JPS6328132Y2 - - Google Patents

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JPS6328132Y2
JPS6328132Y2 JP1983053913U JP5391383U JPS6328132Y2 JP S6328132 Y2 JPS6328132 Y2 JP S6328132Y2 JP 1983053913 U JP1983053913 U JP 1983053913U JP 5391383 U JP5391383 U JP 5391383U JP S6328132 Y2 JPS6328132 Y2 JP S6328132Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bag
film
front film
opening edge
adhesive tape
Prior art date
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Expired
Application number
JP1983053913U
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English (en)
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JPS59159537U (ja
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Publication date
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Priority to JP5391383U priority Critical patent/JPS59159537U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は商品包装袋、特に店頭にて商品を陳列
販売するための包装袋に関する。
この種の包装袋は本考案者等により各種多数が
提案されている処であるが、一般的には薄物の商
品を包装するものとされ、厚物或いは嵩高い商品
を包装するのに適したものは稀である(実開昭57
−95338号公報参照)。従来、このような厚物の商
品を包装する袋としては、例えば袋底部に単なる
ガゼツトを設け、該ガゼツトを介して袋を膨張さ
せる構成のものが公知である。然しながら、この
ように単にガゼツトを設けたに過ぎないもので
は、袋開口部を閉鎖するに際し、該開口縁を好適
に閉じることができない。即ち、第11図に示す
ように、底部にガゼツト30を設け、開口部31
には袋体の全幅と同じ幅のヘツダ部32を設けた
包装袋に厚みのある商品を収納すると、袋体は厚
み方向に膨らみ、ヘツダ部32は湾曲状になる。
この様な状態のヘツダ部32をその中途部の折曲
げ線33から折りまげると、この折曲げ線33を
介して、その上下のヘツダ部32の湾曲の方向が
互いに逆になる。
従つて、第12図に示すように、ヘツダ部32
の折曲げ線33部分が波打ち状になり、開口縁を
好適に閉じることができない。また、折曲げられ
たヘツダ部32の両側縁部に間隙34が生じ、異
物侵入のおそれがあつた。
本考案は、厚物の商品を包装するのに適すると
共に、袋開口部の封口に優れ、しかも吊下げ陳列
に便利なヘツダ部を備えた商品包装袋を提供する
ことを目的とする。従つて、その特徴とする処
は、重合された表部フイルムと裏部フイルムとを
その両側縁に沿つて溶着することにより形成され
た上部開口状の袋体であつて、該袋体の底部はガ
ゼツト折りされており、前記開口部に位置して表
部フイルムの開口縁部よりも裏部フイルムの開口
縁部を上方に延出して成る延長部を袋体全幅に亘
つて備え、前記袋体の幅よりも幅狭であつて前記
表裏部フイルムよりも厚手のシートから成るヘツ
ダ部を前記延長部の幅方向中央部より上方に延設
し、前記延長部または表部フイルムの開口縁部に
袋体全幅に亘つて接着テープを設け、前記延長部
と表部フイルムの開口縁部であつて前記ヘツダ部
の両外側に位置する三角状部分を該表部フイルム
の表面に折り返し自在な折曲部と成し、該折曲部
を表フイルム上に折り返して前記接着テープで固
定すると共に、その上から前記ヘツダ部を上下方
向中途部より表部フイルム上に折り返して前記接
着テープで固定して成る点にある。
以下図面に示す実施例に基づいて本考案を詳述
すると、第1図乃至第6図に示す第1実施例に於
いて、袋体1は重合された表部フイルム1aと裏
部フイルム1bとを袋両側縁2,2に沿つて溶着
することにより上部開口状のものに形成される。
図例では、前記表部フイルム1a及び裏部フイル
ム1bは1枚のプラスチツクフイルムから成り、
該フイルムを袋底部で半折すると共に、折曲部分
でガゼツト部3を形成し、このように折曲された
連続する帯状フイルムを前記両側縁2,2にて溶
断溶着することにより形成される。袋体1の上部
開口部4に位置しては、表部フイルム1aの開口
縁部よりも裏部フイルム1bの開口縁部を上方に
延出して成る延長部5を袋体1の全幅に亘つて備
える。この延長部5より更に該フイルムを延長し
て、袋体1の幅よりも幅狭であつて且つ該延長部
5の幅方向略中央部より上方に延設された封口片
部6を備える。前記封口片部6上には前記表裏部
フイルム1a,1bよりも厚手のシート、例えば
厚手のプラスチツクフイルム又は合成紙を貼着
し、これによりヘツダ部7が形成される。図例で
は該ヘツダ部7は、前記製袋工程中に於いて、封
口片部6の両側縁8,8と共に溶断溶着され、必
要に応じ封口片部6側から押圧される溶着ローラ
等により該封口片部6をヘツダ部7に対し幅方向
に連続して溶着される。またヘツダ部7は、上下
方向中途部より表部フイルム1a上に折り返し重
合自在とされるべく幅方向に折曲線9を有し、こ
の折曲線9に対し上下対称に位置して該ヘツダ部
7と封口片部6とを貫通する吊下げ孔10,10
を開設する。
而して、裏部フイルム1bの上記延長部5には
全幅に亘り接着テープ11が設けられ、該テープ
11の表面は離型テープ12により被覆される。
このような構成にあつて、前記裏部フイルム1b
の延長部5と表部フイルム1aの開口縁部13と
は、前記封口片部を含むヘツダ部7の両外側に位
置する部分を表部フイルム1aの表面に折り返し
自在な折曲部14,14とする。
この第1実施例に基づく袋体1によれば、厚物
の又は嵩高い商品を開口部4より袋体内に挿入す
ると、第4図示のようにガゼツト部3を介して袋
体1は好適に膨張し、表裏部フイルムから成る袋
体の商品収納部分はその幅を封口片部を含むヘツ
ダ部7と略同幅とする。このとき開口部4の近傍
にあつては表裏部フイルムの折曲部14,14は
ヘツダ部7の両側に張出している。従つて、この
状態より離型テープ12を剥離して接着テープ1
1を露出させると共に、第5図示のように折曲部
14,14を折り曲げて表部フイルム1aの開口
縁部13上に重合し、該折曲部14の折曲内面に
露出した接着テープの部分により開口縁部13に
接着固定する。次いで、封口片部6を含むヘツダ
部7を折曲線9に沿つて表部フイルム1a上に折
り返し重合し、該ヘツダ部7の折返し端内面を接
着テープ11に接着固定する。これにより表部フ
イルム1aの開口縁部13はヘツダ部7に押圧保
持され開口部4が封口される。
第7図乃至第10図に示す第2実施例に於いて
は、袋体1の基本的構成は上記第1実施例と同様
であり、上記接着テープ11が表部フイルム1a
の開口縁部13上に設けられた点に於いてのみ第
1実施例と相違する。而してこの第2実施例によ
れば、商品を袋体1に挿入した後、折曲部14,
14を表部フイルム1a上に折り曲げ重合したと
き、第10図示の如く折曲部14を構成する裏部
フイルム1bの延長部5の折返し内面が接着テー
プ11に接着固定される。次いでヘツダ部7を折
曲線9に沿つて折り返し表部フイルム1a上に重
合したとき、該ヘツダ部7は直接表部フイルム1
aの接着テープ11に接着固定される(図示せ
ず)。
本考案は以上のように構成した結果、厚物の商
品を包装するのに適しており、特に商品包装後に
あつて袋体がヘツダ部と略同幅に保たれるので全
体の外形が頗る体裁の良いものとなる。しかも裏
部フイルムの延長部と表部フイルムの開口縁部と
による折曲部の構成、並びに袋体全幅に亘り設け
た接着テープの構成により、開口部を密閉状に好
適に封口することができる。更に、ヘツダ部の折
り返しにより前記折り曲げられた折曲部を被覆し
て外観美麗であると共に、該ヘツダ部も接着テー
プに好適に接着固定され、該ヘツダ部による店頭
での吊下げ陳列も良好に行い得るものとして優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は正面図、第2図は第1図の−線
拡大断面図、第3図は第1図の−線拡大断面
図、第4図は商品挿入状態の正面図、第5図は商
品挿入後に折曲部を折り曲げ接着した状態の正面
図、第6図はヘツダ部を折り曲げ接着した状態の
正面図である。第7図乃至第10図は本考案の第
2実施例を示し、第7図は正面図、第8図は第7
図の−線拡大断面図、第9図は第7図の−
線拡大断面図、第10図は商品挿入後に折曲部
を折り曲げ接着した状態の正面図、第11図は従
来のガゼツト付袋を示す斜視図、第12図は従来
のガゼツト付袋を封口した状態を示す斜視図であ
る。 1……袋体、1a……表部フイルム、1b……
裏部フイルム、4……開口部、5……延長部、6
……封口片部、7……ヘツダ部、11……接着テ
ープ、13……開口縁部、14……折曲部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 重合された表部フイルムと裏部フイルムとをそ
    の両側縁に沿つて溶着することにより形成された
    上部開口状の袋体であつて、該袋体の底部はガゼ
    ツト折りされており、前記開口部に位置して表部
    フイルムの開口縁部よりも裏部フイルムの開口縁
    部を上方に延出して成る延長部を袋体全幅に亘つ
    て備え、前記袋体の幅よりも幅狭であつて前記表
    裏部フイルムよりも厚手のシートから成るヘツダ
    部を前記延長部の幅方向中央部より上方に延設
    し、前記延長部または表部フイルムの開口縁部に
    袋体全幅に亘つて接着テープを設け、前記延長部
    と表部フイルムの開口縁部であつて前記ヘツダ部
    の両外側に位置する三角状部分を該表部フイルム
    の表面に折り返し自在な折曲部と成し、該折曲部
    を表フイルム上に折り返して前記接着テープで固
    定すると共に、その上から前記ヘツダ部を上下方
    向中途部より表部フイルム上に折り返して前記接
    着テープで固定して成ることを特徴とする商品包
    装袋。
JP5391383U 1983-04-09 1983-04-09 商品包装袋 Granted JPS59159537U (ja)

Priority Applications (1)

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JP5391383U JPS59159537U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 商品包装袋

Applications Claiming Priority (1)

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JP5391383U JPS59159537U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 商品包装袋

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59159537U JPS59159537U (ja) 1984-10-25
JPS6328132Y2 true JPS6328132Y2 (ja) 1988-07-29

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ID=30184265

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JP5391383U Granted JPS59159537U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 商品包装袋

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59188852U (ja) * 1983-06-02 1984-12-14 照栄製袋株式会社 包装用袋

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5795338U (ja) * 1980-12-01 1982-06-11
JPS6013784Y2 (ja) * 1981-01-31 1985-05-02 株式会社山形グラビヤ 包装用袋体

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JPS59159537U (ja) 1984-10-25

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