JPS5934586B2 - プラスチツク袋の開口部構造及びその製造方法 - Google Patents

プラスチツク袋の開口部構造及びその製造方法

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JPS5934586B2
JPS5934586B2 JP55179616A JP17961680A JPS5934586B2 JP S5934586 B2 JPS5934586 B2 JP S5934586B2 JP 55179616 A JP55179616 A JP 55179616A JP 17961680 A JP17961680 A JP 17961680A JP S5934586 B2 JPS5934586 B2 JP S5934586B2
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Description

【発明の詳細な説明】 10本発明はプラスチック袋に係り、特にその開口部の
構造の改良及びその製造方法に関する。
近年、量産性、この量産性に伴なう低コストなこと、さ
らには収納された商品が視認できることなどの理由から
包袋袋としてプラスチック袋が多15用されている。こ
のようなプラスチック袋のうち、商品を吊下げて展示す
るというような目的から、プラスチック袋の一端開口部
に、プラスチック袋の板厚より肉厚の厚いプラスチック
フィルム、あるいは合成紙に薄いプラスチックフィルム
をラミJ ネートもしくはコーティングした素材からな
るヘッダを取付けた袋がある。従来、この種のヘッダ付
きのプラスチック袋としては、袋本体の開口部の一片を
延長して形成された舌片部にヘッダを重ね、このヘッダ
の上端は25前記舌片部の上端もしくはその下方に位置
させ、かつ、ヘッダの下端は袋本体内に位置させ、袋本
体形成の熱溶断シール時にヘッダを同時に袋本体に熱溶
着したものが提案されている(実公昭53−24814
)。
x しかし、このようなヘッダ付きプラスチック袋にあ
つては、袋本体の開口部の内側でプラスチックフィルム
とこれより厚手のヘッダとが直接当接されるため、袋本
体の開口部での密着性が必ずしも良好ではないという欠
点がある。
35また、単にヘッダを袋本体の外側に固定することも
考えられるが、この場合は商品の表示や広告用の印刷を
ヘッダに印刷することになる。
このように装本体とヘツダとの印刷を別々に行なうこと
は、連続製袋工程において、ヘツダと装本体との印刷の
同期をとることが非常に困難であるという問題点がある
本発明の目的は、装本体の開口部における密封性がよく
、装本体は袋としての、ヘツダはヘツダとしての機能を
十分はたすことができ、かつ、表面の印刷ずれが生じな
いプラスチツク袋の開口部構造及びその製造方法を提供
するにある。
本発明の構造は、プラスチツクフイルムから構成された
装本体の一端開口部の外側面に少なくとも一部が重なる
ようにヘツダを取付け、このヘツダの外側面に装本体か
ら切離されたプラスチツクフイルムを取付け、これによ
り装本体の開口部では装本体を構成するプラスチツクフ
イルム同志が当接するようにして密封性を良好にすると
ともに、ヘツダの外側面のプラスチツクフイルムは装本
体と同時に印刷を可能にして前記目的を達成しようとす
るものである。
本発明の方法は、装本体を形成すべき帯状プラスチツク
フイルムの所定位置に狭巾帯状のヘツダ素材を重ねて溶
着し、この溶着したヘツダ素材の部分を装本体を形成す
べきプラスチツクフイルムから切離すとともにプラスチ
ツクフイルムの外面側に移動させ、こののち、プラスチ
ツクフイルムと溶着したヘツダ素材の少なくとも一部が
重なるように巾寄せし、かつ、これらを溶着することに
より装本体の外側面にプラスチツクフイルム付ヘツダを
取付けるようにして前記本発明の構造を製造しようとす
るものである。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
ここにおいて、本発明の各実施例の同一もしくは相当構
成部分には同一符号を用い、説明を省略もしくは簡略に
する。第1図ないし第4図には本発明に係るプラスチツ
ク袋の開口部構造の第1実施例の構成及びその使用態様
が示されている。
これらの図において、装本体1は、ほぼ2つ折りされた
帯状プラスチツクフイルムから熱溶断して形成され、一
端折畳み部が底部1Aとされ、他端が開口部1Bとされ
ている。また、装本体1を構成する前、後面のフイルム
1C,1D(説明の都合上、第1図中手前側を前、向う
側を後と称するが、この逆であつてもよく、その呼称に
より位置を限定するものではない)のうち、後面フイル
ム1Dの開口部1B側端縁は前面フイルム1Cの端縁よ
り少し延長して形成され、この後面フイルム1Dの外側
面には熱溶着により形成される上下2本の飾りシール2
によつて装本体1のプラスチツクフイルムよりも厚肉で
、かつ、熱溶断可能なヘツダ3が取付けられている。こ
の際、飾リシー7L/2の形成位置は、後面フイルム1
Dの第1図中上端縁近傍と、ヘツダ3の下端縁近傍とさ
れている。前記ヘツダ3の外側面すなわち装本体1とは
反対側の面には、装本体1から切離されたプラスチツク
フイルム4が上下2本の飾りシール5により取付けられ
ている。
この際、プラスチツクフイルム4の第1図中上下端縁は
ヘツダ3の上下端縁とほぼ一致され、かつ、飾りシール
5の形成位置はプラスチツクフイルム4の上、下端縁近
傍とされている。また、ヘツダ3の上端部内面側には、
ヘツダ3及びプラスチツクフイルム4が折曲げ線6から
折曲げられた時(第3図参照)、ヘツダ3と装本体1の
表面フイルム1Cとを接離可能に固定する固定部材7が
設けられている。この固定部材7は、例えば両面テープ
、感圧性接着剤、あるいは互いに係合する1条及び2条
の突条からなり一方、例えば1条の突条がヘツダ3側に
、他方すなわち2条の突条が装本体1の前面フイルム1
C側に(もしくはこの逆に)固定されて構成されるいわ
ゆるフアスナなどから構成されている。この際、固定部
材7として両面テープを用いる場合には、ヘツダ3と前
面フイルム1Cとを固定する前は両面テープの表面に剥
離紙を貼付しておき、両面テープの表面に他の部材が付
着されるのが防止されている。また、この固定部材7は
ヘツダ3の図示位置に設けるものに限らず、装本体1の
前面フイルム1C側に設けてもよく、全く同様に固定作
用を発揮できる。さらに、前記折曲げ線6は単なる仮想
線でもよいが、折曲げが円滑に行なわれるためには、ヘ
ツダ3にある程度凹条ができる程度にプレス型、ローラ
等を用いて形成されているのがよい。また、ヘツダ3は
折曲げ線6で折曲げられることにより開口部1Bの蓋部
材となるようにされている。前記装本体1、ヘツダ3及
びプラスチツクフイルム4の左右方向中央位置で、かつ
、折曲げ線6の上下対称位置にはこれらの部材を貫通し
て貫孔8が設けられ、この貫孔8には、ヘツダ3及びプ
ラスチツクフイルム4の折曲げ線6からの折曲げ時に、
L字金具9(第3図参照)等が挿通され、このL字金具
9により展示台10等に吊下げうるようにされている。
前記装本体1の第1図中左右の側縁1E,1Fは後面フ
イルム1Dとヘツダ3とが溶着されたのち、帯状のプラ
スチツクフイルムから丁度装本体1の巾分だけ熱溶断さ
れる際に、同時に熱溶着され、かつ、この熱溶断により
ヘツダ3及びプラスチツクフイルム4も同時に熱溶断さ
れて装本体1と同じ巾となるようにされている。
また、必要に応じ、装本体1の底部1Aの中央部にはミ
シン目を入れて形成された切取部1Gが形成され、この
切取部1Gを切取ることにより装本体1内に収納された
商品11を底部1Aからも取出せるようにすることもで
きる。なお、前記装本体1を形成するプラスチツクフイ
ルム及びプラスチツクフイルム4としては、熱可塑性合
成樹脂からなる熱溶断可能なものであればよく、例えば
、ポリプロピレンまたはポリエステルの延伸フイルム、
ポリプロピレンまたはポリエチレンの無延伸フイルム、
これらのラミネートフイルムなどが使用できる。
また、ヘツダ3としては、熱溶断可能なもので装本体1
を形成するプラスチツクフイルムより厚肉のものであれ
ばよく、前記フイルムと同材質のもの、あるいは、合成
紙または合成紙にプラスチツクフイルムをラミネートも
しくはプラスチツクをコーティング化たものであつても
よい。このように構成されたプラスチツク袋を用いて商
品11を収納するには、第2図に拡大して示されるよう
に、開口部1Bを人手によりあるいは圧縮空気等の自動
手段により開口しておき、この開口部1Bから商品11
(第3図参照)を挿入する。
ついで、折曲げ線6よりヘツダ3及びプラスチツクフイ
ルム4を折曲げ、固定部材7によりヘツダ3と装本体1
の表面フイルム1Cとを固定し、収納(包装)を完了す
る。この際、貫孔8は折曲げ線6に対して対称位置に設
けられているから、ヘツダ3側すなわち第1,2図中上
側の貫孔8と装本体1側すなわち第1,2図中下側の貫
孔8とは折曲げ時丁度一致することとなる。このように
して商品11が収納された袋は、第3図に示されるよう
に、L字金具9に貫孔8が挿通されることによつて展示
台10に展示され、販売に供されることとなる。
また、消費者により購入され、商品11を使用する場合
において、商品11が例えば複数枚重ねられたプラスチ
ツクフイルム製ごみ袋のようなものであるときは、ヘツ
ダ3を接離可能な固定部材7の作用により開いて開口部
1Bから商品11を取出す方法に限らず、切取部1Gを
ミシン目から切取り、この切取部1Gを取除いた穴から
1枚づつ取出すようにしてもよい。この際、袋の上部の
係止は、第3図に示されるように、L字金具9に掛けて
おいてもよいし、固定部材7が両面テープあるいは感圧
性接着剤で構成される場合は、第4図に示されるように
、固定部材7を室内の適宜な壁面12に貼付けて使用し
てもよい。土述のような本実施例によれば、装本体1の
開口部1Bは、前面及び後面のフイルム1C,1Dが直
接当接されるから、十分な密封性を付与することができ
る。
また、ヘツダ3の外面には装本体1から切離されたプラ
スチツクフイルム4が取付けられているから、このプラ
スチツクフイルム4への印刷を装本体1と同時に行なつ
ておくことにより、印刷ずれを防止できる。この場合、
ヘツダ3を合成紙で構成しておけば、通常透明なプラス
チツクフイルム4を通して合成紙の色(通常白色)が浮
き出ることとなり、外観を美しくすることができる。な
お、本実施例の実施にあたり、装本体1は、全く分離さ
れた2枚の帯状プラスチツクフイルムを重ね合わせ、こ
れらのプラスチツクフイルムで前面フイルム1Cと後面
フイルム1Dとを構成してもよい。
この場合、底部1Aは商品11の挿入前に予め熱溶着し
て形成しておいてもよいし、あるいは、予めヘツダ3側
を折曲げて開口部1B側を閉塞させておき、この状態で
底部1A側から商品11を挿入したのち熱溶着して形成
してもよい。この後者の場合、前面フイルム1Cと後面
フイルム1Dとのいずれか一方の端部を延長して他方よ
り長く形成しておけば、この延長部を固定し、両フイル
ム1C,1Dの間に圧縮空気を吐出して底部1A側を開
口させ、商品11を自動挿入させることもできる。さら
に、底部1Aは前記実施例のように一旦一枚のフイルム
を折曲げて形成したのち、前面あるいは後面フイルム1
C,1Dのいずれか一方の底部1Aよりやや上方位置を
切り開らき、これにより前記自動挿入用の延長片を形成
してもよい。第5図、第6図及び第7図A,B,Cには
本発明の第2実施例が示され、第5図においては、装本
体1を形成するためのプラスチツクフイルム、ヘツダ3
を形成するためのヘツダ素材及びヘツダ3の外面側のプ
ラスチツクフイルム4がまだ溶断されていない帯状部材
から丁度袋1枚分を切断した状態の図として示されてい
る。
従つて、装本体1の左右の側縁1E,1Fは溶着されて
いない状態で示されている。この第2実施例においては
、装本体1の前面フイルム1Cと後面フイルム1Dとは
比較的長く形成され、従つて後面フイルム1Dとヘツダ
3との重ね合せ部分が広く形成されている。
また、後面フイルム1Dとヘツダ3とは、ヘツダ3の下
端部近傍の一箇所においてのみ飾りシール2で溶着され
、さらに、折曲げ線6は前、後面フイルム1C,1Dを
含んだ位置に形成されている。この際、折曲げ線6の位
置は、前、後面フイルム1C,1Dを含む位置であれば
どこでもよく、例えば、第7図Aには折曲げ線6がヘツ
ダ3の上下方向の中央部とされて折曲げられた状態が示
され、第7図Bには折曲げ線6がヘツダ3の下縁から4
/7の位置とされ、さらに第7図Cにはヘツダ3の下縁
から1/3の位置とされて折曲げられた状態が示されて
いる。また、ヘツダ3とプラスチツクフイルム4には、
これらの巾方向中心位置で、かつ、折曲げ線6の位置を
中心軸とする貫孔8が設けられ、装本体1側には設けら
れていない。このように構成された本実施例によれば、
前記第1実施例と同様な効果があり、かつ、装本体1の
前、後面フイルム1C,1Dも折曲げられる為、より密
封性を良好にできる。
また、貫孔8に、第7図Aに鎖線で示されるような吊下
げフツク13を取付けた場合においても、フツク13の
内端が装本体1の内側に全く突出しないため、この点か
らも密封性を良好にできる。第8図ないし第10図には
本発明の第3実施例が示され、この実施例においては、
前記第2実施例における装本体1の前、後面フイルム1
C,1Dがさらに上方に延長され、かつ、後面フイルム
1Cとヘツダ3とがほぼヘツダ3の上端、中央及び下端
の3箇所で飾りシール2により溶着され、さらに、貫孔
8が下面フイルム1D1ヘツダ3及びプラスチツクフイ
ルム4を貫通して設けられたものである。
このように構成された本実施例によれば、装本体1の後
面フイルム1Dの上端がヘツダ3に固着されているから
商品の開口部1Bからの挿入が容易となる効果を付加で
きる。
第11図ないし第13図A−Dには本発明の第3実施例
の構造及び概略の製造方法が示され、本実施例において
は、装本体1の開口部1Bに折返し(フラツプ)1Hが
設けられ、この折返し1Hの上方位置でヘツダ3が折曲
げられるようにされたものである。
このような構造の袋を製造するには、第13図Aに示さ
れるように、ヘツダ3の外側面(下面)に予めプラスチ
ツクフイルム4が飾りシール5により溶着された重合部
材を装本体1を構成すべきプラスチツクフイルムの一端
部外側面(下面)に飾りシール2により取付ける。
ついで、第13図Bに示されるように、装本体1を構成
すべきプラスチツクフイルムを折返して底部1A1開口
部1B1前面フイルム1C及び後面フイルム1Dを形成
し、さらに、第13図Cに示されるように、上端(右側
)の飾りシール2よりさらに右方の後面フイルム1Dを
前面フイルム1C側に折返して折返し(フラツプ)1H
を形成する。このとき、装本体1の前面フイルム1Cの
底部1A近傍に切れ目14を入れて第13図Dに示され
るように底部1Aを開放するとともに、ヘツダ3の上端
部(右端部)近傍に固定部材7を塗着、貼着等により形
成する。この状態で、装本体1を構成すべきプラスチツ
クフイルム、ヘツダ3を構成すべきヘツダ素材及びプラ
スチツクフイルム4を袋の所定巾で同時に溶断すること
によりプラスチツク袋を形成する。これにより、装本体
1の前、後面フイルム1C,1Dの両側縁(図示せず)
及び折返し1Hの両側縁は互いに熱溶着される。ついで
、第13図Dに示されるように、ヘツダ3の部分を折曲
げ、ヘツダ3と前面フイルム1Cとを固着したのち、切
れ目14で切り開かれた底部1A側から商品11を挿入
し、熱溶断刃15で底部1A側の端部を熱溶断して前面
フイルム1Cと後面フイルム1Dとの底部1A側を熱溶
着して商品入リプラスチツク袋を完成する。このように
構成された本実施例によれば、折返し1Hが形成されて
いるからより密封性を良好にでき、かつ、ヘツダ3を前
面フイルム1Cから離した状態でも商品11が開口部1
Bから脱出することを防止できる。
さらに、前記各実施例に用いられているフツク等を取付
ける場合においても密封性を阻害されることがない。次
に本発明の製造方法の一実施例を第14図1A,1B〜
7A,7Bに基づいて説明する。
ここにおいて各図中Aは正面図、Bはその断面図である
。第14図1A,1Bにおいて、連続して送られる帯状
のプラスチツクフイルム21の図中後面側には、土方か
らヘツダ装飾用の第1の印刷部22、後面フイルム装飾
用の第2の印刷部23及び前面フイルム装飾用の第3の
印刷部24が印刷され、このプラスチツクフイルム21
は縦方向の鎖線Pから将来溶断されて一枚分の袋とされ
、また横方向上方の鎖線Qから将来溶断されてヘツダ外
面用プラスチツクフイルムとして用いられ、さらに、横
方向下方の鎖線Rから将来折曲げられて袋底部が形成さ
れるようにされている。
第14図2A,2Bにおいて、フイルム21は前記鎖線
Rから折曲げられて装本体1の前、後面フイルム1C,
1Dに相当する部分が形成される。
この際、後面フイルム1Dの上端部は前面フイルム1C
の上端縁よりヘツダ3のほぼ巾分もしくはそれ厭上上方
に延長されている。ついで、第14図3A,3Bに示さ
れるように、後面フイルム1Dの前面フイルム1Cより
延長された部分にヘツダ3を構成すべき狭巾帯状のヘツ
ダ素材31がフイルム21に沿つて連続して供給され、
このヘツダ素材31とフイルム21は2条の飾りシール
5で熱溶着される。ついで、第14図4A,4Bに示さ
れるように、ヘツダ3の部分と装本体1の部分は切れ目
41により切断され、こののち、第14図5A,5Bに
示されるように、ヘツダ3の部分は装本体1の後方に位
置されるとともに、装本体1の底部1A側に向つて巾寄
せされる。
この際、プラスチツクフイルム21は連続して送られつ
つこれらの加工を行なわれるものであるから、ヘツダ3
と装本体1とは送りの基端側では一体にされており、巾
寄せ時に両者の位置関係が多少狂う可能性があるため、
巾寄せを行なうまでの切れ目41を形成する部分の長さ
は十分に長く形成され、前記位置関係の狂いが問題とな
らないようにされている。ついで、第14図6A,6B
に示されるように、ヘツダ3の部分と装本体1とは2条
の飾りシール2により一体に溶着され、かつ、必要に応
じてヘツダ3の部分に折曲げ線6が凹条としてローラな
どにより形成される。
こののち、第14図7A,7Bに示されるように、ヘツ
ダ3の止端部近傍には両面テープなどからなる固定部材
7が設けられるとともに、帯状のプラスチツクフイルム
21は所定巾に熱溶断され、装本体1の前、後面フイル
ム1C,1Dは両側縁1E,1Fで溶着され、所定のプ
ラスチツク袋が形成される。士述のような本実施例の方
法によれば、ヘツダ3の外面に取付けられるプラスチツ
クフイルム4を装本体1と同一のプラスチツクフイルム
21を用いて形成できるから、材料の管理及び製造工程
における材料送りの簡素化を図ることができる。
また、一枚のフイルム21からプラスチツクフイルム4
と装本体1とを形成するから、各印刷部22,23,2
4の位置ずれがほとんど発生することがなく、美麗な袋
を提供できる。なお、本実施例の方法において重要なこ
とは、一枚のプラスチツクフイルム21にヘツダ3を取
付けた後、このヘツダ3の部分を切断し、この切断した
部分を巾寄せし、これらを溶着する工程が重要であり、
これら以外の工程の挿入順序あるいは省略等は適宜に行
ないうる。
例えばプラスチツクフイルム21の鎖線Rからの折曲げ
工程はこれらの工程の後に行なつてもよく、また、固定
部材7の設定も各袋毎に切断した後に行なつてもよい。
また、装本体1の底部1A側は、前記第13図Dに示さ
れるように、ヘツダ3の折曲げ後切断されるようにする
など、種々の変形が考えられる。土述のように本発明に
よれば、密封性のよいプラスチツク袋の開口部構造を提
供できるとともに、印刷ずれ等の発生しないその製造方
法を提供できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明構造の第1実施例を用いたプラスチツク
袋を示す一部を切欠いた斜視図、第2図は第1図の−線
に沿う拡大断面図、第3図は第1図の中央縦断面図、第
4図は第1図の実施例の使用態様を示す説明図、第5図
は本発明構造の第2実施例を用いたプラスチツク袋を示
す斜視図、第6図は第5図の一線に沿う拡大断面図、第
7図A−Cは第5図の実施例の使用態様を示す要部の拡
大断面図、第8図は本発明構造の第3実施例を用いたプ
ラスチツク袋を示す斜視図、第9図は第8図の一線に沿
う拡大断面図、第10図は第8図の実施例の使用態様を
示す要部の拡大断面図、第11図は本発明構造の第4実
施例を用いたプラスチツク袋を示す一部を切欠いた斜視
図、第12図は第11図の中央部におけるヘツダ折曲げ
状態の断面図、第13図A−Dは第11図の実施例の概
略製造方法を示す断面図、第14図1A,1B〜7A,
7Bは本発明方法の一実施例を示す説明図で、第14図
中Aは正面図、Bは断面図である。 1・・・・・・装本体、1A・・・・・・底部、1B・
・・・・・開口部、1C・・・・・・前面フイルム、1
D・・・・・・後面フイルム、1H・・・・・・折返し
、2・・・・・・飾りシール、3・・・・・・ヘツダ、
4・・・・・・プラスチツクフイルム、5・・・・・・
飾りシール、6・・・・・・折曲げ線、7・・・・・・
固定部材、21・・・・・・プラスチツクフイルム、2
2,23,24・・・・・・印刷部、31・・・・・・
ヘツダ素材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 プラスチックフィルムから構成された袋本体の一端
    開口部の外側面に少なくとも一部が重なるように取付け
    られるとともに途中から折曲げられて袋本体の開口部を
    閉塞可能な蓋部材とされかつ袋本体のプラスチックフィ
    ルムより厚肉で熱溶断可能な材料から構成されたヘッダ
    と、このヘッダの外側面に重ねて取付けられるとともに
    袋本体を構成するプラスチックフィルムから切離された
    プラスチックフィルムとから構成され、前記ヘッダと袋
    本体との取付けは、袋本体の熱溶断による溶着とは異な
    る位置において熱溶着により行なわれていることを特徴
    とするプラスチック袋の開口部構造。 2 特許請求の範囲第1項において、前記ヘッダの折曲
    げられる部分には凹条からなる折曲げ線が設けられてい
    ることを特徴とするプラスチック袋の開口部構造。 3 帯状プラスチックフィルムの、袋本体の開口部を形
    成すべき位置でかつ袋本体の内面側となるべき側に、こ
    のプラスチックフィルムより厚肉で熱溶断可能な狭巾帯
    状のヘッダ素材を、互いに長手方向を一致させて重ね合
    せたのち互いに溶着する工程と、この重ね合せた部分の
    プラスチックフィルムを長手方向に沿つて切断する工程
    と、この切断されたヘッダ素材とプラスチックフィルム
    との重合部材を袋本体を形成すべきプラスチックフィル
    ムの外側面側に巾寄せして少なくとも一部を袋本体を形
    成すべきプラスチックフィルムに重ね合せる工程と、こ
    れらの重合部材と袋本体を形成すべきプラスチックフィ
    ルムとを溶着する工程とを含むことを特徴とするプラス
    チック袋の開口部製造方法。
JP55179616A 1980-12-18 1980-12-18 プラスチツク袋の開口部構造及びその製造方法 Expired JPS5934586B2 (ja)

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