JP6171616B2 - ストレージ制御装置、及びストレージ制御プログラム - Google Patents
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Description
リビルド処理が開始されると(ステップB1,B2)、リビルド元に対するディスクReadが行なわれ、リビルド元からHS(リビルド先)へ所定サイズの領域のデータが順次読み出される(ステップB3)。その際、ディスクReadが行なわれる都度、当該ディスクReadに対するリビルド元からの応答がチェックされる(ステップB4)。
一方、リビルド元からの応答が正常でない場合、つまりリビルド元から所定サイズの領域のデータが正しく読み出されず当該領域で媒体エラーが生じている場合(ステップB4の“異常”ルート)、データロストが生じる(ステップB6)。つまり、非冗長状態であるため、当該領域のデータをリビルド先に再構築することができない。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
〔1〕本実施形態のストレージシステムの構成
図1を参照しながら、本実施形態におけるストレージシステム1の構成およびストレージ制御装置5の機能構成について説明する。なお、図1は、本実施形態のストレージシステム1の構成およびストレージ制御装置5の機能構成を示すブロック図である。
ホストI/F10は、ホスト2と制御部30との間のインタフェースとして機能するもので、本実施形態では、2つ備えられ冗長化(二重化)されている。ディスクI/F20は、ディスク部4(ディスク40)と制御部30との間のインタフェースとして機能するもので、本実施形態では、2つ備えられ冗長化(二重化)されている。
以下、本実施形態のCPU31によって実現される、リカバリ制御部31a,コピー制御部31bおよびリビルド制御部31cとしての機能について説明する。
ここで、本実施形態で実現される当該機能の概要は、以下の通りである。
つまり、ディスク40に対する所定のアクセスで媒体エラー領域を検出した場合、リカバリ制御部31aは、媒体エラー領域のデータリカバリ処理を行なう。そして、コピー制御部31bは、媒体エラー領域を含む周辺領域のデータをディスク40から他のディスク40の専用領域(図3の符号40b参照)へコピーする。これにより、当該周辺領域のデータについての冗長度が上げられる。なお、他のディスク40の専用領域にコピーされたデータは、コピー管理テーブル32aによって後述するごとく管理される。
リカバリ制御部31aは、ディスク40において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、当該媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行する。このとき、リカバリ制御部31aは、ディスク40において所定のアクセス(例えば本実施形態ではディスクRead)を実行できなかった領域を媒体エラー領域として検出する。なお、媒体エラーは上述したような物理的な欠陥であり、媒体エラー領域は、媒体エラーの生じた媒体を含むデータブロックである。
図2を参照しながら、本実施形態における周辺領域(周辺エリア)の具体的な定義について説明する。本実施形態では、ディスク40としてHDDが用いられており、周辺エリアは、検出された媒体エラー領域Eを含むエラートラック、および、当該エラートラックに隣接する隣接トラックである。
図3を参照しながら、本実施形態における専用領域(専用エリア)の具体的な使用法およびコピー管理テーブル32aの具体的な登録内容について説明する。
(a2)コピー先ディスク40のディスク番号(識別情報)#0
(a3)周辺エリアデータAの開始論理ブロックアドレス(開始LBA:Logical Block Address)0x2100
(a4)周辺エリアデータAのブロック数0x1000
(a5)コピー制御部31bによる周辺エリアデータAのコピー開始時刻14時30分50秒
(b2)コピー先ディスク40のディスク番号#0
(b3)周辺エリアデータBの開始LBA0x5280
(b4)周辺エリアデータBのブロック数0x1000
(b5)コピー制御部31bによる周辺エリアデータBのコピー開始時刻17時34分30秒
(c2)コピー先ディスク40のディスク番号#12
(c3)周辺エリアデータCの開始LBA0x1280
(c4)周辺エリアデータCのブロック数0x1000
(c5)コピー制御部31bによる周辺エリアデータCのコピー開始時刻18時24分10秒
コピー制御部31bは、以下の3つの判断基準(d1)〜(d3)を組み合わせることにより、周辺エリアのデータをコピーすべきコピー先ディスク(他のディスク)40の候補を複数のディスク40から選択し、選択した候補からコピー先ディスク40を決定する。なお、コピー制御部31bによる、コピー先ディスク40のより詳細な決定処理については、図5を参照しながら後述する。
(d2)ディスク40の専用エリア40bに空き領域があるか否か。
(d3)ディスク40が今回のエラーディスク40について初のコピー先であるか否か。
第1候補(e1)に当てはまるディスク40が見出された場合、コピー制御部31bは、他のディスク40についての判断を行なうことなく、第1候補(e1)に当てはまるディスク40をコピー先ディスク40として決定する。
(e2)第2候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属さず且つ専用エリア40bに空きがあり且つエラーディスクについて初のコピー先でないディスク40
(e3)第3候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属さず且つ専用エリア40bに空きがなく且つエラーディスクについて初のコピー先であるディスク40
(e4)第4候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属さず且つ専用エリア40bに空きがなく且つエラーディスクについて初のコピー先でないディスク40
(e5)第5候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属し且つ専用エリア40bに空きがあり且つエラーディスクについて初のコピー先であるディスク40
(e6)第6候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属し且つ専用エリア40bに空きがあり且つエラーディスクについて初のコピー先でないディスク40
(e7)第7候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属し且つ専用エリア40bに空きがなく且つエラーディスクについて初のコピー先であるディスク40
(e8)第8候補:エラーディスクの属するRAIDグループ41に属し且つ専用エリア40bに空きがなく且つエラーディスクについて初のコピー先でないディスク40
コピー制御部31bは、周辺エリアデータのコピー処理を実行する場合、コピー管理テーブル32aを参照して今回のコピー対象データの範囲とコピー済みデータの範囲との重複の有無を判断する。そして、重複が無いと判断した場合、コピー制御部31bは、上述した第1候補(e1)〜第8候補(e8)の中からコピー先ディスク40を決定し、周辺エリアデータをエラーディスク40からコピー先ディスク40にコピーする。
ところで、各ディスク40の専用エリア40bへのコピー処理は、ストレージ制御装置(RAID装置)5における負荷を高める可能性がある。そこで、できるだけストレージ制御装置5において負荷を高めることなくあるいは処理性能の低下を招くことなくコピー処理が行なわれるように、コピー制御部31bは、以下のタイミングで、周辺エリアのデータのコピー処理を行なうように構成される。つまり、コピー制御部31bは、ディスク部4を含むストレージシステム1に対する負荷が低い時間帯(f1)に、もしくは、ある程度性能を問われない機能がストレージシステム1において実行される時間帯(f2)にコピー処理を実行する。
前述したように、リビルドは、RAIDグループ41の冗長性を自動回復する処理であり、RAIDグループ41に属するディスク40が故障した際に、代替ディスク(HS)40に対し、故障ディスク40のデータを、同一RAIDグループ41における故障ディスク40以外のディスク40のデータを用いて再構築する処理である。また、ディスク40は、例えば媒体エラーが所定の頻度以上で生じる場合に、故障したと判断される。
また、上述したリビルド制御部31cによる、より詳細なリビルド処理については、図6を参照しながら後述する。
次に、図4〜図6を参照しながら、上述のごとく構成された本実施形態のストレージシステム1およびストレージ制御装置5の動作について説明する。
まず、図4に示すフローチャート(ステップS11〜S22)に従って、本実施形態におけるリカバリ制御部31aによるリカバリ処理およびコピー制御部31bによるコピー処理について説明する。
(f2)コピー先ディスク40のディスク番号(識別情報)
(f3)コピー対象の周辺エリアデータの開始LBA
(f4)コピー対象の周辺エリアデータのブロック数
(f5)コピー制御部31bによるコピー開始時刻
なお、図4に示すフローチャートにおいて、コピー制御部31bは、ステップS20の処理を実行してから、ステップS21の処理を実行しているが、ステップS21の処理を実行してから、ステップS20の処理を実行してもよい。
ついで、図5に示すフローチャート(ステップS31〜S48)に従って、本実施形態におけるコピー制御部31bによるコピー先ディスク40の決定処理について説明する。特に、ここでは、ステップS16でのチェック結果が重複無しの場合の、コピー先ディスク40の決定処理について説明する。この場合、ディスク部4における全てのディスク40のそれぞれが第1候補(e1)〜第8候補(e8)のいずれに当てはまるかが判断され、第1候補(e1)〜第8候補(e8)の中からコピー先ディスク40が決定される。
ついで、図6に示すフローチャート(ステップS51〜S65)に従って、本実施形態におけるリビルド制御部31cによるリビルド処理について説明する。
本実施形態のストレージシステム1およびストレージ制御装置5によれば、ディスクRead時に媒体エラーを検出した場合、媒体エラー領域の周辺エリアにおけるデータのコピーが行なわれる。これにより、媒体エラーの生じた媒体エラー領域の周辺エリアデータについての冗長度が高められ、ストレージ装置3におけるディスク内異常領域について予防的データ構築が実現され、ディスク40の媒体エラー領域の周辺エリアのデータが保証される。
さらに、周辺エリアデータのコピーはコピー管理テーブル32aによって管理されている。このため、故障ディスク40のリビルド時に初回媒体エラーの周辺エリアで媒体エラーが発生した場合、コピー管理テーブル32aに基づき、専用エリア40bのデータを用いて媒体エラーのリカバリ処理が実行される。これにより、データロストの発生を抑制することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
記憶装置において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行するリカバリ制御部と、
前記媒体エラー領域の周辺領域のデータを、前記記憶装置から他の記憶装置にコピーするコピー制御部と、を有する、ストレージ制御装置。
前記リカバリ制御部は、前記コピー制御部による前記周辺領域のデータのコピー処理に伴い前記記憶装置において前記媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行する、付記1記載のストレージ制御装置。
前記周辺領域のデータは、前記媒体エラー領域の前記データリカバリ後のデータ、および、前記媒体エラー領域に対し物理的に連続する隣接領域のデータを含む、付記1または付記2に記載のストレージ制御装置。
前記記憶装置は、HDD(Hard Disk Drive)であり、
前記周辺領域は、前記媒体エラー領域を含むエラートラック、および、前記エラートラックに隣接する隣接トラックである、付記1〜付記3のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
前記リカバリ制御部は、前記記憶装置において所定のアクセスを実行できなかった領域を前記媒体エラー領域として検出する、付記1〜付記4のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
前記コピー制御部による前記周辺領域のデータのコピー処理に伴い、少なくとも、前記記憶装置の識別情報と、前記他の記憶装置の識別情報と、前記コピー制御部によってコピーされる前記周辺領域のデータの開始論理ブロックアドレスおよびブロック数と、前記コピー制御部によるコピー開始時刻とを登録・更新されるコピー管理テーブルを有し、
前記コピー制御部は、前記コピー管理テーブルに基づき、前記周辺領域のデータのコピー処理を実行する、付記1〜付記5のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
前記コピー制御部は、前記周辺領域のデータのコピー処理を実行する場合、前記コピー管理テーブルを参照して今回のコピー対象データ範囲とコピー済みデータ範囲との重複の有無を判断し、前記今回のコピー対象データ範囲のうち、前記コピー済みデータ範囲と重複しない範囲のデータを、前記記憶装置から前記他の記憶装置にコピーする、付記6記載のストレージ制御装置。
前記記憶装置は、一のRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Drives)グループに属する複数の第1記憶装置のうちの一つであり、
前記リカバリ制御部は、前記複数の第1記憶装置のうちの、前記記憶装置以外の一以上の第1記憶装置におけるデータを用いて、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行する、付記6または付記7のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
前記コピー制御部は、所定規則および前記コピー管理テーブルに従って、前記一以上の第1記憶装置、および、前記一のRAIDグループに属さない一以上の第2記憶装置の中から前記他の記憶装置を決定する、付記8記載のストレージ制御装置。
前記複数の第1記憶装置および前記一以上の第2記憶装置のそれぞれは、前記コピー制御部によって前記周辺領域のデータをコピーされる専用領域を有し、
前記コピー制御部は、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第1候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第2候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第3候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第4候補とし、
前記一以上の第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第5候補とし、
前記一以上の第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第6候補とし、
前記一以上の第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第7候補とし、
前記一以上の第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第8候補とし、
所定の優先順位に従って、前記第1〜第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定する、付記9記載のストレージ制御装置。
前記コピー制御部は、前記第3候補,前記第4候補,前記第7候補および前記第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定した場合、前記コピー管理テーブルの前記コピー開始時刻を参照し、前記専用領域における最古データを、前記周辺領域のデータによって上書きする、付記10記載のストレージ制御装置。
前記記憶装置の故障を検出した場合、前記一以上の第1記憶装置のデータを用いて、前記記憶装置に代わる代替記憶装置に前記記憶装置のデータを再構築するリビルド制御部を、さらに有する、付記8〜付記11のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
前記リビルド制御部は、
前記一以上の第1記憶装置から、前記代替記憶装置に再構築すべきデータブロックを読み出せない場合、前記データブロックに係る情報が前記コピー管理テーブルに登録されているか否かを判断し、
前記データブロックに係る情報が前記コピー管理テーブルに登録されている場合、前記データブロックに係る情報に基づき、前記他の記憶装置から前記データブロックを読み出す、付記12記載のストレージ制御装置。
前記リビルド制御部は、前記他の記憶装置から前記データブロックを読み出した場合、読み出した前記データブロックを前記代替記憶装置に書き込むことで、前記記憶装置のデータを再構築する、付記13記載のストレージ制御装置。
前記コピー制御部は、前記記憶装置を含むシステムに対する負荷が低い時間帯に、もしくは、前記システムにおいて性能を問われない機能が実行される時間帯に、前記周辺領域のデータのコピー処理を実行する、付記1〜付記14のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
記憶装置において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行し、
前記媒体エラー領域の周辺領域のデータを、前記記憶装置から他の記憶装置にコピーする、ストレージ制御方法。
前記周辺領域のデータのコピー処理に伴い前記記憶装置において前記媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行する、付記16記載のストレージ制御方法。
前記周辺領域のデータは、前記媒体エラー領域の前記データリカバリ後のデータ、および、前記媒体エラー領域に対し物理的に連続する隣接領域のデータを含む、付記16または付記17に記載のストレージ制御方法。
前記記憶装置は、HDD(Hard Disk Drive)であり、
前記周辺領域は、前記媒体エラー領域を含むエラートラック、および、前記エラートラックに隣接する隣接トラックである、付記16〜付記18のいずれか一項に記載のストレージ制御方法。
記憶装置において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータリカバリ処理を実行し、
前記媒体エラー領域の周辺領域のデータを、前記記憶装置から他の記憶装置にコピーする、
処理を、コンピュータに実行させる、ストレージ制御プログラム。
2 ホスト装置
3 ストレージ装置(ディスクアレイ装置)
4 ディスク部
5 ストレージ制御装置(RAID装置)
10 ホストI/F
20 ディスクI/F
30 制御部
31 CPU(処理部,コンピュータ)
31a リカバリ制御部
31b コピー制御部
31c リビルド制御部
32 メモリ
32a コピー管理テーブル
32b 候補ディスク情報格納領域
40 ディスク(HDD,媒体,記憶装置,他の記憶装置,第1記憶装置,第2記憶装置,代替記憶装置)
40a ユーザ領域(ユーザエリア)
40b 専用領域(専用エリア)
41 RAIDグループ
Claims (10)
- RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Drives)グループに属する複数の第1記憶装置のうちの一つの記憶装置において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータのリカバリ処理を実行するリカバリ処理部と、
コピー管理情報にアドレス情報が登録されたコピー対象の前記媒体エラー領域の周辺領域のデータを、前記記憶装置から他の記憶装置にコピーするコピー処理を制御するコピー制御部と、を有し、
前記リカバリ処理部は、
前記RAIDグループに属する残りの第1記憶装置のデータを用いて前記媒体エラー領域のデータのリカバリ処理を実行し、
前記媒体エラー領域のデータが前記残りの第1記憶装置のデータを用いてリカバリすることができない場合であって、当該媒体エラー領域のアドレス情報が前記コピー管理情報に登録されている場合に、前記他の記憶装置から前記データを読み出すことで前記データのリカバリ処理を行なう、
ことを特徴とする、ストレージ制御装置。 - 前記リカバリ処理部は、前記コピー制御部による前記周辺領域のデータのコピー処理に伴い前記記憶装置において前記媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータのリカバリ処理を実行する、請求項1記載のストレージ制御装置。
- 前記コピー管理情報は、前記記憶装置の識別情報と、前記他の記憶装置の識別情報と、前記コピー制御部によってコピーされる前記周辺領域のデータの開始論理ブロックアドレスおよびブロック数とを含む、請求項1または請求項2に記載のストレージ制御装置。
- 前記コピー制御部は、前記他の記憶装置が前記RAIDグループに属しているか否かの第1判断基準と、前記他の記憶装置において前記コピー制御部によって前記周辺領域のデータをコピーされる専用領域に空き領域があるか否かの第2判断基準と、前記他の記憶装置が前記記憶装置について初めてのコピー先であるか否かの第3判断基準と、前記コピー管理情報とに従って、前記残りの第1記憶装置、および、前記RAIDグループに属さない一以上の第2記憶装置の中から前記他の記憶装置を決定する、請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のストレージ制御装置。
- 前記コピー制御部は、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第1候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第2候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第3候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第4候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第5候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第6候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第7候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第8候補とし、
所定の優先順位に従って、前記第1〜第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定する、請求項4記載のストレージ制御装置。 - (段落0143に記載の付記11)
前記コピー制御部は、前記第3候補,前記第4候補,前記第7候補および前記第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定した場合、前記専用領域における最古データを、前記周辺領域のデータによって上書きする、請求項5記載のストレージ制御装置。 - RAID(Redundant Arrays of Inexpensive Drives)グループに属する複数の第1記憶装置のうちの一つの記憶装置において媒体エラーの生じた媒体エラー領域を検出した場合、前記媒体エラー領域のデータのリカバリ処理を実行し、
コピー管理情報にアドレス情報が登録されたコピー対象の前記媒体エラー領域の周辺領域のデータを、前記記憶装置から他の記憶装置にコピーするとともに、
前記リカバリ処理に際して、
前記RAIDグループに属する残りの第1記憶装置のデータを用いて前記媒体エラー領域のデータのリカバリ処理を実行し、
前記媒体エラー領域のデータが前記残りの第1記憶装置のデータを用いてリカバリすることができない場合であって、当該媒体エラー領域のアドレス情報が前記コピー管理情報に登録されている場合に、前記他の記憶装置から前記データを読み出すことで前記データのリカバリ処理を行なう、
処理を、コンピュータに実行させる、ストレージ制御プログラム。 - 前記他の記憶装置が前記RAIDグループに属しているか否かの第1判断基準と、前記他の記憶装置において前記コピー制御部によって前記周辺領域のデータをコピーされる専用領域に空き領域があるか否かの第2判断基準と、前記他の記憶装置が前記記憶装置について初めてのコピー先であるか否かの第3判断基準と、前記コピー管理情報とに従って、前記残りの第1記憶装置、および、前記RAIDグループに属さない一以上の第2記憶装置の中から前記他の記憶装置を決定する、
処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項7記載のストレージ制御プログラム。 - 前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第1候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第2候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第3候補とし、
前記一以上の第2記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第4候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第5候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがあり且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第6候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先である記憶装置を第7候補とし、
前記残りの第1記憶装置の一つであり且つ前記専用領域に空きがなく且つ前記記憶装置について初めてのコピー先でない記憶装置を第8候補とし、
所定の優先順位に従って、前記第1〜第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定する、
処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項8記載のストレージ制御プログラム。 - 前記第3候補,前記第4候補,前記第7候補および前記第8候補のうちの一つを前記他の記憶装置として決定した場合、前記専用領域における最古データを、前記周辺領域のデータによって上書きする、
処理を、前記コンピュータに実行させる、請求項9記載のストレージ制御プログラム。
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