JP2006252239A - ファイル制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラックフォーマットテーブルを用いてファイルを記憶装置に書き込む際にライト抜けが発生したとき、その書き込みデータを読み出す要求元に異常を認識させて、誤った処理の実行を防止する。
【解決手段】 制御手段103は、要求元111から書き込み要求を受け取ると、キャッシュ手段102に転送された書き込みデータに識別情報を付加して、記憶装置112に書き込み、トラックフォーマットテーブル113に記録された書き込み先トラックのフォーマット情報にもその識別情報を付加する。次に、読み出し要求を受け取ると、記憶装置112から読み出されたデータの識別情報とトラックフォーマットテーブル113に記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報を比較し、両者が一致しなければ要求元111にデータ異常を通知する。
【選択図】図1

Description

本発明は、要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御装置に関する。
RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)のようなディスクアレイシステムでは、磁気ディスク装置に対する書き込み/読み出し要求をホストコンピュータから受け取って、ファイルの書込/読出制御を行うコントローラが設けられる。
図12は、このようなディスクアレイシステムの構成例を示している。図12のシステムは、ホストコンピュータ11およびディスクアレイ装置12からなり、ディスクアレイ装置12は、チャネルアダプタ(CA)21、コントローラ22、および複数のディスク23−1〜23−pを備える。各ディスクは、1つ以上の磁気ディスク装置からなる。
ホストコンピュータ11は、チャネルアダプタ21およびコントローラ22を介して、ディスク23−1〜23−pにアクセスする。このとき、コントローラ22は、ホストコンピュータ11から受け取った書き込みデータを、一旦、キャッシュメモリ24に格納し、キャッシュメモリ24からアクセス対象ディスク23に書き込む。また、アクセス対象ディスク23から読み出したデータを、一旦、キャッシュメモリ24に格納し、キャッシュメモリ24からホストコンピュータ11に転送する。
ディスク23−1〜23−pが可変長レコードを格納している場合、各ディスクのトラック毎にレコードフォーマットを定義したトラックフォーマットテーブル(TFT)が、キャッシュメモリ24内に用意される(例えば、下記特許文献1を参照)。コントローラ22は、このTFTを参照しながら、キャッシュメモリ24内に各ディスクと同じフォーマットでデータを保持する。
特許第3260998号公報
しかしながら、上述した従来のファイル制御には、次のような問題がある。
コントローラ22がキャッシュメモリ24内のデータをアクセス対象ディスク23に書き込む際、そのディスク23から書き込み終了の応答があったにもかかわらず、実際にはデータが書き込まれていないライト抜けが発生することがある。この場合、ホストコンピュータ11がそのデータを含むファイルの読み出しを要求すると、書き込み前の古いデータがホストコンピュータ11に転送されてしまう。
図13は、このようなライト抜け発生のシーケンスを示している。まず、ホストコンピュータ11は、書き込み要求をチャネルアダプタ21に送信し(ステップ1301)、チャネルアダプタ21は、キャッシュメモリ24のメモリ領域をコントローラ22に要求する(ステップ1302)。これを受けて、コントローラ22は、メモリ領域をチャネルアダプタ21に付与し(ステップ1303)、チャネルアダプタ21は、キャッシュメモリ24内のTFTから書き込み先トラックのフォーマット情報を読み出す(ステップ1304)。
次に、チャネルアダプタ21は、ホストコンピュータ11から転送されるデータを、フォーマット情報に従ってキャッシュメモリ24のメモリ領域に書き込む(ステップ1305)。そのトラックのフォーマット情報を変更する必要がある場合は、さらに変更後のフォーマット情報をTFTに書き込む(ステップ1306)。そして、ホストコンピュータ11に正常終了の応答を送信し(ステップ1307)、コントローラ22から付与されたメモリ領域を開放する(ステップ1308)。
その後、コントローラ22は、書き込み要求をディスク23に送信し(ステップ1309)、キャッシュメモリ24のデータをディスク23に書き込む(ステップ1310)。このとき、ライト抜けが発生しても、ディスク23はコントローラ22に正常終了の応答を送信してしまう(ステップ1311)。
図14は、ライト抜け発生後のデータ読み出しのシーケンスを示している。まず、ホストコンピュータ11は、ディスク23に書き込まれたデータに対する読み出し要求をチャネルアダプタ21に送信し(ステップ1401)、チャネルアダプタ21は、キャッシュメモリ24のメモリ領域をコントローラ22に要求する(ステップ1402)。これを受けて、コントローラ22は、一旦、チャネルアダプタ21に処理中断の応答を送信する(ステップ1403)。
その後、コントローラ22は、読み出し要求をディスク23に送信し(ステップ1404)、ディスク23から転送されたデータを、TFTのフォーマット情報に従ってキャッシュメモリ24のメモリ領域に書き込む(ステップ1405)。ディスク23は、コントローラ22に正常終了の応答を送信する(ステップ1406)。
これを受けて、コントローラ22は、チャネルアダプタ21に処理再開の応答を送信し(ステップ1407)、データが書き込まれたメモリ領域をチャネルアダプタ21に付与する(ステップ1408)。そして、チャネルアダプタ21は、キャッシュメモリ24内のTFTから読み出し元トラックのフォーマット情報を読み出す(ステップ1409)。
次に、チャネルアダプタ21は、フォーマット情報に従ってキャッシュメモリ24からデータを読み出し、ホストコンピュータ11に転送する(ステップ1410)。そして、ホストコンピュータ11に正常終了の応答を送信し(ステップ1411)、コントローラ22から付与されたメモリ領域を開放する(ステップ1412)。
このとき、ホストコンピュータ11には読み出し元トラックの古いデータが転送され、データ化けが発生するが、ホストコンピュータ11は正常終了の応答を受け取っているため、データ化けを認識することはない。このため、転送データを正常とみなして処理を続行し、結果的に誤った処理結果を出力してしまう。
本発明の課題は、TFTを用いてファイルを記憶装置に書き込む際にライト抜けが発生したとき、その書き込みデータを読み出す要求元に異常を認識させて、誤った処理の実行を防止することである。
図1は、本発明のファイル制御装置の原理図である。図1のファイル制御装置は、格納手段101、キャッシュ手段102、および制御手段103を備え、要求元111からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置112に書き込む制御および記憶装置112から読み出す制御を行う。
格納手段101は、記憶装置112の各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブル113を格納する。キャッシュ手段102は、記憶装置112への書き込みデータおよび記憶装置112からの読み出しデータを格納する。
制御手段103は、要求元111から書き込み要求を受け取ったとき、要求元111から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、記憶装置112に書き込み、トラックフォーマットテーブル113に記録された書き込み先トラックのフォーマット情報にその識別情報を付加し、要求元111から読み出し要求を受け取ったとき、記憶装置112から読み出された読み出しデータの識別情報とトラックフォーマットテーブル113に記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、要求元111にデータ異常を通知する。
データの書き込み時に、書き込みデータと書き込み先トラックのフォーマット情報の両方に同じ識別情報が付加され、データの読み出し時に、読み出しデータの識別情報と読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が比較される。そして、両者が一致すれば読み出しデータは正常と判定され、一致しなければ読み出しデータは異常と判定される。正常の場合は読み出しデータが要求元111に転送され、異常の場合はデータ異常が要求元111に通知される。
ライト抜けが発生すると、読み出しデータの識別情報と読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなくなるため、データ異常が要求元111に通知され、要求元111は異常を認識することができる。
格納手段101およびキャッシュ手段102は、例えば、後述する図2のキャッシュメモリ224−i(i=1,2)に対応し、制御手段103は、例えば、図2のMPU(Micro Processing Unit )221−i(i=1,2,3,4)またはMPU222−i(i=1,2)に対応する。
要求元111は、例えば、図2のホストコンピュータ201に対応し、記憶装置112は、例えば、図2のディスク213−i(i=1,2)に対応する。データに付加される識別情報は、例えば、後述する図3の保証コード301に対応し、フォーマット情報に付加される識別情報は、例えば、後述する図4の保証コード406に対応する。
本発明によれば、ファイルを記憶装置に書き込む際にライト抜けが発生すると、その書き込みデータを読み出す際に、要求元が異常を認識することができる。これにより、要求元は適切なリカバリ動作を実施することが可能になる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図2は、実施形態のディスクアレイシステムの構成例を示している。図2のシステムは、ホストコンピュータ201およびディスクアレイ装置202からなり、ディスクアレイ装置202は、チャネルアダプタ(CA)211−1〜211−4、コントローラ212−1、212−2、およびディスク213−1、213−2を備える。
ここでは、2つのディスクのみが示されているが、一般にはp個のディスクがディスクアレイ装置202内に設けられる。各ディスクは、1つ以上の磁気ディスク装置からなり、ホストコンピュータ201は、各ディスクを1つの記憶装置とみなしてデータの書き込み/読み出し要求を行う。
例えば、ディスク213−1がRAID1のディスクに相当し、磁気ディスク装置226−1および226−2から構成される場合、これらの磁気ディスク装置間でデータのミラーリングが行われる。ミラーリングでは、同じデータが磁気ディスク装置226−1および226−2の両方に同時に書き込まれる。
同様に、ディスク213−2がRAID1のディスクに相当し、磁気ディスク装置226−1および226−2から構成される場合、これらの磁気ディスク装置間でデータのミラーリングが行われる。
ディスクアレイ装置202は、2つのコントローラ212−1および212−2により二重化されており、各コントローラは2つのチャネルアダプタ211を介してホストコンピュータ201と通信することができる。
チャネルアダプタ211−i(i=1,2,3,4)は、MPU(Micro Processing Unit )221−iを含む。コントローラ212−1は、MPU222−1、メモリ223−1、キャッシュメモリ224−1、およびドライブインタフェース(DI)225−1、225−2を含み、コントローラ212−2は、MPU222−2、メモリ223−2、キャッシュメモリ224−2、およびドライブインタフェース(DI)225−3、225−4を含む。
MPU221−1、221−2、および222−1は、例えば、メモリ223−1に格納されたプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。MPU221−3、221−4、および222−2は、例えば、メモリ223−2に格納されたプログラムを実行することにより、必要な処理を行う。
ホストコンピュータ201は、いずれかのチャネルアダプタ211を介してコントローラ212に書き込み/読み出し要求を送信し、そのコントローラ212を介してディスク213にアクセスする。以下では、コントローラ212−1がチャネルアダプタ211−1を介してホストコンピュータ201からのアクセス要求を受け取った場合について説明する。
コントローラ212−1は、ディスク213−i(i=1,2)の各トラックのフォーマット情報を記録したTFTをキャッシュメモリ224−1内に保持しており、ディスク213−iの各トラックとTFTの対応するフォーマット情報の双方にデータ保証用のコードを付加して、両者の対応関係を管理する。そして、ディスク213−iからデータを読み出す際に、そのデータの保証コードをTFTの保証コードと比較して、読み出されたデータの正常性を確認する。
ディスク213−iに属する各磁気ディスク装置では、FBA(Fixed Block Architecture)を用いてCKD(Count Key Data)形式の可変長データを格納するために、COF(CKD on FBA)と呼ばれるデータフォーマットを採用している。
図3は、メインフレームで用いられるCOFフォーマットのデータ構造を示している。この例では標準フォーマットが用いられており、1トラックはLBA#0〜#94の95個の論理ブロックからなり、各論理ブロックは512バイトの有効データと8バイトのブロックチェックコード(BCC)からなる。この論理ブロックは、磁気ディスク装置におけるデータ格納単位に相当する。
有効データ領域は、2つの256バイト領域に分割され、各領域に1レコードを格納することができる。各レコードは、一般的にはカウント部C、キー部K、およびデータ部Dからなる。
カウント部Cは、トラックアドレス、レコード番号、後続するキー部Kおよびデータ部Dの長さ等を格納し、キー部Kは、カウント部Cに続いてキーデータを格納する。ただし、この例ではキー部Kの長さは0に指定され、キー部Kは使用されていない。トラックアドレスは、ディスク213−i内におけるトラックの物理アドレスであり、例えば、Cylinder値とHead値からなる。データ部Dは、カウント部Cまたはキー部Kに続いてデータを格納する。
LBA#0の保証コード301は、このトラックのデータの正常性を保証するためのコードであり、例えば、6バイトのタイムスタンプ311と2バイトの更新回数312からなる。タイムスタンプ311は、データ書き込み時の日時(年/月/日/時/分/秒)に対応する情報であり、更新回数312は、データ書き込み時に毎回インクリメントされる数値情報である。
また、LBA#0のR0は、レコード番号0のレコードであり、通常、キー部の長さを0バイトとし、かつ、データ部の長さを8バイトとして運用され、特別なデータを格納する。LBA#1〜#nのR1〜Rmは、レコード番号1〜mの可変長レコードであり、一般データを格納する。LBA#nのEOTは、トラック上の終端を示す特別なデータパターンである。
図4は、キャッシュメモリ224−1内に保持されるTFTのフォーマット情報を示している。このフォーマット情報は、トラックアドレス401、トラック内レコード数402、開始レコード番号403、制御フラグ404、レコードのデータ長405、および保証コード406からなり、トラック毎に用意される。
トラック内レコード数402は、そのトラックに記録されているレコードの数を表し、開始レコード番号403は、そのトラックの先頭レコードの番号を表す。制御フラグ404としては、そのトラックの正常/不良を示すフラグ、標準フォーマットか否かを示すフラグ、そのフォーマット情報の有効/無効を示すフラグ等が用いられる。レコードのデータ長405は、標準フォーマットを用いた場合のレコード領域の長さを表し、図3の場合は256バイトとなる。また、保証コード406は、図3の保証コード301と同様に、6バイトのタイムスタンプ411と2バイトの更新回数412からなる。
次に、図5から図10までを参照しながら、図4のフォーマット情報を用いた書き込み/読み出し動作のシーケンスを説明する。
図5は、ホストコンピュータ201から書き込み要求を受け取ったディスクアレイ装置202の書き込み動作のシーケンスを示している。図5のステップ501〜508の動作は、図13のステップ1301〜1308の動作と同様である。ステップ504でTFTから読み出されるフォーマット情報には、前回の書き込み時に付加された保証コード406が含まれている。
チャネルアダプタ211−1がコントローラ212−1から付与されたメモリ領域を開放すると、コントローラ212−1は、現在の日時から新たなタイムスタンプを生成する。また、キャッシュメモリ224−1内のTFTから、書き込み先トラックのフォーマット情報に含まれる更新回数412を読み出し、その値をインクリメントして新たな更新回数を生成する。これにより、書き込み先トラックの新たな保証コードが生成される。
そして、キャッシュメモリ224−1内の書き込みデータに新たな保証コード301を付加し(ステップ509)、TFT内の書き込み先トラックのフォーマット情報の保証コード406にも、新たな保証コードを書き込む(ステップ510)。
次に、書き込み要求をディスク213に送信し(ステップ511)、キャッシュメモリ224−1の書き込みデータをディスク213に書き込む(ステップ512)。このとき、ライト抜けが発生しても、ディスク213はコントローラ212−1に正常終了の応答を送信する(ステップ513)。
図6は、図5の書き込み動作の後にホストコンピュータ201から読み出し要求を受け取ったディスクアレイ装置202の読み出し動作のシーケンスを示している。図6のステップ601〜606の動作は、図14のステップ1401〜1406の動作と同様である。ステップ1405でディスク213から読み出されるデータには、書き込み時に付加された保証コード301が含まれている。
ディスク213から正常終了の応答を受信すると、コントローラ212−1は、読み出されたデータの保証コード301と、キャッシュメモリ224−1内のTFTに保持された、読み出し元トラックのフォーマット情報の保証コード406を比較する(ステップ607)。両者が一致すれば読み出しデータは正常と判定し、一致しなければ読み出しデータは異常と判定する。
図5に示したように、書き込み時にライト抜けが発生した場合は、読み出しデータに古い保証コード301が記録されているため、TFT内の保証コード406とは一致しない。したがって、読み出しデータは異常と判定される(ステップ608)。
そこで、コントローラ212−1は、チャネルアダプタ211−1に処理再開の応答を送信し(ステップ609)、続いてデータ異常の応答を送信する(ステップ610)。チャネルアダプタ211−1は、ホストコンピュータ201に異常終了の応答を送信する(ステップ611)。これにより、ホストコンピュータ201は、読み出しデータの異常を認識し、リカバリ動作を実施する(ステップ612)。
以上の説明では、コントローラ212−1がデータ保証のための制御を行っているが、同様の制御をチャネルアダプタ211−1が行うことも可能である。この場合、チャネルアダプタ211−1のMPU221−1は、コントローラ212−1のキャッシュメモリ224−1を利用して必要な処理を実行する。
図7は、チャネルアダプタ211−1がデータ保証を行う場合の書き込み動作のシーケンスを示している。図7のステップ701〜704の動作は、図5のステップ501〜504の動作と同様である。
TFTから書き込み先トラックのフォーマット情報を読み出すと、チャネルアダプタ211−1は、図5の場合と同様にして新たな保証コードを生成する(ステップ705)。そして、ホストコンピュータ201から転送されるデータと保証コードを、フォーマット情報に従ってキャッシュメモリ224−1内のメモリ領域に書き込む(ステップ706)。これにより、書き込みデータに新たな保証コード301が付加される。また、書き込み先トラックのフォーマット情報にも新たな保証コード406を付加し(ステップ707)、そのフォーマット情報をTFTに書き込む(ステップ708)。
その後のステップ709〜713の動作は、図5のステップ507、508、および511〜513の動作と同様である。
図8は、チャネルアダプタ211−1がデータ保証を行う場合の読み出し動作のシーケンスを示している。図8のステップ801〜810の動作は、図14のステップ1401〜1410の動作と同様である。
ホストコンピュータ201へのデータ転送が終了すると、チャネルアダプタ211−1は、そのデータの保証コード301と読み出し元トラックのフォーマット情報の保証コード406を比較する(ステップ811)。書き込み時にライト抜けが発生した場合は、両者が一致しないため、読み出しデータは異常と判定される(ステップ812)。
そこで、チャネルアダプタ211−1は、ホストコンピュータ201に異常終了の応答を送信し(ステップ813)、コントローラ212−1から付与されたメモリ領域を開放する(ステップ814)。ホストコンピュータ201は、受信した応答により読み出しデータの異常を認識し、リカバリ動作を実施する(ステップ815)。
ところで、図2に示したように、ディスク213に属する2つの磁気ディスク装置間でデータのミラーリングが行われている場合、一方の磁気ディスク装置においてライト抜けが発生しても、他方の磁気ディスク装置では発生しないことも考えられる。この場合、ライト抜けが発生していない磁気ディスク装置からデータを読み出すことで、データの正常性を保証することが可能である。
図9は、ディスク213に属する磁気ディスク装置#0および#1の間でミラーリングが行われている場合の読み出し動作のシーケンスを示している。図9のステップ901〜908の動作は、図6のステップ601〜608の動作と同様である。ただし、磁気ディスク装置#0が読み出し元としてアクセスされる。
データ異常が検出されると、コントローラ212−1は、次に磁気ディスク装置#1をアクセス先としてステップ904〜906と同様の動作を行う(ステップ909〜911)。そして、磁気ディスク装置#1から読み出されたデータの保証コード301と、キャッシュメモリ224−1内のTFTに保持された、読み出し元トラックのフォーマット情報の保証コード406を比較する(ステップ912)。ここで、両者が一致すれば、読み出しデータを正常と判定する(ステップ913)。
その後のステップ914〜919の動作は、図14のステップ1407〜1412の動作と同様である。これにより、磁気ディスク装置#1から読み出された正常なデータがホストコンピュータ201に転送される。
図10は、ライト抜けが発生していない磁気ディスク装置#1のデータを用いてライト抜けが発生した磁気ディスク装置#0のデータを訂正する場合の読み出し動作のシーケンスを示している。図10のステップ1001〜1015の動作は、図9のステップ901〜915の動作と同様である。
コントローラ212−1は、メモリ領域をチャネルアダプタ211−1に付与した後、書き込み要求を磁気ディスク装置#0に送信し(ステップ1016)、チャネルアダプタ211−1は、キャッシュメモリ224−1内のTFTから読み出し元トラックのフォーマット情報を読み出す(ステップ1017)。
次に、コントローラ212−1は、磁気ディスク装置#1からキャッシュメモリ224−1に読み出されたデータを、フォーマット情報に従って磁気ディスク装置#0に書き込む(ステップ1018)。また、チャネルアダプタ211−1は、フォーマット情報に従って同じデータをキャッシュメモリ224−1から読み出し、ホストコンピュータ201に転送する(ステップ1019)。
その後、磁気ディスク装置#0は、コントローラ212−1に正常終了の応答を送信する(ステップ1020)。そして、チャネルアダプタ211−1は、ホストコンピュータ201に正常終了の応答を送信し(ステップ1021)、コントローラ212−1から付与されたメモリ領域を開放する(ステップ1022)。
図11は、ディスクアレイ装置202のMPU221−iおよび222−iが処理に用いるプログラムおよびデータの提供方法を示している。情報処理装置等の外部装置1101や可搬記録媒体1102に格納されたプログラムおよびデータは、ディスクアレイ装置202のメモリ223−iにロードされる。
外部装置1101は、そのプログラムおよびデータを搬送する搬送信号を生成し、通信ネットワーク上の任意の伝送媒体を介してディスクアレイ装置202に送信する。可搬記録媒体1102は、メモリカード、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等の任意のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。MPU221−iおよび222−iは、そのデータを用いてそのプログラムを実行し、必要な処理を行う。
なお、以上の実施形態では、保証コードとしてタイムスタンプおよび更新回数が用いられているが、いずれか一方のみを保証コードとして用いてもよい。また、CRC(Cyclic Redundancy Check )、チェックサム(CHKSUM)、ECC(Error Correcting Code )、およびパリティのように、書き込みデータから生成された保証コードを用いることも可能である。
さらに、以上の実施形態では、記憶装置として磁気ディスク装置が用いられているが、本発明は、光ディスク装置、光磁気ディスク装置等の他のディスク装置や、テープ装置のような他の記憶装置を用いたストレージシステムに対しても、適用可能である。
(付記1) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御装置であって、
前記記憶装置の各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
前記記憶装置への書き込みデータおよび該記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する制御手段と
を備えることを特徴とするファイル制御装置。
(付記2) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御装置であって、
ミラーリング用の第1および第2の記憶装置に共通する、各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
前記第1および第2の記憶装置への書き込みデータと該第1および第2の記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記第1および第2の記憶装置に書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に該第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する制御手段と
を備えることを特徴とするファイル制御装置。
(付記3) 前記制御手段は、前記第2の記憶装置から読み出された読み出しデータを用いて、前記第1の記憶装置に格納されたデータを訂正することを特徴とする付記2記載のファイル制御装置。
(付記4) 複数のレコードからなるファイルを格納する複数の記憶装置と、
記憶装置の各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
記憶装置への書き込みデータおよび記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記複数の記憶装置の1つに書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する制御手段と
を備えることを特徴とするファイル格納装置。
(付記5) 複数のレコードからなるファイルを格納する複数の記憶装置と、
前記複数の記憶装置のうちミラーリング用の第1および第2の記憶装置に共通する、各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
前記第1および第2の記憶装置への書き込みデータと該第1および第2の記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記第1および第2の記憶装置に書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に該第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する制御手段と
を備えることを特徴とするファイル格納装置。
(付記6) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うプロセッサのためのプログラムであって、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記7) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うプロセッサのためのプログラムであって、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、ミラーリング用の第1および第2の記憶装置に書き込み、該第1および第2の記憶装置に共通するトラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に前記第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する
処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
(付記8) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御方法であって、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する
ことを特徴とするファイル制御方法。
(付記9) 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うプロセッサのためのファイル制御方法であって、
前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、ミラーリング用の第1および第2の記憶装置に書き込み、該第1および第2の記憶装置に共通するトラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に前記第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する
ことを特徴とするファイル制御方法。
本発明のファイル制御装置の原理図である。 2台のコントローラを有するディスクアレイシステムの構成図である。 COFフォーマットを示す図である。 トラックフォーマットテーブルのフォーマット情報を示す図である。 第1の書き込みシーケンスを示す図である。 第1の読み出しシーケンスを示す図である。 第2の書き込みシーケンスを示す図である。 第2の読み出しシーケンスを示す図である。 第3の読み出しシーケンスを示す図である。 第4の読み出しシーケンスを示す図である。 プログラムおよびデータの提供方法を示す図である。 ディスクアレイシステムの構成図である。 ライト抜けを示す図である。 ライト抜けに起因するデータ化けを示す図である。
符号の説明
11、201 ホストコンピュータ
12、202 ディスクアレイ装置
21、211−1、211−2、211−3、211−4 チャネルアダプタ
22、212−1、212−2 コントローラ
23−1、23−2、23−p、213−1、213−2 ディスク
24、224−1、224−2 キャッシュメモリ
101 格納手段
102 キャッシュ手段
103 制御手段
111 要求元
112 記憶装置
113 トラックフォーマットテーブル
221−1、221−2、221−3、221−4、222−1、222−2 MPU
223−1、223−2 メモリ
225−1、225−2、225−3、225−4 ドライブインタフェース
226−1、226−2、227−1、227−2 磁気ディスク装置
301、406 保証コード
311、411 タイムスタンプ
312、412 更新回数
401 トラックアドレス
402 トラック内レコード数
403 開始レコード番号
404 制御フラグ
405 レコードのデータ長
1101 外部装置
1102 可搬記録媒体

Claims (5)

  1. 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御装置であって、
    前記記憶装置の各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
    前記記憶装置への書き込みデータおよび該記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
    前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する制御手段と
    を備えることを特徴とするファイル制御装置。
  2. 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御装置であって、
    ミラーリング用の第1および第2の記憶装置に共通する、各トラックのフォーマット情報を記録したトラックフォーマットテーブルを格納する格納手段と、
    前記第1および第2の記憶装置への書き込みデータと該第1および第2の記憶装置からの読み出しデータを格納するキャッシュ手段と、
    前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記第1および第2の記憶装置に書き込み、前記トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、該要求元から読み出し要求を受け取ったとき、該第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に該第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する制御手段と
    を備えることを特徴とするファイル制御装置。
  3. 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うプロセッサのためのプログラムであって、
    前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
    前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する
    処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
  4. 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うプロセッサのためのプログラムであって、
    前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、ミラーリング用の第1および第2の記憶装置に書き込み、該第1および第2の記憶装置に共通するトラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
    前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記第1の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、次に前記第2の記憶装置からデータを読み出し、読み出しデータの識別情報と該読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致すれば、該読み出しデータを該要求元に転送する
    処理を前記プロセッサに実行させることを特徴とするプログラム。
  5. 要求元からのアクセス要求に応じて、複数のレコードからなるファイルを記憶装置に書き込む制御および該記憶装置から読み出す制御を行うファイル制御方法であって、
    前記要求元から書き込み要求を受け取ったとき、該要求元から転送された書き込みデータに正常性を確認するための識別情報を付加して、前記記憶装置に書き込み、トラックフォーマットテーブルに記録された書き込み先トラックのフォーマット情報に該識別情報を付加し、
    前記要求元から読み出し要求を受け取ったとき、前記記憶装置から読み出された読み出しデータの識別情報と前記トラックフォーマットテーブルに記録された読み出し元トラックのフォーマット情報の識別情報が一致しなければ、該要求元にデータ異常を通知する
    ことを特徴とするファイル制御方法。
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