JPS5943227Y2 - ガセット付き角袋 - Google Patents

ガセット付き角袋

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JPS5943227Y2
JPS5943227Y2 JP3499080U JP3499080U JPS5943227Y2 JP S5943227 Y2 JPS5943227 Y2 JP S5943227Y2 JP 3499080 U JP3499080 U JP 3499080U JP 3499080 U JP3499080 U JP 3499080U JP S5943227 Y2 JPS5943227 Y2 JP S5943227Y2
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JP
Japan
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adhesive
bag
gusset
semi
inner bag
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JP3499080U
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JPS56138049U (ja
Inventor
正也 細江
Original Assignee
マチダ紙業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は粉体2粒体等の主に流動体の包装用に或いは物
品容器に使用されるガセット(まち)付キ内袋rc関し
、特に紙とプラスチックフィルムまたはセロハンフィル
ムとを重ね合せた重畳ウェブ又は紙にプラスチックコー
ティングを施したラミネートウェブを素材にして一端に
袋口を有した有底筒体形状に形成されたガセット付き内
袋の改良構造に関する。
一般にガセット付き内袋は、普通紙、上述の重畳ウェブ
、ラミネートウェブ等のシート状素材を公知の製袋機械
にかけることによって形成される。
この製袋機械による製袋工程はシート状素材のロールか
ら連続的に引き出されるウェブを折り曲げて予定寸法の
装本体部を成型すると共に該装本体部の縦のり代に帯状
又は筋状に接着剤を塗付する工程、ガセットを形成する
と共に上記接着剤による縦のり代の接着を行う工程、予
定の袋寸法毎に切断する工程、折り込み線を入れて袋底
部を成形し、接着によって該袋底部を接着閉塞する工程
等からなり、これらの工程を経ることによって一端に袋
口を有した有底筒体形状のガセット付き内袋が製造され
る力にシート状素材ウェブを通常は60〜100メ一ト
ル/分の速度で送ることによってガセット付き内袋は製
袋機出口から連続的に貸先成品が得られる。
従来のガセット付き内袋の製造rc釦いて、普通紙を素
材ウェブとする場合には接着剤として通常の澱粉糊を使
用すれば、製袋機から繰り出される内袋の完成品を適宜
時間保管する間に接着剤の乾燥によって強固な接着力が
得られるので一定の保管時間と保管場所を必要とし、ま
た袋の接着部分が若干硬化する不具合があるにしても比
較的外緩美麗なガセット付き内袋が容易に製造される。
然しなから上述した重畳ウェブまたは2ミネートウエプ
の場合にはフィルム材とフィルム、紙材とフィルム材、
筐たは紙層とプラスチックコーテイング面との接着を上
述した装本体部の縦のり代でおこなわなければならない
ために接着剤の選定が極めて困難であり、一般ttc7
来は接着強度が弱くかつ不安定になる傾向がある。
例えばポリエチレン。ポリプロピレン、ポリスチレン等
のポリオレフィン系フィルムと紙との重畳ウェブ又はラ
ミネートウェブの場合には酢酸ビニル等を主成分とした
エマルジョン合成s、i酸ビニルとエチレンの共重合体
にエステルガムとワックス材を混入させた組成からなる
商品名「ホットメルト」等の接着剤を使用して装本体部
の縦のり代の接着を従来からおこなっている75気上記
工マルジヨン合成糊の場合には接着強度自体が弱いばか
9でなく、乾燥時には鉤裂の縦のり代部分に収縮しわが
発生して袋の外観美を損う欠点があり、またホットメル
トの場合には乾燥後に硬化することにより接着部分が折
れて結果的には鉤裂の縦のり代部分に裂損を生じ、特に
ガセット付き鉤裂を粉体や粒状体の包装袋に使用した場
合には包装時に粉体や粒体の流入圧力によって鉤裂の縦
のり代部分に急激な裂損、破損を発生する場合がある。
その他ヒートシール法を用いて内装本体部分の縦のり代
部分の接着をおこなう場合もあるが、ヒートシール法は
比較的非能率的であるという不都合を伴う。
一方、最近は重畳ウェブまたはラミネートウェブを素材
としたガセット付き鉤裂の需要は増々増加の一途をたど
っている。
依って本考案の目的は特に紙とプラスチックフィルム又
はセロハンフィルムとを重ね合わせた重畳ウェブ筐たは
紙にプラスチックコーティングを施したラミネートウェ
ブを素材とするガセット付き鉤裂において、装本体部の
縦のり代にトける強固にしてかつ外観美麗な接着構造を
提供し、以って従来のこの種ガセット付き鉤裂に伴う欠
点を解消せんとするものである。
本考案によれば、紙とプラスチックフィルムまたはセロ
ハンフィルムとの重畳ウェブ又はラミネート構造ウェブ
にガセットを折り込んで一端に袋口を有する有底筒体に
接着成形したガセット付き鉤裂Kj?いて、上・下に重
ね合されるウェブ端縁の縦方向のり代の間に常温有弾性
の半乾接着剤を層状に介挿させ、前記半乾接着剤を介し
て前記上・下の縦方向のり代を上・下に圧着接合する構
造を特徴とするガセット付き鉤裂が提供されるのである
以下、本考案を添付図面に基き更に詳細に説明する。
第1図から第3図は本考案を紙とセロハンフィルムとの
重畳ウェブを素材としてガセット付き鉤裂に応用した実
施例を示す図であり、第1図はシート状素材からガセッ
ト(まち)の折り込みと縦のり代の接着工程3よび切断
工程を経過して装本体部の形成を終了した状態を示す斜
視図、第2図は第1図の■−■線方向から見た袋口の拡
大図、第3図は袋の角形底部を形成した状態を示す図で
ある。
さて、第11第2図において、装本体部10は紙素材に
よって形成された内側装本体部10aとセロハンフィル
ムによって形成された外側装本体部10bとが重畳され
た構造を有している。
装本体部10rj内側装本体部10aと外側装本体部1
0bとを一体にして形成された左・右一対のガセッN2
.12を有し、一端14は袋口として他端16は後述の
第3図に示す角形底部を形成する部分として具備されて
いる。
また16aは内側装本体部10aの上・下縦のり代部分
、16bは外側本体部10bの上・下縦のり代部分であ
り、各のり代部分16a、16bは装本体部10の長さ
方向に沿って設けられ、かつ第2図に明示されるように
紙素材の紙端の重なり部分又はセロハンフィルムのフィ
ルム端の重なり部分に設けられている。
18d内側装本体部10aの縦のり代16aを接着する
接着剤の層を示し、20は外側装本体部1t)bの縦の
り代16を接着する接着剤の層を示している。
こ\で本考案によれば、紙素材を相互に接着する内側装
本体部10aの接着剤18は従来から用いられている澱
粉糊を使用すればよいが、セロハンフィルムを相互に接
着する外側装本体部10bの接着剤lOとしては以下の
表1に示す組成並びに主たる諸物性を有した接着剤AI
又はA2を使用するのである。
そしてこの周接着剤AI 、A2の特徴としてガセット
付き鉤裂が包装袋又は容器袋として普通に利用される四
季の常温に対する温度変化に対しても安定した高弾力性
と半乾粘着性とを呈するのである。
上述した接着剤20を外側装本体部10bの縦のり代1
6bの間に介挿するには、七ロノ・ンフイルムのシート
状素材から外側装本体部10bの形状に製袋機により折
り込む過程で、例えば120℃で溶融液体状にした接着
剤20を製袋機において従来から用いられているアプリ
ケータのノズルより上記縦のり代16brc&ける下側
の縦のり桟上に帯状又は筋状に噴出させ、次いで折り込
み工程の進捗に伴って上側の縦のり代16bを該帯状又
は筋状の接着剤層に重ねて、接着剤層20を第2図に示
すように上・下縦のシ代ibb間で挾むようにし、その
後に製袋機の圧着ローラによって圧着接合させればよい
のである。
上述のよ5にしてガセット付き内袋の装本体部10の作
製工程が完了すると、袋口14と反対側の端部16(第
1図参照)に角形底部が形成される。
第3図はこの角形底部の形成工程にある内袋の状態を示
しており、製袋機に従来から具備されている折れ線形成
ローラ、カッター、バキューム機構等からなる袋底形成
部rcs?いて、角形底部本体22ど底蓋24とが形成
され、更に該底蓋24の内面24aに澱粉糊又はエマル
ジョン合成糊等の通常の糊が比較的広面積にわたって塗
付され、その後更に底蓋24を角形底部本体22に圧接
ローラによって圧着接合させれば、ガセット付き内袋の
完成品が得られる。
そしてこのカセット付き内袋はガセット12を拡開する
ことによって有底角形の袋として使用することができる
のである。
さて、こ\で本考案によれば、特にセロハンフィルム相
互が接着剤20を介して圧着接合されている外側装本体
部10bの縦のり代16bに注目すると、接着剤20は
常温及び常温からの四季の温度変化に対しても強杯乾粘
着性と高弾力性を有した帯状又は筋状の接着層として縦
のり代16bに介挿されているため従来の常温硬化性の
接着剤と異り、縦のり化16bK乾燥に伴う収縮を発生
することがない。
このように縦のり化16brc収縮を生じない効果は単
に実施例の七ロー・ンフイルムの場合ばかりでなく、ポ
リオレフィンフィルム素材の相互接着又はこれらフィル
ム素材と普通紙の接着、ラミネート紙相互の接着等に適
用しても同一効果が得られることは言うまでもない。
そして接着硬化による収縮が発生しない利点は、例えば
図示実施例の場合には外側装本体部10bに所謂しわや
引きつれ現象を発生しないことを示し、結果的には鉤裂
表面に内部歪みがないので袋の強度が高く、かつ外観的
美麗性、見栄えを損うこともないのである。
更に縦のり代10b部分に高弾力性の接着剤層20が介
挿されていると、例えば内袋に粉体や粉状体等を充填包
装する場合に粉体等の充填時Kj?ける流入圧力によっ
て第4図に示すように矢印Aで示すような急激な引張力
が作用しても摺装本体部10bを形成するセロハンフィ
ルムには接着層20の弾力性に基く緩衝作用によって上
記急激な引張力が直接作用することはない。
従って摺装本体部10bの裂損や破損を未然に防止する
効果も得られるのである。
筐た本考案によれば、ガセット付き内袋の縦のり代にお
ける接着は接着剤の硬化によってのり代相互の接着を得
るものではなく、単に高弾性、半乾粘着性を有する接着
剤20の層を介挿して該接着剤20とのり代部外111
−けるウェブ素材との間の粘着作用を介してウェブ素材
相互間の接着効果を得るものであるから、ガセット付き
内袋の製造過程において、例えば接着剤の乾燥時間を考
慮しながら素材ウェブの送り速度を選定する等の煩雑性
を完全に回避することができるという効果も得られる。
勿論、これによって内袋の生産能率改善を達成すること
も可能であり、更に接着剤の乾燥に必要な保管時間が不
要となるのでこの点においても生産能率の向上を期待す
ることが可能である。
以上、本考案を七ロー・ンフイルムと普通紙の重畳ウェ
ブを素材としたガセット付き内袋の実施例に基き説明し
たが、その他の重畳ウェブ素材やプラスチックコーティ
ングを施されたラミネート紙を素材とするもの等、従来
堅牢1.美麗な袋形成に困難を伴った全ゆる種類のガセ
ット付き内袋に本考案を適用できることは言うまでもな
い。
従って開示実施例vc&ける縦のり代16aの部分にも
高弾性半乾接着剤を途付する構成にしてもよいことは言
うまでもない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案に係るガセット付き内袋の一実施例を示すも
ので、第1図はセロハンフィルムと紙との重畳ウェブを
素材としたガセット付き内袋における装本体部の形成工
程[>ける−状態を示す斜視図、第2図は第1図の■−
■線方向に見た袋口に訃ける拡大正面図、第3図は角形
底部の形成工程を示す斜視図、第4図は本考案による作
用効果を説明する部分略示図。 10−・・・・・装本体部、10a・・・・・・内側装
本体部、10b・・・・−・外側装本体部、12・・・
・・・ガセット、14・・・・・・袋口、1ba、16
b・・−・・縦のり代、18.20・・・・・・接着剤
、22・・・・・・角形底部本体部。 24・・・・・・底蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 紙とプラスチックフィルムまたはセロハンフィルム
    との重畳ウェブ又はラミネート構造ウェブにガセットを
    折り込んで一端に袋口余有しまた側面に縦方向ガセット
    を有する有底角筒体に成形したガセット付き内袋におい
    て、上−下に重ね合されるウェブ端縁の縦方向のり代の
    間に常温有弾性の半乾接着剤を層状に介挿挾持させ、前
    記半乾接着剤を介して前記上・下の縦方向のり代を上・
    下に圧着接合する構造を具備させ、接着硬化による収縮
    を防止すると共に上記ウェブ端縁に作用する張力を前記
    半乾接着剤層により緩衝可能にしたことを特徴とするガ
    セット付き内袋。 2 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のガセット付
    き内袋において、前記常温有弾性の半乾接着剤層は高温
    溶融時に前記縦方向のり代の間に塗着するようにしたガ
    セット付き内袋。 3 実用新案登録請求の範囲第1項に記載のガセット付
    き内袋において、前記プラスチックフィルムはポリオレ
    フィンフィルムからなるガセット付き内袋。
JP3499080U 1980-03-19 1980-03-19 ガセット付き角袋 Expired JPS5943227Y2 (ja)

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JP3499080U JPS5943227Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 ガセット付き角袋

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JPS56138049U JPS56138049U (ja) 1981-10-19
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ID=29630622

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JP3499080U Expired JPS5943227Y2 (ja) 1980-03-19 1980-03-19 ガセット付き角袋

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US8591110B2 (en) 2009-11-25 2013-11-26 Exopack, Llc Bags having adhesive drying structures and related methods

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JPS56138049U (ja) 1981-10-19

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