JP2003223287A - 記憶装置、この記憶装置のバックアップ方法及びプログラム - Google Patents

記憶装置、この記憶装置のバックアップ方法及びプログラム

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JP2003223287A
JP2003223287A JP2002299850A JP2002299850A JP2003223287A JP 2003223287 A JP2003223287 A JP 2003223287A JP 2002299850 A JP2002299850 A JP 2002299850A JP 2002299850 A JP2002299850 A JP 2002299850A JP 2003223287 A JP2003223287 A JP 2003223287A
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backup
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Seiji Maeda
誠司 前田
Hirokuni Yano
浩邦 矢野
Toshio Shirokibara
敏雄 白木原
Kiyoko Satou
記代子 佐藤
Nobuo Sakiyama
伸夫 崎山
Takuya Hayashi
拓也 林
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 過剰な設備を必要とせず、かつデータの復元
が可能な状態で更新を継続したままオンラインバックア
ップを行なうことを可能とする、複数の記憶装置からな
る記憶装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 複数設けた記憶装置を用いてデータを記
憶する記憶装置であって、更新データを記憶する更新デ
ータ記憶装置をさらに備え、更新部分を順次記憶するこ
とでオンライン用記憶装置に記憶された情報が読み出し
不能となってもバックアップ用記憶装置に記憶された情
報と更新データとによりデータ復元を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計算機システム等
に用いられる記憶装置、バックアップ方法であり、特に
冗長性を有する記憶装置及びその記憶装置に記憶された
データのバックアップ方法に関する。
【0002】
【従来の技術】社会インフラとしてコンピュータが使用
されるようになってから、ありとあらゆる社会システム
が情報システム化されてきた。それに連れて、コンピュ
ータが扱う情報の総量が飛躍的に増加し、強力な処理能
力を有するコンピュータが求められるようになった。こ
うした計算機の処理能力の進歩は、同時に扱える情報量
に余裕を生み大規模なデータベースが構築されるに至っ
た。
【0003】システムを維持するためには記憶メディア
の破壊や操作ミスなどによるデータの消失を防止するこ
とが必要である。しかしながらデータベースは大規模に
なるほど、その運用上の取り扱いが困難になる場合が多
い。こうした大規模データベースは社会インフラとして
重要なシステムに用いられている場合が多く、少しの間
の停止も許されないというのが実情となりつつある。
【0004】記憶するデータの内容を、故障や誤操作に
よる障害から守るには、記憶装置として一般に用いられ
ている磁気ディスク装置とは別の記憶装置にデータの複
製を取っておくことが効果的である。好ましくは、別の
記憶装置が使用する記憶メディアは、磁気ディスク装置
と比べて安定して記憶保存できるものであればより効果
的である。このように記憶装置に記憶したデータを障害
から守るためにデータの複製を取ることを、バックアッ
プという。
【0005】だがこの方法では社会インフラに求められ
る24時間サービスを実現することができない。なぜな
らば記憶保存用のメディアは一般的にアクセス速度が遅
く、大量の情報を書き込むには多くの時間を必要とす
る。しかもバックアップをしている間、データベースに
記憶された情報がシステムにより更新されないよう、デ
ータベースへの更新処理を停止しなければならない。こ
れはデータベース内に記憶された情報が更新処理により
新たな情報に書き換わると、データベース内のすでにバ
ックアップされた部分の情報と、まだバックアップされ
ていない部分の情報との間に整合性が失われる可能性が
あるからである。整合性を欠いたデータをデータベース
に復元しても、正しいデータベースの状態を復元するこ
とはできない。
【0006】また記憶装置として一般的に使用されてい
る磁気ディスク装置は必然的に可動部分を持ち、コンピ
ュータの主要部品、たとえばプロセッサやメモリと比べ
て故障する確率が高い。たとえば週に1度のシステム点
検時に、大容量のデータを安定して記憶できる別の記憶
メディアに、磁気ディスク装置に記憶した情報をバック
アップしていたとする。磁気ディスク装置が故障した
り、あるいは誤ったデータ更新が行われたことでデータ
ベースが使用できなくなったときは、このバックアップ
した情報をもとにデータを復元する。しかしデータの更
新処理が頻繁に行なわれるシステムでは、週に1度のバ
ックアップ時の磁気ディスク装置の内容に復元できて
も、故障する直前の状態を復元することはできない。こ
れはバックアップ後にデータベースに行った更新処理を
復元できないためである。このため更新処理の履歴(更
新ジャーナルという)を別途採取して、バックアップ後
の情報と併せて復元する方法も行われている。
【0007】しかしながら単にデータベースの内容をバ
ックアップする方法では、バックアップ中のデータ更新
を一時的に停止しなければならない。さらに磁気ディス
ク装置自体に障害が発生した時には、バックアップした
データからデータベースを復元し終わるまではすべての
システムサービスを停止しなければならないという問題
がある。そこで故障する確率の高い磁気ディスク装置に
ついては、これらを複数用意し、複数の磁気ディスク装
置に同じ内容を記憶することで障害発生時でも通常の運
用が継続できる方法が取られるようになった。
【0008】上記のような磁気ディスクを複数まとめて
管理し使用する方式をディスクアレイと呼ぶ。ディスク
アレイに記憶される情報を複数の記憶装置に記憶する方
式にはRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)
と呼ばれる方法が一般的に使用される。RAID方式の記憶
装置では、コンピュータ上で稼動するアプリケーション
には一つの記憶装置のように見えるが、ドライバもしく
はハードウェアレベルでみると実際は複数の磁気ディス
ク装置が用いられている(たとえば特許文献1を参
照)。
【0009】しかしながら上記したような方法により、
システムの障害を回避できたとしても、記憶装置に記憶
しているデータのバックアップは依然として必要であ
る。なぜならRAIDのような技術は比較的軽いハードウェ
ア障害には有効だが、人為的な操作ミスによる誤ったデ
ータ更新には効果がないからである。操作ミスによって
データが更新されたことをシステム自身が検出できない
ためである。よってデータベースシステムを停止するこ
となく長時間に及ぶバックアップ処理を行う仕組みが必
要となってきた。この手法を一般にオンラインバックア
ップと呼んでいる。
【0010】従来から行なわれているオンラインバック
アップは、大きく二つの方法に分けられる。一つは特定
のアプリケーションの1機能として行なわれるもの、も
う一つは前出のRAID方式の磁気ディスク装置を応用した
ものである。
【0011】前者の方法は、たとえばアプリケーション
プログラムがバックアップしているデータを直接更新し
ないようにする方法である。しかしながら同じ記憶装置
の情報を更新する他のアプリケーションが行うデータ更
新については通常考慮されていない。よって利用者側で
記憶装置に記憶した情報がシステム全体として整合性が
保てるように配慮するなど、なんらかの工夫が必要であ
る。
【0012】後者のRAID方式を応用する方法は、前者の
ようなアプリケーション単位のバックアップではなく磁
気ディスク装置を単位にバックアップを行なう。よって
アプリケーションごとにデータの整合性を考える必要が
ないため、前者のような配慮は必要ないという利点があ
る。
【0013】後者の方法は主にRAID1として定義され
る、ミラーリングされた複数の磁気ディスク装置で実現
する。ミラーリングとは磁気ディスク装置に記憶された
データを更新するときに、複数の磁気ディスク装置に対
して同じ更新を行うものである。このため磁気ディスク
装置から読み出すときは、どの磁気ディスク装置から読
み出しても同一の内容が得られる。バックアップの際は
ミラーリングを解除し、複数ある磁気ディスク装置をオ
ンライン更新用とバックアップ用とにそれぞれ定めて、
アプリケーションによる更新とバックアップの二つの処
理が一つの記憶装置内で並行して進行する。バックアッ
プ用磁気ディスク装置に記憶されたデータのバックアッ
プが終了したときは、オンライン更新側の更新後の内容
をバックアップ側に複写する。バックアップ側の内容が
最新の状態になったところで両方の磁気ディスク装置の
ミラーリングを開始しRAID1による運用に戻る。以降、
いずれかの磁気ディスク装置に障害が発生しても、この
記憶装置に記憶される情報は他の磁気ディスク装置に記
憶された内容によって保証されるというものである。
【0014】このようなRAID方式の記憶装置を応用した
オンラインバックアップ方法は、特別な装置を必要とせ
ず適切な手法といえる。しかしながらこの方法はバック
アップの期間中、記憶装置のミラーリングを解除しなけ
ればならない。ミラーリングを解除して、磁気ディスク
装置の一方のみに更新を許すと、当然としてそれぞれの
磁気ディスク装置が記憶する情報が異なってしまう。こ
れは再びミラーリングされるまでの間、磁気ディスク装
置の障害によるデータ破壊に対するデータ復元の保証が
得られないことを意味する。特許文献1にはスナップシ
ョットを適用するのに要する時間を短縮するための手法
が示されているが、バックアップのためにミラーリング
を解除した状態での磁気ディスク装置の障害には対処で
きない。
【0015】データ復元のために、たとえばもう一組別
の磁気ディスク装置を用意しても良い。そしてデータの
バックアップ中でも新たに用意した記憶装置に記憶した
情報によって、データ復元可能な構成を実現する方法も
ある。
【0016】しかしながら障害の発生する確率を考慮す
ると、このような設備投資は運用コストの面でも現実的
とはいえない。また記憶するデータの量が多ければ多い
ほど、それに見合う規模の磁気ディスク装置が必要とな
ることからも、特別な場合を除けば一般的な解決策とは
なり難い。
【0017】
【特許文献1】 特開2002−108571公報
【0018】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、記憶
装置が故障しても記憶したデータが復元できるように、
バックアップを取る方法がある。しかしながら単に記憶
したデータのバックアップを取る復元方法では、故障直
前の記憶データを復元することが難しく、またバックア
ップ中にはデータ更新を停止しなければならない。複数
の記憶装置を備えた記憶装置とすればこれらの問題を回
避できるが、従来例では大きな記憶容量を持った記憶装
置を必要としたり、バックアップ中に記憶装置が故障す
ると更新中のデータが復元できないことがあった。
【0019】本発明は、上述したように過剰な設備を必
要とせず、かつサービスを継続しながらオンラインバッ
クアップを行なうことを可能とする、データの復元が可
能な記憶装置、そのバックアップ方法及びプログラムを
提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、データ
更新時、複数の記憶部に記憶したデータがそれぞれ同じ
内容になるように更新することで、一部の記憶部に障害
があっても別の正常な記憶部を用いてデータの入出力を
継続する記憶装置であって、バックアップ中でも継続し
てデータ更新する、前記複数の記憶部の一部である第1
の記憶部と、前記第1の記憶部に記憶した情報と同じ容
量の情報が記憶できる、バックアップするデータを記憶
した、第1の記憶部とは別の前記複数の記憶部の一部で
ある第2の記憶部と、バックアップ中に受け取った更新
データを記憶する、前記第1の記憶部よりも小さい記憶
容量を備えた第3の記憶部と、前記第2の記憶部に記憶
したデータをバックアップしながら、前記第1の記憶部
に記憶したデータを更新することで、バックアップ中に
もデータ更新を受け付けるとともに、バックアップ中に
前記第1の記憶部に障害があったときは、前記第3の記
憶部に記憶した更新データをもとに前記第2の記憶部に
記憶したデータを更新し、障害が発生した時点の前記第
1の記憶部に記憶していたデータを復元する制御部とを
備えたことを特徴とする記憶装置が提供される。
【0021】また、データ更新時、複数の記憶部に記憶
したデータがそれぞれ同じ内容になるように更新するこ
とで、一部の記憶部に障害があっても別の正常な記憶部
を用いてデータの入出力を継続する記憶装置において、
該記憶装置に記憶したデータをバックアップするとき
に、前記複数の記憶部の一部である第2の記憶部に記憶
したデータをバックアップしながら更新データを受け取
り、この更新データを第3の記憶部に順次記憶すると共
に、この更新データにより、前記第2の記憶部に記憶し
た情報と同じ容量の情報が記憶できる、前記第2の記憶
部とは別の前記複数の記憶部の一部である第1の記憶部
に記憶したデータを更新する前記記憶装置のバックアッ
プ方法であって、前記バックアップ中に前記第1の記憶
部に障害があったときは、前記第3の記憶部に記憶した
更新データをもとに前記第2の記憶部に記憶したデータ
を更新し、障害が発生した時点の前記第1の記憶部に記
憶していたデータを復元することを特徴とする前記記憶
装置のバックアップ方法が提供される。
【0022】さらに、データ更新時、複数の記憶部に記
憶したデータがそれぞれ同じ内容になるように更新する
ことで、一部の記憶部に障害があっても別の正常な記憶
部を用いてデータの入出力を継続する記憶装置におい
て、該記憶装置に記憶したデータをバックアップすると
きに、前記複数の記憶部の一部である第2の記憶部に記
憶したデータをバックアップするステップと、更新デー
タを受け取り、この更新データを第3の記憶部に順次記
憶するステップと、この更新データにより、前記第2の
記憶部に記憶した情報と同じ容量の情報が記憶できる、
前記第2の記憶部とは別の前記複数の記憶部の一部であ
る第1の記憶部に記憶したデータを更新するステップと
を有し、前記バックアップ中に前記第1の記憶部に障害
があったときは、前記第3の記憶部に記憶した更新デー
タをもとに前記第2の記憶部に記憶したデータを更新
し、障害が発生した時点の前記第1の記憶部に記憶して
いたデータを復元するステップをさらに有することを特
徴とするプログラムが提供される。
【0023】この記憶装置、バックアップ方法及びプロ
グラムによれば、バックアップの際に行なわれる更新デ
ータを蓄えておくだけの容量を持った記憶装置を備える
のみで、当該記憶装置に対する更新とバックアップを並
行して実施することができる。さらにはバックアップ最
中に更新される更新データは、本来のデータ量と比べ圧
倒的に少ないのが普通である。よって過剰に記憶装置を
用いてRAIDを構成するよりも設備投資を抑えることが可
能である。
【0024】
【発明の実施の形態】図1に本発明にかかる記憶装置1
01の実施形態のブロック構成図を示す。
【0025】図1には記憶装置101、計算機102、
バックアップ装置103、制御装置104、更新データ
記憶装置105、オンライン用記憶装置106、バック
アップ用記憶装置107、データ領域108及び更新デ
ータ記憶領域109が示されている。
【0026】計算機102はアプリケーションプログラ
ムを実行する計算機であり、プログラムを実行する過程
で記憶装置101に記憶したデータの検索、更新を行
う。
【0027】バックアップ装置103は計算機102が
行う検索、更新処理とは別に、記憶装置101に記憶さ
れたデータを読み出してバックアップする装置である。
バックアップ装置103はバックアップしたデータを保
存するための大容量のメディアを備えている。大容量の
メディアとしては、たとえば磁気テープ装置、光ディス
ク装置といった大容量で保存に適したものを使用する。
バックアップ用メディアはここに示したものに限らず、
安定して情報を記憶保存できるものであれば良い。
【0028】次に記憶装置101のブロック構成につい
て説明する。
【0029】記憶装置101は計算機102からの読み
書きなどの指示を受けて動作する。これらの指示はまず
制御装置104によって解釈される。この解釈された指
示は更新データ記憶装置105、同一の構成を持つオン
ライン用記憶装置106及びバックアップ用記憶装置1
07に伝えられる。通常の使用状態においてはオンライ
ン用記憶装置106とバックアップ用記憶装置107
は、計算機102からの更新要求によって、同じ記憶内
容になるように更新される。
【0030】ここでいう同一記憶内容とは同一コードの
形で記憶されるもの以外にも、たとえばデータ圧縮して
記憶している場合も同様である。結果的に、複数用意し
た記憶装置上のデータがお互いに同じものと認識できる
ものであればかまわない。同じ内容のデータが、二つの
記憶装置に記憶されていることによって、たとえば片方
の記憶装置が読み取り不能になったとしても、他の記憶
装置に対しては読み書きを継続できる。このように構成
することによって、計算機102の上で動作するアプリ
ケーションプログラムの実行に影響を与えることなく、
処理の継続が可能となる。
【0031】オンライン用記憶装置106やバックアッ
プ用記憶装置107は、1以上のデータ記憶領域108
からなる。データ記憶領域108は、たとえばハードウ
ェアに起因する物理的な境界を指し、磁気ディスクの筐
体単位、トラック及びセクタ単位に仕切られた領域であ
る。または記憶装置オンライン用記憶装置106やバッ
クアップ用記憶装置107に施されたフォーマットによ
って決まるI/O単位(ブロックと呼ぶ)に準じたもので
あっても良い。あるいは記憶装置内の論理的区分を定め
たボリュームの単位、一連のデータのつながりとして表
されるファイルの単位であっても良い。
【0032】更新データ記憶装置105は主に、オンラ
インバックアップの実行時の更新データを保存するため
に使用される。オンラインバックアップとは、計算機1
02によるオンライン用記憶装置106への更新処理を
行いながら、バックアップ用記憶装置107が記憶する
データをバックアップ装置103に保存する処理であ
る。好ましくは更新データ記憶装置105は、オンライ
ン用記憶装置106またはバックアップ記憶装置107
に起こる障害の影響を受けないように、ハードウェア的
に別の記憶装置として構成すべきである。このようにオ
ンライン用記憶装置106とは別の記憶装置に更新デー
タを記憶することで、オンライン用記憶装置106が障
害により読み取り不能になったときでも、計算機102
が行った更新データだけは確保しておくことができる。
計算機102が行った更新データさえあれば、このデー
タをもう一方のバックアップ用記憶装置107に記憶さ
れたデータに反映することにより、計算機102がオン
ライン用記憶装置106に行った更新と同じ状態を再現
することができる。
【0033】本実施形態の場合、更新データ記憶装置1
05に記憶する更新データは、オンラインバックアップ
中に計算機102が行った更新情報だけである。よって
更新データ記憶装置105は小さな記憶容量の記憶装置
でかまわない。
【0034】記憶装置101のバックアップ用記憶装置
107が記憶するデータをバックアップ装置103に保
存するとき、制御装置104はオンライン用記憶装置1
06とバックアップ用記憶装置107に対しそれぞれ異
なる制御をする。制御装置104は、バックアップ用記
憶装置107への書き込みを禁止し、バックアップ用記
憶装置107が記憶するデータをバックアップ装置10
3にバックアップする。
【0035】図1ではバックアップ装置103は単独の
装置として示されているが、小規模なシステムなどでは
計算機102自体がハードウェアあるいはソフトウェア
的にバックアップ装置103の機能を併せ持つ場合も考
えられる。
【0036】一方、オンライン用記憶装置106はバッ
クアップ中でも計算機102からの更新要求に基づいて
更新される。このとき制御装置104は、更新要求にし
たがってオンライン用記憶装置106に記憶したデータ
を更新し、さらに更新要求を更新データ記憶装置105
に対しても送信する。この更新要求を受けた更新データ
記憶装置105は、この更新要求を更新データ記憶領域
109に順次記憶していく。
【0037】このときの更新データ記憶装置105、オ
ンライン用記憶装置106及びバックアップ用記憶装置
107のそれぞれに記憶されているデータの関係につい
て説明する。
【0038】まず、オンラインバックアップ時における
オンライン用記憶装置106とバックアップ用記憶装置
107のミラーリングが解除された後に障害が発生した
ときの、更新データ及びバックアップデータの復元の仕
方を説明する。
【0039】計算機102が送信した更新要求は制御装
置104によって更新データ記憶装置105に順次記憶
されている。一方、更新要求に基づいてオンライン用記
憶装置106のデータも更新される。このとき計算機1
02の更新要求により更新した結果がオンライン用記憶
装置106上のデータであるから、更新要求とバックア
ップ用記憶装置107のデータがあれば、計算機102
が行った更新後のデータを再現することができる。つま
り計算機102が行った更新後のデータは、オンライン
用記憶装置106と、更新データ記憶装置105に記憶
した更新要求及びバックアップ用記憶装置107と二通
りの形で更新後の同じデータが記憶されていることにな
る。
【0040】オンライン用記憶装置106に障害が発生
したときは、バックアップ用記憶装置107に対し更新
データ記憶装置105に記憶した更新要求を順次行え
ば、計算機102がオンラインバックアップ中に行った
更新後の状態を復元することができる。また更新データ
記憶装置105に障害が発生しても、オンライン用記憶
装置106が正常ならば最新データが失われることはな
い。同様に、バックアップ用記憶装置107に障害が発
生したとしても、オンライン用記憶装置106が正常な
らば問題はない。
【0041】このようにオンラインバックアップ中でミ
ラーリングが解除された状態でも、オンライン用記憶装
置106か、更新データ記憶装置105及びバックアッ
プ用記憶装置107のどちらかが正常であれば、オンラ
インバックアップ中に行われた更新を再現できる。よっ
て計算機102の更新処理を継続したままオンラインバ
ックアップができる、データ復元可能な記憶装置101
とすることができる。
【0042】バックアップ用記憶装置107のバックア
ップが終わると、再びミラーリングを開始するためオン
ライン用記憶装置106とバックアップ用記憶装置10
7の記憶するデータの内容を同じにする。内容を同じに
するにはオンライン用記憶装置106からバックアップ
用記憶装置107に対し、すべての内容を複写するのが
簡単な方法である。
【0043】しかしながら、オンライン用記憶装置10
6に記憶されたデータ量が大きい場合、複写するだけで
も多くの時間を必要とする。このため本実施形態では更
新データ記憶装置105に順次記憶した更新要求をバッ
クアップ用記憶装置107に適用する方法をとることが
できる。更新データ記憶装置105に記憶した更新要求
を基に、計算機102が行った更新部分だけを更新すれ
ば、バックアップ処理時間の短縮に非常に有利である。
【0044】記憶した更新要求による更新が終了する
と、オンライン用記憶装置106とバックアップ用記憶
装置107の内容が同じになるので、再びミラーリング
を行うことができる状態になる。
【0045】再びミラーリングを行うときの、更新デー
タ記憶装置105に記憶した更新要求に基づいて、バッ
クアップ用記憶装置107の内容を更新するにはいくつ
かの方法が考えられる。更新要求に基づいた更新データ
を、通常のI/O命令によってバックアップ用記憶装置1
07に上書きする方法が最も一般的である。
【0046】このとき、更新要求がデータをブロックな
どの論理的な単位で更新するものならば、I/O命令によ
る更新を行わず更新データを論理的に入れ換えるように
しても良い。たとえばバックアップ用記憶装置107の
データ記憶領域108と更新データ記憶領域109を同
一の大きさの記憶領域とすれば、論理的に入れ換えるこ
とができる。それぞれの記憶領域が、メモリのような論
理アドレスをデコードしてアクセスする構造の記憶装置
で構成されていたとする。このような記憶装置であれ
ば、アドレスバスの途中にアドレス変換装置を設けるこ
とによって論理的にデータを入れ換えることができる。
あるいは更新データ記憶領域105を物理的に着脱可能
なディスク装置とすれば、このディスク装置の着脱によ
る方法でも実現できる。
【0047】また上記のような方法ではなく、たとえば
制御装置104が計算機102やバックアップ装置10
3からのアクセス要求を操作し、論理的にデータ領域が
入れ換わるようにしても良い。
【0048】更新データ記憶領域109とバックアップ
用記憶装置107のデータ記憶領域108とを更新処理
に依らず論理的に入れ換えように構成すると、更新デー
タ記憶装置105に記憶した更新要求の更新が不要とな
り、ミラーリングに要する時間を大幅に短縮することが
できる。
【0049】記憶装置101に記憶されているデータ
が、論理的な一連のデータ領域からなるファイルの場合
もある。更新要求がファイルに関するものであるとき、
制御装置104にファイルの構造を判断する機能を備え
れば、ファイル単位で更新処理を行うことも可能であ
る。また、オンラインバックアップ時にオンライン用記
憶装置106に障害が起こっても、バックアップ用記憶
装置107と更新データ記憶装置105に記憶した更新
要求によって、ファイル単位で最新のデータに復元する
ことができる。
【0050】通常、計算機102が扱うデータはファイ
ルの形で扱う場合が多い。このような構成とするとファ
イルの単位で最新のデータを復元することができる。
【0051】上記したものとは別に、磁気ディスク装置
単位で更新することもできる。記憶装置を操作するI/O
命令には、どの磁気ディスク装置について読み書きする
かという情報が含まれている。この情報に基づいて、最
新の状態に更新する磁気ディスク装置に対して行った更
新要求のみを抜き出して更新することができる。
【0052】このように構成すると、障害が発生した磁
気ディスク装置のみを交換し、最新の状態とすることが
できる。
【0053】本実施形態ではオンライン用記憶装置10
6及びバックアップ用記憶装置107という2つの記憶
装置の例を示した。しかしながら複数ある記憶装置をオ
ンライン用記憶装置106やバックアップ用記憶装置1
07の様に、予め使用目的別に定めておく必要はない。
予め使用目的を定めない場合には、制御装置104が複
数ある記憶装置の中からそれぞれの記憶装置について用
途を定めればよい。
【0054】次に本実施形態の一例である記憶装置10
1が、通常の使用状態の動作と、オンラインバックアッ
プ時の動作と、通常の使用状態に復帰するときの動作を
説明する。
【0055】まず計算機102によって読み書きが行わ
れる通常の使用状態の動作を図2に示したフローに従っ
て説明する。
【0056】計算機102がアプリケーションの処理の
過程で、記憶装置101に対し更新要求を投げる(ステ
ップ201)。これを受け取った制御装置104はこの
要求に従って、オンライン用記憶装置106及びバック
アップ用記憶装置107の両方に対し記憶しているデー
タの該当部分を更新するよう指示する(ステップ20
2、203及び204)。制御装置104は、ステップ
203とステップ204が正常に行なわれたかどうかを
判断し(ステップ205)、双方とも成功している場合
には更新要求を発した計算機102に対して更新できた
ことを通知する。このときステップ203とステップ2
04のどちらか一方でも失敗した場合には計算機102
に対し更新できなかったことを通知する。これを受けた
計算機102は、その通知に応じた対応を取ることがで
きる。
【0057】このように通常の使用状態で受け付けた更
新要求は、オンライン用記憶装置106とバックアップ
用記憶装置107の内容が常に一致するように処理され
る。
【0058】続いて本実施形態の一例である記憶装置1
01のオンラインバックアップ時の動作を説明する。こ
のときの動作は、バックアップ装置103へのバックア
ップの動作と、オンライン更新動作及びオンラインバッ
クアップモードから通常使用モードへ復帰する動作の3
つに分けられる。
【0059】最初に図3のフローに基づいて、記憶装置
101のバックアップの動作について説明する。たとえ
ば運用管理者が予め設定したバックアップ開始時刻にな
ったとき、バックアップ装置103がオンラインバック
アップの開始要求を、記憶装置101に通知する(ステ
ップ301)。要求を受けた制御装置104は、記憶装
置101の動作モードをバックアップモードに変更する
(ステップ302)。そしてこの変更を受け付けたこと
をバックアップ装置103に応答する(303)。記憶
装置101をバックアップモードに変更すると、オンラ
イン用記憶装置106とバックアップ用記憶装置107
の間のミラーリングが解除される。ミラーリングが解除
された後は、制御装置104によってそれぞれ別個に読
み書きできるようになる。
【0060】以降のバックアップ動作はすべて、バック
アップ用記憶装置107に対して行なわれるステップで
ある。バックアップ装置103は、バックアップを行な
う記憶領域の先頭をバックアップ対象位置として設定す
る(ステップ304)。次にバックアップ装置103
は、バックアップ対象位置にあるデータの読み出しを要
求する(ステップ306)。制御装置104は、その要
求に従ってバックアップ用記憶装置107に記憶された
データを読み出す(ステップ307)。ここでバックア
ップ用記憶装置107から、データが正常に読み出せた
かどうかを判断する(ステップ308)。
【0061】読み出しが失敗した場合には、バックアッ
プ装置103に対しオンラインバックアップが失敗した
ことを通知し(ステップ313)、バックアップを中止
する(ステップ314)。中止後は、バックアップモー
ドを通常使用モードに戻してサービスを再開しても良い
し、再び図3に示したフローを実行しバックアップを試
みても良い。
【0062】正常に読み出せたときは、読み出したデー
タをバックアップ装置103に送信する(309)。そ
してこのデータはバックアップ装置103により、バッ
クアップ用メディアに記憶保存される(ステップ31
0)。記憶保存後、バックアップ対象位置を次のバック
アップデータが記憶された位置に進める(ステップ31
1)。
【0063】このときバックアップ装置103はバック
アップするすべてのデータについて処理したかどうかを
判断する(ステップ312)。まだバックアップすべき
データが残っているときは、再び記憶装置101に対し
てデータを要求する(ステップ305)。
【0064】バックアップすべきデータすべてを処理し
たときは、バックアップ装置103はバックアップの終
了を記憶装置101に通知する(ステップ315)。こ
れを受け取った制御装置104は(ステップ316)、
オンラインバックアップの終了処理を行なった後(ステ
ップ317)、バックアップ装置103に対して処理の
成功を通知する(ステップ318)。
【0065】次にオンライン更新の動作を図4に示した
フローに従って説明する。ただし、バックアップ装置1
03からの要求により、すでに記憶装置101がバック
アップモードになっているものとする。オンライン更新
は、記憶装置101がオンラインバックアップモードに
なっているときに、計算機102から更新要求があった
ときに実行される処理である。
【0066】計算機102がアプリケーションを処理す
る過程で、記憶したデータを更新するあるいは新たにデ
ータを記憶するために記憶装置101に対し更新要求を
行う(ステップ401)。制御装置104はこの要求を
受けると(ステップ402)、更新データ記憶装置10
5を更新する(ステップ403)。更新データ記憶装置
105には、オンラインバックアップモードのときの更
新要求が順次記憶される(ステップ404)。
【0067】次に制御装置104は更新要求にしたがっ
てオンライン用記憶装置106に記憶したデータを更新
する(ステップ405)。
【0068】次に更新データ記憶装置105及びオンラ
イン用記憶装置106への更新処理が正常に処理された
かどうかを判断する(ステップ406)。正常に更新で
きた場合には、制御装置104は計算機102にオンラ
イン更新が成功したことを通知する(ステップ40
7)。一方、失敗した場合には、計算機102にオンラ
イン更新が失敗したことを通知する(ステップ40
8)。この図4に示したフローは計算機102から更新
要求があるたびに実行される。
【0069】このように更新要求を更新データ記憶装置
105に順次記憶しながら、ミラーリングしていた一方
のオンライン用記憶装置106へ更新を行う。バックア
ップ中であっても計算機102からの更新ができること
で、計算機102は処理を継続できる。またバックアッ
プ中にオンライン用記憶装置106が故障しても、バッ
クアップ用記憶装置107と更新データ記憶装置105
に順次記憶された更新要求があるため、最後に更新要求
があった後の記憶内容を復元することができる。
【0070】またオンライン用記憶装置106に記憶し
ているデータ量と比べて、オンラインバックアップ中に
受け付けた更新要求に基づいて更新されるデータ量は極
めて小さい。オンライン用記憶装置106と同じ記憶容
量を持つ別の記憶装置を用意して、バックアップ中のデ
ータ更新を実現する方法と比べて、本発明にかかる記憶
装置が余分に必要とする記憶装置の記憶量は更新データ
記憶装置105の更新要求の情報量だけである。よって
本発明にかかる記憶装置とすれば、オンラインバックア
ップを実現するために必要とする記憶容量を大幅に削減
することができる。
【0071】最後に記憶装置101がオンラインバック
アップモードから通常の使用状態に復帰する時の動作
を、図5に示したフローに従って説明する。ここで行う
処理は記憶装置101がオンラインバックアップモード
中にオンライン用記憶装置106に行った更新を、バッ
クアップ用記憶装置107にも行い、バックアップ用記
憶装置107とオンライン用記憶装置106との間のミ
ラーリングを再開する処理である。
【0072】まず、制御装置104は更新データ記憶装
置105に順次記憶した更新要求をバックアップ用記憶
装置107に対して行う。これをバックアップ終了処理
と呼ぶ。バックアップ終了処理対象データの位置を示す
ポインタを、バックアップ用記憶装置107内の所定の
領域に設定する(ステップ501)。更新データ記憶装
置105に順次記憶した更新要求が持つ情報を解析する
(ステップ503)。解析した結果から、ポインタが指
し示す場所にあるデータを更新する更新要求があるかど
うかを判断する(ステップ504)。
【0073】ポインタが指し示す位置のデータを更新す
る更新要求がない場合、バックアップ用記憶装置107
の内容を更新することなく、次のバックアップ終了処理
を行う位置を指すようにポインタを進める(ステップ5
06)。更新する更新要求がある場合は、その更新要求
が持つデータによってバックアップ用記憶装置107が
記憶するデータを更新する(ステップ505)。その後
バックアップ終了処理対象データ位置を示すポインタを
次のデータ位置を指すように進める(ステップ50
6)。
【0074】次にバックアップ終了処理をすべきすべて
のデータについて処理したかを判断する(ステップ50
7)。バックアップ用記憶装置107にバックアップ終
了処理すべきデータがある場合には、再びステップ50
3からバックアップ終了処理を行う。
【0075】すべてのバックアップ終了処理すべきデー
タについて処理を終わったら、記憶装置101の動作モ
ードを通常使用状態に変更する(ステップ508)。バ
ックアップ終了処理を終わると、オンライン用記憶装置
106に記憶したデータとバックアップ用記憶装置10
7に記憶したデータとは同一の内容となる。2つの記憶
装置の記憶する内容が同じになったところで、制御装置
104はオンライン用記憶装置106とバックアップ用
記憶装置107からなるミラーリングを再び開始する。
【0076】このようにすると、オンライン用記憶装置
106の内容を複写する方法と比べて、バックアップ用
記憶装置107の内容を最新の状態にしミラーリングを
再開する処理に要する時間を大幅に削減できる。
【0077】バックアップ用記憶装置107に対する、
更新要求に基づく更新は、かならずしも上記のように一
連のオンラインバックアップ終了時にまとめて行う必要
はない。たとえばA領域、B領域、C領域、・・・とい
うように、データ記憶領域108を区切ってバックアッ
プする場合である。バックアップの対象となっている他
の領域のバックアップが終了する前に、A領域のバック
アップが終了した時点で、A領域についてのバックアッ
プ終了処理を先行して行うことができる。好ましくはA
領域についてのバックアップ終了処理後、A領域につい
て先行してミラーリングを開始するように構成すると良
い。
【0078】このようにバックアップが完了した部分か
ら適宜通常の使用状態に変更すると、バックアップ用記
憶装置107に対する更新を平準化できる。さらにはバ
ックアップを小範囲に区切って行うため、更新データ記
憶装置105はこの小範囲に記憶したデータに対する更
新データのみを記憶する容量があれば良い。よって更新
データ記憶装置105の記憶容量をより小さいもので構
成することができる。
【0079】なお本実施形態に示した記憶装置を計算機
により実現することもできる。このときはこの計算機が
実行できる、本実施形態に示したフローを実現するプロ
グラムコードを作成すればよい。
【0080】また本実施形態に示した構成の一部または
全部を、同様な機能を備えた別の構成に置き換えたとし
ても、本発明の効果を得ることが可能である。
【0081】
【発明の効果】過剰な設備を必要とせず、かつサービス
を継続しながらオンラインバックアップを行なうことを
可能とする、データ復元が可能な記憶装置、そのバック
アップ方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における記憶装置のブロ
ック構成を示す図。
【図2】 本発明の一実施形態における記憶装置の通常
状態の処理フローを示す図。
【図3】 本発明の一実施形態における記憶装置のバッ
クアップ時の処理フローを示す図。
【図4】 本発明の一実施形態における記憶装置のオン
ライン更新時の処理フローを示す図。
【図5】 本発明の一実施形態における記憶装置のオン
ラインバックアップから通常状態に移行する時の処理フ
ローを示す図。
【符号の説明】
102 計算機 103 バックアップ装置 104 制御装置 105 更新データ記憶装置 106 オンライン用記憶装置 107 バックアップ用記憶装置 108 データ記憶領域 109 更新データ記憶領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白木原 敏雄 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 佐藤 記代子 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 崎山 伸夫 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 (72)発明者 林 拓也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝研究開発センター内 Fターム(参考) 5B065 BA01 EA12 EA35 5B082 DC11 DC12 DD00 DE05

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ更新時、複数の記憶部に記憶したデ
    ータがそれぞれ同じ内容になるように更新することで、
    一部の記憶部に障害があっても別の正常な記憶部を用い
    てデータの入出力を継続する記憶装置であって、 バックアップ中でも継続してデータ更新する、前記複数
    の記憶部の一部である第1の記憶部と、 前記第1の記憶部に記憶した情報と同じ容量の情報が記
    憶できる、バックアップするデータを記憶した、第1の
    記憶部とは別の前記複数の記憶部の一部である第2の記
    憶部と、 バックアップ中に受け取った更新データを記憶する、前
    記第1の記憶部よりも小さい記憶容量を備えた第3の記
    憶部と、 前記第2の記憶部に記憶したデータをバックアップしな
    がら、前記第1の記憶部に記憶したデータを更新するこ
    とで、バックアップ中にもデータ更新を受け付けるとと
    もに、 バックアップ中に前記第1の記憶部に障害があったとき
    は、前記第3の記憶部に記憶した更新データをもとに前
    記第2の記憶部に記憶したデータを更新し、障害が発生
    した時点の前記第1の記憶部に記憶していたデータを復
    元する制御部とを備えたことを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】それぞれが同じ記憶容量を記憶できる複数
    の記憶部を備えた記憶装置であって、 前記制御部は、記憶するデータをバックアップするとき
    に、前記複数の記憶部のうちの少なくとも1つを前記第
    1の記憶部及び前記第2の記憶部と定めることを特徴と
    する請求項1に記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】バックアップ終了後、前記制御部は前記第
    2の記憶部に記憶したデータと前記第1の記憶部に記憶
    したデータとを同じ内容にするために、前記第3の記憶
    部に記憶した更新データをもとに前記第2の記憶部に記
    憶したデータを更新することを特徴とする請求項1に記
    載の記憶装置。
  4. 【請求項4】前記第2の記憶部と前記第3の記憶部は、
    同じ大きさの複数のデータ記憶領域から構成されること
    を特徴とする請求項3に記載の記憶装置。
  5. 【請求項5】前記更新データは1つ以上のデータ記憶領
    域に記憶したデータからなるファイルについて更新する
    データであり、前記制御部は、前記第2の記憶部に記憶
    したデータの更新をファイルの単位で行うことを特徴と
    する請求項4に記載の記憶装置。
  6. 【請求項6】前記制御部が行う、前記第3の記憶部に記
    憶した更新データによる前記第2の記憶部に記憶したデ
    ータの更新は、前記更新データが更新する前記第2の記
    憶部のデータ記憶領域の内容を、前記更新データ記憶部
    の前記更新データが記憶されたデータ記憶領域の内容に
    更新することを特徴とする請求項4に記載の記憶装置。
  7. 【請求項7】前記データ記憶領域は1つの磁気ディスク
    装置から構成され、前記制御部は前記第2の記憶部に記
    憶したデータの更新を該磁気ディスク装置の単位で行う
    ことを特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
  8. 【請求項8】前記データ記憶領域は1つのファイルから
    構成され、前記制御部は前記第2の記憶部に記憶したデ
    ータの更新を該ファイルの単位で行うことを特徴とする
    請求項6に記載の記憶装置。
  9. 【請求項9】前記制御部はさらにアドレス変換器を備
    え、前記制御部が前記第2の記憶部の前記データ記憶領
    域に記憶したデータをアクセスするときは、前記第3の
    記憶部の前記データ記憶領域に該当するデータ記憶領域
    を示すようにアドレスを変換することを特徴とする請求
    項6に記載の記憶装置。
  10. 【請求項10】前記制御部は、前記第2の記憶部の全デ
    ータ記憶領域のバックアップが終わったかどうかにかか
    わらず、バックアップの終わった前記第2の記憶部のデ
    ータ記憶領域から順に、前記第3の記憶部に記憶した更
    新データによる更新を行い、 以降このデータ記憶領域に記憶したデータの更新をする
    ときは前記第1の記憶部に記憶した内容を更新すると共
    に、前記第1の記憶部に記憶した内容と同じになるよう
    に前記第2の記憶部に記憶したデータも更新することを
    特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
  11. 【請求項11】データ更新時、複数の記憶部に記憶した
    データがそれぞれ同じ内容になるように更新すること
    で、一部の記憶部に障害があっても別の正常な記憶部を
    用いてデータの入出力を継続する記憶装置において、 該記憶装置に記憶したデータをバックアップするとき
    に、前記複数の記憶部の一部である第2の記憶部に記憶
    したデータをバックアップしながら更新データを受け取
    り、この更新データを第3の記憶部に順次記憶すると共
    に、この更新データにより、前記第2の記憶部に記憶し
    た情報と同じ容量の情報が記憶できる、前記第2の記憶
    部とは別の前記複数の記憶部の一部である第1の記憶部
    に記憶したデータを更新する前記記憶装置のバックアッ
    プ方法であって、 前記バックアップ中に前記第1の記憶部に障害があった
    ときは、前記第3の記憶部に記憶した更新データをもと
    に前記第2の記憶部に記憶したデータを更新し、障害が
    発生した時点の前記第1の記憶部に記憶していたデータ
    を復元することを特徴とする前記記憶装置のバックアッ
    プ方法。
  12. 【請求項12】前記記憶装置が持つ複数の記憶部はそれ
    ぞれが同じ容量の情報を記憶できるものであって、 前記記憶装置が記憶するデータをバックアップするとき
    に、前記複数の記憶部のうちの少なくとも1つを前記第
    1の記憶部及び前記第2の記憶部と定めることを特徴と
    する請求項11に記載のバックアップ方法。
  13. 【請求項13】バックアップ終了後、前記制御部は前記
    第2の記憶部に記憶したデータと前記第1の記憶部に記
    憶したデータとを同じ内容にするために、前記第3の記
    憶部に記憶した更新データをもとに前記第2の記憶部に
    記憶したデータを更新することを特徴とする請求項11
    に記載のバックアップ方法。
  14. 【請求項14】前記第2の記憶部と前記第3の記憶部
    が、同じ大きさの複数のデータ記憶領域から構成される
    記憶装置において、 1つ以上のデータ記憶領域に記憶したデータからなるフ
    ァイルについて更新する前記更新データを受け付け、前
    記第2の記憶部に記憶したデータの更新をファイルの単
    位で行うことを特徴とする請求項13に記載のバックア
    ップ方法。
  15. 【請求項15】前記第2の記憶部と前記第3の記憶部
    が、同じ大きさの複数のデータ記憶領域から構成される
    記憶装置において、 前記更新データ記憶部に記憶した更新データによる前記
    第2の記憶部に記憶したデータの更新は、 前記更新データが更新する前記第2の記憶部のデータ記
    憶領域の内容を、前記第3の記憶部の前記更新データが
    記憶されたデータ記憶領域の内容となるように更新する
    ことを特徴とする請求項13に記載のバックアップ方
    法。
  16. 【請求項16】前記データ記憶領域が1つの磁気ディス
    ク装置から構成される記憶装置において、前記第2の記
    憶部に記憶したデータの更新を該磁気ディスク装置の単
    位で行うことを特徴とする請求項15に記載のバックア
    ップ方法。
  17. 【請求項17】前記データ記憶領域が1つのファイルか
    ら構成される記憶装置において、前記第2の記憶部に記
    憶したデータの更新を該ファイルの単位で行うことを特
    徴とする請求項15に記載のバックアップ方法。
  18. 【請求項18】前記第2の記憶部の前記データ記憶領域
    に記憶したデータをアクセスするときは、前記第3の記
    憶部の前記データ記憶領域に該当するデータ記憶領域を
    示すようにアドレスを変換することを特徴とする請求項
    15に記載のバックアップ方法。
  19. 【請求項19】前記第2の記憶部の全データ記憶領域の
    バックアップが終わったかどうかにかかわらず、バック
    アップの終わった前記第2の記憶部のデータ記憶領域か
    ら順に、前記第3の記憶部に記憶した更新データによっ
    て前記第2の記憶部に記憶したデータを更新し、 以降このデータ記憶領域に記憶したデータを更新する更
    新データを受け付けたときは、前記第2の記憶部に記憶
    した内容を更新すると共に、前記第1の記憶部に記憶し
    た内容と同じになるように前記第2の記憶部に記憶した
    データも更新することを特徴とする請求項15に記載の
    バックアップ方法。
  20. 【請求項20】データ更新時、複数の記憶部に記憶した
    データがそれぞれ同じ内容になるように更新すること
    で、一部の記憶部に障害があっても別の正常な記憶部を
    用いてデータの入出力を継続する記憶装置において、 該記憶装置に記憶したデータをバックアップするとき
    に、前記複数の記憶部の一部である第2の記憶部に記憶
    したデータをバックアップするステップと、更新データ
    を受け取り、この更新データを第3の記憶部に順次記憶
    するステップと、この更新データにより、前記第2の記
    憶部に記憶した情報と同じ容量の情報が記憶できる、前
    記第2の記憶部とは別の前記複数の記憶部の一部である
    第1の記憶部に記憶したデータを更新するステップとを
    有し、 前記バックアップ中に前記第1の記憶部に障害があった
    ときは、前記第3の記憶部に記憶した更新データをもと
    に前記第2の記憶部に記憶したデータを更新し、障害が
    発生した時点の前記第1の記憶部に記憶していたデータ
    を復元するステップをさらに有することを特徴とするプ
    ログラム。
  21. 【請求項21】バックアップ終了後、前記制御部は前記
    第2の記憶部に記憶したデータと前記第1の記憶部に記
    憶したデータとを同じ内容にするために、前記第3の記
    憶部に記憶した更新データをもとに前記第2の記憶部に
    記憶したデータを更新するステップをさらに有すること
    を特徴とする請求項20に記載のプログラム
  22. 【請求項22】前記第2の記憶部の前記データ記憶領域
    に記憶したデータをアクセスするときは、このアクセス
    に用いるアドレスを、前記第3の記憶部の前記データ記
    憶領域に該当するデータ記憶領域を示すように変換する
    ステップをさらに有することを特徴とする請求項21に
    記載のプログラム。
  23. 【請求項23】バックアップ終了後、前記制御部は前記
    第2の記憶部に記憶したデータと前記第1の記憶部に記
    憶したデータとを同じ内容にするために行うデータ更新
    のステップは、 前記第2の記憶部の全データ記憶領域のバックアップが
    終わったかどうかにかかわらず、バックアップの終わっ
    た前記第2の記憶部のデータ記憶領域から順に、前記第
    3の記憶部に記憶した更新データによって前記第2の記
    憶部に記憶したデータを更新することを特徴とする請求
    項21に記載のプログラム。
JP2002299850A 2001-11-22 2002-10-15 記憶装置、この記憶装置のバックアップ方法及びプログラム Pending JP2003223287A (ja)

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