JP2009151681A - ディスクアレイ装置 - Google Patents
ディスクアレイ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2009151681A JP2009151681A JP2007330699A JP2007330699A JP2009151681A JP 2009151681 A JP2009151681 A JP 2009151681A JP 2007330699 A JP2007330699 A JP 2007330699A JP 2007330699 A JP2007330699 A JP 2007330699A JP 2009151681 A JP2009151681 A JP 2009151681A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard disk
- data
- error
- write
- array controller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Abstract
【解決手段】ディスクアレイ装置は、2台以上のハードディスク1,2と、ハードディスク1,2に対するデータの書き込みまたは読み出しを制御するアレイコントローラ3で構成される。アレイコントローラ3は、不揮発性メモリ4とアドレス管理テーブル5とを有し、ハードディスク1,2における書込みエラー発生により不良と判断されたセクタのデータを、エラー発生のない正常なハードディスク2,1により再生し、正常なハードディスク2,1により再生したデータを不揮発性メモリ4に退避させる。不揮発性メモリ4に退避させたデータはアドレス管理テーブル5にて管理される。
【選択図】図1
Description
また、交換したハードディスクにより再構築を行う場合においても、コピー元の正常なハードディスクにリードエラーが発生し、再構築が不可となってしまう可能性がある。
図1は、本例のディスクアレイ装置の構成例を示す図である。
図1に示されるように、本例のディスクアレイ装置は、ハードディスクHDD(hard disk drive)#1(マスタ)と、ハードディスクHDD#2(ミラー)と、アレイコントローラとから構成されている。
以下、ディスクアレイ装置におけるアレイコントローラ3の実行する動作について説明する。
図2において、アレイコントローラ3は、ハードディスクHDD#1(マスタ)、ハードディスクHDD#2(ミラー)に対して、ホストからデータの書込み命令があるか否かを判断する(ステップS1)。
このように、ハードディスクHDD#1(マスタ)とハードディスクHDD#2(ミラー)を設け、RAID1システム(ミラーリング)構成を構築することにより、冗長性を保持したデータの記録を行うことができる。
図3において、アレイコントローラ3は、ハードディスクHDD#1(マスタ)とハードディスクHDD#2(ミラー)に対して、ホストからデータの書込みなどのアクセスがあるか否かを判断する(ステップS11)。
図4において、アレイコントローラ3は、ハードディスクHDD#1(マスタ)とハードディスクHDD#2(ミラー)に対して、データの書込み処理を実行する(ステップS21)。
次に、アレイコントローラ3は、この書込み処理が正常に実行されないデータを不揮発性メモリ4の所定のアドレスに記録する(ステップS24)。
これにより、記録データの冗長性を確保した上で、退避データのアドレスと不良ハードディスクの不良セクタとを対応つけて管理することができる。
図5において、ディスクアレイコントローラ3は、アドレス管理テーブル5を確認して、不良セクタ情報があるか否かを判断する(ステップS31)。
ここで、アレイコントローラ3は、ハードディスクHDD#1(マスタ)内のデータの読み出し処理が正常に実行されたか否かを判断する(ステップS34)。
すなわち、判断ステップS36で、データの読み出し処理が正常に実行されないとき、アレイコントローラ3は、RAID1システムにおいてリードエラーが発生し、ハードディスクHDD#2(ミラー)に読み出し故障が発生していると判断する。
判断ステップS36で、ハードディスクHDD#2(ミラー)内のデータの読み出し処理が正常に実行されたとき、アレイコントローラ3は、ハードディスクHDD#1(マスタ)にハードディスクHDD#2(ミラー)のデータを書き戻す処理を実行する(ステップS38)。
図6において、アレイコントローラ3は、図3に示したバックグラウンド動作でリードエラー(読み出しエラー)が発生したか否かを判断する(ステップS51)。
次に、アレイコントローラ3は、この書き戻し処理が正常に実行されないデータを不揮発性メモリ4の所定のアドレスに記録する(ステップS56)。
図7のメモリ書込み動作は、図4のステップS24、図5のステップS41、図6のステップS56のメモリへの退避データの記録処理の詳細を示すものである。
そこで、ディスクアレイコントローラ3は、ステップS62で検出された先頭アドレスに退避データを書き込む(ステップS63)。
図8は、図7のメモリ書込み動作において、メモリフルの場合の処理の詳細を示すものである。
そして、ステップS72で交換したハードディスクHDD#2(ミラー)の不揮発性メモリ4の情報を消去する(ステップS73)。
図9は、図4の判断ステップS22、図5の判断ステップS39、図6の判断ステップS54で、データの書込み処理が正常に実行されないときで、ハードディスクHDD#1(マスタ)またはハードディスクHDD#2(ミラー)にハード的な故障が発生していると判断されたときの処理の詳細を示すものである。図9に示す動作は、オフライン時に実行される。
これにより、RAID1システム(ミラーリング)構成を再構築することができる。
すなわち、アレイコントローラ3は、他方のハードディスクHDD#2(ミラー)またはハードディスクHDD#1(マスタ)のデータ読み出しを中止させる(ステップS92)。
従って、高い信頼性が要求されるFA(Factory Automation)用途のコンピュータや重要なデータを保存する必要のある用途に使用されるコンピュータ等に適用することができる。
Claims (5)
- 2台以上のハードディスクと、前記ハードディスクに対するデータの書き込みまたは読み出しを制御するアレイコントローラで構成されるディスクアレイ装置において、
前記アレイコントローラは、不揮発性メモリとアドレス管理テーブルとを有しており、
前記ハードディスクのうちの1つのハードディスクに発生した書込みエラーにより不良と判断されたセクタのデータを、前記エラー発生のない他の正常なハードディスクにより再生し、
前記正常なハードディスクにより再生したデータを前記不揮発性メモリに退避させ、
前記不揮発性メモリに退避させたデータを前記アドレス管理テーブルにて管理することを特徴とするディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置おいて、
前記アレイコントローラは、前記不揮発性メモリの各ブロックの使用回数を記録し、使用回数がしきい値を超えたブロックは保護ブロックとし、書込み制限を行うことを特徴とするディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置おいて、
前記アレイコントローラは、前記ハードディスクに対するアクセスのないバックグラウンド動作で定期的に前記ハードディスクの書込みまたは読み出し動作の整合性チェックを行い、
前記ハードディスク内に異常が発生した場合、前記不揮発性メモリにデータを退避させることを特徴とするディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置おいて、
前記アレイコントローラは、読み出し動作で前記ハードディスク内にエラーが発生した場合、
前記エラー発生のない前記正常なハードディスクにより再生したデータを前記エラー発生のあった前記ハードディスクに書き戻し、
前記書き戻し動作でエラーが発生したとき、前記不揮発性メモリにデータを退避させることを特徴とするディスクアレイ装置。 - 請求項1に記載のディスクアレイ装置おいて、
前記不揮発性メモリには、退避データと、前記退避データのアドレスとが記憶され、
前記アドレス管理テーブルには、エラー発生ハードディスクの識別番号と、エラー発生ハードディスク上のエラーデータの論理ブロックアドレスと、前記不揮発性メモリ上の前記退避データのアドレスとが記憶される
ことを特徴とするディスクアレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330699A JP4951493B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | ディスクアレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007330699A JP4951493B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | ディスクアレイ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009151681A true JP2009151681A (ja) | 2009-07-09 |
JP4951493B2 JP4951493B2 (ja) | 2012-06-13 |
Family
ID=40920743
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007330699A Expired - Fee Related JP4951493B2 (ja) | 2007-12-21 | 2007-12-21 | ディスクアレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4951493B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083304A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Sankyo Co Ltd | 遊技用装置 |
JP2012123641A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体ディスク装置 |
JP2012174037A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Nec Corp | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
JP2014203285A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社東芝 | ドライブアレイ装置、コントローラ、データ記憶ドライブ及び方法 |
JP2022522437A (ja) * | 2019-04-30 | 2022-04-19 | 長江存儲科技有限責任公司 | コントローラ、機器および方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62209774A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-14 | Fujitsu Ltd | 磁気デイスク装置の欠陥領域交代処理方式 |
JPH0962461A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-07 | Shikoku Nippon Denki Software Kk | ディスクアレイ装置における自動データ復旧方法 |
JPH09128156A (ja) * | 1995-10-27 | 1997-05-16 | Hitachi Ltd | 記録制御システム |
JPH1124848A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Hitachi Ltd | ディスクアレイの障害領域交代処理方法およびディスクアレイ装置 |
JP2004021811A (ja) * | 2002-06-19 | 2004-01-22 | Hitachi Ltd | 不揮発メモリを使用したディスク制御装置 |
JP2005050346A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | ハードディスクドライブおよびこれを含むraidシステム |
JP2007233915A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nec System Technologies Ltd | ディスクアレイ制御装置及びエラー監視方法並びにプログラム |
-
2007
- 2007-12-21 JP JP2007330699A patent/JP4951493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62209774A (ja) * | 1986-03-11 | 1987-09-14 | Fujitsu Ltd | 磁気デイスク装置の欠陥領域交代処理方式 |
JPH0962461A (ja) * | 1995-08-29 | 1997-03-07 | Shikoku Nippon Denki Software Kk | ディスクアレイ装置における自動データ復旧方法 |
JPH09128156A (ja) * | 1995-10-27 | 1997-05-16 | Hitachi Ltd | 記録制御システム |
JPH1124848A (ja) * | 1997-07-03 | 1999-01-29 | Hitachi Ltd | ディスクアレイの障害領域交代処理方法およびディスクアレイ装置 |
JP2004021811A (ja) * | 2002-06-19 | 2004-01-22 | Hitachi Ltd | 不揮発メモリを使用したディスク制御装置 |
JP2005050346A (ja) * | 2003-07-29 | 2005-02-24 | Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv | ハードディスクドライブおよびこれを含むraidシステム |
JP2007233915A (ja) * | 2006-03-03 | 2007-09-13 | Nec System Technologies Ltd | ディスクアレイ制御装置及びエラー監視方法並びにプログラム |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011083304A (ja) * | 2009-10-13 | 2011-04-28 | Sankyo Co Ltd | 遊技用装置 |
JP2012123641A (ja) * | 2010-12-08 | 2012-06-28 | Oki Electric Ind Co Ltd | 半導体ディスク装置 |
JP2012174037A (ja) * | 2011-02-22 | 2012-09-10 | Nec Corp | ディスクアレイ装置及びその制御方法 |
JP2014203285A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社東芝 | ドライブアレイ装置、コントローラ、データ記憶ドライブ及び方法 |
JP2022522437A (ja) * | 2019-04-30 | 2022-04-19 | 長江存儲科技有限責任公司 | コントローラ、機器および方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4951493B2 (ja) | 2012-06-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4821448B2 (ja) | Raidコントローラおよびraid装置 | |
US9009526B2 (en) | Rebuilding drive data | |
US7721143B2 (en) | Method for reducing rebuild time on a RAID device | |
JP4815825B2 (ja) | ディスクアレイ装置及びその再構築方法 | |
US20090327803A1 (en) | Storage control device and storage control method | |
CN102184129B (zh) | 磁盘阵列的容错方法和装置 | |
US20060190683A1 (en) | Disk array apparatus and backup method of data | |
CN104050056A (zh) | 多存储介质设备的文件系统备份 | |
JP2008033874A (ja) | 独立ディスクのリダンダントアレイ毀損時のデータ救援方法及びそのシステム | |
US7620786B2 (en) | Storage recovery using a delta log | |
JP4951493B2 (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP2001134487A (ja) | ディスクアレイ装置 | |
JP5040331B2 (ja) | 記憶装置、記憶装置の制御方法、及び記憶装置の制御プログラム | |
JP4203034B2 (ja) | アレイコントローラ、メディアエラー修復方法及びプログラム | |
WO2014111979A1 (ja) | ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ装置 | |
JP2004213470A (ja) | ディスクアレイ装置及びディスクアレイ装置におけるデータ書き込み方法 | |
US20130212428A1 (en) | Information storage medium library array apparatus, information recording method and information recording program | |
JP2006079219A (ja) | ディスクアレイ制御装置およびディスクアレイ制御方法 | |
JP4143040B2 (ja) | ディスクアレイ制御装置、同装置に適用されるデータ欠損検出時の処理方法及びプログラム | |
JP4248164B2 (ja) | ディスクアレイのエラー回復方法、ディスクアレイ制御装置及びディスクアレイ装置 | |
US8671264B2 (en) | Storage control device and storage system | |
JPH09218754A (ja) | データ記憶システム | |
JP2007128183A (ja) | ストレージシステム | |
CN107122261B (zh) | 一种存储设备的数据读写方法及装置 | |
JP5598124B2 (ja) | データ記録再生装置、データ記録方法、及び、データ記録プログラム |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100223 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111108 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120214 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120312 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150316 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |