JPH0527866Y2 - - Google Patents

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JPH0527866Y2
JPH0527866Y2 JP1987170537U JP17053787U JPH0527866Y2 JP H0527866 Y2 JPH0527866 Y2 JP H0527866Y2 JP 1987170537 U JP1987170537 U JP 1987170537U JP 17053787 U JP17053787 U JP 17053787U JP H0527866 Y2 JPH0527866 Y2 JP H0527866Y2
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JP
Japan
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shelf
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rotating shelf
rotating
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JP1987170537U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、台所のコーナ部等に設置される物品
収納庫の改良に関するものである。
(従来技術) 従来、台所には調理台、ガス台、流し台等から
なるシステムキツチンユニツトが壁面に沿つて設
置され、またその上方には吊り棚が一列に設置さ
れている。この台所のコーナ部には、スペースの
有効利用を図るため、通常第6図に示すように、
直交する二側壁部間に開口部21,22が形成さ
れた収納庫23,24が設置されている。この収
納庫23,24は上記コーナ部に設置されるので
その構造上、開口部21,22の面積を大きくす
ることができず、このため奥側に収納された物品
を取出すことが困難である。そのために、収納庫
の天板中央部と底板中央部との間に支柱を立設
し、この支柱の側面に回転棚の中央部を固定して
回転自在に支持させることにより、棚を回転させ
て、収納庫の奥側における物品の出し入れを容易
化することも行なわれているが、この構成では上
記支柱が回転棚の中央に存在するので収納される
物品の大きさが制限され、回転棚上の空間を有効
に利用できないという問題がある。また、回転棚
を支柱に強固に固定しなければ回転棚が傾き易
く、スムーズな回転がなされなくなるので、支柱
側面に複数のビスにより回転棚を固定していた。
その結果、回転棚を所望高さに調整したり収納庫
底面を掃除したりする際の着脱作業を一人で行な
うことができないという問題があつた。
また、流し台の下方に設置される収納庫におい
ては、その上部に排出管等が位置しているために
上記支柱を天板部に固定することが困難であり、
この支柱が下端部において片持ち状態で支持され
た構造となり、回転棚を安定して支持することが
できないという問題がある。
(考案の目的) 本考案は、上記問題点を解決するためになされ
たものであり、物品の出入を容易に行なうことが
できるとともに、回転棚上のスペースを有効に利
用することができ、しかも簡単な構造で上記回転
棚を安定して支持することができ、棚板の高さ調
整や着脱が容易な物品収納庫を提供するものであ
る。
(考案の構成) 本考案は、物品出入用の開口部が形成された収
納本体と、この収納本体内に設置される回転棚と
を備え、この回転棚を複数個に区画された棚板に
よつて構成するとともに、この棚板を連結部材に
よつて着脱自在に連結し、上記収納本体の内壁面
もしくは回転棚の周縁部の一方に設けられた複数
個の支持ローラと、その他方に設けられたガイド
部材とによつて回転棚を回転自在に支持したもの
である。
(実施例) 第1図は台所のコーナ部等に設置される物品収
納庫の実施例を示している。この収納庫は、直交
する二側壁部間に物品出入用の開口部1が形成さ
れた箱状の収納本体2と、この収納本体2内に設
置される回転棚3とを備えている。上記収納本体
の前面には開口部1を閉塞する蓋体4がヒンジ金
具5を介して取付けられ、かつ収納本体2の内壁
面の複数箇所には上記回転棚3を支持する支持ロ
ーラ6が取付ブラケツト7を介して取付けられて
いる。すなわち、収納本体2の内壁面には、第2
図に示すように、それぞれ上下方向に伸びる4本
の支持プレート8が固着され、この支持プレート
8の所定位置に取付け孔8aが設けられ、それぞ
れ取付ブラケツト7がボルトにより固着されると
ともに、この取付ブラケツト7の先端部に支持ロ
ーラ6が回転自在に支持されることにより、各支
持ローラ6が回転棚3の回転軌道Aに沿つて配設
されている。
上記回転棚3は、半円形に形成された左右一対
の網状棚板9,10を備え、両網状棚板9,10
が連結ピン11によつて着脱自在に連結されるよ
うに構成されている。すなわち、両棚板9,10
の相対向する側辺部には、第3図に示すように、
上下一対のパイプ材12,13と、両パイプ材1
2,13間に嵌入されるパイプ材14とからなる
連結部が形成され、この連結部に上記連結ピン1
1を挿入して各パイプ材12,13,14を貫通
させることにより、両棚板9,10が連結される
ようになつている。このように2分割することに
よつて狭い開口部1に回転棚3を出し入れし易く
すし、また、回転棚3の上下移動や収納庫内の掃
除をより容易に行なうことができるというメリツ
トがあり、特に網状棚板を用いた場合に食品や調
味料が収納庫底面に落ちても清掃し易く、清潔に
保てる。
上記網状棚板9,10の周縁部下面には、第4
図に示すように、L形鋼からなるガイド部材15
がそれぞれ固着され、このガイド部材15の上辺
部15aが上記支持ローラ6上に載置されるとと
もに、上記ガイド部材15の側面部15bと上記
支持ローラ6の先端部6aにより横方向の規制が
なされることにより、回転棚3がスムーズに回転
し得るように支持されている。
このように、収納本体2の内壁面に支持ローラ
6を設けるとともに、回転棚3の周辺部に支持ロ
ーラ6上に載置されるガイド部材15を設けて回
転棚3を回転自在に支持するようにしたため、収
納本体2を上下方向に貫通する支柱を設けること
なく、回転棚3を安定して支持することができ
る。したがつて、従来装置のように支柱の存在に
よつて収納される物品の大きさを制限されること
がなく、回転棚3上のスペースを有効に利用する
ことができるとともに、物品の出し入れを容易に
行ない得るように回転棚3を任意の位置に回動変
位させることができる。しかも本考案に係る物品
収納庫は、回転棚3の上方に回転支持部を設ける
必要がなく、上方空間部を有効に利用することが
できるため、この部分に配水管等が配設された流
し台の下方に設置される物品収納庫としても何ら
支障なく使用することができる。また、支持ロー
ラ6の設置位置を変化させるだけで回転棚3の設
置高さを容易に調整することができ、かつ上記回
転棚3を上方に持上げる等により、収納庫内の掃
除を容易に行なうことができる。また、上記回転
棚3を、連結ピン11等からなる連結部材によつ
て着脱自在に連結された網状棚板9,10によつ
て構成したため、この網状棚板9,10を分離し
た状態で、開口部1から収納本体2内に挿入する
ことができる。したがつて、上記収納庫の開口部
1の面積を大きくすることなく、広い面積を有す
る回転棚3を収納本体2に組付けることができ
る。また、上記網状棚板9,10を分離した状態
で、開口部1から収納庫外に取り出すことによ
り、収納庫の内部を容易に清掃することができ
る。
なお、上記実施例では、回転棚3を構成する網
状棚板9,10が連結ピン11により着脱自在に
連結されるようになつているが、第5図に示すよ
うに、網状棚板9,10を蝶板31により折りた
たみ自在に連結し、バツクル材32で固定した構
造としてもよい。この第2実施例によると、上記
網状棚板9,10を折りたたんだ状態で狭い開口
部1から容易に出し入れすることができるととも
に、使用者が必要に応じて上記回転棚3の網状棚
板9に網状棚板10を折りたたんで積み重ねた状
態で掃除等を行なうことができるという利点があ
る。
また、上記実施例では、収納本体2の内壁面に
支持ローラ6を設けるとともに、回転棚3の周縁
部に上記支持ローラ6上に載置されるガイド部材
15を設けているが、支持ローラ6およびガイド
部材15の取付け位置を逆にしてもよい。すなわ
ち、回転棚3の周縁部に複数個の支持ローラを回
転自在に支持させるとともに、収納本体2の内壁
面に上記支持ローラが載置されるガイド部材を回
転棚3の回転軌道に沿つて設置した構造としても
よい。
また、本考案の物品収納庫は、台所のコーナ部
に設置される収納庫に限られず、下駄箱等その他
の収納庫として広く適用可能である。
(考案の効果) 以上説明したように本考案は、収納本体の内壁
面およびこの収納本体内に設置される回転棚の周
縁部の一方に設けられた複数個の支持ローラと、
その他方に設けられたガイド部材とによつて回転
棚を回転自在に支持するようにしたため、収納本
体を上下方向に貫通する支柱を設けることなく、
物品の出入に便利なように回転棚を回動変位させ
ることができる。したがつて、回転棚の上方空間
部を有効に利用して物品を載置することができる
とともに、回転棚の高さ調整や掃除が容易にな
り、流し台の下方に設置される物品収納庫として
も支障なく使用することができるという利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る物品収納庫の第1実施例
を示す分解斜視図、第2図は収納本体の構成を示
す平面断面図、第3図は回転棚の連結部を示す部
分正面図、第4図は回転棚の設置状態を示す断面
図、第5図は本考案の第2実施例に係る回転棚の
連結部を示す部分正面図、第6図は物品収納庫の
設置状態を示す斜視図である。 1……開口部、2……収納本体、3……回転
棚、6……支持ローラ、9,10……棚板、11
……連結ピン(連結部材)、31……蝶板(連結
部材)、15……ガイド部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 物品出入用の開口部が形成された収納本体と、
    この収納本体内に設置される回転棚とを備え、こ
    の回転棚を複数個に分割された棚板によつて構成
    するとともに、この棚板を連結部材によつて着脱
    自在に連結し、上記収納本体の内壁面もしくは回
    転棚の周縁部の一方に設けられた複数個の支持ロ
    ーラと、その他方に設けられたガイド部材とによ
    つて回転棚を回転自在に支持したことを特徴とす
    る物品収納庫。
JP1987170537U 1987-11-07 1987-11-07 Expired - Lifetime JPH0527866Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987170537U JPH0527866Y2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987170537U JPH0527866Y2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0174841U JPH0174841U (ja) 1989-05-22
JPH0527866Y2 true JPH0527866Y2 (ja) 1993-07-16

Family

ID=31461572

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JP1987170537U Expired - Lifetime JPH0527866Y2 (ja) 1987-11-07 1987-11-07

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4619844B2 (ja) * 2005-03-24 2011-01-26 福伸電機株式会社 キャビネット

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS516281U (ja) * 1974-06-28 1976-01-17

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JPS516281U (ja) * 1974-06-28 1976-01-17

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JPH0174841U (ja) 1989-05-22

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