JPS6020815Y2 - プラグ - Google Patents
プラグInfo
- Publication number
- JPS6020815Y2 JPS6020815Y2 JP7472380U JP7472380U JPS6020815Y2 JP S6020815 Y2 JPS6020815 Y2 JP S6020815Y2 JP 7472380 U JP7472380 U JP 7472380U JP 7472380 U JP7472380 U JP 7472380U JP S6020815 Y2 JPS6020815 Y2 JP S6020815Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flange
- hole
- wall
- cylindrical body
- cylindrical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Dowels (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はボルト固定用のプラグに関する合板などの薄い
材料でできた壁面あるいは天井等に、棚あるいは吊具等
を取付ける場合、一般にボルト固定用のプラグを使用し
て、ボルトが抜は落ちるのを防ぐ手法が採られている。
材料でできた壁面あるいは天井等に、棚あるいは吊具等
を取付ける場合、一般にボルト固定用のプラグを使用し
て、ボルトが抜は落ちるのを防ぐ手法が採られている。
これらのプラグは通常、ボルトを締め付けることによっ
て取付けるべき板の背面で拡開、変形する部分を有し、
この部分とボルトの頭部との間で板を挟持するような構
造になっているため、薄板専用であって、肉厚は十分で
あるがボルトを固定するのには向かないといった壁面等
には使用できない不都合を有している。
て取付けるべき板の背面で拡開、変形する部分を有し、
この部分とボルトの頭部との間で板を挟持するような構
造になっているため、薄板専用であって、肉厚は十分で
あるがボルトを固定するのには向かないといった壁面等
には使用できない不都合を有している。
本考案はこような問題点に鑑み、取付けるべき壁面等の
肉厚如可にかかわらず、ボルトを強固に固定し得る簡単
なプラグを提供することを目的とするもので、以下に本
考案の詳細を図面に基づいて説明する。
肉厚如可にかかわらず、ボルトを強固に固定し得る簡単
なプラグを提供することを目的とするもので、以下に本
考案の詳細を図面に基づいて説明する。
第１図乃至第３図は本考案の一実施例を示しており、１
は内部にネジ孔２を備えた合成樹脂等からなる筒状本体
で、その一端にはフランジ３が、他端には後述する抜は
止め筒６の軸方向の移動を阻止する突縁４とその回動を
阻止する突起５が一体的に形成されている。
は内部にネジ孔２を備えた合成樹脂等からなる筒状本体
で、その一端にはフランジ３が、他端には後述する抜は
止め筒６の軸方向の移動を阻止する突縁４とその回動を
阻止する突起５が一体的に形成されている。
６は上述した抜は止め筒で、上記フランジ３と突縁４に
よって囲まれた筒状本体１の外周面を覆うよう、鋼板を
円筒状に曲成したものから戒っており、また、その表面
に、先の尖った多数の突片７、・・・・・・がフランジ
３に向けて千鳥状に切り起こされている。
よって囲まれた筒状本体１の外周面を覆うよう、鋼板を
円筒状に曲成したものから戒っており、また、その表面
に、先の尖った多数の突片７、・・・・・・がフランジ
３に向けて千鳥状に切り起こされている。
この突片７の形状は、第２図イに示すような左右対称形
でもよいが、第２図口に示すように尖頭部がネジの締め
付は方向に偏した鋸歯状にすることもできる。
でもよいが、第２図口に示すように尖頭部がネジの締め
付は方向に偏した鋸歯状にすることもできる。
なお、図中符号８は筒状本体１の突起５に係止する凹嵌
部を示している。
部を示している。
この実施例を使用するには、まず取付けるべき壁面に抜
は止め筒６の径より若干大きめの貫通孔ａを穿つ。
は止め筒６の径より若干大きめの貫通孔ａを穿つ。
ついでこの貫通孔ａ内に抜は止め筒６を被せた筒状本体
１を突縁４を先にして圧入すると、抜は止め筒６の表面
に突出した多数の突片７・・・・・・はそれぞれ、内側
に撓みつつ貫通孔ａ内を通過し、壁背面すに抜は出た点
で自己の弾性により次々に拡開してゆく。
１を突縁４を先にして圧入すると、抜は止め筒６の表面
に突出した多数の突片７・・・・・・はそれぞれ、内側
に撓みつつ貫通孔ａ内を通過し、壁背面すに抜は出た点
で自己の弾性により次々に拡開してゆく。
したがって、フランジ３が壁表面に当接するまでこの筒
状本体１を完全に押し込んだ状態では、貫通孔ａ内を抜
は出したばかりの突片７が拡開してその先端が壁背面す
に接触することとなって、筒状本体１をフランジ３とこ
の突片７により壁面に不動に固定する（第３図イ）。
状本体１を完全に押し込んだ状態では、貫通孔ａ内を抜
は出したばかりの突片７が拡開してその先端が壁背面す
に接触することとなって、筒状本体１をフランジ３とこ
の突片７により壁面に不動に固定する（第３図イ）。
最後に、ネジ孔２内に図示しないネジを螺合し、このネ
ジを介して棚等を固定するが、ネジに引抜き方向の力が
作用した場合には、壁背面ｂに接触している突片７と貫
通孔ａ内の突片７がそれぞれ壁背面すと貫通孔ａ内壁に
喰い込んで、筒状本体１の脱落を阻止する。
ジを介して棚等を固定するが、ネジに引抜き方向の力が
作用した場合には、壁背面ｂに接触している突片７と貫
通孔ａ内の突片７がそれぞれ壁背面すと貫通孔ａ内壁に
喰い込んで、筒状本体１の脱落を阻止する。
第３図口に示すように、壁の肉厚が大きい場合には、筒
状本体１の外周に突出した突片７の全てが貫通孔ａの内
壁面に喰い込み、さきと同様に筒状本体１の脱落を阻止
する。
状本体１の外周に突出した突片７の全てが貫通孔ａの内
壁面に喰い込み、さきと同様に筒状本体１の脱落を阻止
する。
第４図に示したものは本考案の別の実施例であり、ここ
に使用される合成樹脂製の筒状本体１′には先細りのテ
ーパ一孔２′と切割り９が設けられており、これに抜は
止め筒６を被せて貫通孔ａ内に挿入し左後、テーパ一孔
２′内にネジ１０を切り込んでゆくと、筒状本体１′の
先方は拡開し抜は止め筒６表面から突出している突片７
・・・・・・を貫通孔ａの内壁等に強固に喰い込ませる
。
に使用される合成樹脂製の筒状本体１′には先細りのテ
ーパ一孔２′と切割り９が設けられており、これに抜は
止め筒６を被せて貫通孔ａ内に挿入し左後、テーパ一孔
２′内にネジ１０を切り込んでゆくと、筒状本体１′の
先方は拡開し抜は止め筒６表面から突出している突片７
・・・・・・を貫通孔ａの内壁等に強固に喰い込ませる
。
以上述べたように本考案によれば、鋼板からなる抜は止
め筒の表面に多数の突片をフランジ方向に切起こし形成
したものであるから、壁面等の貫通孔への圧入が容易で
、しかもこれらを抜は止め筒の表面に千鳥状に配設しで
あるため、一旦圧入すれば、板厚の如可にかかわらず、
これらの尖頭部が貫通孔あるいは壁背面に喰い込むこと
になって筒状本体は完全に固定される。
め筒の表面に多数の突片をフランジ方向に切起こし形成
したものであるから、壁面等の貫通孔への圧入が容易で
、しかもこれらを抜は止め筒の表面に千鳥状に配設しで
あるため、一旦圧入すれば、板厚の如可にかかわらず、
これらの尖頭部が貫通孔あるいは壁背面に喰い込むこと
になって筒状本体は完全に固定される。
また、ボルトよりはるかに表面積の大きな抜は止め筒と
貫通孔との間で固定作用がもたらされるため、単位面積
当りの荷重は少なく、したがって例えば肉厚は十分であ
るがボルト固定には適さないといった壁材等への取付け
も確実に行うことができ、さらに、このプラグは外形の
単純な筒状本体と鋼板からなる抜は止め筒によって構成
できるため、製品を安価に市場に提供できるなど、ボル
ト固定用のプラグとして優れた効果を奏する。
貫通孔との間で固定作用がもたらされるため、単位面積
当りの荷重は少なく、したがって例えば肉厚は十分であ
るがボルト固定には適さないといった壁材等への取付け
も確実に行うことができ、さらに、このプラグは外形の
単純な筒状本体と鋼板からなる抜は止め筒によって構成
できるため、製品を安価に市場に提供できるなど、ボル
ト固定用のプラグとして優れた効果を奏する。
第１図は本考案の一実施例を示す装置の分解斜視図、第
２図イ、町ま同上装置の断面図、第３図イ９口は同上装
置の取付は状態を示す説明図、第４図イ９口は本考案の
他の実施例を示す装置の側面図と取付は状態を示す説明
図である。 １・・・・・・筒状本体、２・・・・・・ネジ孔、３・
・・・・・フランジ、４・・・・・・突縁、６・・・・
・・抜は止め筒、７・曲・突片。
２図イ、町ま同上装置の断面図、第３図イ９口は同上装
置の取付は状態を示す説明図、第４図イ９口は本考案の
他の実施例を示す装置の側面図と取付は状態を示す説明
図である。 １・・・・・・筒状本体、２・・・・・・ネジ孔、３・
・・・・・フランジ、４・・・・・・突縁、６・・・・
・・抜は止め筒、７・曲・突片。
Claims (1)
- 中心にボルト固定用の螺合孔を有する筒体本体の両端部
にフランジと係止突縁と一体に形成するとともに、上記
フランジと突縁によって囲まれた外周面に、表面に先の
尖った多数の突片を上記フランジに向けて千鳥状に切起
した鋼板よりなる円筒状の抜は止め筒を回動不能に被覆
してなるプラグ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472380U JPS6020815Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | プラグ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7472380U JPS6020815Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | プラグ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56174709U JPS56174709U (ja) | 1981-12-23 |
| JPS6020815Y2 true JPS6020815Y2 (ja) | 1985-06-21 |
Family
ID=29437419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7472380U Expired JPS6020815Y2 (ja) | 1980-05-29 | 1980-05-29 | プラグ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6020815Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-05-29 JP JP7472380U patent/JPS6020815Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56174709U (ja) | 1981-12-23 |
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