JPS6318576Y2 - - Google Patents

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JPS6318576Y2
JPS6318576Y2 JP10946983U JP10946983U JPS6318576Y2 JP S6318576 Y2 JPS6318576 Y2 JP S6318576Y2 JP 10946983 U JP10946983 U JP 10946983U JP 10946983 U JP10946983 U JP 10946983U JP S6318576 Y2 JPS6318576 Y2 JP S6318576Y2
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JP
Japan
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pair
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bendable
top plate
folded
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JP10946983U
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JPS6015815U (ja
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Landscapes

  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術の分野〕 本考案は、折畳み可能な耐水性箱体に関する。
〔従来の技術とその問題点〕 一般に包装容器用以外の小箱体の用途として
は、紙屑入れ、傘立て、花びん、筆立て、箸立
て、水桶、小物入れ等々がある。
これらの箱体若しくは筒状体は、その立体的構
造から、通常は折畳み下能であり、折畳み可能と
した構造(註.例えば金属片などを屈伸可能に結
合させたもの)のものは箱型の密閉構造でない場
合が多い。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、種々の用途に使用できる折畳み可能
な耐水性箱体であつて、軽量であるため、同種の
箱体を一時的に多数一定の会場内、乗物内、病院
内等に一時的または半永久的に配布して設置する
のに適している。以下図面により本考案を説明す
る。
第1〜4図は、本考案の箱体の一実施例の構造
説明図、第5〜6図は本考案の箱体の一部切欠き
説明図および外観図、第7,8図は夫々第6図の
展開図および半ば折畳み図である。
角筒状の箱体の内部に天部および底部折曲げ後
の内のりの高さと四周の辺の長さの合計が合致す
る軟質プラスチツクフイルム若しくはシートを該
箱体の内面に密着させるよう折込むと、該フイル
ム若しくはシートの該折込みにより形成された上
下各2ケ所の三角袋状の突端は、夫々内向きに折
曲げられ第1図の構造となる(註.図中太線は直
視できるものを細線は透視可能ならば認識できる
線を示す。第2〜4図についても同様)。このよ
うな直方体は折畳み可能であるが箱体として必要
な剛性と強度を有していないから、必要な折畳み
性および水封性を維持したままその側面および上
下面を適度の剛性と辺間の結合性を有する板片に
代える必要がある。
第2図は、第1図において、側面B,B′を熱
可塑性樹脂(以下プラスチツク)板におきかえ天
部Cを除去した状態を示す。図中破線は透視でき
ない部分の構造または引出し線を示す。第2図の
状態では、未完成の箱体は、上下方向および前後
方向の圧力には、ある程度耐えるが、左右方向の
圧力には耐えない。第3図は、第2図において側
面AおよびA′をプラスチツク板A1およびA1′にお
きかえ、しかしながら、夫々の上下端であつて箱
体の内側に〓形および〓形の折込みシート端部を
残存させた状態を示す。なお、プラスチツク板
A1およびA1′の中央にはタテ方向に好ましくは溶
着により構成される折曲げ線aおよびa′が附され
ている。第3図の状態では、未完成の箱体は、折
曲げ線aおよびa′を含む平面を中心として折畳み
可能なことを別とすれば、左右方向の圧力にも耐
えるようになる。しかし、天板および底板を欠く
為、上下端の形状がなお不安定である。
第4図は、第3図において天板C1を未完成箱
体の上面に取付けそのA1およびA1′側側板に前述
の〓形シートの頂辺を溶着させた状態を示す。天
板C1自体は、側板B1およびB1′の上端辺と接する
面で好ましくは溶着により結合されており側板
A1およびA1′とは結合されていない。またその中
央に例えば円形の投入口Eを有し、さらに側板
B1,B1′に平行に折曲げ線cが附されている。第
4図の状態では、本考案箱体は下端(底面)部を
除き完成しており、かつ、線a,cおよびa′を含
む平面を中心として左右方向に圧縮して折畳むこ
とができる。
第5図は、第4図において天板C1に天板用側
板DおよびD′を結合させ、さらに箱体下端であ
つて、シートC′の内側に底板C1′の一辺を側板
B1′の下端内側の辺に開閉動可能に好ましくは溶
着によりとりつけた状態を示す本考案の箱体の一
部切欠き説明図である。前記天板側板D,D′は、
外側へ折返して側板A1,A1′が線a,a′部分から
外側へ折れる傾向を防止する。また底板C1′は、
水平位置まで開くとシートC′の内面に密着し、箱
体の底部形状が安定すると同時に、本考案の箱体
の内部に投入された物品との接触によつてシート
C′が破損することを防止できる。底板C1′は垂直
位置まで閉じることにより側板B1′の内面に密着
させることができ、この状態は箱体を前述のよう
に折畳むのに適する。
第6図は、本考案の箱体の外観図であつて、第
5図における説明のための下部の切欠き部がない
場合に相当し、各部の記号の意味は第1〜5図の
場合と同様である。天板用側板D,D′は、側板
A1,A1′に接触するまでさらに90゜折り曲げ、夫々
の側板の組合せ(D−A1)および(D′−A1′)を
別途附加するボタン若しくはマジツクテープ(商
品名)で固定することができる。
第7図は、第6図の箱体を平面状に展開した本
考案の箱体の構造および製法の1例の説明用展開
図であつて、各部の記号は、第1〜6図の場合と
同様である。図中斜線部は、適当な厚み(例えば
0.5〜2mm)のプラスチツク板若しくはボール紙
のような芯を軟質プラスチツクシートで被覆した
板であり、一枚の板から斜線部の形状に切り出
し、折り曲げられる部分に折り目のための切り込
みを入れるか、各側板および天板を一枚づつ溶
着等により辺辺結合させてもよい。ただし底板
C1′は前記斜線部すなわち箱体の骨格部分が準備
された後に前述のような一辺を側板B1′の底部内
側(本図の裏面)の下辺に開閉自在に結合させ
る。同図において白無地の部分は軟質プラスチツ
クシートであり前記斜線部との接触線は、溶着又
は接着等により結合されている。ただし天板用側
板D1,D1′は軟質プラスチツクシートA,A′と重
複している。図中F部は箱体形成のための溶着
(接着)代であり、箱体が前述の第5,6図の構
造となるよう各部を折り曲げて、溶着代をつき合
わせて溶着した後切除する。
第8図は、第6図の箱体を折畳み線aca′の部分
で半ば折畳んだ状態を示す外観図である。各部の
記号は前に説明したものと同様である。図に示さ
れるように天板C1は箱体の内側に折畳まれるか
ら折畳み後の取扱いにおいて破損するおそれが少
ない。また天板用側板DおよびD′は、予め天板
C1の上面に重なるよう折曲げられた後折畳まれ
る。
本考案の箱体の構成材料は、箱体の耐水性、水
封性および折畳み性を確保するためプラスチツク
シート部分は、軟質熱可塑樹脂シートを用い、側
板、天板および底板は軟質プラスチツクシート若
しくは板または、ボール紙のような芯地を軟質プ
ラスチツクシートで被覆溶着したものを用いる。
このように芯地を用いた場合は、被覆地と前述の
プラスチツクシート部分と同一材料を用いること
も可能であり、かつ辺部の溶着若しくは接着が容
易になるので好ましい。軟質樹脂としては塩化ビ
ニル、塩化ビニリデン、低中高密度ポリエチレ
ン、エチレン酢酸ビニル共重合体があげられ硬質
樹脂としては硬質配合の塩化ビニルおよび塩化ビ
ニリデン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリ
カーボネート等が挙げられる。
本考案の箱体は以上のような構成と材質を有す
るから、軽く、多数回の折畳みに耐え、輸送組立
および収容が容易である。またその大きさも容量
1程度のものから100程度若しくはそれ以上
の大きさのまで上下左右の寸法に制約なく製造で
きる。したがつて、前述のように広い会場等に迅
速に配置し、回収する紙屑入れ、傘立て若しくは
花びん其他各種の用途に広く適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は、本考案の折畳み箱体の構造説明
図、第5図は本考案の一部切欠き説明図、第6図
は本考案の外観図、第7図は本考案の箱体の展開
図および第8図は本考案の箱体の半ば折畳んだ状
態の外観図である。 これらの図においてA,A′,B,B′,C,
C′およびFは軟質の樹脂フイルム若しくはシート
をA1,A1′,B1,B1′,C1′,D,D′は硬質の樹脂
板等を示す。 A1,A1′……中央タテ方向に折曲げ線a,a′を
有する側板、B1,B1′……側板、C1……中央水平
方向に折曲げ線cを有する天板、C1′……底板、
D,D′……中央水平方向に折曲げ線cを有する
天板用側板、E……投入口、A,A′……側板保
持シート、C′……底板保持シート、F……溶着
代。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下方向に折曲げ可能な一対の対向する側板、
    折曲げ不能な一対の対向する側板、水平方向に折
    曲げ可能な投入口付天板および一辺が前記折曲げ
    不能な一対の側板のいづれか一方の下端辺内側に
    開閉可能に溶着された底板、前記二対の側板で構
    成される枠体の上端内面の折曲げ可能な一対の側
    板側には夫々四角形の軟質プラスチツクシートを
    〓状に折畳み、該〓形の前記折畳まれていない各
    上辺の部分を該天板の該折曲げ可能な側板側の対
    応辺に前記折畳まれた上辺の部分を該側板の天辺
    に、下部頂点及び垂直短辺を対応する側板の内側
    の折曲げ線上にそれぞれ溶着し、前記枠体の下端
    内側の前記折曲げ不能な一対の側板側ならびに該
    側板に接続する前記一対の折曲げ可能な側板側に
    は該四角形の軟質プラスチツクシートの両長辺を
    一辺づつ溶着し同じく前記折曲げ可能な一対の側
    板側には前記シートの両短辺を前記折曲げ線に沿
    つて一辺づつ溶着し該シートの両短辺溶着端部は
    内側に向け〓状に折畳み、該〓状の頂点を該折曲
    げ可能な一対の側板の下部内側の折曲げ線上に
    夫々溶着し、前記天板の前記折曲げ可能な一対の
    側板の上端に接する各対向辺には水平方向に折曲
    げ可能な一対の天板用側板を溶着してなる折畳み
    可能な耐水性箱体。
JP10946983U 1983-07-14 1983-07-14 折畳み可能な耐水性箱体 Granted JPS6015815U (ja)

Priority Applications (1)

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JP10946983U JPS6015815U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 折畳み可能な耐水性箱体

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JP10946983U JPS6015815U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 折畳み可能な耐水性箱体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6015815U JPS6015815U (ja) 1985-02-02
JPS6318576Y2 true JPS6318576Y2 (ja) 1988-05-25

Family

ID=30254990

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10946983U Granted JPS6015815U (ja) 1983-07-14 1983-07-14 折畳み可能な耐水性箱体

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JP (1) JPS6015815U (ja)

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Publication number Publication date
JPS6015815U (ja) 1985-02-02

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