JPH0432976Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0432976Y2 JPH0432976Y2 JP1986159898U JP15989886U JPH0432976Y2 JP H0432976 Y2 JPH0432976 Y2 JP H0432976Y2 JP 1986159898 U JP1986159898 U JP 1986159898U JP 15989886 U JP15989886 U JP 15989886U JP H0432976 Y2 JPH0432976 Y2 JP H0432976Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- bag
- string
- folded
- resin sheet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Bag Frames (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、量産可能な安価な保温、保冷用の
柔らかな風合いを有する三層構造よりなる樹脂フ
イルム製袋体 (従来の技術) 従来、布地のポシエツト、厚手のビニール地及
びアルミニウム箔を蒸着してなるポリエチレンフ
イルムと発泡ポリエチレンとポリエチレンとを一
体化してなる肉厚包装資材によつて袋体としたも
の、又は実開昭61−13926号に見られるような不
織布のような単層フイルムからなる袋体は依存し
ている。
柔らかな風合いを有する三層構造よりなる樹脂フ
イルム製袋体 (従来の技術) 従来、布地のポシエツト、厚手のビニール地及
びアルミニウム箔を蒸着してなるポリエチレンフ
イルムと発泡ポリエチレンとポリエチレンとを一
体化してなる肉厚包装資材によつて袋体としたも
の、又は実開昭61−13926号に見られるような不
織布のような単層フイルムからなる袋体は依存し
ている。
(考案が解決しようとする問題点)
従来のこのような肉厚包装資材のような多層一
体化シート材料によつてゴワゴワした手触りのも
のとなりフアツシヨン性、風合いに欠けると共に
底マチを有するような袋体を量産することは出来
ない。また布地のポシエツトのようなものでは
個々に縫製しなければならず到底量産しうるもの
ではない。また、不織布のような単層フイルムか
らなる袋体のようなものは外観上もいかにも安つ
ぽく、保温、保冷性にも欠ける難点がある。
体化シート材料によつてゴワゴワした手触りのも
のとなりフアツシヨン性、風合いに欠けると共に
底マチを有するような袋体を量産することは出来
ない。また布地のポシエツトのようなものでは
個々に縫製しなければならず到底量産しうるもの
ではない。また、不織布のような単層フイルムか
らなる袋体のようなものは外観上もいかにも安つ
ぽく、保温、保冷性にも欠ける難点がある。
この考案は、ポリエチレンフイルムからなる表
面フイルムとポリエチレンフイルムからなる裏面
フイルムとの間にスチレン系発泡樹脂シートを介
在せしめて、上記表面フイルム、スチレン系発泡
樹脂シート及び裏面フイルムはおのおの独立性を
保持せしめた三層構造の樹脂フイルム重畳地を形
成し、該樹脂フイルム重畳地を半折し表面地と裏
面地を形成し、その上方を内側方向に折曲しそれ
ぞれ表面地折曲部と裏面地折曲部を形成すると共
に、底部折り返し辺を形成した上で両側縁を溶断
して上方開口の四辺形状袋体となし、該袋体の上
端に設けた紐条挿通袋に紐条を挿通することによ
つて量産に適する安価で、保温、保冷性を有する
柔らかな風合いの三層構造よりなる樹脂フイルム
製袋体を提供するものである。
面フイルムとポリエチレンフイルムからなる裏面
フイルムとの間にスチレン系発泡樹脂シートを介
在せしめて、上記表面フイルム、スチレン系発泡
樹脂シート及び裏面フイルムはおのおの独立性を
保持せしめた三層構造の樹脂フイルム重畳地を形
成し、該樹脂フイルム重畳地を半折し表面地と裏
面地を形成し、その上方を内側方向に折曲しそれ
ぞれ表面地折曲部と裏面地折曲部を形成すると共
に、底部折り返し辺を形成した上で両側縁を溶断
して上方開口の四辺形状袋体となし、該袋体の上
端に設けた紐条挿通袋に紐条を挿通することによ
つて量産に適する安価で、保温、保冷性を有する
柔らかな風合いの三層構造よりなる樹脂フイルム
製袋体を提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
樹脂フイルム重畳地よりなる四辺形状袋体aの
構造はほぼ次のようである。
構造はほぼ次のようである。
透明状ポリエチレンフイルムよりなる表面フイ
ルム1、と裏面フイルム2との間に厚さ約0.5mm
程度のスチレン系発泡樹脂シート3を介在せしめ
た樹脂フイルム重畳地を形成し、該樹脂フイルム
重畳地を半折り表面地4と裏面地5を形成し、そ
の上方を内側方向に折曲しそれぞれ表面地折曲部
7と裏面地折曲部8を形成すると共に、第1図点
線で示したような、いわゆる底マチと称する底部
折り返し辺13を形成した上で両側縁を溶断9し
て上方開口の四辺形状袋体aを形成する。
ルム1、と裏面フイルム2との間に厚さ約0.5mm
程度のスチレン系発泡樹脂シート3を介在せしめ
た樹脂フイルム重畳地を形成し、該樹脂フイルム
重畳地を半折り表面地4と裏面地5を形成し、そ
の上方を内側方向に折曲しそれぞれ表面地折曲部
7と裏面地折曲部8を形成すると共に、第1図点
線で示したような、いわゆる底マチと称する底部
折り返し辺13を形成した上で両側縁を溶断9し
て上方開口の四辺形状袋体aを形成する。
上方開口の四辺形状袋体aの上部の表面地曲折
部7の下部を溶着して紐条挿通袋10を形成せし
め、該紐条挿通袋10には紐条11を挿入する。
12は紐条取り出し用の開口部である。
部7の下部を溶着して紐条挿通袋10を形成せし
め、該紐条挿通袋10には紐条11を挿入する。
12は紐条取り出し用の開口部である。
(作用)
袋体内部に収納物を入れ、締付紐11を牽引す
れば第3図に示すように、袋体aの上端部は結束
し、収納物は内部に収納される。
れば第3図に示すように、袋体aの上端部は結束
し、収納物は内部に収納される。
(効果)
この考案に係る三層構造よりなる樹脂フイルム
袋体は、上述のようにしてあるので、締付紐を牽
引するだけで袋体の開口部の結束が達成される。
更に、表面フイルム、スチレン系発泡樹脂シー
ト、及び裏面フイルムの三者を表面地曲折部7の
下部を溶着してあるので、締付紐を牽引して袋体
の上端部を結束する場合であつても、スチレン系
発泡樹脂シートは常に表面フイルムと裏面フイル
ムと共に移動するので保形性を保つたまま、一瞬
のうちに、その上部開口部を結束出来る。また、
結束を解けば完全な外観形状の復元が行われる。
しかも、内部に介在されたスチレン系発泡樹脂シ
ートの保温、保冷性により保温、保冷性に優れて
いる。
袋体は、上述のようにしてあるので、締付紐を牽
引するだけで袋体の開口部の結束が達成される。
更に、表面フイルム、スチレン系発泡樹脂シー
ト、及び裏面フイルムの三者を表面地曲折部7の
下部を溶着してあるので、締付紐を牽引して袋体
の上端部を結束する場合であつても、スチレン系
発泡樹脂シートは常に表面フイルムと裏面フイル
ムと共に移動するので保形性を保つたまま、一瞬
のうちに、その上部開口部を結束出来る。また、
結束を解けば完全な外観形状の復元が行われる。
しかも、内部に介在されたスチレン系発泡樹脂シ
ートの保温、保冷性により保温、保冷性に優れて
いる。
又、スチレン系発泡樹脂シートのクツシヨンが
樹脂フイルム製ポシエツトの内部の収容物への緩
衝を和らげる効果を有する。
樹脂フイルム製ポシエツトの内部の収容物への緩
衝を和らげる効果を有する。
更にまた、表面フイルムと、スチレン系発泡樹
脂シートと、裏面フイルムとの間には 四方を密
封された空気層が形成され、この空気層によつて
おり大きな保温、保冷効果及び緩衝効果はさらに
高められる。
脂シートと、裏面フイルムとの間には 四方を密
封された空気層が形成され、この空気層によつて
おり大きな保温、保冷効果及び緩衝効果はさらに
高められる。
表面フイルムと、スチレン系発泡樹脂シート
と、裏面フイルムとが独立性が保たれているの
で、袋体の使用時にはスチレン系発泡樹脂シート
と表面フイルムと裏面フイルムとの間で滑りが生
じるため全体に柔らかな風合いの袋体となる。
と、裏面フイルムとが独立性が保たれているの
で、袋体の使用時にはスチレン系発泡樹脂シート
と表面フイルムと裏面フイルムとの間で滑りが生
じるため全体に柔らかな風合いの袋体となる。
又、引き裂きに対して弱いスチレン系発泡樹脂
シートは上記表面フイルムと裏面フイルムとの間
で保護されているため保形性にもすぐれた効果を
有している。
シートは上記表面フイルムと裏面フイルムとの間
で保護されているため保形性にもすぐれた効果を
有している。
しかもまた、いわゆる底マチと称する底部折り
返し辺を形成した樹脂フイルム製袋体が溶断手段
によつて容易に量産することが出来る。また、底
部折り返し辺を形成した場合立体状の被収納物を
も無理なく収納することが出来るものである。
返し辺を形成した樹脂フイルム製袋体が溶断手段
によつて容易に量産することが出来る。また、底
部折り返し辺を形成した場合立体状の被収納物を
も無理なく収納することが出来るものである。
同時に、形状、構成が簡単であるから量産に適
し、安価に提供することが出来る。
し、安価に提供することが出来る。
図面はこの考案の実施例に示すもので、第1図
は樹脂フイルム製袋体の斜視図、第2図は紐状を
締結した状態をしめす斜視図、第3図は他樹脂フ
イルム重畳地の一部を示す拡大断面図である。 1……表面フイルム、2……裏面フイルム、3
……スチレン系発泡樹脂シート、4……表面地、
5……裏面地、7……表面地折曲部、8……裏面
地折曲部、9……溶断、10……紐条挿通袋、1
1……紐条、12……開口部、13……底部折り
返し辺。
は樹脂フイルム製袋体の斜視図、第2図は紐状を
締結した状態をしめす斜視図、第3図は他樹脂フ
イルム重畳地の一部を示す拡大断面図である。 1……表面フイルム、2……裏面フイルム、3
……スチレン系発泡樹脂シート、4……表面地、
5……裏面地、7……表面地折曲部、8……裏面
地折曲部、9……溶断、10……紐条挿通袋、1
1……紐条、12……開口部、13……底部折り
返し辺。
Claims (1)
- 締付紐を牽引することによつて、袋体の上端部
が結束する袋体において、ポリエチレンフイルム
からなる表面フイルム1とポリエチレンフイルム
からなる裏面フイルム2との間にスチレン系発泡
樹脂シート3を介在せしめて、上記表面フイルム
1、スチレン系発泡樹脂シート3及び裏面フイル
ム2はおのおの独立性を保持せしめた三層構造の
樹脂フイルム重畳地を形成し、該樹脂フイルム重
畳地を半折し表面地4と裏面地5を形成し、その
上方を内側方向に折曲しそれぞれ表面地折曲部7
と裏面地折曲部8を形成すると共に、底部折り返
し辺13を形成した上で両側縁を溶断9して、且
つ表面地曲折部7の下部を溶着した上方開口の四
辺形状袋体aの上部に紐条挿通袋10を形成せし
め、該紐条挿通袋10に紐条11を挿通したこと
を特徴とする三層構造よりなる樹脂フイルム製袋
体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986159898U JPH0432976Y2 (ja) | 1986-10-18 | 1986-10-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986159898U JPH0432976Y2 (ja) | 1986-10-18 | 1986-10-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6364227U JPS6364227U (ja) | 1988-04-27 |
JPH0432976Y2 true JPH0432976Y2 (ja) | 1992-08-07 |
Family
ID=31084763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986159898U Expired JPH0432976Y2 (ja) | 1986-10-18 | 1986-10-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0432976Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5567726B1 (ja) * | 2013-08-16 | 2014-08-06 | 敬子 千葉 | 野菜の水切り袋 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855620B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1983-12-10 | 株式会社東芝 | チクデンチヨウデンキヨクノ セイゾウホウホウ |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855620U (ja) * | 1981-10-09 | 1983-04-15 | 株式会社ダイエー | 保冷買物袋 |
JPS61131926U (ja) * | 1985-02-08 | 1986-08-18 |
-
1986
- 1986-10-18 JP JP1986159898U patent/JPH0432976Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5855620B2 (ja) * | 1975-06-24 | 1983-12-10 | 株式会社東芝 | チクデンチヨウデンキヨクノ セイゾウホウホウ |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5567726B1 (ja) * | 2013-08-16 | 2014-08-06 | 敬子 千葉 | 野菜の水切り袋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6364227U (ja) | 1988-04-27 |
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