JP4821448B2 - Raidコントローラおよびraid装置 - Google Patents

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Description

本発明は、RAIDを構成する複数の記憶装置を制御するRAIDコントローラに関する。
ハードディスクの大容量化が急速に進むにつれて、ハードディスクの故障時に受ける被害はますます大きくなる。このため、ハードディスクの故障によるデータ損失を防ぎ、合わせて処理性能を向上するために、RAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)技術が用いられている。
複数台のハードディスクを組み合わせて、冗長化された1台のハードディスクとして管理する技術である。この技術は、ハードディスクへのデータ配置や、データの冗長化方法により、RAID0〜5の6つのレベルに分類されて定義されている。
例えばRAID1は、データを2台以上のハードディスクに同時に書き込む。このため、「ミラーリング」とも呼ばれている。
RAID1では、一つのハードディスクが故障したときに、他のハードディスクに自動的に切り替わってデータが処理されるので、動作はそのまま継続する。このため、アクセス速度の向上はないが、ディスク故障に起因するデータの損失やシステムの停止が起こらない利点がある。
そして、RAID1を構成するハードディスクの故障により、故障したハードディスクを交換する必要が生じた場合、当該ハードディスクに格納されたデータを予備のハードディスクへコピーを行う処理が伴う。
このときには、RAID1を構成する故障していないハードディスクの全ての領域のデータを読み込み、予備のハードディスクに書き込む処理が必要となる。
このデータ移行の期間、上位装置(サーバ等)からのアクセスを継続する運用では、サーバからのアクセスとデータ移行の各処理が並行して行われるため、サーバのアクセス性能低下が発生する。
また、ハードディスク交換におけるデータ移行の所要時間は、ハードディスク容量に比例して増加するため、サーバのアクセスの性能低下が想定される時間も、ハードディスク容量に比例して長期化する。
このため、故障したハードディスクの中のサーバにより使用されている有効な論理ブロックアドレスに対応するデータのみをコピーすることにより、データ復旧時間を短縮する方法が提案されている(特許文献1)。
特開2003−167690号公報(第5頁段落0013)
ハードディスクの故障に対し、サーバにより使用されている有効な論理ブロックアドレスに対応するデータのみをコピーする場合でもハードディスクの容量が大きい場合には、データ復旧時間を短縮することに限界がある。
このため、故障したハードディスクの復旧時間を従来に比べ更に短縮する方法が求められる。
本発明は、特定ヘッドに起因する異常の場合には、異常を検出したヘッドのアクセスするデータ領域のみを予備の記憶装置へ移行するRAIDコントローラ、RAID装置を提供することを目的とする。
本願発明は、RAIDを構成する複数の記憶装置を制御するRAIDコントローラであって、
記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定手段と、所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定手段と、特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得手段と、取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成手段と、を有する構成である。
この構成により、故障した記憶装置の交換を不要とするので、復旧時間を従来に比べ短縮し、RAID装置に接続されるサーバ性能の低下を低減できる。
また、ヘッド特定手段は、予め、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、エラーが発生した論理ブロックアドレスを基にヘッドを特定する構成である。
この構成により、予めヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備えているので、エラーが発生したヘッドの特定が容易に行うことができる。
また、アクセス領域取得手段は、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、特定されたヘッドを基に論理ブロックアドレスを取得する構成である。
この構成により、予めヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備えているので、エラーが発生したヘッドのアクセスする論理ブロックアドレスを容易に取得できる。
また、再構成手段は、複製元の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスと複製先の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを作成する構成である。
この構成により、故障したヘッドを有する記憶装置と複製先の記憶装置を1つの記憶装置として再構成できる。
本発明によれば、故障した記憶装置の復旧時間を従来に比べ短縮し、RAID装置に接続されるサーバ性能の低下を低減できる。
更には、記憶装置の故障部分を救済することで、従来は交換が必要であった記憶装置を継続して運用可能となり、メンテナンス費用の削減に貢献するものである。
(実施例1)
図1に実施例の構成図を示す。
RAID装置1は、RAIDコントローラ2とディスクアレイ3を有する。
RAIDコントローラ2は、通信制御部4、メインコントローラ5、テーブルメモリ6、デバイスコントローラ7を有する。
ディスクアレイ3は、複数のハードディスク(HDD)31〜3N(N:整数)を有する。例えば、図6でN=3の場合、HDD31、HDD32、HDD33を有するRAID1の構成である。しかし、サーバ11からは、1台のHDDとして見えている。
この例の場合、HDD31は、通常サーバ11とデータのリード/ライトを行うHDDである。また、HDD32は、HDD31の複製のミラーHDDである。そして、HDD33は、予備のHDDである。
通信制御部4は、サーバ11とRAIDコントローラ2との間のデータの転送制御を行う。
メインコントローラ5は、サーバ11とのデータのリードライト処理を行う。サーバ11からのライトコマンドに対してのディスクアレイ3へのデータの書込み制御を行う。サーバ11からのリードコマンドに対しては、ディスクアレイ3から該当データを読み込み、そのデータをサーバ11へ転送する制御を行う。また、ディスクアレイ3にリードライトエラーが発生したときには、データの回復処理を行なうとともに、RAID構成の再構成の処理を行なう。このため、リードライト処理のときに発生したエラーがリードライトエラーか否かの判定処理、リードライトエラーが発生したヘッドの特定処理、特定されたヘッドの媒体上のアクセス領域の取得処理、取得された領域のデータを予備のHDDへ複製してRAID構成を再構成する再構成処理を行なう。
テーブルメモリ6は、ヘッド番号管理テーブル61、ヘッド異常管理テーブル62、移行データ管理テーブル63、アドレス変換テーブル64を格納している。
図2にヘッド番号管理テーブル例を示す。
ヘッド番号管理テーブル61は、HDD31〜32の各アクセス領域をデータベース化したテーブルである。HDDを構成する全てのヘッドに関し、それぞれのヘッドがアクセスする媒体上の領域をデータベース化して管理する。そのため、HDD31〜32の各論理ブロックアドレス(LBA)について、各LBAが何れのヘッドが担当するかをテーブル化する。図2では、HDD31、HDD32のヘッド番号0、ヘッド番号1について、データ格納場所を示す各HDD31、HDD32のLBAとの対応例を示している。
図3にヘッド異常番号管理テーブル例を示す。
ヘッド異常管理テーブル62は、各HDD31〜32について、エラーが発生したヘッド番号毎のエラー回数、故障と判断するか否かを決めるための閾値を格納している。図3の例では、HDD31、32の閾値が5で、HDD31のヘッド番号0のエラー回数が4であり、その他のヘッドのエラー回数が0であることを示す。
図4に移行データ管理テーブル例を示す。
移行データ管理テーブル63は、移行元のHDDの装置番号、移行元のデータを格納する領域を示すLBAと移行先のHDDの装置番号と移行先のデータを格納する領域を示すLBAとの対応関係を格納している。
図5にアドレス変換テーブル例を示す。
アドレス変換テーブル64にサーバ11のLBAとHDD31のLBA、HDD32のLBAとの対応を示す。サーバ11とHDD31、HDD32とのLBAは、同一である例を示す。
デバイスコントローラ7は、ディスクアレイ3とのリード/ライト制御を行う。
図6に、ディスクアレイの説明図を示す。
HDD31〜HDD33を有するRAID1の構成の装置である。データを格納するHDD31、HDD32および予備のHDD33である。サーバ11からのライトコマンドによりデータは、HDD31、HDD32に同時にライトされる。図6(A)では、HDD31のヘッド番号0にデータA、B、ヘッド番号1にデータC、Dが格納されている例を示す。HDD32には、HDD31に格納されているものと同一データが、同一LBAに格納してある例である。通常、サーバ11とのデータの送受信は、HDD31により行う。障害が発生すると、HDD32に切り替わる。
図7にリードアクセスの処理の流れ図を示す。
RAIDコントローラ2は、サーバ11からリードコマンドを受信すると、メインコントローラ5が、ディスクアレイ3へリードアクセスを行う。
例えば、RAIDコントローラ2は、サーバ11から論理ブロックアドレスLB0のリードコマンドを受信したものとする。図6(A)の例では、HDD31とHDD32上に、ホストからのデータが、既にA〜Dとして格納されている。ヘッド番号0のアクセス領域の0x00000000にA、0x00000001にB、ヘッド番号1の0x00000100にC、0x00000101にDが格納されている。リードアクセスの処理に入る。
メインコントローラ5は、LB0に対応するデータの格納領域を図5に示すアドレス変換テーブル64を検索して取得する(S1ステップ)。LB0はHDD31の0x00000000である。
次に、メインコントローラ5は、図4(A)に示す移行データ管理テーブルを検索して、HDD31のLBAの0x00000000が格納されているか否かを検索する(S2ステップ)。
次に該当アドレスが検索されたか否かをチェックする(S3ステップ)。
該当アドレスが検出された場合には、移行先をアクセスし(S9ステップ)、S5ステップへ行く。
移行データ管理テーブル64に検索対象のLBAが格納されていない場合には、メインコントローラ5は、デバイスコントローラ7を経由してHDD31の0x00000000にリードアクセスを行う(S4ステップ)。
次に、リードアクセスが正常に終了したか否かをチェックする(S5ステップ)。
ディスクアレイ3から正常にデータAをリードできた場合には、メインコントローラ5は、リードしたデータAについて通信制御部4を経由してサーバ11に転送する(S6ステップ)。
一方、HDD31から正常にデータAをリードできない場合には、メインコントローラ5は、データ復元のため、リード対象のHDDをHDD32に切替える。そして、アドレス変換テーブルからサーバLB0に対応するHDD32のLBAを取得する。HDD32のLBAは、0x00000000であるので、このアドレスにリードアクセスする。そして、メインコントローラ5は、正常にデータAをリードできた場合には、リードしたデータAについて通信制御部4を経由してサーバ11に転送する(S7ステップ)。但し正常にデータAをリードできない場合には、故障とする。
次に、メインコントローラ5は、エラー処理を行なう(S8ステップ)。
図8にエラー処理の流れ図を示す。
エラー内容をチェックする(S11ステップ)。所定のエラーが発生したか否かの判定処理を行なう。具体的には、ステータス情報を確認する。
そのステータス情報がリードエラーまたはライトエラーの場合には、リードアクセスの対象となったHDD31のLBAの0x00000000が何れのヘッド番号が担当しているか特定する処理を行なう。このヘッド番号の特定については、図2に示すヘッド番号管理テーブルを参照して特定を行う。リードエラーまたはライトエラーの原因は、媒体またはヘッドに起因するエラーである。HDD31内部でリトライしているので、メインコントローラ5が監視しているのは、リトライで回復できなかったリードエラーまたはライトエラーである。このようなリードエラーまたはライトエラーが所定回数、同一ヘッドで発生した場合には、ヘッド異常と判定している。本実施例では、5回でヘッド異常と判定している。
HDD31のLBAの0x00000000は、ヘッド番号管理テーブル61の索引により、HDD31のヘッド番号0ということが特定できる。次に、ヘッド異常管理テーブル62のエラー回数をカウントアップし登録する。現在4のため、5となる(S12ステップ)。
次に、ヘッド異常管理テーブル62の対象ヘッド番号のエラー回数と予め設定された閾値とを比較する(S13ステップ)。 閾値に満たない場合は、対象となったヘッドの運用を継続する。これは、ゴミが原因のリードエラーの場合には、ヘッドの移動により回復する可能性があるためである。またライトエラーの場合には、交代ブロックに書き換えているため、媒体上の同一場所をライトできなくても問題ないためである。
一方、閾値以上の場合、対象ヘッド0のヘッドの運用を中止する。閾値以上にエラーが発生する場合には、媒体不良またはヘッド不良と判断するためである。
次に、ヘッド0のアクセス領域を取得する処理を行なう。そして取得された領域の格納データを予備のHDD33へ移行する移行処理を行なう(S14ステップ)。この移行処理が正常に完了すると、RAID構成が再構築される。
ヘッド異常管理テーブル62の例では、HDD31のヘッド番号0は、閾値が5で、エラー回数が5であるため、当該ヘッドのアクセス領域に該当する格納データを予備のHDD33へ移行する必要がある
一方、リードエラーまたはライトエラー以外の回復できないエラーのときには、メインコントローラ5は、HDD31を故障と判定する(S15ステップ)。この場合には、装置交換となる。例えば、スピンドルモータ障害等がある。
図9に移行処理の流れ図を示す。予備のHDD33への移行処理は、次のように行われる。
まず、対象となるデータ量と予備ディスク内のデータ格納領域が確保できるか判定する(S21ステップ)。条件を満足する予備のHDD33を確保できない場合は、HDD31は、故障と判定してデータ移行処理を中止する(S22ステップ)。
一方、対象データを満足する格納領域を確保できた場合は、データ移行を決定する。図6(A)の例では、予備のHDD33内の領域は、空であるため、格納領域の確保が可能であるため、移行処理を行なう。まず、データ移行の決定に伴い、データの移行元である故障HDD31のデータ格納領域と移行先である予備のHDD33のデータ格納領域とを対応させる移行データ管理テーブル63を作成する(S23ステップ)。このため、データ移行元を示す情報としては、故障ヘッドがアクセスする範囲のLBAについてヘッド番号管理テーブル61をもとに作成する。図2より、HDD31のヘッド番号0に対応するLBAは、0x00000000 - 0x000000FFであるので、その内容を移行データ管理テーブル63に格納する。また、移行先を示す情報としては、予備ディスクのHDD33とデータ格納領域の空き領域のLBAは、0x00000000 - 0x000000FFを移行データ管理テーブル63に格納する。図4(B)に格納結果を示す。
次に、移行元のデータを移行先に転送する(S24ステップ)。このとき、移行元のデータとしては、HDD31のヘッド番号0に対応するLBAと同一のLBAのデータをHDD32からリードして使用する。
次に、移行データの読み出しと移行先への書き込みの各処理が成功したか否かをチェックする(S25ステップ)。
成功した場合には、処理を完了する。図6(B)に移行が成功した場合の移行後のデータの格納状態を示す。このあとのサーバ11とのデータのリード/ライト処理は、HDD31、HDD33で行う。
移行データの読み出しと移行先への書き込みの各処理が失敗した場合は、移行データ管理テーブルを抹消し、故障と判定し、処理を終了する(S26ステップ)。この場合は、装置交換となる。
データ移行が正常に完了したことに伴い、予備のHDD33に移行されたアクセス領域を、RAIDグループのデータ格納領域の一部として運用する。一方、ヘッド故障が発生したHDD31のデータ格納領域0x00000000 - 0x000000FFは、データ移行後のアクセスを中止する。
再構築されたRAID1構成は、次のとおりである。HDD31、HDD33が通常サーバとのデータのリード/ライトを行うHDDである。HDD31は、ヘッド番号1のアクセス領域のデータを格納している。一方、HDD33は、HDD31のヘッド番号0のアクセス領域のデータを格納している。HDD32は、ミラーHDDである。
このあと、サーバ11からのアクセスがある場合には、サーバ11からのLB0へのリードコマンドについては、移行データ管理テーブル63を参照し、移行元のデータに対応する移行先のHDD33の格納領域0x00000000へのアクセスを実施する。サーバ11からLB100へのリードコマンドについては、移行データ管理テーブル63を参照すると、登録されていないので、HDD31の格納領域0x00000100へのアクセスを実施する。
この結果、故障したHDDの復旧時間を従来に比べ短縮し、RAID装置に接続されるサーバ性能の低下を極小化できる。更には、HDDの故障部分を救済することで、従来は交換が必要であったHDDを継続して運用可能となり、メンテナンス費用の削減に貢献するものである。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)RAIDを構成する複数の記憶装置を制御するRAIDコントローラであって、
記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定手段と、所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定手段と、
特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得手段と、
取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成手段と、を有するRAIDコントローラ。
(付記2)ヘッド特定手段は、予め、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、エラーが発生した論理ブロックアドレスを基にヘッドを特定することを特徴とする付記1記載のRAIDコントローラ。
(付記3)アクセス領域取得手段は、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、特定されたヘッドを基に論理ブロックアドレスを取得する付記1記載のRAIDコントローラ。
(付記4)再構成手段は、複製元の記憶装置の転送するデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスと複製先の予備の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを作成することを特徴とする付記1記載のRAIDコントローラ。
(付記5)RAIDを構成する複数の記憶装置と、前記記憶装置を制御するRAIDコントローラを備えるRAID装置であって、RAIDコントローラが、記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定手段と、所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定手段と、特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得手段と、取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成手段と、を有することを特徴とするRAID装置。
(付記6)上位装置からのアクセスされたときに、複製元の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスと複製先の予備の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを基に再構成された記憶装置を選択することを特徴とする付記1記載のRAIDコントローラ。
(付記7)判定手段は、所定のエラーが、閾値以上であるときに、エラーと判定することを特徴とする付記1記載のRAIDコントローラ。
(付記8) RAIDを構成する複数の記憶装置を制御するRAIDコントローラの制御方法であって、記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定ステップと、所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定ステップと、特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得ステップと、取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成ステップと、を有するRAIDコントローラの制御方法。
RAID装置の構成図 ヘッド番号管理テーブル例 ヘッド異常番号管理テーブル例 移行データ管理テーブル例 アドレス変換テーブル例 ディスクアレイの説明図 リードアクセスの処理の流れ図 エラー処理の流れ図 移行処理の流れ図
符号の説明
1 RAID装置
2 RAIDコントローラ
3 ディスクアレイ
4 通信制御部
5 メインコントローラ
6 テーブルメモリ
7 デバイスコントローラ
11 サーバ
31〜3N ハードディスク

Claims (5)

  1. RAIDを構成する複数の記憶装置を制御するRAIDコントローラであって、
    記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定手段と、
    所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定手段と、
    特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得手段と、
    取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成手段と、
    を有するRAIDコントローラ。
  2. ヘッド特定手段は、予め、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、エラーが発生した論理ブロックアドレスを基にヘッドを特定することを特徴とする請求項1記載のRAIDコントローラ。
  3. アクセス領域取得手段は、ヘッドとデータの格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを備え、特定されたヘッドを基に論理ブロックアドレスを取得する請求項1記載のRAIDコントローラ。
  4. 再構成手段は、複製元の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスと複製先の記憶装置のデータ格納領域を示す論理ブロックアドレスとの対応テーブルを作成することを特徴とする請求項1記載のRAIDコントローラ。
  5. RAIDを構成する複数の記憶装置と、
    前記記憶装置を制御するRAIDコントローラを備えるRAID装置であって、
    RAIDコントローラが、
    記憶装置へのアクセス時にエラーを検出した場合、所定のエラーか否かを判定する判定手段と、
    所定のエラーと判定したときには、エラーが発生したヘッドを特定するヘッド特定手段と、
    特定されたヘッドがアクセスするアクセス領域を取得するアクセス領域取得手段と、
    取得されたアクセス領域のデータを予備の記憶装置へ複製してRAIDを再構成する再構成手段と、
    を有することを特徴とするRAID装置。
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