JPH08278911A - 多重系処理システム - Google Patents
多重系処理システムInfo
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- JPH08278911A JPH08278911A JP7080493A JP8049395A JPH08278911A JP H08278911 A JPH08278911 A JP H08278911A JP 7080493 A JP7080493 A JP 7080493A JP 8049395 A JP8049395 A JP 8049395A JP H08278911 A JPH08278911 A JP H08278911A
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- JP
- Japan
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- data
- database
- processing
- management means
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多重系処理を専用ハードウェアを用いること
なく効率的に行う。 【構成】 ネットワーク上に分散された複数のデータベ
ースサイト2Aのデータ収集手段5Aによりセンサ1か
らデータを収集し、クライアントサイト7からの更新要
求があると、複製管理手段の指示によりデータベース管
理手段が上記収集したデータを処理して各々のディスク
装置11に保存して二重化を実現する。データ収集手段
5A,データベース管理手段6Aが故障の時は、データ
収集手段5B,データベース管理手段6Bでデータ処理
を行う。 【効果】 複製管理手段はソフトウエアで構成し、専用
のハードウエアを必要とせず、また、複製管理手段でデ
ータの一元管理をして容易に二重化を実現する。
なく効率的に行う。 【構成】 ネットワーク上に分散された複数のデータベ
ースサイト2Aのデータ収集手段5Aによりセンサ1か
らデータを収集し、クライアントサイト7からの更新要
求があると、複製管理手段の指示によりデータベース管
理手段が上記収集したデータを処理して各々のディスク
装置11に保存して二重化を実現する。データ収集手段
5A,データベース管理手段6Aが故障の時は、データ
収集手段5B,データベース管理手段6Bでデータ処理
を行う。 【効果】 複製管理手段はソフトウエアで構成し、専用
のハードウエアを必要とせず、また、複製管理手段でデ
ータの一元管理をして容易に二重化を実現する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は二重系、三重系などの多
重系の処理システムに関するもので、冗長性を持たせる
ことにより信頼性のあるデータの処理・保存を行うシス
テムに関するものである。
重系の処理システムに関するもので、冗長性を持たせる
ことにより信頼性のあるデータの処理・保存を行うシス
テムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来の二重系処理装置である。図
8において、1は非定期または定期的にデータを発生す
るセンサ、2は主系であるデータベースサイト、3は従
系であるデータベースサイトである。
8において、1は非定期または定期的にデータを発生す
るセンサ、2は主系であるデータベースサイト、3は従
系であるデータベースサイトである。
【0003】4は主系/従系データベースサイト2,3
の状態を管理する系状態管理機構、5はセンサ1のデー
タを非定期または定期的に収集するデータ収集手段、6
はデータ収集手段5によって得られたデータを蓄積・管
理するデータベース管理手段、7は主系データベースサ
イト2に対しデータ検索要求を行うクライアントサイト
である。
の状態を管理する系状態管理機構、5はセンサ1のデー
タを非定期または定期的に収集するデータ収集手段、6
はデータ収集手段5によって得られたデータを蓄積・管
理するデータベース管理手段、7は主系データベースサ
イト2に対しデータ検索要求を行うクライアントサイト
である。
【0004】8はクライアント7とデータベースサイト
2、3を接続するネットワーク、9は系状態管理機構4
よりクライアントサイト7にネットワーク8もしくは機
械的に通知される主系データベースサイト情報、10は
主系データベースサイト2のデータベース管理手段6よ
りデータの参照・書き込みが行われるマルチポートディ
スク機構、11はマルチポートディスク機構10にて制
御される複数のディスク装置である。
2、3を接続するネットワーク、9は系状態管理機構4
よりクライアントサイト7にネットワーク8もしくは機
械的に通知される主系データベースサイト情報、10は
主系データベースサイト2のデータベース管理手段6よ
りデータの参照・書き込みが行われるマルチポートディ
スク機構、11はマルチポートディスク機構10にて制
御される複数のディスク装置である。
【0005】次に従来の二重系装置の系切替え手段につ
いて説明する。系状態管理機構4がデータベースサイト
2および3に対して定期的に状態を監視することにより
得られた主系サイト情報9はネットワーク8経由もしく
は機械手段によりクライアントサイト7に通知される。
なお、データベースサイト2、3が共に正常であった場
合はあらかじめ決められたサイト、例えば、データベー
スサイト2を主系とする。
いて説明する。系状態管理機構4がデータベースサイト
2および3に対して定期的に状態を監視することにより
得られた主系サイト情報9はネットワーク8経由もしく
は機械手段によりクライアントサイト7に通知される。
なお、データベースサイト2、3が共に正常であった場
合はあらかじめ決められたサイト、例えば、データベー
スサイト2を主系とする。
【0006】次に従来の二重系処理装置のデータ一元管
理手段について説明する。主系データベースサイト2は
データベースサイト2および3の共通資源であるマルチ
ポートディスク機構10に対して必要に応じてデータの
参照/書き込み要求を行う。マルチポートディスク機構
10ではデータの参照/書き込み要求に基づき、ディス
ク装置11に対してデータの参照/書き込みを行う。こ
のとき、必要に応じてデータの二重書きを行い一方のデ
ータが消失しても他方のデータでバックアップすること
ができる。このとき、従系データベースサイト3はマル
チポートディスク機構10に対するデータ参照/書き込
み要求は行わない。
理手段について説明する。主系データベースサイト2は
データベースサイト2および3の共通資源であるマルチ
ポートディスク機構10に対して必要に応じてデータの
参照/書き込み要求を行う。マルチポートディスク機構
10ではデータの参照/書き込み要求に基づき、ディス
ク装置11に対してデータの参照/書き込みを行う。こ
のとき、必要に応じてデータの二重書きを行い一方のデ
ータが消失しても他方のデータでバックアップすること
ができる。このとき、従系データベースサイト3はマル
チポートディスク機構10に対するデータ参照/書き込
み要求は行わない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の二重系処理
装置では、系状態管理機構4およびマルチポートディス
ク機構10の専用のハードウェアを用いる必要があり、
システムの柔軟性・移植性が低いという問題点があっ
た。
装置では、系状態管理機構4およびマルチポートディス
ク機構10の専用のハードウェアを用いる必要があり、
システムの柔軟性・移植性が低いという問題点があっ
た。
【0008】この発明は上記のような課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は専用のハードウェ
アを用いることなく、ソフトウェアのみにより二重系の
みならず三重系以上の多重系にも適用でき、また、一つ
のデータベースサイトがダウンした場合にデータの復元
が容易にできるようにし、また、全てのデータベースサ
イトに支障があった場合でも、支障の解消後にその支障
があった期間のデータを処理をすることが可能な多重系
の処理システムを提供するものである。
めになされたものであり、その目的は専用のハードウェ
アを用いることなく、ソフトウェアのみにより二重系の
みならず三重系以上の多重系にも適用でき、また、一つ
のデータベースサイトがダウンした場合にデータの復元
が容易にできるようにし、また、全てのデータベースサ
イトに支障があった場合でも、支障の解消後にその支障
があった期間のデータを処理をすることが可能な多重系
の処理システムを提供するものである。
【0009】
(1)この発明に係る多重系処理システムは、データ収
集手段でデータを収集してデータベース管理手段でデー
タ処理し、その処理結果を記憶装置で保存するデータベ
ースサイトを複数個ネットワーク接続した処理システム
にあって、上記複数個の内の一つのデータベースサイト
に複製管理手段を設け、上記データ収集手段で収集した
データを上記複製管理手段が上記データベース管理手段
に対して所定のデータ処理をするよう指示すると共に、
その処理結果を少なくとも二つの上記記憶装置に保存す
るよう指示して、処理・保存を行わせるようにしたもの
である。
集手段でデータを収集してデータベース管理手段でデー
タ処理し、その処理結果を記憶装置で保存するデータベ
ースサイトを複数個ネットワーク接続した処理システム
にあって、上記複数個の内の一つのデータベースサイト
に複製管理手段を設け、上記データ収集手段で収集した
データを上記複製管理手段が上記データベース管理手段
に対して所定のデータ処理をするよう指示すると共に、
その処理結果を少なくとも二つの上記記憶装置に保存す
るよう指示して、処理・保存を行わせるようにしたもの
である。
【0010】(2)また、データ収集手段でデータを収
集してデータベース管理手段でデータ処理し、その処理
結果を記憶装置で保存するデータベースサイトを複数個
ネットワーク接続した処理システムにあって、上記複数
個の内の二つ以上のデータベースサイトに複製管理手段
を設け、上記データ収集手段で収集したデータを上記複
数個の内の一つの複製管理手段が上記データベース管理
手段に対して所定のデータ処理をするよう指示すると共
に、その処理結果を少なくとも二つの上記記憶装置に保
存するよう指示して、処理・保存を行わせ、上記一つの
複製管理手段が不動作時は、上記他の複製管理手段の一
つが動作するようにしたものである。
集してデータベース管理手段でデータ処理し、その処理
結果を記憶装置で保存するデータベースサイトを複数個
ネットワーク接続した処理システムにあって、上記複数
個の内の二つ以上のデータベースサイトに複製管理手段
を設け、上記データ収集手段で収集したデータを上記複
数個の内の一つの複製管理手段が上記データベース管理
手段に対して所定のデータ処理をするよう指示すると共
に、その処理結果を少なくとも二つの上記記憶装置に保
存するよう指示して、処理・保存を行わせ、上記一つの
複製管理手段が不動作時は、上記他の複製管理手段の一
つが動作するようにしたものである。
【0011】(3)データ収集手段とは別に、データを
収集し記憶するバックアップデータ保存手段を設け、上
記データ収集手段でのデータ収集以降の処理が実行不可
能の場合は、少なくとも実行不可能時のデータを上記バ
ックアップデータ保存手段に保存し、上記データ処理の
実行が可能となった場合は、上記バックアップデータ保
存手段から読み出し処理し得るようにしたものである。
収集し記憶するバックアップデータ保存手段を設け、上
記データ収集手段でのデータ収集以降の処理が実行不可
能の場合は、少なくとも実行不可能時のデータを上記バ
ックアップデータ保存手段に保存し、上記データ処理の
実行が可能となった場合は、上記バックアップデータ保
存手段から読み出し処理し得るようにしたものである。
【0012】(4)複製管理手段に複製管理テーブルを
設け、この複製管理テーブルは取り扱うデータの種類と
そのデータの種類に応じてデータを処理し保存する複数
のデータベースサイトとを指定し、この指定されたデー
タベースサイトのデータベース管理手段は所定の処理を
実行し、その処理結果を上記指定されてデータベースサ
イトの記憶装置に保存するようにしたものである。
設け、この複製管理テーブルは取り扱うデータの種類と
そのデータの種類に応じてデータを処理し保存する複数
のデータベースサイトとを指定し、この指定されたデー
タベースサイトのデータベース管理手段は所定の処理を
実行し、その処理結果を上記指定されてデータベースサ
イトの記憶装置に保存するようにしたものである。
【0013】(5)複製管理手段に複製管理テーブルと
未更新状態管理テーブルとを設け、上記複製管理テーブ
ルは取り扱うデータの種類とそのデータの種類に応じて
データを処理し保存する複数のデータベースサイトを指
定し、この指定されたデータベースサイトのデータベー
ス管理手段は所定の処理を実行し、その処理結果を上記
指定されてデータベースサイトの記憶装置に保存し、上
記データベース管理手段が所定の処理を実行しない場合
は、上記未更新状態管理テーブルに未更新情報を登録
し、上記データベース管理手段が所定の処理を実行する
ようになると、上記登録した未更新情報に基づいて処理
を実行可能としたものである。
未更新状態管理テーブルとを設け、上記複製管理テーブ
ルは取り扱うデータの種類とそのデータの種類に応じて
データを処理し保存する複数のデータベースサイトを指
定し、この指定されたデータベースサイトのデータベー
ス管理手段は所定の処理を実行し、その処理結果を上記
指定されてデータベースサイトの記憶装置に保存し、上
記データベース管理手段が所定の処理を実行しない場合
は、上記未更新状態管理テーブルに未更新情報を登録
し、上記データベース管理手段が所定の処理を実行する
ようになると、上記登録した未更新情報に基づいて処理
を実行可能としたものである。
【0014】
(1)データ収集手段で収集したデータを複製管理手段
がデータベース管理手段に対して所定のデータ処理をす
るよう指示すると共に、その処理結果を少なくとも二つ
の上記記憶装置に保存するよう指示して、処理・保存を
行わせる。
がデータベース管理手段に対して所定のデータ処理をす
るよう指示すると共に、その処理結果を少なくとも二つ
の上記記憶装置に保存するよう指示して、処理・保存を
行わせる。
【0015】(2)また、データ収集手段で収集したデ
ータを複数個の内の一つの複製管理手段が上記データベ
ース管理手段に対して所定のデータ処理をするよう指示
すると共に、その処理結果を少なくとも二つの上記記憶
装置に保存するよう指示して、処理・保存を行わせ、上
記一つの複製管理手段が不動作時は、上記他の複製管理
手段の一つが動作する。
ータを複数個の内の一つの複製管理手段が上記データベ
ース管理手段に対して所定のデータ処理をするよう指示
すると共に、その処理結果を少なくとも二つの上記記憶
装置に保存するよう指示して、処理・保存を行わせ、上
記一つの複製管理手段が不動作時は、上記他の複製管理
手段の一つが動作する。
【0016】(3)データ収集手段でのデータ収集以降
の処理が実行不可能の場合は、少なくとも実行不可能時
のデータをバックアップデータ保存手段に保存し、上記
データ収集以降の処理の実行が可能となった場合は、上
記バックアップデータ保存手段から読み出し処理する。
の処理が実行不可能の場合は、少なくとも実行不可能時
のデータをバックアップデータ保存手段に保存し、上記
データ収集以降の処理の実行が可能となった場合は、上
記バックアップデータ保存手段から読み出し処理する。
【0017】(4)複製管理テーブルは取り扱うデータ
の種類とそのデータの種類に応じてデータを処理し保存
する複数のデータベースサイトとを指定し、この指定さ
れたデータベースサイトのデータベース管理手段は所定
の処理を実行し、その処理結果を上記指定されてデータ
ベースサイトの記憶装置に保存する。
の種類とそのデータの種類に応じてデータを処理し保存
する複数のデータベースサイトとを指定し、この指定さ
れたデータベースサイトのデータベース管理手段は所定
の処理を実行し、その処理結果を上記指定されてデータ
ベースサイトの記憶装置に保存する。
【0018】(5)複製管理テーブルは取り扱うデータ
の種類とそのデータの種類に応じてデータを処理し保存
する複数のデータベースサイトを指定し、この指定され
たデータベースサイトのデータベース管理手段は所定の
処理を実行し、その処理結果を上記指定されてデータベ
ースサイトの記憶装置に保存し、上記データベース管理
手段が所定の処理を実行しない場合は、未更新状態管理
テーブルに未更新情報を登録し、上記データベース管理
手段が所定の処理を実行するようになると、上記登録し
た未更新情報に基づいて処理を実行可能とする。
の種類とそのデータの種類に応じてデータを処理し保存
する複数のデータベースサイトを指定し、この指定され
たデータベースサイトのデータベース管理手段は所定の
処理を実行し、その処理結果を上記指定されてデータベ
ースサイトの記憶装置に保存し、上記データベース管理
手段が所定の処理を実行しない場合は、未更新状態管理
テーブルに未更新情報を登録し、上記データベース管理
手段が所定の処理を実行するようになると、上記登録し
た未更新情報に基づいて処理を実行可能とする。
【0019】
実施例1.この発明の実施例を図で説明する。図1は実
施例1の二重系処理システムの構成図、図2は実施例1
のデータ一元管理の具体的な態様を示す説明図、図3は
実施例1のデータ一元管理処理を示すフローチャート、
図4は実施例1のデータベース管理手段起動時の処理を
示すフローチャートである。
施例1の二重系処理システムの構成図、図2は実施例1
のデータ一元管理の具体的な態様を示す説明図、図3は
実施例1のデータ一元管理処理を示すフローチャート、
図4は実施例1のデータベース管理手段起動時の処理を
示すフローチャートである。
【0020】図1において、1は非定期または定期的に
データを発生するセンサ、2A,2Bは2つのデータベ
ースサイトで、各データベースサイト2A,2Bは主系
/従系の認識を持たない。5A,5Bはセンサ1のデー
タを非定期または定期的に収集するデータ収集手段、6
A,6Bはデータ収集手段5A,5Bによって得られた
データを蓄積・管理するデータベース管理手段、7はデ
ータベースサイト2A,2Bに対しデータ検索要求を行
うクライアントサイトである。
データを発生するセンサ、2A,2Bは2つのデータベ
ースサイトで、各データベースサイト2A,2Bは主系
/従系の認識を持たない。5A,5Bはセンサ1のデー
タを非定期または定期的に収集するデータ収集手段、6
A,6Bはデータ収集手段5A,5Bによって得られた
データを蓄積・管理するデータベース管理手段、7はデ
ータベースサイト2A,2Bに対しデータ検索要求を行
うクライアントサイトである。
【0021】8はクライアントサイト7とデータベース
サイト2A,2Bを接続するネットワーク、11はデー
タベースサイト2A,2Bのデータベース管理手段6
A,6Bよりデータの参照・書き込みが行われるディス
ク装置、12Aは複製管理手段、13は定周期にクライ
アントサイト7とデータベースサイト2A,2Bとの間
で互いに系状態を監視する系状態監視手段、14は系状
態監視手段13によりネットワーク8経由でクライアン
トに通知されるデータベースサイト情報である。
サイト2A,2Bを接続するネットワーク、11はデー
タベースサイト2A,2Bのデータベース管理手段6
A,6Bよりデータの参照・書き込みが行われるディス
ク装置、12Aは複製管理手段、13は定周期にクライ
アントサイト7とデータベースサイト2A,2Bとの間
で互いに系状態を監視する系状態監視手段、14は系状
態監視手段13によりネットワーク8経由でクライアン
トに通知されるデータベースサイト情報である。
【0022】次に本発明の二重系処理システムの系切替
え手段について説明する。クライアントサイト7は系状
態管理手段13によりデータベースサイト2Aおよび2
Bに対して定期的に状態を監視することにより得られた
データベースサイト情報14を基にして、要求を行うデ
ータベースサイトを決定する。なお、データベースサイ
ト2A,2Bともに正常であった場合はあらかじめ決め
られたサイト、例えば、データベースサイト2Aを主系
とする。
え手段について説明する。クライアントサイト7は系状
態管理手段13によりデータベースサイト2Aおよび2
Bに対して定期的に状態を監視することにより得られた
データベースサイト情報14を基にして、要求を行うデ
ータベースサイトを決定する。なお、データベースサイ
ト2A,2Bともに正常であった場合はあらかじめ決め
られたサイト、例えば、データベースサイト2Aを主系
とする。
【0023】次に本発明の二重系処理システムのデータ
一元管理手段について説明する。例えば、クライアント
サイト7にてデータベースサイト2Aのデータ更新を行
った場合、その更新要求はデータベース管理手段6A経
由で複製管理手段12に通知される。複製管理手段12
では更新要求をデータベース管理手段6A,6Bに通知
することにより、データベース管理手段6A,6Bでは
ディスク装置11に対してデータの書き込みを行う。こ
の場合、データの処理結果を複数のディスク装置11に
書き込むことにより二重化が図られる。
一元管理手段について説明する。例えば、クライアント
サイト7にてデータベースサイト2Aのデータ更新を行
った場合、その更新要求はデータベース管理手段6A経
由で複製管理手段12に通知される。複製管理手段12
では更新要求をデータベース管理手段6A,6Bに通知
することにより、データベース管理手段6A,6Bでは
ディスク装置11に対してデータの書き込みを行う。こ
の場合、データの処理結果を複数のディスク装置11に
書き込むことにより二重化が図られる。
【0024】次に実施例1のデータ一元管理手段の具体
的な態様について図2を用いて説明する。この図2で
は、データベースサイトは図1の2A,2Bの2箇所で
なく、データベースサイトA,B,C(図2ではサイト
A,B,Cと略して表示)の3個所に分散しているもの
を例示して説明する。また、クライアントも7A,7
B,7Cの3箇所にあるものとしている。そしてデータ
ベース管理手段6A,6B,6Cに対応する各ディスク
装置11は各々データベース15A,15B,15Cを
保存している。
的な態様について図2を用いて説明する。この図2で
は、データベースサイトは図1の2A,2Bの2箇所で
なく、データベースサイトA,B,C(図2ではサイト
A,B,Cと略して表示)の3個所に分散しているもの
を例示して説明する。また、クライアントも7A,7
B,7Cの3箇所にあるものとしている。そしてデータ
ベース管理手段6A,6B,6Cに対応する各ディスク
装置11は各々データベース15A,15B,15Cを
保存している。
【0025】各データベース15A,15B,15Cで
は、16A,16B,16CのタグNoと、17A,1
7B,17Cの日付で管理されており、タグNo16A
にはL1,L2,L4のタグNoが、タグNo16Bに
はL1,L3,L4のタグNoが、タグNo16Cには
L1,L3,L4のタグNoが指定されている。なお、
このタグNoはデータの種類を表し、例えば、L1は図
1のセンサ1から収集されたプラントの所定箇所の流量
であることを表し、L2はプラントの他の箇所の流量で
あることを表す。勿論、センサ以外から入力されるデー
タがある場合も、そのデータに対してタグNoを決めて
おく。
は、16A,16B,16CのタグNoと、17A,1
7B,17Cの日付で管理されており、タグNo16A
にはL1,L2,L4のタグNoが、タグNo16Bに
はL1,L3,L4のタグNoが、タグNo16Cには
L1,L3,L4のタグNoが指定されている。なお、
このタグNoはデータの種類を表し、例えば、L1は図
1のセンサ1から収集されたプラントの所定箇所の流量
であることを表し、L2はプラントの他の箇所の流量で
あることを表す。勿論、センサ以外から入力されるデー
タがある場合も、そのデータに対してタグNoを決めて
おく。
【0026】また、各データベース15A,15B,1
5Cでは、同一または異なる演算式が定義されている。
データベース15Aでは、L4=L1+L2が定義さ
れ、データベース15B,15Cでは、L4=L1+L
3が定義されている。また、各データベースサイトのデ
ータの管理情報は複製管理テーブル18で、あらかじめ
定義が行われ、タグNoとそのタグNoを処理するデー
タベースサイトA,B,Cが指定されている。
5Cでは、同一または異なる演算式が定義されている。
データベース15Aでは、L4=L1+L2が定義さ
れ、データベース15B,15Cでは、L4=L1+L
3が定義されている。また、各データベースサイトのデ
ータの管理情報は複製管理テーブル18で、あらかじめ
定義が行われ、タグNoとそのタグNoを処理するデー
タベースサイトA,B,Cが指定されている。
【0027】次に動作を説明する。クライアント7Bよ
りデータ更新(タグL1の1994−4/2のデータを
20に更新)要求がデータベース管理手段6Bに通知さ
れると、データベース管理手段6Bは本要求を複製管理
手段12Aに通知する。
りデータ更新(タグL1の1994−4/2のデータを
20に更新)要求がデータベース管理手段6Bに通知さ
れると、データベース管理手段6Bは本要求を複製管理
手段12Aに通知する。
【0028】複製管理手段12Aでは、複製管理テーブ
ル18に定義されている管理情報(データベース15B
のタグL1のデータはデータベース15AのタグL1と
データベースサイト15CのタグL1と同等である)に
基づき、データベース管理手段6A,6B,6Cに更新
データの通知を行う。
ル18に定義されている管理情報(データベース15B
のタグL1のデータはデータベース15AのタグL1と
データベースサイト15CのタグL1と同等である)に
基づき、データベース管理手段6A,6B,6Cに更新
データの通知を行う。
【0029】更新データの通知を受けた各データベース
管理手段6A,6B,6Cでは各データの更新および演
算式の再実行を行い、各々のディスク装置11にその処
理結果を保存する。データベース更新完了後、複製管理
手段12Aにコミットを行う。また、クライアント7B
から更新要求を受けたデータベース管理手段6Bは必要
に応じてクライアントサイトにデータ送信行う。
管理手段6A,6B,6Cでは各データの更新および演
算式の再実行を行い、各々のディスク装置11にその処
理結果を保存する。データベース更新完了後、複製管理
手段12Aにコミットを行う。また、クライアント7B
から更新要求を受けたデータベース管理手段6Bは必要
に応じてクライアントサイトにデータ送信行う。
【0030】このように、複製管理手段12Aを用いる
ことによりデータの種類に応じて処理するデータベース
サイトを任意に指定することができる。従って、データ
ベースサイトA,B,Cに対して共通なデータおよび単
独のデータのいずれでも格納することができる。図2の
例では、L1のデータはデータベースサイトAに共通な
データであり、L2はデータベースサイトAのみのデー
タであり、L3はデータベースサイトB,Cに共通なデ
ータであり、L4はデータベースサイトAとデータベー
スサイトB,Cとで異なるデータとなる。
ことによりデータの種類に応じて処理するデータベース
サイトを任意に指定することができる。従って、データ
ベースサイトA,B,Cに対して共通なデータおよび単
独のデータのいずれでも格納することができる。図2の
例では、L1のデータはデータベースサイトAに共通な
データであり、L2はデータベースサイトAのみのデー
タであり、L3はデータベースサイトB,Cに共通なデ
ータであり、L4はデータベースサイトAとデータベー
スサイトB,Cとで異なるデータとなる。
【0031】つまり、複製管理テーブル18での指定に
より、データベースの定義を全データベースサイト共通
にしておけば(上記例ではL1)3重系になり、2つの
データベースサイトに共通にしておけば(上記例ではL
3)2重系になり、個々のデータベースサイトのみにし
ておけば(上記例ではL2,L4)そのデータはそのデ
ータベースサイトだけのものになる。なお、図2の複製
管理テーブル18ではデータベース15A〜15Cの重
複しているデータに対して原本と複製の関係を示し、原
本がサイトAにある場合を示している。
より、データベースの定義を全データベースサイト共通
にしておけば(上記例ではL1)3重系になり、2つの
データベースサイトに共通にしておけば(上記例ではL
3)2重系になり、個々のデータベースサイトのみにし
ておけば(上記例ではL2,L4)そのデータはそのデ
ータベースサイトだけのものになる。なお、図2の複製
管理テーブル18ではデータベース15A〜15Cの重
複しているデータに対して原本と複製の関係を示し、原
本がサイトAにある場合を示している。
【0032】このように複製管理手段12Aの複製管理
テーブル18でのソフトウエア上で定義することにより
フレキシブルにデータの管理を行うことができる。な
お、複製管理手段は必ずしも複製管理テーブルを使用し
なくてもよく、例えば、テーブル内容が固定の場合に
は、ソフトウエア上で定義しておいてもよい。
テーブル18でのソフトウエア上で定義することにより
フレキシブルにデータの管理を行うことができる。な
お、複製管理手段は必ずしも複製管理テーブルを使用し
なくてもよく、例えば、テーブル内容が固定の場合に
は、ソフトウエア上で定義しておいてもよい。
【0033】次に図2の未更新状態管理テーブル19に
ついて説明する。全サイトが正常時は上記のように複製
管理テーブル18の内容に基づいてデータの更新を行っ
ているが、例えば、クライアント7Bよりデータの変更
を行った時、サイトCがダウンしていた場合、サイト
A,Bのデータ更新を行った上、未更新状態管理テーブ
ル19にサイトCのデータが更新されていないこと(1
994年4月2日のデータが更新されなかったこと)を
登録する。
ついて説明する。全サイトが正常時は上記のように複製
管理テーブル18の内容に基づいてデータの更新を行っ
ているが、例えば、クライアント7Bよりデータの変更
を行った時、サイトCがダウンしていた場合、サイト
A,Bのデータ更新を行った上、未更新状態管理テーブ
ル19にサイトCのデータが更新されていないこと(1
994年4月2日のデータが更新されなかったこと)を
登録する。
【0034】次に、サイトCが立ち上がった時に、複製
管理手段12Aは未更新状態管理テーブル19よりサイ
トCのL1(1994年4月2日)が更新されていない
ことを認識し、複製管理テーブル18よりL1データの
原本があるサイトAのL1データをサイトCのL1デー
タに複製を行う。なお、原本のあるサイトAがダウンし
た場合は、例えばサイトBを第2原本として処理を行
う。
管理手段12Aは未更新状態管理テーブル19よりサイ
トCのL1(1994年4月2日)が更新されていない
ことを認識し、複製管理テーブル18よりL1データの
原本があるサイトAのL1データをサイトCのL1デー
タに複製を行う。なお、原本のあるサイトAがダウンし
た場合は、例えばサイトBを第2原本として処理を行
う。
【0035】このように未更新状態管理テーブル19に
よりデータベースサイトがダウンした場合でも、復元可
能としたのでシステムの信頼性を向上させることができ
る。
よりデータベースサイトがダウンした場合でも、復元可
能としたのでシステムの信頼性を向上させることができ
る。
【0036】次にこの実施例のデータ一元管理手段につ
いてフローチャート図3を用いて説明する。図3のST
1にてプログラムが開始されると、データベース管理手
段はクライアントからデータ更新待ちとなる。ST2に
てクライアントよりデータベース管理手段に対してデー
タ更新要求があった場合、データベース管理手段は複製
管理手段に対してデータ更新要求を行う。この通知が正
常に行われなかった場合(ST3のNO)はクライアン
トにエラー通知を行い、再度データ更新要求待ちとな
る。
いてフローチャート図3を用いて説明する。図3のST
1にてプログラムが開始されると、データベース管理手
段はクライアントからデータ更新待ちとなる。ST2に
てクライアントよりデータベース管理手段に対してデー
タ更新要求があった場合、データベース管理手段は複製
管理手段に対してデータ更新要求を行う。この通知が正
常に行われなかった場合(ST3のNO)はクライアン
トにエラー通知を行い、再度データ更新要求待ちとな
る。
【0037】上記通知が正常に行われた場合(ST3の
YES)は複製管理手段より各データベース管理手段に
データ更新通知を行う。この通知が正常に行われなかっ
た場合(ST4のNO)はST5にて複製管理手段によ
り未更新状態管理テーブルへ未更新情報を登録し、シス
テムが正常になればST6の処理に進む。上記通知が正
常に行われた場合(ST4のYES)、各データベース
管理手段は、ST6にて各データベース管理手段により
データ更新処理・再演算処理を行い、ST7にて複製管
理手段にデータ更新完了通知を行い処理を終了する。
YES)は複製管理手段より各データベース管理手段に
データ更新通知を行う。この通知が正常に行われなかっ
た場合(ST4のNO)はST5にて複製管理手段によ
り未更新状態管理テーブルへ未更新情報を登録し、シス
テムが正常になればST6の処理に進む。上記通知が正
常に行われた場合(ST4のYES)、各データベース
管理手段は、ST6にて各データベース管理手段により
データ更新処理・再演算処理を行い、ST7にて複製管
理手段にデータ更新完了通知を行い処理を終了する。
【0038】次に上記実施例1のデータベース管理手段
の起動時の処理手段についてフローチャート図4を用い
て説明する。図4のST1にてプログラムが開始される
と、ST2にてデータベース管理手段は複製管理手段に
対して起動完了通知を行う。複製管理手段はST3にて
未更新管理テーブルのチェックを行い、ST4にて起動
したデータベース管理手段の未更新データが存在する場
合は、ST5にて未更新データをデータベース管理手段
に通知する。データベース管理手段ST6にてデータ更
新処理を実施した後、ST7にて複製管理手段にデータ
更新の完了を通知し処理を終了する。
の起動時の処理手段についてフローチャート図4を用い
て説明する。図4のST1にてプログラムが開始される
と、ST2にてデータベース管理手段は複製管理手段に
対して起動完了通知を行う。複製管理手段はST3にて
未更新管理テーブルのチェックを行い、ST4にて起動
したデータベース管理手段の未更新データが存在する場
合は、ST5にて未更新データをデータベース管理手段
に通知する。データベース管理手段ST6にてデータ更
新処理を実施した後、ST7にて複製管理手段にデータ
更新の完了を通知し処理を終了する。
【0039】以上のように実施例1によれば、分散され
たデータベースの一元管理をソフトウエアで構成する複
製管理手段によって行うので、専用のハードウェアを用
いる場合に比べ、安価にシステムを構築できると共に、
データの一元管理を効率的に行うことができる。
たデータベースの一元管理をソフトウエアで構成する複
製管理手段によって行うので、専用のハードウェアを用
いる場合に比べ、安価にシステムを構築できると共に、
データの一元管理を効率的に行うことができる。
【0040】実施例2.図5は実施例2の二重系処理シ
ステムを示す構成図である。この図5では複製管理手段
12Aと12Bとを二重系を構成する2つのデータベー
スサイトにそれぞれ実装したものである。このように構
成すると、片系のデータベースサイトの複製管理手段に
異常が発生した場合でもシステムを停止することなく、
継続できるようにした点に特徴があり、完全な冗長性を
持たせたシステムとなり、実施例1よりも信頼性が向上
する。
ステムを示す構成図である。この図5では複製管理手段
12Aと12Bとを二重系を構成する2つのデータベー
スサイトにそれぞれ実装したものである。このように構
成すると、片系のデータベースサイトの複製管理手段に
異常が発生した場合でもシステムを停止することなく、
継続できるようにした点に特徴があり、完全な冗長性を
持たせたシステムとなり、実施例1よりも信頼性が向上
する。
【0041】実施例3.図6は実施例3の多重系処理シ
ステムに発展させた場合の構成図で、この場合は三重系
の処理システムを示している。図のように、複製管理手
段12A,12B,12Cを三重系を構成する各々のデ
ータベースサイト2A,2B,2Cに実装している。即
ち、実施例2のデータベースサイトの構成を3個にした
ものである。
ステムに発展させた場合の構成図で、この場合は三重系
の処理システムを示している。図のように、複製管理手
段12A,12B,12Cを三重系を構成する各々のデ
ータベースサイト2A,2B,2Cに実装している。即
ち、実施例2のデータベースサイトの構成を3個にした
ものである。
【0042】このように構成すると、二つのデータベー
スサイトに異常が発生した場合でもシステムを停止する
ことなく、継続できるようにした点に特徴がある。図6
では三重系の例を示したが、データベースサイトを更に
設けることによりその以上の多重系の処理システムに発
展させることができる。
スサイトに異常が発生した場合でもシステムを停止する
ことなく、継続できるようにした点に特徴がある。図6
では三重系の例を示したが、データベースサイトを更に
設けることによりその以上の多重系の処理システムに発
展させることができる。
【0043】なお、システムを簡易化するばあいは、複
製管理手段12B,12Cを省略し、12Aのみとして
もよい。これは実施例1のケースで三重化を図った場合
と同一になる。
製管理手段12B,12Cを省略し、12Aのみとして
もよい。これは実施例1のケースで三重化を図った場合
と同一になる。
【0044】実施例4.図7は実施例4の二重系処理シ
ステムを示す構成図である。この図では、実施例1の二
重系処理システムにバックアップデータ保存手段20を
設けたもので、ディスク装置・RAM等の記憶媒体で構
成する。
ステムを示す構成図である。この図では、実施例1の二
重系処理システムにバックアップデータ保存手段20を
設けたもので、ディスク装置・RAM等の記憶媒体で構
成する。
【0045】バックアップデータ保存手段20により、
センサ1のデータを短期間保存してバックアップするこ
とにより、データベースサイト2A,2Bの両者が停止
した場合でも、再立ち上がり時に停止期間中のデータを
バックアップデータ保存手段20より読み出し、データ
を再収集することによりデータ処理を実行することがで
きる。
センサ1のデータを短期間保存してバックアップするこ
とにより、データベースサイト2A,2Bの両者が停止
した場合でも、再立ち上がり時に停止期間中のデータを
バックアップデータ保存手段20より読み出し、データ
を再収集することによりデータ処理を実行することがで
きる。
【0046】これらの処理は自動的に再収集しデータ処
理するようにソフトウエアで構成し、状態監視手段13
に付加することにより、収集データの再生が自動的にで
きる。
理するようにソフトウエアで構成し、状態監視手段13
に付加することにより、収集データの再生が自動的にで
きる。
【0047】
(1)以上のように、ネットワーク上に分散された複数
のデータベースサイトのデータを複製管理手段により一
元管理するように構成したので、専用のハードウェアを
使用した二重系処理装置に比べて、安価にシステムを構
築することができ、また、多重系の処理がてきるのでよ
りシステムの信頼性が向上でき、また、複製管理手段に
よりデータ処理を一元管理することにより、効率的なデ
ータ処理が得られる。
のデータベースサイトのデータを複製管理手段により一
元管理するように構成したので、専用のハードウェアを
使用した二重系処理装置に比べて、安価にシステムを構
築することができ、また、多重系の処理がてきるのでよ
りシステムの信頼性が向上でき、また、複製管理手段に
よりデータ処理を一元管理することにより、効率的なデ
ータ処理が得られる。
【0048】(2)また、複製管理手段を各々のデータ
ベースサイトに設けたので、複製管理手段の何れが停止
した場合でも、一つの複製管理手段が正常に動作可能で
あればシステムを停止させることなく、システムの信頼
性が更に向上する。データの一元管理を実現することが
できる。
ベースサイトに設けたので、複製管理手段の何れが停止
した場合でも、一つの複製管理手段が正常に動作可能で
あればシステムを停止させることなく、システムの信頼
性が更に向上する。データの一元管理を実現することが
できる。
【0049】(3)また、バックアップデータ保存手段
を設けたことにより、システムでのデータ処理が実行不
可能の場合でも、実行不可能時のデータを後で処理可能
としたので、より信頼性のあるシステムを構築すること
ができる。
を設けたことにより、システムでのデータ処理が実行不
可能の場合でも、実行不可能時のデータを後で処理可能
としたので、より信頼性のあるシステムを構築すること
ができる。
【0050】(4)また、複製管理手段に複製管理テー
ブルを設けたので、データの一元管理を容易に実現する
ことができる。
ブルを設けたので、データの一元管理を容易に実現する
ことができる。
【0051】(5)また、複製管理手段に複製管理テー
ブルと未更新状態管理テーブルとを設けるようにしたの
で、データの一元管理を容易に実現すると共に、故障等
で未更新のデータがあれば、このデータを故障回復後に
処理することができ、より信頼性のあるシステムを実現
することができる。
ブルと未更新状態管理テーブルとを設けるようにしたの
で、データの一元管理を容易に実現すると共に、故障等
で未更新のデータがあれば、このデータを故障回復後に
処理することができ、より信頼性のあるシステムを実現
することができる。
【図1】 実施例1における二重系処理システムを示す
構成図である。
構成図である。
【図2】 実施例1におけるデータ一元管理手段の具体
的態様を示す構成図である。
的態様を示す構成図である。
【図3】 実施例1におけるデータ一元管理手段を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図4】 実施例1におけるデータベース管理手段の起
動処理を示すフローチャートである。
動処理を示すフローチャートである。
【図5】 実施例2における二重系処理システムを示す
構成図である。
構成図である。
【図6】 実施例3における多重系処理システムを示す
構成図である。
構成図である。
【図7】 実施例4における二重系処理システムを示す
構成図である。
構成図である。
【図8】 従来の二重系処理装置を示す構成図である。
1 センサ、2A,2B,2C,3 データベースサイ
ト、4 系状態管理機構、5,5A,5B,5C デー
タ収集手段、6,6A,6B,6C データベース管理
手段、7 クライアントサイト、8 ネットワーク、9
主系サイト情報、10 マルチポートディスク機構、
11 ディスク装置、12A,12B,12C 複製管
理手段、13 系状態監視手段、14 データベースサ
イト情報、15A,15B,15C データベース、1
6A,16B,16C タグNO、17A,17B,1
7C 日付、18 複製管理テーブル、19 未更新状
態管理テーブル、20 バックアップデータ保存手段。
ト、4 系状態管理機構、5,5A,5B,5C デー
タ収集手段、6,6A,6B,6C データベース管理
手段、7 クライアントサイト、8 ネットワーク、9
主系サイト情報、10 マルチポートディスク機構、
11 ディスク装置、12A,12B,12C 複製管
理手段、13 系状態監視手段、14 データベースサ
イト情報、15A,15B,15C データベース、1
6A,16B,16C タグNO、17A,17B,1
7C 日付、18 複製管理テーブル、19 未更新状
態管理テーブル、20 バックアップデータ保存手段。
Claims (5)
- 【請求項1】 データ収集手段でデータを収集してデー
タベース管理手段でデータ処理し、その処理結果を記憶
装置で保存するデータベースサイトを複数個ネットワー
ク接続した処理システムにあって、上記複数個の内の一
つのデータベースサイトに複製管理手段を設け、上記デ
ータ収集手段で収集したデータを上記複製管理手段が上
記データベース管理手段に対して所定のデータ処理をす
るよう指示すると共に、その処理結果を少なくとも二つ
の上記記憶装置に保存するよう指示して、処理・保存を
行わせるようにしたことを特徴とする多重系処理システ
ム。 - 【請求項2】 データ収集手段でデータを収集してデー
タベース管理手段でデータ処理し、その処理結果を記憶
装置で保存するデータベースサイトを複数個ネットワー
ク接続した処理システムにあって、上記複数個の内の二
つ以上のデータベースサイトに複製管理手段を設け、上
記データ収集手段で収集したデータを上記複数個の内の
一つの複製管理手段が上記データベース管理手段に対し
て所定のデータ処理をするよう指示すると共に、その処
理結果を少なくとも二つの上記記憶装置に保存するよう
指示して、処理・保存を行わせ、上記一つの複製管理手
段が不動作時は、上記他の複製管理手段の一つが動作す
るようにしたことを特徴とする多重系処理システム。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、デー
タ収集手段とは別に、データを収集し記憶するバックア
ップデータ保存手段を設け、上記データ収集手段でのデ
ータ収集以降の処理が実行不可能の場合は、少なくとも
実行不可能時のデータを上記バックアップデータ保存手
段に保存し、上記データ収集以降の処理の実行が可能と
なった場合は、上記バックアップデータ保存手段から読
み出し処理し得るようにしたことを特徴とする多重系処
理システム。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項において、
複製管理手段に複製管理テーブルを設け、この複製管理
テーブルは取り扱うデータの種類とそのデータの種類に
応じてデータを処理し保存する複数のデータベースサイ
トとを指定し、この指定されたデータベースサイトのデ
ータベース管理手段は所定の処理を実行し、その処理結
果を上記指定されてデータベースサイトの記憶装置に保
存するようにしたことを特徴とする多重系処理システ
ム。 - 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項において、
複製管理手段に複製管理テーブルと未更新状態管理テー
ブルとを設け、上記複製管理テーブルは取り扱うデータ
の種類とそのデータの種類に応じてデータを処理し保存
する複数のデータベースサイトを指定し、この指定され
たデータベースサイトのデータベース管理手段は所定の
処理を実行し、その処理結果を上記指定されてデータベ
ースサイトの記憶装置に保存し、上記データベース管理
手段が所定の処理を実行しない場合は、上記未更新状態
管理テーブルに未更新情報を登録し、上記データベース
管理手段が所定の処理を実行するようになると、上記登
録した未更新情報に基づいて処理を実行可能としたこと
を特徴とする多重系処理システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080493A JPH08278911A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 多重系処理システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7080493A JPH08278911A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 多重系処理システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08278911A true JPH08278911A (ja) | 1996-10-22 |
Family
ID=13719834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7080493A Pending JPH08278911A (ja) | 1995-04-05 | 1995-04-05 | 多重系処理システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08278911A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007241865A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Mitsubishi Electric Corp | 監視装置 |
JP2010198153A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Nec System Technologies Ltd | 冗長システム、冗長化方法及びプログラム |
US8364786B2 (en) * | 2005-01-20 | 2013-01-29 | The Regents Of The University Of California | Synthesizing a scalable and incrementally updatable system software infrastructure for sensor networks |
JP2018097533A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像管理装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392942A (ja) * | 1989-09-06 | 1991-04-18 | Hitachi Ltd | ファイルの格納方法およびアクセス方法 |
JPH0540670A (ja) * | 1991-08-02 | 1993-02-19 | Hokkaido Nippon Denki Software Kk | プロセツサ制御方式 |
JPH06337809A (ja) * | 1993-05-27 | 1994-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | ファイル多重書き処理装置 |
-
1995
- 1995-04-05 JP JP7080493A patent/JPH08278911A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0392942A (ja) * | 1989-09-06 | 1991-04-18 | Hitachi Ltd | ファイルの格納方法およびアクセス方法 |
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JPH06337809A (ja) * | 1993-05-27 | 1994-12-06 | Mitsubishi Electric Corp | ファイル多重書き処理装置 |
Cited By (5)
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US8364786B2 (en) * | 2005-01-20 | 2013-01-29 | The Regents Of The University Of California | Synthesizing a scalable and incrementally updatable system software infrastructure for sensor networks |
JP2007241865A (ja) * | 2006-03-10 | 2007-09-20 | Mitsubishi Electric Corp | 監視装置 |
JP4721934B2 (ja) * | 2006-03-10 | 2011-07-13 | 三菱電機株式会社 | 監視装置 |
JP2010198153A (ja) * | 2009-02-24 | 2010-09-09 | Nec System Technologies Ltd | 冗長システム、冗長化方法及びプログラム |
JP2018097533A (ja) * | 2016-12-12 | 2018-06-21 | キヤノンメディカルシステムズ株式会社 | 医用画像管理装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040302 |