JPH05280124A - パネル建物構造 - Google Patents

パネル建物構造

Info

Publication number
JPH05280124A
JPH05280124A JP10345292A JP10345292A JPH05280124A JP H05280124 A JPH05280124 A JP H05280124A JP 10345292 A JP10345292 A JP 10345292A JP 10345292 A JP10345292 A JP 10345292A JP H05280124 A JPH05280124 A JP H05280124A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
panels
brace
load
wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10345292A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Hayashi
洋次 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikken Industry Co Ltd
Original Assignee
Nikken Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikken Industry Co Ltd filed Critical Nikken Industry Co Ltd
Priority to JP10345292A priority Critical patent/JPH05280124A/ja
Publication of JPH05280124A publication Critical patent/JPH05280124A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Load-Bearing And Curtain Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 パネル建物構造において、建物規模に応じて
合理的な設計をなすことができ、これにより構築のため
の全体経費の削減をなすこと。 【構成】 壁体要素のブレースパネル1と支柱パネル2
とから壁体が構成され、これらのパネルは下端と上端と
で基礎及び屋根枠体に拘束され、ブレースパネル1はそ
の平面方向に対し剛性を有し、かつ、互いに直交する方
向に配され、鉛直荷重及び全水平荷重を負担し、支柱パ
ネル2は鉛直荷重を負担する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 この発明は壁体要素としてのパネルにより壁体が構成さ
れてなるいわゆるパネル建物構造に関し、特には、該パ
ネルが鉄骨造のいわゆる鉄骨パネル建物構造に関する。
【0002】(2) 従来の技術及びその問題点 壁体をパネルによって構成する建物構造においては、従
来より一般的に、相隣れるパネル相互を結合して、全体
として一体の強度と剛性を得るようにしている。そし
て、この強度と剛性とにより、屋根荷重を含む鉛直荷重
及び地震・風荷重を含む水平荷重に対拡するものであ
る。
【0003】しかしながら、従来のパネル建物構造にあ
っては、建物囲壁の躯体となるパネルは全て同一強度・
剛性を保持され、鉛直荷重及び水平荷重の負担分配が個
々のパネルに対し一律に行われ、この結果、建物規模に
応じて合理的な設計を行うことが困難で、不経済な設計
仕様となっている。
【0004】(3) 発明が解決しようとする課題 本発明は従来のパネル建物構造の設計思想を一変し、新
規の設計思想のもとに、建物規模に応じて合理的な設計
をなすことができ、これにより構築のための全体経費の
削減を図りうるパネル建物構造を得ることを目的とす
る。
【0005】B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明のパネル建物構造は具体的には次の構成を採る。
すなわち、鉛直に立てられ、その基部を基礎に対して剛
的に固定される壁体要素のブレースパネルと支柱パネル
とから壁体が構成され、これらのブレースパネルと支柱
パネルとは、該壁体の上位に沿って水平に配され、剛性
を保持する屋根枠体にそれらの上端が剛的に固定され
る、建物構造であって、前記ブレースパネルはその平面
方向に対し剛性を有し、かつ、互いに直交する方向に配
され、鉛直荷重及び全水平荷重を負担し、前記支柱パネ
ルは鉛直荷重を負担する、ことを特徴とする。
【0006】(2) 作用 基礎上に立設されその上端に屋根枠体によって剛的に拘
束されたブレースパネルと支柱パネルとの壁体要素によ
り、全体として一体的、かつ立体的に十分な強度と剛性
を有する構造となる。ブレースパネルは、積雪を含む屋
根荷重を受け、かつ、地震荷重、風荷重等の水平方向荷
重に抵抗し、支柱パネルは屋根荷重を受ける。
【0007】(3) 実施例 本発明のパネル建物構造の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図6はその一実施例の鉄骨パネル建物構造
を示し、平屋建て建物への適用を示す。すなわち、図1
〜図3はその全体構成を示し、図4〜図6はその部分構
成を示す。
【0008】図1はこの平屋建て建物の平面構成を示
し、具体的にはこの図において、パネル割が示される。
すなわち、1はブレースパネル、2は支柱パネル、3は
壁パネル、の各壁体要素のパネルであって、4は柱、で
ある。なお、2Aは標準の柱パネル2の標準外のもの、
3A,3Bは同じく標準の壁パネル3の標準外のものを
示す。
【0009】図2は基礎Bを示し、その(a) 図はパネル
割に沿う基礎Bの平面を示し、(b)図は該基礎Bの部分
拡大断面を示す。すなわち、(a) 図に示すこの基礎Bは
いわゆる布基礎構造をなし、その本体には、上方に突出
するアンカー部材6が埋設される。該アンカー部材6を
介してパネル1,2と剛結される。また、(b) 図に示さ
れるように、この基礎Bは、表土を剥がれた地盤E上に
割り栗石100を敷き固め、更にその上に捨てコンクリ
ート102を打設し、この基礎Bの本体104が構築さ
れるものであるが、これは通常の施工態様である。アン
カー部材6は、ボルト部6aとナット部6bとからな
り、そのボルト部6aの基部を基礎本体104内に埋設
され、上部のねじ部にナット部6bが螺合される。
【0010】図3はまた、同じくこのパネル割に沿う屋
根枠体Rの平面を示す。この屋根枠体Rは、壁体パネル
1,2,3の上位に水平に配され、梁材8(大梁8A、
小梁8B)を主体とし、ブレース9によりその剛性を保
持する。従って、梁材8のみにより剛性が得られるなら
ば、ブレース9は省略される。
【0011】以下、パネルを主体とする各部の細部構造
を説明する。先ず、パネルの構成について説明する。
【0012】ブレースパネル 図4はブレースパネル1の骨組み構造を示す。該ブレー
スパネル1は、相平行して鉛直に配される縦枠材12
と、これらの縦枠材12の上下端部において水平に結合
される横枠材13(上部横枠材13A、下部横枠材13
B)と、中間部に横架される中間横材14と、これらの
縦枠材12、横枠材13並びに中間横材14により形成
される枠体の隅部に固設されたブラケット15を介しX
字状に配されるブレース(斜材)16と、から骨組み体
が構成される。更に、中間に胴縁材17が適宜数横架さ
れる。これらの骨組み体は鉄骨材よりなり、溶接接合を
もって一体に組み立てられる。
【0013】縦枠材12、横枠材13及び中間横材14
は、本実施例ではコ字状のアングル材を対向させて矩形
断面状に構成されてなるが、通常の箱状断面の型鋼を用
いることを妨げるものではない。縦枠材12には隣接パ
ネルとの接合を図るボツロ挿通孔18が開設されてい
る。ブラケット15は平板状をなし、従って、枠材のア
ングル材に挟着される態様を採りうることにより、枠材
に対し強固に固定される。胴縁材17において、ブレー
ス16の交差する部分には切欠きもしくは窓部が形成さ
れ、ブレース16の挿通を許容する。
【0014】このブレースパネル1の骨組体の下部に
は、両側に脚部20が垂設される。該脚部20は垂直板
20aを主体とし、両側に補強リブ20b、下端に、底
板20cがそれぞれ固設され、切欠き凹部20dが設け
られる。該切欠き凹部20dに臨んで、底板20cには
アンカー部材6を挿通するアンカー挿通孔が開設されて
いる。これにより、基礎部Bのアンカー部材6を受け入
れ、締付けナット6bの締込みにより基礎Bとの締結が
なされる。なお、垂直板20aはブラケット15と同一
材をもって形成されうる。
【0015】ブレースパネル1の骨組み体の上部には、
両側に梁材8への取付けに供される取付け材22が垂直
に立設される。該取付け材22は垂直板22aを主体と
し、一方の面(背面)に補強リブ22bが固設され、ま
た、垂直板22aには固定用のボルト挿通孔が開設され
る。しかして、該取付け材22は垂直板22aを梁材8
に当接され、前記ボルト挿通孔とこれに対応して梁材8
に開設されたボルト挿通孔とに挿通された取付けボルト
・ナット23の締込みをもって梁材8への締結がなされ
る。
【0016】しかして、このブレースパネル1は、平面
方向の剛性を有し、平面方向に働く荷重に対して十分な
抵抗を示し、更にまた、全水平荷重を負担するものであ
る。該ブレースパネル1は直交方向に組み合わされるこ
とにより、この全水平荷重に対抗する。このブレースパ
ネル1の表面(前面)に化粧ボード24が適宜貼着され
る。
【0017】支柱パネル 図5は支柱パネル2の骨組み構造を示す。該支柱パネル
2は、ブレースパネル1に準じる構造をなすが、ブレー
スが省略されている。すなわち、この支柱パネル2は、
縦枠材26、横枠材27(上部横枠材27A、下部横枠
材27B)、及び胴縁材28から骨組み体が形成され
る。該骨組み体に適用される鉄骨の態様はブレースパネ
ル1に準じる。縦枠材25には、ブレースパネル1に対
応してボルト挿通孔29が開放される。
【0018】この支柱パネル2の骨組み体の下部には、
脚部30が、ブレースパネル1の脚部20に準じて配さ
れる。すなわち、30aはその垂直板、30bは補強リ
ブ、30cは底板、30dは切欠き凹部であって、基礎
Bのアンカー部材6との取付けが図られる。また、支柱
パネル2の上部には、取付け材32がブレースパネル1
の取付け材22に準じて配される。すなわち、32aは
その垂直板、32bは補強リブであって、取付けボルト
・ナット23により固定される。
【0019】しかして、この支柱パネル2は、軸力すな
わち上下方向の荷重を負担するものである。この支柱パ
ネル2の表面にも化粧ボード33が適宜貼着される。
【0020】壁パネル 図6は壁パネル3の骨組み構造を示す。該壁パネル3
は、細幅の縦枠材35、横枠材36(上部横枠材36
A、下部横枠材36B)より矩形の枠体が形成され、中
間部に適宜胴縁材37が配される。縦枠材35と横枠材
36との係合隅部にはブラケット板38が介装され、接
合強度を高めている。これらの枠材35,36は奥行に
おいては他のパネル1,2と同じ長さとされる。縦枠材
35には他のパネル1,2に対応してボルト挿通孔39
が開設される。
【0021】本パネル3においては、脚部は省略され、
上部において取付け材40が他のパネル1,2と同様に
固設され、取付けボルト・ナット23により梁材8との
取付けがなされる。この壁パネル3においては、実質的
に荷重を負担せず、その大きな内部空間を利用してドア
・窓等の開口部が取り付けられる。
【0022】屋根枠体R 屋根枠体Rは、壁体パネル1,2,3の上位に沿って梁
材8が配され、これらの梁材8を剛的に接合するととも
に、ブレース材9が配される。更に、剛性を高めるた
め、火打ち材(図3における符号42)が配される。な
お、梁材8は本実施例では、コ字状をなすチャンネル材
が使用される。この屋根枠体Rの上面には、折板等の屋
根材(図示せず)が載置される。なお、該屋根枠体Rに
おいて長スパン部においては適宜補強材が配される。
【0023】その他 柱4は、本実施例では建物の隅部に一箇所配され、軸力
を負担する。しかしながら、該柱4は本発明において非
本質的事項であり、ブレースパネル1あるいは支柱パネ
ル2をもってこれに代替することができる。
【0024】(立体的配置及び作用・効果)しかして、
本実施例の平屋建て鉄骨パネル建物構造は、上記のパネ
ル1,2,3を互いに相並べ、ブレースパネル1、支柱
パネル2はその基部の脚部20,30をもって基礎Bに
固定され、各パネル1,2,3はその上部の取付け材2
2,32,40をもって屋根枠体Rに固定拘束され、全
体として立体的な強度と剛性とを得る構造となってい
る。パネル1,2,3相互は相接して配されそれらの互
いに対応するボルト挿通孔18,29,39に挿通され
た連結ボルト・ナット(図示せず)をもって固定され
る。
【0025】特に重要なことは、ブレースパネル1及び
支柱パネル2は基礎Bに固設されるうえ、剛性を保つ屋
根枠体Rに緊結され、拘束されることである。ブレース
パネル1はこのため、平面計画的に、バランスよく配置
される。すなわち、建物の長手方向(X方向)並びに該
長手方向に直交する方向(Y方向)に、屋根面積に対応
した数をもって配される。
【0026】本実施例の配置態様によりブレースパネル
1は、耐震壁となり、鉛直荷重及び水平荷重を支持す
る。すなわち、鉛直荷重は建物自体の自重、屋根に載荷
される長期荷重としての積雪も加えたものであり、この
鉛直荷重を支柱パネル2とともに支持する。一方、水平
荷重は、地震荷重及び風荷重が加わるが、本実施例の建
物規模では地震荷重が卓越し、本ブレースパネル1はこ
の地震荷重に十分に対拡し、いわゆる耐震壁として機能
する。支柱パネル2は、ブレースパネル1と協働して鉛
直荷重を分担する。
【0027】本実施例の平屋建て鉄骨パネル建物構造に
よれば、ブレースパネル1と支柱パネル2とが協働して
所定の強度・剛性を発揮するので、建物の躯体部となる
壁体をすべて同一の強度・剛性を有するパネルで構成す
る必要がなく、最小限のブレースパネル1と支柱パネル
2とを配し(他は壁パネルとする)、建物規模に応じた
合理的な設計をなすことができる。更にまた、支柱パネ
ル2はブレースパネル1に比べ構成が簡単で、従って、
製作が容易であるので、水平荷重に見合うブレースパネ
ル1の外は支柱パネル2で鉛直荷重を負担させることに
より、ブレースパネル1の配置の極小化を図り、構築費
用の低減をなすことができる。
【0028】(具体的配置例)囲みに、本実施例のパネ
ル建物構造の設計指針の一具体例を示すと次のとおりで
ある。 建物の規模 鉄骨造1階建構造であり、軒高は 5.0m以下とする。平
面計画は、原則として長方形とし、長辺/短辺比≦2.5
、床面積は200m2 以下とする。荷重 長期荷重として、積雪30cmを考慮する。短期荷重とし
て地震荷重(CO=0.3)を考慮する。上記の建物の規模の
制限内にある平面計画において、地震荷重は風荷重を上
回るため、風荷重に対する安全検討は、これを省略する
ことができる。 基礎 地耐力= 3.0t/m2 以上の地盤を支持層とする布基礎
とする。 構造部材 構造部材は、パネルと屋根枠体とからなる。 構造設計 (ブレースパネル)ブレースパネルの総延長を屋根面積
で除した値(壁量)は、X方向、Y方向各方向に対し、
6.0 cm/m2 以上とする。 (支柱パネル)支柱パネルは、それぞれ最大25m2
屋根面を支配面積とすることができる (壁パネル)風荷重に対抗する面外曲げ強度を有してお
り、外壁として用いることができる。土間スラブ上の設
置を可とするが、上端は梁材支持とする。
【0029】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更
が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的
範囲内に包含されるものである。 叙上の実施例では、パネル1,2,3をすべて鉄骨造
としたが、これに限定されず、同一の機能を奏するもの
であれば他の素材のものを使用することができる。 各パネル1,2,3の取付け材22,32,40と梁
材8との取付けをボルト結合としたが、溶接接合でもよ
い。 パネル1,2の脚部20,30と基礎Bとの取付けを
ボルト締めとしたが、溶接接合であってもよい。この場
合、基礎Bの上面に溶接用の取付け板を露出させ、これ
に脚20,30が当接され、溶接される。
【0030】C.発明の効果 本発明のパネル建物構造によれば、ブレースパネルと支
柱パネルとが協働して所定の強度・剛性を発揮するの
で、建物の躯体部となる壁体をすべて同一の強度・剛性
を有するパネルで構成する必要がなく、最小限のブレー
スパネルと支柱パネルとを配し、建物規模に応じた合理
的な設計をなすことができる。更にまた、支柱パネルは
ブレースパネルに比べ構成が簡単で、従って、製作が容
易であるので、水平荷重に見合うブレースパネルの外は
支柱パネルで鉛直荷重を負担させることにより、ブレー
スパネルの配置の極小化を図り、構築費用の低減をなす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル建物構造の一実施例の平面構成
(パネル割)を示す図。
【図2】(a) 図は本実施例のパネル割りに沿う基礎部の
平面図。(b) 図は(a) 図のII−II線拡大断面図。
【図3】本実施例のパネル割りに沿う屋根枠体の平面
図。
【図4】(a) 図は本実施例のブレースパネルの骨組み構
成図。(b) 図は(a) 図のIV−IV線断面図。(c) 図はその
頭部及び脚部の拡大図。
【図5】(a) 図は本実施例の支柱パネルの骨組み構成
図。(b) 図は(a) 図のV−V線断面図。
【図6】(a) 図は本実施例の壁パネルの骨組み構成図。
(b) 図は(a) 図のVI−VI線断面図。
【符号の説明】
1…ブレースパネル、2…支柱パネル、3…壁パネル、
B…基礎、R…屋根枠体
【手続補正書】
【提出日】平成4年12月3日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 パネル建物構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】A.発明の目的 (1) 産業上の利用分野 この発明は壁体要素としてのパネルにより壁体が構成さ
れてなるいわゆるパネル建物構造に関し、特には、該パ
ネルが鉄骨造のいわゆる鉄骨パネル建物構造に関する。
【0002】(2) 従来の技術及びその問題点 壁体をパネルによって構成する建物構造においては、従
来より一般的に、相隣れるパネル相互を結合して、全体
として一体の強度と剛性を得るようにしている。そし
て、この強度と剛性とにより、屋根荷重を含む鉛直荷重
及び地震・風荷重を含む水平荷重に対抗するものであ
る。
【0003】しかしながら、従来のパネル建物構造にあ
っては、建物囲壁の躯体となるパネルは全て同一の強度
と剛性とを保持され、鉛直荷重及び水平荷重の負担分配
が個々のパネルに対し一律に行われ、この結果、建物規
模に応じて合理的な設計を行うことが困難で、不経済な
設計仕様となっている。
【0004】(3) 発明が解決しようとする課題 本発明は従来のパネル建物構造の設計思想を一変し、新
規の設計思想のもとに、建物規模に応じて合理的な設計
をなすことができ、これにより構築のための全体経費の
削減を図りうるパネル建物構造を得ることを目的とす
る。
【0005】B.発明の構成 (1) 課題を解決するための手段 本発明のパネル建物構造は具体的には次の構成を採る。
すなわち、鉛直に立てられ、その基部を基礎に対して剛
的に固定される壁体要素のブレースパネルと支柱パネル
とから壁体が構成され、これらのブレースパネルと支柱
パネルとは、該壁体の上位に沿って水平に配され、剛性
を保持する屋根枠体にそれらの上端が剛的に固定される
建物構造であって、前記ブレースパネルはその平面方向
に対し剛性を有し、かつ、互いに直交する方向に配さ
れ、鉛直荷重及び全水平荷重を負担し、前記支柱パネル
は鉛直荷重を負担することを特徴とする。
【0006】(2) 作用 基礎上に立設されその上端に屋根枠体によって剛的に拘
束されたブレースパネルと支柱パネルとの壁体要素によ
り、全体として一体的、かつ立体的に十分な強度と剛性
を有する構造となる。ブレースパネルは、積雪を含む屋
根荷重を受け、かつ、地震荷重、風荷重等の水平方向荷
重に抵抗し、支柱パネルは屋根荷重を受ける。
【0007】(3) 実施例 本発明のパネル建物構造の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図11はその一実施例の鉄骨パネル建物構
造を示し、平屋建て建物への適用を示す。すなわち、図
1〜図4はその全体構成を示し、図5〜図11はその部
分構成を示す。
【0008】図1はこの平屋建て建物の平面構成を示
し、具体的にはこの図において、パネル割が示される。
すなわち、1はブレースパネル、2は支柱パネル、3は
壁パネルの各壁体要素のパネルであって、4は柱であ
る。なお、2Aは標準の支柱パネル2の標準外のもの、
3A,3Bは同じく標準の壁パネル3の標準外のものを
示す。
【0009】図2及び図3は基礎Bを示し、図2はパネ
ル割に沿う基礎Bの平面を示し、図3は該基礎Bの部分
拡大断面を示す。すなわち、図2に示すこの基礎Bはい
わゆる布基礎構造をなし、その本体には、上方に突出す
るアンカー部材6が埋設される。該アンカー部材6を介
してパネル1,2と剛結される。また、図3に示される
ように、この基礎Bは、表土を剥がれた地盤E上に割り
栗石100を敷き固め、更にその上に捨てコンクリート
102を打設し、この基礎Bの本体104が構築される
ものであるが、これは通常の施工態様である。アンカー
部材6は、ボルト6aナット6bとからなり、その
ルト6aの基部を基礎本体104内に埋設され、上部の
ねじ部にナット6bが螺合される。
【0010】図4はまた、同じくこのパネル割に沿う屋
根枠体Rの平面を示す。この屋根枠体Rは、壁体パネル
1,2,3の上位に水平に配され、梁材8(大梁8A、
小梁8B)を主体とし、ブレース9によりその剛性を保
持する。従って、梁材8のみにより剛性が得られるなら
ば、ブレース9は省略される。
【0011】以下、壁体パネルを主体とする各部の細部
構造を説明する。先ず、壁体パネルの構成について説明
する。
【0012】ブレースパネル 図5〜図7 はブレースパネル1の骨組み構造を示す。該
ブレースパネル1は、相平行して鉛直に配される縦枠材
12と、これらの縦枠材12の上下端部において水平に
結合される横枠材13(上部横枠材13A、下部横枠材
13B)と、中間部に横架される中間横材14と、これ
らの縦枠材12、横枠材13並びに中間横材14により
形成される枠体の隅部に固設されたブラケット15を介
しX字状に配されるブレース(斜材)16と、から骨組
み体が構成される。更に、中間に胴縁材17が適宜数横
架される。これらの骨組み体は鉄骨材よりなり、溶接接
合をもって一体に組み立てられる。
【0013】縦枠材12、横枠材13及び中間横材14
は、本実施例ではコ字状のアングル材を対向させて矩形
断面状に構成されてなるが、通常の箱状断面の型鋼を用
いることを妨げるものではない。縦枠材12には隣接パ
ネルとの接合を図るボルト挿通孔18が開設されてい
る。ブラケット15は平板状をなし、従って、枠材のア
ングル材に挟着される態様を採りうることにより、枠材
に対し強固に固定される。胴縁材17において、ブレー
ス16と交差する部分には切欠きもしくは窓部が形成さ
れ、ブレース16の挿通を許容する。
【0014】このブレースパネル1の骨組体の下部に
は、両側に脚部20が垂設される。該脚部20は垂直板
20aを主体とし、両側に補強リブ20b、下端に底板
20cがそれぞれ固設され、垂直板20aには切欠き凹
部20dが設けられる。該切欠き凹部20dに臨んで、
底板20cにはアンカー部材6を挿通するアンカー挿通
孔が開設されている。これにより、基礎部Bのアンカー
部材6を受け入れ、締付けナット6bの締込みにより基
礎Bとの締結がなされる。なお、垂直板20aはブラケ
ット15と同一材をもって形成されうる。
【0015】ブレースパネル1の骨組み体の上部には、
両側に梁材8への取付けに供される取付け材22が垂直
に立設される。該取付け材22は垂直板22aを主体と
し、一方の面(背面)に補強リブ22bが固設され、ま
た、垂直板22aには固定用のボルト挿通孔が開設され
る。しかして、該取付け材22は垂直板22aを梁材8
に当接され、前記ボルト挿通孔とこれに対応して梁材8
に開設されたボルト挿通孔とに挿通された取付けボルト
・ナット23の締込みをもって梁材8への締結がなされ
る。
【0016】しかして、このブレースパネル1は、平面
方向の剛性を有し、平面方向に働く荷重に対して十分な
抵抗を示し、更にまた、全水平荷重を負担するものであ
る。該ブレースパネル1は直交方向に組み合わされるこ
とにより、この全水平荷重に対抗する。このブレースパ
ネル1の表面(前面)に化粧ボード24が適宜貼着され
る。
【0017】支柱パネル 図8及び図9 は支柱パネル2の骨組み構造を示す。該支
柱パネル2は、ブレースパネル1に準じる構造をなす
が、ブレースが省略されている。すなわち、この支柱パ
ネル2は、縦枠材26、横枠材27(上部横枠材27
A、下部横枠材27B)、及び胴縁材28から骨組み体
が形成される。該骨組み体に適用される鉄骨の態様はブ
レースパネル1に準じる。縦枠材25には、ブレースパ
ネル1に対応してボルト挿通孔29が開放される。
【0018】この支柱パネル2の骨組み体の下部には、
脚部30が、ブレースパネル1の脚部20に準じて配さ
れる。すなわち、30aはその垂直板、30bは補強リ
ブ、30cは底板、30dは切欠き凹部であって、基礎
Bのアンカー部材6との取付けが図られる。また、支柱
パネル2の上部には、取付け材32がブレースパネル1
の取付け材22に準じて配される。すなわち、32aは
その垂直板、32bは補強リブであって、取付けボルト
・ナット23により固定される。
【0019】しかして、この支柱パネル2は、軸力すな
わち上下方向の荷重を負担するものである。この支柱パ
ネル2の表面にも化粧ボード33が適宜貼着される。
【0020】壁パネル 図10及び図11 は壁パネル3の骨組み構造を示す。該
壁パネル3は、細幅の縦枠材35、横枠材36(上部横
枠材36A、下部横枠材36B)より矩形の枠体が形成
され、中間部に適宜胴縁材37が配される。縦枠材35
と横枠材36との係合隅部にはブラケット板38が介装
され、接合強度を高めている。これらの枠材35,36
は奥行においては他のパネル1,2と同じ長さとされ
る。縦枠材35には他のパネル1,2に対応してボルト
挿通孔39が開設される。
【0021】本パネル3においては、脚部は省略され、
上部において取付け材40が他のパネル1,2と同様に
固設され、取付けボルト・ナット23により梁材8との
取付けがなされる。この壁パネル3においては、実質的
に荷重を負担せず、その大きな内部空間を利用してドア
・窓等の開口部が取り付けられる。
【0022】屋根枠体R 屋根枠体Rは、壁体パネル1,2,3の上位に沿って梁
材8が配され、これらの梁材8を剛的に接合するととも
に、ブレース材9が配される。更に、剛性を高めるた
め、火打ち材(図4における符号42)が配される。な
お、梁材8は本実施例では、コ字状をなすチャンネル材
が使用される。この屋根枠体Rの上面には、折板等の屋
根材(図示せず)が載置される。なお、該屋根枠体Rに
おいて長スパン部においては適宜補強材が配される。
【0023】その他 柱4は、本実施例では建物の隅部に一箇所配され、軸力
を負担する。しかしながら、該柱4は本発明において非
本質的事項であり、ブレースパネル1あるいは支柱パネ
ル2をもってこれに代替することができる。
【0024】(立体的配置及び作用・効果)しかして、
本実施例の平屋建て鉄骨パネル建物構造は、上記のパネ
ル1,2,3を互いに相並べ、ブレースパネル1、支柱
パネル2はその基部の脚部20,30をもって基礎Bに
固定され、各パネル1,2,3はその上部の取付け材2
2,32,40をもって屋根枠体Rに固定拘束され、全
体として立体的な強度と剛性とを得る構造となってい
る。パネル1,2,3相互は相接して配されそれらの互
いに対応するボルト挿通孔18,29,39に挿通され
た連結ボルト・ナット(図示せず)をもって固定され
る。
【0025】特に重要なことは、ブレースパネル1及び
支柱パネル2は基礎Bに固設されるうえ、剛性を保つ屋
根枠体Rに緊結され、拘束されることである。ブレース
パネル1はこのため、平面計画的に、バランスよく配置
される。すなわち、建物の長手方向(X方向)並びに該
長手方向に直交する方向(Y方向)に、屋根面積に対応
した数をもって配される。
【0026】本実施例の配置態様によりブレースパネル
1は、耐震壁となり、鉛直荷重及び水平荷重を支持す
る。すなわち、鉛直荷重は建物自体の自重、屋根に載荷
される長期荷重としての積雪も加えたものであり、この
鉛直荷重を支柱パネル2とともに支持する。一方、水平
荷重は、地震荷重及び風荷重が加わるが、本実施例の建
物規模では地震荷重が卓越し、本ブレースパネル1はこ
の地震荷重に十分に対抗し、いわゆる耐震壁として機能
する。支柱パネル2は、ブレースパネル1と協働して鉛
直荷重を分担する。
【0027】本実施例の平屋建て鉄骨パネル建物構造に
よれば、ブレースパネル1と支柱パネル2とが協働して
所定の強度・剛性を発揮するので、建物の躯体部となる
壁体をすべて同一の強度・剛性を有するパネルで構成す
る必要がなく、最小限のブレースパネル1と支柱パネル
2とを配し(他は壁パネルとする)、建物規模に応じた
合理的な設計をなすことができる。更にまた、支柱パネ
ル2はブレースパネル1に比べ構成が簡単で、従って、
製作が容易であるので、水平荷重に見合うブレースパネ
ル1の外は支柱パネル2で鉛直荷重を負担させることに
より、ブレースパネル1の配置の極小化を図り、構築費
用の低減をなすことができる。
【0028】(具体的配置例)因みに、本実施例のパネ
ル建物構造の設計指針の一具体例を示すと次のとおりで
ある。 建物の規模 鉄骨造1階建構造であり、軒高は 5.0m以下とする。平
面計画は、原則として長方形とし、長辺/短辺比≦2.5
、床面積は200m2 以下とする。 荷重 長期荷重として、積雪30cmを考慮する。短期荷重とし
て地震荷重(CO=0.3)を考慮する。上記の建物の規模の
制限内にある平面計画において、地震荷重は風荷重を上
回るため、風荷重に対する安全検討は、これを省略する
ことができる。 基礎 地耐力= 3.0t/m2 以上の地盤を支持層とする布基礎
とする。 構造部材 構造部材は、パネルと屋根枠体とからなる。 構造設計 (ブレースパネル)ブレースパネルの総延長を屋根面積
で除した値(壁量)は、X方向、Y方向各方向に対し、
6.0 cm/m2 以上とする。 (支柱パネル)支柱パネルは、それぞれ最大25m2
屋根面を支配面積とすることができる。 (壁パネル)風荷重に対抗する面外曲げ強度を有してお
り、外壁として用いることができる。土間スラブ上の設
置を可とするが、上端は梁材支持とする。
【0029】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の基本的技術思想の範囲内で種々設計変更
が可能である。すなわち、以下の態様は本発明の技術的
範囲内に包含されるものである。 叙上の実施例では、パネル1,2,3をすべて鉄骨造
としたが、これに限定されず、同一の機能を奏するもの
であれば他の素材のものを使用することができる。 各パネル1,2,3の取付け材22,32,40と梁
材8との取付けをボルト結合としたが、溶接接合でもよ
い。 パネル1,2の脚部20,30と基礎Bとの取付けを
ボルト締めとしたが、溶接接合であってもよい。この場
合、基礎Bの上面に溶接用の取付け板を露出させ、これ
に脚20,30が当接され、溶接される。
【0030】C.発明の効果 本発明のパネル建物構造によれば、ブレースパネルと支
柱パネルとが協働して所定の強度・剛性を発揮するの
で、建物の躯体部となる壁体をすべて同一の強度・剛性
を有するパネルで構成する必要がなく、最小限のブレー
スパネルと支柱パネルとを配し、建物規模に応じた合理
的な設計をなすことができる。更にまた、支柱パネルは
ブレースパネルに比べ構成が簡単で、従って、製作が容
易であるので、水平荷重に見合うブレースパネルの外は
支柱パネルで鉛直荷重を負担させることにより、ブレー
スパネルの配置の極小化を図り、構築費用の低減をなす
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパネル建物構造の一実施例の平面構成
(パネル割)を示す図
【図2】本実施例のパネル割りに沿う基礎部の平面図
【図3】図2のII−II線拡大断面図
【図4】本実施例のパネル割りに沿う屋根枠体の平面
【図5】本実施例のブレースパネルの骨組み構成図
【図6】図5のIV−IV線断面図
【図7】図6の頭部及び脚部の拡大図
【図8】本実施例の支柱パネルの骨組み構成図
【図9】図8のV−V線断面図
【図10】本実施例の壁パネルの骨組み構成図
【図11】図10のVI−VI線断面図
【符号の説明】 1…ブレースパネル、2…支柱パネル、3…壁パネル、
B…基礎、R…屋根枠体
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鉛直に立てられ、その基部を基礎に対して
    剛的に固定される壁体要素のブレースパネルと支柱パネ
    ルとから壁体が構成され、これらのブレースパネルと支
    柱パネルとは、該壁体の上位に沿って水平に配され、剛
    性を保持する屋根枠体にそれらの上端が剛的に固定され
    る、建物構造であって、 前記ブレースパネルはその平面方向に対し剛性を有し、
    かつ、互いに直交する方向に配され、鉛直荷重及び全水
    平荷重を負担し、前記支柱パネルは鉛直荷重を負担す
    る、ことを特徴とするパネル建物構造。
  2. 【請求項2】屋根枠体はトラス組みよりなる請求項1に
    記載のパネル建物構造。
  3. 【請求項3】ブレースパネル、支柱パネルは鉄骨造であ
    る請求項1に記載のパネル建物構造。
  4. 【請求項4】ブレースパネルの間、あるいはブレースパ
    ネルと支柱パネルとの間に、実質的に荷重を負担しない
    壁体要素の壁パネルが配されてなる請求項1に記載のパ
    ネル建物構造。
  5. 【請求項5】壁パネルは鉄骨造である請求項4に記載の
    パネル建物構造。
  6. 【請求項6】パネル相互は連結ボルトによって接合され
    てなる請求項4に記載のパネル建物構造。
JP10345292A 1992-03-30 1992-03-30 パネル建物構造 Pending JPH05280124A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10345292A JPH05280124A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 パネル建物構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10345292A JPH05280124A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 パネル建物構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05280124A true JPH05280124A (ja) 1993-10-26

Family

ID=14354421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10345292A Pending JPH05280124A (ja) 1992-03-30 1992-03-30 パネル建物構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05280124A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08177158A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Natl House Ind Co Ltd 屋根構造
JP2012172330A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Daiwa House Industry Co Ltd ブレース付き壁パネルの脚部構造

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08177158A (ja) * 1994-12-21 1996-07-09 Natl House Ind Co Ltd 屋根構造
JP2012172330A (ja) * 2011-02-18 2012-09-10 Daiwa House Industry Co Ltd ブレース付き壁パネルの脚部構造

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4009549A (en) Stone structural securement system and method
US4045933A (en) Prefabricated panel structure
JPH05280124A (ja) パネル建物構造
JP3978067B2 (ja) ユニット建物
JP3130971U (ja) 筋交いを菱形に構設した壁面構造用枠体。
JP2577973B2 (ja) 地下室付き建築物の構築方法
JPS60208533A (ja) ベランダの支持構造
JPH1193262A (ja) 木造建築物の耐震強化構法
JP3029756U (ja) 軸組と壁組パネルとから成る木造住宅
JP3526333B2 (ja) ロング土台使用建物骨組構造
JP3515744B2 (ja) 木造建築物等の補修方法
JPH0571244A (ja) プレキヤスト製耐震壁
JPH0715923Y2 (ja) 木造建築物用支柱締結装置
JPH08277587A (ja) 軸組耐力壁とこれを使用した軸組施工法
JPS6123124Y2 (ja)
JP2006083540A (ja) 家屋内耐震ルームの鉄骨枠組構造体
JP3104715U (ja) 建築構造
JPH0728260Y2 (ja) Alc壁パネルの取付構造
JP2642101B2 (ja) 片持ち式床パネルの取付部の構造
JP2537255B2 (ja) プレファブ式トイレの組立方法
JP3048719U (ja) 木造建築物の耐震強化金物
JPH10152890A (ja) 木造建築の建築構造
JPH0426570Y2 (ja)
JP2653649B2 (ja) 木部材とラチス部材の接合部
JP2004300715A (ja) 建築構造