JPH0934758A - リレーショナルデータベースアクセス制御方式 - Google Patents

リレーショナルデータベースアクセス制御方式

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JPH0934758A
JPH0934758A JP7208341A JP20834195A JPH0934758A JP H0934758 A JPH0934758 A JP H0934758A JP 7208341 A JP7208341 A JP 7208341A JP 20834195 A JP20834195 A JP 20834195A JP H0934758 A JPH0934758 A JP H0934758A
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Michiko Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リレーショナルデータベースの再編成処理で
データレコードの格納状況の変更を意識せずにアプリケ
ーションプログラムの作成を可能とする。 【解決手段】 データベース再編成プログラム2のデー
タ複写手段3はカレントストレージ16内のデータレコ
ード17を新ストレージ16に順次複写し、カレントス
トレージ16内のデータレコード17中の再編成フラグ
18に複写が行われたことを示す値を設定する。アプリ
ケーションプログラム1がレンジを意識してデータベー
スファイル15内のデータレコード17をアクセスする
と、ストレージ情報取得手段8はストレージ/レンジ対
応情報13を検索し、カレントストレージ識別情報およ
び新ストレージ識別情報を取得する。データ抽出手段1
0はカレントストレージ識別情報および新ストレージ識
別情報が示すストレージ16内から再編成フラグ18が
複写の行われていない値を示すデータレコード17をデ
ータ集合14として抽出する。データ検索手段11はデ
ータ集合14からアクセス対象となるデータレコード1
7を検索する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリレーショナルデー
タベースアクセス制御方式に関し、特にリレーショナル
データベースを中核としたオンライン情報システムにお
いて無停止状態で業務処理を継続して行う場合のデータ
ベース再編成中のリレーショナルデータベースアクセス
制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】オンライン情報システムの無停止状態
(オンラインの24時間運転等)でのデータベース再編
成に関する従来技術としては、例えば、特開平5−22
5254号公報(データベース再編成方法)および特開
昭63−296149号公報(データベース再編成処理
方式)がある。これらの従来のオンライン情報システム
の無停止状態でのデータベース再編成では、データベー
スを更新ログを採取しながら別媒体にコピー(複写)
し、コピーしたデータベースに対して再編成処理を行
い、完了時点で業務処理に閉塞をかけ、その間に採取し
た更新ログをもとにコピーしたデータベースに更新の再
現を行い、本番のデータベースとつなぎ換え、閉塞を解
除し業務処理を再開するという方式がとられていた。
【0003】また、特開平2−212949号公報(オ
ンライン中データベース再編成処理方式)のように、デ
ータベースのレンジ内のデータレコードをクラスタ単位
(チェーン付けされたデータレコードのセット単位)で
別レンジに複写していき、クラスタの単位でロック(そ
のクラスタを他の処理プログラムからアクセスできない
ようにする)を行うことで再編成を実現するという方式
もとられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の方式
(特開平5−225254号公報および特開昭63−2
96149号公報)は、小規模なデータベースならば閉
塞期間も短く業務処理への影響も少ないが、大規模なデ
ータベースで更新処理が頻繁に行われる場合においては
閉塞期間が長くなり業務処理への影響が多大になるとい
う問題点があった。また、再編成前と再編成後とでアク
セス対象とするデータベースが切り替わることで、アプ
リケーションプログラム(業務処理)は、常にデータベ
ースの再編成が行われているかどうかを意識し、どのデ
ータベースに対してアクセスするかを判断しなければな
らず、繁雑なアプリケーションプログラムを作成する必
要があるという問題点があった。
【0005】一方、クラスタ単位に再編成を行う場合
(特開平2−212949号公報)においても、クラス
タの単位が大きく(チェーン付けされたデータレコード
数が多大に)なれば、ロック期間が長くなり、業務処理
への影響が大きくなるという問題点があった。また、ア
プリケーションプログラムは、アクセスすべきデータレ
コードが再編成されたのかどうかを常に意識し、再編成
前ならば複写前のレンジを、再編成後ならば複写先のレ
ンジをアクセスするといった制御を組み込まなければな
らず、アプリケーションプログラムが非常に繁雑なもの
になるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は、上述の点に鑑み、オンラ
イン情報システムの24時間運転中でも実行可能なリレ
ーショナルデータベースの再編成処理においてデータレ
コードの格納状況の変更を意識することなく容易にアプ
リケーションプログラムを作成することができるように
したリレーショナルデータベースアクセス制御方式を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のリレーショナル
データベースアクセス制御方式は、リレーショナルデー
タベースのデータ操作の基本単位である表のデータをレ
ンジという単位に分割し、分割したデータをデータベー
スファイルの区画であるストレージに格納管理し、格納
管理されたデータをアプリケーションプログラムがアク
セスすることのできるリレーショナルデータベース管理
システムにおいて、カレントストレージ内のデータレコ
ードを新ストレージに順次複写し、カレントストレージ
内のデータレコード中の再編成フラグに複写が行われた
ことを示す値を設定するデータ複写手段を有するデータ
ベース再編成プログラムと、このデータベース再編成プ
ログラムが実行中の場合にはカレントストレージ識別情
報および新ストレージ識別情報を、前記データベース再
編成プログラムの実行が行われていない場合にはカレン
トストレージ識別情報をレンジ毎に対応づけたストレー
ジ/レンジ対応情報を格納するストレージ情報格納領域
と、前記データベース再編成プログラムが開始の通知を
したときに新ストレージを確保するとともに前記ストレ
ージ/レンジ対応情報を検索し、対応するレンジに対し
て確保した新ストレージの識別情報を新ストレージ識別
情報として追加し、カレントストレージ識別情報および
新ストレージ識別情報を前記データベース再編成プログ
ラムに返却するストレージ確保手段と、前記データベー
ス再編成プログラムが終了の通知をしたときに新ストレ
ージが新しいカレントストレージとなるように切り替
え、前記ストレージ/レンジ対応情報の対応するレンジ
に対して新ストレージ識別情報をカレントストレージ識
別情報に複写し、新ストレージ識別情報を空にするスト
レージ解放手段と、アプリケーションプログラムがレン
ジを意識して前記データベースファイル内のデータレコ
ードをアクセスするときに前記ストレージ/レンジ対応
情報を検索し、レンジに対応するカレントストレージ識
別情報および新ストレージ識別情報を取得するストレー
ジ情報取得手段と、このストレージ情報取得手段により
取得されたカレントストレージ識別情報および新ストレ
ージ識別情報が示すストレージ内から再編成フラグが複
写の行われていない値を示しているデータレコードをデ
ータ集合として抽出するデータ抽出手段と、前記データ
集合からアクセス対象となるデータレコードを検索する
データ検索手段とを有する。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るリレーシ
ョナルデータベースアクセス制御方式の構成を示すブロ
ック図である。本実施例のリレーショナルデータベース
アクセス制御方式は、アプリケーションプログラム1
と、データベース再編成プログラム2と、リレーショナ
ルデータベース管理システム4と、ストレージ情報格納
領域12と、データ集合14と、データベースファイル
15とから、その主要部が構成されている。
【0010】データベース再編成プログラム2は、デー
タ複写手段3を含んで構成されており、データ複写手段
3は、複写元のストレージ(以下、カレントストレージ
という)16内のデータレコード17を複写先のストレ
ージ(以下、新ストレージという)16に順次複写し、
複写の際にカレントストレージ16内のデータレコード
17中の再編成フラグ18に複写が行われたことを示す
値を設定する。
【0011】ストレージ情報格納領域12には、ストレ
ージ/レンジ対応情報13が格納されている。
【0012】図2(a)〜(c)は、ストレージ/レン
ジ対応情報13の構成の一例を示す図である。このスト
レージ/レンジ対応情報13は、レンジ毎にエントリを
有しており、各エントリには、レンジ番号,カレントス
トレージ識別情報,新ストレージ識別情報等が管理され
ている。ストレージ/レンジ対応情報13には、データ
ベース再編成プログラム2が実行中の場合には、カレン
トストレージ識別情報および新ストレージ識別情報がレ
ンジ番号毎に対応づけられて管理され(図2(b)参
照)、データベース再編成プログラム2の実行が行われ
ていない場合には、カレントストレージ識別情報がレン
ジ番号毎に対応づけられて管理されている(図2(a)
および(c)参照)。
【0013】データベースファイル15は、再編成フラ
グ18をもつ1つ以上のデータレコード17を格納する
1つ以上のストレージ16から構成されている。
【0014】図3は、データ複写手段3が動作したとき
のカレントストレージ16および新ストレージ16内の
データレコード17の内容の一例を示す図である。
【0015】リレーショナルデータベース管理システム
4は、ストレージ確保手段6,ストレージ解放手段7お
よびストレージ情報取得手段8を含むストレージ管理制
御部5と、データ抽出手段10およびデータ検索手段1
1を含むデータアクセス制御部9とから構成されてい
る。
【0016】ストレージ確保手段6は、データベース再
編成プログラム2がストレージ管理制御部5に対して開
始の通知をしたときに、データベースファイル15に新
ストレージ16を確保するとともに、ストレージ情報格
納領域12のストレージ/レンジ対応情報13を検索
し、対応するレンジに対して、確保した新ストレージ1
6の識別情報を新ストレージ識別情報として追加し、カ
レントストレージ識別情報および新ストレージ識別情報
をデータベース再編成プログラム2に返却する。
【0017】ストレージ解放手段7は、データベース再
編成プログラム2がストレージ管理制御部5に対して終
了の通知をしたときに、新ストレージ16が新しいカレ
ントストレージ16となるよう切り替え、ストレージ/
レンジ対応情報13の対応するレンジに対して、新スト
レージ識別情報をカレントストレージ識別情報に複写
し、新ストレージ識別情報を空にする。
【0018】ストレージ情報取得手段8は、アプリケー
ションプログラム1がレンジを意識してデータベースフ
ァイル15内のデータレコード17をアクセスすると
き、ストレージ情報格納領域12のストレージ/レンジ
対応情報13を検索し、レンジ番号に対応するカレント
ストレージ識別情報および新ストレージ識別情報を取得
し、データアクセス制御部9に通知する。
【0019】データ抽出手段10は、ストレージ情報取
得手段8から通知されたカレントストレージ識別情報お
よび新ストレージ識別情報が示すストレージ16内から
再編成フラグ18が複写の行われていないことを示して
いるデータレコード17をデータ集合14として抽出す
る。
【0020】データ検索手段11は、データ集合14か
らアクセス対象となるデータレコード17を検索する。
【0021】図4を参照すると、ストレージ確保手段6
の処理は、新ストレージ確保ステップS101と、スト
レージ/レンジ対応情報検索ステップS102と、新ス
トレージ識別情報追加ステップS103と、カレントス
トレージ識別情報および新ストレージ識別情報返却ステ
ップS104とからなる。
【0022】図5を参照すると、データ複写手段3の処
理は、データレコード順次複写ステップS201と、再
編成フラグ複写済値設定ステップS202とからなる。
【0023】図6を参照すると、ストレージ解放手段7
の処理は、ストレージ切替えステップS301と、スト
レージ識別情報複写ステップS302と、新ストレージ
識別情報空設定ステップS303とからなる。
【0024】図7を参照すると、ストレージ情報取得手
段8の処理は、ストレージ/レンジ対応情報検索ステッ
プS401と、カレントストレージ識別情報および新ス
トレージ識別情報取得ステップS402と、カレントス
トレージ識別情報および新ストレージ識別情報通知ステ
ップS403とからなる。
【0025】図8を参照すると、データ抽出手段10の
処理は、カレントストレージ決定ステップS501と、
新ストレージ識別情報判定ステップS502と、新スト
レージ決定ステップS503と、カレントストレージデ
ータレコード抽出ステップS504と、再編成フラグ判
定ステップS505と、カレントストレージ抽出データ
レコード出力ステップS506と、新ストレージデータ
レコード抽出ステップS507と、新ストレージ抽出デ
ータレコード出力ステップS508と、データレコード
終了判定ステップS509とからなる。
【0026】次に、このように構成された本実施例のリ
レーショナルデータベースアクセス制御方式の動作につ
いて説明する。
【0027】データベース再編成プログラム2がストレ
ージ管理制御部5に対してレンジを意識してデータベー
ス再編成処理の開始を通知すると、ストレージ確保手段
6は、レンジ番号に対応するカレントストレージ16内
のデータレコード17を複写するための新ストレージ1
6をデータベースファイル15に確保し(ステップS1
01)、ストレージ情報格納領域12内のストレージ/
レンジ対応情報13からレンジ番号に対応するカレント
ストレージ識別情報および新ストレージ識別情報を検索
し(ステップS102)、レンジ番号に対応する新スト
レージ識別情報として、確保した新ストレージ16の識
別情報を追加する(ステップS103)。次に、ストレ
ージ確保手段6は、カレントストレージ識別情報および
新ストレージ識別情報をデータベース再編成プログラム
2に返却する(ステップS104)。
【0028】データベース再編成プログラム2のデータ
複写手段3は、ストレージ確保手段6から返却されたカ
レントストレージ識別情報および新ストレージ識別情報
を元にカレントストレージ16内のデータレコード17
を新ストレージ16に順次複写し(ステップS20
1)、カレントストレージ16内のデータレコード17
中の再編成フラグ18に新ストレージ16に複写が行わ
れたことを示す値を設定する(ステップS202)。
【0029】データベース再編成プログラム2がデータ
ベース再編成処理の終了をストレージ管理制御部5に通
知すると、ストレージ解放手段7は、新ストレージ16
がカレントストレージ16になるように切り替え(ステ
ップS301)、ストレージ/レンジ対応情報13の対
応する新ストレージ識別情報をカレントストレージ識別
情報に複写し(ステップS302)、新ストレージ識別
情報を空にする(ステップS303)。
【0030】ここで、ストレージ/レンジ対応情報13
の具体的内容の例を、図2(a)〜(c)を参照して説
明する。
【0031】データベース再編成プログラム2の処理が
行われる前は、ストレージ/レンジ対応情報13には、
例えば図2(a)に示すように、レンジ番号「1」に対
してカレントストレージ識別情報「ST00l」、レン
ジ番号「2」に対してはカレントストレージ識別情報
「ST002」がそれぞれ管理されている。
【0032】ここで、レンジ番号「1」のレンジに対し
て、データベース再編成プログラム2の開始通知が行わ
れた場合、ストレージ確保手段6は、図2(b)に示す
ように、新ストレージ16として新ストレージ識別情報
「STl0l」のストレージ16を確保し、ストレージ
/レンジ対応情報13のレンジ番号「1」に対する新ス
トレージ識別情報として「STl0l」を追加する。
【0033】さらに、データベース再編成プログラム2
の終了通知が行われた場合、ストレージ解放手段7は、
図2(c)に示すように、新ストレージ識別情報「ST
l0l」のストレージ16が新しいカレントストレージ
16となるように切り替え(ステップS301)、新ス
トレージ識別情報「STl0l」をカレントストレージ
識別情報に複写し(ステップS302)、新ストレージ
識別情報を空にする(ステップS303)。
【0034】次に、図3を参照し、データ複写手段3が
動作したときのカレントストレージ16および新ストレ
ージ16内のデータレコード17の内容について、その
例を説明する。
【0035】ストレージ16内には、再編成フラグ18
およびデータ1〜データn(正整数)の項目を持つデー
タレコード17が表形式で格納されている(表に対する
行がデータレコード17に相当する)。ここでは、再編
成フラグ18として、複写が行われていない値として
「OFF」、複写が行われた値として「ON」が設定さ
れた場合を示し、データレコード17中の再編成フラグ
18の初期値として「OFF」が設定されているものと
する。
【0036】データ複写手段3は、まず、カレントスト
レージ16のデータ1として「AAAA」の値を持つデ
ータレコード17を新ストレージ16に複写し、カレン
トストレージ16内のデータレコード17中の再編成フ
ラグ18に複写が行われた状態を示す「ON」の値を設
定する。次に、データ複写手段3は、データ1として
「BBBB」の値を持つデータレコード17に対しても
同様の操作を行い、さらに表内の全データレコード17
に対しても順次同様の操作を行っていく。
【0037】データ複写手段3を有するデータベース再
編成プログラム2がデータベースファイル15に対して
実行されているときに、アプリケーションプログラム1
がレンジを意識してデータレコード17をアクセスした
場合、ストレージ情報取得手段8は、ストレージ/レン
ジ対応情報13を検索し(ステップS401)、レンジ
番号に対応するカレントストレージ識別情報および新ス
トレージ識別情報を取得し(ステップS402)、取得
したカレントストレージ識別情報および新ストレージ識
別情報をデータアクセス制御部9に通知する(ステップ
403)。なお、ストレージ/レンジ対応情報13に
は、データベース再編成プログラム2が実行されている
レンジに対しては、カレントストレージ識別情報および
新ストレージ識別情報が、データベース再編成プログラ
ム2が実行されていないレンジに対しては、カレントス
トレージ識別情報が管理されているので、ストレージ情
報取得手段8がデータアクセス制御部9に通知する識別
情報もこれに従う。
【0038】データ抽出手段10は、ストレージ情報取
得手段8から通知されたカレントストレージ識別情報を
元にアクセスすべきカレントストレージ16を決定し
(ステップS501)、新ストレージ識別情報が空でな
ければ(ステップS502)、ストレージ情報取得手段
8から通知された新ストレージ識別情報を元にアクセス
すべき新ストレージ16を決定する(ステップS50
3)。次に、データ抽出手段10は、カレントストレー
ジ16からデータレコード17を抽出し(ステップS5
04)、データレコード17中の再編成フラグ18が複
写の行われている値を示しているかどうか(図3を例に
とると、再編成フラグ18として「ON」が設定されて
いるか「OFF」が設定されているか)を判定する(ス
テップS505)。再編成フラグ18が複写の行われて
いない値を示していれば、データ抽出手段10は、カレ
ントストレージ16から抽出したデータレコード17を
データ集合14に出力する(ステップS506)。ま
た、再編成フラグ18が複写の行われている値を示して
いれば、データ抽出手段10は、新ストレージ16から
対応するデータレコード17を抽出し(ステップS50
7)、抽出したデータレコード17をデータ集合14に
出力する(ステップS508)。続いて、データ抽出手
段10は、カレントストレージ16のデータレコード1
7が終了したかどうかを判定し(ステップS509)、
終了していなければステップS504に制御を戻して、
ステップS504〜S509を繰り返す。ステップS5
09でカレントストレージ16のデータレコード17が
終了すると、データ抽出手段10は、処理を終了する。
【0039】データ検索手段11は、データ抽出手段1
0によって抽出されたデータ集合14から、アプリケー
ションプログラム1がアクセス対象としたデータレコー
ド17を検索し、その結果をリレーショナルデータベー
ス管理システム4を通じてアプリケーションプログラム
1に返却する。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、データレ
コード中に持たせた再編成フラグを更新しながらカレン
トストレージから新ストレージにデータレコードを複写
してリレーショナルデータベースの再編成を行うように
したことにより、オンライン情報システムの24時間運
転中でも、データベースの再編成を可能とし、リレーシ
ョナルデータベースを有するオンライン情報システムの
運用性を大幅に向上させることができるとともに、デー
タベース再編成処理が行われているリレーショナルデー
タベースに対して、アプリケーションプログラムがアク
セスを行う際に、データベース再編成プログラムによる
データレコードの格納状況の変更を意識することなくア
クセスすることを可能としたので、容易にアプリケーシ
ョンプログラムを作成することができ、アプリケーショ
ンプログラム開発の生産性を向上させることができると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るリレーショナルデータ
ベースアクセス制御方式の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1中のストレージ/レンジ対応情報の構成の
一例を示す図であり、(a)はデータベース再編成プロ
グラムの開始通知前の状態、(b)は開始通知後で終了
通知前の状態、(c)は終了通知後の状態をそれぞれ示
す。
【図3】図1中のデータ複写手段が動作したときのカレ
ントストレージおよび新ストレージ内のデータレコード
の内容の一例を示す図である。
【図4】図1中のストレージ確保手段の処理を示す流れ
図である。
【図5】図1中のデータ複写手段の処理を示す流れ図で
ある。
【図6】図1中のストレージ解放手段の処理を示す流れ
図である。
【図7】図1中のストレージ情報取得手段の処理を示す
流れ図である。
【図8】図1中のデータ抽出手段の処理を示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
1 アプリケーションプログラム 2 データベース再編成プログラム 3 データ複写手段 4 リレーショナルデータベース管理システム 5 ストレージ管理制御部 6 ストレージ確保手段 7 ストレージ解放手段 8 ストレージ情報取得手段 9 データアクセス制御部 10 デー夕抽出手段 11 データ検索手段 12 ストレージ情報格納領域 13 ストレージ/レンジ対応情報 14 データ集合 15 データベースファイル 16 ストレージ 17 データレコード 18 再編成フラグ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リレーショナルデータベースのデータ操
    作の基本単位である表のデータをレンジという単位に分
    割し、分割したデータをデータベースファイルの区画で
    あるストレージに格納管理し、格納管理されたデータを
    アプリケーションプログラムがアクセスすることのでき
    るリレーショナルデータベース管理システムにおいて、 カレントストレージ内のデータレコードを新ストレージ
    に順次複写し、カレントストレージ内のデータレコード
    中の再編成フラグに複写が行われたことを示す値を設定
    するデータ複写手段を有するデータベース再編成プログ
    ラムと、 このデータベース再編成プログラムが実行中の場合には
    カレントストレージ識別情報および新ストレージ識別情
    報を、前記データベース再編成プログラムの実行が行わ
    れていない場合にはカレントストレージ識別情報をレン
    ジ毎に対応づけたストレージ/レンジ対応情報を格納す
    るストレージ情報格納領域と、 前記データベース再編成プログラムが開始の通知をした
    ときに新ストレージを確保するとともに前記ストレージ
    /レンジ対応情報を検索し、対応するレンジに対して確
    保した新ストレージの識別情報を新ストレージ識別情報
    として追加し、カレントストレージ識別情報および新ス
    トレージ識別情報を前記データベース再編成プログラム
    に返却するストレージ確保手段と、 前記データベース再編成プログラムが終了の通知をした
    ときに新ストレージが新しいカレントストレージとなる
    ように切り替え、前記ストレージ/レンジ対応情報の対
    応するレンジに対して新ストレージ識別情報をカレント
    ストレージ識別情報に複写し、新ストレージ識別情報を
    空にするストレージ解放手段と、 アプリケーションプログラムがレンジを意識して前記デ
    ータベースファイル内のデータレコードをアクセスする
    ときに前記ストレージ/レンジ対応情報を検索し、レン
    ジに対応するカレントストレージ識別情報および新スト
    レージ識別情報を取得するストレージ情報取得手段と、 このストレージ情報取得手段により取得されたカレント
    ストレージ識別情報および新ストレージ識別情報が示す
    ストレージ内から再編成フラグが複写の行われていない
    値を示しているデータレコードをデータ集合として抽出
    するデータ抽出手段と、 前記データ集合からアクセス対象となるデータレコード
    を検索するデータ検索手段とを有することを特徴とする
    リレーショナルデータベースアクセス制御方式。
  2. 【請求項2】 前記ストレージ/レンジ対応情報の各エ
    ントリに、レンジ番号,カレントストレージ識別情報お
    よび新ストレージ識別情報が管理されている請求項1記
    載のリレーショナルデータベースアクセス制御方式。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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