JP3078972B2 - ディスクアレイ装置 - Google Patents

ディスクアレイ装置

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JP3078972B2
JP3078972B2 JP05276317A JP27631793A JP3078972B2 JP 3078972 B2 JP3078972 B2 JP 3078972B2 JP 05276317 A JP05276317 A JP 05276317A JP 27631793 A JP27631793 A JP 27631793A JP 3078972 B2 JP3078972 B2 JP 3078972B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アレイ状に構成された
複数のディスク装置を上位装置からの命令に基づいて並
列的にアクセスするディスクアレイ装置に関し、特にデ
ィスク障害が発生してもデータの復元が瞬時にできるデ
ィスクアレイ装置に関する。近年の計算機システムにお
ける高信頼化の要求に伴い、磁気ディスク装置を用いた
入出力サブシステムでの高信頼化が要求されている。
【0002】このような高信頼性を実現するため、複数
のディスク装置を並列的に動作させることでデータ及び
冗長情報を格納するようにしたディスクアレイ装置が実
用化されている。ディスクアレイ装置は、障害等により
1台のディスクのデータが失われた場合、代替先として
準備している予備のディスク装置に残りのディスク装置
のデータを用いて失われたデータを修復することがで
き、高い信頼性が得られる。
【0003】しかし、同時にディスクアレイの中の複数
ディスク装置で異常が発生した場合には、もはやデータ
の修復は不可能であり、この点の改善が望まれる。
【0004】
【従来の技術】近年、計算機システムの外部記憶装置と
して、記録の不揮発性、大容量性、データ転送の高速性
等の特長を持つ磁気ディスク装置、光ディスク装置等の
ディスク装置が広く用いられている。ディスク装置に対
する要求は、高速データ転送、信頼性重視、大容量性、
低価格である。これらの要求を満たすものとして、ディ
スクアレイ装置が注目されてきている。
【0005】ディスクアレイ装置とは、小型ディスク装
置を数台から数十台並べ、複数のディスク装置に分散し
てデータを記録して、並列的にアクセスする装置であ
る。ディスクアレイ装置で並列的に複数のディスク装置
にデータ転送を行えば、一台のディスク装置の場合と比
べて、ディスクの台数倍の高速データ転送が可能にな
る。
【0006】また、データに加えて、パリティデータな
どの冗長な情報を付け加えて記録しておくことで、ディ
スク装置の故障等を原因とするデータエラーの検出と訂
正が可能となり、ディスク装置の内容を二重化して記録
する方法と同程度の信頼性重視を、二重化より低価格で
実現することができる。従来、カルフォルニア大学バー
クレイ校のデビット・A・パターソン(DavidA. Patter
son) らは、高速に大量のデータを多くのディスクにア
クセスし、ディスク故障時におけるデータの冗長性を実
現するディスクアレイ装置について、レベル1からレベ
ル5までに分類付けを行って評価した論文を発表してい
る(ACMSIGMOD Conferance, Chicago, Illinois, June
1-3, 1988 P109-P116)。
【0007】このデビット・A・パターソンらが提案し
たディスクアレイ装置を分類するレベル1〜5は、RA
ID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks )1〜
5と略称される。RAID1〜5を簡単に説明すると次
のようになる。RAID0は、データの冗長性をもたな
いディスクアレイ装置であり、デビット・A・パターソ
ンらの分類には含まれていないが、これを仮にRAID
0と呼ぶ。
【0008】RAID1は、2台のディスク装置を1組
として同一データを書込むミラーディスク装置であり、
ディスク装置の利用効率が低いが冗長性をもっており、
簡単な制御で実現できるため、広く普及している。RA
ID2は、データをビットやバイト単位でストライピン
グ(分割)し、それぞれのディスク装置に並列に読み書
きを行う。ストライピングしたデータは全てのディスク
装置で物理的に同じセクタに記録する。
【0009】データ用ディスク装置の他にハミングコー
ドを記録するためのディスク装置を持ち、ハミングコー
ドから故障したディスク装置を特定して、データを復元
する。しかし、実用化されていてない。
【0010】RAID3は、データをビット又はバイト
単位にストライピングしてパリティを計算し、ディスク
装置に対しデータおよびパリティを並列的に書込む。
【0011】RAID3は、大量のデータを連続して扱
う場合には有効であるが、少量のデータをランダムにア
クセスするトランザクション処理のような場合には、デ
ータ転送の高速性が生かせず、効率が低下する。
【0012】RAID4は、1つのデータをセクタ単位
にストライピングして同じディスク装置に書込む。
【0013】パリティは固定的に決めたディスク装置に
格納している。データ書込みは、書込み前のデータとパ
リティを読み出してから新パリティを計算して書き込む
ため、1度の書込みについて、合計4回のアクセスが必
要になる。
【0014】また書込みの際に必ずパリティ用のディス
ク装置へのアクセスが起きるため、複数のディスク装置
の書込みを同時に実行できない。
【0015】このようにRAID4の定義は行われてい
るが、メリットが少ないため現在のところ実用化の動き
は少ない。 RAID5は、パリティ用のディスク装置を
固定しないことで、並列的なリード、ライトを可能にし
ている。
【0016】即ち、セクタごとにパリティの置かれるデ
ィスク装置が異なっている。パリティディスクが重複し
なければ異なるディスク装置にセクタデータを並列的に
書込むことができる。
【0017】このようにRAID5は非同期に複数のデ
ィスク装置にアクセスしてリード又はライトを実行でき
るため、少量データをランダムにアクセスするトランザ
クション処理に向いている。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、現在、実用
化が進められているRAID3およびRAID5の動作
形態をもつディスクアレイ装置にあっては、例えば1つ
のパリティグループを構成するランクごとに予備用のデ
ィスク装置を準備しておき、1台のディスク装置が故障
した場合には、他の正常なディスク装置のデータを読出
して故障ディスク装置のデータを予備用ディスク装置に
修復するようにしている。
【0019】このためディスク装置の故障でデータが失
われても復元できるため、極めて高い信頼性が得られ
る。
【0020】しかしながら、同時に複数のディスク装置
で故障が発生してデータが失われた場合には、残りの正
常なディスク装置から失われたデータを修復することは
できず、システムダウンとなってしまう問題があった。
【0021】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたもので、並列動作しているディスク装置の複
数が同時に故障してもデータを喪失することなく瞬時に
処理要求に対処できるディスクアレイ装置を提供するこ
とを目的とする。
【0022】また本発明の他の目的は、ディスク装置の
エラー状態を監視して障害発生の可能性が高くなった場
合には事前に障害対処状態に切替えて障害発生を未然に
防止するようにしたディスクアレイ装置を提供する。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。 本発明は、同一データを格納する2台のディ
スク装置36を備えたミラーディスク手段36を並列ア
クセス可能に複数配置したディスクアレイ手段18と、
上位装置10からの書込データをストライピングした後
にディスクアレイ手段18に並列書込みすると共に、デ
ィスクアレイ手段18からの並列読出データを合成して
前記上位装置10に転送する制御手段20とで構成され
る。
【0024】さらに、ディスクアレイ手段18に設けた
複数のディスク装置の状態を管理するデバイス管理テー
ブル手段62を設け、制御手段20は、上位装置10か
らのアクセス要求時にデバイス管理テーブル手段62を
参照してディスクアレイ手段18に対する処理を実行す
る。 具体的には、デバイス管理テーブル手段62にミラ
ーディスク手段36に設けたディスク装置の一方を現用
とし、他方を予備用とする情報を登録する。
【0025】この場合、制御手段20は、リードアクセ
ス時にデバイス管理テーブル手段62の参照でミラーデ
ィスク手段36の現用側のディスク装置からデータを読
出し、ライトアクセス時には現用および予備用の両方の
ディスク装置にデータを書込む。 ミラーディスク手段3
6に対する切替は、ディスクアレイ手段18の切替制御
手段40が行う。切替制御手段40は、制御手段20か
らのリード動作の指示に対しミラーディスク手段36の
現用側のディスク装置に切換えてデータを読出し、ライ
ト動作の指示に対しては現用および予備用の両方のディ
スク装置にデータを書込むように切替える。
【0026】一方、ミラーディスク手段36を構成要素
としたディスクアレイ手段18は、コストが増加し、ま
た設置スペースも増加する。この点を解決するため、次
のような実装構造をとる。 まずディスクアレイ手段18
は、着脱自在な少くとも2台のディスクモジュール50
を内蔵したディスクユニット46と、ディスクユニット
46の収納部を複数備え、予め定めたアレイ構成に従っ
て複数台の前記ディスクユニット46を実装した装置筐
体44とで構成する。
【0027】この構成により、ディスクユニット46を
媒体サイズの異なる単一のディスクモジュールを内蔵し
た他のディスクユニットの収納を予定したディスクアレ
イ筐体に、本発明のディスクモジュールを実装してミラ
ーディスク手段36を構成要素とするディスクアレイを
簡単に実現できる。 またアレイ構成要素のミラード化に
伴い、ディスク装置の障害を可能な限り速かに知って対
応することが信頼性を更に高めるために必要となる。
【0028】そこで本発明にあっては、ディスクアレイ
手段12に対するアクセスの実行に対しチェック回路手
段74において異常が発生したか否かを判定するアクセ
ス判定手段64と、アクセス判定手段64で判定した異
常の回数を計数する異常回数数計数手段66と、異常回
数計数手段66の異常回数が所定の閾値以上となったと
きにデバイス障害を判定し、デバイス管理テーブル手段
62に障害情報を登録する障害判定手段72を設ける。
【0029】更に、制御手段20の空き状態(アイドル
状態)で、ディスクアレイ手段18に対し擬似的なアク
セス動作、すなわちシミュレーションを実行して各ディ
スク装置の状態を検査するデバイス検査手段70を設け
る。
【0030】更に本発明は、アレイ要素をミラーディス
ク手段で構成すると同時に冗長情報も格納し、ミラード
化と冗長化を複合した信頼性をさらに向上する。すなわ
ち、同一データを格納する2台のディスク装置36を備
えたミラーディスク手段36を並列アクセス可能に複数
配置したディスクアレイ手段18と、上位装置10から
の書込データをストライピングしてパリティデータと共
にディスクアレイ手段36に並列に書込み、ディスクア
レイ手段36からの並列読出データを合成して前記上位
装置10に転送する制御手段20とで構成する。
【0031】さらに本発明は、通常は単なる並列ディス
ク装置を備えたディクスアレイとして機能するが、その
中の1台に障害発生の可能性ありと予測的に判定された
場合に、予備のディスク装置とのミラード化を動的に行
い、実際のディスク故障時に予備側への切替が瞬時にで
きるようする。このため、複数のディスク装置32を並
列アクセス可能に配置したディスクアレイ手段18と、
ディスクアレイ手段18の同一ランクに属する少なくと
も1台のディスク装置を予備用に割当ると共に他の複数
ディスク装置をデータ格納用に割当て、上位装置10か
らの書込データをストライピングしデータ格納用ディス
ク装置に並列的に書込み、前記データ格納用ディスク装
置からの並列読出データを合成して上位装置10に転送
する制御手段20を設ける。
【0032】更に、アクセス判定手段64で判定したデ
ータ格納用ディスク装置の異常回数を異常回数係数手段
66で計数し、この計数結果が通常の障害半手用いる閾
値より低い所定の閾値を越えたときに、近い将来、障害
がは発生することを予測的に判定する障害判定手段72
を設け、障害判定手段72で障害を予測判定した時に、
構成制御手段により予備用ディスク装置を選択してミラ
ード化する。
【0033】すなわち異常回数が障害と判定される値に
達する前の状態でプリアラーム的に障害を予測判定し、
この段階で構成制御手段は、障害判定ディスク装置の格
納データを複写し、複写後に障害判定ディスク装置と予
備用ディスク装置でミラーディスク手段36を構成し、
制御手段20に両方のディスク装置への同時データの書
込といずれか一方のディスク装置からのデータ読出をセ
ットする。
【0034】ここで、構成制御手段は、予備用ディスク
装置を現用にセットして制御手段20によるデータ読出
しを行わせる。また障害判定手段72は、障害判定ディ
スク装置の修理交換を促すため、障害の予測的な判定が
行われたことを外部に出力表示させる手段を備える。
【0035】
【作用】このような本発明のディスクアレイ装置によれ
ば、ディスクアレイ装置の各構成要素を2台のディスク
装置を1組として同一データを格納するミラーディスク
構成とすることで、冗長情報を必要とすることなく、い
ずれかのディスク装置の故障によるデータ喪失に対し瞬
時に対応することができ、きわめて高い信頼性を確保す
ることができる。
【0036】また1つのディスクユニットに2台のディ
スクモジュールを着脱自在に実装可能としたことで、通
常は1台のディスクモジュールの実装によるアレイ構成
であっても、残り1台を追加実装することで、ミラーデ
ィスク構成に簡単に変更できる。更に、3.5インチ・
ディスクモジュールを2台実装可能なディスクユニット
を、既存の5インチ・ディスクモジュールを1台備えた
ディスクユニットと同一ユニットとしておくことで、5
インチ・ディスクユニットを用いたディスクアレイを、
3.5インチ・ディスクモジュールを2台備えたディス
ユニットに交換することで、簡単にミラード化された本
発明のディスクアレイ装置を構築できる。
【0037】一方、ミラーディスクの一方を現用、他方
を予備用に割当て、通常は、データ書込は現用と予備用
の両方に対し行い、データ読出しは現用から行っている
が、統計的に求めたシークエラー、リードエラー、ライ
トエラーなどの異常発生の計数値を監視し、現用のディ
スク装置のエラー回数が所定の閾値を越えた場合には、
故障の可能性が高いと判定し、故障が発生する以前に、
現用と予備用との割当てを切替える。
【0038】このため実際に現用がディスク故障となっ
た場合にも、既に予備用への割当て切替えが済んでいる
ため、予備用ディスク装置の故障となり、特にリードア
クセスに対する処理を全く中断することなく、障害に対
処できる。また障害判定結果を予防保守情報として上位
装置で常に参照可能に保持しているため、上位装置側で
ディスクアレイの障害状況が出力表示でき、オペレータ
又は保守要員が迅速且つ適切に障害判定ディスク装置に
対する保守作業を行うことができる。
【0039】またディスクアレイの状態を上位装置から
のアクセスがない空き状態を利用して制御装置側が書込
シミュレーションによる検査処理を実行し、積極的にデ
ィスク装置の状態を検査し、速かに故障の可能性のある
ディスク装置を認識して対応することができる。このよ
うなミラード化されたディスクアレイ装置の信頼性をさ
らに向上するためには、ミラード化されたデイスクアレ
イに対し冗長情報としてパリティをミラード化して格納
するRAID3あいはRAID5の動作形態を取ればよ
い。
【0040】更に、通常は、単なる並列アクセスであ
り、障害と判定される少し前にミラーディスク構成に切
替えるダイナミックなミラード構成とする。このため同
一ランクに少なくとも予備用のディスク装置を1台割当
てておき、通常は、予備以外のディスク装置の並列アク
セスを行う。運用中にいずれかのディスク装置のエラー
回数が、予め定めた通常の障害判定より低めの閾値を越
え、近い将来、障害と判定される状況に至ったら、予備
用ディスク装置を選択し、障害判定対象となったディス
ク装置のデータを複写する。
【0041】このようにディスク装置間でのデータ複写
は、通常の障害判定より早い段階で行われるため、ディ
スク装置の障害で複写不能となってしまう事態を極力回
避できる。このプリアラーム的な障害判定は、通常の障
害判定の閾値の半分というように、かなり早い段階で行
うことが望ましい。この予備ディスク装置へのデータ複
写は、アイドル状態で行えばよい。予備へのデータ複写
が済んだならば、障害判定ディスク装置と予備用ディス
ク装置でミラーディスクを構成し、以後、同一データの
書込みを行う。またデータの読出しは、予備用ディスク
装置を現用に割当てて行う。
【0042】このような障害予測判定時の動的なミラー
ド化により、必要最小限のディスク装置で、実質的なミ
ラーディスク構成のディスクアレイを実現できる。
【0043】
【実施例】図2は本発明のディスクアレイ装置が適用さ
れる計算機の入出力サブシステムのハードウェア構成を
示す。図2において、上位装置としてのホストコンピュ
ータ10にはチャネル装置14が設けられ、チャネル装
置14に対しチャネルインタフェースバス16を介して
コントローラ12を接続している。
【0044】チャネルインタフェースバス16として
は、BMCインタフェース(ブロック・マルチプレクサ
・チャネルインタフェース)やSCSIを使用すること
ができる。コントローラ12には入出力デバイスとして
ディスクアレイ18が接続されている。
【0045】ディスクアレイ18は並列アクセス数を示
す横方向に並んだポートP0〜P3と、横方向のP0〜
P3の並びを縦方向に多段構成したランクR0〜R3の
構成をもち、ポートP0〜P3とランクR0〜R3で定
まる位置にディスクアレイの構成要素として、本発明に
あっては、ミラーディスク装置36−1〜36−34を
配置している。
【0046】ミラーディスク装置36−1〜36−34
は例えばポート番号P0、ランク番号R0のミラーディ
スク装置36−1を例にとると、2台のディスク装置3
2−1,32−2を接続しており、それぞれをコントロ
ーラ12側に設けたミラード制御部30−1からのデバ
イスバスに接続している。このようなミラーディスク装
置36−1の構成は他のミラーディスク装置36−2〜
36−34についても同じである。
【0047】ミラーディスク装置36−1はコントロー
ラ12により同一データの書込みを受ける。従って、デ
ィスク装置32−1,32−2には常に同一データが格
納されている。一方、データ読出しはいずれか一方のデ
ィスク装置32−1,32−2から行えばよい。本発明
にあっては、コントローラ12において予めミラーディ
スク装置36−1の左側のディスク装置32−1を現用
に割り当て、右側のディスク装置32−2を予備用に割
り当てている。
【0048】このため、データ書込みは現用および予備
用のディスク装置32−1,32−2に対し行われる
が、データ読出しは現用のディスク装置32−1のみか
ら行われることになる。コントローラ12にはMPU2
0が設けられ、MPU20の内部バス34にチャネルイ
ンタフェース制御部22,制御記憶部24,データバッ
ファ26およびデバイスインタフェース制御部28を接
続している。
【0049】MPU20は後の説明で明らかにするよう
に、プログラム制御に従ってディスクアレイ18のミラ
ーディスク装置群を対象としたホストコンピュータ10
からの要求に基づく処理動作を実行する。尚、この実施
例において、ディスクアレイ18側は4つのポートP0
〜P3についてディスク装置を実装した場合を示してお
り、ミラード制御部30−5についてディスク装置は空
き状態となっている。
【0050】図3は図2のコントローラ12に設けたミ
ラード制御部30−1の詳細をディスクアレイ側と共に
示した実施例構成図である。図3において、コントロー
ラ12側に設けたミラード制御部30−1には切替制御
部38,ディスク制御部40−1,40−2が設けられ
ている。ディスク制御部40−1,40−2のそれぞれ
からはデバイスインタフェースバス42−1,42−2
が引き出され、この実施例にあっては2台でミラーディ
スク装置36−1〜36−31を構成する磁気ディスク
装置をランクごとに2台ずつ接続している。
【0051】切替制御部38はMPU20側で予め設定
したミラーディスク装置の動作モードの割当て、即ち現
用割当てと予備用割当てに従った切替処理を行う。ここ
で例えばディスク制御部40−1側を現用、ディスク制
御部40−2側を予備用に割り当てていたとすると、M
PU20からのライト動作の指示に対してはライト動作
命令をディスク制御部40−1,40−2の両方に供給
する。
【0052】同時に指示されたデバイスIDで特定され
る例えばランクR0のミラーディスク装置36−1にお
けるディスク装置32−1,32−2に対する書込動作
を行わせる。一方、MPU20側から読出動作を指示さ
れた場合には現用となるディスク制御部40−1側のみ
に切り替え、同時に、指定されたデバイスIDに対応す
る例えばミラーディスク装置36−1の現用側のディス
ク装置32−1からの読出動作を行う。
【0053】このような図3に示すミラード制御部30
−1の構成は図2に示した残りのミラード制御部30−
2〜30−5についても同様である。図4は本発明に用
いるディスクアレイの筐体構造の実施例を示した実施例
構成図である。図4において、ディスクアレイ筐体44
は、この実施例にあっては5段2列の収納部を形成して
おり、各収納部に図示のように10台のディスクユニッ
ト46−1〜46−10を実装している。
【0054】ディスクアレイ筐体44に設けられた開閉
自在な扉45には内蔵した2列5段構成のディスクユニ
ット46−1〜46−10に対応して5箇所に通風口が
設けられており、通風口の内側に図示のようにフィルタ
48−1〜48−5を装着している。図4のディスクア
レイ筐体44は10台のディスクユニット46−1〜4
6−10を全て実装した最大構成状態を示しているが、
必要に応じた台数のディスクユニットを実装することが
できる。
【0055】図5は図4のディスクアレイ筐体44に実
装したディスクユニット46−1を取り出して示す。図
5において、ディスクユニット46−1内には、この実
施例にあっては2台の3.5インチ・ディスクモジュー
ル50−1,50−2が実装されている。即ち、ディス
クユニット46−1のケース内の中央にはモジュール実
装基板54が装着されており、ケース背後が開口してい
る。
【0056】この背後の開口部より図示のようにモジュ
ール回路基板52−1,52−2のそれぞれに組み付け
られたディスクモジュール50−1,50−2を差し込
んでコネクタにより接続することで、動作可能状態に組
み込むことができる。またモジュール実装基板54の右
側には電源ユニット56と冷却ファン装置58が組み込
まれている。
【0057】ここでディスクユニット46−1は3.5
インチ・ディスクモジュール50−1,50−2の2台
を実装しているが、このユニット形状は例えば1つ媒体
サイズが上の5インチ・ディスクモジュールを1台内蔵
したディスクユニットと同一形態および構造としてい
る。また容量的にも3.5インチ・ディスクモジュール
50−1,50−2のそれぞれは同じユニットサイズの
5インチ・ディスクユニットと同じ容量を有する。
【0058】従って、3.5インチ・ディスクモジュー
ル50−1,50−2のいずれか一方の1台のみの実装
状態で従来の5インチ・ディスクユニットを用いたディ
スクアレイ筐体に実装すれば、そのまま3.5インチ・
ディスクユニットを用いたディスクアレイを実現でき
る。一方、図5に示すように、2台の3.5インチ・デ
ィスクモジュール50−1,50−2を実装した状態で
従来の5インチ・ディスクユニットに置き換えれば、従
来の5インチ・ディスクユニットを3.5インチ・ディ
スクモジュール2台を実装したディスクミラー装置に簡
単に変更することができる。
【0059】更に、3.5インチ・ディスクモジュール
の実装数とユニット数を適宜に決めることで、入出力サ
ブシステムの性能に見合ったディスクミラー装置を構成
要素とする場合を含む適宜のディスクアレイ構成を実現
することができる。図6は本発明の処理機能を示した実
施例構成図である。図6において、コントローラ12に
設けられたMPU20のプログラム制御およひファーム
ウェアによって、ディスクアレイ制御部60,デバイス
管理テーブル62,アクセス制御部64、異常回数計数
部66,予防保守情報格納部68,障害判定部72、デ
ータ転送制御部75およびチェック回路部74としての
機能が実現される。
【0060】コントローラ12に接続したディスクアレ
イ18としては、説明を簡単にするため、1ランク分の
ミラーディスク36−1〜36−4のみを示している。
まずディスクアレイ18はデバイス管理テーブル62に
基づいて各種の動作を行い、デバイス管理テーブル62
は例えば図7に示す構成をもつ。図7において、デバイ
ス管理テーブル62はミラードID,デバイスID,ラ
ンク番号およびポート番号の4つのパラメータによって
ディスク装置を特定することができる。
【0061】ミラードIDは例えばランクR0を例にと
ると、ミラーディスク装置36−1〜36−4に予め割
り当てられた識別番号であり、この例では00,01,
02,03で表わしている。またデバイスIDはディス
クアレイ18におけるデバイス物理番号であり、例えば
ランクR0の8台のディスク装置を例にとると、物理デ
バイスID「00」〜「07」で表わしている。更にラ
ンク番号はディスクアレイ18のランク位置R0〜R3
を示すもので、例えばランク番号R0については「0
0」で示している。
【0062】次のポート番号もディスクアレイ18にお
けるミラーディスク単位のポート番号であり、例えばR
0を例にとると、ポート番号「00」〜「03」で表わ
している。このポート番号に続いて、ディスクアレイ1
8に設けたディスク装置の状態を示す現用フラグ,予備
用フラグ,異常回数および故障フラグの各情報が登録さ
れている。
【0063】現用フラグおよび予備用フラグは電源投入
によるシステム立上げ時に初期化され、図7のようにミ
ラードIDで指定されるミラーディスク装置の先のデバ
イスIDに現用フラグ1がセットされ、次のデバイスI
Dに予備用フラグ1がセットされている。また異常回数
は立上げ時には0にリセットされ、同様に故障フラグも
立上げ時には0にリセットされている。
【0064】異常回数は図6に示した異常回数計数部6
6の計数結果を格納している。すなわちコントローラ1
2に設けたアクセス判定部64は、ディスクアレイ制御
部60でディスクアレイ部18に対しリード動作又はラ
イト動作を実行した際のチェック回路部74によるチェ
ックにおいてシークエラー,リードエラー,ライトエラ
ーなどエラーが発生したか否かを判定している。アクセ
ス範囲部64でエラーが判定されると、異常回数計数部
66の計数値が1つカウントアップされ、カウントアッ
プした値をデバイス管理テーブル62上の異常回数とし
て更新する。
【0065】また障害判定部72が異常回数を異常回数
計数部66で計数するごとに、予め定めた障害判定の閾
値と比較しており、異常回数が障害判定の閾値に達する
と、障害発生と判定し、デバイス管理テーブル62の故
障フラグを1にセットする。図8はミラードID=00
をもつミラーディスク装置36−1の現用のディスク装
置32−1の異常回数が10回となり、閾値に達して障
害ディスクと判定することで故障フラグが1にセットさ
れた状態を示している。
【0066】更に図6のコントローラ12には予防保守
情報格納部68が設けられている。この予防保守情報格
納部68にはアクセス判定部64でエラー判定が行われ
るごと、エラー発生デバイスを示すデバイスIDとエラ
ー種別が予防保守情報として格納される。予防保守情報
格納部68に格納された予防保守情報は、障害範囲部7
2による障害判定の通知以前に、ホストコンピュータ1
0側から常に参照することができる。
【0067】例えばホストコンピュータ10からコント
ローラ12に対し任意の入出力要求が行われたときのス
テータス情報の中に予防保守情報を含めて送り返すこと
で、ホストコンピュータ10側で予防保守情報の存在を
認識し、ディスプレイやプリンタに取得した予防保守情
報を出力表示する。このため、オペレータや保守要員は
コントローラ12側でディスク装置のエラー発生の状況
をリアルタイムで把握できる。
【0068】更にコントローラ12側にはデバイス検査
部70が設けられている。デバイス検査部70はホスト
コンピュータ10からのアクセスのない空き状態、即ち
コントローラ12のアイドル状態で起動し、ディスクア
レイ18に対しダミーデータを用いた書込動作のシミュ
レーションを実行する。このため、ディスクアレイ18
の各ディスク装置には予めデバイス検査部70によるダ
ミーデータの書込みのシミュレーションに使用される、
通常CE領域として知られた固有の検査領域が確保され
ている。
【0069】デバイス検査部70によるデータ書込みの
シミュレーションについても、アクセス判定部64がエ
ラー判定を行っており、エラーが検出されると異常回数
計数部66の計数値を1つカウントアップする。また異
常回数計数部66の計数値が所定の閾値に達すると障害
判定部72が障害を判定し、ホストコンピュータ10の
要求処理時と同様、デバイス管理テーブル62に対する
故障フラグのセットを行う。勿論、アクセス判定部64
でデバイス検査部70により擬似的なアクセス動作でエ
ラーが判定されると、保守情報格納部68に対しホスト
コンピュータ10から参照可能な予防保守情報の格納が
その都度行われる。
【0070】更にデータ転送制御部72はディスク制御
部60による制御のもとに、ホストコンピュータ10か
らのアクセス要求に従ったディスクアレイ18とホスト
コンピュータ10との間のデータ転送を行う。次にディ
スクアレイ制御部60によるミラーディスク装置を構成
要素としたディスクアレイ18に対する処理動作を説明
する。
【0071】図9はコントローラ12のディスクアレイ
制御部60で行われる書込データのストライピングと、
ディスクアレイ18側のデータ格納状態を示している。
図9において、ホストコンピュータ10がアクセスする
データ単位を論理ブロック(ホストブロック)76で示
しており、例えばディスク装置の1セクタを512バイ
トとすると、論理ブロック76は2セクタ即ち1,02
4バイトのサイズをもつ。
【0072】このようなホストコンピュータ10からの
書込データとしての論理ブロック74を受けると、ディ
スクアレイ18の並列アクセス数の整数倍で割った数の
ストライプデータ78に分割する。この例では並列デバ
イス数4の4倍となる16分割した場合を示している。
このため、1,024バイトの論理ブロック74を16
分割すると1つのストライプデータのサイズは64バイ
トとなる。
【0073】即ち、論理ブロック76を16分割したス
トライプデータ76をストライプデータL00〜L15
で示している。論理ブロック74のストライピングが済
むと、ストライプデータ78を並列デバイス数単位に取
り出してミラーディスク装置36−1〜36−4に対し
並列的に書き込む。この並列書込みを4回繰り返すこと
で、1論理ブロック分のデータをミラーディスク装置3
6−1〜36−4に格納することができる。
【0074】これをミラーディスク装置36−1〜36
−4の中の1台のディスク装置について見ると、64バ
イトのデータが4つ置きに分散して2セクタ分格納され
た状態となる。このようなデータストライピングおよび
データの格納はRAID3の動作モードと基本的に同じ
であり、パリティデータを計算して格納していない点だ
けが相違する。
【0075】またミラーディスク装置36−1〜36−
4にあっては、それぞれ現用と予備用の2台のディスク
装置で構成されており、それぞれに同じデータを格納し
ていることが明らかである。図10は図6に示したコン
トローラ12による本発明のディスクアレイ装置の処理
動作を示したフローチャートである。
【0076】図10において、まず装置の電源を投入し
てシステムを立ち上げると、ステップS1でデバイス管
理テーブル62の初期化が例えば図7に示したように行
われる。続いてステップS2でホストコンピュータ10
からのアクセス要求の有無をチェックしており、アクセ
ス要求のないアイドル状態ではステップS15のデバイ
ス検査処理を行っている。アクセス要求があるとステッ
プS3で指定されたデバイスIDとなるミラーディスク
装置に対しセットアップ処理を行う。
【0077】このコントローラ12からのセットアップ
要求に対し、指定されたミラーディスク装置の各ディス
ク装置からは正常応答または異常応答を返す。ミラーデ
ィスク装置を構成する2台のディスク装置が共に正常で
あればステップS4でデバイスエラーなしとしてステッ
プS5に進み、アクセス要求がリード要求かライト要求
かを判別する。
【0078】リード要求についてはステップS6に進
み、ミラーディスク装置の現用側からのリード処理を実
行する。一方、ライト要求であればステップS7に進
み、現用および予備用のディスク装置に同一データを書
き込むライト処理を実行する。ステップS8にあって
は、ステップS6のリード処理またはステップS7のラ
イト処理が正常終了したか否かチェックしており、正常
終了であればステップS9でリード処理またはライト処
理においてリトライで回復したシークエラー,ライトエ
ラー,リードエラーのいずれかがあるかを判定する。
【0079】いずれのエラーもなければ再びステップS
2に戻って、次のホストコンピュータ10からのアクセ
ス要求を待つ。ステップS9でリード処理中またはライ
ト処理中にリトライで回復したシークエラー,リードエ
ラーまたはライトエラーがあった場合にはステップS1
0に進み、異常回数計数部66でエラー回数を1つカウ
ントアップする。
【0080】続いて障害判定部64が現在のエラー回数
を所定の閾値と比較する。閾値に達していなければステ
ップS16で、このときのエラーに関する予防保守情報
を予防保守情報格納部66にセットしてステップS2に
戻る。もしエラー回数が閾値に達していた場合にはステ
ップS12に進んで、近い将来、ハードウェアエラーな
どの故障により動作不能となことから、デバイス障害を
判定してデバイス管理テーブル62上に故障フラグをセ
ットする。
【0081】例えば、図8のデバイスID番号00のデ
ィスク装置32−1に示すように、異常回数が10回と
なって閾値に達すると故障フラグ1のセットが行われ
る。このように故障フラグのセットが行われると、次の
ステップS13でもし故障フラグのセットが現用のディ
スク装置に対し行われていた場合には、ステップS1の
初期化処理で割り当てた現用フラグの予備用フラグへの
代替を行う。
【0082】例えば図7に示すように、デバイスID番
号00のディスク装置32−1は現用フラグが1にセッ
トされて最初、現用となっていたものが、図8に示す故
障フラグ1のセットで現用フラグを0にリセットし、そ
れまで予備用として予備用フラグが割り当てられていた
デバイスID番号01のディスク装置32−1の予備用
フラグを0にリセットして現用フラグを1にセットす
る。
【0083】この実施例では、故障フラグ1をセットし
たそれまでの現用ディスク装置36−1について、現用
フラグを0にリセットすると同時に予備用フラグも0に
リセットしているが、並行してライト動作を継続したい
場合には予備用フラグを1にセットすればよい。このよ
うなデバイス管理テーブル62における現用フラグと予
備用フラグの入替えに対し、その後の処理においてディ
スクアレイ制御装置60は現用フラグが1にセットされ
た側を現用、予備用フラグが1にセットされた側を予備
用としてライト処理またはリード処理を実行するように
なる。
【0084】従って、障害フラグがセットされたそれま
での現用のディスク装置はリード処理の対象から除外さ
れ、新たに現用となった予備用のディスク装置からのリ
ード処理に切り替わる。またライト処理については現用
および予備用の如何に関わらず、同時にデータ書込みが
行われる。しかし、図8に示すように予備用フラグも0
にしていた場合には、それまでの予備用で現用に切り替
わったディスク装置に対してのみデータ書込みが行われ
る。
【0085】再び図10を参照するに、ステップS13
で現用から予備用への代替が済むと、ステップS14で
ホストコンピュータ10に障害は発生を通知し、障害と
判定されたディクス装置の修理交換をオペレータや保守
要員に促す。一方、ステップS3のセットアップ処理に
対し、デバイスIDで指定されたディスク装置がハード
ウェア故障を起こし、全く動作できずにデバイスエラー
を判定した場合には、直ちにステップS12に進み、ス
テップS16の予防保守情報のセットで、ハードウェア
エラーがホストコンピュータ10側から参照できるよう
にする。この場合、もし現用のディスク装置の障害であ
れば、予備用への割当ての代替を行い、更にステップS
16で予防保守情報を格納してホストコンピュータ10
側でデバイスエラーを参照可能とする。
【0086】またデバイスエラーの場合は、ステップS
11のエラー回数の判定に基づく障害判定とは異なり、
回復不可能な故障であることから、予防保守情報にディ
スク装置の機能停止である旨の識別表示をつけ、ソフト
エラーによる予防保守情報と区別できるようにする。図
11のフローチャートは図6のステップS15に示した
コントローラ12のデバイス検査部70によるデバイス
検査処理を示す。
【0087】図11において、まずステップS1でコン
トローラ12がアイドル状態か否かチェックしており、
アイドル状態にあるとステップS2以降の処理を行う。
ステップS2にあっては、所定の順番に従った指定ラン
クの現用および予備用のディスク装置に設けられた保守
用のデータ領域に対し、ダミーデータの書込みを検査シ
ミュレーションとして実行する。
【0088】このダミーデータの書込みにおいて、シー
クエラー,ライトエラーなどのエラーが発生すると、ス
テップS3でエラーありを判定し、ステップS4で異常
回数計数部66を使用して、それまでのエラー回数を1
つカウントアップする。続いてステップS5でエラー回
数を所定の閾値と比較し、閾値に達していなければ、ス
テップS10で予防保守情報をセットしてステップS1
に戻る。エラー回数が閾値に達していればステップS6
で故障フラグをデバイス管理テーブル62にセットす
る。
【0089】続いてデバイス管理テーブル62におい
て、現用のディスク装置については予備用のディスク装
置への代替を行うためのフラグ割当ての入替えを行う。
続いてステップS8でホストコンピュータ10に対し障
害発生通知を行う。以上の処理を終了するとステップS
9で次のランクを指定し、再びステップS1のアイドル
状態のチェックに戻る。
【0090】このような検査処理により例えばオンライ
ンシステムにあっては、処理負荷の少ない夜間などの時
間帯においても、自動的にミラーディスク装置を構成す
るディスクアレイのディスク装置に対する書込シミュレ
ーションが一定の検査周期ごとに実行され、常にディス
ク装置の状態を監視し、可能な限り早めに、故障する可
能性のあるディスク装置を予測判定することができる。
【0091】図12はコントローラ側における障害予測
判定あるいはデバイス故障判定に基づく予防保守情報や
障害情報の出力表示で、保守要員が障害対象となったデ
ィスク装置をディスクアレイ筐体から外して修理し、正
常なディスク装置を筐体に実装した後に行う復旧処理の
フローチャートを示す。図12において、まずステップ
S1で正常なディスク装置の筐体への組込み完了に伴う
保守要員のホストコンピュータからのコマンドあるいは
保守パネルからのスイッチ操作による復旧指示の有無を
チェックしている。
【0092】復旧指示を判別するとステップS2に進
み、コントローラ12がアイドル状態か否かチェックす
る。アイドル状態にあるとステップS3に進み、復旧に
よりミラーディスク装置の一方のディスク装置として組
み込まれた復旧側ディスク装置に対し、現用のディスク
装置のデータを複写する処理を開始する。
【0093】次のステップS4にあっては、予備固定モ
ードか否かチェックしている。即ち、ミラーディスク装
置における2台のディスク装置に対する現用と予備の割
当てを固定的に定めていた場合には、データの複写が完
了した時点でデバイス管理テーブル62の現用フラグお
よび予備用フラグをシステム立上り時の初期化時と同じ
状態に初期化する。
【0094】一方、現用と予備用を固定せずに動的とし
ていた場合には、ステップS5におけるデバイス管理テ
ーブル62の初期化は行わず、現在、機能しているディ
スク装置を現用のまま維持し、復旧により組み込んだデ
ィスク装置を予備用とする。更にステップS6におい
て、予防保守情報のクリア、およびデバイス管理テーブ
ルの故障フラグおよび異常回数のクリアを行う。
【0095】図13はミラーディスク構成のディスクア
レイを使用してデータの並列アクセスと同時に冗長情報
としてパリティを同時に格納するようにしたことを特徴
とする。即ち、ディスクアレイのミラード化により信頼
性は極めて向上するが、更にミラード化に冗長情報の格
納を加えることで極めて高い信頼性を実現することがで
きる。
【0096】図13にあっては、データ用のミラーディ
スクの構成は図2の実施例と同じであるが、パリティ格
納用にミラード制御部30−5よりのポートP4にミラ
ーディスク装置36−5〜36−35を4ユニット設け
ている。図14は図13のパリティ格納を行うミラーデ
ィスク構成のディスクアレイにおけるRAID3の動作
モードにおける処理動作を示す。
【0097】図14のRAID3における論理ブロック
76のストライピングは、図9に示したパリティを格納
しない場合と同じであるが、新たに設けたパリティ用の
ミラーディスク装置36−5に対し並列デバイス数4単
位の4つのストライピングデータ78、例えばストライ
ピングデータL00〜L03からパリティP00を計算
して、ミラーディスク装置36−5の現用および予備用
のディスク装置に同時に格納するようにしている。
【0098】このようなパリティを格納するRAID3
の動作形態とした場合には、ミラーディスク装置36−
1〜36−5のいずれかを構成する現用と予備の2台の
ディスク装置が同時に故障してデータが失われた場合に
も、残りの正常なミラーディスク装置のデータから失わ
れたデータを復元することができる。図15は図13に
ついてRAID5の動作形態によるデータのストライピ
ングとデータの格納状態を示す。
【0099】図15において、まず論理ブロック76は
ディスク装置の例えば1セクタ(512バイト)のサイ
ズであり、この場合には論理ブロックL0〜L5の6つ
が書込データとして提供された状態を示している。この
ような書込データにつき、論理デバイス数4に対応した
4つの論理ブロック例えば論理ブロックL0〜L3をス
トライピングし、各論理ブロックL0〜L3のそれぞれ
をミラーディスク36−1〜36−4に並列的に格納す
る。
【0100】同時に論理ブロックL0〜L3からパリテ
ィP0を計算し、このセクタについてはミラーディスク
装置36−5に格納する。RAID5にあっては、セク
タごとにパリティの格納位置がP0,P1,P2,P
3,P4に示すように順次変化するようになる。このR
AID5のミラーディスクを構成要素としたディスクア
レイの動作形態にあっても、1つのミラーディスクを構
成する現用と予備の2台のディスク装置が同時に故障し
ても、他の正常なミラーディスク装置からデータを修復
することができる。
【0101】図16は図13に示したパリティ格納を行
うミラーディスク装置によるディスクアレイの構成につ
いて、各ミラーディスク装置の予備側のディスク装置を
取り外して通常のRAID構成のディスクアレイ装置と
した場合を示している。ここで本発明にあっては、図5
に示した2台の3.5インチ・ディスクモジュール50
−1,50−2を実装したディスクユニット46−1の
ディスクアレイ筐体に対する組込みでミラーディスク装
置を構成要素としたディスクアレイを構成している。
【0102】このため、ディスクユニットに実装してい
る1台のディスクモジュールを外すことで簡単に通常の
RAID構成の実装状態を実現できる。逆に図16の通
常のRAID構成について、ディスクモジュールを追加
することで図2あるいは図13に示したミラーディスク
構成のディスクアレイを簡単に実現できる。
【0103】図17はミラーディスク装置を構成要素と
する本発明のディスクアレイ装置の他の実施例を示した
実施例構成図であり、この実施例にあってはコントロー
ラ12からの独立したポートに接続しているディスク装
置を組み合わせてミラーディスク装置として動作するよ
うにしたことを特徴とする。即ち、図2の実施例にあっ
ては、コントローラ12はデバイスインタフェース制御
部28に対しミラード制御部30−1〜30−5を設
け、ミラード制御部については図3に示すように、切替
制御部38によって切り換えることでミラーディスク装
置としての機能を実現している。
【0104】これに対し図17の実施例にあっては、コ
ントローラ12のデバイスインタフェース制御部28に
対し個別にディスク制御部40−1〜40−8を設けて
独立にディスクアレイ18のポートP0〜P7を構成
し、各ポートに4ランク分のディスク装置32−1〜3
2−38を接続している。このようなディスクアレイ1
8の独立したポートP0〜P7に対し、図7に示したよ
うなデバイス管理テーブル62におけるミラードID番
号,デバイスID番号の割当てを行うことで、結果とし
てミラーディスク装置36−1〜36−34をディスク
アレイ18に割り付けることができる。
【0105】図18は図17の独立したポートをもつデ
ィスクアレイ18のミラーディスク装置に対するデータ
ストライピングとデータ格納状態を示している。図18
において、コントローラ12はディスクアレイ18がミ
ラーディスク構成か否かは特に意識しておらず、論理ブ
ロック76からストライピングしたデータをデバイスI
Dで指定されるディスク装置に転送するに過ぎない。
【0106】論理ブロック76からのデータストライピ
ングについて、この場合には論理ブロック76を例えば
16分割してストライピングデータL00〜L15を得
る。同時に、同じデータL00〜L15を生成し、図示
のようにL00〜L15を2つずつ並べたダブルストラ
イプデータ80を生成する。このダブルストライプデー
タ80の生成に対し、ミラーディスク装置を意識せずに
並列デバイス数8台分のダブルストライプデータ例えば
L00,L00,・・・L03,L03を取り出して並
列的に書き込むことで、結果的にミラーディスク装置と
同じデータ格納状態を実現することができる。
【0107】このように、コントローラ12側でミラー
ディスク装置固有の切替制御機構をもたなくとも、通常
のRAID構成のコントローラのポート数を増加させる
だけで簡単にミラーディスク装置を構成要素としたディ
スクアレイ装置が実現できる。図19は本発明のディス
クアレイ装置の他の実施例を示したもので、ディスク装
置の障害予測判定時に動的にミラーディスク装置を構成
するようにしたことを特徴とする。
【0108】ディスクアレイの構成要素をミラーディス
ク装置としたディスクアレイ装置の最大の欠点は、ディ
スクアレイに使用するディスク装置が通常の2倍に増加
し、コストアップになってしまう点である。しかしなが
ら、磁気ディスク装置の小型化と低価格化に伴い、この
問題は必ずしも妨げとはなっていないが、ディスクアレ
イに使用するディスク装置の台数を少なくすることは依
然として望まれる。
【0109】図19の実施例にあっては、コントローラ
12に設けたディスク制御部40−1〜40−5に対応
してディスクアレイ18にポートP0〜P4を設け、4
段のランク構成を例にとっている。ディスクアレイ18
のポートP0〜P3はデータ格納用であり、各ランクご
とに単一のディスク装置を接続している。
【0110】これに対し、ポートP4には予備用のディ
スク装置32−5,32−10,32−15,32−2
0を接続している。通常はディスクアレイ18のランク
ごとにポートP0〜P3を対象に並列的なデータ読み書
きを行っている。この状態でいずれかのディスク装置の
エラー回数が閾値に達して障害が判定されると、同一ラ
ンクに存在する予備用ディスク装置の使用によるミラー
ディスク装置の構成制御が実行される。ここで予備ディ
スク装置の使用によるミラーディスク装置の構成制御に
は、現用から予備へのデータ複写が必要であり、現用に
ついて通常の障害判定が行われた場合には、データ複写
ができないことから、障害判定に使用するエラー回数の
閾値を低めに設定し、早い段階で障害を予測的に判定し
てミラーディスク装置への構成制御を行う。この構成制
御を開始するための閾値としては、例えば通常のエラー
回数の障害判定に用いる閾値の半分程度の値でよい。例
えば通常、10回で障害を判定していたならば、この場
合は5回の閾値で早めに障害を判定する。
【0111】このような構成制御によつて、予測的に障
害と判定されたディスク装置は予備用ディスク装置との
組合せでミラーディスク装置として、以後、動作するこ
ととなり、その後に通常の閾値による障害判定となった
場合、直ちにミラーディスク装置の一方である予備用の
ディスク装置による正常なデータアクセスに切り替える
ことが瞬時にできる。
【0112】図20は図19における予測障害判定時の
ミラーディスクへの構成制御を示したフローチャートで
ある。図6に示した障害判定部64あるいはデバイス検
査部70により適宜のディスク装置で障害予測判定が行
われると、図20の処理が開始される。まずステップS
1で障害対象として判定されたディスク装置と同一ラン
クの予備用ディスク装置を選択し、ステップS2でコン
トローラ12がアイドル状態か否かチェックする。
【0113】アイドル状態にあればステップS3で障害
判定ディスク装置のデータを、選択された予備用ディス
ク装置に複写する処理を開始する。複写中にホストコン
ピュータ10からリード要求又はライト要求があった場
合は、複写処理を一旦中止し、リード又はライト動作を
優先的に実行する。またその後の複写処理の再開は、一
定時間を越えてアクセス要求がなかったときに再開す
る。これはディスクキャッシュにおけるキャッシュ書込
後の空き時間を使用してディスク装置への書込みを行う
ライトバック処理に類似する。
【0114】ステップS4で予備用ディスク装置に対す
るデータの複写が終了すると、ステップS5で障害判定
されたディスク装置とデータ複写が済んだ予備用ディス
ク装置を1つのミラーディスク装置とするデバイス管理
テーブル62に対するセッティングが行われ、通常処理
に復旧する。従って、この動的なミラーディスク構成制
御が行われた以降については、予測障害が判定されたデ
ィスク装置と予備用ディスク装置で構成されるミラーデ
ィスク装置をディスクアレイの構成要素の1つに含んだ
処理動作が行われる。
【0115】このため、万が一、障害予測に続いて実際
にハードウェアエラーで故障が起きても、ミラード化さ
れた予備用ディスク装置による切替えで直ちに上位装置
からの要求に対応することができる。また、予測障害の
判定結果は予防保守情報としてホストコンピュータ10
側で見ることができるため、予測障害の判定対象となっ
たディスク装置の修理交換を速やかに行うことができ
る。
【0116】この修理交換においても、予備用ディスク
装置によるミラーディスク装置の構成制御が完了してい
ると、特別なディスク装置の代替などを行うことなく予
測障害の対象となったディスク装置を取り外して修理交
換することができる。尚、図19の実施例にあっては、
同一ランクに予備のディスク装置を1台設けた場合を例
にとっているが、予備のディスク装置を2台とすれば同
一ランクの2台のディスク装置の同時故障に対し瞬時に
要求データの対応状態に切り替えることができる。
【0117】このように図19の実施例にあっては、通
常のRAIDの形態で動作するディスクアレイに設けて
いる予備ディスク装置の場合と同等なディスク台数で、
実質的にディスクアレイの構成要素をミラーディスク装
置としたと同じ極めて高い信頼性のディスクアレイ装置
を実現することができる。また上記の実施例は4ポー
ト,4ランクのミラーディスク装置を構成要素としたデ
ィスクアレイを例にとるものであったが、ポート数およ
びランク数は必要に応じて適宜に定めることができる。
【0118】更に本発明は実施例に示した数値による限
定は受けない。
【0119】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、ディスク構成要素をミラーディスク装置とすること
で、異なるポートの複数ディスク装置の同時故障が起き
ても瞬時に上位装置の要求に対応することができ、極め
て高い信頼性を得ることができる。
【0120】またディスク装置のエラー回数が閾値に達
したときに将来故障する可能性が高いものと予測して、
故障発生に対処できるようにミラーディスク装置におけ
る現用と予備の切替えを予め行っておくことで、実際に
ディスク故障となってもディスク装置の機能を失うこと
なく瞬時に上位装置の要求に対し対応することができ
る。
【0121】更にディスクモジュールを2つ実装可能な
ディスクユニットを用いてディスクアレイ筐体を構成す
ることでディスクアレイの実現が簡単にでき、またディ
スクアレイの増設や構成変更も簡単にできる。更にま
た、構成要素をミラーディスク装置としたことに加えて
パリティデータも併せて格納することで、ミラード化さ
れたRAID3あるいはRAID5の動作形態を実現し
て極めて高い信頼性を得ることができる。
【0122】更に、ミラード化されない通常のディスク
装置を用いたディスクアレイについて、ランクごとに少
なくとも1台の予備用ディスク装置を設け、特定のディ
スク装置で予測障害が判定されたときに予備用のディス
ク装置を選択してデータを複写し、複写後に障害判定対
象となったディスク装置と組み合わせて動的にミラーデ
ィスク装置を構成することで、通常のRAID構成にお
ける予備用ディスク装置を含めたディスク台数と同等の
台数で、実質的に全構成要素をミラーディスク装置とし
た場合と同等の信頼性を低コストで実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明のハードウェア構成を示した実施例構成
【図3】図2のミラード制御部の実施例構成図
【図4】本発明のディスクアレイ筐体の実施例構成図
【図5】図4の筐体に実装するディスクユニットを取出
して示した説明図
【図6】本発明の動作機能を示した説明図
【図7】本発明で用いるデバイス管理テーブルの説明図
【図8】ディスク障害を予測判定した場合のデバイス管
理テーブルの説明図
【図9】本発明におけるストライピングデータ格納状態
の説明図
【図10】本発明の処理動作を示したフローチャート
【図11】本発明のデバイス検査処理を示したフローチ
ャート
【図12】本発明の復旧処理を示したフローチャート
【図13】ミラーディスク構成でパリティを格納する本
発明の実施例構成図
【図14】図13におけるRAID3の動作形態の説明
【図15】図13におけるRAID5の動作形態の説明
【図16】ミラード化しないディスクアレイ装置の構成
変更を示した実施例構成図
【図17】ポート構成によりミラード化した本発明の実
施例構成図
【図18】図17におけるデータストライピングの説明
【図19】動的なミラーディスクを構成制御する本発明
の他の実施例構成図
【図20】図19の動的なミラーディスク構成制御を示
したフローチャート
【符号の説明】
10:ホストコンピュータ(上位装置) 12:コントローラ(制御手段) 14:チャネル装置 16:チャネルインタフェースバス 18:ディスクアレイ 20:MPU 22:チャネルインタフェース制御部 24:制御記憶部 26:データバッファ 28:デバイスインタフェース制御 30−1〜30−5:ミラード制御部 32−1〜32−38:ディスク装置 34:内部バス 36−1〜36−34:ミラーディスク装置 38:切替制御部 40−1〜40−5:ディスク制御部 42−1,42−2:デバイスバス 44:ディスクアレイ筐体 46−1,46−10:ディスクユニット 48−1〜48−5:フィルタ 50−1,50−2:3.5インチ・ディスクモジュー
ル 52−1,52−2:モジュール回路基板 54:モジュール実装基板 56:電源ユニット 58:冷却ファン装置 60:ディスクアレイ制御部 62:デバイス管理テーブル 64:アクセス判定部 66:異常回数計数部 68:予防保守情報格納部 70:デバイス検査部 72:障害判定部 74:チェック回路部 75:データ転送制御部 76:論理ブロック(ホストブロック) 78:ストライプデータ 80:ダブルストライプデータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−236714(JP,A) 特開 平5−27914(JP,A) 特開 平4−49413(JP,A) 特開 平3−134728(JP,A) 特開 平5−40581(JP,A) 特開 平6−84338(JP,A) 特開 平7−84732(JP,A) 特開 平5−341917(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/06 G11B 19/02 501

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一データを格納する2台のディスク装置
    (36)を備えたミラーディスク手段(36)を並列ア
    クセス可能に複数配置したディスクアレイ手段(18)
    と、上位装置(10)からの書込データをストライピン
    グした後に前記ディスクアレイ手段(36)に並列書込
    みすると共に、前記ディスクアレイ手段(36)からの
    並列読出データを合成して前記上位装置(10)に転送
    する制御手段(20)と、前記ディスクアレイ手段(18)に設けた複数のディス
    ク装置の状態を管理するデバイス管理テーブル手段(6
    2)を設け、 前記制御手段(20)は、上位装置(10)からのアク
    セス要求時に前記デバイス管理テーブル手段(62)を
    参照して前記ディスクアレイ手段(18)に対する処理
    を実行する ことを特徴とするディスクアレイ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、 前記デバイス管理テーブル手段(62)に、前記ミラー
    ディスク手段(36)を設けたディスク装置の一方を現
    用とし、他方を予備用とする情報を登録し、 前記制御手段(20)は、リードアクセス時に前記デバ
    イス管理テーブル手段(62)の参照で前記ミラーディ
    スク手段(36)の現用側のディスク装置からデータを
    読出し、ライトアクセス時には現用および予備用の両方
    のディスク装置にデータを書込むことを特徴とするディ
    スクアレイ装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、前記ディスクアレイ手段(18)は、 着脱自在な少くとも2台のディスクモジュール(50)
    を内蔵したディスクユニット(46)と、 前記ディスクユニット(46)の収納部を複数備え、予
    め定めたアレイ構成に従って複数台の前記ディスクユニ
    ット(46)を実装した装置筐体(44)と、で構成さ
    れたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のディスクアレイ装置に於い
    て、 前記ディスクユニット(46)を、媒体サイズの異なる
    単一のディスクモジュールを内蔵した他のディスクユニ
    ットの収納を予定したディスクアレイ筐体に実装してミ
    ラーディスク手段(36)を構成要素とするディスクア
    レイ構成を実現したことを特徴とするディスクアレイ装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、更に、 前記ディスクアレイ手段(12)に対するアクセスの実
    行に対しチェック回路手段(74)において異常が発生
    したか否かを判定するアクセス判定手段(64)と、 前記アクセス判定手段(64)で判定した異常の回数を
    計数する異常回数計数手段(66)と、 前記異常回数計数手段(66)の異常回数が所定の閾値
    以上となったときにデバイス障害を判定し、前記デバイ
    ス管理テーブル手段(62)に障害情報を登録する障害
    判定手段(72)と、 を設けたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  6. 【請求項6】請求項1記載のディスクアレイ装置に於い
    て、更に、 前記制御手段(20)の空き状態で、前記ディスクアレ
    イ手段(18)に対し擬似的なアクセス動作を実行して
    各ディスク装置の状態を検査するデバイス検査手段(7
    0)を設けたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  7. 【請求項7】同一データを格納する2台のディスク装置
    (36)を備えたミラーディスク手段(36)を並列ア
    クセス可能に複数配置したディスクアレイ手段(18)
    と、 上位装置(10)からの書込データをストライピングし
    てパリティデータと共に前記ディスクアレイ手段(3
    6)に並列に書込み、前記ディスクアレイ手段(36)
    からの並列読出データを合成して前記上位装置(10)
    に転送する制御手段(20)と、 を備えたことを特徴とするディスクアレイ装置。
  8. 【請求項8】複数のディスク装置(32)を並列アクセ
    ス可能に配置したディスクアレイ手段(18)と、 前記ディスクアレイ手段(18)の同一ランクに属する
    少なくとも1台のディスク装置を予備用に割当てると共
    に他の複数ディスク装置をデータ格納用に割当て、上位
    装置(10)からの書込データをストライピングし前記
    データ格納用ディスク装置に並列的に書込み、前記デー
    タ格納用ディスク装置からの並列読出データを合成して
    前記上位装置(10)に転送する制御手段(20)と、 前記ディスクアレイ手段(12)に対するアクセスの実
    行に対しチェック回路手段(74)において異常が発生
    したか否かを判定するアクセス判定手段(64)と、 前記アクセス判定手段(64)で判定した異常の回数を
    計数する異常回数計数手段(66)と、 前記異常回数計数手段(66)の異常回数が、通常の障
    害判定に用いる閾値より小さい所定の閾値以上となった
    とき、近い将来、障害発生の可能性があることを予測的
    に判定する障害判定手段(72)と、 前記障害判定手段(72)の障害の予測判定時に前記予
    備用ディスク装置を選択して障害ディスク装置の格納デ
    ータを複写し、該複写後に障害ディスク装置と前記予備
    用ディスク装置でミラーディスク手段(36)を構成
    し、前記制御手段(20)に両方のディスク装置への同
    時データの書込みといずれか一方のディスク装置からの
    データ読出しをセットする構成制御手段と、 を備えたことを特徴とするディスクアレイ装置。
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