JPH1055297A - ヒストリカルデータベース - Google Patents

ヒストリカルデータベース

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JPH1055297A
JPH1055297A JP8212507A JP21250796A JPH1055297A JP H1055297 A JPH1055297 A JP H1055297A JP 8212507 A JP8212507 A JP 8212507A JP 21250796 A JP21250796 A JP 21250796A JP H1055297 A JPH1055297 A JP H1055297A
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time
data
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JP8212507A
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Inventor
Chikashi Shinohara
史 篠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、冗長化された一方の停止時間中に
他方でデータを変更しても、一方の起動時には変更内容
をコピーでき、データの整合性の向上を図る。 【解決手段】 変更時刻記憶手段(32A,33A)
が、ある時刻キーを指定してデータの変更要求を受けた
とき、指定された時刻キーに対応するデータを変更し、
この変更した時刻を変更時刻キーとして、前記指定され
た時刻キーを記憶し、停止中データコピー手段(34
B)が、自己の起動時に、停止時間中の時刻を時刻キー
とするデータを他のデータベース本体(30A)からコ
ピーし、停止中変更データコピー手段(34B)が、自
己の起動時に、停止時間中の時刻に基づいて他のデータ
ベース本体の変更時刻記憶手段(32A)を検索し、該
当する変更時刻キーにより記憶された時刻キーを指定し
て対応するデータを他のデータベース本体からコピーす
るヒストリカルデータベース。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、時刻とと
もに変化するプロセスデータを周期的に収集する冗長化
されたヒストリカルデータベースに係わり、特に、一方
の停止時間中に他方でデータを変更しても、一方の起動
時には変更内容をコピーでき、整合性を向上し得るヒス
トリカルデータベースに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、時刻につれて変化するデータを
扱う、例えばプロセス監視の如き分野では、このような
時刻とともに変化するプロセスデータを周期的に収集し
て保存するためにヒストリカルデータベースが用いられ
ている。また、このようなヒストリカルデータベース
は、通常、データの保全性の観点から冗長化されて構成
されている。
【0003】図8はこの種の冗長化されたヒストリカル
データベースの搭載された各ホストコンピュータとその
接続構成を示すブロック図であり、第1のホストコンピ
ュータに属するものにはAの符号を付すとともに、第2
のホストコンピュータに属するものにはBの符号を付し
て説明する。また、各ヒストリカルデータベース10
A,10Bは互いに同一構成のため、主に、第1のヒス
トリカルデータベース10A及び第1のホストコンピュ
ータを例に挙げて説明する。
【0004】このヒストリカルデータベース10Aは、
時刻キー毎にデータが記憶されるデータ検索テーブル1
1A、クライアントからの読出/書込要求を処理する要
求処理部12A、各ヒストリカルデータベース10A,
10B相互間の時刻キー毎のデータを一致させるデータ
等値化部13Aを備えており、具体的には、クライアン
ト14A及びデータベースインタフェース15Aを有す
る第1のホストコンピュータ16Aに搭載されている。
【0005】この第1のホストコンピュータ16Aはネ
ットワーク20を介して第2のホストコンピュータ16
Bに接続されている。第2のホストコンピュータ16B
は、第1のホストコンピュータ16Aと同様に、クライ
アント14B及びデータベースインタフェース15Bを
有し、且つ第1のヒストリカルデータベース10Aと同
一構成の第2のヒストリカルデータベース10Bを搭載
している。
【0006】また、クライアント14Aは、時刻キーを
指定してデータ書込をヒストリカルデータベース10A
に要求するデータ収集機能と、時刻キーを指定してデー
タ読出をヒストリカルデータベース10Aに要求するト
レンドグラフ表示機能と、時刻キーを指定してデータ変
更をヒストリカルデータベース10Aに要求するデータ
ベースメンテナンス機能とを備えている。
【0007】これにより、例えば、あるクライアント1
4Aがデータ収集機能により、データベースインタフェ
ース15Aを介してヒストリカルデータベース10Aに
書込要求した場合、このデータベースインタフェース1
5Aが同一データの書込要求を他のホストコンピュータ
16Bのヒストリカルデータベース10Bにも送出して
両ヒストリカルデータベース10A,10Bの冗長化を
実現させている。
【0008】通常の書込時には、データベースインタフ
ェース15Aは、全てのヒストリカルデータベース10
A,10Bに同一データの書込要求を与える。ところ
で、データ書込時に、停止中のホストコンピュータ16
Bがあるとき、そのホストコンピュータ16Bのヒスト
リカルデータベース10Bでは、他のホストコンピュー
タ16Aのヒストリカルデータベース10Aとデータが
不一致となる。従って、その停止中のホストコンピュー
タ16Bが再起動したとき、他のホストコンピュータ1
6Aのヒストリカルデータベース10Aからデータをコ
ピーして同時刻のデータを互いに一致させるデータ等値
化部13Bを設けている。また、このとき、データを保
有する他のホストコンピュータ16Aが停止中である可
能性があるため、ヒストリカルデータベース10A,1
0Bをもつホストコンピュータ10A,10Bが再起動
する毎に、データ等値化部13A,13Bを動作させる
必要がある。
【0009】このようなデータ等値化部13Aでは、ヒ
ストリカルデータベース10Aの再起動時に、前回の動
作中に書込まれたデータの時刻キーの最新値と、今回の
再起動時刻との間を停止時間として決定し、この停止時
間内の時刻を時刻キーとして他のホストコンピュータ1
6Bのヒストリカルデータベース10Bにデータのコピ
ーを要求する。
【0010】これにより、ヒストリカルデータベース1
0Aでは、自己の停止時間中に他のヒストリカルデータ
ベース10Bに収集されたデータであっても、自己の再
起動時に取得可能とする。
【0011】また、クライアント14Aは、データベー
スメンテナンス機能により、過去のデータを変更する場
合、書込済みの時刻キーと同一の時刻キーを指定して書
込要求をヒストリカルデータベース10Aに与える。
【0012】ヒストリカルデータベース10Aでは、書
込要求を受けた場合、指定された時刻キーで既にデータ
が書込済みの場合には、その書込済みのデータを新規の
データに書換える。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら以上のよ
うなヒストリカルデータベース10Aでは、第2のホス
トコンピュータ10Bの停止時間中に、第1のホストコ
ンピュータ16Aにてデータが変更された場合、停止時
間中のホストコンピュータ16Bのヒストリカルデータ
ベース10Bでは、第1のホストコンピュータ16Aの
ヒストリカルデータベース10Aと比べ、同時刻のデー
タであってもデータが不一致となり、データの整合性を
低下させる問題がある。
【0014】また、停止していたホストコンピュータ1
0Bが再起動時にデータ等値化部13Bにより、データ
を一致させるとしても、停止前にデータが書込まれてい
た場合、そのデータは変更されず、不一致となる。
【0015】従って、ヒストリカルデータベース10A
のクライアント14Aは、データを整合させるため、全
てのヒストリカルデータベース10A,10Bの動作中
にのみデータを変更するか、又は停止中のヒストリカル
データベース10Bの起動後に、再度データを変更する
必要があり、いずれにしても変更処理を複雑化させる問
題がある。
【0016】また、一方、ヒストリカルデータベース1
0Bのクライアント14Bによっては、全データの合計
値などのように、複数のデータ間の演算結果を用いるこ
とがある。このようなクライアント14Bでは、過去の
データが変更された場合、そのデータを用いて算出され
る全てのデータに関し、変更後のデータを代入して再度
演算を実行する必要があるが、この再演算には多大な負
荷がかかる問題がある。
【0017】本発明は上記実情を考慮してなされたもの
で、冗長化された一方の停止時間中に他方でデータを変
更しても、一方の起動時にはその変更内容をコピーで
き、もって、変更を容易としつつ、データの整合性を向
上し得るヒストリカルデータベースを提供することを目
的とする。
【0018】また、本発明の第2の目的は、過去のデー
タを変更した際に、そのデータに基づく再演算時の負荷
を低減し得るヒストリカルデータベースを提供すること
にある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1に対応する発明
は、互いにネットワーク接続された複数のホストコンピ
ュータに個別に搭載され、周期的に時刻キー毎にデータ
を保存する冗長化されたヒストリカルデータベースであ
って、ある時刻キーを指定してデータの変更要求を受け
たとき、前記指定された時刻キーに対応するデータを変
更し、この変更した時刻を変更時刻キーとして、前記指
定された時刻キーを記憶する変更時刻記憶手段と、自己
のヒストリカルデータベース本体の起動時に、停止時間
中の時刻を時刻キーとするデータを他のヒストリカルデ
ータベース本体からコピーする停止中データコピー手段
と、前記自己のヒストリカルデータベース本体の起動時
に、停止時間中の時刻に基づいて前記他のヒストリカル
データベース本体の前記変更時刻記憶手段を検索し、こ
の変更時刻記憶手段内に前記停止時間中の時刻に該当す
る前記変更時刻キーがあるとき、この変更時刻キーによ
り記憶された前記時刻キーを指定してデータを前記他の
ヒストリカルデータベース本体からコピーする停止中変
更データコピー手段とを備えたヒストリカルデータベー
スである。
【0020】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応するヒストリカルデータベースにおいて、前記
変更時刻記憶手段としては、前記変更時刻キー毎に前記
指定された時刻キーと前記変更する前のデータとを記憶
するヒストリカルデータベースである。 (作用)従って、請求項1に対応する発明は以上のよう
な手段を講じたことにより、変更時刻記憶手段が、ある
時刻キーを指定してデータの変更要求を受けたとき、指
定された時刻キーに対応するデータを変更し、この変更
した時刻を変更時刻キーとして、前記指定された時刻キ
ーを記憶し、停止中データコピー手段が、自己のヒスト
リカルデータベース本体の起動時に、停止時間中の時刻
を時刻キーとするデータを他のヒストリカルデータベー
ス本体からコピーし、停止中変更データコピー手段が、
自己のヒストリカルデータベース本体の起動時に、停止
時間中の時刻に基づいて他のヒストリカルデータベース
本体の変更時刻記憶手段を検索し、この変更時刻記憶手
段内に停止時間中の時刻に該当する変更時刻キーがある
とき、この変更時刻キーにより記憶された時刻キーを指
定して対応するデータを他のヒストリカルデータベース
本体からコピーするので、冗長化された一方の停止時間
中に他方でデータを変更しても、一方の起動時にはその
変更内容をコピーでき、もって、変更を容易としつつ、
データの整合性を向上させることができる。
【0021】また、請求項2に対応する発明は、請求項
1に対応する変更時刻記憶手段としては、変更時刻キー
毎に、指定された時刻キーと変更する前のデータとを記
憶するので、請求項1に対応する作用と同様の作用に加
え、例えば全データの合計値を演算済みの場合でも、変
更前のデータを記憶することにより、変更の前後のデー
タの差分を合計値に加える旨の補正演算を実行可能とし
ているので、過去のデータを変更した際に、そのデータ
に基づく再演算時の負荷の低減を期待することができ
る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。 (第1の実施の形態)図1は本発明の第1の実施の形態
に係るヒストリカルデータベースの搭載された各ホスト
コンピュータとその接続構成を示すブロック図であり、
第1のホストコンピュータに属するものにはAの符号を
付すとともに、第2のホストコンピュータに属するもの
にはBの符号を付して説明する。また、各ヒストリカル
データベース30A,30Bは互いに同一構成のため、
主に、第1のヒストリカルデータベース30A及び第1
のホストコンピュータを例に挙げて説明する。
【0023】このヒストリカルデータベース30Aは、
データ検索テーブル31A、変更時刻検索テーブル32
A、要求処理部33A、データ等値化部34Aを備えて
おり、具体的には前述同様に、クライアント35A及び
データベースインタフェース36Aを有する第1のホス
トコンピュータ37Aに搭載されている。
【0024】この第1のホストコンピュータ37Aはネ
ットワーク40を介して第2のホストコンピュータ37
Bに接続されている。第2のホストコンピュータ37B
は、第1のホストコンピュータ37Aと同様に、クライ
アント35B及びデータベースインタフェース36Bを
有し、且つ第1のヒストリカルデータベース30Aと同
一構成の第2のヒストリカルデータベース30Bを搭載
している。
【0025】ここで、データ検索テーブル31Aは、要
求処理部33A及びデータ等値化部34Aからアクセス
可能に設けられ、図2に示すように、時刻キー毎に、デ
ータが記憶されるものである。
【0026】変更時刻検索テーブル32Aは、要求処理
部33Aからアクセス可能に設けられ、図3に示すよう
に、変更時刻キー毎に、指定された時刻キーが記憶され
るものである。
【0027】要求処理部33Aは、クライアント35A
からデータベースインタフェース36Aを介して受ける
読出/書込要求をデータ検索テーブル31A又は変更時
刻検索テーブル32Aを用いて処理する機能をもってい
る。
【0028】例えば、要求処理部33Aは、ある時刻キ
ーを指定してデータの変更要求を受けたとき、指定され
た時刻キーに対応するデータを変更し、この変更した時
刻を変更時刻キーとして、当該指定された時刻キーを変
更時刻検索テーブル32Aに書込む機能をもっている。
なお、要求処理部33Aは、前述した通常の読出/書込
機能ももっている。
【0029】データ等値化部34Aは、ヒストリカルデ
ータベース30Aの起動時に、データ検索テーブル31
A及び変更時刻検索テーブル32Aを用い、各ヒストリ
カルデータベース30A,30B相互間のデータ検索テ
ーブル31A,31Bにおける時刻キー毎のデータを一
致させる機能をもっている。
【0030】例えば、データ等値化部34Aは、自己の
ヒストリカルデータベース30Aの起動時に、停止時間
中の時刻を時刻キーとするデータを他のヒストリカルデ
ータベース30Bからコピーする停止中データコピー機
能をもっている。
【0031】また、データ等値化部34Aは、自己のヒ
ストリカルデータベース30Aの起動時に、停止時間中
の時刻に基づいて変更時刻検索テーブル32Aを検索
し、変更時刻検索テーブル32A内に停止時間中の時刻
に該当する変更時刻キーがあるとき、この変更時刻キー
に対応するデータを他のヒストリカルデータベース30
Bからコピーする停止中変更データコピー機能をもって
いる。
【0032】クライアント35Aは、前述同様に、時刻
キーを指定してデータ書込をヒストリカルデータベース
30Aに要求するデータ収集機能と、時刻キーを指定し
てデータ読出をヒストリカルデータベース30Aに要求
するトレンドグラフ表示機能と、時刻キーを指定してデ
ータ変更をヒストリカルデータベース30Aに要求する
データベースメンテナンス機能とを備えている。
【0033】データベースインタフェース36Aは、ク
ライアント35Aから受ける書込要求を全てのヒストリ
カルデータベース30Aに与える機能と、自己のホスト
コンピュータ37Aのヒストリカルデータベース30A
と他のヒストリカルデータベース30Bとの間で互いに
読出/書込要求及びデータを授受するための送受信機能
をもっている。
【0034】次に、以上のように構成されたヒストリカ
ルデータベースの動作を説明する。いま、例えば第1の
ホストコンピュータ37Aは、図示しないセンサから得
られる信号S1,…の値を1時間毎にヒストリカルデー
タベース30Aに収集し、その収集結果を図4に示すよ
うに、「日報」の形式にして出力処理するものとする。
なお、この日報は、各信号S1,…毎に、1:00,
2:00,…,24:00(以下、丁度の時刻という)
における1時間毎のデータと、各データの1日の合計値
と、その合計値を24で除した平均値とを表形式にて示
すものである。
【0035】このとき、ホストコンピュータ37Aのク
ライアント35Aは、1:00,2:00等の毎時にデ
ータを収集し、データベースインタフェース36Aを介
して各ヒストリカルデータベース30A,30Bに、
1:00等の時刻キーを指定してデータの書込要求を与
える。
【0036】これにより、各ヒストリカルデータベース
30A,30Bでは、丁度の時刻になると、要求処理部
33A,33Bを介し、該当する時刻キー毎に、データ
がデータ検索テーブル31A,31Bに書込まれる。 (停止中の事象)ここで、第2のホストコンピュータ3
7Bが時刻2:40〜3:40の間の1時間だけ停止す
るとし、且つ時刻3:40にデータを変更する場合を図
5を用いて説明する。
【0037】まず、時刻2:00におけるデータは、第
1及び第2のヒストリカルデータベース30A,30B
に書込まれる。次に、時刻2:40になると、第2のヒ
ストリカルデータベース30Bが停止する。このため、
時刻3:00におけるデータは、第1のヒストリカルデ
ータベース30Aのみに書込まれる。
【0038】次に、時刻3:30にて操作者の操作によ
り、第1のホストコンピュータ37Aが、書込済みの時
刻2:00を時刻キーとして指定し、第1のヒストリカ
ルデータベース30Aのデータ検索テーブル31Aにお
ける時刻2:00のデータの値を変更する。同時に、第
1のヒストリカルデータベース30Aは、この変更した
時刻3:30を変更時刻キーとして、変更対象の時刻キ
ー(2:00)を変更時刻検索テーブル32に記憶す
る。 (停止中の収集に伴う等値化処理)次に、時刻3:40
になり、第2のホストコンピュータ37B及び第2のヒ
ストリカルデータベース30Bが起動されると、前述同
様に、第2のヒストリカルデータベース30Bのデータ
等値化部34Bが、保存データの時刻キーの最新値2:
00から起動時の時刻3:40までの間を停止時間と決
定し、停止時間中の時刻を時刻キーとして第1のホスト
コンピュータ37Aのヒストリカルデータベース30A
にデータを読出要求する。
【0039】第1のヒストリカルデータベース30A
は、この読出要求により、停止時間中の時刻に該当する
時刻3:00を時刻キーとするデータを第2のヒストリ
カルデータベース30Bに与える。
【0040】これにより、第2のヒストリカルデータベ
ース30Bでは、時刻3:00におけるデータを、3:
00の時刻キーとともにデータ検索テーブル31Bに書
込む。このように、停止時間中の収集データを起動後に
書込むことにより、前述同様に、データを冗長化してい
る。 (停止中の変更に伴う等値化処理)また、時刻3:40
になり、第2のホストコンピュータ37B及び第2のヒ
ストリカルデータベース30Bが起動されると、第2の
ヒストリカルデータベース30Bのデータ等値化部34
Bが、前述同様に決定した停止時間中の時刻を時刻キー
として、第1のヒストリカルデータベース30Aの要求
処理部33Aに変更時刻検索テーブル32Aの検索を要
求する。
【0041】第1のヒストリカルデータベース30Aの
要求処理部33Aは、停止時間中の時刻に該当する変更
時刻キーが変更時刻検索テーブル32A内に有るか否か
を判定し、今回は停止時間2:40〜3:40に対し、
変更時刻3:30のため、変更時刻キー有りと判定し、
図6に示すように、この変更時刻キー(3:30)から
変更時刻検索テーブル32A内の当該変更に係るデータ
の時刻キー(2:00)を検索する。
【0042】しかる後、この要求処理部33Aは、この
時刻キー(2:00)に対応する現在のデータをデータ
検索テーブル31Aから読出して第2のヒストリカルデ
ータベース30Bのデータ等値化部34Bに向けて送出
する。
【0043】これにより、このデータ等値化部34B
は、この変更後の2:00のデータを受けると、データ
検索テーブル31B内の時刻キー(2:00)のデータ
と書換える。
【0044】このように、既に書込済みのデータがホス
トコンピュータ37Bの停止中に他で変更されても、変
更時刻キーの記録により、停止中の変更の有無を確認し
て変更有のデータのみをコピーするため、データの整合
性を向上させることができる。
【0045】上述したように第1の実施の形態によれ
ば、要求処理部33Aが、ある時刻キーを指定してデー
タの変更要求を受けたとき、指定された時刻キーに対応
するデータを変更し、この変更した時刻を変更時刻キー
として、指定された時刻キーを変更時刻検索テーブル3
2Aに記憶させ、データ等値化部34Bが、自己のヒス
トリカルデータベース30Bの起動時に、停止時間中の
時刻を時刻キーとするデータを他のヒストリカルデータ
ベース30Aからコピーし、データ等値化部34Bが、
自己のヒストリカルデータベース30Bの起動時に、停
止時間中の時刻に基づいて他の要求処理部33Aを介し
て変更時刻検索テーブル32Aを検索し、変更時刻検索
テーブル32A内に停止時間中の時刻に該当する変更時
刻キーがあるとき、この変更時刻キーにより記憶された
時刻キーを指定して対応するデータを他のヒストリカル
データベース30Aからコピーするので、冗長化された
一方の停止時間中に他方でデータを変更しても、一方の
起動時にはその変更内容をコピーでき、もって、変更を
容易としつつ、データの整合性を向上させることができ
る。
【0046】また、停止中のホストコンピュータ37B
がある場合にもデータの変更操作を可能とし、再起動後
の再変更操作を省略することができる。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
に係るヒストリカルデータベースについて図面を参照し
て説明するが、図1乃至図3と同一部分には同一符号を
付してその詳しい説明は省略し、ここでは異なる部分に
ついてのみ述べる。
【0047】すなわち、本実施の形態に係るヒストリカ
ルデータベースは、第1の実施の形態の変形形態であっ
て、過去のデータを変更した際に、そのデータに基づく
再演算時の負荷の低減を図るものであり、具体的には図
7に示すように、変更時刻検索テーブル32Aとして
は、指定された時刻キーに加え、変更時刻キー毎に、変
更する前のデータが記憶される構成となっている。な
お、図示しないが、変更時刻検索テーブル32Bも同一
構成である。
【0048】すなわち、変更時刻検索テーブル32A
は、変更時刻キー毎に、指定された時刻キーと、変更す
る前のデータとが記憶されるものである。これにより、
例えば、一ケ月前のような過去のデータを変更した際
に、変更前のデータを含んだ全データの合計値を演算済
みの場合でも、変更時刻検索テーブル32A内に記憶さ
れた変更前のデータを用い、変更の前後のデータの差分
を合計値に加える旨の補正演算を実行可能としているの
で、全データの合計を再演算する従来と比べ、変更に係
るデータに基づく再演算時の負荷の低減を期待すること
ができる。 (他の実施の形態)なお、上記実施形態に記載した手法
は、コンピュータに実行させることのできるプログラム
として、磁気ディスク(フロッピーディスク、ハードデ
ィスクなど)、光ディスク(CD−ROM,DVDな
ど)、半導体メモリなどの記憶媒体に格納して頒布する
こともできる。その他、本発明はその要旨を逸脱しない
範囲で種々変形して実施できる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、変更時刻記憶手段が、ある時刻キーを指定してデ
ータの変更要求を受けたとき、指定された時刻キーに対
応するデータを変更し、この変更した時刻を変更時刻キ
ーとして、前記指定された時刻キーを記憶し、停止中デ
ータコピー手段が、自己のヒストリカルデータベース本
体の起動時に、停止時間中の時刻を時刻キーとするデー
タを他のヒストリカルデータベース本体からコピーし、
停止中変更データコピー手段が、自己のヒストリカルデ
ータベース本体の起動時に、停止時間中の時刻に基づい
て他のヒストリカルデータベース本体の変更時刻記憶手
段を検索し、この変更時刻記憶手段内に停止時間中の時
刻に該当する変更時刻キーがあるとき、この変更時刻キ
ーにより記憶された時刻キーを指定して対応するデータ
を他のヒストリカルデータベース本体からコピーするの
で、冗長化された一方の停止時間中に他方でデータを変
更しても、一方の起動時にはその変更内容をコピーで
き、もって、変更を容易としつつ、データの整合性を向
上できるヒストリカルデータベースを提供できる。
【0050】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の変更時刻記憶手段としては、変更時刻キー毎に、指定
された時刻キーと変更する前のデータとを記憶するの
で、請求項1の効果に加え、例えば全データの合計値を
演算済みの場合でも、変更前のデータを記憶することに
より、変更の前後のデータの差分を合計値に加える旨の
補正演算を実行可能としているので、過去のデータを変
更した際に、そのデータに基づく再演算時の負荷の低減
を期待できるヒストリカルデータベースを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るヒストリカル
データベースの搭載された各ホストコンピュータとその
接続構成を示すブロック図
【図2】同実施の形態におけるデータ検索テーブルの構
成を示す模式図
【図3】同実施の形態における変更時刻検索テーブルの
構成を示す模式図
【図4】同実施の形態における収集結果を説明するため
の日報の模式図
【図5】同実施の形態における動作を説明するためのシ
ーケンス図
【図6】同実施の形態における動作を説明するための模
式図
【図7】本発明の第2の実施の形態に係る変更時刻検索
テーブルの構成を説明するための模式図
【図8】従来の冗長化されたヒストリカルデータベース
の搭載された各ホストコンピュータとその接続構成を示
すブロック図
【符号の説明】
30A,30B…ヒストリカルデータベース 31A,30B…データ検索テーブル 32A,32B…変更時刻検索テーブル 33A,33B…要求処理部 34A,34B…データ等値化部 35A,35B…クライアント 36A,36B…データベースインタフェース 37A,37B…ホストコンピュータ 40…ネットワーク

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いにネットワーク接続された複数のホ
    ストコンピュータに個別に搭載され、周期的に時刻キー
    毎にデータを保存する冗長化されたヒストリカルデータ
    ベースであって、 ある時刻キーを指定してデータの変更要求を受けたと
    き、前記指定された時刻キーに対応するデータを変更
    し、この変更した時刻を変更時刻キーとして、前記指定
    された時刻キーを記憶する変更時刻記憶手段と、 自己のヒストリカルデータベース本体の起動時に、停止
    時間中の時刻を時刻キーとするデータを他のヒストリカ
    ルデータベース本体からコピーする停止中データコピー
    手段と、 前記自己のヒストリカルデータベース本体の起動時に、
    停止時間中の時刻に基づいて前記他のヒストリカルデー
    タベース本体の前記変更時刻記憶手段を検索し、この変
    更時刻記憶手段内に前記停止時間中の時刻に該当する前
    記変更時刻キーがあるとき、この変更時刻キーにより記
    憶された前記時刻キーを指定してデータを前記他のヒス
    トリカルデータベース本体からコピーする停止中変更デ
    ータコピー手段とを備えたことを特徴とするヒストリカ
    ルデータベース。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のヒストリカルデータベ
    ースにおいて、 前記変更時刻記憶手段は、前記変更時刻キー毎に、前記
    指定された時刻キーと前記変更する前のデータとを記憶
    することを特徴とするヒストリカルデータベース。
JP8212507A 1996-08-12 1996-08-12 ヒストリカルデータベース Pending JPH1055297A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016527607A (ja) * 2013-06-20 2016-09-08 博世尼克資訊股▲ふん▼有限公司 プログラムをダウンロードする方法
CN108733793A (zh) * 2018-05-14 2018-11-02 北京大学 一种面向关系数据库的本体模型构造方法及系统

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JP2016527607A (ja) * 2013-06-20 2016-09-08 博世尼克資訊股▲ふん▼有限公司 プログラムをダウンロードする方法
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