JPH052749Y2 - - Google Patents

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JPH052749Y2
JPH052749Y2 JP1987153949U JP15394987U JPH052749Y2 JP H052749 Y2 JPH052749 Y2 JP H052749Y2 JP 1987153949 U JP1987153949 U JP 1987153949U JP 15394987 U JP15394987 U JP 15394987U JP H052749 Y2 JPH052749 Y2 JP H052749Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、コンクリート電柱の外周面にその電
柱の所有者等を表示するために取着けられる電柱
用銘板に関するものである。
[従来の技術] 従来、上記電柱用銘板として、まず実開昭59−
178674号に開示されるもの(以下第1従来技術と
いう。)がある。該電柱用銘板は所有者等を表示
する銘板に透孔を貫通し、この透孔に前面から止
着具のねじ棒を挿入してコンクリート電柱に埋設
された丸ナツトに螺締するようにしている。
また、電柱等の足場基礎ねじのねじ孔用盲栓と
して、実開昭59−100100号に開示されるもの(以
下第2従来技術という。)がある。該ねじ孔用盲
栓は、可撓性材料で形成され、直径が足場基礎ね
じの内径より若干大きく、一端に蓋部が備えられ
ると共に他端に小径部を設け、前記蓋部側外周の
複数個所には小径部方向に進むに従つて順次高さ
の低くなるテーパ状の凸条を軸方向に設けてな
り、小径部側からねじ孔用盲栓を電柱の足場基礎
ねじのねじ孔に押し込むようにしている。
更に、本考案とは利用分野が異なるが、設備ユ
ニツトのパネル接合装置として、実公昭56−
12326号公報のもの(以下第3従来例という。)が
ある。該設備ユニツトのパネル接合装置における
目地材は弾性を有する軟質の塩化ビニールにより
形成され、二本の脚部と基部とからなり、二本の
脚部間には中央に空間が設けられ、また両脚部は
先端で薄膜により連続している。更に、脚部の外
周には歯状部が設けられている。そして、断面が
〓形状をなし、両側の立上り部内面に歯状部を形
成した目地取付形材内に前記目地材を挿入し、両
歯状部を噛合させることにより目地材を装着する
ようにしている。
[考案が解決しようとする問題点] しかるに、前記第1従来技術によれば、銘板の
表面に止着具の頭部が露呈するため、銘板の表示
の邪魔になり、かつ止着具のねじ棒を締め付ける
ため非常に作業性が悪いという問題点が有つた。
また、第2従来技術によれば、可撓性材料で圧
縮成形されており、ねじ孔用盲栓は直径が足場基
礎ねじの内径より若干大きく、しかも外周には複
数の凸条が形成されているので、足場基礎ねじの
ねじ山がねじ孔用盲栓の外周面全体に接触してく
い込み、手では挿入しずらく、時にはハンマ等で
圧入する必要があることから作業が面倒であつ
た。
更に、第3従来技術によれば、目地材は弾性を
有する軟質の塩化ビニールにより形成され、二本
の脚部間に空間が設けられ、しかも両脚部先端は
薄膜により連続されているにすぎないので、弾性
が弱すぎ形くずれし易い。よつて挿入し易い反面
離脱も容易となり、本考案には利用できないもの
である。
そこで、本考案は、上記問題点に鑑みなされた
もので、挿入し易い作業が簡単となり、反面弾性
に優れ容易には離脱し得ない電柱用銘板を提供す
ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] かかる目的を達成するため、本考案の電柱用銘
板は、コンクリート電柱に埋設したナツトに係合
固定する電柱用銘板であつて、電柱の所有者等を
表示する板状の表示体と、この表示体の裏面に突
設され、前記ナツト内に遊嵌される大きさであつ
て、その胴部に先端に厚肉部を残して長孔を貫通
した係合軸部と、この係合軸部の胴部の長孔を挾
んで一対又は数対突設され、前記ナツトの谷部に
係合し、該谷部の深さに対し比較的長い爪片とか
らなり、上記表示体、係合軸部、爪片を硬質合成
樹脂の一体成形で形成した。
[作用] 電柱用銘板の係合軸部をナツトのねじ孔に挿通
させると、胴部の爪片とナツトのねじ山が衝突す
るが、胴部には長孔が穿設されているためばね作
用が働らき、爪片が長孔側に沈んでねじ山を乗り
越える。そして、表示体がコンクリート電柱に当
接した位置で爪片がナツトの谷部に係合して固定
される。しかも、胴部は保形性に優れ形くずれを
起こさず、元の状態を強固に保持して容易に離脱
されることを防止する。
[実施例] 以下に本考案の一実施例を図面と共に説明す
る。
電柱用銘板1の表示体2は、円形の板状をな
し、その表面に社章等電柱の所有者を表示する標
章3がシルク印刷される。
この表示体2の裏面には係合軸部4が突設され
ている。係合軸部4は、後述するナツト5内に遊
嵌される大きさであつて、その胴部4aに先端に
厚肉部4dを残して長孔4bを貫設して平面略U
字状に形成される。そしてさらに、係合軸部4の
胴部4aには、長孔4bを挾んで二対の爪片4
c,4c……が突設されている。この爪片4cは
ナツト5の谷部の深さに対し比較的長く形成され
ている。
以上表示体2、係合軸部4、爪片4cは例えば
アクリル系の硬質合成樹脂の一体成形にて形成さ
れる。
一方、上記電柱用銘板1を取付けるナツト5は
有底筒体の内周面に雌ねじを刻設してねじ孔5a
を形成したもので、その開口部がコンクリート電
柱Aの外周面に臨むように埋設されている。かか
るナツト5は、既存の足場ボルト用埋込みナツト
を利用するようにすれば経済的で都合がよい。
次に電柱用銘板1をナツト5に装着する場合に
つき説明する。
先ず、表示体2の標章3を正規な方向にして係
合軸部4をナツト5のねじ孔5aに差し込む。こ
のとき胴部4aの爪片4cとナツト5のねじ山が
衝突するが、胴部4aには長孔4bが穿設されて
いるためばね作用が働き、爪片4cが長孔4b側
に沈んでねじ山を乗り越え、手で押すのみで容易
に挿入できる。そして、表示体2がコンクリート
電柱に当接した位置で爪片4cがナツト5の谷部
に係合して固定される。この際、胴部4aは先端
に厚肉部4dを形成しているので、形くずれを起
こさず、その形状を強固に保持し、容易に抜脱す
ることはない。
なお、ナツト5はコンクリート電柱Aの外周面
から若干窪んだ状態にあるため装着された電柱用
銘板1がコンクリート電柱Aの外周に出張らな
い。このため電柱用銘板1を装着した状態でコン
クリート電柱Aを転がしても該電柱用銘板1が割
れるようなことがない。
[考案の効果] 以上のようにして固定された電柱用銘板1は、
胴部4cのばね作用によりナツト5のねじ孔5a
に強固に固定されるため、手で簡単に挿入でき、
逆に保形性に優れるため容易に抜脱できずいたず
らされ抜き取られるといつたことはない。また、
回転して標章3が逆さになるといつた虞れもな
い。
そして、表示体2の表面にねじ頭等がないため
表示機能を阻害する虞れもなく、かつ、ナツト5
に対して押し込むという単純作業で簡単に取付け
得るため作業性が飛躍的に向上する等の効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示すもので、第1図は
斜視図、第2図はコンクリート電柱に取付けた状
態を示す一部断面図である。 1……電柱用銘板、2……表示体、4……係合
軸部、4a……胴部、4b……長孔、4c,4c
……爪片、4d……厚肉部、5……ナツト、5a
……ねじ孔、A……コンクリート電柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 コンクリート電柱に埋設したナツトに係合固定
    する電柱用銘板であつて、 電柱の所有者等を表示する板状の表示体と、 この表示体の裏面に突設され、前記ナツト内に
    遊嵌される大きさであつて、その胴部に先端に厚
    肉部を残して長孔を貫通した係合軸部と、 この係合軸部の胴部の長孔を挾んで一対又は数
    対突設され、前記ナツトの谷部に係合し、該谷部
    の深さに対し比較的長い爪片とからなり、 上記表示体、係合軸部、爪片を硬質合成樹脂の
    一体成形で形成したことを特徴とする電柱用銘
    板。
JP1987153949U 1987-10-07 1987-10-07 Expired - Lifetime JPH052749Y2 (ja)

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JPS6457363U JPS6457363U (ja) 1989-04-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5612326U (ja) * 1979-06-08 1981-02-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59100100U (ja) * 1982-09-10 1984-07-06 株式会社愛洋産業 足場基礎ねじのねじ孔用盲栓
JPS59178674U (ja) * 1983-05-16 1984-11-29 日本コンクリ−ト工業株式会社 電柱標示銘板の取付構造

Patent Citations (1)

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JPS5612326U (ja) * 1979-06-08 1981-02-02

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JPS6457363U (ja) 1989-04-10

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