JPH041073Y2 - - Google Patents

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JPH041073Y2
JPH041073Y2 JP1984090437U JP9043784U JPH041073Y2 JP H041073 Y2 JPH041073 Y2 JP H041073Y2 JP 1984090437 U JP1984090437 U JP 1984090437U JP 9043784 U JP9043784 U JP 9043784U JP H041073 Y2 JPH041073 Y2 JP H041073Y2
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bag
reinforcing plate
bottom reinforcing
fold
gusset
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JP1984090437U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は熱可塑性のフイルム、不織布、発泡
シートよりなる両側ガゼツト底シール型袋に関す
るものであり、店頭にて購入した商品の持ち帰
り、その他10数回乃至は短期間の使用に耐える袋
に関するものである。
従来この種の袋は厚みのあるものがいれられる
ように両側ガゼツトされており、フイルムの厚み
は150μ乃至50μ程度のものが一般に使用されてお
り、口縁部には提手のあるもの、或いは指通孔の
穿設してあるもの、若しくは全くこれらの加工が
施してないものなどがあるが、この種の袋はフイ
ルムに殆ど腰がないため、袋の幅よりも小さいも
の、殊に重いものをいれると底が垂れ下がり、袋
の形態が著しく崩れ体裁が悪く商品の持ち帰り時
に使用される以外は、再度使用されることが少な
い。
またボール紙などを単に挿入したものも一部市
場に見受けられるが袋と分離するおそれがあり、
また水分の多いものをいれたときは剛性が損われ
役立たない。
(考案の解決しようとする課題) この考案は、袋の幅よりも狭く、多少重いもの
をいれて手提げしても袋の形態が損われず、10数
回又は1乃至2ケ月程度の使用には充分に耐え、
また扁平に折り畳めるような袋とすることを目的
とし、かつ製造方法も容易とし、製造コストの安
価なものとするためである。
(課題を解決するための手段) この考案は、前述の課題を達成するために合成
樹脂性の両側ガゼツト折込底シール型袋におい
て、前記ガゼツト折り込みされた状態の袋の全幅
に符合する長さを有し、ガゼツト折込み幅の2倍
幅にほゞ符合する長方形の耐水性の硬質底補強板
の一長辺のみを底のシール位置よりも前記ガゼツ
ト折込幅とほゞ同一寸法袋の口縁側寄り位置に前
記底シールと平行に袋の1側面の膜に内面に溶着
乃至接着してあることを特徴とする底補強板付両
側ガゼツト折込底シール型袋とする。
(作用乃至使用方法) この考案のものにおいて、袋が未使用の場合に
は、底補強板を芯として、袋をこれに巻き付ける
ように折り畳んでおく。
また使用するときは、袋を広げると底補強板は
自重によつて、袋の角底部分に平らになる。而て
被包装物を袋の中に入れるとこれらは必ず底補強
板の上になる。
(実施例の説明) 袋Bの布地としては、熱可塑性のフイルムが一
般的であり、厚さは200μ乃至50μ程度のものを扁
平チユーブ状Tとし、両側部に折込み幅bのガゼ
ツト折込み10を設け、底をチユーブの横断方向
に熱シールして底シール11とし、両側ガゼツト
折込底シール型の袋Bを形成している。前記のフ
イルムの外熱可塑性樹脂の繊維よりなる不織布
や、熱可塑性樹脂の発泡シートであつてもこの考
案の剛性樹脂膜に含まれるものとする。
12は硬質の耐水性の底補強板であり、その大
きさは、袋Bの前記ガゼツト折込された状態の幅
Wにほゞ符合する長さLとガゼツト折込幅bの2
倍の幅aを有する長法形状をしている。
実施例 1 第2図、第5図に示す実施例においては、前記
底補強板12は前記袋Bの膜と熱溶着性を有する
硬質合成樹脂板、少なくとも片面に前記袋Bと熱
溶着性を有する材質によつて表面処理を施した硬
質紙板、ダンボール板、若しくは木質系合板であ
り、これを袋Bの内側に入れ、前記熱溶着性を有
する面を袋の一側内面に合せ、前記長さLの一側
辺縁13を前記底シール11よりガゼツト幅bと
等しい寸法離反したところにこれと平行に合せ、
この一側辺縁13が袋の一側内面に熱溶着してあ
る。従つて底補強板12の自由端辺14は袋Bを
扁平に折畳んだ状態においては開口部側に位置
し、かつ袋の両側ガゼツト折込部10の片側に位
置している。
袋Bを拡げると第5図の状態に底補強板12は
袋の底側に倒れ、水平状態となり、角底の全面を
補強する。
実施例 2 第3図に示す実施例においては、底補強板12
の材質は耐水性であれば解くに限定はなく、袋と
の結合は可撓性膜の一種たるテープ15によつて
接着されており、このテープとの接着性があれ
ば、接着位置は前記実施例1と同じである。袋B
を拡げれば第6図に示す状態となる。
このテープ15は片面感圧性接着剤を塗布され
たものでも、或いはホツトメルト型接着剤を塗布
したものを加熱接着したものでもよい。
実施例 3 第4図に示すものであつて、熱可塑性を有し薄
膜とすれば可撓性をもつ厚手に成形して剛性を持
たせた準硬質の材料から底補強板12は成り、長
さLの辺の一側が薄肉のリツプ15aとしてあ
り、この部分を実施例2と同様の一に袋に溶着し
たものである。
前述の各実施例において、底補強板12の剛性
を高めるために、第7図に示すようなビート16
を真空成形や、プレス加工によつて設けてもよい
し、或いは底補強板12が合成樹脂の場合には押
出成形や射出成形品でもよいし、材料を節約、軽
量化するために、格子状若しくは網状(第8図参
照)であつても、この考案の底補強板の概念に入
るものとする。
ハ 考案の効果 以上のように構成しているこの考案のものにお
いては袋を扁平にしたときは、底補強板はその自
由端を袋の口縁側に倒すことができ、袋のガゼツ
ト折込部と袋の一側の面の膜の間に位置させるこ
とができ、袋の不使用時には完全に扁平にするこ
とができ、嵩張らず、また前記底補強板を芯とし
て折畳めば余分な皺もできず、包装、保管及び梱
包するときにも型崩れを起こさない。
また使用するときは、袋を拡げれば前記底補強
板の大きさは前述の通りであるから、底の角底部
分に自重により平になり、その一側縁が袋と溶着
乃至接着されているから紊りに移動しない。
また被包装物は必ずこの底補強板の上に載置さ
れることになるから、袋の底は紊りに撓まず、袋
の側面は袋のみのフイルムであるが、この部分は
引張荷重のみを受けるから、特に型崩れは起こら
ない。
更に底補強板は耐水性のものであるから、水に
濡れたものや、水分の多い野菜などをいれても、
その剛性が損なわれることなく、袋の体裁が崩れ
ない。
以上のように構成しているこの各実施例のもの
においては、袋Bを扁平にしたときは、底補強板
12はその自由端14を袋Bの口縁17側に倒せ
ば、ガゼツト折込部10と袋の一側面の膜18の
間に位置させることができ袋Bは完全に扁平にで
きるから、不使用のとき嵩張らず袋Bをこの底補
強板12を芯として折畳めば余分な皺もできず、
未使用袋を多数商品として包装保管及び梱包する
ときにも型崩れを起こさない。
また使用するときは、袋Bの口縁に取付けられ
た提手19又は指通し孔20をもつて袋Bを手提
げれば、底補強板12は90度翻転し、その幅aが
丁度ガゼツト折込幅bの2倍の寸法であるから、
袋Bの角底位置に丁度載置され、袋Bの底を補強
し、袋の中に小型で多少重いものをいれても、袋
Bの一部が垂れ下がることなく、袋の側面の膜1
8に皺が寄らず体裁がよいし、荷重も底補強板1
2によつてその全域に分布し、袋の膜の一部に荷
重が集中せず、袋の形態が崩れないことと相まつ
てその使用耐用回数乃至耐用期間を著しく伸ば
す。
またこの考案のものは、第9図に示すように、
インフレーシヨン方式で扁平チユーブTに成形し
たものの両側をガゼツト部の外側に凸に折り曲げ
られた一側稜縁20をカツター21によつて順次
切り開き、この切り開かれた部分より、前記底補
強板12を扁平チユーブT内の所定位置に挿入し
て、扁平チユーブTの一側内面に例えば熱溶着
し、先に切り開かれた部分を再び溶着し、底補強
板12を固着した位置よりbだけ離れた扁平チユ
ーブTを横断方向に溶着して底シール11を形成
し、この近傍を切断して個々の袋Bを得るが、第
10図、第11図のように袋Bを二条のフイルム
帯T1,T2を重ねて製造する方法を採用し、その
両側縁と溶着して両側ガゼツト折込扁平チユーブ
T0とする前に、何れかのフイルム帯に前記底補
強板12を溶着乃至接着する方法など、簡単な方
法で製袋でき、特に自動製袋機による製袋が可能
であり、製造し易い。
底補強板12が硬質合成樹脂板や、合成樹脂で
表面処理を施した硬質紙板、ダンボール紙のとき
は丈夫で、水分の多い野菜や、水に濡れた水着、
タオルなどをいれても使用できる。また袋と接着
乃至溶着を可撓性膜(テープ)15を用いている
ものは底補強板12を翻転させたとき、袋Bの形
態が完全な角底となる。前記可撓性膜15を用い
ず直接袋Bの一側面の膜の内面に底補強板12を
溶着乃至接着するものにおいては、第5図に示す
ように袋Bを拡げたとき、袋の底の一方の稜の部
分が、僅かに側方に喰み出した形状となるが、そ
れ程目立つ形状でもなく、底補強板12に予め可
撓性の膜15を接着乃至溶着などする必要がない
から製造コストが安くなる。
可撓性の膜15を介して、袋の一側面の膜18
と底補強板12とを結合したものにおいては、底
補強板12が翻転しやすく、袋Bを拡げたときも
全く袋の形態を崩すことがない。
その他、ビート16のある真空成形品や、ダン
ボール紙性の底補強板12を用いたときは、剛性
に富み、軽量である。また網状や、格子条の場合
も軽量となる。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の代表的な実施例をそれぞれ示
すものであつて、第1図は一部斜視図、第2図は
実施例1の一部を省略した扁平状態の縦断側面
図、第3図は実施例2の一部を省略した扁平状態
の縦断側面図、第4図は実施例3の一部を省略し
た扁平状態の縦断側面図、第5図は第2図の袋を
拡げた状態の縦断側面図、第6図は第3図の袋を
拡げた状態の縦断側面図、第7図は底補強板の他
の態様の斜視図、第8図は底補強板の更に他の態
様の斜視図、第9図はこの考案のものを製造する
工程を示す斜視図、第10図は他の方法により製
造する途中の袋素材帯横断正面図、第11図は第
10図の方法により底補強板取付後の袋素材横断
正面図である。 図中符号、10……ガゼツト折込部、12……
底補強板、11……底シール、B……袋、b……
ガゼツト折込幅、W……袋の幅、L……底補強板
の長さ、a……底補強板の幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 合成樹脂膜製の両側ガゼツト折り込み底シー
    ル型袋において、前記ガゼツト折り込みされた
    状態の袋の全幅に符合する長さを有し、ガゼツ
    ト折り込み幅の2倍幅にほゞ符合する長方形の
    耐水性の硬質底補強板の一長辺のみを底のシー
    ル位置よりも前記ガゼツト折り込み幅とほゞ同
    一寸法袋の口縁寄り位置に前記底シールと平行
    に袋の一側面の膜の内面に溶着乃至接着してあ
    ることを特徴とする底補強板付両側ガゼツト折
    込底シール型袋。 2 前記底補強板と側面の膜の内面は直接溶着乃
    至接着してあることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の底補強板付両側ガゼツ
    ト折込底シール型袋。 3 前記底補強板と側面の膜の内面は可撓性膜を
    介して溶着乃至接着してあることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の底補強板
    付両側ガゼツト折込底シール型袋。 4 底補強板は、硬質合成樹脂板、熱溶着性表面
    処理硬質紙板、熱溶着性表面処理木質系板のう
    ちの一種の耐水性の底補強板よりなることを特
    徴とする実用新案登録請求の範囲第1項、第2
    項又は第3項記載の底補強板付両側ガゼツト折
    込底シール型袋。 5 前記可撓性膜は片面熱溶着性、片面感圧接着
    性膜であることを特徴とする実用新案登録請求
    の範囲第3項記載の底補強板付両側ガゼツト折
    込底シール型袋。
JP9043784U 1984-06-18 1984-06-18 底補強板付両側ガゼツト折込底シ−ル型袋 Granted JPS615738U (ja)

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JP9043784U JPS615738U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 底補強板付両側ガゼツト折込底シ−ル型袋

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JP9043784U JPS615738U (ja) 1984-06-18 1984-06-18 底補強板付両側ガゼツト折込底シ−ル型袋

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JPS615738U JPS615738U (ja) 1986-01-14
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4807658B2 (ja) * 2005-11-24 2011-11-02 有限会社エム・サポート 角底紙袋の製造方法とその角底紙袋

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5523960U (ja) * 1978-08-07 1980-02-15

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JPS5523960U (ja) * 1978-08-07 1980-02-15

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