JP2009217362A - ディスクアレイ装置および制御方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】RAID1構成のディスク装置からのコマンド応答時間を検出し、応答時間からディスクの故障の前兆を判断し、故障予測をしたときにプライマリ/セカンダリ制御により冗長性を保持する。
【選択図】図1
Description
図1において、ディスク装置1(5)に故障の前兆がある場合にディスク装置1(5)にリード処理(9)を発行すると、レスポンス(11)がエラーになったり、レスポンス(11)が返えるまでに時間がかかったりすることがある。レスポンス(11)が正常終了でない場合は、RAID制御部(4)のエラー処理としてリトライ(再度(9)を発行)などを実行する。そのため、ドライバ(2)にI/Oの完了が返る(8)までに時間がかかり、システム性能が低下する。RAID制御部(4)は、エラー処理が実行された場合でもエラー処理の結果が正常であれば、ディスク装置(5)を縮退させないため、再度、ディスク装置1(5)にリード処理のI/Oが発行(9)された場合、同様にシステム性能の低下が発生する。
ドライバはリード処理のI/OをRAIDコントローラに発行(1)する。I/OはRAIDコントローラ上のRAID制御部が受け取り、リード処理のI/Oを発行するディスク装置をロードバランスで決定(2)し、発行(3)する。ディスク装置で処理されたI/OはRAID制御部に返る(4)。RAID制御部では返ってきたレスポンスが正常か異常か判断(5)する。
第1の効果は、ディスク装置の故障の前兆を判断し、前兆がある場合でも縮退させずにロードバランスからプライマリ/セカンダリの制御に移行することで、RAID1の冗長性を保つことである。
例えば、RAID5はデータとパリティに分散してデータを記憶しており、1台のディスク装置に故障の前兆があった場合、故障のディスク装置にはリードを発行しないようにして、残りのディスク装置からデータ、パリティをリードしてデータを生成することで、同様の効果を得られる。ただし、データの生成処理の時間が余分に必要になるため、僅かではあるが性能は低下する。
2 ドライバ
3 RAIDコントローラ
4 RAID制御部
5 ディスク装置1
6 ディスク装置2
Claims (6)
- RAID1構成のディスク装置からのコマンド応答時間を検出する手段と、応答時間からディスクの故障の前兆を判断する手段と、故障予測をしたときにプライマリ/セカンダリ制御により冗長性を保持する手段を備えることを特徴とするディスクアレイ装置。
- ディスク装置はRAID5構成を備えることを特徴とする請求項1記載のディスクアレイ装置。
- ディスク装置からのレスポンスから故障の前兆の有無を判断する判断処理手段を有し、前兆があった場合は縮退させずにRAID1の状態で冗長性を保ったまま、リード処理をロードバランスからプライマリ/セカンダリの制御に移行するRAID制御移行処理手段を有し、リード処理はプライマリのディスク装置からのみ実行することを特徴とする請求項1または2記載のディスクアレイ装置。
- RAID1構成のディスク装置からのコマンド応答時間を検出するステップと、応答時間からディスクの故障の前兆を判断するステップと、故障予測をしたときにプライマリ/セカンダリ制御により冗長性を保持するステップとを有することを特徴とする制御方法。
- ディスク装置はRAID5構成を備えることを特徴とする請求項4記載の制御方法。
- ディスク装置からのレスポンスから故障の前兆の有無を判断する判断処理ステップを有し、前兆があった場合は縮退させずにRAID1の状態で冗長性を保ったまま、リード処理をロードバランスからプライマリ/セカンダリの制御に移行するRAID制御移行処理ステップを有し、リード処理はプライマリのディスク装置からのみ実行することを特徴とする請求項4または5記載の制御方法。
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JP2008058104A JP2009217362A (ja) | 2008-03-07 | 2008-03-07 | ディスクアレイ装置および制御方法 |
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JP2008058104A JP2009217362A (ja) | 2008-03-07 | 2008-03-07 | ディスクアレイ装置および制御方法 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012178017A (ja) * | 2011-02-25 | 2012-09-13 | Nec Corp | 記録媒体制御システム、記録媒体制御方法、記録媒体制御プログラム |
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2008
- 2008-03-07 JP JP2008058104A patent/JP2009217362A/ja active Pending
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