JP4704463B2 - ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、ストレージ制御方法 - Google Patents

ストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、ストレージ制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、ミラーリング構成の制御を行うストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、ストレージ制御方法に関するものである。
従来、ストレージシステムとして、大容量かつ高速アクセスが可能なハードディスクアレイ装置が主であった。しかし、近年、情報ライフサイクル管理に基づく階層型ストレージシステムとして、テープライブラリ装置を仮想的にハードディスク装置の一部として使用する装置が開発されている。このような階層型ストレージシステムにおいては、テープ媒体を従来のようなバックアップ先の媒体として使用するのではなく、複数本組み合わせて論理ボリュームとして使用する手法が提案されている。
テープドライブの信頼性は比較的高いものの、テープ媒体自体の破損も起こり得る。近年では、テープ媒体故障によるデータ消失を未然に防ぐために、テープを組み合わせてRAID(Redundant Array of Independent Disks)構成を行うRAIT(Redundant Array of Independent Tapes)と呼ばれる(テープRAIDとも呼ばれる)機能が使われ始めている。構成は、ハードディスクによるRAIDと同様に、ミラーリングを行うRAIT1、パリティビットを書き込むRAIT5などがある。
なお、本発明の関連ある従来技術として、磁気テープ装置を用いたミラーリング装置がある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−151945号公報
しかしながら、従来のRAIT構成は、最初の構築時にのみ設定が可能である。
ここで、従来のストレージ制御装置において、RAIT未構成ボリュームをRAIT1構成ボリュームに変更するRAIT1構成ボリューム構築処理について説明する。
図4は、従来のRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ストレージ制御装置は、ホストから対象のRAIT未構成ボリュームへのアクセスを停止する(S111)。次に、ストレージ制御装置は、対象のRAIT未構成ボリュームのデータを未使用テープにバックアップ(データコピー)する(S112)。次に、ストレージ制御装置は、対象のRAIT未構成ボリュームを削除する(S113)。次に、ストレージ制御装置は、RAIT1構成ボリュームを新規作成する(S114)。次に、ストレージ制御装置は、処理S112のバックアップデータを処理S113のRAIT1構成ボリュームにリストア(データコピー)し(S115)、このフローは終了する。
この動作によりRAIT未構成ボリュームをRAIT1構成ボリュームに変更する場合、新たにテープを用意し、変更が完了するまでテープへのアクセスを停止しなければならなかった。
次に、別のRAIT1構成ボリューム構築処理について説明する。
図5は、従来の別のRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ストレージ制御装置は、RAIT未構成ボリュームからRAIT1構成ボリュームへの変更指示を受信すると(S211)、RAIT未構成ボリュームをRAIT1構成ボリュームのミラーリング元として割り当てるとともに、未使用テープをRAIT1構成ボリュームのミラーリング先として割り当て、テープライブラリを管理するデータベースに設定する(S212)。次に、ストレージ制御装置は、ミラーリング元からミラーリング先へのデータコピー処理を開始する(S213)。次に、ストレージ制御装置は、コピーが終了したか否かの判断を行う(S214)。
コピーが終了していない場合(S214,No)、処理S214に戻る。一方、コピーが終了した場合(S214,Yes)、ストレージ制御装置は、RAIT1構成ボリュームを正常状態としてデータベースに設定する(S215)。次に、ストレージ制御装置は、処理S211の変更指示に対する完了応答を送信する(S216)。次に、ストレージ制御装置は、コピー処理中にライトされた差分データのパーシャルリビルドを実施し(S217)、このフローは終了する。
この動作によりRAIT未構成ボリュームをRAIT1構成ボリュームに変更する場合、ミラーリング先からミラーリング元へのデータコピー処理が終了するまで、テープへのアクセスを行うことができなかった。
次に、従来のストレージ制御装置において、RAIT1構成ボリュームをRAIT未構成ボリュームに変更するRAIT1構成ボリューム解除処理について説明する。
図6は、従来のRAIT1構成ボリューム解除処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ストレージ制御装置は、ホストから対象のRAIT1構成ボリュームへのアクセスを停止する(S311)。次に、ストレージ制御装置は、対象のRAIT1構成ボリュームのデータをバックアップ(データコピー)する(S312)。次に、ストレージ制御装置は、対象のRAIT1構成ボリュームを削除する(S313)。次に、ストレージ制御装置は、RAIT未構成ボリュームを新規作成する(S314)。次に、ストレージ制御装置は、処理S312のバックアップデータを処理S314のRAIT未構成ボリュームにリストア(データコピー)し(S315)、このフローは終了する。
この動作によりRAIT1構成ボリュームをRAIT未構成ボリュームに変更する場合、変更が完了するまでテープへのアクセスを停止しなければならなかった。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、データコピーへのアクセス停止を行うことなく、ストレージのミラーリング構成を変更することができるストレージ制御装置、ストレージ制御プログラム、ストレージ制御方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、複数の記録媒体を用いた論理ボリュームの制御を行うストレージ制御装置であって、前記記録媒体の情報と該記録媒体を用いた論理ボリュームの種別と該論理ボリュームの状態とを管理する管理データベースと、予め前記管理データベースに設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして前記管理データベースに設定し、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を行う制御部とを備えたものである。
また、本発明に係るストレージ制御装置において、前記制御部は、予め前記管理データベースに設定されているミラーリング構成ボリュームをミラーリング未構成ボリュームに変更する第2の指示を受けた場合、ミラーリング構成ボリュームで対となっていた記録媒体の一方を正常状態のミラーリング未構成ボリュームとして前記管理データベースに設定すると共に、もう一方を未使用記録媒体として前記管理データベースに設定することを特徴とするものである。
また、本発明に係るストレージ制御装置において、前記制御部は、前記管理データベースに前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームを設定した直後に、前記第1の指示に対する応答を返すことを特徴とするものである。
また、本発明に係るストレージ制御装置において、前記制御部は、前記管理データベースに前記正常状態のミラーリング未構成ボリュームと前記未使用記録媒体を設定した直後に、前記第2の指示に対する応答を返すことを特徴とするものである。
また、本発明は、複数の記録媒体を有するストレージ装置の制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、前記ストレージ装置に設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更するよう指示する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして設定するミラーリング構築ステップと、前記ミラーリング構築ステップにより設定された冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を実行するリビルド実行ステップとをコンピュータに実行させるものである。
また、本発明に係るストレージ制御プログラムにおいて、更に、前記ストレージ装置に設定されているミラーリング構成ボリュームをミラーリング未構成ボリュームに変更するよう指示する第2の指示を受けた場合、前記ミラーリング構成ボリュームにおいて対をなす記録媒体の一方を正常状態のミラーリング未構成ボリュームとして設定し、前記対をなす記録媒体のもう一方を未使用の記録媒体として設定するミラーリング解除ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするものである。
また、本発明に係るストレージ制御プログラムにおいて、前記ミラーリング構築ステップは、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームを設定した直後に、前記第1の指示に対する応答を返すことを特徴とするものである。
また、本発明に係るストレージ制御プログラムにおいて、前記ミラーリング解除ステップは、前記正常状態のミラーリング未構成ボリュームと前記未使用記録媒体を設定した直後に、前記第2の指示に対する応答を返すことを特徴とするものである。
また、本発明は、複数の記録媒体を有するストレージ装置の制御を行うストレージ制御方法であって、前記ストレージ装置に設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更するよう指示する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして設定するミラーリング構築ステップと、前記ミラーリング構築ステップにより設定された冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を実行するリビルド実行ステップとを実行するものである。
本実施の形態に係る階層型ストレージシステムの構成の一例を示すブロック図である。 本実施の形態に係るRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。 本実施の形態に係るRAIT1構成ボリューム解除処理の動作の一例を示すフローチャートである。 従来のRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。 従来の別のRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。 従来のRAIT1構成ボリューム解除処理の動作の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
まず、本実施の形態に係るストレージ制御装置を有する階層型ストレージシステムの構成について説明する。
図1は、本実施の形態に係る階層型ストレージシステムの構成の一例を示すブロック図である。この階層型ストレージシステムは、ストレージ制御サーバ1(ストレージ制御装置)、ディスクアレイ装置2、テープライブラリ装置3を備える。ストレージ制御サーバ1は、階層制御部11、ディスクアレイ制御部21、テープライブラリ制御部31(制御部)、テープライブラリ管理データベース32(管理データベース)を備える。
テープライブラリ管理データベース32は、テープライブラリ装置3を用いるRAIT構成の情報を管理するデータベースであり、テープ情報(論理ボリュームへの割り当て、あるいは、未使用テープであることを表す)、論理ボリューム種別(RAIT未構成ボリューム、あるいは、RAIT1構成ボリュームであることを表す)、論理ボリューム状態(正常状態であることを表す、あるいは、冗長性なし状態であることを表す)などの情報を管理する。テープライブラリ制御部31は、階層制御部11からの指示に従い、テープライブラリ管理データベース32の情報に基づいてテープライブラリ装置3の制御を行う。
ディスクアレイ装置2は、複数のハードディスク媒体4を備え、ホストからアクセスされる。テープライブラリ装置3は、複数のテープ媒体5を備える。ディスクアレイ制御部21は、階層制御部11からの指示に従い、ディスクアレイ装置2の制御を行う。階層制御部11は、ディスクアレイ装置2を上位ストレージ、テープライブラリ装置3を下位ストレージとして、上位ストレージと下位ストレージの間のデータの移動を行う。
次に、テープライブラリ制御部31が使用中のRAIT未構成ボリュームをRAIT1構成ボリュームに変更するRAIT1構成ボリューム構築処理について説明する。
図2は、本実施の形態に係るRAIT1構成ボリューム構築処理の動作の一例を示すフローチャートである。まず、テープライブラリ制御部31は、使用中のRAIT未構成ボリュームからRAIT1構成ボリュームへの変更指示を受信すると(S411)、対象のRAIT未構成ボリュームを冗長性なし状態のRAIT1構成ボリュームとして、テープライブラリ管理データベース32の内容を変更する(S412)。冗長性なし状態とは、RAIT1構成ボリュームにおいて対となるテープセットのうち一方だけが存在する状態であり、異常の状態である。次に、テープライブラリ制御部31は、処理S411の変更指示に対する完了応答を送信する(S413)。
次に、テープライブラリ制御部31は、従来からRAIT1構成ボリュームの異常時における復旧のために用いられているデータ再構築処理であるテープリビルド処理(リビルド処理)を行う(S414〜S418)。まず、テープライブラリ制御部31は、テープリビルド処理を起動する(S414)。まず、テープライブラリ制御部31は、冗長性なし状態のRAIT1構成ボリュームに対するミラーリング先として未使用テープを割り当て、その内容をテープライブラリ管理データベース32に反映する(S415)。次に、テープライブラリ制御部31は、ミラーリング元からミラーリング先へのデータコピー処理を開始する(S416)。次に、テープライブラリ制御部31は、テープリビルド処理が終了したか否かの判断を行う(S417)。次に、テープライブラリ制御部31は、RAID1構成ボリュームを正常状態としてテープライブラリ管理データベース32を更新し(S418)、このフローを終了する。
このRAIT1構成ボリューム構築処理によれば、テープライブラリ制御部31は、変更指示に従ってテープライブラリ管理データベース32の更新だけを行い、すぐに応答するとともに、従来のようにデータコピーを用いないため、ホストからのアクセスを停止させる必要がない。また、このRAIT1構成ボリューム構築処理は、従来から用いられているリビルド処理を利用して実現することができる。
次に、テープライブラリ制御部31が使用中のRAIT1構成ボリュームをRAIT未構成ボリュームに変更するRAIT1構成ボリューム解除処理について説明する。
図3は、本実施の形態に係るRAIT1構成ボリューム解除処理の動作の一例を示すフローチャートである。この図において、まず、テープライブラリ制御部31は、使用中のRAIT1構成ボリュームからRAIT未構成ボリュームへの変更指示を受信すると(S511)、ホストから対象となるRAIT1構成ボリュームへのアクセス(Recall)と、ディスクアレイ装置2から対象となるRAIT1構成ボリュームへのアクセス(データ移動処理:Migration)とのチェックを行い(S512)、これらのアクセスがあるか否かの判断を行う(S513)。
RAIT1構成ボリュームへのアクセスがない場合(S513,No)、処理S516へ移行する。一方、RAIT1構成ボリュームへのアクセスがある場合(S513,Yes)、所定の待機時間が経過したか否かの判断を行う(S514)。待機時間が経過していない場合(S514,No)、処理S512に戻る。一方、待機時間が経過した場合(S514,Yes)、テープライブラリ制御部31は、次回のRAIT1構成ボリュームへのアクセスを待ち合わせとし、RAIT構成変更処理を優先して実施し(S515)、処理S516へ移行する。
処理S516において、テープライブラリ制御部31は、ライブラリ管理データベース32において、RAIT1構成ボリュームにおいて対となっていたテープセットのうち一方のテープセットを正常状態のRAIT未構成ボリュームに変更し(S516)、もう一方のテープセットを未使用テープに変更する(S517)。次に、テープライブラリ制御部31は、処理S511の変更指示に対する完了応答を送信し(S518)、このフローを終了する。
このRAIT1構成解除処理によれば、テープライブラリ制御部31は、変更指示に従って、テープライブラリ管理データベース32の更新だけを行い、すぐに応答するとともに、従来のようにデータコピーを用いないため、ホストからのアクセスを停止させる必要がない。
本実施の形態によれば、データコピーのためのアクセス停止を行うことなく、信頼性重視のRAIT1構成ボリュームとコスト重視のRAIT未構成ボリュームとを動的に切り替えることができ、利用者の利便性が向上する。更に、構成変更時に、バックアップのための余分な未使用テープを必要としないことから、変更時のコストを削減することができる。
なお、ミラーリング構築ステップは、実施の形態における処理S411〜S413に対応する。また、リビルド実行ステップは、実施の形態における処理S414〜S418に対応する。また、ミラーリング解除ステップは、実施の形態における処理S511〜S518に対応する。
また、本実施の形態においては、下位ストレージとしてテープ媒体を用いたが、光ディスク、光磁気ディスク、磁気ディスクなどのディスク媒体を用いても良い。
また、本実施の形態に係るストレージ制御装置は、ストレージシステムや階層型ストレージシステムの下位ストレージに容易に適用することができ、ストレージシステムの性能をより高めることができる。ここで、ストレージシステムと下位ストレージには、例えば、テープライブラリ装置、ディスクライブラリ装置等が含まれ得る。
更に、ストレージ制御装置を構成するコンピュータにおいて上述した各ステップを実行させるプログラムを、ストレージ制御プログラムとして提供することができる。上述したプログラムは、コンピュータにより読取り可能な記録媒体に記憶させることによって、ストレージ制御装置を構成するコンピュータに実行させることが可能となる。ここで、上記コンピュータにより読取り可能な記録媒体としては、ROMやRAM等のコンピュータに内部実装される内部記憶装置、CD−ROMやフレキシブルディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカード等の可搬型記憶媒体や、コンピュータプログラムを保持するデータベース、或いは、他のコンピュータ並びにそのデータベースや、更に回線上の伝送媒体をも含むものである。
以上説明したように、本発明によれば、データコピーへのアクセス停止を行うことなく、ストレージのミラーリング構成を変更することが可能になる。

Claims (5)

  1. 複数の記録媒体を用いた論理ボリュームの制御を行うストレージ制御装置であって、
    前記記録媒体の情報と該記録媒体を用いた論理ボリュームの種別と該論理ボリュームの状態とを管理する管理データベースと、
    予め前記管理データベースに設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして前記管理データベースに設定し、前記第1の指示に対する完了応答を前記第1の指示の送信元へ送信し、前記完了応答の送信後、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を行い、前記リビルド処理後、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体が存在する状態のミラーリング構成ボリュームとして前記管理データベースに設定する制御部と
    を備えるストレージ制御装置。
  2. 請求項1に記載のストレージ制御装置において、
    前記制御部は、予め前記管理データベースに設定されているミラーリング構成ボリュームをミラーリング未構成ボリュームに変更する第2の指示を受けた場合、ミラーリング構成ボリュームで対となっていた記録媒体の一方を正常状態のミラーリング未構成ボリュームとして前記管理データベースに設定すると共に、もう一方を未使用記録媒体として前記管理データベースに設定することを特徴とするストレージ制御装置。
  3. 複数の記録媒体を有するストレージ装置の制御をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラムであって、
    前記ストレージ装置に設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更するよう指示する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして設定し、前記第1の指示に対する完了応答を前記第1の指示の送信元へ送信するミラーリング構築ステップと、
    前記完了応答の送信後、前記ミラーリング構築ステップにより設定された冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を実行し、前記リビルド処理後、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体が存在する状態のミラーリング構成ボリュームとして前記ストレージ装置に設定するリビルド実行ステップと
    をコンピュータに実行させるストレージ制御プログラム。
  4. 請求項3に記載のストレージ制御プログラムにおいて、
    更に、前記ストレージ装置に設定されているミラーリング構成ボリュームをミラーリング未構成ボリュームに変更するよう指示する第2の指示を受けた場合、前記ミラーリング構成ボリュームにおいて対をなす記録媒体の一方を正常状態のミラーリング未構成ボリュームとして設定し、前記対をなす記録媒体のもう一方を未使用の記録媒体として設定するミラーリング解除ステップをコンピュータに実行させることを特徴とするストレージ制御プログラム。
  5. 複数の記録媒体を有するストレージ装置の制御を行うストレージ制御方法であって、
    前記ストレージ装置に設定されているミラーリング未構成ボリュームをミラーリング構成ボリュームに変更するよう指示する第1の指示を受けた場合、前記ミラーリング未構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体のうち一方だけが存在する状態である冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームとして設定し、前記第1の指示に対する完了応答を前記第1の指示の送信元へ送信するミラーリング構築ステップと、
    前記完了応答の送信後、前記ミラーリング構築ステップにより設定された冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームのリビルド処理を実行し、前記リビルド処理後、前記冗長性なし状態のミラーリング構成ボリュームを、ミラーリングにおいて対となる記録媒体が存在する状態のミラーリング構成ボリュームとして前記ストレージ装置に設定するリビルド実行ステップと
    を実行するストレージ制御方法。
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