データ移行処理では、マイクロプログラム制御部23が交換対象のHDD2−2からのデータ読み出し処理が失敗するエラー事象を検出した場合には、対象となるデータ領域(区分)に関するデータ移行処理の失敗を示す情報を移行管理テーブル3に登録する。対象領域についてのデータ移行処理が成功した場合は、マイクロプログラム制御部23は、データ移行処理の成功を示す情報を移行管理テーブル3に登録する。
データ移行処理において、交換対象のHDD2−2でのエラー事象が多発した場合、保存データの読み出し処理を可能な限り継続し、磁気ディスク装置1からの交換対象のHDD2−2の切り離しは行わない。
マイクロプログラム制御部23は、交換対象のHDD2−2のデータ読み出し処理の完了に伴い、データ移行管理テーブル3を参照し、データ移行処理が未完了の領域を検索する。データ移行処理が未完了の領域が検出された場合には、対象領域については、HDD制御部22により交換対象のHDD2−2と冗長化されているHDD2−1から必要となるデータを読み出すことで、対象領域に対するデータ移行を行う。交換対象のHDD2−2は、予備HDD2−Nへのデータ移行処理を完了した時点か、それ以降に磁気ディスク装置1から切り離し、新たなHDDと交換する。データ移行管理テーブル3の活用により、データ移行元となる交換対象のHDD2−2を可能な限り利用することで、磁気ディスク装置1内で保存するデータの冗長性をHDD2−1,2−N間で可能な限り維持しつつ、HDD2−2,2−N間のデータ移行を行うことができる。
従って、記媒体欠陥テーブル31とデータ移行管理テーブル3の活用により、リトライ処理の発生を抑え、効率良く、冗長性を最大限維持した状態でHDDを交換することができる。
次に、本発明になるプログラムの一実施例を、図8〜15と共に説明する。プログラムの本実施例は、CPU等のプロセッサ及びメモリからなるコンピュータシステムに上記の如きデータ移行処理を行わせるもので、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されていても良い。プログラムの本実施例では、コンピュータシステムにマイクロプログラム制御部23の機能を実現させるが、HDD制御部22の機能の少なくとも一部も実現しても良い。
図8は、本発明になるプログラムの一実施例が実行するデータ移行処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS1は、磁気ディスク装置1に接続されているHDD2−1〜2−Nに関する情報(HDD構成情報)を取得するために、HDD構成情報の取得処理を行う。HDD構成情報は、磁気ディスク装置1に接続されているHDDを示す。
図9は、ステップS1が行うHDD構成情報の取得処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS11は、HDD搭載情報の照会を行い、ステップS12は、磁気ディスク装置1に接続されているHDD2−1〜2−Nに関するHDD搭載情報が磁気ディスク装置1内に登録されているか否かを判定する。HDD搭載情報は、磁気ディスク装置1に接続されている各HDDのHDD型、格、及び容量等を示す。HDD搭載情報が例えば磁気ディスク装置1内の記憶部(図示せず)に格納されておりステップS12の判定結果がYESであると、処理は図1に示すステップS2へ進む。
他方、ステップS12の判定結果がNOであると、ステップS13は、磁気ディスク装置1に接続されているHDD2−1〜2−NのHDD型、格、及び容量を各HDD2−1〜2−Nから読み出し、ステップS14は読み出した情報に基づいてHDD搭載情報を磁気ディスク内の記憶部に登録する。尚、HDD搭載情報が登録される記憶部は、HDD2−1〜2−Nのいずれかであっても良い。ステップS15は、RAIDグループの所属割当を行い、HDD2−1〜2−NをRAIDグループに分ける。ステップS16は、各HDD2−1〜2−Nの各データ領域D00〜D05における媒体エラーの検出回数を示す媒体欠陥テーブル31を作成する。ステップS17は、データ領域に関する区分情報(例えば、データ領域の大きさ)を媒体欠陥テーブル31に反映する。ステップS18は、作成された媒体欠陥テーブル31を磁気ディスク装置1内の記憶部に登録し、処理は図8に示すステップS2へ進む。
図8の説明に戻るに、ステップS2は、各HDD2−1〜2−Nをチェックし、ステップS3は異常の検出されたHDD2−1〜2−Nがあるか否かを判定する。ステップS3の判定結果がNOであると、処理はステップS2へ戻る。他方、ステップS3の判定結果がYESであると、ステップS4は、予備HDD2−Nが磁気ディスク装置1に接続されているか否かを判定する。予備HDD2−Nは、特定のHDDである必要はなく、予備HDDとして活用できる任意のHDDであっても良い。ステップS4の判定結果がNOであると、処理は終了する。ステップS4の判定結果がYESであると、ステップS5は、データ移行管理テーブル3の作成処理を行う。
図10は、ステップS5が行うデータ移行管理テーブル3の作成処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS51は、切り離しの対象、即ち、交換対象のHDD2−2のデータ領域に関する情報を取得し、ステップS52は、データ移行管理テーブル3の格納領域を記憶部に確保する。ステップS53は、交換対象のHDD2−2の各データ領域に対するデータ移行の進捗状況を記録するためのデータ移行管理テーブル3を作成して初期化する。ステップS54は、データ移行管理テーブル3を記憶部に登録し、処理は図8に示すステップS6へ進む。
図8の説明に戻るに、ステップS6は、交換対象のHDD2−2から予備HDD2−Nへのデータ移行処理を行う。
図11は、ステップS6が行う交換対象のHDD2−2から予備HDD2−Nへのデータ移行処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS61は、データ移行管理テーブル3を参照し、ステップS62は、データ移行処理を行うべきデータ領域があるか否かを判定する。ステップS62の判定結果がNOであると、処理は図8に示すステップS7へ進む。他方、ステップS62の判定結果がYESであると、ステップS63は、交換対象のHDD2−2のデータ移行処理の対象となる1つのデータ領域からデータを読み出す。ステップS64は、データの読み出し処理が成功したか否かを判定する。ステップS64の判定結果がYESであると、ステップS65は、データ移行管理テーブル3の対応するデータ領域に対して「完了」を記録し、処理はステップS67へ進む。他方、ステップS64の判定結果がNOであると、ステップS66は、データ移行管理テーブル3の対応するデータ領域に対して「未完了」を記録し、処理はステップS67へ進む。ステップS67は、読み出したデータを、予備HDD2−Nの対応するデータ領域に書き込み、処理はステップS61へ戻る。
図8の説明に戻るに、ステップS7は、冗長用HDD2−1から予備HDD2−Nへのデータ移行処理を行う。
図12は、ステップS7が行う冗長用HDD2−1から予備HDD2−Nへのデータ移行処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS71は、データ移行管理テーブル3を参照し、ステップS72は、データ移行管理テーブル3に「未完了」が記録されているデータ領域が存在するか否かを判定する。ステップS72の判定結果がNOであると、処理は図8に示すステップS8へ進む。他方、ステップS72の判定結果がYESであると、ステップS73は、「未完了」が記録されているデータ領域を記憶する。ステップS74は、冗長用HDD2−1から、「未完了」が記録されているデータ領域に対応するデータ領域のデータを読み出す。ステップS75は、冗長用HDD2−1からの読み出し処理が成功したか否かを判定する。ステップS75の判定結果がYESであると、ステップS76は、冗長用HDD2−1から読み出したデータを予備HDD2−Nへ書き込むデータ移行処理を行い、処理はステップS78へ進む。又、ステップS75の判定結果がNOであると、ステップS77は、磁気ディスク装置1内、或いは、ホスト装置11で管理されるシステム情報として、冗長用HDD2−1からのデータ移行処理が失敗した旨を示すログ情報を格納し、処理はステップS78へ進む。ステップS78は、データ移行管理テーブル3中、データ移行処理を行ったデータ領域に対して「完了」を記録し、処理はステップS71へ戻る。
図8の説明に戻るに、ステップS8は、交換対象のHDD2−2を磁気ディスク装置1から切り離しても良い旨のメッセージ等をホスト装置11へ送り、処理はステップS1へ戻る。つまり、ステップS8が交換対象のHDD2−2を磁気ディスク装置1から切り離せると判断した後は、交換対象のHDD2−2を磁気ディスク装置1から切り離すことを許容すると共に、必要に応じて新たなHDDを接続することも許容する。
図13は、媒体欠陥テーブル31を活用したデータ読み出し処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS101は、磁気ディスク装置1に接続されているHDD2−1〜2−Nに関する情報(HDD構成情報)を取得するために、HDD構成情報の取得処理を行う。ステップS101が行うHDD構成情報の取得処理は、図9に示すものでも良い。ステップS102は、保存データへのアクセス要求を検出し、ステップS103は、アクセス要求が読み出し要求(読み出し処理)であるか否かを判定する。ステップS103の判定結果がNOであると、処理はステップS102へ戻る。他方、ステップS103の判定結果がYESであると、処理はステップS104へ進む。
図14は、ステップS104が行うエラー発生履歴の閲覧処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS1041は、媒体欠陥テーブル31を参照し、ステップS1042は、アクセス要求により要求されたデータを保存しているRAIDグループを、媒体欠陥テーブル31から検索する。ステップS1043は、検索されたRAIDグループのうち、主HDD(例えばHDD2−2)に対する媒体エラーの検出回数を媒体欠陥テーブル31から読み出し、ステップS1044は、読み出した主HDDに対する媒体エラーの検出回数を記憶部に記憶する。本実施例では、RAIDグループのうち、一方が主に活用される主HDD、他方が主HDDの過負荷時や異常発生時に活用される副HDDとして定義されているものとする。ステップS1045は、検索されたRAIDグループのうち、副HDD(例えばHDD2−1)に対する媒体エラーの検出回数を媒体欠陥テーブル31から読み出し、ステップS1046は、読み出した副HDDに対する媒体エラーの検出回数を記憶部に記憶し、処理は図13に示すステップS105へ進む。
図13の説明に戻るに、ステップS105は、読み出しHDDの選択処理を行う。
図15は、ステップS105が行う読み出しHDDの選択処理を説明するフローチャートである。同図中、ステップS1051は、記憶部に記憶済の主HDDの媒体エラーの検出回数を参照し、ステップS1052は、媒体エラーの検出回数が0であるか否かを判定する。ステップS1052の判定結果がYESであると、ステップS1053は、RAIDグループのうち要求されたデータを読み出すHDDを主HDDに決定し、処理は図13に示すステップS106へ進む。他方、ステップS1052の判定結果がNOであると、ステップS1054は、記憶部に記憶済の副HDDの媒体エラーの検出回数を参照し、ステップS1055は、媒体エラーの検出回数が0であるか否かを判定する。ステップS1055の判定結果がYESであると、ステップS1056は、RAIDグループのうち要求されたデータを読み出すHDDを副HDDに決定し、処理は図13に示すステップS106へ進む。
ステップS1055の判定結果がNOであると、ステップS1057は、主HDDの媒体エラーの検出回数と副HDDの媒体エラーの検出回数とを比較する。ステップS1058は、主HDDの媒体エラーの検出回数の方が大きいか、或いは、副HDDの媒体エラーの検出回数の方が大きいかを判定する。主HDDの媒体エラーの検出回数の方が大きい場合、ステップS1059は、RAIDグループのうち要求されたデータを読み出すHDDを副HDDに決定し、処理は図13に示すステップS106へ進む。他方、副HDDの媒体エラーの検出回数の方が大きい場合、ステップS1060は、RAIDグループのうち要求されたデータを読み出すHDDを主HDDに決定し、処理は図13に示すステップS106へ進む。
図13の説明に戻るに、ステップS106は、要求されたデータをRAIDグループのうち決定された方のHDDから読み出し、ステップS107は、読み出し処理が成功したか否かを判定する。ステップS107の判定結果がYESであると、処理はステップS102へ戻る。ステップS107の判定結果がNOであると、ステップS108は、読み出し処理が行われたHDDに対する媒体エラーの検出回数をカウントアップすることで媒体欠陥テーブル31を更新し、処理はステップS102へ戻る。
上記実施例では、本発明が磁気ディスク装置に適用されているが、本発明は光ディスク装置や光磁気ディスク装置等にも適用可能であることは言うまでもない。又、記憶装置が用いる記録媒体はディスクに限定されず、カード状やテープ状の記録媒体を用いるものであっても、半導体記憶装置等の記憶デバイスを用いるものであっても良い。
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
(付記1) 記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行するデータ移行方法であって、
該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行する第1のステップと、
データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行する第2のステップとを含むことを特徴とする、データ移行方法。
(付記2) 該第1及び第2のステップの終了後に、該第1の記憶部の該記憶装置からの切り離しを許容するステップを更に含むことを特徴とする、付記1記載のデータ移行方法。
(付記3) 該第1の記憶部内の各データ領域に対してデータ移行が未完了であるか完了であるかを含むデータ移行の進捗状況を示すデータ移行管理テーブルを随時更新するステップを更に含み、
該第1のステップは、該データ移行管理テーブルに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、付記1又は2記載のデータ移行方法。
(付記4) 該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新するステップを更に含み、
該第2のステップは、該データ移行管理テーブルと該媒体欠陥テーブルとに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、付記3記載のデータ移行方法。
(付記5) 該媒体欠陥テーブルは、各記憶部の各データ領域における媒体エラーの検出回数を示すことを特徴とする、付記4記載のデータ移行方法。
(付記6) 該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新するステップを更に含み、
該第1のステップは、冗長化されたデータについては、該媒体欠陥テーブルに基づいて、該第1及び第3の記憶部のうち媒体欠陥箇所の少ない方から読み出して該第2の記憶部へ移行することを特徴とする、付記1記載のデータ移行方法。
(付記7) 第1、第2及び第3の記憶部と、
該第1、第2及び第3の記憶部間のデータ移行を制御する制御手段とを備え、
該制御手段は、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行し、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている該第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行することを特徴とする、記憶装置。
(付記8) 該制御手段は、該第3の記憶部へのデータ移行の終了後に、該第1の記憶部の該記憶装置からの切り離しを許容することを特徴とする、付記7記載の記憶装置。
(付記9) 該制御手段は、該第1の記憶部内の各データ領域に対してデータ移行が未完了であるか完了であるかを含むデータ移行の進捗状況を示すデータ移行管理テーブルを随時更新し、該データ移行管理テーブルに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、付記7又は8記載の記憶装置。
(付記10) 該制御手段は、該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新し、該データ移行管理テーブルと該媒体欠陥テーブルとに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、付記9記載の記憶装置。
(付記11) 該媒体欠陥テーブルは、各記憶部の各データ領域における媒体エラーの検出回数を示すことを特徴とする、付記10記載の記憶装置。
(付記12) 該制御手段は、該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新し、冗長化されたデータについては、該媒体欠陥テーブルに基づいて、該第1及び第3の記憶部のうち媒体欠陥箇所の少ない方から読み出して該第2の記憶部へ移行することを特徴とする、付記7記載の記憶装置。
(付記13) 該第1、第2及び第3の記憶部は、ディスクドライブであることを特徴とする、付記7〜12のいずれか1項記載の記憶装置。
(付記14) コンピュータに、記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行させるプログラムであって、
該コンピュータに、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行させる第1の手順と、
該コンピュータに、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行させる第2の手順とを含むことを特徴とする、プログラム。
(付記15) 該コンピュータに、該第1及び第2の手順の終了後に、該第1の記憶部の該記憶装置からの切り離しを許容させる手順を更に含むことを特徴とする、付記14記載のプログラム。
(付記16) 該コンピュータに、該第1の記憶部内の各データ領域に対してデータ移行が未完了であるか完了であるかを含むデータ移行の進捗状況を示すデータ移行管理テーブルを随時更新させる手順を更に含み、
該第1の手順は、該コンピュータに、該データ移行管理テーブルに基づいてデータの移行を行わせることを特徴とする、付記14又は15記載のプログラム。
(付記17) 該コンピュータに、該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新させる手順を更に含み、
該第2の手順は、該コンピュータに、該データ移行管理テーブルと該媒体欠陥テーブルとに基づいてデータの移行を行わせることを特徴とする、付記16記載のプログラム。
(付記18) 該媒体欠陥テーブルは、各記憶部の各データ領域における媒体エラーの検出回数を示すことを特徴とする、付記17記載のプログラム。
(付記19) 該コンピュータに、該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新させる手順を更に含み、
該第1の手順は、冗長化されたデータについては、該コンピュータに、該媒体欠陥テーブルに基づいて、該第1及び第3の記憶部のうち媒体欠陥箇所の少ない方から読み出して該第2の記憶部へ移行させることを特徴とする、付記14記載のプログラム。
(付記20) 第1の記憶部と、
第2の記憶部と、
害第1の記憶部に故障が生じた場合、該第1の記憶部に記憶されたデータの該第2の記憶部への移行を制御する制御部とを備え、
該第1の記憶部から該第2の記憶部へのデータの移行が完了した後に、該第1の記憶部を切り離すようにしたことを特徴とする、記憶装置。
(付記21) 前記故障が生じた場合とは、前記第1の記憶部に故障が生じる可能性が予測された場合を含むことを特徴とする、付記20記載の記憶装置。
(付記22) 前記第1の記憶部から前記第2の記憶部へのデータの移行はデータ領域単位で行われ、
該第1の記憶部から該第2の記憶部へのデータの移行が可能なデータ領域の全てについてデータ移行が完了した後に、該第1の記憶部を切り離すことを特徴とする、付記20又は21記載の記憶装置。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
本発明になるデータ移行方法の一実施例を説明する図である。 本発明になるデータ移行方法の一実施例を説明する図である。 本発明になるデータ移行方法の一実施例を説明する図である。 本発明になるデータ移行方法の一実施例を説明する図である。 本発明になるデータ移行方法の一実施例を説明する図である。 本発明になる記憶装置の一実施例の要部を示すブロック図である。 HDDのデータ領域を示す図である。 本発明になるプログラムの一実施例が実行するデータ移行処理を説明するフローチャートである。 HDD構成情報の取得処理を説明するフローチャートである。 データ移行管理テーブルの作成処理を説明するフローチャートである。 交換対象のHDDから予備HDDへのデータ移行処理を説明するフローチャートである。 冗長用HDDから予備HDDへのデータ移行処理を説明するフローチャートである。 媒体欠陥テーブルを活用したデータ読み出し処理を説明するフローチャートである。 エラー発生履歴の閲覧処理を説明するフローチャートである。 読み出しHDDの選択処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ディスク装置
2−1〜2−N HDD
3 データ移行管理テーブル
11 ホスト装置
21 ホストI/Oインタフェース
22 HDD制御部
23 マイクロプログラム制御部
24 HDDインタフェース
31 媒体欠陥テーブル

Claims (11)

  1. 記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行するデータ移行方法であって、
    該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行する第1のステップと、
    データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行する第2のステップとを含むことを特徴とする、データ移行方法。
  2. 該第1及び第2のステップの終了後に、該第1の記憶部の該記憶装置からの切り離しを許容するステップを更に含むことを特徴とする、請求項1記載のデータ移行方法。
  3. 該第1の記憶部内の各データ領域に対してデータ移行が未完了であるか完了であるかを含むデータ移行の進捗状況を示すデータ移行管理テーブルを随時更新するステップを更に含み、
    該第1のステップは、該データ移行管理テーブルに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、請求項1又は2記載のデータ移行方法。
  4. 該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新するステップを更に含み、
    該第2のステップは、該データ移行管理テーブルと該媒体欠陥テーブルとに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、請求項3記載のデータ移行方法。
  5. 該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新するステップを更に含み、
    該第1のステップは、冗長化されたデータについては、該媒体欠陥テーブルに基づいて、該第1及び第3の記憶部のうち媒体欠陥箇所の少ない方から読み出して該第2の記憶部へ移行することを特徴とする、請求項1記載のデータ移行方法。
  6. 第1、第2及び第3の記憶部と、
    該第1、第2及び第3の記憶部間のデータ移行を制御する制御手段とを備え、
    該制御手段は、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行し、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている該第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行することを特徴とする、記憶装置。
  7. 該制御手段は、該第3の記憶部へのデータ移行の終了後に、該第1の記憶部の該記憶装置からの切り離しを許容することを特徴とする、請求項6記載の記憶装置。
  8. 該制御手段は、該第1の記憶部内の各データ領域に対してデータ移行が未完了であるか完了であるかを含むデータ移行の進捗状況を示すデータ移行管理テーブルを随時更新し、該データ移行管理テーブルに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、請求項6又は7記載の記憶装置。
  9. 該制御手段は、該記憶装置内の各記憶部の媒体欠陥箇所を管理する媒体欠陥テーブルを随時更新し、該データ移行管理テーブルと該媒体欠陥テーブルとに基づいてデータの移行を行うことを特徴とする、請求項8記載の記憶装置。
  10. コンピュータに、記憶装置内の第1の記憶部に保存されているデータを第2の記憶部に移行させるプログラムであって、
    該コンピュータに、該第1の記憶部内のデータ領域単位で保存されている全てのデータを該第2の記憶部へ移行させる第1の手順と、
    該コンピュータに、データの移行が失敗したデータ領域については、該第1の記憶部との間でデータが冗長化されている第3の記憶部から冗長化されたデータを該第2の記憶部へ移行させる第2の手順とを含むことを特徴とする、プログラム。
  11. 第1の記憶部と、
    第2の記憶部と、
    害第1の記憶部に故障が生じた場合、該第1の記憶部に記憶されたデータの該第2の記憶部への移行を制御する制御部とを備え、
    該第1の記憶部から該第2の記憶部へのデータの移行が完了した後に、該第1の記憶部を切り離すようにしたことを特徴とする、記憶装置。
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