JPH0527909Y2 - - Google Patents

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JPH0527909Y2
JPH0527909Y2 JP1989012326U JP1232689U JPH0527909Y2 JP H0527909 Y2 JPH0527909 Y2 JP H0527909Y2 JP 1989012326 U JP1989012326 U JP 1989012326U JP 1232689 U JP1232689 U JP 1232689U JP H0527909 Y2 JPH0527909 Y2 JP H0527909Y2
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JP
Japan
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cover
clothing
front cover
heat
sides
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JP1989012326U
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JPH02103373U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、衣服の保存用、特にクリーニング後
の衣服や新規購入衣服の保存用に好適な衣服用カ
バーに関するものである。
<従来の技術> 透明プラスチツクフイルムや不織布で作った簡
易衣服カバーは公知である。
例えば、実開昭53−142225号には、左右脇部が
開閉可能な別布による襠(マチ)設けた衣服用カ
バーが記載され、実開昭52−74816号には両脇に
マチのある筒状フイルムからなるものが記載され
ている。実開昭55−136429号には合成樹脂シート
の折りたたみにより和服のふところのように重な
り合つたふところ口を形成して衣服に対してカバ
ーをかけやすくしたものが記載されている。
また、防かび性を与えるために通気性、吸湿性
の不織布を材料に用いた衣服用カバーも、本出願
人が開発し、実開昭57−141270号にて提案してい
る。
<考案が解決しようとする課題> しかしながら、上記の実開昭53−142225号の衣
服用カバーは、たしかに両脇が開くのでカバーを
衣服にかけるには便利であるが、製造が複雑で製
作に手間がかかる欠点があるし、実開昭52−
74816号のものは、フイルム単独製品でマチがく
ずれて単なる筒状となりやすい。実開昭55−
136429号記載のものは表カバーのふところ口が大
きく合わさつて材料のロスが多く、しかも両脇が
ふくらまないので衣服にカバーをかけにくい欠点
がある。
<課題を解決するための手段> 本考案は、以上のような欠点を解決した取扱い
容易な形状で、保存中の型くずれがない衣服用カ
バーを簡単に製造できるよう種々検討を加えた結
果完成したもので、その構成上の要旨とするとこ
ろは、次のとおりである。すなわち、上衣をハン
ガーにかけたままでフツクのみを外部に突出させ
て包装する衣服用カバーにおいて、材質に熱融着
性不織布と熱融着性フイルムを用いて両脇にマチ
3のある表カバー1と裏カバー2とを熱融着によ
る脇融着部7で合一して透明フイルム表カバー1
bを少なくとも表カバー1の一部に上から下まで
連続形成するようにしてなる衣服用カバーであ
る。
ここで用いる熱融着性不織布又は熱融着性フイ
ルムの材質は、ナイロン、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリエステルその他の複合プラスチツ
ク等であり、なかでもポリプロピレン、ポリエチ
レンなどが好ましい。
カバー全体を不織布シートで製作し、表カバー
の一部に透明フイルムを用いたり、これらにプリ
ント印刷を施したりすることも任意である。
マチは両脇に表裏カバーと一体に設けるのが好
ましく、折り返し幅は目的によつて変更可能であ
るが、約5cm前後で広がり幅は約10cm程度が好ま
しい。
<作用> 熱融着性の不織布とフイルムの使用は簡単なヒ
ートシール加工を可能とし、両者の使用はカバー
にしなやかさと通気性及び透視性を与え、衣服の
ほこり防止、ムレ防止、内容管理性を良好にす
る。
マチの形成は衣服の出し入れを容易にし、保存
中の型くずれ防止に役立つ。
<実施例> 以下図面によつて本考案の実施例を詳細に説明
する。
第1図は本考案の正面図であり、第2図は第1
図中A−A部の中間省略拡大断面図である。
ここで例示する衣服用カバーは、表カバーが不
織布表カバー1aと透明フイルム表カバー1bで
あり、裏カバーが不織布裏カバー2である筒状体
からなる。一部を透明表カバー1bにすると、内
部が見えるので好都合である。この筒状体は、表
カバーと裏カバーを両側で溶断溶着して脇融着部
7とし、内方へ折り返してマチ3としたものであ
る。不織布表カバー1aと透明フイルム表カバー
1bとは、第1図及び第2図に示すように、フイ
ルム上へ不織布を僅かに重ねて熱融着により表カ
バー融着部8で合一する。
次に、上衣をハンガー11にかけたままでハン
ガーのフツク12を外部に突出させて包装ができ
るよう上方中央に開口部4を設け、その両側にハ
ンガー11の両肩線に添う形状に溶断溶着して肩
融着部5を形成する。下方は切り離しの大きな衣
服挿入口6とする。
マチ3は、第2図に示すように両脇に設けるの
が好ましく、この場合、カバーの横幅が48cmに対
して折り返し幅を5cm宛で広がり幅を10cmとして
いる。この両脇のマチによつて、衣服挿入口6が
大きく開き、衣服の出し入れが容易なうえ、保存
中に衣服を押圧することがないので、型くずれ
や、しわの発生を防止するのである。
<考案の効果> 本考案の衣服用カバーは、以上のような構成と
作用により取扱い容易で衣服の保存性良好であ
り、不織布部分に適当なデザインプリントをすれ
ば、更に商品価値の高いものとなる。しかも原反
からの一貫生産に最適の簡単な構造であるから、
極めて高い経済効果を備えたものが得られるので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の正面図であり、第2図は第1
図中A−A部の中間省略拡大断面図である。 1a……不織布表カバー、1b……透明フイル
ムカバー、2……不織布裏カバー、3……マチ、
4……開口部、5……肩融着部、6……衣服挿入
口、7……脇融着部、8……表カバー融着部、1
1……ハンガー、12……ハンガーのフツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上衣をハンガーにかけたままでフツクのみを外
    部に突出させて包装する衣服用カバーにおいて、
    材質に熱融着性不織布と熱融着性フイルムを用い
    て両脇にマチ3のある表カバー1と裏カバー2と
    を熱融着による脇融着部7で合一して透明フイル
    ム表カバー1bを少なくとも表カバー1の一部に
    上から下まで連続形成するようにしてなる衣服用
    カバー。
JP1989012326U 1989-02-04 1989-02-04 Expired - Lifetime JPH0527909Y2 (ja)

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JPH02103373U JPH02103373U (ja) 1990-08-16
JPH0527909Y2 true JPH0527909Y2 (ja) 1993-07-16

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0730000Y2 (ja) * 1990-09-12 1995-07-12 良治 近藤 衣類カバー
JP2560097Y2 (ja) * 1990-10-02 1998-01-21 トーケン商事株式会社 衣類用収納袋

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51155205U (ja) * 1975-06-04 1976-12-10
JPS5245379Y2 (ja) * 1975-12-03 1977-10-15
JPS5291312U (ja) * 1975-12-27 1977-07-07
JPS61143479U (ja) * 1985-02-25 1986-09-04

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JPH02103373U (ja) 1990-08-16

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